JP7234519B2 - 表示デバイス - Google Patents

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Description

本発明は、偽造防止効果、装飾効果、または美的効果を提供する光学技術に基づく構造体に関する。
有価証券、証明書、ブランド品、電子機器や各種機械類の専用消耗材ないし専用交換部品、更には個人認証媒体などの分野においては、偽造ないし変造などが困難であることが望まれている。
そのため、このような分野では、偽造防止効果に優れた光学構造体などを支持させることがある。
光学構造体の多くは、回折格子、ホログラムや散乱構造またはレンズアレイなどの微細構造を含んでいる。これらの微細構造は、例えば、観察角度の変化に応じて、色や視覚画像の変化を生じる。
また、これらの微細構造は解析することが難しく、製造するためには電子線描画装置などの高価な設備を必要とするなどの理由から偽造も困難である。それゆえ、これらの光学構造体は優れた偽造防止効果を発揮しうるものである。
この様な構造体に関する技術として、例えば特許文献1では、画素をRGBチャネルとして3分割し、そのチャネル内部の面積階調により写真画質のカラー画像を回折構造体で表現する技術が提案されている。
しかし、現在ではホログラム作製技術が普及してきたこともあり、写真画質化されたホログラム画像などだけでは、全く同じものは作れないとしても、一見すると類似した印象を与え得る偽物も作れる可能性があることから、偽造防止効果が小さくなりつつある。
また、特許文献2では、ホログラムなどの光学的可変効果発生構造を2層重ねて設けることにより、より複雑な光学効果を発生させることが提案されている。
しかし、この様な手法は、製造工程が煩雑となり、製造コストも高いものとなる。
特開平8-211821号公報 特開2015-135519号公報
以上のような問題を踏まえ、本発明の主眼は、常に新たな機能が求められる偽造防止の分野で用いることが可能な表示デバイスとして、煩雑な製造工程を必要とせず、比較的安価でありながら、従来にない視覚効果を発揮しうる表示デバイスを提供し、より高い偽造防止効果を実現することを目的としている。
本発明はこれらの課題を解決すべくなされたものである。
すなわち、請求項1に記載の発明は、表面に凹凸構造を有するレリーフ構造形成層と、前記凹凸構造が形成された表面の少なくとも一部を覆うように形成された反射層とを、有する表示デバイスであって、前記凹凸構造が、配列された複数のセルからなり、前記複数のセルの少なくとも一部が、フレネルレンズ状の同心円パターンの凹凸構造の一部の構造となる凹凸構造を少なくとも有するセルA群であり、前記セルA群は、2以上の一群のセルA1からなり、一群のセルA1は、単一の前記フレネルレンズ状に設けられた同心円パターンの凹凸構造を任意の数に分割した凹凸構造を、各セルにそれぞれ少なくとも担持し、再配置前の前記一群のセルにおいて、ピッチの推移方向沿って、前記同心円状パターン状の凹凸構造のピッチは漸次変化しており、配向方向の推移方向に沿って、前記同心円状パターン状の凹凸構造の配向方向は漸次変化しており、前記一群のセルA1内において、各セルが有する凹凸構造の配向方向の推移方向を縦軸とし凹凸構造のピッチの推移方向を横軸とし、前記縦軸と前記横軸とが直交する座標軸となる座標上の前記縦軸および前記横軸方向に各セルを再配置し、横軸に沿って凹凸構造のピッチが漸次変化し、縦軸に沿って凹凸構造の配向方向が漸次変化したことを特徴とする表示デバイスである。
請求項2に記載の発明は、前記表示デバイスに対し、光源を用いて特定の方向から光を照射した際に、前記セルA群の各セルに設けられた凹凸構造により、回折光が射出され、前記回折光によって複数の高輝度画像点からなる任意の画像が視認されることを特徴とする請求項1に記載の表示デバイスである。
請求項3に記載の発明は、前記表示デバイスに光を照射する前記光源の位置を、前記表示デバイスに対して、任意の方向に移動した際に、前記再生像の位置が、前記光源の移動した方向に対して、直交する方向に移動することを特徴とする求項2に記載の表示デバイスである。
請求項4に記載の発明は、前記複数のセルが、セルB群を更に含み、
前記セルB群が、前記セルA群の担持する凹凸構造とは異なり、平坦面を含む任意の凹凸構造を有することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の表示デバイスである。
第1の発明によると、表示デバイスに対して照射した照明と観察者の位置関係から観察される高輝度な画像点の見え方が、従来と異なり、照明などの位置を変化させることにより、新たな視覚効果を提供することができる。
第2、第3の発明によると、高輝度な画像点により形成された画像全体が、照明などの位置を変化させることにより、従来にない動きを与え、新たな視覚効果を提供することができる。
第4の発明によると、フレネルレンズ状に設けられた同心円パターンの凹凸構造を再配置した構造から生まれる新たな視覚効果を有する部分と、ホログラムなどの画像とを組み合わせることにより、より高い装飾性と、偽造防止効果の向上を図ることができる。
フレネルレンズ状の凹凸構造の例を示す平面図である。 図1のA-A’切断面の例を示す断面図である。 再配置前の1群のセルA1の例を示す平面図である。 各セルを再配置した1群のセルA1の例を示す平面図である。 複数の再配置後の1群のセルA1によるセルA群の概念図である。 複数の再配置後の1群のセルA1の重なり部におけるセルの例である。 表示デバイスの観察法を示す概念図である。 光源の位置を横方向に移動した場合の再生像移動の例を示す概念図である。 光源の位置を縦方向に移動した場合の再生像移動の例を示す概念図である。 表示デバイスを転写箔とした場合の構成例を示す断面図である。 表示デバイスを備えた物品の例を示す平面図である。 従来のフレネルレンズ構造デバイスの画像形成法の例を示す概念図である。 従来のフレネルレンズ構造デバイスに対して、光源を横方向移動した場合のフレネルレンズデバイス再生像移動の例を示す概念図である。 従来のフレネルレンズ構造デバイスに対して、光源を縦方向移動した場合のフレネルレンズデバイス再生像移動の例を示す概念図である。
以下に、本発明の実施の形態について詳細に説明する。以下の説明において適宜図面を参照するが、図面に記載された態様は本発明の例示であり、本発明はこれらの図面に記載された態様に制限されない。
図1は、本発明におけるフレネルレンズ状に設けられた同心円パターンの凹凸構造の例を示す平面図であり、図2は、図1におけるA-A’切断面の例を示す断面図である。
フレネル状に設けられた同心円パターンの凹凸構造は、同心円の中心部分からその外縁に向けて、各同心円のピッチが変化して設けられている。
図2では、フレネルレンズ状に設けられた同心円パターンの凹凸構造(10)の断面構造の例を示しており、基材(11)上にレリーフ構造形成層(12)を設け、レリーフ構造形成層(12)の表面に、凹凸構造が設けられ、凹凸構造が設けられた面上には、反射層(13)が設けられている。
基材(11)は、必ずしも設けられている必要はなく、レリーフ構造形成層(12)と反射層(13)のみから構成されてあっても良いし、反射層(13)の上に、さらに保護層や、中間層、あるいは接着層などが設けられてあっても良い。これら各層の材料などの詳細な説明については、後述する。
ここで、レリーフ構造形成層(12)の表面に設けられた凹凸構造の断面形状は、ブレーズド形状であっても良いが、必ずしもそのような形状に限定されるものではなく、三角形を始め、矩形、多角形、サインカーブ状の曲線、お碗型、紡錘型、半円形など任意の形状に設けられてあって良い。
(表示デバイス用凹凸構造の作成方法ならびに効果)
本発明の表示デバイス用凹凸構造の作成方法ならびに効果について、図3から図9を用いて説明する。
図3は、フレネルレンズ状に配列された再配置前の1群のセルA1(10’)を示す平面図である。
再配置前の1群のセルA1(10’)は、任意の数のセル(CE)に分割され、各セル(CE)はフレネルレンズ状に設けられた同心円パターンの凹凸構造の一部の構造をそれぞれ担持している。
ここで、図3では、各セル(CE)の境界線が示されているが、実際にはこの様な境界線は存在せず、各セル(CE)として分割された領域があるのみである。
再配置前の1群のセルA1(10’)において、各同心円状パターン状の凹凸構造のピッチは、円の中心から外縁に向けて、すなわちピッチの推移方向(15)に沿って、漸次変化しており、また凹凸構造の配向方向は、円周に沿って、すなわち配向方向の推移方向(16)に沿って、漸次変化している。
従って、図3における任意のセル(CE1、CE2、CE3)を観察すると、各セル内に設けられた凹凸構造のピッチならびに配向方向はそれぞれ異なったものとなる。
このような再配置前の1群のセルA1(10’)に対し、本発明の表示デバイスにおいては、配向方向とピッチとを、直交する座標軸となる座標を想定し、この座標上に各セルを再配置するというものである。
図4は、横軸をピッチの推移方向(15)とし、縦軸を配向方向の推移方向(16)とした場合の再配置後の1群のセルA1(20)の例を示している。
ここで、各セル(CE)内に担持されている凹凸構造は、図3に示されるように曲線状に設けられてあっても良いが、再配置前の同心円の円周に対して、十分に小さいサイズのセル(CE)に分割されている場合には、実質的に直線状に設けられてあって良い。
本発明者らは、図4に示すような各セルの再配置を行うことにより、フレネルレンズ構造を有するデバイスによってもたらされる光の集光効果は発揮することができないものの、光の回折による高輝度画像点の観察を可能とし、従来のフレネルレンズ構造を応用した画像表現とは異なる光学効果を発生させることを見出した。
すなわち、従来のフレネルレンズ構造を応用した場合には、図12に示したフレネルレンズ構造デバイス(80)のように、各フレネルレンズ構造(10a、10b、10c)の配置状況に応じて、光の集光点(81)が観察され、この集光点によってフレネルレンズ構造デバイス(80)の像を形成する。
この時、フレネルレンズ構造デバイス(80)は、要素技術としてレンズ構造を用いているため、レンズの特性上、光源と得られる像との関係がレンズ中心に対して点対称の関係に限定されることとなる。
図13および図14は、フレネルレンズ構造デバイス(80)に対して光を照射する光源(41)の位置を変化させた際の、フレネルレンズデバイス再生像(82)の動き方を示している。
図13では、フレネルレンズ構造デバイス(80)に対して、光源の移動方向(411)が、左右方向に移動した場合の例を示しており、フレネルレンズデバイス再生像の移動方向(821)は、同じ左右方向での動きとして認識される。
同様に、図14では、フレネルレンズ構造デバイス(80)に対して、光源の移動方向(412)が、上下方向に移動した場合の例を示しており、フレネルレンズデバイス再生像の移動方向(822)は、同じ上下方向での動きとして認識される事となる。
これに対し、本発明の表示デバイスにおいては、先に示したように、フレネルレンズ状パターンの凹凸構造を図4のように再配置した1群のセルA1(20)からなり、このような1群のセルA1(20)を、図5に示すように複数配置することにより、セルA群(30)を構成する。
これにより、フレネルレンズ構造デバイス(80)のような光の集光効果は発現することができないものの、各セル(CE)内に設けられた凹凸構造による回折光により、高輝度画像点からなる再生像の観察が可能となり、従来のフレネルレンズ構造を応用した画像表現とは異なる光学効果を発生させることを見出した。
ここで、1群のセルA1(20)は、フレネルレンズの格子成分全域を再配置する必要はなく、観察に適したピッチ範囲、配向方向の角度範囲の中で再配置を実施すれば良い。
このように各セルを再配置した1群セルA1(20)は、図5のように複数の1群のセルA1(20a、20b、20c)を配置するが、この時、複数の1群のセルA1は、表現しようとする数字、文字、記号、模様などの絵柄となるように配列される。
これにより、各1群のセルA1(例えば、20a、20b、20c)の集合からなる複数の高輝度画像点によって、数字、文字、記号、模様などを含む任意の絵柄を表現することが可能となる。
この時、セルA群(30)内に配列された複数の1群のセルA1は、図5のように重なり部(31)を形成することとなる。
このような重なり部(31)は、図6に示すように、各1群のセルA1(20a、20b、20c)内の各セル(CE20a、CE20b、CE20c)が重ならないように、各1群のセルA1内のセルを間引きして、組み合わせる方法が取られても良いし、セル内に設けられた凹凸構造の格子形状に遜色を及ぼさなければ、多重合成がなされても良い。
また、各セルの大きさは、一辺が10μm以上100μm以下程度のものを好適に用いることができるが、必ずしもこれに限定されるものではない。
上述のような表示デバイス(40)に対して、図7に示すように、光源(41)から光を照射して、観察者(42)が観察すると、複数の1群のセルA1(20)の配列の仕方に応じて、複数の高輝度画像点からなる任意の絵柄を観察することができる。
また、この様にして得られた絵柄は、光源(41)の移動に応じて、移動させることが可能な絵柄として表現される。
すなわち、観察者(42)の位置と、表示デバイス(40)の位置を固定した場合において、光源(41)の位置を移動させることにより、観察可能な回折光を射出するセルが別のセルへと変化し、高輝度画像点の動きとして観察することが可能となる。
例えば、光源(41)を左右に動かすと高輝度画像点は上下に動き、また光源(41)を上下に動かすと高輝度画像点は左右に動くこととなる。
この時、1群のセルA1(20)内の各セル(CE)に設けられた凹凸構造のピッチや配向方向の角度を滑らかに変化させることで、光源(41)を移動させながら観察した場合の、高輝度画像点の移動を違和感の無いスムーズな移動とすることが可能となる。
図8ならびに図9には、上述のような表示デバイス(40)の光学的効果、すなわち光源(41)の移動方向と再生像(50)の移動方向の関係を示している。
表示デバイス(40)に対して、光源(41)を用いて、特定方向から光を照射し、観察者(42)が観察すると、+1次回折光からなる高輝度画像点によって形成される絵柄と、-1次回折光からなる高輝度画像点によって形成される絵柄の2つの画像が観察されるが、ここでは、+1次回折光からなる高輝度画像点によって形成される再生像(50)に着目して、その動きの方向を示している。
図8では、光源の移動方向(411)を左右とした場合を示しており、この場合には、再生像の移動方向(51)は、上下方向に移動するように観察される。
同様に、図9では、光源の移動方向(412)を上下とした場合を示しており、この場合には、再生像の移動方向(52)は、左右方向に移動するように観察される。
すなわち、光源(41)の移動に伴って、再生像(50)が移動するように観察される際に、光源の移動方向(411、412)と再生像の移動方向(51、52)とが、直交する方向、すなわち90度異なるように観察されることとなる。
これは、図13、図14に示したようなフレネルレンズ構造デバイス(80)の場合において、光源の移動方向(411、412)とフレネルレンズデバイス再生像の移動方向(821、822)とが、同じ方向となるのとは、明らかに異なる視覚効果を提供するものであり、真贋判定等を実施する場合にも、有効な手段を提供することが可能となる。
また、セル(CE)内に設けられる凹凸構造の断面形状は、先に述べたように、ブレーズド形状や三角形をはじめ、矩形、多角形、サインカーブ状の曲線、お碗型、紡錘型、半円形など任意の形状に設けられてあっても良く、特にブレーズド形状とした場合には、回折光の+次数、-次数の回折光強度に差を設けることができるため、例えば、主に+1次回折光だけを射出させることができ、回折光による表現の幅を広げることが可能となる。
従って、再生像(50)として表現したい絵柄パターンに応じて、1群のセルA1毎に、異なる断面形状の凹凸構造を設けるなどの手法が用いられてあっても良い。
また、セルA群(30)を有する表示デバイス(40)は、複数のセルA群が並置されてあっても良く、更には、セルA群(30)に隣接あるいは分離された位置にセルB群が設けられてあっても良い。
セルB群は、セルA群(30)とは異なる凹凸構造を有するセル(CE)からなり、平坦面や、ホログラムなどを含む任意の凹凸構造が設けられてあって良い。
任意の凹凸構造としては、平坦面やホログラムなどの他に、例えば、複数の凹部又は凸部からなり、凹部または凸部の形状が円錐状、角錐状、楕円錐状、円柱状もしくは円筒状、角柱状もしくは角筒状、截頭円錐状、截頭角錐状、截頭楕円錐状、円柱もしくは円筒に円錐を接合した形状、角柱もしくは角筒に角錐を接合した形状、半球、半楕円体、弾丸型、おわん型をした形状等からなる凹凸構造や、方向の揃った複数の直線状の凹部または凸部からなる凹凸構造、複数の凸部の高さまたは複数の凹部の深さが一定である凹凸構造を有するユニットからなる凹凸構造などを例示することができるが、必ずしもこれらに限定されるものではない。
(表示デバイスの作製方法)
上述のようにして得られる画像構成要素からなる表示デバイス用凹凸構造データに基づいて、表示デバイスを作製するための作製方法の一例を説明する。
まず、凹凸構造を形成するための型版として、フォトリソグラフィを用いて以下のように金属製のスタンパを作製する。
最初に、平滑な基板(ガラス基板が一般的に用いられる)に感光性レジスト材料を塗布し、均一な膜厚のレジスト材料層を形成する。感光性レジスト材料としては、公知のポジ型材料またはネガ型材料を用いることができる。次いで、荷電粒子ビームにより、表示デ
バイス用凹凸構造データに基づく所望のパターンをレジスト材料層に描画する。
その後、このレジスト材料層を現像処理することにより、所望の凹凸構造を有する構造体を得る。
次に、この構造体を原版として用いて、この原版から、電鋳等の方法により金属製のスタンパを作製する。なお、電鋳とは、電鋳の対象物を所定の水溶液中に浸し、通電することで電子の還元力により、この対象物上に金属膜を形成する表面処理技術の一種である。
このような方法を用いることで、原版の表面に設けられた微細な凹凸構造を精度良く複製することができる。なお、電鋳の対象物の表面は、通電可能である必要があるが、一般に感光性レジストは電気を通さないので、電鋳を行なう前に、上記構造体の表面にスパッタリング、真空蒸着等の気相堆積法などにより、金属薄膜が予め設けられている。
次いで、このスタンパを用いて、レリーフ構造形成層の表面に、凹凸構造を複製する。まず、例えばポリカーボネートまたはポリエステルなどからなる光透過性の基材上に熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂または放射線硬化性樹脂などを塗布する。次に、塗膜に金属製スタンパを密着させ、この状態で熱圧の付与や、光や電子線などの照射を実施した後に、金属製のスタンパを樹脂層から剥がすことで、凹凸構造を備えるレリーフ構造形成層を得る。
上記において、原版の作製方法として、フォトリソグラフィを用いたが、その他の方法として、切削加工やエッチング加工等により金属等の表面を加工する手法などを採用することができる。このような方法を用いると、直接金属板の表面を加工することが可能であり、この場合、電鋳等の方法により金属製スタンパを作製することなく、直接金属製スタンパを作製することができる。
次に、レリーフ構造形成層上に、例えば、真空蒸着法やスパッタリング法などの気相堆積法等によりアルミニウム等の金属または誘電体などを単層あるいは多層に堆積させ、反射層を形成する。
なお、レリーフ構造形成層の一部のみを反射層で被覆する場合には、例えば、気相堆積法などにより連続膜として反射層を形成した後、薬品などによりその一部を除去するなどの方法によって得ることができる。このような方法により、表示デバイスを製造することができる。
上述のようにして得られた表示デバイスには、適宜、中間層、印刷層、保護層、接着層あるいは粘着層などの各種公知機能層が設けられてあっても良く、表示デバイスは単独で用いられても良いし、何らかの物品に貼着されて用いられても良い。
物品に表示デバイスを貼着する方法としては、粘着剤などを介してラベルとして貼着しても良いし、図10に例示されるような転写箔(60)の構成として表示デバイスを作製し、物品に貼着される方法が取れられても良い。
図10に例示される転写箔(60)の構成は、支持体(61)上に剥離性保護層(62)、レリーフ構造形成層(63)、反射層(64)、接着層(65)からなっている。
支持体(61)に用いられる材料としては、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリカーボネート、トリアセチルセルロース、ポリビニルアルコール、アクリル、塩化ビニル、ポリプロピレン、ポリシクロオレフィン、ポリイミドなどの各種
プラスチックフィルムを好適に用いることができる。
剥離性保護層(62)は、転写箔(60)を被転写体に転写する際の支持体(61)の剥離を容易にすると共に、転写後の表示デバイス転写層(66)の耐久性を確保する役割を担っている。
剥離層性保護層(62)の材料としては、例えば、アクリル系樹脂、ポリエステル系樹脂、メラミン系樹脂、ポリカーボネート樹脂、ビニル系樹脂などを単独あるいは混合物、ないし積層物として使用するができる。
また剥離性保護層(62)は、パラフィンワックス、カルナバワックス、ポリエチレンワックスなどの各種ワックス類や、ステアリン酸亜鉛などの金属石鹸類およびシリコーン類などの各種添加剤を更に含んでいてもよい。
レリーフ構造形成層(64)は、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、放射線硬化性樹脂などを好適に用いることができる。
レリーフ構造形成層(64)として、熱可塑性樹脂を用いる場合には、例えばアクリル系樹脂、エポキシ系樹脂、セルロース系樹脂、ビニル系樹脂などや、これらの混合物、またはこれらの共重合体などを使用することができる。
また、熱硬化性樹脂を用いる場合には、例えば、アクリル系ポリオール樹脂やポリエステル系ポリオール樹脂などのポリオール系樹脂とイソシアネート化合物との架橋反応によって形成されるウレタン系樹脂、メラミン系樹脂、エポキシ系樹脂、フェノール系樹脂などや、これらの混合物、またはこれらの共重合物を使用することができる。
あるいは、放射線硬化性樹脂を用いる場合には、放射線硬化性樹脂は、典型的には、重合性化合物と開始剤とを含んでいる。
重合性化合物としては、例えば、光ラジカル重合が可能な化合物を使用する。具体的には、エチレン性不飽和結合またはエチレン性不飽和基を有したモノマー、オリゴマーまたはポリマーを使用することができる。あるいは光ラジカル重合が可能な化合物として、1,6-ヘキサンジオール、ネオペンチルグリコールジアクリラート、トリメチロールプロパントリアクリラート、ペンタエリスリトールアクリラート、ペンタエリスリトールテトラアクリラート、ペンタエリスリトールペンタアクリラートおよびジペンタエリスリトールヘキサアクリラート等のモノマー、エポキシアクリラート、ウレタンアクリラートおよびポリエステルアクリラート等のオリゴマー、またはウレタン変性アクリル樹脂およびエポキシ変性アクリル樹脂等のポリマーなどを使用してもよい。
重合性化合物として光ラジカル重合が可能な化合物を使用する場合、開始剤としては、光ラジカル重合開始剤を使用することができる。
この光ラジカル重合開始剤としては、例えば、ベンゾイン、ベンゾインメチルエーテルおよびベンゾインエチルエーテル等のベンゾイン系化合物、アントラキノンおよびメチルアントラキノン等のアントラキノン系化合物、アセトフェノン、ジエトキシアセトフェノン、ベンゾフェノン、ヒドロキシアセトフェノン、1-ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、α-アミノアセトフェノンおよび2-メチル-1-(4-メチルチオフェニル)-2-モリホリノプロパン-1-オン等のフェニルケトン系化合物、ベンジルジメチルケタール、チオキサントン、アシルホスフィンオキサイド、または、ミヒラーズケトンなどを使用することができる。
あるいは、重合性化合物として、光カチオン重合が可能な化合物を使用してもよい。光カチオン重合が可能な化合物としては、例えば、エポキシ基を備えたモノマー、オリゴマーもしくはポリマー、キセタン骨格含有化合物、または、ビニルエーテル類を使用する。
重合性化合物として光カチオン重合が可能な化合物を使用する場合、開始剤としては、光カチオン重合開始剤を使用する。この光カチオン重合開始剤としては、例えば、芳香族ジアゾニウム塩、芳香族ヨードニウム塩、芳香族スルホニウム塩、芳香族ホスホニウム塩または混合配位子金属塩を使用する。
あるいは、重合性化合物として、光ラジカル重合が可能な化合物と光カチオン重合が可能な化合物との混合物を使用してもよい。
この場合、開始剤としては、例えば、光ラジカル重合開始剤と光カチオン重合開始剤との混合物を使用する。あるいは、この場合、光ラジカル重合および光カチオン重合の双方の開始剤として機能しうる重合開始剤を使用してもよい。
このような開始剤としては、例えば、芳香族ヨードニウム塩または芳香族スルホニウム塩を使用する。
尚、放射性硬化樹脂に占める開始剤の割合は、例えば、0.1から15重量%の範囲内とする。
また、重合開始剤を使用しない例として、電子線照射により重合性化合物の重合反応を引き起こす方法を用いてもよい。
前記放射線硬化樹脂は、増感色素、染料、顔料、重合禁止剤、レベリング剤、消泡剤、タレ止め剤、付着向上剤、塗面改質剤、可塑剤、含窒素化合物、エポキシ樹脂等の添加剤、離型剤またはこれらの組合せを更に含んでいてもよい。
また、放射線硬化樹脂には、その成形性を向上させるべく、非反応性の樹脂を更に含有させてもよい。この非反応性の樹脂としては、例えば、前記熱可塑性樹脂や熱硬化性樹脂などを単独または混合物として用いることができる。
反射層(64)としては、Al、Sn、Cu、Au、Ag、Coなどの金属薄膜を真空蒸着法、スパッタリング法、イオンプレーティング法などの気相堆積法等によって形成する方法や、これらの金属薄膜に対しエッチング法などを駆使して、パターン状に形成する方法などが用いられてあってもよい。
または、透明な反射層として、例えば、Sb、Fe、TiO、CdS、CeO、ZnS、PbCl、CdO、Sb、WO、SiO、Si、In、PbO、Ta、ZnO、ZrO、Cd、Alなどの金属化合物からなる誘電体を真空蒸着法、スパッタリング法、イオンプレーティング法などの従来公知の方法により、薄膜形成したものなどを用いることができる。
接着層(65)は、一般的な感熱接着剤や感圧接着剤などを用いて形成することができる。
感熱接着剤としては例えば、(メタ)アクリル系樹脂、ポリエステル系樹脂、塩化ビニル-酢酸ビニル共重合体樹脂、エチレン-(メタ)アクリル酸エステル共重合体樹脂、ポ
リアミド系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、塩素化ポリオレフィン系樹脂、エポキシ系樹脂、ウレタン系樹脂などの各種樹脂の単独または2種以上の混合物として用いることができる。
また、感圧接着剤としては例えば、塩化ビニル-酢酸ビニル共重合体、ポリエステル系ポリアミド、アクリル系、ブチルゴム系、天然ゴム系、シリコン系、ポリイソブチル系などの粘着剤を単独、もしくはアルキルメタクリレート、ビニルエステル、アクリロニトリル、スチレン、ビニルモノマーなどの凝集成分、不飽和カルボン酸、ヒドロキシ基含有モノマー、アクリロニトリルなどに代表される改質成分や接着性付与材、充填剤、軟化剤、熱安定剤、酸化防止剤、重合開始剤、硬化剤、硬化促進剤などの添加剤を、必要に応じて添加したものなどを用いることができる。
接着性付与剤としては、ロジン系樹脂、テルペンフェノール樹脂、テルペン樹脂、芳香族炭化水素変性テルペン樹脂、石油樹脂、クマロン・インデン樹脂、スチレン系樹脂、フェノール系樹脂、キシレン樹脂などが挙げられる。
充填剤としては、亜鉛華、酸化チタン、シリカ、炭酸カルシウム、硫酸バリウムなどが挙げられる。
軟化剤としては、プロセスオイル、液状ゴム、可塑剤などが挙げられる。熱安定剤としては、ベンゾフェノン系、ベンゾトリアゾール系、ヒンダードアミン系などが挙げられ、酸化防止剤としては、アニリド系、フェノール系、ホスファイト系、チオエステル系などが挙げられる。
図11には、上述のようにして得られた転写箔(60)を用いた表示デバイス付き物品(70)の例として、商品券などの被転写体(71)上に、表示デバイス転写層(66)を設けたものを例示した。
表示デバイス転写層(66)には、セルA群(30)からなる光源(41)の動きに応じた光学効果を有する部分と、ホログラム画像を有するセルB群(72)とをあわせ持っている。
これにより、既存の回折格子構造を有する偽造防止媒体と同様の製造工程を用いながら、従来にない光学効果を有し、高い装飾性と高い偽造防止性を有する表示デバイス付き物品(70)を得ることができる。
10 … フレネルレンズ状の凹凸構造物
10’… 再配置前の1群のセルA1
11 … 基材
12 … レリーフ構造形成層
13 … 反射層
15 … ピッチの推移方向
16 … 配向方向の推移方向
20 … 再配置後の1群のセルA1
20a… 再配置後の1群のセルA1a
20b… 再配置後の1群のセルA1b
20c… 再配置後の1群のセルA1c
30 … セルA群
31 … 重なり部
40 … 表示デバイス
41 … 光源
42 … 観察者
411、412 … 光源の移動方向
50 … 再生像
51、52 … 再生像の移動方向
60 … 転写箔
61 … 支持体
62 … 剥離性保護層
63 … レリーフ構造形成層
64 … 反射層
65 … 接着層
66 … 表示デバイス転写層
70 … 表示デバイス付き物品
71 … 被転写体
72 … セルB群
80 … フレネルレンズ構造デバイス
81 … 集光点
82 … フレネルレンズデバイス再生像
821、822 … フレネルレンズデバイス再生像の移動方向
CE、CE1、CE2、CE3 … セル
CE20a…再配置後の1群のセルA1aの1つのセル
CE20b…再配置後の1群のセルA1bの1つのセル
CE20c…再配置後の1群のセルA1cの1つのセル

Claims (4)

  1. 表面に凹凸構造を有するレリーフ構造形成層と、前記凹凸構造が形成された表面の少なくとも一部を覆うように形成された反射層とを、有する表示デバイスであって、
    前記凹凸構造が、配列された複数のセルからなり、
    前記複数のセルの少なくとも一部が、フレネルレンズ状の同心円パターンの凹凸構造の一部の構造となる凹凸構造を少なくとも有するセルA群であり、
    前記セルA群は、2以上の一群のセルA1からなり、一群のセルA1は、単一の前記フレネルレンズ状に設けられた同心円パターンの凹凸構造を任意の数に分割した凹凸構造を、各セルにそれぞれ少なくとも担持し、
    再配置前の前記一群のセルにおいて、ピッチの推移方向沿って、前記同心円状パターン状の凹凸構造のピッチは漸次変化しており、配向方向の推移方向に沿って、前記同心円状パターン状の凹凸構造の配向方向は漸次変化しており、
    前記一群のセルA1内において、各セルが有する凹凸構造の配向方向の推移方向を縦軸とし凹凸構造のピッチの推移方向を横軸とし、前記縦軸と前記横軸とが直交する座標軸となる座標上の前記縦軸および前記横軸方向に各セルを再配置し、横軸に沿って凹凸構造のピッチが漸次変化し、縦軸に沿って凹凸構造の配向方向が漸次変化したことを特徴とする表示デバイス。
  2. 前記表示デバイスに対し、光源を用いて特定の方向から光を照射した際に、前記セルA群の各セルに設けられた凹凸構造により、回折光が射出され、前記回折光によって複数の高輝度画像点からなる任意の画像である再生像が視認されることを特徴とする請求項1に記載の表示デバイス。
  3. 前記表示デバイスに光を照射する前記光源の位置を、前記表示デバイスに対して、任意の方向に移動した際に、前記再生像の位置が、前記光源の移動した方向に対して、直交する方向に移動することを特徴とする請求項2に記載の表示デバイス。
  4. 前記複数のセルが、セルB群を更に含み、
    前記セルB群が、前記セルA群の担持する凹凸構造とは異なり、平坦面を含む任意の凹凸構造を有することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の表示デバイス。
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