JP7234578B2 - 捺染インクジェットインク、インクセット及び捺染方法 - Google Patents
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Description
反応染料を含有する捺染インクジェットインクであり、
前記反応染料として、
C.I.Reactive Blue 49をインクの総量に対して1.2質量%以上2.3質量%以下含有する。
前記インク中のニッケルイオン、コバルトイオン、クロムイオンの合計含有量が、インクの総量に対して、10.0ppm以下であってもよい。
さらに、最大吸収波長が500.0nm以上550.0nm未満にある反応染料と、
最大吸収波長が400.0nm以上500.0nm未満にある反応染料と、を含有して
もよい。
前記最大吸収波長が400.0nm以上500.0nm未満にある反応染料の含有量が、前記含有されたC.I.Reactive Blue 49の100質量部に対して20.0質量部以上30.0質量部以下であってもよい。
前記最大吸収波長が500.0nm以上550.0nm未満にある反応染料の含有量が、前記含有されたC.I.Reactive Blue 49の100質量部に対して10.0質量部以上20.0質量部以下であってもよい。
前記最大吸収波長が400.0nm以上500.0nm未満にある反応染料は、下記式(I)で表される構造を有してもよい。
前記最大吸収波長が500.0nm以上550.0nm未満にある反応染料は、下記式(II)で表される構造を有してもよい。
布帛を捺染した場合のa*が-20.0以上0.0以下、b*が-20.0以上0.0以下、L*が30.0以上80.0以下であってもよい。
さらに、C.I.Reactive Black 39を含有し、
前記C.I.Reactive Black 39の含有量が、前記含有されたC.I.Reactive Blue 49の100質量部に対して10.0質量部以上25.0質量部以下であってもよい。
さらに、キレート化剤の含有量が、インクの総量に対して500.0ppm以下であってもよい。
上述の捺染インクジェットインクを含む。
前記インクセットに含まれるインクは、いずれも、ニッケルイオン、コバルトイオン、クロムイオンの合計含有量が、各インクの総量に対して、10.0ppm以下であってもよい。
上述の捺染インクジェットインクを、記録媒体に付着させる工程を含む。
説明するものである。本発明は以下の実施形態になんら限定されるものではなく、本発明の要旨を変更しない範囲において実施される各種の変形形態も含む。なお以下で説明される構成の全てが本発明の必須の構成であるとは限らない。
本実施形態に係る捺染インクジェットインクは、反応染料を含有し、当該反応染料として、C.I.Reactive Blue 49をインクの総量に対して1.2質量%以上2.3質量%以下含有する。
本実施形態に係る捺染インクジェットインクは、反応染料を含有する。そして、反応染料として、C.I.Reactive Blue 49(以下「リアクティブブルー49」、「RB49」と記載することがある。)を含み、RB49は、インクの総量に対して1.2質量%以上2.3質量%以下含有される。本実施形態に係る捺染インクジェットインクは、RB49以外の反応染料を含んでもよく、そのような反応染料については後述する。
C.I.Reactive Blue 49(RB49)は、CAS番号:12236-92-9、化学名:1-アミノ-9,10-ジヒドロ-9,10-ジオキソ-4-[[3-[[6-[(3-スルホフェニル)アミノ]-4-クロロ-1,3,5-トリアジン-2-イル]アミノ]-2,4,6-トリメチル-5-スルホフェニル]アミノ]アントラセン-2-スルホン酸で表される反応染料である。
の濃度を高くできるので、所望の淡色の色を維持したままで耐光性をより高めることができる。
本実施形態の捺染インクジェットインクは、補色として、RB49以外の反応染料を含んでもよい。そのような反応染料としては、C.I.リアクティブイエロー2、3、6、7、12、15、17、18、22、23、24、25、27、37、39、42、57、69、76、81、84、85、86、87、92、95、102、105、111、125、135、136、137、142、143、145、151、160、161、165、167、168、175、176、181、C.I.リアクティブレッド2、3、3:1、4、5、7、8、11、12、13、15、16、21、22、23、24、24:1、25、26、28、29、31、32、33、35、39、40、41、43、45、46、49、55、56、58、59、65、66、78、83、106、111、112、113、114、116、120、123、124、128、130、136、141、147、158、159、171、174、176、180、183、184、187、190、193、194、195、198、218、220、222、223、226、228、235、245、C.I.リアクティブブルー2、3、4、5、7、13、14、15、19、21、25、26、27、28、29、38、39、40、41、46、50、52、63、69、71、72、77、79、89、104、109、112、113、114、116、119、120、122、137、140、143、147、160、161、162、163、168、171、176、182、184、191、194、195、198、203、204、207、209、211、214、220、221、222、231、235、236、C.I.リアクティブブラック1、2、3、5、8、10、12、13、14、31、34、39、等を例示することができる。
本実施形態の捺染インクジェットインクは、RB49を含み、上述のように淡色の捺染に適している。さらに、本実施形態の捺染インクジェットインクは、布帛を捺染した場合の色を、CIELAB空間で、a*が-20.0以上0.0以下、b*が-20.0以上0.0以下、L*が30.0以上80.0以下であるライトブラック(グレー)とする場合には、補色として以下の特定の反応染料を用いることにより、ブラック系の反応染料により捺染する場合に比べて、より光学濃度(OD)及び耐光性に優れた捺染を行うことができる。
含有量であれば、布帛を捺染した場合の色を、CIELAB空間で、a*が-20.0以上0.0以下、b*が-20.0以上0.0以下、L*が30.0以上80.0以下としやすい。
ΔE*={(ΔL*)2+(Δa*2)+(Δb*2)}1/2・・・(数式2)
ΔL*=L* 1-L* 2・・・(数式3)
Δa*=a* 1-a* 2・・・(数式4)
Δb*=b* 1-b* 2・・・(数式5)
[上記式中、L* 1、a* 1、b* 1は捺染された布帛の初期のL*、a*、b*値を表し、L* 2、a* 2、b* 2は耐光試験後の値を表す。]
有する反応染料のうち少なくとも一種を用いることがより好ましい。式(II)で表される構造を有する反応染料は、いずれも最大吸収波長が500.0nm以上550.0nm未満にある。
本実施形態の捺染インクジェットインクは、有機溶剤、水、キレート化剤、その他の物質を含有してもよい。
本実施形態に捺染インクジェットインクは、有機溶剤を含有してもよい。有機溶剤としては、環状アミド、アルキルポリオール、グリコールエーテル、その他の有機溶剤等が挙げられる。
本実施形態の捺染インクジェットインクは、環状アミド、を含んでもよい。環状アミドは、上述した染料を溶解させやすく、かつ、捺染インクジェットインクの固化や乾燥を抑制するという機能を備える。
本実施形態の捺染インクジェットインクは、アルキルポリオールを含んでもよい。アルキルポリオールを含むことにより、捺染インクジェットインクの保湿性をさらに高め、インクジェット法による吐出安定性を優れたものとしつつ、長期放置時による記録ヘッドからの水分蒸発を効果的に抑制することができる。また、これにより、ノズルの目詰まりを生じやすい種の染料を用いた場合でも、放置回復性や連続吐出安定性を良好に維持することができる。
1,6-ヘキサンジオール、2-エチル-2-メチル-1,3-プロパンジオール、2-メチル-2-プロピル-1,3-プロパンジオール、2-メチル-1,3-プロパンジオール、2,2-ジメチル-1,3-プロパンジオール、3-メチル-1,3-ブタンジオール、2-エチル-1,3-ヘキサンジオール、3-メチル-1,5-ペンタンジオール、2-メチルペンタン-2,4-ジオール、ジエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール等が挙げられる。これらのアルキルポリオールは、1種単独で用いてもよいし、2種以上併用してもよい。
本実施形態の捺染インクジェットインクは、グリコールエーテルを含んでもよい。グリコールエーテルとしては、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、トリプロピレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコールから選択されるグリコールのモノアルキルエーテルが好ましい。より好ましくは、メチルトリグリコール(トリエチレングリコールモノメチルエーテル)、ブチルトリグリコール(トリエチレングリコールモノブチルエーテル)、ブチルジグリコール(ジエチレングリコールモノブチルエーテル)、ジプロピレングリコールモノプロピルエーテル等が挙げられ、典型例としてジエチレングリコールモノブチルエーテルが挙げられる。
本実施形態の捺染インクジェットインクは、その他の有機溶媒を含んでもよい。その他の有機溶剤の例としては、γ-ブチロラクトン等のラクトン類、ベタイン化合物等が挙げられる。
本実施形態に係る捺染インクジェットインクは、水を含んでもよい。水としては、例えば、イオン交換水、限外濾過水、逆浸透水、及び蒸留水等の純水、並びに超純水のような、イオン性不純物を極力除去したものが挙げられる。また、紫外線照射又は過酸化水素の添加等によって滅菌した水を用いると、捺染インクジェットインクを長期保存する場合に細菌類や真菌類の発生を抑制することができる。
本実施形態の捺染インクジェットインクは、インク中の不要なイオンを除去する目的で、キレート化剤を使用してもよい。
本実施形態の捺染インクジェットインクは、上記以外の物質として、界面活性剤、pH調整剤、防腐剤、防かび剤、尿素類、糖類及びその他を含有してもよい。
本実施形態に係る捺染インクジェットインクは、界面活性剤を含んでもよい。界面活性剤は、捺染インクジェットインクの表面張力を低下させ記録媒体との濡れ性、例えば布帛等への浸透性を調整、向上させるために用いることができる。界面活性剤としては、ノニオン系界面活性剤、アニオン系界面活性剤、カチオン系界面活性剤、両性界面活性剤のいずれも使用することができ、さらにこれらは併用してもよい。また、界面活性剤の中でも、アセチレングリコール系界面活性剤、シリコーン系界面活性剤、及びフッ素系界面活性剤を好ましく用いることができる。
しては、BYK-340(商品名、ビックケミー・ジャパン社製)が挙げられる。
本実施形態の捺染インクジェットインクは、pH調整剤を添加することができる。pH調整剤としては、特に限定されないが、酸、塩基、弱酸、弱塩基の適宜の組み合わせが挙げられる。そのような組み合わせに用いる酸、塩基の例としては、無機酸として、硫酸、塩酸、硝酸等、無機塩基として水酸化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、リン酸二水素カリウム、リン酸水素二ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、アンモニア等が挙げられ、有機塩基として、トリエタノールアミン、ジエタノールアミン、モノエタノールアミン、トリプロパノールアミン、トリイソプロパノールアミン、ジイソプロパノールアミン、トリスヒドロキシメチルアミノメタン(THAM)等が挙げられ、有機酸として、アジピン酸、クエン酸、コハク酸、乳酸、N,N-ビス(2-ヒドロキシエチル)-2-アミノエタンスルホン酸(BES)、4-(2-ヒドロキシエチル)-1-ピペラジンエタンスルホン酸(HEPES)、モルホリノエタンスルホン酸(MES)、カルバモイルメチルイミノビス酢酸(ADA)、ピペラジン-1,4-ビス(2-エタンスルホン酸)(PIPES)、N-(2-アセトアミド)-2-アミノエタンスルホン酸(ACES)、コラミン塩酸、N-トリス(ヒドロキシメチル)メチル-2-アミノエタンスルホン酸(TES)、アセトアミドグリシン、トリシン、グリシンアミド、ビシン等のグッドバッファー、リン酸緩衝液、クエン酸緩衝液、トリス緩衝液等を用いてもよい。さらに、これらのうち、pH調整剤の一部又は全部として、トリエタノールアミン、トリイソプロパノールアミン等の第三級アミン、及び、アジピン酸、クエン酸、コハク酸、乳酸等のカルボキシル基含有有機酸、が含まれることが、pH緩衝効果をより安定に得ることができるため好ましい。
捺染インクジェットインクは、防腐剤、防かび剤を使用してもよい。防腐剤、防かび剤としては、例えば、安息香酸ナトリウム、ペンタクロロフェノールナトリウム、2-ピリジンチオール-1-オキサイドナトリウム、ソルビン酸ナトリウム、デヒドロ酢酸ナトリウム、1,2-ジベンゾイソチアゾリン-3-オン(ゼネカ社のプロキセルCRL、プロキセルBDN、プロキセルGXL、プロキセルXL-2、プロキセルTN、プロキセルLV)、4-クロロ-3-メチルフェノール(バイエル社のプリベントールCMK等)などが挙げられる。
捺染インクジェットインクの保湿剤として、あるいは、染料の染着性を向上させる染着助剤として、尿素類を使用してもよい。尿素類の具体例としては、尿素、エチレン尿素、テトラメチル尿素、チオ尿素、1,3-ジメチル-2-イミダゾリジノン等が挙げられる。尿素類を含有する場合には、その含有量は、捺染インクジェットインクの全質量に対して、1質量%以上10質量%以下とすることができる。
捺染インクジェットインクの固化、乾燥を抑制する目的で、糖類を使用してもよい。糖類の具体例としては、グルコース、マンノース、フルクトース、リボース、キシロース、アラビノース、ガラクトース、アルドン酸、グルシトール(ソルビット)、マルトース、セロビオース、ラクトース、スクロース、トレハロース、及びマルトトリオース等が挙げられる。
さらに上記以外の成分として、例えば、酸化防止剤、紫外線吸収剤、酸素吸収剤、溶解助剤など、インクジェット用の捺染インクジェットインクにおいて通常用いることができる添加剤を含有してもよい。
本実施形態の捺染インクジェットインクは、金属元素及びそのイオンの含有量が小さいことがより好ましい。本実施形態の捺染インクジェットインクは、インク中のニッケルイオン、コバルトイオン、クロムイオンの合計含有量が、インクの総量に対して、10.0ppm以下であることが好ましい。これらのイオンの合計の含有量が10ppm以下であれば、捺染インクジェットインクの環境適合性を著しく低下させることを避けることができる。
本実施形態に係る捺染インクジェットインクは、各成分を、任意な順序で混合し、必要に応じて濾過等をして不純物を除去することにより得られる。各成分の混合方法としては、メカニカルスターラー、マグネチックスターラー等の撹拌装置を備えた容器に順次材料を添加して撹拌混合する方法が好適に用いられる。
本実施形態の捺染インクジェットインクは、インクジェット法に用いられる。インクジェット法によれば、布帛等の記録媒体上に、捺染インクジェットインクをインクジェットヘッドから吐出して所定の画像を形成することができる。
式や、インクに熱エネルギーを付与する方式が挙げられる。本実施形態においては、インクに電歪素子による力学的エネルギーを付与する方式を用いることがより好ましい。
本実施形態の捺染インクジェットインクは、他の任意の色の染料を含む捺染インクジェットインク、及び、後述する前処理組成物を、任意のインク数、前処理組成物数、任意の色数で組み合わせたインクセットを構成することができる。
本実施形態に係る捺染方法は、上述した捺染インクジェットインクを記録媒体に付着させる工程(以下、「付着工程」ともいう。)を含む。以下、本実施形態に係る捺染方法に用いる記録媒体、並びに、捺染方法に含まれる工程及び含み得る工程について説明する。
本実施形態の捺染インクジェットインクは、記録媒体に付着させて使用される。記録媒体としては、特に限定されないが、各種の布帛が挙げられる。布帛を構成する素材としては、特に限定されず、例えば、綿、麻、羊毛、絹等の天然繊維、ポリプロピレン、ポリエステル、アセテート、トリアセテート、ポリアミド、ポリウレタン等の合成繊維、ポリ乳酸等の生分解性繊維などが挙げられ、これらの混紡繊維であってもよい。布帛としては、上記に挙げた繊維を、織物、編物、不織布等いずれの形態にしたものでもよい。本実施形態で使用する布帛は、これらのうち綿、麻等のセルロースを含む繊維で形成されたものがより好ましい。このような布帛を用いることで、捺染インクジェットインクのよりすぐれた染着性を得ることができる。
本実施形態に係る捺染方法は、布帛にアルカリ剤、酸及びヒドロトロピー剤の少なくとも一種を含有する前処理組成物を付与する前処理工程を備えていてもよい。これにより染料の染着性が一層向上する。
前処理組成物は、アルカリ剤、酸及びヒドロトロピー剤の少なくとも一方を含有する。これらの成分の前処理組成物中の含有量は、布帛の種類などに応じて適宜設定することが
でき、特に制限されるものではない。
本実施形態に係る捺染方法は、上述した捺染インクジェットインクを布帛等の記録媒体に付着させる付着工程を含む。具体的には、インクジェット記録方式により吐出されたインク滴を記録媒体に付着させて、記録媒体に画像を形成する。インクジェット記録方式としては、いずれの方式でもよく、荷電偏向方式、コンティニュアス方式、オンデンマンド方式(ピエゾ式、バブルジェット(登録商標)式)などが挙げられる。これらのインクジェット記録方式の中でも、ピエゾ式のインクジェット記録装置を用いる方式が特に好ましい。
本実施形態に係る捺染方法は、上記の捺染インクジェットインクが付着された記録媒体を熱処理する熱処理工程を含んでもよい。熱処理工程を行うことにより、染料が繊維に良好に染着する。熱処理工程は従来公知の方法を用いることができ、例えば、HT法(高温スチーミング法)、HP法(高圧スチーミング法)、サーモゾル法等が挙げられる。
本実施形態に係る捺染方法は、捺染物を洗浄する洗浄工程を含んでもよい。洗浄工程は、上記の熱処理工程の後に行うことが好ましく、繊維に染着していない染料を効果的に除去することができる。洗浄工程は、例えば水を用いて行うことができ、必要に応じてソーピング処理を行ってもよい。
本実施形態に係る捺染方法は、上述の前処理工程の後、上述の付着工程の前に、布帛に付与された前処理組成物を乾燥する前処理組成物の乾燥工程を含んでいてもよい。前処理
組成物の乾燥は、自然乾燥で行ってもよいが、乾燥速度の向上という観点から、加熱を伴う乾燥であることが好ましい。前処理組成物の乾燥工程において加熱を伴う場合に、その加熱方法は特に限定されるものではないが、例えば、ヒートプレス法、常圧スチーム法、高圧スチーム法、及びサーモフィックス法が挙げられる。また、加熱の熱源としては、以下に限定されないが、例えば赤外線(ランプ)が挙げられる。
以下、本発明を実施例によってさらに具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。以下、「部」、「%」、「ppm」は、特に記載のない限り、質量基準である。
表1~表3に示す組成になるように各成分を容器に入れて、マグネチックスターラーを用いて常温で1時間混合及び攪拌した後、孔径1μmのメンブランフィルターで濾過することで、実施例1-19、及び、比較例1-9の材料組成の異なる捺染インクジェットインクを調製した。なお、表1~表3中の数値は質量%を示し、イオン交換水はインクの全質量が100質量%となるように添加した。
C.I.Reactive Black 8;586nm;0.203
C.I.Reactive Black 39;611nm;0.416
C.I.Reactive Blue 13;568nm;0.211
C.I.Reactive Blue 15:1;672nm;0.487
C.I.Reactive Blue 49;587nm;0.174
C.I.Reactive Yellow 95;422nm
C.I.Reactive Orange 12;420nm
C.I.Reactive Orange 13;488nm
C.I.Reactive Orange 99;421nm
C.I.Reactive Red 3:1;533nm
C.I.Reactive Red 245;543nm
C.I.Reactive Red 24;534nm
C.I.Reactive Red 24:1;534nm
C.I.Reactive Red 226;534nm
C.I.Reactive Red 31;535nm
4.2.1.インクの評価
4.2.1.(1)金属含有量
各インクにつき、ICP-MS(誘導結合プラズマ質量分析計)にて、Ni、Co、Crの分析を行った。これらの元素の合計の濃度が10.0ppm未満である場合を「A」、10.0ppm以上である場合を「B」と評価して、評価結果を表1~表3に記載した。なお後述する表4のインクについても同様に評価して、評価結果を表4に記載した。
各インクに対するEDTA-2Naの仕込量に従って、EDTA-2Naが500.0ppm(0.05質量%)以下である場合を「A」、500.0ppm未満である場合を「B」と評価して、評価結果を表1~表3に記載した。
上記、金属含有量の評価、及び、EDTA-2Na含有量の評価が、共にAの場合、環境適合性「A」、いずれか一方がBの場合、環境適合性「B」と評価して、評価結果を表1~表3に記入した。
上記得られた各捺染インクジェットインクをインクジェットプリンターPX-G930(セイコーエプソン株式会社製)のイエローカートリッジに充填し、それぞれ後述の前処理剤で処理を行った処理布帛1(綿100%;坪量130g/m2)をプリンタにセットし、インク吐出量を5%duty~100%dutyまで段階的に調整したベタパターンを付着させた。なお、画像解像度は1440×720dpiとした。
ポリオキシエチレンジイソプロピルエーテル(オキシエチレン=30モル)を5質量部、エーテル化カルボキシメチルセルロースを5質量部、尿素(ヒドロトロピー剤)100質量部、m-ニトロベンゼンスルホン酸ナトリウム10質量部をよく混合した後、イオン
交換水1000質量部に少量ずつ添加しながら60℃下で30分撹拌した。その後、炭酸ナトリウム(アルカリ剤)30質量部を撹拌されている溶液にさらに加えて10分撹拌し、この溶液を孔径10μmのメンブレンフィルターでろ過することにより、前処理剤を得た。得られた前処理剤を布帛1(綿100%;坪量130g/m2)に塗布して、マングルにてピックアップ率80%で絞って乾燥させ、処理布帛1を得た。
得られた評価サンプルの色相を、分光濃度計(商品名「FD-7」、KONIKA MINOLTA社)を用い、光源:D65、ステータス:T、視野角:10度、フィルタ:D65の条件にて画像のL*、a*、b*値、OD値を測定した。CIELAB空間において、a*が-20.0以上0.0以下、かつ、b*が-20.0以上0.0以下、かつ、L*が30.0以上80.0以下である場合を「A」、そうでない場合を「B」と評価して、評価結果を表1~表3に記載した。
上記測定したOD値のうち、100%dutyにおける値が、1.0以下である場合を「A」、1.0を超える場合を「B」と評価して、評価結果を表1~表3に記載した。捺染物のOD値の評価がAである場合、ライトインクの色調が得られ、本願発明の効果が得られているといえる。
耐光性の評価は、Xenon耐光性試験機(商品名「XL-75s」、株式会社 スガ試験機製)を用い、23℃、相対湿度50%R.H.、照度75000luxの条件のもと、上記捺染後の布帛1(綿100%;坪量130g/m2)、100%Dutyの部分を10日間暴露した。初期と10日目との両者のOD値を測定し、OD残存率に基づき以下の基準で耐光性を評価し、結果を表1~表3に耐光性評価「OD」として記載した。また、初期と10日目との両者の色相差(ΔE*)を算出し、以下の基準に基づき耐光性を評価し、結果を表1~表3に耐光性評価「変色」として記載した。OD残存率の評価がB以上である場合、本願発明の効果が得られているといえる。
OD残存率
A:80%以上
B:75%以上80%未満
C:70%以上75%未満
D:70%未満
色相差
A:ΔE*が5未満
B:ΔE*が5以上7.5未満
BB:ΔE*が7.5以上10未満
C:ΔE*が10以上
OD残存率(%):OD2/OD1×100 ・・・(数式1)
[数式1中、OD1は、捺染された布帛1の初期のOD値を表し、OD2は、試験後(10日後)の値を表す。]
また、色相差(ΔE*)は、下記数式2~5に基づいて評価した。
ΔE*={(ΔL*)2+(Δa*2)+(Δb*2)}1/2・・・(数式2)
ΔL*=L* 1-L* 2・・・(数式3)
Δa*=a* 1-a* 2・・・(数式4)
Δb*=b* 1-b* 2・・・(数式5)
[上記式中、L* 1、a* 1、b* 1は捺染された布帛1の初期のL*、a*、b*値を表し、L* 2、a* 2、b* 2は耐光試験後(10日後)の値を表す。]
耐塩素性の評価は、上記捺染された布帛1(綿100%;坪量130g/m2)の100%Dutyの部分を使用し、次亜塩素酸ナトリウム200ppm水溶液に25℃、30分浸漬させOD残存率と色相差を評価した。結果を表1~表3にそれぞれ耐塩素性評価「OD」、耐塩素性評価「変色」として記載した。
OD残存率
A:90%以上
B:85%以上90%未満
C:80%以上85%未満
D:80%未満
色相差
A:ΔE*が5未満
B:ΔE*が5以上7.5未満
C:ΔE*が7.5以上10未満
D:ΔE*が10以上
表4に示す組成になるように各成分を容器に入れて、マグネチックスターラーを用いて常温で1時間混合及び攪拌した後、孔径1μmのメンブランフィルターで濾過することで、ブラック、シアン、マゼンタ、イエロー、ブルー、レッド、オレンジの各捺染インクジェットインクを調製した。
表1~表3をみると、C.I.Reactive Blue 49(RB49)をインクの総量に対して1.2質量%以上2.3質量%以下含有する各実施例の捺染インクジェットインクは、いずれも、捺染物の光学濃度(OD)が良好で、かつ、耐光性(OD残存率)に優れていた。
Claims (12)
- 反応染料を含有する捺染インクジェットインクであり、
前記反応染料として、
C.I.Reactive Blue 49をインクの総量に対して1.2質量%以上2.3質量%以下含有し、
さらに、最大吸収波長が500.0nm以上550.0nm未満にある反応染料と、
最大吸収波長が400.0nm以上500.0nm未満にある反応染料と、を含有する、捺染インクジェットインク。 - 反応染料を含有する捺染インクジェットインクであり、
前記反応染料として、
C.I.Reactive Blue 49をインクの総量に対して1.2質量%以上2.3質量%以下含有し、
さらに、C.I.Reactive Black 39を含有し、
前記C.I.Reactive Black 39の含有量が、前記含有されたC.I.Reactive Blue 49の100質量部に対して10.0質量部以上25.0質量部以下である、捺染インクジェットインク。 - 請求項1又は請求項2において、
前記インク中のニッケルイオン、コバルトイオン、クロムイオンの合計含有量が、インクの総量に対して、10.0ppm以下である、捺染インクジェットインク。 - 請求項1ないし請求項3のいずれか一項において、
前記最大吸収波長が400.0nm以上500.0nm未満にある反応染料の含有量が、前記含有されたC.I.Reactive Blue 49の100質量部に対して20.0質量部以上30.0質量部以下である、捺染インクジェットインク。 - 請求項1ないし請求項4のいずれか一項において、
前記最大吸収波長が500.0nm以上550.0nm未満にある反応染料の含有量が
、前記含有されたC.I.Reactive Blue 49の100質量部に対して10.0質量部以上20.0質量部以下である、捺染インクジェットインク。 - 請求項1ないし請求項7のいずれか一項において、
布帛を捺染した場合のa*が-20.0以上0.0以下、b*が-20.0以上0.0以下、L*が30.0以上80.0以下である、捺染インクジェットインク。 - 請求項1ないし請求項8のいずれか一項において、
さらに、キレート化剤の含有量が、インクの総量に対して500.0ppm以下である、捺染インクジェットインク。 - 請求項1ないし請求項9のいずれか一項に記載の捺染インクジェットインクを含む、インクセット。
- 請求項10において、
前記インクセットに含まれるインクは、いずれも、ニッケルイオン、コバルトイオン、クロムイオンの合計含有量が、各インクの総量に対して、10.0ppm以下である、インクセット。 - 請求項1ないし請求項9のいずれか一項に記載の捺染インクジェットインクを、記録媒体に付着させる工程を含む、捺染方法。
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