JP7234610B2 - コイル部品 - Google Patents

コイル部品 Download PDF

Info

Publication number
JP7234610B2
JP7234610B2 JP2018225165A JP2018225165A JP7234610B2 JP 7234610 B2 JP7234610 B2 JP 7234610B2 JP 2018225165 A JP2018225165 A JP 2018225165A JP 2018225165 A JP2018225165 A JP 2018225165A JP 7234610 B2 JP7234610 B2 JP 7234610B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
conductor layer
conductor
layer
pattern
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018225165A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020088330A (ja
Inventor
朋永 西川
浩司 川村
謙一 比蓮▲崎▼
瑠偉 佐久間
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TDK Corp
Original Assignee
TDK Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TDK Corp filed Critical TDK Corp
Priority to JP2018225165A priority Critical patent/JP7234610B2/ja
Publication of JP2020088330A publication Critical patent/JP2020088330A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7234610B2 publication Critical patent/JP7234610B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明はコイル部品に関し、特に、スパイラル状に巻回されたコイルパターン及びコイルパターンの外側に配置された接続パターンを有する複数の導体層を備えたコイル部品に関する。
特許文献1には、スパイラル状に巻回されたコイルパターン及びコイルパターンの外側に配置された接続パターンを有する複数の導体層を備えたコイル部品が開示されている。特許文献1に記載されているように、接続パターンは平面視でチップの角部に配置されており、これによりコイルパターンと接続パターンの干渉が防止されている。
特許文献1に記載されたコイル部品においては、最上層の導体層を覆う絶縁層に開口部が設けられており、開口部を介して最上層の接続パターンが端子電極に接続されている。
特開2017-79216号公報
接続パターンと端子電極の接続をより確実なものとするためには、絶縁層に設けられた開口部の面積を十分に確保する必要があるが、そのためには接続パターンのサイズを大きくしなければならない。しかしながら、接続パターンのサイズを大きくすると、その分、コイルパターンのターン数が減少することから、インダクタンスが低下するという問題があった。このように、コイルパターンのターン数と絶縁層に設けられた開口部の面積は、トレードオフの関係にあるため、コイルパターンのターン数と絶縁層に設けられた開口部の面積の両方を十分に確保することは困難であった。
本発明は、このような課題を解決するものであり、スパイラル状に巻回されたコイルパターン及びコイルパターンの外側に配置された接続パターンを有する複数の導体層を備えたコイル部品において、コイルパターンのターン数と絶縁層に設けられた開口部の面積の両方を確保することを目的とする。
本発明によるコイル部品は、スパイラル状に巻回されたコイルパターン及びコイルパターンの外側に配置された第1の接続パターンをそれぞれ含み、コイル軸方向に積層された複数の導体層であって、最上層に位置する第1の導体層及び第1の導体層よりも下層に位置する第2の導体層を含む複数の導体層と、第1の導体層を覆う絶縁層と、絶縁層に形成された第1の開口部を介して、第1の導体層に含まれる第1の接続パターンに接続された第1の端子電極とを備え、複数の導体層にそれぞれ含まれるコイルパターンは、互いに接続されることにより一端及び他端を有するコイルを構成し、複数の導体層にそれぞれ含まれる第1の接続パターンは、コイルの一端に共通に接続され、第1の導体層に含まれるコイルパターンは、第2の導体層に含まれるコイルパターンよりもターン数が少なく、第1の導体層に含まれる第1の接続パターンは、第2の導体層に含まれる第1の接続パターンよりも面積が大きいことを特徴とする。
本発明によれば、最上層に位置する第1の導体層においてコイルパターンのターン数を少なくし、その分、第1の接続パターンの面積を拡大していることから、コイルパターンのターン数と絶縁層に設けられた第1の開口部の面積の両方を確保することが可能となる。
本発明によるコイル部品は、第1の導体層に含まれる第1の接続パターンと第1の端子電極の間に設けられた第1のバンプ電極と、第1のバンプ電極を取り囲むよう、絶縁層上に設けられた磁性樹脂層とをさらに備え、第1のバンプ電極の下面は、第1の開口部を介して第1の導体層に含まれる第1の接続パターンと接し、第1のバンプ電極の上面は、第1の端子電極と接し、第1の端子電極は、コイル軸方向から見てコイルパターンと重なるよう、磁性樹脂層上に設けられていても構わない。これによれば、磁性樹脂層によってコイル部品の磁気特性を高めることが可能となる。しかも、第1の端子電極は磁性樹脂層上に設けられていることから、第1の端子電極の面積を拡大しても、磁性樹脂層のボリュームが減少することもない。
本発明において、第1の導体層に含まれる第1の接続パターンは、コイル軸方向から見て、第2の導体層に含まれるコイルパターンと重なりを有していても構わない。これによれば、第1の導体層に含まれる第1の接続パターンの面積をより大きく確保することが可能となる。
本発明によるコイル部品は、第2の端子電極をさらに備え、第1の導体層は、コイルの他端に接続された第2の接続パターンをさらに含み、第2の端子電極は、絶縁層に形成された第2の開口部を介して第2の接続パターンに接続され、第2の接続パターンは、コイル軸方向から見て、第2の導体層に含まれるコイルパターンと重なりを有していても構わない。これによれば、第1の導体層に含まれる第2の接続パターンの面積をより大きく確保することが可能となる。
本発明において、複数の導体層は、コイル軸の中心から見て一方側に位置する第1のエリアと、コイル軸の中心から見て他方側に位置する第2のエリアとを有し、第1及び第2の接続パターンは、いずれも第2のエリアに位置し、第1のエリアにおいては、第1の導体層に含まれるコイルパターンの本数と第2の導体層に含まれるコイルパターンの本数が等しく、第2のエリアにおいては、第1の導体層に含まれるコイルパターンの本数が第2の導体層に含まれるコイルパターンの本数よりも1本少なくても構わない。これによれば、第1の導体層におけるコイルパターンのターン数の減少が0.5ターンに抑えられることから、十分なインダクタンスを確保することが可能となる。
このように、本発明によれば、スパイラル状に巻回されたコイルパターン及びコイルパターンの外側に配置された接続パターンを有する複数の導体層を備えたコイル部品において、コイルパターンのターン数と絶縁層に設けられた開口部の面積の両方を確保することが可能となる。
図1は、本発明の一実施形態によるコイル部品10の外観を示す略斜視図である。 図2は、コイル部品10の外観を示す略分解断面図である。 図3は、素体20の内部に形成される複数の導体層のパターン形状を示す展開図である。 図4(a)は図3に示すA-A線に沿った略断面図であり、図4(b)は図3に示すB-B線に沿った略断面図である。 図5は、最上層に位置する導体層L4とバンプ導体B1,B2及び端子電極E1,E2との位置関係を示す略平面図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の好ましい実施形態について詳細に説明する。
図1及び図2は、それぞれ本発明の一実施形態によるコイル部品10の外観を示す略斜視図及び略分解断面図である。
図1及び図2に示すように、本実施形態によるコイル部品10は、略直方体形状の素体20を有しており、素体20の一方のxy面に2つの端子電極E1,E2が形成されている。端子電極E1,E2が形成されたxy面は、コイル部品10の作製時において上面側に位置するが、コイル部品10を回路基板に搭載する際には、回路基板と向かい合う実装面として用いられる。その他の面には端子電極は露出していない。
図2に示すように、端子電極E1,E2の下部には、それぞれバンプ導体B1,B2が設けられている。バンプ導体B1,B2は、素体20の内部に形成されるコイルの一端及び他端にそれぞれ接続される。これにより、端子電極E1,E2は、バンプ導体B1,B2を介して素体20の内部に形成されるコイルの一端及び他端に接続されることになる。端子電極E1,E2はバンプ導体B1,B2よりも面積が大きく、略矩形状を有している。これに対し、バンプ導体B1,B2の平面形状は略三角形である。
図3は、素体20の内部に形成される複数の導体層のパターン形状を示す展開図である。
図3に示すように、素体20の内部には、導体層L1~L4からなる4層の導体層が形成されている。このうち、導体層L1は最下層に位置する導体層であり、コイル部品10の作製時においては最初に形成される導体層である。また、導体層L4は最上層に位置する導体層であり、コイル部品10の作製時においては最後に形成される導体層である。
導体層L1~L4は、いずれもコイルパターンとコイルパターンの外側に位置する接続パターンを有している。まず、最下層に位置する導体層L1は、コイルパターンC1と接続パターンP11,P12を有しており、コイルパターンC1の外周端が接続パターンP11に接続されている。接続パターンP12はコイルパターンC1から分離されている。2層目に位置する導体層L2は、コイルパターンC2と接続パターンP21,P22を有しており、接続パターンP21,P22は、いずれも導体層L2内においてコイルパターンC2から分離されている。3層目に位置する導体層L3は、コイルパターンC3と接続パターンP31,P32を有しており、接続パターンP31,P32は、いずれも導体層L3内においてコイルパターンC3から分離されている。最上層に位置する導体層L4は、コイルパターンC4と接続パターンP41,P42を有しており、コイルパターンC4の外周端が接続パターンP42に接続されている。接続パターンP41は、導体層L4内においてコイルパターンC4から分離されている。
本実施形態においては、コイルパターンC1~C4の形状が楕円形であり、コイルパターンC1~C4と干渉しない素体20の角部に接続パターンP11,P12,P21,P22,P31,P32,P41,P42が配置されている。但し、本発明においてコイルパターンC1~C4が楕円形であることは必須でなく、例えば円形であっても構わない。
コイルパターンC1の内周端は、ビア導体T1を介してコイルパターンC2の内周端に接続される。コイルパターンC2の外周端は、ビア導体T2を介してコイルパターンC3の外周端に接続される。コイルパターンC3の内周端は、ビア導体T3を介してコイルパターンC4の内周端に接続される。これにより、コイルパターンC1~C4は直列に接続され、1つのコイルを構成する。そして、コイルの一端、つまりコイルパターンC1の外周端は、接続パターンP11,P21,P31,P41を接続するビア導体T0を介して、最上層に位置する接続パターンP41に接続される。また、コイルの他端、つまりコイルパターンC4の外周端は、接続パターンP42に接続される。
本実施形態においては、接続パターンP12,P22,P32,P42は互いに接続されていないが、別のビア導体を用いてこれらを相互に接続しても構わない。また、接続パターンP12,P22,P32については省略しても構わないが、これらを省略すると大きな段差が生じ、接続パターンP42が窪んでしまうことから、接続パターンP12,P22,P32,P42を相互に接続しない場合であっても、接続パターンP12,P22,P32を設けておくことが好ましい。
図4(a)は図3に示すA-A線に沿った略断面図であり、図4(b)は図3に示すB-B線に沿った略断面図である。
図4(a),(b)に示すように、接続パターンP11,P21,P31,P41は平面視で互いに重なり、且つ、接続パターンP12,P22,P32,P42は平面視で互いに重なる。そして、導体層L4に含まれる接続パターンP41は、導体層L1~L3に含まれる接続パターンP11,P21,P31よりも面積が大きい。同様に、導体層L4に含まれる接続パターンP42は、導体層L1~L3に含まれる接続パターンP12,P22,P32よりも面積が大きい。特に、本実施形態では、導体層L4に含まれる接続パターンP41,P42が下層のコイルパターンC1~C3の最外周ターンと平面視で重なりを有している。その分、コイルパターンC4のターン数は、コイルパターンC1~C3のターン数よりも0.5ターン少なくなっている。
導体層L1~L4は、素体20の一部を構成する絶縁層によって互いに分離されている。そして、最上層に位置する導体層L4を覆う絶縁層21には、2つの開口部21a,21bが形成され、この部分においてそれぞれ接続パターンP41,P42が露出している。接続パターンP41,P42の露出部分には、それぞれバンプ導体B1,B2が接続されている。バンプ導体B1,B2は、コイルパターンC1~C3の最外周ターンと平面視で重なりを有している。絶縁層21の表面には、バンプ導体B1,B2を取り囲むよう磁性樹脂層30が設けられており、端子電極E1,E2は磁性樹脂層30の表面に形成されている。また、最下層に位置する導体層L1の下部には磁性樹脂層40が設けられている。これら磁性樹脂層30,40は、コイルパターンC1~C4によって構成されるコイルの磁路として機能する。図示しないが、コイルパターンC1~C4の内径部にも磁性樹脂層30,40と同じ材料からなる磁性樹脂層が設けられていても構わない。
図5は、最上層に位置する導体層L4とバンプ導体B1,B2及び端子電極E1,E2との位置関係を示す略平面図である。
図5に示すように、絶縁層21に設けられた開口部21a,21bのエッジは、接続パターンP41,P42の露出面積ができるだけ大きくなるよう、接続パターンP41,P42の外延に沿ったやや内側に設けられている。このため、接続パターンP41,P42は、その外延部分のみが絶縁層21で覆われている。接続パターンP41,P42の露出面積を最大限に確保しているのは、接続パターンP41,P42とバンプ導体B1,B2の接触面積を最大化することにより、接続信頼性を高めるためである。本実施形態においては、接続パターンP41,P42の露出面積を拡大すべく、下層の導体層に設けられた接続パターンP11,P12,P21,P22,P31,P32よりも、接続パターンP41,P42自体の面積を大きくしている。
これに対し、バンプ導体B1,B2は、開口部21a,21bを覆う最小限の面積に抑えられている。これは、バンプ導体B1,B2の面積を抑えることにより、その分、磁性樹脂層30のボリュームが増大することから、高いインダクタンスが得られるからである。本実施形態においては、アライメントのずれなどを考慮して、バンプ導体B1,B2のサイズを接続パターンP41,P42のサイズとほぼ同じか、やや大きく設計している。
そして、端子電極E1,E2は、それぞれバンプ導体B1,B2と接し、且つ、コイルパターンC4を覆うよう、十分に広い面積とされる。これにより、コイル部品10が実装される回路基板との接続信頼性が高められる。
このように、本実施形態においては、最上層に位置する接続パターンP41,P42の面積を下層に位置する接続パターンP11,P12,P21,P22,P31,P32よりも大きくしている。これにより、下層に位置するコイルパターンC1~C3のターン数を減少させることなく、開口部21a,21bから露出する接続パターンP41,P42の面積が拡大することから、接続パターンP41,P42とバンプ導体B1,B2の接続信頼性が高められる。
具体的には、コイルパターンC1~C3のターン数がいずれも3ターンであるのに対し、最上層に位置するコイルパターンC4のターン数は2.5ターンであり、コイルパターンC1~C3よりも0.5ターン少ない。その結果、合計ターン数は11.5ターンとなる。ここで、コイルパターンC4のコイル軸の中心50を通るx方向の仮想線51を引き、仮想線51を境界としたy方向における一方側を領域A1、他方側を領域A2とした場合、接続パターンP41,P42はいずれも領域A2に位置している。他の導体層L1~L3においても同様である。そして、コイルパターンC4の本数は、領域A1において3本、領域A2において2本である。これにより、コイルパターンC4のターン数は2.5ターンとなる。これに対し、下層に位置するコイルパターンC1~C3は、領域A1,A2のいずれにおいても3本である。
一般に、スパイラル状のコイルパターンを複数接続してなるコイルは、コイルの一端が引き出される位置とコイルの他端が引き出される位置に違いがあることから、ターン数が整数とはならず、N+0.5ターン(Nは整数)となることが多い。本実施形態によるコイル部品10はこの点を利用し、最上層に位置するコイルパターンC4のターン数を0.5ターン少なくし、その代わりに、接続パターンP41,P42の面積を拡大することにより、バンプ導体B1,B2との接続信頼性を高めている。特に、本実施形態では、接続パターンP41,P42とコイルパターンC1~C3の最外周ターンが平面視で重なるよう、接続パターンP41,P42の面積を拡大していることから、バンプ導体B1,B2との接続信頼性を十分に高めることが可能となる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、上記の実施形態に限定されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることはいうまでもない。
10 コイル部品
20 素体
21 絶縁層
21a,21b 開口部
30,40 磁性樹脂層
50 コイルパターンの中心
51 仮想線
A1,A2 領域
B1,B2 バンプ導体
C1~C4 コイルパターン
E1,E2 端子電極
L1~L4 導体層
P11,P12,P21,P22,P31,P32,P41,P42 接続パターン
T0~T3 ビア導体

Claims (6)

  1. スパイラル状に巻回されたコイルパターン及び前記コイルパターンの外側に配置された第1の接続パターンをそれぞれ含み、コイル軸方向に積層された複数の導体層であって、最上層に位置する第1の導体層及び前記第1の導体層よりも下層に位置する第2の導体層を含む複数の導体層と、
    前記第1の導体層を覆う絶縁層と、
    前記絶縁層に形成された第1の開口部を介して、前記第1の導体層に含まれる前記第1の接続パターンに接続された第1の端子電極と、を備え、
    前記複数の導体層にそれぞれ含まれる前記コイルパターンは、互いに接続されることにより一端及び他端を有するコイルを構成し、
    前記第1の導体層に含まれる前記コイルパターンは、前記第2の導体層に含まれる前記コイルパターンよりもターン数が少なく、
    前記第2の導体層に含まれる前記第1の接続パターンは、前記第2の導体層に含まれる前記コイルパターンから分離され、且つ、前記コイル軸方向から見て前記第1の導体層に含まれる前記第1の接続パターンと重なり、
    前記第1の導体層に含まれる前記第1の接続パターンは、前記第1の導体層に含まれる前記コイルパターンの外周端に接続されることによって前記コイルの前記一端を構成し、且つ、前記第2の導体層に含まれる前記第1の接続パターンよりも面積が大きいことを特徴とするコイル部品。
  2. 前記第1の導体層に含まれる前記第1の接続パターンと前記第1の端子電極の間に設けられた第1のバンプ電極と、
    前記第1のバンプ電極を取り囲むよう、前記絶縁層上に設けられた磁性樹脂層と、をさらに備え、
    前記第1のバンプ電極の下面は、前記第1の開口部を介して前記第1の導体層に含まれる前記第1の接続パターンと接し、
    前記第1のバンプ電極の上面は、前記第1の端子電極と接し、
    前記第1の端子電極は、前記コイル軸方向から見て前記コイルパターンと重なるよう、前記磁性樹脂層上に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のコイル部品。
  3. 前記第1の導体層に含まれる前記第1の接続パターンの面積は、前記第1の開口部の面積よりも大きいことを特徴とする請求項2に記載のコイル部品。
  4. 前記第1の導体層に含まれる前記第1の接続パターンは、前記コイル軸方向から見て、前記第2の導体層に含まれる前記コイルパターンと重なりを有していることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のコイル部品。
  5. 第2の端子電極をさらに備え、
    前記第2の導体層は、最下層に位置し、
    前記複数の導体層は、前記第1の導体層と前記第2の導体層の間に位置する第3の導体層をさらに含み、
    前記複数の導体層は、それぞれ前記コイルパターンの外側に配置され、前記コイルの前記他端に共通に接続された第2の接続パターンをさらに含み、
    前記第2の端子電極は、前記絶縁層に形成された第2の開口部を介して前記第1の導体層に含まれる前記第2の接続パターンに接続され、
    前記第2の導体層に含まれる前記第2の接続パターンは、前記第2の導体層に含まれる前記コイルパターンの外周端に接続され、
    前記第1の導体層に含まれる前記第2の接続パターンは、前記第2及び第3の導体層に含まれる前記第2の接続パターンよりも面積が大きく、且つ、前記コイル軸方向から見て、前記第2及び第3の導体層に含まれる前記コイルパターンと重なりを有していることを特徴とする請求項に記載のコイル部品。
  6. 前記複数の導体層は、前記コイル軸の中心から見て一方側に位置する第1のエリアと、前記コイル軸の中心から見て他方側に位置する第2のエリアとを有し、
    前記第1及び第2の接続パターンは、いずれも第2のエリアに位置し、
    前記第1のエリアにおいては、前記第1の導体層に含まれる前記コイルパターンの本数と前記第2及び第3の導体層にそれぞれ含まれる前記コイルパターンの本数が等しく、
    前記第2のエリアにおいては、前記第1の導体層に含まれる前記コイルパターンの本数が前記第2及び第3の導体層にそれぞれ含まれる前記コイルパターンの本数よりも1本少ないことを特徴とする請求項に記載のコイル部品。
JP2018225165A 2018-11-30 2018-11-30 コイル部品 Active JP7234610B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018225165A JP7234610B2 (ja) 2018-11-30 2018-11-30 コイル部品

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018225165A JP7234610B2 (ja) 2018-11-30 2018-11-30 コイル部品

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020088330A JP2020088330A (ja) 2020-06-04
JP7234610B2 true JP7234610B2 (ja) 2023-03-08

Family

ID=70908959

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018225165A Active JP7234610B2 (ja) 2018-11-30 2018-11-30 コイル部品

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7234610B2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008294085A (ja) 2007-05-22 2008-12-04 Toshiba Corp 平面磁気素子およびそれを用いた電子機器

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008294085A (ja) 2007-05-22 2008-12-04 Toshiba Corp 平面磁気素子およびそれを用いた電子機器

Also Published As

Publication number Publication date
JP2020088330A (ja) 2020-06-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6680037B2 (ja) コモンモードフィルタ
JP7056016B2 (ja) コイル部品
JP6138752B2 (ja) コイル部品及びその製造方法
JP6569653B2 (ja) 巻線型コイル部品
KR102385508B1 (ko) 커먼 모드 노이즈 필터
JP6406173B2 (ja) コイル部品
US11257615B2 (en) Coil component
JP6874745B2 (ja) コモンモードチョークコイル
US10490343B2 (en) Common mode choke coil
JP2012015426A (ja) トロイダルコイル
JP7234610B2 (ja) コイル部品
JP2012182286A (ja) コイル部品
JP6455546B2 (ja) コイル部品
JP6007399B2 (ja) コモンモードノイズフィルタ
JP7462525B2 (ja) 電子部品
JP2019161092A (ja) コモンモードノイズフィルタ
JP6658234B2 (ja) 積層型電子部品
WO2021015096A1 (ja) 樹脂多層基板およびその製造方法
US11244785B2 (en) Electronic component including shield electrodes
JP2012182285A (ja) コイル部品
JP6327639B2 (ja) 直交型ソレノイドインダクタ
JP7013716B2 (ja) Rfidタグおよびそれを備えた物品
US9570227B1 (en) Magnetic excitation coil structure
US9978502B2 (en) Multilayer substrate
US20230253141A1 (en) Common mode filter

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210611

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220714

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220726

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220926

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230124

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230206

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7234610

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150