JP5381723B2 - 並列計算機 - Google Patents

並列計算機 Download PDF

Info

Publication number
JP5381723B2
JP5381723B2 JP2010002866A JP2010002866A JP5381723B2 JP 5381723 B2 JP5381723 B2 JP 5381723B2 JP 2010002866 A JP2010002866 A JP 2010002866A JP 2010002866 A JP2010002866 A JP 2010002866A JP 5381723 B2 JP5381723 B2 JP 5381723B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
parallel computer
node
rack
side unit
connector
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010002866A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011141803A (ja
Inventor
克彦 岡田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2010002866A priority Critical patent/JP5381723B2/ja
Publication of JP2011141803A publication Critical patent/JP2011141803A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5381723B2 publication Critical patent/JP5381723B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)

Description

本発明は、複数のノードを3次元トーラスネットワークで接続してなる並列計算機に関する。
スーパーコンピュータなどの並列計算機では、整列配置した複数のラックにそれぞれ多数のノード(計算機)を収容してノード集合体を構成し、各ノードをケーブル(ネットワークケーブル)で接続してネットワークシステムを構築している(例えば、特許文献1参照)。また、このような並列計算機のネットワーク方式には、ファットツリー、3Dトーラス(3次元トーラス)などがあり、ファットツリーネットワークは、ノードの接続数が少なければ低コストでデータ交換(伝送)を高速で行うことができるという利点を有し、3Dトーラスネットワークは、ノードの接続数が多くなるほどに比例的に高コスト化するが、ファットツリーと比較して隣接するノード間(計算領域)でのデータ交換を高速で行うことができるという利点を有している。
一方、この種のHPC(High Performance Computing)分野においては、年々計算能力向上の要望が高まり、現状に対し1000倍以上の能力を備えた並列計算機(超並列計算機)が強く望まれている。そして、例えばエクサスケールの演算性能を有する計算システムを構築するためには256kノードを超える個数のノード集合体を作る必要があるが、このような膨大な数のノードを接続するトポロジーは限られ、ファットツリーでなく3Dトーラスのネットワークシステムがこの要望を実現させる最も有力な手段として期待されている。
特開平9−146895号公報
しかしながら、3Dトーラスネットワークにおいては、その規模が拡大するにつれてケーブルコストが総コストの2〜3割を占めるほどになり、無視できなくなる。すなわち、3Dトーラスであっても、長距離の伝送を高速で行うことが難しく、ケーブルがある程度以上長くなる場合には、様々な伝送機能を組み込んだ高価なケーブルを使用することが必要になってしまう。また、このような高価なケーブルを使用した場合であっても、ケーブルが長くなりすぎる大規模システムでは、配線自体が届かずシステムが構築できなくなる。このため、超並列計算機を実現させるためにケーブル長を短くする手法が強く望まれている。
また、3Dトーラスネットワークシステムは、配線方向が6方向に向かうため、配線量が多く、例えばメンテナンスでノードを交換する際に、全てのケーブルをノードから外し、ノードを交換してから再度全てのケーブルを取り付け直すことが必要になる。このため、交換作業に多大な時間と労力を要するばかりか、ケーブルの誤接続によりシステムが立ち上がらなくなるなど、メンテンナスの点でも改善が必要とされている。
さらに、エクサスケールの演算性能を有するシステムを実現させるために、できるだけ狭いエリアに高密度で実装することが求められており、より多くのノードをラックに収容(搭載)することが必須になる。しかしながら、このように多くのノードをラックに収容すると、ノードの前後に3Dトーラスのケーブルが密集し、これらケーブルによって冷却風の流れ(供給)が妨げられて各ノードの冷却が思うように機能せず、施設によっては大規模な冷却装置が必要になったり、高密度実装を断念せざるを得ない状況になる。さらに、3Dトーラスのケーブル数はノード単位に6方向と多いため、各ケーブルをつける配置面積(エリア)の確保も、ノードの前後の限られた面積では不足し、この点からも高密度実装の妨げになっていた。
本発明は、上記事情に鑑み、ケーブル長を短くして安価に3次元ネットワークシステムを構築することを可能にし、ノードへの冷却風の供給を阻害することなく高密度実装を可能にし、さらにメンテナンス性を向上させることを可能にした並列計算機を提供することを目的とする。
上記の目的を達するために、この発明は以下の手段を提供している。
本発明の並列計算機は、複数のラックに収容した複数のノードを3次元トーラスネットワークで接続してなる並列計算機であって、前記ノードの側部に着脱可能に接続して前記ラック内の左右方向の側面側に収容されるサイドユニットと、前記サイドユニットを前記ノードに圧着させる圧着機構とを備えており、前記サイドユニットは、ノード側電源コネクタに接続される電源供給コネクタを具備した電源供給部と、前記ノードのケーブルコネクタに接続されるネットワークケーブルのコネクタ部を固定して保持するバインダを具備したケーブル接続部とを備えて構成され、前記圧着機構は、前記ノードの側部側に配置した前記サイドユニットを前記ラックの側面側から押圧して、前記電源供給コネクタと前記ノード側電源コネクタ、前記ネットワークケーブルのコネクタ部と前記ケーブルコネクタをそれぞれ圧着させる押圧部を備えて構成されていることを特徴とする。
また、本発明の並列計算機において、前記サイドユニットは、前記圧着機構で押圧するとともに前記サイドユニットを所定の接続位置に導くガイド機構を備えて構成されていることが望ましい。
さらに、本発明の並列計算機において、前記圧着機構は、前記ラックに固設した軸受部に、前記ノードの前後方向に延びる軸線周りに回転可能に支持される軸部と、弾性を備えて形成され、前記軸部に一端を繋げて前記軸線中心の径方向に延設された前記押圧部とを備えて構成されていることがより望ましい。
また、本発明の並列計算機において、前記圧着機構は、前記押圧部による前記サイドユニットの押圧状態を解除するように前記軸部を回転させるとともに、前記ノードに接続された前記サイドユニットを前記ノードから引き抜いて取り外すサイドユニット取り外し手段を備えて構成されていることがさらに望ましい。
さらに、本発明の並列計算機において、前記バインダには、前記ネットワークケーブルを前記ノードに向けて付勢する弾性体が具備されていることが望ましい。
また、本発明の並列計算機において、前記ラックには、前記ノードに接続した状態の前記サイドユニットの下方に設けられて前記サイドユニットの落下を防止するとともに、前記圧着機構を支持するサイドキャリー部が設けられていることがより望ましい。
さらに、本発明の並列計算機においては、一方向に連結し、前記一方向に直交する他方向に間隔をあけて前記複数のラックが整列配置され、前記ラックの天井パネルの側面側に配線用開口部が形成されるとともに、前記他方向に隣り合う前記ラックの間のエリアを跨ぐようにキャッピングブリッジ機構が設けられており、前記キャッピングブリッジ機構は、前記配線用開口部を通じて前記ラックの外側に引き出され、前記他方向に並ぶ他のラックに収容した前記ノードに接続する複数のネットワークケーブルを支持するとともに、前記複数のネットワークケーブルを挿入し、区分けして配線するための複数の配線溝を備えて形成されていることが望ましい。
また、本発明の並列計算機においては、一方向に連結し、前記一方向に直交する他方向に間隔をあけて前記複数のラックが整列配置され、前記ラックには、前記一方向を向く側面にラックコネクタ部が設けられ、前記一方向に隣り合う前記ラック同士の間には、イコライザを備えて形成され、前記一方向に隣り合う前記ラックの前記ラックコネクタ部を接続するジャンクション部が設けられていることがより望ましい。
さらに、本発明の並列計算機においては、一方向に連結し、前記一方向に直交する他方向に間隔をあけて複数の前記ラックが整列配置され、前記ラック内に、イコライザを備えて形成され、配線のジャンクションを集中させるためのジャンクション部が設けられていることがより望ましい。
本発明の並列計算機によれば、従来のようにラック(ノード)の前後にネットワークケーブルを配線するのではなく、サイドユニットを使用してネットワークケーブルをラックの側面側に配線することで、ノードへの冷却風の流れ(供給)がケーブルによって阻害されることがなく、高密度実装を実現することが可能になる。また、ラックの側面側の空間を利用することができるため、ケーブル長を短くして安価に3次元ネットワークシステムを構築することが可能になる。
さらに、サイドユニットを使用することで、ノードに対し電源及び多くのネットワークケーブルをまとめて切り離したり、接続することができるため、ノードの交換などのメンテナンス性を向上させることが可能になる。
本発明の一実施形態に係る並列計算機を示す図である。 本発明の一実施形態に係る並列計算機のサイドユニットと圧着機構を示す図である。 本発明の一実施形態に係る並列計算機のサイドユニットと圧着機構を示す図である。 図3のa−a線矢視図である。 図3のb−b線矢視図である。 図3のc−c線矢視図である。 本発明の一実施形態に係る並列計算機の圧着機構を使用してサイドユニットをノードに取り付ける方法を示す図である。 本発明の一実施形態に係る並列計算機の圧着機構を使用してノードからサイドユニットを取り外す方法を示す図である。 本発明の一実施形態に係る並列計算機のキャッピングブリッジ機構を使用してネットワークケーブルを配線した状態を示す図である。 本発明の一実施形態に係る並列計算機のキャッピングブリッジ機構を使用してネットワークケーブルを配線した状態を示す図であり、キャッピングブリッジ機構を支柱で支持した状態を示す図である。 本発明の一実施形態に係る並列計算機のキャッピングブリッジ機構を示す図である。 本発明の一実施形態に係る並列計算機のキャッピングブリッジ機構を使用してネットワークケーブルを配線した状態を示す図である。 本発明の一実施形態に係る並列計算機において、ラックに設けたラックコネクタ部と隣り合うラックの間に設けたジャンクション部を使用してネットワークケーブルを配線した状態を示す図である。 従来の並列計算機の配線状況と本発明の一実施形態に係る並列計算機の配線状況を示す図である。 本発明の一実施形態に係る並列計算機の変形例を示す図であり、バインダに弾性体を設けたサイドユニットを示す図である。 本発明の一実施形態に係る並列計算機の変形例を示す図であり、ラック内にジャンクション部を設けた状態を示す図である。 図16のジャンクション部を示す図である。 本発明の一実施形態に係る並列計算機の変形例を示す図であり、実測密度を低くしてよい場合における構成を示す図である。 本発明の一実施形態に係る並列計算機の変形例を示す図であり、実測密度を低くしてよい場合における構成を示す図である。
[第一実施形態]
以下、図1から図14を参照し、本発明の一実施形態に係る並列計算機について説明する。ここで、本実施形態は、現状に対し1000倍以上の能力を持った超並列計算機を実現させるために配線等の実装方式を工夫した並列計算機に関するものである。
本実施形態の並列計算機Aは、図1に示すように、一方向(X方向)に連結し、一方向に直交する他方向(Y方向)に間隔をあけて複数のラック(筐体)1が整列配置され(図9参照)、各ラック1に複数のノード(計算機)2を収容し、これらノード2を3Dトーラスネットワーク(3次元トーラスネットワーク)で接続して構成されている。
ラック1は、従来周知の例えば19inchラック等のラックと同様に、シャーシ3とドアパネル(不図示)と側面パネル4と天井パネル5とコンセントボックス(不図示)等を備えて矩形箱状に形成されている。また、天井パネル5には、ラック1の両側面側(両側面パネル4側)にそれぞれ、配線用開口部5aが形成されている。
また、本実施形態の並列計算機Aは、図1及び図2に示すように、サイドユニット6と圧着機構7を備えて構成されている。サイドユニット6は、図1に示すように、ラック1内に上下方向T1(Z方向)に収容(搭載)した各ノード2の側部に着脱可能に接続してラック1内の左右方向T2(一方向、X方向)の側面側に配設され、ノード2とともにラック1内に収容されている。
また、サイドユニット6は、図3から図6に示すように、電源供給部8とケーブル接続部9とガイド機構10とを備えて構成されている。
電源供給部8は、コンセントボックスから供給されるAC電源をAC−DC変換してノード2に電源供給するためのものであり、ノード2の側部に設けられたノード側電源コネクタに接続される電源供給コネクタ8aを備えている。
ケーブル接続部9は、3Dトーラスネットワークを構築するための複数のネットワークケーブル11をノード2に接続するためのものであり、ノード2の側部に設けられたケーブルコネクタに接続されるネットワークケーブル11のコネクタ部11aを挟み込み、着脱可能に固定して保持するバインダ9aを備えている。
ガイド機構10は、ノード2の側部の所定の接続位置にサイドユニット6を導くためのものである。すなわち、ガイド機構10は、ノード2のノード側電源コネクタと電源供給部8の電源供給コネクタ8aの位置を合わせて、且つノード2のケーブルコネクタとケーブル接続部9で保持されるネットワークケーブル11のコネクタ部11aの位置を合わせて正しく接続させるためのものである。そして、本実施形態のガイド機構10は、ノード2の側部に形成されたガイド孔と、このガイド孔に差し込まれてサイドユニット6を所定の接続位置に導く棒状のガイド部材10aで構成されている。また、ガイド部材10aは、図4及び図5に示すように、電源供給コネクタ8aやネットワークケーブル11のコネクタ部11aが露出するサイドユニット6の一側面6aに直交しつつこの一側面6aから外側に突出して設けられている。さらに、ガイド部材10aは、一側面6aに沿う方向に所定の間隔をあけて複数設けられている。
圧着機構7は、サイドユニット6をノード2に圧着(着脱)させるためのものであり、図2から図6に示すように、ラック1に固設した軸受部12に、ノード2の前後方向T3(他方向、Y方向)に延びる軸線O1周りに回転可能に支持される軸部7aと、弾性を備えて形成され、軸部7aに一端を繋げて軸部7aの軸線O1中心の径方向(軸線O1直交方向外側)に延設された押圧部7bとを備えて構成されている。また、本実施形態では、押圧部7bが円弧状部材を用いて形成され、軸部7aの軸線O1方向に所定の間隔をあけて複数設けられている。
ここで、ラック1には、図2に示すように、ノード2に接続した状態のサイドユニット6の下方に設けられてサイドユニット6の落下を防止するとともに、圧着機構7を支持する一対のサイドキャリー部13が設けられている。この一対のサイドキャリー部13は、互いに平行に且つ上下方向T1の同位置に配設され、前後方向T3に並ぶ一対のシャーシ3にそれぞれ一端を固定して左右方向T2外側に延設されている。そして、サイドキャリー部13の先端側に圧着機構7の軸部7aを軸受け支持する軸受部12が設けられている。
さらに、本実施形態の圧着機構においては、図3及び図5に示すように、押圧部の円弧状部材の先端とサイドユニットに繋げて紐状の部材が設けられている。この紐状部材が圧着機構7のサイドユニット取り外し手段14を構成している。
そして、上記のようにサイドユニット6と圧着機構7を備えて構成した本実施形態の並列計算機Aでは、配線作業を行う際、図7(a)及び図7(b)に示すように、ラック1にノード2を搭載し、このノード2の側部側にサイドユニット6を配置し、さらにガイド機構10のガイド部材10aをガイド孔に差し込んでサイドユニット6を所定位置に配置する。次に、スパナなどの治具15を圧着機構7の軸部7aに取り付け、図7(c)に示すように、この治具15のハンドルを一方の方向に回して、軸部7aを一方の方向に回転させる。このように軸部7aを一方の方向に回転させると、弾性を有する略円弧状の押圧部7bがサイドユニット6をラック1の側面側から押圧する。サイドユニット6は、圧着機構7で押圧されるとともにガイド機構10によって所定の接続位置に導かれ、一人の作業員によって、且つ作業工数を少なくして、電源供給コネクタ8aとノード側電源コネクタ、ネットワークケーブル11のコネクタ部11aとノード2のケーブルコネクタがそれぞれ正確に接続して圧着される。また、治具15を他方の方向に回転させない限り押圧部7bで押圧された状態が維持されるため、サイドユニット6は、ノード2に圧着した状態で確実に保持される。なお、勿論、サイドユニット6をノード2に圧着した後に、ネットワークケーブル11のコネクタ部11aをバインダ9aに差し込んで接続するようにしてもよい。
これにより、電源供給コネクタ8aがノード側電源コネクタに対して、また、ネットワークケーブル11のコネクタ部11aがケーブルコネクタに対して斜めに入り、各コネクタが破損するようなことがない。また、接続がゆるくてインターフェースエラーが発生するようなことも抑止される。
また、従来の並列計算機、特に3Dトーラスネットワークによる並列計算機では、ラック1(ノード2)の前後にネットワークケーブル11が配線されることにより、複数のノード2に接続するためのケーブル長が長くなる。さらに、ラック1に収容するノード2の数を増やすほどに、各ノード2への冷却風の流れ(供給)が前後に集中的に配線されたネットワークケーブル11によって阻害されてしまう。
これに対し、本実施形態の並列計算機Aのようにノード2の側部側(ラック1の側面側)の空間を利用してサイドユニット6を設け、このサイドユニット6を使用してネットワークケーブル11を配線することにより、ケーブル長が短くて済む。また、ラック1の側面側にネットワークケーブル11が集中的に配線されるため、ノード2への冷却風の流れがケーブル11によって阻害されることもない。
また、ノード2の交換時など、ノード2をラック1から取り出す際には、図8(a)及び図8(b)に示すように、軸部7aに取り付けた治具15のハンドルを他方の方向に回して、軸部7aを他方の方向に回転させる。このように軸部7aを他方の方向に回転させると、押圧部7bがサイドユニット6から離れ、サイドユニット6の押圧状態が解除される。また、軸部7aをさらに他方の方向に回転させると、図8(c)に示すように、サイドユニット取り外し手段14によってサイドユニット6が外側に引っ張られ、電源供給コネクタ8aとネットワークケーブル11のコネクタ部11aが外れ、サイドユニット6がノード2から引き抜かれて取り外される。
これにより、治具15を用いて軸部7aを回転させるという簡易な方法で、複数のネットワークケーブル11がまとめて切り離され、容易にノード2の交換作業が行えることになる。すなわち、従来と比較しメンテナンス性が大幅に向上する。また、このとき、サイドユニット6の下方にサイドキャリー部13が設けられているため、サイドユニット6が落下することが防止される。
次に、キャッピングエリアや保守エリア等(エリアR)を確保するために、並列計算機は、図9に示すように、Y方向(他方向)に間隔をあけてラック1が整列配置される。そして、従来の並列計算機では、Y方向に間隔をあけて配置したラック1のノード2をネットワークケーブル11で接続するために、床下や天井裏を通じてキャッピングエリアや保守エリアRを迂回するように配線しており、このため、ケーブル長が長く必要になる。
これに対し、本実施形態の並列計算機Aにおいては、図1及び図9に示すように、ラック1の天井パネル5の両側面側にそれぞれ形成した配線用開口部5aと、キャッピングエリアや保守エリアRを跨ぐように設けられたキャッピングブリッジ機構16を備えて、キャッピングエリアや保守エリアRを跨ぐようにネットワークケーブル11を配線する。
キャッピングブリッジ機構16は、図9及び図10に示すように、キャッピングエリアや保守エリアRを間にした一方のラック1と他方のラック1(Y方向に並ぶ他のラック)の天井パネル5に両端部をそれぞれ固定ネジなどを用いて接続されている。そして、このキャッピングブリッジ機構16は、一方のラック1の配線用開口部5aを通じて外側に引き出され、他のラック1に収容したノード2に接続する複数のネットワークケーブル11を支持する。また、図11に示すように、キャッピングブリッジ機構16は、複数の配線溝(ケーブルレール)16aを備えて形成され、複数のネットワークケーブル11がそれぞれ区分けされるように各配線溝16aに挿入して配線される。
さらに、図10に示すように、キャッピングブリッジ機構16は、必要に応じて、キャッピングエリアや保守エリア等Rに立設された支柱17によって支持されている。また、特に3Dトーラスは、Y方向に並ぶラック1をひとつ飛びでネットワークケーブル11を配線し、各ノード2に接続することが必要になるが、この場合には、図12に示すように、ネットワークケーブル11を到達させるラック1(ノード2)の位置に応じてキャッピングブリッジ機構16を立体的に形成しておけばよい。
そして、このようなキャッピングブリッジ機構16を備えることにより、本実施形態の並列計算機Aは、ネットワークケーブル11を床下や天井裏を通じてキャッピングエリアや保守エリアRを迂回するように配線することが不要になり、ケーブル長が短くて済む。また、キャッピングブリッジ機構16がキャッピングエリアや保守エリアRに立設した支柱17によって支持されることで、配線量が多くなり、キャッピングブリッジ機構16に大きな重量負荷が生じる場合であっても確実にキャッピングエリアや保守エリアRを跨ぐように架け渡した状態で保持される。
さらに、ネットワークケーブル11がキャッピングブリッジ機構16の配線溝16aに区分けして配線されているため、ノード2の交換時や、ケーブル11の故障、断線時など、ネットワークケーブル11を取り外すことが必要になった際に、多量の配線がある場合でも所望のネットワークケーブル11を容易に分離して取り外せる。このため、年月が経過するとともに増大してゆくネットワークケーブル11を、従来のように天井裏から引き抜いたり、多数の配線が絡み合った状態で所望のネットワークケーブル11を引き抜いて取り外すなどの煩雑な作業が不要になる。
一方、X方向(一方向)に隣り合うラック1は、連結して整列配置される。そして、従来の並列計算機では、このX方向に整列配置したラック1のノード2をネットワークケーブル11で接続するために、床下等を通して配線しており、このため、ケーブル長が長く必要になる(図14参照)。
これに対し、本実施形態の並列計算機Aにおいては、図13に示すように、ラック1のX方向(一方向)を向く側面に設けた複数のラックコネクタ部18と、イコライザを備えて形成され、X方向に隣り合うラック1同士の間に設けられて、X方向に隣り合うラック1のラックコネクタ部18を接続する複数のジャンクション部19とを備えて構成されている。
各ラックコネクタ部18には、ラック1内でネットワークケーブル11又は配線基板が繋げられ、ノード2のサイドユニット6又はラック1を通過して隣のラック1のノード2に接続される。これにより、図14に示すように、従来の並列計算機では、一方のラック1から床下等まで配線し、再度真横のノード2に渡すようにネットワークケーブル11を配線していたのに対し、最短距離でネットワークケーブル11が配線されることになるため、ケーブル長が短くて済む。また、ジャンクション部19がイコライザを備えているため、目的のノード2まで信号が劣化せずに高速伝送される。
したがって、本実施形態の並列計算機Aにおいては、サイドユニット6を使用してネットワークケーブル11をラック1の側面側に配線するため、高密度実装を実現することが可能になる。また、ラック1(ノード2)の前後のケーブル接続によってノード2への冷却風の流れ(供給)が阻害されることを防止できるため、ノード2を効率よく冷却することができ、冷却に必要な消費電力(施設エアコン等の消費電力)を抑えることが可能になる。
さらに、圧着機構7を操作することで、サイドユニット6ひいては電源及び多くのネットワークケーブル11を一人でも容易にまとめて着脱(接続/取り外し)することができる。これにより、メンテナンス時の作業工数を削減でき、メンテナンスに要する時間、労力を低減することが可能になるとともに事故などを防止することが可能になる。また、誤接続などの不都合を解消することも可能になる。
さらに、キャッピングブリッジ機構19を備えることで、従来のようにキャッピングエリアや保守エリアRの床下や天井裏に配線するなど、キャッピングエリアや保守エリアRを迂回して配線することを不要にでき、ケーブル長が長くなることを回避することが可能になる。また、ケーブル重量やケーブル配線のために天井配線する場合と比較し、安価で同機能のシステムを構築することができる。
さらに、キャッピングブリッジ機構16が配線溝16a(ケーブルレール)を備えて形成されているため、故障又は断線したネットワークケーブル11を取り外す際に、ネットワークケーブル11を引っ張るなどして容易に取り出すことが可能になる。これにより、キャッピングブリッジ機構16に生じる重量が年月の経過とともに(ケーブル交換保守の度に)増大して行くことをなくすことが可能になる。
また、ラック1の側面にラックコネクタ部18を設けることで、従来のように床下等まで配線し、再度引き上げて真横のノード2に渡すようにネットワークケーブル11を配線することが不要になり、最短距離でネットワークケーブル11を配線することが可能になる。このため、ケーブル長を短くし、安価なシステムを構築することが可能になる。
さらに、3Dトーラスの上下方向T1(Z方向)の拡張を行う際に、横方向(X方向)のラック1に繋げることが一般に行われているが、この場合においても、最短距離でケーブル11を接続でき、さらに容易に接続することができ、配線領域を容易に確保することが可能になる。このため、実装性を高め、より高密度な実装が可能になる。
よって、本実施形態の並列計算機Aは、例えばエクサスケールの演算性能を有する計算システムを安価に構築することを可能にする。
以上、本発明に係る並列計算機の一実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、本実施形態では、圧着機構7が軸部7aと押圧部7bを備えて構成され、サイドユニット6を押圧部7bで押圧して電源供給コネクタ8aと複数のネットワークケーブル11のコネクタ部11aをノード2に圧着させるとしたが、このような構成では、コネクタ毎の調整に不向きな面がある。このため、例えば図15に示すように、バインダ9aにネットワークケーブル11をノード2に向けて付勢するバネ(弾性体)20を設けるようにしてもよい。この場合には、圧着機構7で圧着させる際に個々のコネクタに対しそれぞれ微妙な調整を施すことができ、適正な圧力をかけて確実に圧着させることが可能になる。
また、図16及び図17に示すように、ラック1内に、イコライザを備えて形成され、配線のジャンクションを集中させるためのジャンクション部21を設けるようにしてもよい。この場合には、ジャンクション部21をノード2を搭載できないラック内エリアに設けることで、ラック1内を有効に使用することが可能になるとともに、さらなる実装性の向上を図ることが可能になる。
さらに、本実施形態では、図2にサイドユニット6をラック1のシャーシ3の外側に配置するものとして図示したが、実装密度が低くてもよい場合には、図18及び図19に示すように、シャーシ3の内側にサイドユニット6を配置し、サイドユニット6よりもラック1の側面側に設けた配線孔22を通じてネットワークケーブル11を配線するように構成してもよい。
また、本実施形態では、図2にサイドユニット6のケーブル接続口(ネットワークケーブル11の出口)23が横にあるものとして図示したが、ケーブル接続口23は、サイドユニット6の上(下)にあっても、斜め上(下)にあってもよい。そして、このようなケーブル接続口23の位置(向き)が異なるサイドユニット6を配線の方向によって使い分けることで、配線の曲げ処理の負担を減らすことが可能になる。
1 ラック(筐体)
2 ノード(計算機)
3 シャーシ
4 側面パネル
5 天井パネル
5a 配線用開口部
6 サイドユニット
6a 一側面
7 圧着機構
7a 軸部
7b 押圧部
8 電源供給部
8a 電源供給コネクタ
9 ケーブル接続部
9a バインダ
10 ガイド機構
10a ガイド部材
11 ネットワークケーブル
11a コネクタ部
12 軸受部
13 サイドキャリー部
14 サイドユニット取り外し手段(紐状部材)
15 治具
16 キャッピングブリッジ機構
16a 配線溝
17 支柱
18 ラックコネクタ部
19 ジャンクション部
20 弾性体(バネ)
21 ジャンクション部
22 配線孔
23 ケーブル接続口
A 並列計算機
O1 軸部の軸線
R エリア(キャッピングエリア、保守エリア等)
T1 上下方向(Z方向)
T2 左右方向(一方向、X方向)
T3 前後方向(他方向、Y方向)

Claims (9)

  1. 複数のラックに収容した複数のノードを3次元トーラスネットワークで接続してなる並列計算機であって、
    前記ノードの側部に着脱可能に接続して前記ラック内の左右方向の側面側に収容されるサイドユニットと、前記サイドユニットを前記ノードに圧着させる圧着機構とを備えており、
    前記サイドユニットは、ノード側電源コネクタに接続される電源供給コネクタを具備した電源供給部と、前記ノードのケーブルコネクタに接続されるネットワークケーブルのコネクタ部を固定して保持するバインダを具備したケーブル接続部とを備えて構成され、
    前記圧着機構は、前記ノードの側部側に配置した前記サイドユニットを前記ラックの側面側から押圧して、前記電源供給コネクタと前記ノード側電源コネクタ、前記ネットワークケーブルのコネクタ部と前記ケーブルコネクタをそれぞれ圧着させる押圧部を備えて構成されていることを特徴とする並列計算機。
  2. 請求項1記載の並列計算機において、
    前記サイドユニットは、前記圧着機構で押圧するとともに前記サイドユニットを所定の接続位置に導くガイド機構を備えて構成されていることを特徴とする並列計算機。
  3. 請求項1または請求項2に記載の並列計算機において、
    前記圧着機構は、前記ラックに固設した軸受部に、前記ノードの前後方向に延びる軸線周りに回転可能に支持される軸部と、弾性を備えて形成され、前記軸部に一端を繋げて前記軸線中心の径方向に延設された前記押圧部とを備えて構成されていることを特徴とする並列計算機。
  4. 請求項3記載の並列計算機において、
    前記圧着機構は、前記押圧部による前記サイドユニットの押圧状態を解除するように前記軸部を回転させるとともに、前記ノードに接続された前記サイドユニットを前記ノードから引き抜いて取り外すサイドユニット取り外し手段を備えて構成されていることを特徴とする並列計算機。
  5. 請求項1から請求項4のいずれかに記載の並列計算機において、
    前記バインダには、前記ネットワークケーブルを前記ノードに向けて付勢する弾性体が具備されていることを特徴とする並列計算機。
  6. 請求項1から請求項5のいずれかに記載の並列計算機において、
    前記ラックには、前記ノードに接続した状態の前記サイドユニットの下方に設けられて前記サイドユニットの落下を防止するとともに、前記圧着機構を支持するサイドキャリー部が設けられていることを特徴とする並列計算機。
  7. 請求項1から請求項6のいずれかに記載の並列計算機において、
    一方向に連結し、前記一方向に直交する他方向に間隔をあけて前記複数のラックが整列配置され、
    前記ラックの天井パネルの側面側に配線用開口部が形成されるとともに、前記他方向に隣り合う前記ラックの間のエリアを跨ぐようにキャッピングブリッジ機構が設けられており、
    前記キャッピングブリッジ機構は、前記配線用開口部を通じて前記ラックの外側に引き出され、前記他方向に並ぶ他のラックに収容した前記ノードに接続する複数のネットワークケーブルを支持するとともに、前記複数のネットワークケーブルを挿入し、区分けして配線するための複数の配線溝を備えて形成されていることを特徴とする並列計算機。
  8. 請求項1から請求項7のいずれかに記載の並列計算機において、
    一方向に連結し、前記一方向に直交する他方向に間隔をあけて前記複数のラックが整列配置され、
    前記ラックには、前記一方向を向く側面にラックコネクタ部が設けられ、
    前記一方向に隣り合う前記ラック同士の間には、イコライザを備えて形成され、前記一方向に隣り合う前記ラックの前記ラックコネクタ部を接続するジャンクション部が設けられていることを特徴とする並列計算機。
  9. 請求項1から請求項8のいずれかに記載の並列計算機において、
    一方向に連結し、前記一方向に直交する他方向に間隔をあけて複数の前記ラックが整列配置され、
    前記ラック内に、イコライザを備えて形成され、配線のジャンクションを集中させるためのジャンクション部が設けられていることを特徴とする並列計算機。
JP2010002866A 2010-01-08 2010-01-08 並列計算機 Expired - Fee Related JP5381723B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010002866A JP5381723B2 (ja) 2010-01-08 2010-01-08 並列計算機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010002866A JP5381723B2 (ja) 2010-01-08 2010-01-08 並列計算機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011141803A JP2011141803A (ja) 2011-07-21
JP5381723B2 true JP5381723B2 (ja) 2014-01-08

Family

ID=44457586

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010002866A Expired - Fee Related JP5381723B2 (ja) 2010-01-08 2010-01-08 並列計算機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5381723B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6363113B2 (ja) * 2013-02-28 2018-07-25 オラクル・インターナショナル・コーポレイション ラックに搭載されるフィールド交換可能ユニットのアウトオブバンド管理
CA2951786C (en) * 2013-08-29 2017-09-26 Rockport Networks Inc. Method and apparatus to manage the direct interconnect switch wiring and growth in computer networks
JP2015056541A (ja) * 2013-09-12 2015-03-23 富士通株式会社 電子機器及び基板ユニット
US20170303439A1 (en) * 2014-09-30 2017-10-19 Hewlett Packard Enterprise Development Lp Modular utilities

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03104786U (ja) * 1990-02-14 1991-10-30
JPH0690072A (ja) * 1992-07-24 1994-03-29 Toshiba Corp 基板実装方式および電子システム実装方式
US6967283B2 (en) * 2001-03-20 2005-11-22 American Power Conversion Corporation Adjustable scalable rack power system and method
US20030147376A1 (en) * 2001-10-04 2003-08-07 Avici Systems, Inc. Rack mounted routers
US20050235055A1 (en) * 2004-04-15 2005-10-20 Raytheon Company Graphical user interface for managing HPC clusters
US7664994B2 (en) * 2004-09-08 2010-02-16 Hewlett-Packard Development Company, L.P. High-availability cluster node removal and communication
EP1934668B1 (en) * 2005-09-06 2016-03-16 Beyond Blades Ltd. 3-dimensional multi-layered modular computer architecture

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011141803A (ja) 2011-07-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5381723B2 (ja) 並列計算機
JP3565767B2 (ja) カートリッジ型サーバユニットおよび該サーバユニット搭載用筐体ならびにサーバ装置
US9531645B2 (en) Cable backplane
JP7036416B2 (ja) 装置
CN106024208A (zh) 用于线束制造的三维模块化布线及检测一体化装置
CN104439627A (zh) 机器人
KR20160033640A (ko) 대용량 저장 샤시 조립체의 전방 영역에 이용되는 샤시 입력/출력(i/o) 모듈
US10206313B1 (en) Systems and methods for configuring information technology racks
US20120199375A1 (en) Cable duct, electronic device system, cable duct system, and method for replacing housing in electronic device system
CN105323998A (zh) 一种用于19英寸机柜的免跳接铜缆配线架
US7910830B2 (en) Method and apparatus for high-density power distribution unit with integrated cable management
CN102593659A (zh) 内存条防脱装置
CN103925411A (zh) 用于飞行器供给系统的安装装置
CN203699561U (zh) 组合式绕管、线器
CN103635062A (zh) 机柜
US11324136B2 (en) Housing structure for electronic boards
CN208774910U (zh) 一种自动导引车
JP2017067243A (ja) ブラケット
KR20210094415A (ko) 부스덕트 분기박스 및 이를 구비하는 부스덕트 시스템
JP4562593B2 (ja) 電子機器ケース
JP2007324427A (ja) ケーブル処理構造
CN215580132U (zh) 一种一体化机房线缆桥架及一体化机房
US10674625B1 (en) Rack sideplane for interconnecting devices
JP2011160513A (ja) ケーブルサポート金具
CN203523170U (zh) 一种顶部设有走线槽的服务器机柜

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20121210

TRDD Decision of grant or rejection written
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130828

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130903

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130916

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5381723

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131022

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees