JP7234318B2 - ラックに搭載されるフィールド交換可能ユニットのアウトオブバンド管理 - Google Patents
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Description
本発明は一般的に、ラックまたはキャビネットなどのフレーム構造内に搭載されるフィールド交換可能ユニット(FRU:field replaceable unit)の管理に関し、より具体的には、ブレードまたはシャーシベースのコンピューティングシステムの向上した可用性および保守性をラックベースのコンピューティングシステムにもたらすシステムおよび方法に関する。
ラックに搭載されるサーバ(RMS)およびブレードコンピュートシステムの両方における「アウトオブバンド」(OOB:out of band)管理(たとえば、FRUディスカバ
リー(discovery)などの存在検出、在庫監査、動力サイクルおよびCPUリセットの活
性化など)のためのインテリジェントプラットフォーム管理インターフェイス(IPMI:Intelligent Platform Management Interface)の使用において、近年大きな進歩があ
った。IPMIは、システムコントローラまたは(たとえば、管理ソフトウェアを含む)マネージャと管理されている1つ以上の一意のデバイス(たとえば、1つ以上のFRU)との間の通信を容易にするアーキテクチャまたはプロトコルを提供する業界標準コンピュータシステム技術である。
re)は、(たとえば、フォームファクタなどに関連して)ブレードおよびシャーシの要件に目標を定めた一連の仕様を含むオープン業界標準である。
ブレードシステムは有利には、統一された管理サービスを用いることによるほぼ100%の使用可能時間または可用性、冗長性または可用性(たとえば、第1のブレードサーバがダウンすると、第2のブレードサーバが引継いで、第1のブレードサーバが交換されるまで他のブレードサーバに対する割込みなしにシステムを維持することができる)、迅速な障害の切離し、短い平均修復時間、構成要素へのミッドプレーン管理経路、固定されたFRU場所および構成、ケーブル配線の低減、電力およびサイズ要件などを提供する。しかしながら、ブレードエンクロージャおよび設置されたブレードサーバは典型的には独自の設計である。すなわち、通常、特定のブレードエンクロージャは特定の種類のブレードサーバしか受付けないように設計されるため、ブレードエンクロージャ内に設置されるブレードサーバのすべてはフォームファクタ、コネクタなどが同じである。このように、以上で論じたブレードシステムの利点および利益は、独自のブレードエンクロージャ内に設置される共通の種類のFRUに本来的に限定されてしまう。さらに、ブレードシステムは典型的に、固定された電力の見積り(budget)、冷却能力などを有する。将来的なブレード設計への改良が可能であるかもしれないが、任意のそのような将来のブレードは、電力および冷却についての元のブレード設計シャーシによって限定されてしまうであろう。
、FRUがそのそれぞれの受入れベイにいつ挿入されたかを検出する(すなわち、受入れベイ内のFRUの存在を検出する)ように構成されて、以下に論じるようにシステムを通じて1つ以上の対応の警告を送信してもよい。
複数の第1の種類の通信経路は、フレームセンターおよびフレームアームを相互接続する第1の通信ネットワークを形成してもよい。フレームセンターは、フレームセンターとフレームアームとの間のOOB管理通信、ならびにフレームアームとフレーム/システムの外部のデバイスおよびプロセスとの間で(フレームセンターを介して)行なわれる非OOB管理通信を可能にする複数の第2の種類の通信経路(たとえば、イーサネット(登録商標)ケーブルなどのネットワーク線)によって、仮想スロットの各々に電気的に相互接続されてもよい。仮想スロットの各々およびフレームセンターは、(フレームセンターに加えて)仮想スロットにインターフェイスするFRUに電力を分配するための1つ以上の(第1および第2の冗長など)配電ユニット(PDU、1つ以上の電力源に適切に電気的に相互接続されてもよい)に(たとえば、電力線またはケーブルを介して)電気的に相互接続されてもよい。
ムの対応のブラインド接合コネクタを介して)それぞれのフレームアームに電気的にインターフェイスされるFRUは、電力を実質的にシームレスにまたは自動的に受け、(たとえば、フレームセンターによって連係されるような)ラックの管理ネットワークに加わり、および/または実際のデータ信号を送りかつ受信することができ、これらすべては、FRUとネットワークスイッチとの間の複数のコードおよびケーブル、他のサーバなど(たとえば、ラックの中へのFRUの挿入の後および/またはその際など)の(たとえば、手作業での)引回しおよび相互接続を必ず行なわなければならないことから解放されている。この点において、固定された相互接続トポロジーおよびフレームアームは、システムの「仮想バックプレーン」またはミッドプレーンとして本質的に機能し得る。システムは、ラックの構築の一部としてラックに組入れられてもよく、または既存のラックに後付けする(retrofitted)もしくはそれ以外のやり方で当該既存のラックに統合してもよい。シ
ステムおよびラックは「セットアップ」と総称されることがある。
OM)などの、各々が1つ以上の専用プロセッサおよびメモリモジュールを含む内蔵型システム管理ツール)と通信してもよい。システムは、フレームセンター、さまざまなFRU OOBサービスプロセッサ、および/またはより高レベルのプロセッサによって実行される論理またはソフトウェアのさまざまなものからなる、統一管理システム(UMS)を組入れてもよい。たとえば、FRUをラックの受入れベイに設置することおよびFRUをそれぞれのフレームアームに相互接続することにより、フレームマネージャと通信することの一部として、FRUのOOBサービスプロセッサが用いるためにUMSの一部が自動的にFRUにダウンロードされてもよい。この点において、FRUは、FRUの種類、FRUのフォームファクタなどに実質的に係わらず、実質的に自動的にかつシームレスにその適切な管理サービス文脈(たとえば、UMS)に加わることができてもよい。
線上で)警告(たとえば、割込み)を送ってもよい。フレームセンター(たとえば、そのサービスプロセッサ)は次に、仮想スロットのメモリを(たとえば、それぞれのI2C線
上で)読出して、ラック内の仮想スロット(およびしたがって、設置されたFRU)の固定された場所の表示を取得し、次に固定された場所データを利用して、新たに設置されたFRUに対して1つ以上のOOB管理タスクを行なってもよい。たとえば、フレームマネージャは、そのすべてがFRUのOOB管理の一部として用いられてもよい、設置されたFRUの最低限の処理および記憶容量、電力および冷却要件、物理的場所、現在のファームウェアのバージョン、ネットワーク接続などに関連してさまざまな種類の情報を維持するか、または少なくとも当該情報への(たとえばフレームセンターのメモリ内)アクセスを有してもよい。
仮想バックプレーン内の特定の場所を示す情報を利用できるようにする回路構成を含む。
してもよい。1つの実施形態では、シリアルデータ通信は、仮想バックプレーン内の第1の仮想スロットの場所の表示を第1の仮想スロットのメモリから読出す(たとえば、これにより、FRUのOOBサービスプロセッサは、他のFRUおよび仮想スロットに対してそれが仮想バックプレーン内のどこにあるかを知る)要求であってもよい。別の実施形態では、シリアルデータ通信は、第1の仮想スロットのメモリから仮想バックプレーン内のFRUの役割の表示を読出す(たとえば、これにより、FRUのOOBサービスプロセッサは、他のFRUに対して仮想バックプレーン内でそれが担うことになっている役割が何であるかを知る)要求であってもよい。
)は、点灯するか、またはそれ以外のやり方で活性化して、FRUを安全に取外してもよいことを示してもよい。
DC PDUに電気的に相互接続する。別の配置では、各々の受入れベイは、受入れベイの後方部分に隣接するフレームワークに固定されるそれぞれの電気コネクタを含み、第1および第2のPDUの各々は複数の電気コネクタの各々に電気的に接続され、複数の受入れベイのうち各々の電気コネクタは、受入れベイ内に搭載されるそれぞれのFRUの対応の電気コネクタにインターフェイスしてFRUを第1および第2のPDUに電気的に相互接続するように構成される。
く、複数の第2の種類のインターフェイスはイーサネット(登録商標)ポートであってもよい。別の例として、複数の第1の種類の通信ケーブルのうち各々の複数の対向する第2の端の各々は、複数の固定された場所にある複数のメモリのうちそれぞれ1つに相互接続されてもよく、複数のメモリの各々は、固定された相互接続トポロジー内のそれぞれの固定された場所を示すデータを記憶し、集中管理サーバは、第1の種類の通信ケーブルのうち1つを利用して、少なくとも1つの種類の管理を行なうべき、電気的に相互接続される複数のFRUのうち少なくとも第1のFRUの複数のメモリのうちそれぞれ1つから、固定された場所データを読出す。
デバイスに電気的に相互接続することと、複数のI2Cケーブルのうち各々の第2の端を
複数の回路基板のそれぞれ1つ以上に電気的に相互接続することと、コンピューティングラックの複数の受入れベイのそれぞれ1つに隣接する複数の回路基板の各々を固着することとを含む。集中コンピューティングデバイスは、複数のI2Cケーブルのうち1つ、お
よび受入れベイのうちそれぞれ1つ内に固着されるFRUに関連して1つ以上の管理ルーチンを行なう際に用いるための受入れベイに隣接して固着される複数の回路基板の1つを介して、コンピューティングラック内の受入れベイのそれぞれ1つの物理的場所を示すデータを取得する。
イのうち隣接する1つにそれぞれ固着される複数の回路基板の1つに電気的に接続される。仮想バックプレーンは、各々が対向する第1および第2の端を有する複数の電力ケーブルも含み、複数の電力ケーブルのうち各々の第1の端は配電ユニットに電気的に接続され、電力ケーブルのうち各々の第2の端は、複数の回路基板の1つにそれぞれ電気的に接続される複数のコネクタの1つに電気的に接続される。
れベイのうち1つの回路基板との間に接続されるネットワークデータ線上で第1のFRUのOOBサービスプロセッサと通信して、読出した情報を用いて第1のFRUのための1つ以上のOOB管理ルーチンを行なうことを含んでもよい。
を送信および受信するように構成され、さらにOOBサービスマネージャモジュールは、サービスプロセッサに相互接続される複数のネットワークポートを含み、複数のネットワークポートの各々は、複数の受入れベイ内にそれぞれ搭載される複数個のラック搭載機器にまたは当該複数個のラック搭載機器から複数の回路基板のそれぞれの通過回路を介してデータを送信および受信するように構成され、OOBサービスマネージャモジュールはさらに、OOBサービスマネージャモジュールと複数の回路基板との間の接続の物理的トポロジー定義を記憶するメモリを含む。物理的トポロジー定義は、コンピューティングラック内の回路基板のうち各々の固定された場所を示すデータを含み、サービスプロセッサモジュールは、物理的トポロジー定義を利用して、コンピューティングラックの複数の受入れベイ内にそれぞれ搭載される複数個のラック搭載機器の集中OOB管理を行なう。
方法は、受けることの少なくとも一部の際、FRUコネクタ配置を、コンピューティングラックの受入れベイの後方部分に隣接して固定される補助コネクタ配置にインターフェイスすることも含む。補助コネクタ配置は、コンピューティングラック内の少なくとも1つの電力源および少なくとも1つ通信ネットワークに電気的に相互接続され、インターフェイスすることは、コンピューティングラック内の少なくとも1つの電力源および少なくとも1つの通信ネットワークにFRUを電気的に相互接続する。
ール部材に対して摺動してFRUをコンピューティングラックの管理ネットワークに電気的に相互接続する。
本明細書中において、シャーシまたはブレードベースのシステム内に提供されるのと同様の可用性および保守性のレベルを提供するが、ブレードベースのシステムの本来的な制限の多数がない、複数のラックに搭載されるFRU(たとえば、サーバ、バックアップ電力モジュールなど)の集中管理のためのシステムおよび方法が開示される。概して、開示されるシステムは、(たとえば、フォームファクタおよび機能性が同様のまたは異なる)対応の複数のFRUを電気的に相互接続するための複数の「仮想スロット」または「フレームアーム」(たとえば、受入れ構造、筐体、コネクタなど)を含む。たとえば、隣接するフレームアームは、(たとえば、1Uまたはその倍数などの)コンピューティングラックまたはキャビネットの高さもしくは他の寸法に沿って適切に離間されてもよく、摺動レールまたは他の搭載特徴を介してラックの中に挿入されるFRUがそれぞれのフレームアームに自動的に相互接続するように動作可能であり得るように、摺動レールおよび/または他の搭載特徴と好都合に整列されてもよい。
ブル(たとえば、FRUの存在および固定された場所の検出、OOB管理などに必要なもの)を言外に意味する。複数の通信線は複数のI2Cケーブルを含んでもよく、その各々
はフレームセンターとフレームアームのそれぞれ1つとの間に電気的に相互接続される。複数の通信線は、複数のイーサネット(登録商標)ケーブルも含んでもよく、その各々はフレームセンターとフレームアームのそれぞれ1つとの間に電気的に相互接続される。固定された相互接続トポロジーは、1つ以上のPDUの各々を、複数のフレームアームの各々に、および/または複数の設置されたFRUの各々に直接に、固定して相互接続する複数の電力経路/線/ケーブルも含んでもよい。通信および電力経路または線の各々は2つの終点を含み、第1の終点(たとえば、終点「A」)はフレームセンターまたはPDUの特定のポートに接続され、第2の終点(たとえば、終点「B」)は特定のフレームアームに接続される(たとえば、フレームアームがフレーム内のオフセットUにある場合)。
ばケーブル)を含んでもよく、その各々は、フレームセンター120とフレームアーム1
16のそれぞれ1つとの間に電気的に相互接続される。各々のI2Cケーブルは、それぞ
れのフレームアーム116からフレームセンター120への、FRU存在検出に関する警告、(たとえば、ユーザがそれぞれのフレームアーム116上のボタンを押下することを介して開始される)特定の受入れベイからFRU112を取外す要求などの送信を容易にする。フレームセンター120は、I2Cケーブルを利用して、それぞれのフレームアー
ム116のメモリを読出して、フレーム内100のフレームアーム116の固定された場所を示すデータ(およびしたがって、インターフェイスされるFRU112)を取得して、その後(以下により詳細に論じる)インターフェイスされるFRU112のOOB管理を行なうことの一部として、固定された場所データを利用することもできる。
を介して)FRU挿入/取外し警告を受信しかつ特定のフレームアーム116および対応のFRU112のフレーム100内の1つ以上の特定の固定された場所を識別してもよく、ネットワークケーブルを利用して、(たとえば、OOBサービスプロセッサ164および/またはFRU112の他の管理エンティティと通信することを介して)FRU112のうち1つ以上のOOB管理を行なってもよい。
、ポート、コンタクトなど)と、フレームアーム116への(たとえばフレームアーム116のコネクタ128への)またはFRU112もしくは他のラックに搭載される機器への直接の電気的接続のための複数の出力ノード540,544(たとえば、コンセント)と、DC電圧をバイパス機構516から受けかつDC電力を出力ノード540,544を介してFRU112(または他のラックに搭載される機器)に分配するように動作可能な任意の適切な回路構成546,550とを含んでもよい。FRU112の各々に冗長またはバックアップ電力(たとえば冗長電源(RPS))を与えるために、電力ケーブル/コードのそれぞれの組5541,5542,5543,5544などを、第1および第2のDC
PDU508,512のそれぞれの出力ノード540,544とフレームアーム116、FRU112などの各々との間に電気的に接続してもよい。
C PDU508,512の第1の出力ノード540,544にプラグ差込みされるかまたは他のやり方で電気的に接続されてもよい一方で、電力ケーブルの第1の組5541の
第2の端は、両者とも同じフレームアーム116、同じFRU112などに電気的に接続されてもよい。第1および第2のDC PDU508,512の各々は、その定格最大負荷よりも低いある割合まで負荷をかけられてその回路ブレーカが上がるのを回避してもよい。1つの配置では、第1および第2のDC PDU508,512は、各々約50%ずつFRU112の負荷を分担してもよいが、第1および第2のDC PDU508,512の各々にかけられる負荷は、その定格最大負荷の50%未満である。このように、第1および第2のDC PDU508,512の一方が電力を喪失して第1および第2のDC
PDU508,512の他方が負荷の100%をサポートしなければならなくなったとしても、残余のPDUにかかる負荷は依然としてその定格最大負荷より低い。
電源582,586の一方)は、導電線599(たとえば、第1および第2の導電線590,594のうち一方)を介して第2の出力ノード566に(またはスイッチ(図示せず)と第2の出力ノード566との間の第2の導電経路574の一部に)電気的に接続されてDC電圧を第2のDC PDU512に供給してもよい。
ーブル、コード、経路など、図示せず)は、一方端でPCB122に(たとえば、PCB122のI2Cデータバスに、図示せず)、かつ対向端で(以下により詳細に論じる)フ
レームセンター120に電気的に接続されて、フレームアーム116が(たとえば、FRU存在検出、FRU112を受入れベイおよびしたがってOOB管理ネットワークから取外す要求などに関して)フレームセンター120に警告を送れるようにし、かつ(たとえば、対応の警告を受信すると)フレームセンター120が場所データ141をメモリ136から読出して、読出した場所情報に基づいてFRU112についての構成情報を判断で
きるようにしてもよい。PCB122は、以下に論じる理由によりシリアルデータとI2
Cデータとの間を変換するように動作可能な(たとえば、PCB122のI2Cデータバ
スに電気的に接続される)任意の適切な論理130、フレームアーム116の1つ以上の動作状態もしくはステータスを概して示す1つ以上のLED180(または、他の種類のインジケータ)、および/または、操作される(たとえば押下される)と、フレームアーム116からフレームセンター120へ信号または他の通信(たとえば、フレームアーム116およびしたがってフレーム100の管理ネットワークからFRU112を取外す要求)を生成および送信させるように動作可能な1つ以上のボタン182なども含んでもよい。たとえば、LED180によって示される特定のフレームアーム116の動作状態は、フレームアーム116にインターフェイスしているFRU112が存在しない初期状態からずっと、1つ以上のFRU112がインターフェイスしておりかつ活性である(たとえば、フレーム100のすべての手動でのサービス提供が完全である)最終状態までの範囲にわたってもよい。LED180は、初期状態から最終状態への適当な遷移および付加的な具体的な回復動作を要件とし得るエラー状態も示してもよい。
-5544のうち1つ)などの1つ以上の電力ケーブルの「通過」も容易にする。換言す
ると、ネットワークケーブル24ならびに第1および第2の電力ケーブル28,32は必ずしもPCB122と通信または相互作用する必要はなく、そのためコネクタ128,132にインターフェイスすると、FRU112に実質的に直接接続されていてもよい。
に、FRU112のOOBサービスプロセッサ164に送り返されるおよび/またはこれによって受信される前に、論理130によってシリアルデータに戻されてもよい。複数の
フレームアーム116の各々が前述のフレームアーム116と実質的に同様であってもよく、それらの固定された場所データ141などに関してのみ異なってもよい(すなわち、各々のフレームアームはフレーム100内で異なる具体的な固定された場所を有する)など、を理解すべきである。しかしながら、そのようなFRU112がフレームアーム116のうち1つのコネクタ128に接合可能なコネクタ132を含み、以上で論じたように、コネクタ132がFRU112のネットワークポート、シリアル管理ポート、および電力ポートに電気的に接続される限りは、フレームアーム116にインターフェイスするFRU112の各々は必ずしも、フォームファクタ、機能などの観点で同じである必要はない。
を含んでもよい。I2Cインターフェイス127の各々は、相互接続トポロジー124の
それぞれのI2Cデータ線20を通してそれぞれのフレームアーム116のPCB122
に電気的に相互接続可能である(図2を参照)。I2Cインターフェイス127は、I2Cインターフェイス127をサービスプロセッサ160に電気的に接続するI2Cバス(図
示せず)の一部を形成するか、または他のやり方でI2Cバスに電気的に相互接続されて
もよい。インターフェイス123は、任意の適切な態様でサービスプロセッサ160に電気的に接続されるネットワークスイッチの複数のイーサネット(登録商標)ポートなどの複数のネットワークインターフェイス129も含んでもよい。各々のネットワークインターフェイス129は、相互接続トポロジー124のそれぞれのネットワーク線24を通してそれぞれのフレームアーム116のコネクタ128に電気的に相互接続可能である(図4を参照)。
のどれがフレームアーム116のうちどれに電気的に接続されることになっているか(たとえば、各々のフレームアーム116はそのそれぞれの固定された場所データによって識別され得る)、ネットワークインターフェイス129のどれがフレームアーム116のどれに電気的に接続されることになっているかなどを含む、フレーム100の予測される全体的なトポロジーの定義を含む。トポロジー情報145は、さまざまなフレームアーム1
16およびフレームアーム116にそれぞれインターフェイスされるFRU112についてのコンフィギュレーション記録も含む。たとえば、コンフィギュレーション記録は、フレームアーム116の特定のものにそれぞれインターフェイスされ得るFRU112の種類、特定のFRU112の電力および冷却要件などの情報を含んでもよい。固定された場所データ141およびトポロジー情報145はそれぞれ、この開示で後に論じられるように、ワーカおよびマネージャPROM画像140,148内に記憶されてもよい。
えばI2Cデータバスに)電気的に相互接続され、かつFRU112のうち1つ以上の1
つ以上の状態またはステータス(たとえば、障害、取外し要求など)に基づいて活性化(たとえば、オン、点滅など)するように構成される1つ以上のLED175などの複数のインジケータ175も含んでもよい。いずれにせよ、ユーザは、単に情報145に対する変更を実現する(たとえば、フレームセンター120と通信する任意の適切なユーザインターフェイスを介して、フレームセンター120のインターフェイス123のうち異なるものに特定のフレームアーム116を関連付ける)ことによって、フレーム100の全体的なトポロジーを柔軟にカスタマイズする(すなわち「仮想バックプレーン」を修正する)、および/または固定された相互接続トポロジー124を柔軟にカスタマイズする(たとえば、ネットワークインターフェイス127の1つから特定のネットワーク線24の一方端を取外して、これをネットワークインターフェイス127の異なるものにプラグ挿入する)ことができる。フレームの全体的なトポロジーを柔軟にカスタマイズできることは、固定される/静的であり、かつ一般的に修正ができないブレードエンクロージャのバックプレーンとは対照的である。
それぞれトポロジー情報145中に特定される特定のI2Cインターフェイス127およ
びフレームアーム116にそれぞれ電気的に接続されるか否かを確認することができてもよい。図1、図4、および図5を参照して、フレームセンター120のサービスプロセッサ160は、まず、メモリ144中のトポロジー情報145を読出して、フレームセンター120、フレームアーム116、および固定された相互接続トポロジー124についてのトポロジー定義を取得してもよい。たとえば、トポロジー定義は、フレームセンター120の第1のI2Cインターフェイス127が第1のI2C線20によって(そのそれぞれのIDまたは場所情報141によって識別されるような)第1のフレームアーム116に電気的に接続されることになっており、フレームセンター120の第2のI2Cインター
フェイス127が第2のI2C線20によって第2のフレームアーム116に電気的に接
続されることになっているなど、と特定することができる。トポロジー定義は、さまざまなネットワーク線24ならびに/または固定された相互接続トポロジー124の他の電力および通信チャネルについての同様の情報を特定することができる。
0,24)の各々が、フレームセンター120と複数のフレームアーム116のうち1つとの間に電気的に相互接続されているか否かを確定してもよい。1つの実施形態では、サービスプロセッサ160は、(たとえば、フレームアーム116のIPアドレスなどを用いて)複数の通信線上で複数の信号を送ってもよく、次に、読出した物理的トポロジー中の複数の通信線のうち1つにそれぞれ関連付けられる複数のフレームアーム116の1つによる複数の信号のうち各々の受信を任意の適切な態様で検証してもよい。換言すると、
サービスプロセッサ160は、フレームアーム116「♯3」に電気的に接続されることになっている特定のI2C線20上で信号を送ってもよく、次にフレームアーム116♯
3による信号の受信を検証してもよい。同様のプロセスをさまざまな他のI2Cおよびネ
ットワーク線20,24の各々について行なってもよい。
判断し、特定の順序のI2C線20を介してフレームアーム116のメモリ中の場所デー
タ141を読出し、次に、読出した場所データ141がI2C線20の各々に関連付けら
れるトポロジー情報145中の場所データに一致することを検証するように構成されてもよい。1つの配置では、フレームセンター120上の任意の適切なインジケータ175(たとえば、LED177)は、フレームが正しく配線されているか否かに依存して点灯するまたは他のやり方で活性化するように構成されてもよい。配線誤りに応答して、フレームは正しい配線を検証するように評定され、再配線され、かつ再試験されることができる。
04内に設置される数多くの異なる種類のFRU112であり得るもののOOB管理を実質的にシームレスに、しかしブレードシャーシのシステムコントローラが個別のブレードを管理する態様と同様の態様で、行なえるようにする。フレーム100内のFRU112の物理的場所または固定された場所がわかっていれば、サービスプロセッサ160および/またはフレームマネージャ168は、FRU112へのおよびFRU112同士の間の通信および要求を容易に渡すことができる。管理者は誤作動するFRU112を容易に取換えるかまたは他のやり方で矯正して、高いレベルの使用可能時間、冗長障害アーキテクチャ、および短い平均修復時間などを維持することができる。1つの配置では、サービスプロセッサ160および/またはフレームマネージャ168は、電力引出しを監視して、フレームアーム116および対応のFRU112の場所を判断することができてもよい。たとえば、FRU112のコネクタ132が特定のフレームアーム116の対応のコネクタ128にインターフェイスすると、サービスプロセッサおよび/またはフレームマネージャ168は、結果的に生じるFRU112による電力の引出しを検出し、これによりフレーム100内のFRU112の固定されたまたは物理的場所を判断するように設計されてもよい。
0のサービスプロセッサ160に割込みまたは警告を生成しかつ送ってもよい。別の例として、ユーザがラック104の受入れベイからFRU112を取外してFRU112に対して保守を行なって、FRU112を別のFRU112と置換する(たとえば、FRU112をホットスワップする)などすることを望んでいると想定する。たとえば、ユーザは、フレームアーム116上のボタン182(たとえば、図4を参照)を押下して、(たとえば、PCB122の任意の適切な論理/回路構成によって、図示せず)フレームセンター120への「取外し要求」信号/警告の生成および送信を生じさせ得る。
ーム116のIDを判断するのに用いるためにサービスプロセッサ160によって読出さ
れ得る任意の適切なID(たとえば、シリアル番号または他の識別データ)を記憶するメモリを含むスマートまたはインテリジェントケーブルであってもよい。たとえば、サービスプロセッサ160は、記憶されたトポロジー情報145中のスマートケーブルIDおよびフレームアームIDの表などへのキーとしてスマートケーブルのIDを利用してフレームアームIDを確定してもよい。
ワップ要求の送出を開始させてもよい。ホットスワップ要求を受信すると、サービスプロセッサ160は、対応のFRU112のホットスワップが許されるか否かを判断するように進んでもよい。たとえば、(たとえば、場所データなどのフレームアームIDに従う)さまざまなフレームアーム116および/または対応のFRU112についてのホットスワップポリシー(または他の管理ポリシー)の表がフレームセンター120のメモリ114中のトポロジー情報155中に維持されてもよい。次に、サービスプロセッサ160は、特定のフレームアーム116中に設置されるFRU112のホットスワップが許されるか否かに基づいて、要求されるホットスワップ動作を許すようにまたは許さないように進んでもよい。1つの配置では、フレームアーム116上の特定の色の1つ以上のLED180(たとえば、図2を参照)は、要求されたホットスワップ動作が許されるか否かに基づいて点灯してもよい。サービスプロセッサ160および/またはフレームマネージャ168によるアウトオブバンド管理の数多くの他の例が本開示の範囲内で企図され包含される。
種類のラックまたはキャビネットに対して)設置されているか否かを判断する、(たとえば、固定された場所データ141を介して)フレーム100内のFRU112の場所を判断する、FRU112がフレーム100内で担うべき特定の「役割」を判断する、FRU112がサービスプロセッサ160および/またはフレームマネージャ168などと通信するための1つ以上のIPアドレスを取得できるようにする、など(以下に論じる)の情報記録を含む。さらに、フレームセンター120のメモリ144は、トポロジー情報145(すなわち、たとえば、フレームアームの場所、コンフィギュレーション、電力および冷却要件などに関連の、フレーム100を規定するのに必要な情報)を含み、かつサービスプロセッサ160および/またはフレームマネージャ168が用いてFRU112のOOB管理を行ない、フレームアーム116同士の間の入来するまたは外に出ていく通信を経路決めなどすることができる少なくとも1つのマネージャPROM画像148を記憶するPROMの形態であってもよい。フレームセンター120のメモリ144は、フレームセンター120が用いて、フレーム100内のその場所を判断し、管理通信を経路決めするためにFRUのIPアドレスを判断などすることができる対応のワーカPROM画像140も記憶する。
112′の場所を識別する物理的場所ID308と、複数のFRU112″のフレーム100′内の場所を識別する複数の非物理的ID312とを含んでもよい。たとえば、フレームアーム116♯8に接続されるOracle Sun Netra6000シャーシ(たとえばFRU112′)のシャーシ管理モジュール(CMM)(図示せず)は、「8」という物理的場所ID308によって識別されてもよく、シャーシの「スロット♯3」内に配設されるブレードサーバ(たとえば、FRU112″)のOOBサービスプロセッサ164は、「131」(0×83)という非物理的場所ID312によって識別されてもよい。
的である態様で動作されてもよい232。問合せ228に対する否定的な判断に応答して、方法200は、判断された役割がフレームマネージャであるか否かの問合せ236に進んでもよい。
、ファームウェアが特定のバージョンのものであるか否かを判断するようにチェックされるべきか、自動的にアップグレードされなければならないか、チェックする必要がないかなどを特定する「ファームウェア」ポリシーバイト344を含んでもよい。(たとえば、物理的場所ID308によって識別されるような特定のフレームアーム116の、設置されるFRU112中の最小限の必要な利用可能メモリを特定する)「メモリサイズ」バイト344、(たとえば、物理的場所ID308によって識別されるような特定のフレームアーム116に設置することができる1つ以上の特別の種類のFRUを特定する)「設置種類」バイト344、(たとえば、設置されるFRU112が有する必要がある1つ以上の特定の種類のネットワーク接続を特定する)「ネットワーク接続」バイト344などの、数多くの他の種類のポリシーバイト344が企図される。
FRU112と置換される場合、フレームアーム116のワーカPROM画像140の場所記録304は、(たとえば、2U FRUと4U FRUとの間の高さの違いにより)異なる「ラック場所高さ」を反映するように適切に更新されてもよい。
第2のFRU172からの割込信号をサービスプロセッサ160が受信したというそれぞれのネットワーク線24を介したサービスプロセッサ160からの警告を受信することによって)ワーカFRU(すなわち、第2のFRU172)がフレーム中に設置されたと判断すると、フレームマネージャ168は、第1のフレームアーム156のマネージャPROM画像148にアクセスして、第2のFRU172を管理する際に用いるための第2のフレームアーム176の物理的場所ID308でタグ付けされる管理記録を取得してもよい。
を介してフレームセンター120のサービスプロセッサ160へのホットスワップ要求の送信を生じさせてもよい。要求を受信すると、サービスプロセッサ160は、フレームセンター120と第1のフレームアーム156との間のそれぞれのネットワーク線24を介して第1のFRU152にあるフレームマネージャ168に要求を転送して(または、他
のやり方で警告して)、第2のFRU172のホットスワップ動作を行なってもよい。応答して、フレームマネージャ168は、第2のフレームアーム176に関連付けられる物理的場所ID308でタグ付けされるマネージャPROM画像148のコンフィギュレーションデータ記録340中の「ホットスワップ」ポリシーバイト344にアクセスしかつこれを評価して第2のFRU172のホットスワップが許されるか否かを判断して、次に対応して、評価することの結果に基づいてホットスワップを許すかまたは許さない。たとえば、第2のフレームアーム176上のLED180は、フレームマネージャ168が第2のFRU172のホットスワップが許されているかまたは許されていないかを判断することに応答して、それぞの第1および第2の状態(たとえば、点滅または点滅しない)をとってもよい。
経路決めされるべきかを判断するように進む。
場所記録
ベース管理サブネットIPアドレスは、フレームマネージャと通信するためにそれが必要とする情報を各々のFRUのOOBサービスプロセッサに与えるように、各々のフレームアームのワーカPROM画像の中に記憶されてもよい。個別の管理アドレスは、ネットワークアドレスとしてベース管理サブネットIPを、ホストアドレスとして場所IDを用いることによって導出されてもよい。フレームセンターソフトウェアは、このアドレスに対する変更が各々のフレームアーム場所およびフレームセンター画像に確実に伝播されるようにしてもよい。
コンフィギュレーションデータ記録は各々の場所IDに特有の情報の大部分を保持してもよい。フレームマネージャはこのデータにアクセスして、これを設置されるFRUと比較してもよい。チェックされることを意図されるFRU構成要素は、構成要素が最低限の要件を満たしていない(たとえば、十分なメモリがインストールされていない)場合にどの行為を行なうべきかを判断するのに、フレームマネージャが評価するポリシーバイトを実現してもよい。
フレームアームアドレス記録は、物理的ハードウェアアドレスおよびポート番号をフレームアーム識別子(たとえば、場所ID)にマッピングする。これはフレームセンターによって参照されてもよい。この記録は、ゼロというフレームアーム識別子で終端する構造の一覧を含んでもよい。
FRU I/Oポート定義記録
FRU I/Oポート定義記録は、所与の場所記録について各々のI/Oポートを記述する。これらの記述は、(以下に論じる)ポイントツーポイント接続記録において用いられてもよく、複数の記録に跨って多くのポートを有するFRUに対処してもよい。FRU
I/Oポート定義記録は以下の詳細を有する。
ポイントツーポイント接続記録はフレーム内のすべてのI/Oポート相互接続を定義する。各々の接続エントリは、接続を検証すべきか否かおよび接続検証が失敗した場合にどの行為を行なうかを判断するためにフレームマネージャが用い得るポリシーバイトを含有してもよい。
動的管理データは管理フレームワークによって用いられてもよく、これがコンフィギュレーションよりも頻繁に変化し得るという点で動的と考えられてもよい。動的管理データは、PROM画像よりもむしろフレームマネージャコンフィギュラブルファイルの中に保
持されてもよい。
ェイスおよび電気的接続が結果的に生じ得る。
)と、も含んでもよい。さらに、コネクタ428(たとえば、ブラインド接合コネクタなどのコネクタ128)は、任意の適切な態様でPCB422に電気的に接続されかつ固着されて、固定された相互接続トポロジー424を介して、それぞれのFRU412と、フレームセンターと、1つ以上のPDUとの間の電気的接続を容易にする。より具体的には、少なくとも1つのI2Cケーブルまたは線(たとえば、I2C線20、図13に図示せず)は、フレームセンターとPCB422との間に(たとえば、外側レール部材450に面するPCB422の底部部分を介してI2Cデータバスに、図13では見えない)電気的
に接続されてもよく、少なくとも1つのネットワークケーブルまたは線(たとえば、ネットワーク線24、図13では標識付けせず)は、コネクタ428の後方部分470に隣接してフレームセンターとピン/コンタクト(図示せず)との間に電気的に接続されてもよく(およびしたがって、PCB422を「通過」してもよく)、かつ少なくとも1つの電力線またはケーブル(たとえば、電力線28,32)は、コネクタ428の後方部分470に隣接して1つ以上のPDU(たとえば、PDU508,512)とピン/コンタクトとの間に電気的に接続されてもよい。
て整列ピン429の所望の高さを実現してもよい。
するように働く。別の配置では、搭載部分704は、付加的にまたは代替的に、内側レール部材454から離間され、かつ(たとえば、第2の搭載部材716中のアパーチャ720およびFRU412の側方部分413中の対応のアパーチャ(図示せず)を通るねじ切り締結具(図示せず)を介して)FRU412の側方部分413に動かないように固着されるように構成される第2の搭載部材716(たとえば、板、フランジなど)を含んでもよい。
装着部分708の中またはその上に配設されてもよい。示されるように、整列バレル740は、対向する前方および後方部分744,748と、前方部分744と後方部分748との間に整列バレル740を通って延在する受入開口またはボア752とを含んでもよい。整列ピン429および整列バレル740は、フレームアーム416およびアダプタ700上にそれぞれ配設されるものとして論じられたが、他の配置は、整列ピン429および整列バレル740が代わりにそれぞれアダプタ700およびフレームアーム416上に配設され得ることを企図する。
ーム416の整列ピン429を受けること816を含んでもよく、整列ピン429および整列バレル740は、それぞれフレームアームコネクタ428およびFRUコネクタ432から(たとえば、幅寸法405に、図12を参照)少なくとも実質的に共通の距離だけ離間される。図13、図16、および図18を参照して、たとえば、整列ピン429の先端部分437は、FRU412が受入ベイ410内で前進する808と、整列バレル740の前方部分744を介して整列バレル740の受入ボア752に入るように構成されてもよい。たとえば、整列ピン429および整列バレル740は、幅および高さ寸法405,407(図12を参照)の各々において外側レール部材450の共通の基準線(または他の基準場所)から実質的に共通の距離にあるように構成されかつ設計されてもよく、これにより、先端部分437を整列バレル740の中に実質的に容易に受けることができる。
この点で、すべて先に論じたように、FRU412は、固定された相互接続トポロジー424を介してコンピューティングラックのフレームセンター(たとえば、図1のフレームセンター120)および/またはフレームマネージャ(たとえば、図1のフレームマネージャ168)によって実質的に自動的におよび/またはシームレスにディスカバーされてもよく、フレームセンターおよび/またはフレームマネージャはFRU412のOOB管理を行なってもよく、FRUホットスワップ/取外し要求は、(たとえば、フレームアーム416上の対応のボタンの押下の際に)フレームアーム416によって生成されて、処理のためにフレームセンターに渡されてもよい、などである。図12のラック404のFRU412のうち1つ以上は、複数のFRU412がまとめて異なるフォームファクタ(たとえば、1Uおよび2UのFRU)、異なる機能などを含む場合にすら、ラック404のそれぞれの受入れベイ410の中に挿入されかつ当該受入れベイ410から取外されて、複数の実質的に同一のアダプタ700を用いて、以上で論じたような態様でそれぞれフレーム400の管理ネットワーク/文脈に加わってもよくまたはそれから抜けてもよい。
タ900は、アダプタ700が対応のフレームアーム416とともに利用されているラック中で利用されてもまたはされなくてもよい。概して、アダプタ900は、FRU1012の対向する側方部分10131,10132に動かないように固着されるようにそれぞれ構成される、(たとえば、各々1つ以上のブラケットを含む)第1および第2の搭載部分9041,9042と、第1および第2の搭載部分9041,9042を相互接続する装着部分908(たとえば、1つ以上のブラケット)とを含む。装着部分908は、少なくとも第1のコネクタ10321(たとえば、図4のブラインド接合コネクタ132または図1
6のコネクタ432)を受けて、FRU1012が受入れベイの中に挿入されると第1のコネクタ10321がコンピューティングラックの受入れベイ(図示せず、しかし図12
のラック404の受入れベイ410と同様)の後方に隣接する少なくとも第1の対応のコネクタ10281(たとえば、図4のコネクタ128または図13のコネクタ428)に
電気的にインターフェイスするのを可能にするように構成される。
(図示せず)に第1のコネクタ10321の前方部分(図示せず)を向けるように、その
中に第1のコネクタ10321を固定可能に受けるようにサイズ決めおよび構成されても
よい。図21-図22は、アダプタ900がフレームアーム1016に係合されているのを示すことが注記される。
ンと嵌まり、これにより第1のコネクタ10321を装着部分908およびしたがってF
RU1012に係止するまたは動かないように固定する(すなわち、搭載部分904がFRU1012に固定されるまたは少なくともFRU1012に対して動かないように固定される場合)ように適合される1つ以上の可撓性の突起、クリップなど(図示せず)を含んでもよい。しかしながら、第1のコネクタ10321を装着部分908に固着する他の
態様も本明細書中で企図されかつ包含される。1つの配置では、装着部材928は、(た
とえば、ねじ切りされた接続、溶接などの)任意の適切な態様で第1および第2の搭載部分9041,9042の第1の搭載部材9121,9122に固く固着されてもよい。別の配置では、第1および第2の搭載部分9041,9042および装着部分908を作り出すように単一片の材料を適切に形成および/または形作ってもよい。
後方部分1033に電気的に接続する1つ以上のケーブル、ワイヤなど(図示せず)のための空間を設けてもよい。1つの配置では、アダプタ900は、第1および第2の搭載部分9041,9042ならびに/または装着部分908に適切に固着されるベースもしくはトレー960を含んでもよい。いずれの場合も、第1および第2の搭載部分9041,9
042ならびに装着部分908(および、含まれる場合はトレー960)は、FRU10
12の後方部分1014に隣接するポートおよび第1のコネクタ10321を電気的に相
互接続する複数のケーブル/ワイヤ/などを内蔵するための少なくとも部分的な筐体をまとめて形成してもよい。
に第2のコネクタ10322の前方部分(図示せず)を向けるように第2のコネクタ10
322(たとえば、ブラインド接合コネクタ)を受けるようにサイズ決めおよび構成され
る少なくとも第2の受入れアパーチャ(図示せず)を含んでもよい。第2のコネクタ10322,10282を設けることは、有利には、FRU1012の1つ以上の付加的なポートとラックなどの付加的なケーブル/ワイヤ/ネットワークとの間のブラインド接合電気的接続を可能にする。1つの配置では、1つ以上のケーブル/ワイヤ(図示せず)は、FRU1012の高速ネットワークポート970(たとえば、イーサネット(登録商標)、RJ45)とアダプタ900の第2のコネクタ10322との間に電気的に接続されても
よい。たとえば、高速ネットワークポート970は、フレームセンター(たとえば、フレームセンター120)と、フレームアーム116/416/1016と、FRU112/412/1012などとの間の管理通信のためとは反対に、FRU1012と他のデバイスおよび/またはプロセス(たとえば、ラック404/104内の他のFRU1012/412/112、ラック404の外部のデバイスまたはプロセスなど)との間の実際のデータ(たとえば、信号)通信のために利用されてもよい。
(標識付けせず)とを有してもよい。示されるように、第1のコネクタ10281は、任
意の適切な態様でPCB1022に電気的に接続されかつ固着されて、アダプタ900の第1のコネクタ10321に整列しかつ電気的にインターフェイスして、固定された相互
接続トポロジー(たとえば、固定された相互接続トポロジー424)を介して、それぞれのFRU1012と、フレームセンターと、1つ以上のPDUとの間の電気的接続を容易にしてもよい。より具体的には、少なくとも1つのI2Cケーブルまたは線(たとえば、
図4のI2C線20)は、フレームセンターとPCB1022との間に(PCB1022
のI2Cデータバスに)電気的に接続されてもよく、少なくとも1つのネットワークケー
ブルまたは線(たとえば、図4のネットワーク線24)は、フレームセンターと第1のコネクタ10281の後方部分1070に隣接するピン/コンタクト(図示せず)との間に
電気的に接続されてもよく(およびしたがって、PCB1022を「通過」してもよく)、かつ少なくとも1つの電力線またはケーブル(たとえば、図4の電力線28,32)は、1つ以上のPDU(たとえば、PDU508,512)とコネクタ1028の後方部分1070に隣接するピン/コンタクトとの間に電気的に接続されてもよい。
)任意の適切な対応で固着されて、アダプタ900の第2のコネクタ10322に整列し
かつ電気的にインターフェイスして、固定された相互接続トポロジー(たとえば、固定された相互接続トポロジー424)および/または他のケーブル/ワイヤを介してそれぞれのFRU1012と1つ以上のネットワークとの間の電気的接続(たとえば、実際のデータ通信)を容易にするように適合されてもよい。たとえば、1つ以上のネットワーク(たとえば、イーサネット(登録商標))ケーブル(たとえば図示せず)は、第2のコネクタ10282の後方部分に適切に電気的に相互接続されてもよく、これにより、第2のコネ
クタ10322,10282とのインターフェイスの際に、FRU1012と1つ以上のネットワーク(たとえば、インターネット、WAN、LAN)との間に電気的(たとえばデータ)接続が確立される。
,10292の各々は、第1および第2のコネクタ10281,10282に隣接して(た
とえば、直接に隣接、離間して隣接など)それぞれ配設されてもよい一方で、第1および第2の整列バレルの各々は、第1および第2のコネクタ10321,10322に隣接して(たとえば、直接に隣接、離間して隣接など)それぞれ配設されてもよい。図13-図19の整列ピン429および整列バレル740に関連して先に論じたように、フレームアーム1016に向けた受入れベイの中へのFRU1012の挿入の際のそれぞれの第1および第2の整列バレル中への整列ピン10291,10292の各々の受入れは、それぞれのコネクタ10281/10321,10282/10322のピン/コンタクト同士の間の精密な整列を容易にする。
322のピン/コンタクトのより微調整された整列を行なうように働く)「二次」整列機
構と考えられてもよい。いくつかの実施形態では、フレームアーム1016の筐体1018は、第1および第2の搭載部分11041/11042に装着されるカバー1061(図23に示される;明瞭さのために図21-図22からは取除かれている)ならびに/またはPCB1022およびコネクタ10281,10282を保護してフレームアーム1016などの剛性を増大させるための装着部分1120を含んでもよい。
,10502のチャネル(標識付けせず)に挿入すること804と、受入れベイの後方部
分に向けてFRU1012を前進させること808(たとえば、摺動させること、移動させることなど)と、(たとえば、整列バレルおよび/または開口内に整列ピンおよび/または柱を受けることを介して)FRU1012の電気コネクタ10321,10322をフレームアーム1016の対応の電気コネクタ10281,10282に機械的に整列させること812と、コネクタ10281/10321,10282/10322の機械的整列812の後またはその際にコネクタ10281/10321,10282/10322を電気的にインターフェイスすること828とを含んでもよい。この点で、すべて先に論じたように、FRU1012は、固定された相互接続トポロジー424を介してフレームセンター(たとえば、図1のフレームセンター120)および/またはコンピューティングラックのフレームマネージャ(たとえば、図1のフレームマネージャ168)によって実質的に自動的におよび/またはシームレスにディスカバーされてもよく、フレームセンターおよび/またはフレームマネージャはFRU1012のOOB管理を行なってもよく、かつFRUホットスワップ/取外し要求は、たとえば、(たとえば、フレームアーム1016上の対応のボタンが押下されると)フレームアーム1016によって生成されて、処理などのためにフレームセンターに渡されてもよい。
16のように、高さ寸法407に沿っているのとは対照的に)ように構成されることによるなどして、ラック404の(図12に標識付けされる)高さ寸法407の低減されたフォームファクタを有するように構成されてもよい。たとえば、アダプタ900およびフレームアーム1016は1U FRU1012のために利用されてもよい一方で、アダプタ700およびフレームアーム416は、同じラック404中で利用されても利用されなくてもよい2U FRU412のために利用されてもよい。しかしながら、各々のアダプタ900/フレームアーム1016およびアダプタ700/フレームアーム416の組合せが他のフォームファクタ(たとえば、1U、2U、3Uなど)のFRUとともに利用されてもよいことが企図される。
2の高速ネットワークポート970(たとえば、イーサネット(登録商標)、RJ45)の電気的接続の結果として、電磁干渉(EMI)が生成され得る。この点において、第1の搭載部分9041、第2の搭載部分9042、および装着部分908によって作られる筐体は、生成されたEMIを減衰させるまたは他のやり方で制御するように働く「ケージ」として働いてもよい。さらに、アダプタ900および/またはフレームアーム1016の1つ以上の部分(たとえば、トレー960,1090;装着部分908,1120;など)は、空気の循環、軽量化などを容易にするために、それを通る多数のパーフォレーションなどを含んでもよい。発明の精神および範囲から逸脱することなく明細書中に開示される具体的な実施形態から数多くの付加および/または乖離がなされてもよいことが容易に認められる。本明細書中の図示および検討は、本開示のさまざまな局面を理解する際に読み手を助けるためにのみ与えられている。たとえば、フレームセンター120は、アウトオブバンド管理に関連してFRU112同士の間の通信を(たとえば、スイッチとして)一般的に容易にするものとして開示されるが、FRU112とフレーム100の外部のデバイスまたはネットワークとの間の通信を容易にするように別のスイッチ(たとえばInfiniBand)が設けられてもよい。すなわち、FRU112は、FRU112のOOB管理のために(たとえば、コネクタ128,132のインターフェイスを介して)フレームセンター120に相互接続されてもよいが、FRU112は、InfiniBandまたは他の種類の通信および/もしくはデータ転送(たとえば、テレビ会議のトラフィック)のための他の種類のスイッチに適切に相互接続されてもよい。別の実施形態では、1つよりも多くのフレームマネージャがフレーム内に存在してもよい。たとえば、フレームセンター120は、(たとえば電源投入、ホットスワップなどと関連して)FRUのOOB管理のためにフレームマネージャを走らせてもよいが、FRU112のうち1つは、フレーム100内のより高レベルの管理タスクをアドミニストレーションする別のフレームマネージャを走らせてもよい。
つは図10のフレーム100′の形態にあることができ、これによりシャーシのエンクロージャの形態のFRU112′は、ブレードサーバの形態の複数のFRU112″を含む。別の例として、アダプタ700の装着部分708は、フレームアーム416の1つ以上の付加的な対応のコネクタ428に電気的にインターフェイスするように構成されてもよい付加的なコネクタ432を受けるための1つ以上の付加的な受入れアパーチャを有することができる。さらなる例として、アダプタ900およびフレームアーム1016は、他のサイズ(たとえば2U、3Uなど)のFRUに利用されることができる。
って行なわれることもでき、かつ特殊目的の論理回路構成として装置を実現することもできる。コンピュータプログラムの実行に好適なプロセッサは、一例として、汎用マイクロプロセッサおよび特殊目的マイクロプロセッサの両方、ならびに任意の種類のデジタルコンピュータの任意の1つ以上のプロセッサを含んでもよい。一般的に、プロセッサは、読出専用メモリまたはランダムアクセスメモリまたはその両者から命令およびデータを受ける。一般的に、コンピュータの要素は、命令を実行するための1つ以上のプロセッサと、命令およびデータを記憶するための1つ以上のメモリデバイスとである。本明細書中に記載される技術は、記載される機能性を提供するように構成されるコンピュータシステムによって実現されてもよい。
Claims (20)
- コンピューティングラックの受入れベイ内に搭載される複数のフィールド交換可能ユニット(FRU)を管理する際に用いるための方法であって、
管理コントローラにおいて、管理コントローラと前記コンピューティングラックの複数の前記受入れベイのうち各々の回路基板との間に接続される複数のI2Cデータ線の1つの上で、第1のFRUが前記I2Cデータ線の前記1つが接続される前記複数の受入れベイの前記1つの中に挿入されるまたは前記1つから取外されるべきであるという信号を受信することと、
前記管理コントローラにより、前記受信した信号に応答して前記複数のI2Cデータ線の前記1つ上で、前記I2Cデータ線の前記1つに接続される前記複数の回路基板の前記それぞれ1つのメモリを読出して、前記コンピューティングラック内の前記第1のFRUの地理的場所データを判断することと、
前記管理コントローラにより、前記地理的場所データを用いて、前記第1のFRUのための1つ以上のアウトオブバンド(OOB)管理ルーチンを行なうこととを備える、方法。 - 前記行なうことは、
前記管理コントローラに関連付けられるメモリから前記地理的場所データに対応する管理記録を取得することと、
前記管理コントローラによって、前記取得した管理記録を用いて前記第1のFRUを管理することとを備える、請求項1に記載の方法。 - 前記管理することは、
前記管理コントローラにおいて、前記第1のFRUから前記第1のFRUの第1のプロパティを受信することと、
前記管理コントローラによって、前記受信した第1のプロパティに関連して、前記取得した管理記録を評価することと、
前記管理コントローラによって、前記評価することの結果に基づいて少なくとも1つの行為を行なうこととを備える、請求項2に記載の方法。 - 前記管理することは、前記管理コントローラによって、前記管理コントローラと前記コンピューティングラックの前記複数の受入れベイのうち前記1つの前記回路基板との間に接続されるネットワークデータ線上を前記第1のFRUのアウトオブバンド(OOB)サービスプロセッサと通信して、前記読出した情報を用いて前記第1のFRUのための前記1つ以上のOOB管理ルーチンを行なうことを備える、請求項2に記載の方法。
- 前記ネットワークデータ線は前記複数の受入れベイの前記1つの前記回路基板の通過回路に接続される、請求項4に記載の方法。
- 前記管理することは、前記第1のFRUをオンラインにすることと、前記第1のFRUをオフラインにすることと、前記第1のFRUに関連の電力および/または冷却パラメータを検証することと、のうち少なくとも1つを行なうことを含む、請求項2に記載の方法。
- 前記管理コントローラによって、前記行なうことに基づいて、前記コンピューティングラックの前記複数の受入れベイの1つまたは前記管理コントローラに隣接して常駐する1つ以上のインジケータを制御することをさらに備える、請求項1~6のいずれかに記載の方法。
- 前記インジケータは1つ以上の発光ダイオード(LED)を備える、請求項7に記載の方法。
- 前記制御することは、前記1つ以上のインジケータをオンもしくはオフにすること、または前記1つ以上のインジケータの色を変えることのうち少なくとも1つを含む、請求項7に記載の方法。
- 前記受信した信号は、前記複数の受入れベイの前記1つの中へのまたは前記1つからの前記第1のFRUの前記挿入または取外しに関連付けられる前記複数の回路基板の前記1つによって生成される割込を備える、請求項1~9のいずれかに記載の方法。
- 前記管理コントローラは前記コンピューティングラック上に常駐するサーバ中に実現される、請求項1~10のいずれかに記載の方法。
- コンピューティングラックの複数の受入れベイ内に搭載される複数のフィールド交換可能ユニット(FRU)とともに用いるための方法であって、
前記コンピューティングラックの管理コントローラのメモリを読出して、前記管理コントローラと前記複数の受入れベイの各々に隣接してそれぞれ固定される複数の受入れ構造の各々との間に電気的に相互接続されることが予測される複数の通信線の物理的トポロジーを取得することを備え、前記複数の受入れ構造の各々は前記複数のFRUの1つにインターフェイスするように適合され、さらに
前記管理コントローラによって、読出した前記物理的トポロジーに従って前記管理コントローラと前記複数の受入れ構造の各々との間に前記複数の通信線の各々が電気的に相互接続されているか否かを確定することを備える、方法。 - 前記確定することは、
前記管理コントローラから前記複数の通信線上で複数の信号を送ることと、
前記読出した物理的トポロジー中の前記複数の通信線の前記1つにそれぞれ関連付けられる前記複数の受入れ構造の前記1つによって前記複数の信号の各々の受信を検証することとを備える、請求項12に記載の方法。 - 前記受入れ構造は前記コンピューティングラック内に特定の順序でそれぞれ物理的に位置し、前記複数の信号の各々は、前記読出したトポロジーから、前記コンピューティングラック内の前記受入れ構造の前記特定の順序に関連付けられることが予測される前記複数の通信線の前記1つ上で順次送られる、請求項13に記載の方法。
- 前記コンピューティングラック内の受入れ構造の前記特定の順序は、前記コンピューティングラックの頂部または底部からの距離の関数としてである、請求項14に記載の方法。
- 前記複数の受入れ構造の各々は、前記複数の通信線の少なくとも1つに電気的に相互接続されるように適合される少なくとも1つのインジケータを備え、前記検証することは、前記複数の受入れ構造のうち各々の前記複数のインジケータの各々が前記複数の信号の受信に応答して前記コンピューティングラック内の前記受入れ構造の前記特定の順序に従って活性化するのを確認することを備える、請求項14に記載の方法。
- 前記少なくとも1つのインジケータの各々はLEDを備える、請求項16に記載の方法。
- 前記読出した物理的トポロジーに従って、前記管理コントローラと前記複数の受入れ構造のうち1つとの間に前記複数の通信線の少なくとも1つが電気的に相互接続されていないと判断することと、
前記判断することに基づいて信号を生成することとをさらに備える、請求項12~17のいずれかに記載の方法。 - コンピューティングラック中のラック搭載機器の集中OOB管理を可能にするアウトオブバンド(OOB)サービスマネージャモジュールであって、
サービスプロセッサモジュールと、
前記サービスプロセッサモジュールに相互接続されかつ複数の汎用入力/出力(GPIO)ピンを含むI2Cデータバスとを備え、前記複数のGPIOピンの各々は、複数のI2Cデータ線の少なくとも1つの上で、前記コンピューティングラックのそれぞれ複数の受入れベイに隣接する固定された場所に配設される複数の回路基板の1つへおよび当該1つからI2C信号を送信および受信するように構成され、さらに
前記サービスプロセッサモジュールに相互接続される複数のネットワークポートを備え、前記複数のネットワークポートの各々は、前記複数の回路基板のそれぞれの通過回路を介して、前記複数の受入れベイ内にそれぞれ搭載される複数個のラック搭載機器へおよび当該複数個のラック搭載機器からデータを送信および受信するように構成され、さらに
前記OOBサービスマネージャモジュールと前記複数の回路基板との間の接続の物理的トポロジー定義を記憶するメモリを備え、前記物理的トポロジー定義は、前記コンピューティングラック内の前記回路基板のうち各々の固定された場所を示すデータを備え、前記サービスプロセッサモジュールは、前記物理的トポロジー定義を利用して、前記コンピューティングラックの前記複数の受入れベイ内にそれぞれ搭載される前記複数個のラック搭載機器の集中OOB管理を行なう、アウトオブバンド(OOB)サービスマネージャモジュール。 - 前記I2Cデータバスに相互接続され、かつ前記OOBサービスマネージャモジュールまたは前記複数個のラック搭載機器の1つ以上のステータスに基づいて活性化するように構成される複数のインジケータをさらに備える、請求項19に記載のOOBサービスマネージャモジュール。
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