JP7235084B2 - 表示制御装置 - Google Patents

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本発明は、表示部に表示される画面の内容を制御する技術に関する。
特許文献1には、タッチパネルにタブ形式の待機画面を表示させ、タブを切り替えることによって処理実行用メニューの表示内容を切り替え可能な処理実行装置が記載されている。
特許文献1に記載の処理実行装置では、タブ毎に、特定の処理が登録されたボタンが複数配列され、ユーザによりいずれかのボタンが選択された場合、そのボタンに登録された処理が実行される。
特開2016-157232号公報
第1の課題は、タブ形式の画面においては、各タブに配置される、特定の処理が登録された複数のアイコンの配置状態を、ユーザが効率的にカスタマイズできると便利である、という課題である
第2の課題は、複数の画面において共通に表示されるアイコンを設定できると便利である、という課題である。
第1の課題に鑑みなされた、タブ形式の複数の画面にそれぞれ配置される複数のアイコンの配置状態を効率的にカスタマイズできるようにする実施形態が記載されている
第2の課題に鑑みなされた、複数の画面において共通に表示されるアイコンを設定できる実施形態が記載されている。
第1の課題に鑑みなされた、実施形態に例示される表示制御装置は、表示部と、入力部と、制御部とを備える。制御部は、タブ画面表示処理と、共通化受付処理と、共通配置処理とを実行する。
タブ画面表示処理は、タブ形式の複数のタブ画面のうち選択状態にある1つのタブ画面を表示部に表示させる処理である。前記複数のタブ画面はそれぞれ、特定の処理が対応付けられた複数のアイコンが配置される。
共通化受付処理は、表示部に表示されているタブ画面に配置されているアイコンに対する特定の共通化操作を入力部を介して受け付ける処理である。
共通配置処理は、共通化受付処理により共通化操作が受け付けられたアイコンと同じアイコンを、他の少なくとも1つのタブ画面に配置させる処理である。
このような構成の表示制御装置によれば、同じアイコンを他のタブ画面にも配置させたい場合、ユーザは、その配置させたいアイコンに対して共通化操作を行うことで、そのアイコンと同じアイコンを他のタブ画面にも配置させることができる。そのため、複数のタブ画面にそれぞれ配置される複数のアイコンの配置状態を効率的にカスタマイズすることができる。
第2の課題に鑑みなされた、実施形態に例示される表示制御装置は、複数の画面において共通に表示されるアイコンを設定できる構成となっている。
実施形態の画像処理装置の構成を示すブロック図である。 実施形態の画像処理装置の操作パネルを示す説明図である。 実施形態の待機画面を示す説明図である。 アイコンの共通化登録の手順を説明するための説明図である。 アイコンの共通化登録が行われた結果の一例を示す説明図である。 (a)は共通アイコンが登録される位置にすでに他のアイコンが登録されていた場合の登録例、(b)は共通アイコンが登録させるタブ画面にすでに同じアイコンが登録されていた場合の登録例、(c)は一旦仮登録をする場合の登録例、を示す説明図である。 (a)は使用頻度が低い共通アイコンの処理例、(b)は登録確認画面、(c)は削除問合せ画面、を示す説明図である。 共通アイコン登録処理の一部を示すフローチャートである。 共通アイコン登録処理の他の一部(図8の続き)を示すフローチャートである。 共通アイコン登録処理の他の一部(図8の続き)を示すフローチャートである。 共通アイコン登録処理の他の一部(図8の続き)を示すフローチャートである。 頻度監視処理を示すフローチャートである。 手動削除処理を示すフローチャートである。 共通アイコン登録処理を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
[実施形態]
(1)画像処理装置の構成
図1に示す本実施形態の画像処理装置10は、原稿の画像を読み取ってその読み取った画像の画像データを生成するスキャン機能、記録用紙への画像の印刷を行う印刷機能、スキャン機能により読み取った画像を印刷機能により記録用紙に印刷するコピー機能、ファクシミリデータの送受信を行うファクス機能など、規定の複数の機能を備えている。
画像処理装置10は、図1に示すように、制御部11と、記憶部12と、表示部13と、入力部14と、読取部15と、印刷部16と、メディアインタフェース部17と、第1通信部18と、第2通信部19とを備え、これらがバス20を介して相互に接続されている。なお、メディアインタフェース部のことを、以下「メディアI/F」と略称する。
制御部11はCPUを有する。記憶部12は、例えばROM、RAM、NVRAM、フラッシュメモリなどの半導体メモリを有する。即ち、画像処理装置10は、CPU及び半導体メモリを含むマイクロコンピュータを備えている。
制御部11は、非遷移的実体的記録媒体に格納されたプログラムを実行することにより各種機能を実現する。本実施形態では、記憶部12が、プログラムを格納した非遷移的実体的記録媒体に該当する。なお、制御部11により実現される各種機能は、プログラムの実行によって実現することに限るものではなく、その一部又は全部について、一つあるいは複数のハードウェアを用いて実現してもよい。
記憶部12には、後述する待機画面25(図2参照)を含む、表示部13に表示させる各種画面のデータが記憶されている。また、記憶部12には、上記各機能を実行するためのプログラムや、後述する図8~図14に示す各処理のプログラムも記憶されている。
表示部13は、例えば液晶ディスプレイや有機ELディスプレイなどの、画像を表示可能な表示デバイスを有する。
入力部14は、各種入力操作を受け付けるための入力用デバイスを有する。入力部14が有する入力用デバイスには、図2に示す電源ボタン5、テンキー6、戻りボタン7、ホ
ームボタン8、ストップボタン9、及びタッチパネル14aが含まれる。タッチパネル14aは、表示部13の表示デバイスにおける画像が表示される画像表示領域に配置される。
タッチパネル14aは、表示部13の画像表示領域に対する、指示体による接触又は近接による指示操作を検出可能である。即ち、タッチパネル14aは、表示部13の画像表示領域に対して指示体による指示操作が行われている場合に、その指示操作が行われている位置である指示位置を示す位置情報を出力可能に構成されている。本実施形態のタッチパネル14aは、指示体により指示操作が行われている間、位置情報を連続的又は周期的に出力するよう構成されている。
なお、タッチパネル14aは、指示操作として接触のみ検出可能な構成であってもよいし、近接のみ検出可能な構成であってもよいし、接触及び近接の両方を検出可能な構成であってもよい。
制御部11は、タッチパネル14aから出力される位置情報を取得し、その取得した位置情報に基づいて、指示体の指示操作の有無、指示操作が行われている場合における指示位置、指示操作が行われている場合における指示体による少なくとも一種類の特定の操作を検出することができる。
制御部11が検出可能な特定の操作としては、少なくとも、タップ操作がある。タップ操作は、指示体により指示操作が行われた後、同じ位置で指示体が離れる操作である。指示操作を行うことが可能な指示体の具体的態様は種々考えられ、例えば指先であってもよいし、スタイラスペンなどの特定の指示用デバイスであってもよい。
読取部15は、イメージセンサを備え、原稿の画像を読み取り、読み取った画像の画像データを生成する。印刷部16は、インクジェット技術や電子写真技術の印刷機構を有し、シート状の記録用紙に画像を印刷することが可能である。
メディアI/F17は、例えばUSBフラッシュメモリなどの、各種の記憶メディアが装着されるインタフェース部であり、装着された記憶メディアに対するデータの書き込み及び読み出しを制御する。
第1通信部18は、画像処理装置10をデータ通信用のネットワークに接続するための通信インタフェースである。第1通信部18は、例えば、有線LAN、無線LAN、インターネットなどの各種ネットワークの少なくとも1つに接続可能である。画像処理装置10は、第1通信部18を介して、パソコンやスマートフォン、タブレット端末などの各種情報処理装置と有線又は無線にてデータ通信可能であってもよい。また、画像処理装置10は、第1通信部18を介してインターネットに接続し、インターネットを介して他の各種サーバや各種情報処理装置などとデータ通信可能であってもよい。
第2通信部19は、通信回線150を通じて外部機器と通信を行うためのインタフェース部である。第2通信部19に接続される通信回線150は、本実施形態では例えば公衆電話網である。ファクス機能におけるファクシミリデータの送受信は、基本的には、第2通信部19を介して行われる。
(2)操作パネルの構成
画像処理装置10における、不図示の筐体の一側面には、図2に示す操作パネル3が設けられている。操作パネル3には、図2に示すように、電源ボタン5と、テンキー6と、戻りボタン7と、ホームボタン8と、ストップボタン9と、表示部13と、タッチパネル
14aとが設けられている。なお、図2に示されている表示部13は、詳しくは、表示部13が有する表示デバイスにおける画像表示領域を示している。この画像表示領域のほぼ全範囲にタッチパネル14aが重畳配置されている。
電源ボタン5は、画像処理装置10の電源をオン、オフさせるためにユーザにより操作されるハードキーである。電源ボタン5の押下により画像処理装置10に電源が投入されて画像処理装置10の動作が開始されると、制御部11は、特定の初期化処理を行った後、表示部13に待機画面25を表示させる。ユーザは、その待機画面25を起点として各種入力操作を行うことで、表示部13に表示させる画面を切り替えたり、各種設定を行ったり、各種機能を実行させたりすることができる。
テンキー6は、例えばファクシミリデータの送信先番号を入力するときやコピー機能におけるコピー部数を入力するときなど、主に数字を入力する際にユーザにより操作される、0~9までの各数字のハードキーを含む複数のハードキーの総称である。
戻りボタン7は、表示部13の画面を現在表示されている画面の直前に表示されていた画面に戻すためにユーザに操作されるハードキーである。ホームボタン8は、表示部13に待機画面25を表示させるためにユーザに操作されるハードキーである。ストップボタン9は、処理中の動作を停止させるためにユーザにより操作されるハードキーである。
(3)待機画面の説明
待機画面25は、複数のタブを有するタブ形式の画面である。複数のタブにはそれぞれ個別にタブ画面が対応付けられている。待機画面25には、複数のタブのうち選択状態にされている1つのタブに対応したタブ画面が表示される。待機画面25を表示させるために必要な各種情報や、待機画面25に対して入力部14を介して各種入力操作が行われた場合に実行すべき処理の内容に関する情報などは、記憶部12に記憶されている。
図2に示すように、待機画面25には、最大4つのタブが表示される。なお、本実施形態では、タブの総数Ntは、待機画面25に同時に表示可能なタブの最大数である4よりも多い。図2は、待機画面25に、第1タブ~第NtタブのNt個のタブのうち、第1タブ31、第2タブ32、第3タブ33及び第4タブ34が表示されている例を示している。
各タブには、それぞれ、当該タブの名称が表示される。選択状態にされているタブは、他のタブとは異なる態様で表示される。図2は、タブ名が「Smith」の第1タブ31が選択状態にされていて、第1タブ31が他のタブとは異なる態様で表示されている例を示している。
待機画面25には、第1タブ~第Ntタブの全Nt個のタブそれぞれに対応した第1タブ画面~第Ntタブ画面のうち、選択状態にされている1つのタブに対応したタブ画面が表示される。図2は、選択状態にされている第1タブ31に対応付けられている第1タブ画面50が表示されている例を示している。
各タブに対応付けられている各タブ画面は、複数のアイコンが配置された画面である。本実施形態では、1つのタブ画面に8個のアイコンが配置される。即ち、図2に示すように、第1タブ画面50には、第1アイコン51~第8アイコン58が配置される。各アイコンの具体的種類は、後述するように変更することができる。
各タブ画面に配置される各アイコンには、それぞれ、特定の処理が対応付けられている。ユーザによりいずれかのアイコンがタップされると、そのアイコンに対応付けられてい
る特定の処理が実行される。
待機画面25のタブ画面に配置可能なアイコンには、大きく分類すると、三種類のアイコンがある。具体的に、機能アイコンと、設定用アイコンと、未登録アイコンがある。機能アイコンは、画像処理装置10が有する上記規定の複数の機能のうち何れかの機能を実行させるための、その実行対象の機能が登録されたアイコンである。つまり、機能アイコンには、登録されている機能を実現させるための、その機能に対応した処理が対応付けられている。そして、機能アイコンがタップされると、対応付けられている機能に対応した処理が実行されることによって、登録されている機能が実現される。
設定用アイコンは、各種設定項目を設定するための、その設定対象の特定の項目あるいは複数の項目のリスト等が登録されたアイコンである。つまり、設定用アイコンには、各種設定項目を設定させるための特定の処理が対応付けられている。そして、設定用アイコンがタップされると、対応付けられている特定の処理が実行されることによって、各種設定項目の設定が実現される。
未登録アイコンは、特定の機能に対応した処理及び設定項目等が何ら登録されていないアイコンであり、ユーザによって任意の機能アイコン或いは設定用アイコンを新規に登録することが可能なアイコンである。つまり、未登録アイコンには、任意の機能の機能アイコン或いは任意の設定項目の設定用アイコンを新規に登録させるための、ユーザの入力操作を伴う特定の処理が対応付けられている。そして、未登録アイコンがタップされると、当該未登録アイコンに対応付けられている特定の処理が実行されることによって、機能アイコン或いは設定用アイコンとしての新規登録が実現される。
機能アイコンは、さらに、規定機能アイコンと、ショートカットアイコンとの二種類に分類される。規定機能アイコンは、画像処理装置10が有するスキャン機能、印刷機能、コピー機能、ファクス機能、ウェブサービス機能、便利ツール機能などの規定の複数の機能のうち何れかを実行させるための、その実行対象の規定の機能が登録されたアイコンである。規定機能アイコンに登録されている各種設定値は、予め決められたデフォルト値である。ただし、そのデフォルト値は、規定機能アイコンをタップして対応機能を実行させる際にユーザが確認、変更することができる。
ショートカットアイコンには、上記規定の複数の機能のうちいずれかをユーザが予め設定した特定の実行条件で実行させるショートカット機能が登録される。
規定機能アイコン及び設定用アイコンの少なくとも一方は、画像処理装置10の出荷時において、少なくとも1つのタブ画面において少なくとも1つ、予め配置されていてもよい。
ショートカットアイコンは、基本的には、画像処理装置10の出荷時から予め配置されているアイコンではなく、未登録アイコンに対してユーザが任意に登録操作を行うことによって、その未登録アイコンに代わって配置されるアイコンである。ただし、ショートカットアイコンも、画像処理装置10の出荷時において、少なくとも1つのタブ画面において少なくとも1つ、予め配置されていてもよい。
規定機能アイコンが、各設定値の初期値が予め決められているのに対し、ショートカットアイコンについては、ユーザ自ら、実行対象の機能、及びその機能をどのような設定値で実行させるか、などについて任意に設定、登録することができる。
なお、未登録アイコンに対しては、任意のショートカット機能を登録してショートカットアイコンとして登録できるほか、任意の機能を登録することにより規定機能アイコンと
して登録したり、任意の設定項目を登録することにより設定用アイコンとして登録したりすることもできる。
未登録アイコンが機能アイコン又は設定用アイコンとして登録された場合、当該未登録アイコンが配置されている位置には、当該未登録アイコンに代わって、登録された機能アイコン又は設定用アイコンが配置される。
図2に例示する、タブ名が「Smith」の第1タブ画面50においては、第1アイコン51はコピー機能のショートカットアイコンであり、第2アイコン52はスキャン機能のショートカットアイコンであり、第3アイコン53はファクス機能のショートカットアイコンである。第4アイコン54~第8アイコン58は未登録アイコンである。
待機画面25における、タブが表示される領域の両端近傍には、左ボタン26及び右ボタン27が表示される。Nt個のタブの左右方向の配列順は予め決められている。現在表示されている4つのタブよりも左側に他のタブが配列されている場合は、左ボタン26をタップすることによって、表示対象のタブを右側にスクロールさせることで、現在表示されている4つのタブよりも左側に配列されているタブを表示させることができる。逆に、現在表示されている4つのタブよりも右側に他のタブが配列されている場合は、右ボタン27をタップすることによって、表示対象のタブを左側にスクロールさせることで、現在表示されている4つのタブよりも右側に配列されているタブを表示させることができる。
現在選択状態にされているタブのタブ画面から、他のタブのタブ画面に切り替えたい場合は、例えば、切り替え先のタブをタップすればよい。現在選択状態のタブ以外のタブをタップすると、そのタップしたタブが選択状態にされて、待機画面25には、その新たに選択状態にされたタブに対応したタブ画面が表示される。
例えば、図3左上に示されているように、待機画面25に、第1タブ31に対応した第1タブ画面50が表示されているとする。この状態から、例えば、タブ名が「Ken」の第2タブ32をタップすると、図3右上に示すように、選択状態のタブが第1タブ31から第2タブ32に切り替わり、その切り替わり後の第2タブ32に対応した第2タブ画面60が表示される。
第2タブ画面60にも、第1アイコン61~第8アイコン68の8個のアイコンが表示される。第2タブ画面60において、第1アイコン61はコピー機能の規定機能アイコンであり、第2アイコン62はスキャン機能のショートカットアイコンであり、第3アイコン63は設定用アイコンである。第4アイコン64~第8アイコン68は未登録アイコンである。
(4)共通アイコン登録機能
次に、画像処理装置10が備える共通アイコン登録機能について説明する。共通アイコン登録機能とは、あるタブ画面に配置されているアイコンと同じアイコンを、簡単な操作で、他の少なくとも1つのタブ画面にも登録して配置させる機能である。共通アイコン登録機能は、制御部11が、記憶部12に格納されている図8~図11に示す共通アイコン登録処理を実行することにより実現される。
制御部11は、起動後、図8~図11に示す共通アイコン登録処理を実行する。制御部11は、共通アイコン登録処理を開始すると、S110で、表示部13に待機画面25を表示させる。S120では、表示されているタブ画面における何れかのアイコンがタップされたか否か判断する。なお、ここでいうタップには、いわゆる長押しと短押しの2種類がある。短押しとは、アイコンが指示体により指示された後、規定指示時間(例えば2秒
)が経過する前にアイコンから指示体が離れてアイコンが指示された状態が解除されることである。長押しとは、アイコンが指示体により指示された後、規定指示時間以上経過した後にアイコンから指示体が離れてアイコンが指示された状態が解除されることである。
S120で、アイコンがタップされていない場合は、S310(図9参照)に移行する。S310では、いずれかのタブが長押しされたか否か判断する。いずれかのタブが長押しされた場合は、S320に移行する。S320では、長押しされたタブに対応するタブ画面のアイコン一括登録モードを有効に設定する。アイコン一括登録モードは、タブ画面毎に個別に有効又は無効に設定される。各タブ画面のアイコン一括登録モードの初期値は、例えば無効である。
S330では、長押しされたタブのタブ色を変更する。即ち、アイコン一括登録モードが無効に設定されているタブとの違いを視覚的に識別できるようにする。なお、タブの色変更することに限定されるものではなく、例えば、タブの大きさを変えたり、タブに模様を付加したりするなどの、他の手法を採用してもよい。
図4左上の待機画面25は、複数のタブのうち、タブ名が「Ken」の第2タブ32と、タブ名が「Ray」の第4タブ34が、長押しされたことによってS330の処理によりタブ色が変更されている例を示している。S330の処理後は、S110に移行する。
S310で、いずれのタブも長押しされていない場合は、S340に移行する。S340では、操作パネル3に設けられているストップボタン9が押下されたか否か判断する。ストップボタン9が押下されていない場合はS110に移行する。ストップボタン9が押下された場合は、S350に移行する。
S350では、アイコン一括登録モードが有効に設定されているタブ画面があるか否か判断する。アイコン一括登録モードが有効に設定されているタブ画面がない場合はS110に移行する。アイコン一括登録モードが有効に設定されているタブ画面がある場合は、S360に移行する。
S360では、アイコン一括登録モードが有効に設定されているタブ画面に対し、アイコン一括登録モードを無効に設定する。さらに、S370で、S360でアイコン一括登録モードを無効に設定したタブ画面のタブ色をクリアする。即ち、S330で変更される前の元の色に戻す。S370の処理後はS110に移行する。
図8に戻り、S120でいずれかのアイコンがタップされた場合は、S130で、アイコンがタップされたときの具体的な操作内容が長押しであったか否か判断する。なお、S130以降の説明においては、S120でタップされたアイコンのことを「共通化元アイコン」とも称する。また、S130以降の説明においては、一例として、第1タブ画面50における第5アイコン55がタップされて共通化元アイコンになっていること、を想定して、適宜補足説明を行う。
S130で、長押しではない場合、即ち短押しであった場合は、S190に移行する。S190では、問合せ画面表示設定が有効に設定されているか否か判断する。
問合せ画面表示設定とは、アイコンが短押しされた場合に共通化問合せ画面85(図4下参照)を表示させるか否かの設定である。問合せ画面表示設定が無効に設定されている場合はアイコンが短押しされた場合に共通化問合せ画面85を表示させない。問合せ画面表示設定が有効に設定されている場合は、アイコンが短押しされたときにS200で共通化問合せ画面85を表示させる。
共通化問合せ画面85は、図4に示すように、ユーザに対し、短押しされた共通化元アイコンと同じアイコンを共通アイコンとして他のタブ画面にも登録するかどうかを問う画面である。ユーザは、共通化問合せ画面85を介して、短押しした共通化元アイコンと同じアイコンを他のタブ画面にも登録させるか否かを指定できる。
なお、共通化問合せ画面85には、非表示確認チェックボックス86が表示される。ユーザは、この非表示確認チェックボックス86をチェックすることで、次回以降再びアイコンを短押ししたときに共通化問合せ画面85が表示されないようにすることができる。
共通化問合せ画面85には、「はい」ボタンと「いいえ」ボタンが表示され、ユーザはいずれかのボタンをタップできる。何れかのボタンがタップされると、本処理はS210に進む。
S210では、問合せ画面表示の無効要求があるか否か、即ち、共通化問合せ画面85においていずれかのボタンがタップされたときに非表示確認チェックボックス86がチェックされていたか否か判断する。非表示確認チェックボックス86がチェックされていなかった場合、即ち問合せ画面表示の無効要求がない場合は、S230に移行する。非表示確認チェックボックス86がチェックされていた場合、即ち問合せ画面表示の無効要求がある場合は、S220に移行する。
S220では、問合せ画面表示設定を無効に設定する。これにより、次回S190の判断処理が行われた場合、S200には進まず、共通化問合せ画面85は表示されない。
S230では、短押しされた共通化元アイコンに対する、共通アイコンの登録の要求がなされているか否か、即ち共通化問合せ画面85において「はい」ボタンがタップされたか否か判断する。共通アイコンの登録の要求がなされていない場合、即ち「いいえ」ボタンがタップされた場合は、S240に移行する。
S240では、短押しされたアイコンが未登録アイコンであるか否か判断する。短押しされたアイコンが未登録アイコンである場合は、S250に移行する。S250では、現在表示されているタブ画面におけるその短押しされた未登録アイコンに対する、ショートカット機能の登録処理を行う。
ショートカット機能の登録処理は、例えば、まず図4右上に示す登録機能選択画面80を表示させて、登録させたい機能をユーザに選択させる。図4右上に示す登録機能選択画面80には、共通化登録メッセージ81が表示されている。この共通化登録メッセージ81は、これから新規登録するショートカットアイコンが共通アイコンとして他のタブ画面にも登録される場合に表示されるメッセージである。他のタブ画面に同じ共通アイコンが登録されない通常のショートカット登録の場合には、共通化登録メッセージ81は表示されない。ユーザは、登録機能選択画面80において、共通化登録メッセージ81が表示されているか否かを確認することで、通常のショートカット登録であるか否かを認識することができる。
登録機能選択画面80において機能が選択されたら、その選択された機能のショートカット機能を登録するための不図示の登録画面を表示させ、その登録画面に対してユーザにより入力される各種の新規登録操作に従って登録する。なお、不図示の登録画面においても、共通化登録メッセージ81が表示されてもよい。
S250の処理により、短押しされた未登録アイコンが、いずれかの機能のショートカットアイコンとして登録される。S250の処理後はS110に移行する。
S240で、短押しされたアイコンが未登録アイコンではない場合は、S260に進む
。S260では、短押しされたアイコンに対応付けられている機能を実行、即ちそのアイコンに対応付けられている特定の機能に対応した処理を実行する。S260の処理後は、S110に移行する。
S230で共通アイコンとしての登録の要求がなされた場合、及びS130で、長押しであった場合は、S140に移行する。S140では、タップされた共通化元アイコンが未登録アイコンであるか否か判断する。タップされた共通化元アイコンが未登録アイコンではない場合は、S170に移行する。タップされた共通化元アイコンが未登録アイコンである場合は、S150に移行する。
S150では、S250と同様に、現在表示されているタブ画面におけるそのタップされた未登録アイコンに対する、ショートカット機能の登録処理を行う。S160では、S150で登録されたショートカットアイコンに、共通マーク90を表示する。
図5左上は、共通化元アイコンである第5アイコン55がショートカットアイコンとして登録され、且つ共通マーク90が付加されている例を示している。この共通マーク90により、ユーザは、新規登録したショートカットアイコンが共通化元アイコンであること、即ちこのアイコンと同じアイコンが他の何れか1つ以上のタブ画面にも共通アイコンとして登録されていること、を視認できる。
S170では、各タブ画面のアイコン一括登録モードの設定値を取得する。その取得結果に基づき、S180では、アイコン一括登録モードが有効に設定されているタブ画面があるか否か判断する。アイコン一括登録モードが有効に設定されているタブ画面がない場合、即ちいずれのタブも長押しされることなくアイコンがタップされてS140以降の処理を経てS180の処理に至っている場合は、S410(図10参照)に移行する。
なお、S410に進んだ場合は、後述するS480で否定判定される場合を除き、原則的には、共通化元アイコンに対応したタブ画面以外の全てのタブ画面に、共通化元アイコンと同じアイコンが共通アイコンとして登録される。
S410では、各タブ画面のうち次のタブ画面のタブ情報を取得する。「次のタブ画面」とは、各タブ画面のうち、このS410でタブ情報をまだ取得していないタブ画面の1つである。また、ここで取得するタブ情報には、少なくとも、共通化元アイコンと同じアイコンが共通アイコンとして登録されているか否かを示す情報が含まれる。
S420では、S410で取得したタブ情報に基づき、共通化元アイコンが配置されているタブ画面以外の全てのタブ画面に対する同じ共通アイコンの登録処理が完了しているか否か判断する。まだ共通アイコンが登録されていないタブ画面がある場合は、S430に移行する。S430では、S410で取得したタブ情報に対応したタブ画面を処理対象として、その処理対象のタブ画面内に、共通化元アイコンと同じ内容のアイコンがすでに配置されているか否か判断する。なお、「同じ内容のアイコン」あるいは単に「同じアイコン」とは、登録されている処理の内容が同じであって、タップされたときに同じ処理が実行されるアイコンであることを意味する。
処理対象のタブ画面に共通化元アイコンと同じアイコンがすでにある場合は、S440に進む。S440では、その同じアイコンを共通アイコンとして設定し、共通マーク90を表示させる。S440の処理後は、S410に移行する。
S440の処理が実行される具体例を図6(b)を用いて説明する。処理対象のタブ画面が、タブ名が「Ken」の第2タブ画面60であるとする。そして、その第2タブ画面
60には、第8アイコン68として、すでに、共通化元アイコンと同じアイコンが登録されていたとする。このような場合、タブ名が「Ken」の第2タブ画面60には、共通化元アイコンと同じ第5アイコン65の位置に新たに同じアイコンは登録されず、既に第8アイコン68として登録されている同じアイコンが、共通化アイコンとして設定される。そして、その第8アイコン68に、共通マーク90が付加される。
S430で、処理対象のタブ画面に共通化元アイコンと同じアイコンがない場合は、S450に移行する。S450では、処理対象のタブ画面において共通化元アイコンと同じ登録場所が空いているかどうか、即ち共通化元アイコンと同じ位置のアイコンが未登録アイコンであるか否か判断する。判断する。共通化元アイコンと同じ登録場所が空いている場合は、S460に移行する。
S460では、その空いている同じ位置に、共通化元アイコンと同じアイコンを、共通アイコンとして登録する。さらにS470で、その登録した共通アイコンに共通マーク90を表示する。S470の処理後はS410に移行する。なお、図5右上は、タブ名が「Ken」の第2タブ画面60における共通化元アイコンと同じ第5アイコン65の位置に、S460~S470の処理によって、共通化元アイコンと同じアイコンが共通アイコンとして登録された状態を示している。
S450で、共通化元アイコンと同じ登録場所が空いていない場合は、S480に移行する。S480では、他に空いている場所があるか否か判断する。他に空いている場所がある場合は、S490に移行する。S490では、空いている場所の中で共通化元アイコンと同じ位置に一番近い場所に、共通化元アイコンと同じアイコンを共通アイコン登録する。S490の処理後はS470に移行し、共通マーク90を表示させる。
S480の処理が実行される具体例を図6(a)を用いて説明する。処理対象のタブ画面が、タブ名が「Ken」の第2タブ画面60であるとする。そして、その第2タブ画面60における、共通化元アイコンと同じ位置の第5アイコン65として、すでに別のアイコンが登録されていたとする。一方、第4アイコン64、第6アイコン66、第7アイコン67及び第8アイコン68は空いていたとする。このような場合、図6(a)に示すように、空いている4つのアイコンのうち、共通化元アイコンの位置に最も近い第6アイコン66に、共通アイコンが登録される。そして、第6アイコン66に共通マーク90が付加される。
S480で、他に空いている場所がない場合、即ち、例えば未登録アイコンが1つもなく全てのアイコンが機能アイコンまたは設定アイコンである場合は、S500に移行する。S500では、処理対象のタブ画面のタブ情報に、登録不可情報を付加する。登録不可情報は、空きがなかったことにより共通アイコンを登録できなかったことを示す情報である。S500の処理後はS410に移行する。
S420で、各タブ画面への共通アイコンの登録が完了している場合は、S510に移行する。S510では、各タブ画面の各タブ情報のうち、登録不可情報が付加されたタブ情報があるか否か判断する。登録不可情報が付加されたタブ情報がない場合は、S110に移行する。登録不可情報が付加されたタブ情報がある場合は、S520に移行する。
S520では、登録不可情報が付加されたタブ情報を有するタブ画面のタブ名を、例えば一定時間、表示する。つまり、ユーザに対し、共通アイコンを登録できなかったタブ画面があることを知らせる。S520の処理後はS110に移行する。
なお、共通アイコンを登録する場合、すぐに登録するのではなく、仮登録するようにし
てもよい。そして、共通アイコンが登録された後、共通アイコンが登録されたタブ画面が初めて表示されたときに、例えば図6(c)に示すように、共通アイコンとして本登録するかどうかを示す本登録確認画面95を表示させてもよい。そして、ユーザにより本登録が要求された場合に当該タブ画面に対して共通アイコンを本登録し、本登録が要求されなかった場合は登録を無効として登録しないようにしてもよい。
図8のS180で、アイコン一括登録モードが有効に設定されているタブ画面が1つ以上ある場合、即ちアイコンがタップされる前にいずれか1つ以上のタブが長押しされて対応するタブ画面のアイコン一括登録モードが有効に設定されている場合は、S610(図11参照)に移行する。
S610では、アイコン一括登録モードが有効に設定されているタブ画面のうち次のタブ画面のタブ情報を取得する。ここでいう「次のタブ画面」とは、アイコン一括登録モードが有効に設定されているタブ画面のうち、このS610でタブ情報をまだ取得していないタブ画面の1つである。ここで取得するタブ情報は、S410(図10参照)で取得するタブ情報と同じである。
S620では、S610で取得したタブ情報に基づき、アイコン一括登録モードが有効に設定されている全てのタブ画面に対する、共通化元アイコンと同じ共通アイコンの登録処理が完了しているか否か判断する。まだ共通アイコンが登録されていないタブ画面がある場合は、S630に移行する。S630以降の処理、即ちS630~S700の各処理は、図10におけるS430~S500の各処理と基本的に同じであるため、S630~S700の処理の説明は省略する。
S620で、アイコン一括登録モードが有効に設定されている全てのタブ画面に対する共通アイコンの登録処理が完了している場合は、S710に移行する。S710では、全てのタブ画面のアイコン一括登録モードを無効に設定し、S720に移行する。S720及びS730の処理は、図10におけるS510及びS520の処理と同じであるため、説明を省略する。
(5)頻度監視処理
次に、図12の頻度監視処理について説明する。頻度監視処理は、共通アイコン登録処理によって共通アイコンが登録されたものの、その共通アイコンの使用頻度が低い場合に、特定の低頻度処理を実行するように構成された処理である。
制御部11は、起動後、図12に示す頻度監視処理を実行する。制御部11は、頻度監視処理を開始すると、S810で、表示部13に待機画面25を表示させる。なお、このS810は、実質的には図8のS110と同じ処理であり、実際には図8の共通アイコン登録処理において行われる処理であるが、説明の便宜上、図12の頻度監視処理においても記載している。後述する図13のS910及び図14のS1010も同様である。
S820では、共通マークが付加されたアイコン、即ち共通アイコンが押下されたか否か判断する。共通マークが付加された共通アイコンが押下された場合は、S860で、その押下された共通アイコンのカウント値をクリアして、S810に移行する。このカウント値は、当該共通アイコンの使用頻度を示す指標であり、カウント値が大きいほど使用頻度が低いことを意味する。
S820で、共通アイコンが押下されていない場合は、S830に移行する。S830では、各共通アイコンのカウント値をインクリメントする。S840では、カウント値が規定の未使用時間以上となった共通アイコンがあるか否か判断する。カウント値が規定の
未使用時間以上となった共通アイコンがない場合は、S810に移行する。カウント値が規定の未使用時間以上となった共通アイコンがある場合は、S850に移行する。
S850では、カウント値が規定の未使用時間以上となった共通アイコンに対する低頻度処理を行う。低頻度処理の内容は適宜決めてよく、例えば、当該共通アイコンを削除して未登録アイコンにしてもよい。また例えば、図7(a)に例示するように、共通アイコンのサイズを縮小して表示させ、使用頻度が低いことをユーザが視認できるようにしてもよい。
図7(a)に例示するように縮小表示した場合、その後、その共通アイコンが使用された場合は再び元のサイズに戻してもよい。或いは、その共通アイコンが使用された場合、その共通アイコンを残すかどうかをユーザに問合せ、ユーザからの指示に応じて、残すか或いは削除するようにしてもよい。また、縮小表示された後も一定期間使用されなかった場合は、その共通アイコンを削除するようにしてもよい。
なお、使用頻度が低い共通アイコンを整理するという観点とは逆に、共通アイコンではないアイコンの中で使用頻度が高いアイコンがある場合は、その使用頻度が高いアイコンを共通アイコンとして登録できるようにしてもよい。例えば、あるアイコンの使用頻度が高くなった場合、図7(b)に示す登録確認画面120を表示させてもよい。そして、ユーザは、登録確認画面120を介して、該当するアイコンを他の全てのタブに共通アイコンとして登録させるか、共通アイコンとして登録させたいタブ画面をユーザ自身が選択して登録させるか、若しくは共通アイコンとして登録させないか、を選択でき、選択した内容に応じた処理を実行させることができてもよい。
(6)手動削除処理
次に、図13の手動削除処理について説明する。手動削除処理は、登録されている共通アイコンをユーザが任意に削除することが可能な処理である。制御部11は、起動後、図13に示す手動削除処理を実行する。
制御部11は、手動削除処理を開始すると、S910で、表示部13に待機画面25を表示させる。S920で、共通アイコンが長押しされたか否か判断する。共通アイコンが長押しされていない場合はS910に移行する。共通アイコンが長押しされた場合はS930に移行する。
S930では、図7(c)に例示する削除問合せ画面110を表示させる。削除問合せ画面110には、全タブボタン111、個人タブボタン112、及びキャンセルボタン113が表示される。
S940では、削除問合せ画面110に表示された3つのボタン111~113のうちどれがユーザにより押下されたか判断する。キャンセルボタン113が押下された場合は、S910に移行する。全タブボタン111が押下された場合は、S950に移行する。S950では、同じ共通アイコンが登録されている他の全てのタブ画面から、当該同じ共通アイコンを削除する。S940で、個人タブボタン112が押下された場合は、S960に移行する。S960では、現在表示されているタブ画面の共通アイコン、即ちユーザにより長押しされた共通アイコンのみ、削除する。
(7)実施形態の効果
以上説明した実施形態によれば、以下の(a)~(f)の効果を奏する。
(a)ユーザは、あるタブ画面のアイコンと同じアイコンを他のタブ画面にも共通アイコンとして登録したい場合、特定の共通化操作を行うことによって、共通アイコンを容易
に登録できる。
そのため、ユーザは、複数のタブ画面にそれぞれ配置される複数のアイコンの配置状態を効率的にカスタマイズすることができる。
(b)共通アイコンの登録は、共通化元アイコンを長押しするという容易な共通化操作によって可能である。
また、アイコンを短押しした場合も、共通アイコンとしての登録を望むか否かの共通化問合せ画面85(図4参照)を表示させて、必要に応じて共通アイコンの登録に進めることができる。逆に、アイコンが短押しされた場合に共通化問合せ画面85が表示されないように設定することもできる。
(c)未登録アイコンに対して共通化操作が行われた場合、まずはその未登録アイコンに対するショートカットアイコンの登録処理が行われ、そのショートカットアイコンが他のタブ画面に共通アイコンとして登録される。そのため、ユーザは、ショートカットアイコンを新規登録する際に共通アイコンとしての登録まで効率的に行うことができる。
(d)共通アイコンの登録先のタブ画面に既に同じアイコンが登録されている場合は、新たに同じ共通アイコンは登録されず、既に登録されている同じアイコンが共通アイコンに設定される。そのため、1つのタブ画面に同じアイコンが複数発生することが抑制される。
(e)ユーザは、タブを長押しすることで、共通アイコンを登録させるタブ画面を任意に選択することができる。そのため、各タブ画面のアイコンのカスタマイズを、より効率的に行うことができる。
(f)共通アイコンは、基本的には、共通化元アイコンの位置と同じ位置に登録される。さらに、共通アイコンに対しては、共通マーク90が付加される。そのため、ユーザは、配置されているアイコンが登録アイコンであるか否かを容易に認識でき、ユーザの使い勝手が向上される。
なお、本実施形態において、画像処理装置10は本発明の表示制御装置の一例に相当する。S110の処理は本発明のタブ画面表示処理の一例に相当する。S130、S230の処理は本発明の共通化受付処理の一例に相当する。S460,S490,S660,S690の処理は本発明の共通配置処理の一例に相当する。S200の処理は本発明の共通化問合せ処理の一例に相当する。S150,S250の処理は本発明の新規登録処理の一例に相当する。S310,S320の処理は本発明の他タブ選択処理の一例に相当する。S470,S670の処理は本発明の共通化画像表示処理の一例に相当する。
[他の実施形態]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されることなく、種々変形して実施することができる。
(1)共通アイコンを登録させたいアイコンの種類に応じて、共通アイコン登録の手順が異なっていてもよい。例えば、共通アイコンを登録させたいアイコンが規定機能アイコンであるかそれともショートカットアイコンであるかに応じて、異なる登録手順を採用してもよい。具体的な処理例として、図14の共通アイコン登録処理を例示する。図14の共通アイコン登録処理は、長押しされたアイコンが規定機能アイコンかそれともショートカットアイコンかに応じて異なる手順で共通アイコンの登録を行う処理である。
制御部11は、共通アイコン登録処理を開始すると、S1010で、表示部13に待機画面25を表示させる。S1020で、共通アイコンを除く、規定機能アイコン又はショートカットアイコンが長押しされたか否か判断する。規定機能アイコン及びショートカットアイコンのいずれも長押しされていない場合はS1010に移行する。規定機能アイコン又はショートカットアイコンが長押しされた場合はS1030に移行する。
S1030では、長押しされたアイコンが規定機能アイコン及びショートカットアイコンのどちらであるか判断する。長押しされたアイコンが規定機能アイコンである場合は、S1040に移行する。S1040では、長押しされた規定機能アイコンと同じアイコンを、他の全てのタブ画面における同じ位置に、共通アイコンとして登録し、S1010に移行する。
S1030で、長押しされたアイコンがショートカットアイコンである場合は、S1050に移行する。S1050では、登録タブ問合せ画面を表示させる。登録タブ問合せ画面は、長押しされたショートカットアイコンを他の全てのタブに共通アイコンとして登録させるか、共通アイコンとして登録させたいタブ画面をユーザ自身が選択して登録させるか、若しくは共通アイコンとして登録させないか、を選択できる画面であり、例えば図7(b)に示した登録確認画面120と類似の画面である。
S1060では、登録タブ問合せ画面に対するユーザの選択内容を判断する。ユーザにより、他の全てのタブに共通アイコンとして登録させることが選択された場合は、S1040に移行する。ユーザにより、キャンセル、即ち共通アイコンとして登録させないことが選択された場合は、S1010に移行する。ユーザにより、共通アイコンとして登録させたいタブ画面をユーザ自身が選択することが選択された場合は、S1070に移行する。
S1070では、タブ選択画面を表示させる。タブ選択画面は、共通アイコンを登録させたいタブ画面を選択させるための画面である。ユーザは、タブ選択画面を介して、共通アイコンを登録させたいタブ画面を選択できる。
S1080では、ユーザによるタブ画面の選択が完了したか否か判断する。タブ画面の選択が完了していない場合はS1070に移行する。タブ画面の選択が完了した場合は、S1090に移行する。S1090では、選択された他部画面に共通アイコンを登録し、S1010に移行する。
(2)タブ画面の具体的構成は、適宜決めてよい。即ち、1つのタブ画面に配置可能なアイコンの数は8個以外であってもよい。また、タブ画面内においてアイコンをどのように配置するか、また各アイコンをどのような形状にするか、などについては適宜決めてよい。
(3)本発明は、上記実施形態の画像処理装置10以外の各種の表示制御装置に対して適用可能である。
(4)上記実施形態における1つの構成要素が有する複数の機能を、複数の構成要素によって実現したり、1つの構成要素が有する1つの機能を、複数の構成要素によって実現したりしてもよい。また、複数の構成要素が有する複数の機能を、1つの構成要素によって実現したり、複数の構成要素によって実現される1つの機能を、1つの構成要素によって実現したりしてもよい。また、上記実施形態の構成の一部を省略してもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加又は置換してもよい。なお、特許請求の範囲に記載した文言から特定される技術思想に含まれるあらゆる態様が本発明の実施形態である。
9…ストップボタン、10…画像処理装置、11…制御部、12…記憶部、13…表示部、14…入力部、14a…タッチパネル、15…読取部、16…印刷部、17…メディアインタフェース部、25…待機画面、31~34…タブ、50,60,70…タブ画面、51~58,61~68,71~78…アイコン、80…登録機能選択画面、85…共通化問合せ画面、86…非表示確認チェックボックス、90…共通マーク、95…本登録確認画面、110…削除問合せ画面、111…全タブボタン、112…個人タブボタン、113…キャンセルボタン、120…登録確認画面。

Claims (3)

  1. 表示部と、
    入力部と、
    制御部と、
    を備えた表示制御装置であって、
    前記制御部は、
    複数の画面のうち選択状態にある1つの画面を前記表示部に表示させる画面表示処理であって、前記複数の画面はそれぞれ特定の処理が対応付けられた複数のアイコンが配置される、前記画面表示処理と、
    前記表示部に表示されている前記画面に配置されている前記アイコンに関する操作であるアイコン関連操作を前記入力部を介して受け付ける操作受付処理と、
    前記操作受付処理により受け付けられた前記アイコン関連操作に応じてアイコンの配置を行う配置処理と、
    を実行し、
    前記制御部は、前記操作受付処理において、前記表示部に表示されている前記アイコンのうちの第1アイコンを対象とした前記アイコン関連操作のうちの、前記入力部を介して前記第1アイコンを規定時間以上継続して指示する操作である長押しを含む第1操作を受け付けた場合、前記配置処理において、前記第1アイコンと同じアイコンを他の前記画面に配置させ、
    前記制御部は、前記操作受付処理において、前記第1アイコンを対象とした、前記アイコン関連操作のうちの、前記長押しを含まない第2操作を受け付けた場合、問合せ画面を表示させ、前記問合せ画面に対する第3操作を受け付けた場合に、前記配置処理において、前記第1アイコンと同じアイコンを他の前記画面に配置させる、
    表示制御装置。
  2. 請求項1に記載の表示制御装置であって、
    前記制御部は、前記第1アイコンへの前記長押しを受け付けた場合、前記問合せ画面を表示させることなく、前記配置処理において前記第1アイコンと同じアイコンを他の前記画面に配置させる、
    表示制御装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の表示制御装置であって、
    前記制御部は、さらに、
    前記他の前記画面の選択操作を前記入力部を介して受け付ける他画面受付処理、
    を実行し、
    前記制御部は、前記配置処理において、前記他画面受付処理によって前記選択操作が受け付けられた前記他の前記画面に対して前記同じアイコンを配置させる、
    表示制御装置。
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