JP5455234B2 - ラック資産管理システム - Google Patents
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Description
なお、関連する技術として、スロットにモジュールを挿入して複数のモジュールの挿入状態を管理する技術が特許文献1に開示されている。
図1は同実施形態によるラック資産管理システムの構成を示すブロック図である。
この図において、符号20はラックである。当該ラック20は、コンピュータサーバ等のラック格納装置10が上下の層を成して複数格納できるよう構成されており、各格納位置にラック格納装置10が格納される。また図1に示すように、本実施形態においてはラック20の最下面に接して資産管理サーバ30が設けられている。またラック20にはラック格納装置10や資産管理サーバ30と通信を行うラック管理制御部230が設けられている。そして、ラック管理制御部230は、赤外線通信部210を介して無線通信によりラック格納装置10と通信を行う。なおラック管理制御部230は資産管理サーバ30とは通信ケーブルを介して接続されているものとする。資産管理サーバ30はラック20の外部に設置され、通信ネットワークを介してラック管理制御部230と通信接続されるようにしてもよい。
当該ラック格納装置10は、図2で示すように、設定情報管理部110、赤外線通信部120、装置メイン処理部10、を備えている。ここで、ラック格納装置10は、本実施形態においてはコンピュータサーバを示しているが、装置メイン処理部130は、当該コンピュータサーバに予め備わるメインのマザーボード等のコンピュータ処理部である。そして、設定情報管理部110は、装置メイン処理部130の記憶するラック格納装置10のIDなどの設定情報(ラック格納装置10の関連情報)等の取得処理を行う。また赤外線通信部120は、ラック格納装置10の設定情報等を設定情報管理部110の制御に基づいて送信する処理を行う処理部である。なお、設定情報管理部110や赤外線通信部120は、ラック格納装置10に拡張的に増設されたものであり、当該ラック格納装置10に内蔵されているように図示されているが、ラック格納装置10と通信ケーブルで接続できるようなインターフェースを設け、外付けの装置としてラック格納装置10の所定の箇所に取り付けられるようにしてもよい。
この図が示すように、設定情報管理部110は、制御プロセッサ111、記憶装置112、データ変換部113、通信インターフェース114、115から構成される。
制御プロセッサ111は、通信インターフェース114から装置メイン処理部130へ、ラック格納装置10のホスト名、OS(Operating System)情報、IPアドレスの情報などの設定情報の取得命令を出力し、その結果取得した設定情報を記憶装置112へ格納する処理部である。また制御プロセッサ111は、記憶装置112に保存された設定情報等を通信インターフェース115を介して赤外線通信部120へ出力する命令を行う。
また、記憶装置112は、装置メイン処理部130から取得した設定情報を一時格納する記憶部である。なお、記憶装置112は、予め管理者など登録によって、ラック格納装置10の装置名や、装置の高さ情報、装置のシリアル番号、装置型名などの情報を記憶しているものとする。
また通信インターフェース114は装置メイン処理部130と信号線により通信接続され、通信インターフェース115は赤外線通信部120と信号線により通信接続されている。
この図で示すように赤外線通信部120は、赤外線制御部121、LED光発信部122、LED光受信部123、通信インターフェース124で構成される。
赤外線制御部121は、通信インターフェース124を介して設定情報管理部110から送信された2進数の情報を光に変換し、LED光発信部122を発光させる制御を行う処理部である。2進数の数値で送られてきた0か1の数値を、LEDの点滅パターンによって表現する。例えば、0ならば「0点滅パターン」、1ならば「1点滅パターン」に変換する。つまり、具体的には、例えば本実施例では、数値が0ならば[点灯、消灯]、1ならば[点灯、点灯]のようなパターンで変換する。LED光受信部123は対面する他の装置のLED光発信部からのLEDの光を受光し赤外線制御部121へ出力する。そして赤外線制御部121が、光から0か1の2進数の数値データに変換する。
この図が示すように、赤外線通信部120は装置の高さが2U以上ある場合、図5に示すように装置の一番高い位置に格納される。なおU(ユニット)とは高さが4.45cmの19インチラックの収容スロット単位である。
この図が示すように、ラック20は、赤外線通信部210と赤外線センサ部220とを設けた格納検知装置2と、ラック管理制御部230と、反射板240と、ラック扉センサ250とにより構成される。
格納検知装置2は、ラック20の高さである1Uごとの位置にそれぞれ設置され、ラック管理制御部230と通信線により接続される。なお格納検知装置2は、ラック格納装置10と赤外線通信を行うための赤外線通信部210とラック格納装置10の有無を検知するための赤外線センサ部220とを備えている。
なお、格納検知装置2と反射板240とは、ラック20の内側において対向するように設置されている。例えば格納検知装置2と反射板240は、ラック20が箱型の六面体の構造であり、ラック20の内側前面と内側後面のラック内に1対が設置され、またラック20の左内側面と右内側面のラック内に1対が設置される。ここで、左右に設置される格納検知装置2と反射板240は、ラック前面付近に設定されており、奥行きがハーフサイズのラック格納装置10の格納有無を検知するためのものである。本実施形態においては、左右に1対、また前後に1対の、格納検知装置2と反射板240が備えられる場合について説明するが、何れか一方にのみ、格納検知装置2と反射板240が備えられるようにしてもよい。
この図が示すように、格納検知装置2の赤外線通信部210は、赤外線制御部211、LED光発信部212、LED光受信部213、通信インターフェース214を備えている。
ここで、赤外線通信部210において、赤外線制御部211は、信号が示す0か1の2進数の数値を光に変換する処理部である。また赤外線制御部211は、光を0か1の2進数の数値の信号に変換する処理を行う。ここで、赤外線制御部211は、信号が0ならば[0点滅パターン]の光に、また信号が1ならば[1点滅パターン]に変換する。より具体的には、赤外線制御部211は、信号の数値が0ならば[点灯、消灯]、信号の数値が1ならば[点灯、点灯]のようなパターンの光に変換する。
この図が示すように、格納検知装置2の赤外線センサ部220は、センサ制御部221、LED光発信部222、LED光受信部223、通信インターフェース224を備えている。
ここで、赤外線通信部210と同様に、赤外線センサ部220において、センサ制御部221は、信号が示す0か1の2進数の数値を光に変換する処理部である。またセンサ制御部221は、光を0か1の2進数の数値の信号に変換する処理を行う。センサ制御部221は、信号が0ならば[0点滅パターン]の光に、また信号が1ならば[1点滅パターン]に変換する。より具体的には、センサ制御部221は、信号の数値が0ならば[点灯、消灯]、信号の数値が1ならば[点灯、点灯]のようなパターンの光に変換する。
図10はラックの第2の立面図である。
上述したように、赤外線通信部210や赤外線センサ部220を備える格納検知装置2と反射板240は、ラック20の左右の側面において対向するように設置されている。また、ラック20の前後においても対向するように設置されているものとする。そして、格納検知装置2と反射板240とがラック20の左右の側面において対向するように設置されている様子が図9に示されている。また格納検知装置2と反射板240とがラック20の前後の側面において対向するように設置されている様子が図10に示されている。また、図10で示すように反射板240がラック扉内側のヒンジ脇に設置され、ラック扉の開閉によって、閉のときは格納検知装置2と対向し、開のときは格納検知装置2と対向する位置から外れるように反射板240が取り付けられた構成となっている。
そして、図10で示されるようにラック扉が閉であり、かつラック格納装置10が格納されていないときは、赤外線センサ部220のLED光発信部222が発信した赤外線は、ラック20の前面において、図示するようなラック格納装置を固定するためのネジ穴を通って反射板へ到達し、当該反射板で反射される。ラック格納装置10がラック20内に格納されている場合には、当該ネジ穴が、ラック格納装置10を前面でラックに固定するためのネジによって塞がれているため、当該ネジ穴(またはLED光を通す専用の穴であって、ラック格納装置10の格納時には閉じる穴であればどのようなものでもよい)より前面に位置する反射板240までLED光が届かず、格納検知装置2のLED光受信部223で反射光を検知できない。他方、ラック20にラック格納装置10が格納されていない場合には、ネジ穴が塞がれていないため、ラック扉が閉の時には反射板240においてLED光が反射し当該光を格納検知装置2のLED光受信部223で検知することができる。
他方、ラック扉が閉で、かつ反射板240からのLED光が受光できない場合、ラック格納装置10を固定したネジにより赤外線センサ部220と反射板240の間がさえぎられ、LED光が反射しないため、ラック格納装置10がラックに格納されたとみなすことができる。
また、ラック20の内部後面に設置されている格納検知装置2内の赤外線センサ部220において、センサ制御部221が、ラック格納装置10がラック内に設置されていないと判定した場合には、当該センサ制御部221は、「後面装置未格納データ」を、格納位置を示す情報に付与して、通信インターフェース224を介してラック管理制御部230へ出力する。
また、ラック20の内部後面に設置されている格納検知装置2内の赤外線センサ部220において、センサ制御部221が、ラック格納装置10がラック内に設置されていないと判定した場合には、開始32ビット(8ビット「0」+8ビット「1」+8ビット「0」+8ビット「1」)と終了32ビット(8ビット「1」+8ビット「0」+8ビット「1」+8ビット「0」)からなる後面装置未格納データをラック管理制御部230へ出力する。
また、ラック20の内部後面に設置されている格納検知装置2内の赤外線センサ部220において、センサ制御部221が、ラック格納装置10がラック内に格納されていると判定した場合には、当該センサ制御部221は、後面装置格納データ(格納有無情報)を、通信インターフェース224を介してラック管理制御部230へ出力する。
また、ラック20の内部後面に設置されている格納検知装置2内の赤外線センサ部220において、センサ制御部221が、ラック格納装置10がラック内に設置されていると判定した場合には、開始32ビット(8ビット「1」+8ビット「0」+8ビット「1」+8ビット「0」)と終了32ビット(8ビット「0」+8ビット「1」+8ビット「0」+8ビット「1」)からなる前面装置格納データをラック管理制御部230へ出力する。
この図が示すように、ラック20内に設置されるラック管理制御部230は、ユニットごとにラック内に設置された格納検知装置2と通信接続する通信インターフェース232と、当該通信インターフェース232から取得したデータにラック格納装置10の格納位置を示す位置情報を付加して出力する通信インターフェース232に対応する位置情報付加制御部231と、を備える。またラック管理制御部230は、ラック扉センサ250と通信接続するための通信インターフェース234、および資産管理サーバ30と通信接続するための通信インターフェース233を備えている。
なお、位置情報付加制御部231は、通信インターフェース232を介して赤外線通信部210から受信したデータの開始ビットの直後に「位置情報」を挿入する。例えば、開始ビットの後ろに8ビットの数値で位置情報データを付加する。例えば、8Uの高さ(ラック20の下から8Uの高さ)にラック格納装置10が格納されている場合、位置情報は『00001000』となる。
この図が示すようにラック扉センサ250は、センサ制御部251、開閉感知部252、通信インターフェース253を備える。ここで開閉感知部252はラックが開いているか、閉まっているかを感知する処理部である。センサ制御部251は通信インターフェース253を介してラック管理制御部230へラックの開閉情報を送信する。
この図で示すように、資産管理サーバ30は、通常のサーバ等の情報処理装置であり、通常の演算機能、キーボード、ディスプレイ等の入出力機能を備えるとともに、データ変換部301、管理シート記憶部302、通信インターフェース303、ラック資産管理部304を備えている。
ここで、データ変換部301は、ラック管理制御部230から通信インターフェース303が受信した情報を、管理シート記憶部302に格納される管理シートのフォーマットへ変換する処理部である。また、管理シート記憶部302は、ラック格納装置10の情報を記録した管理シートをファイル形式で記憶する。管理者は、資産管理サーバ30のディスプレイを見ながら、管理シート記憶部302に記録されている管理シートを表示操作することでラック格納装置10の設定情報の記載された管理シートをモニタ上で確認することができる。ラック資産管理部304は、管理シート記憶部302に格納された管理シートの情報を編集または出力する処理部である。
資産管理サーバ30のラック資産管理部304は、管理者からの操作入力に基づいて、この図が示すような管理シートを、管理シート記憶部302から読み取ってモニタ上に出力する。当該管理シートは、図14で示すようにラック20を図で表示し、当該ラック20の実際の格納位置に合わせて装置名をラック20内に並べて表示されるものである。ここで、管理者が管理シートに表記されたラック格納装置10の装置名を、マウス等を用いて選択すると、資産管理サーバ30は、管理シートの画面右側に、当該選択されたラック格納装置10の装置名、装置型名、シリアル番号、ホスト名、OS情報、IPアドレスなどの設定情報を表示する。また、資産管理サーバ30は、外部のコンピュータ端末からのアクセスを受け付け、管理シートの送信要求を受けた場合には、管理シート記憶部302に記録されている管理シートのデータを送信する。これにより外部のコンピュータ端末を利用するオペレータは、手元のコンピュータ端末のディスプレイ管理シートを表示して、ラック格納装置10の設定情報を確認する際に利用することができる。
図15はラック格納装置の処理フローを示す図である。
まず、ラック格納装置10の電源が投入されると(ステップS100)、設定情報管理部110の制御プロセッサ111が、装置メイン処理部130へ設定情報の取得要求を出力する。次に、取得要求を受信した装置メイン処理部130は、ラック格納装置10のホスト名、OS情報、IPアドレスの情報をメモリ等から取得して(ステップS101)、その設定情報を設定情報管理部110へ出力する。すると設定情報管理部110の制御プロセッサ111が設定情報を取得し、記憶装置112へ書き込む(ステップS102)。このとき、制御プロセッサ111は、予め記憶装置112へ格納されているラック格納装置10の装置名、高さ情報(ユニットの大きさ)、シリアル番号、装置型名に、設定情報を対応付けて書き込む。
次に、ラック20に設置された各処理部の動作について説明する。
格納検知装置2に備わる赤外線通信部210のLED光受信部213は、当該格納検知装置2が設置された高さのユニットの位置に格納された対面するラック格納装置10のLED光発信部122から上記ステップS106によって発光された設定情報データのLED光を受信し(ステップS201)、当該LED光を赤外線制御部211へ出力する。すると、LED光を感知した赤外線制御部211は、LED光発信部212へ受信結果のデータを送るため、点滅命令を出力する(ステップS202)。すると、LED光発信部212は、赤外線制御部211から点滅命令を入力し、LEDを点滅してLED光を発光する(ステップS203)。
次に、ラック20に設置された格納検知装置2内の赤外センサ部220とラック管理制御部230の処理フローについて説明する。
まず、資産管理サーバ30の電源投入後に資産管理サーバ30は、ラック20の側面と後面に設置されている格納検知装置2それぞれの赤外線センサ部220へ、ラック格納情報取得要求を送信する。すると、各格納検知装置2それぞれの赤外線センサ部220において、センサ制御部221が、ラック格納情報取得要求を受信し(ステップS301)、LED光発信部222にLED光の発光命令を出力する。すると、センサ制御部221から発光命令を受け取ったLED光発信部222は、ラック格納情報取得要求を示すLED光を発光する(ステップS302)。当該LED光は、反射板240へ向けて照射される。
また、後面装置未格納データは、本実施形態においては、例えば、開始32ビットのうちの最初の8ビットが「0」、次の8ビットが「1」、次の8ビットが「0」、次の8ビットが「1」のビット列で構成され、終了32ビットのうちの最初の8ビットが「1」、次の8ビットが「0」、次の8ビットが「1」、次の8ビットが「0」のビット列で構成されたデータである。
そして、ラック格納装置10がラック20に格納されている場合には、一定時間経過後、格納検知装置2に備わる赤外線通信部210のLED光受信部213は、当該格納検知装置2が設置された高さのユニットの位置に格納された対面するラック格納装置10のLED光発信部122から上記ステップS106によって発光された設定情報データのLED光を受信し、当該LED光が示す設定情報を資産管理サーバ30へ通知する。そして当該設定情報を受信した資産管理サーバ30は、受信するたびにラック格納情報取得要求を赤外線センサ部220へ送信する。これにより、繰り返し、上述のステップS301からステップS308の処理が繰り返される。
次に、ラック扉開閉感知における処理フローについて説明する。
まず、ラック扉センサ250の開閉感知部252が、ラック扉が開いているか、閉じているか検知する(ステップ401)。次にセンサ制御部251が、開閉感知部252の検知結果に基づいて、ラック扉開、またはラック扉閉を示すラック開閉情報を、通信インターフェース253を介してラック管理制御部230へ送信する(ステップS402)。そしてラック管理制御部230は、ラック開閉情報を、資産管理サーバ30へ転送する(ステップS403)。なお、ラック開閉情報は、例えば、当該ラック開閉情報がラック開を示す場合には、開始32ビットにおいて4ビットずつ「1」と「0」が交互に繰り返し、終了32ビットにおいて4ビットずつ「0」と「1」が交互に繰り返すビット列により構成されている。また、ラック開閉情報がラック閉を示す場合には、開始32ビットにおいて4ビットずつ「0」と「1」が交互に繰り返し、終了32ビットにおいて4ビットずつ「1」と「0」が交互に繰り返すビット列により構成されている。
なお、ラック開閉情報は、ラック管理制御部230から赤外線センサ部220へ送信されるようにしてもよい。赤外線センサ部220は、受信したラック開閉情報がラック開を示す場合にのみ、LED光を発信して、ラック格納装置10の有無を検知する。
次に、資産管理サーバ30の処理フローについて説明する。
まず、資産管理サーバ30のデータ変換部301は、通信インターフェース303を介してデータを受信する(ステップS501)。そして、データ変換部301は、受信したデータの開始ビットの数値を確認する(ステップS502)。そして、データ変換部301は、開始ビットによって、そのデータが、設定情報データかまたは装置格納データや装置未格納データかを判定する(ステップS503)。データ変換部301は、受信したデータが設定情報データである場合には、当該設定情報データに格納されている位置情報を2進数から10進数に変換し、当該位置情報を、ラック資産管理部304が管理シート記憶部302に記録されている管理シートへ登録する(ステップS504)。またデータ変換部301は、設定情報データに格納されている設定情報(ラック格納装置10の装置名、装置型名、シリアル番号、ホスト名、OS情報、IPアドレス)を2進数数値のデータからファイル形式のデータに変換し、その情報をラック資産管理部304が管理シート記憶部302に記録されている管理シートへ、位置情報に対応付けて登録する(ステップS505)。ここで、データ変換部301は、受信したデータの終了を、末尾の[終了ビット]の数値を確認して判断する。
つまり、受信したデータが側面装置格納データである場合には、当該側面装置格納データから判定した格納位置に対応付けられて管理シート記憶部302に記録されている側面装置格納フラグをONに更新し、側面装置未格納フラグをOFFに更新する。
またラック資産管理部304は、受信したデータが側面装置未格納データである場合には、当該側面装置未格納データから判定した格納位置に対応付けられて管理シート記憶部302に記録されている側面装置格納フラグをOFFに更新し、側面装置未格納フラグをONに更新する。
また同様にラック資産管理部304は、受信したデータが後面装置格納データである場合には、当該後面装置格納データから判定した格納位置に対応付けられて管理シート記憶部302に記録されている後面装置格納フラグをONに更新し、後面装置未格納フラグをOFFに更新する。
またラック資産管理部304は、受信したデータが後面装置未格納データである場合には、当該後面装置未格納データから判定した格納位置に対応付けられて管理シート記憶部302に記録されている後面装置格納フラグをOFFに更新し、後面装置未格納フラグをONに更新する。
10・・・ラック格納装置
20・・・ラック
30・・・資産管理サーバ
210・・・赤外線通信部
220・・・赤外線センサ部
230・・・ラック管理制御部
240・・・反射板
250・・・ラック扉センサ
Claims (3)
- ラックの扉の開閉を検知する扉開閉感知部と、
ラック格納装置と通信を行って当該ラック格納装置の関連情報を受信するとともに、当該関連情報と、前記ラック格納装置が前記ラック内に格納された当該ラック内の格納位置を示す位置情報とを送信するラック管理制御部と、
前記ラックと通信ネットワークを介して接続され、受信した前記関連情報と前記位置情報とをラック資産管理テーブルへ記録するラック資産管理部を備えた資産管理サーバと、を備えると共に、
前記ラック格納装置が前記ラック内に格納されているかを検知する格納検知装置を、前記ラック内の前記ラック格納装置の格納位置ごとに備え、
前記格納検知装置は、前記ラックの一の側面に設けられた信号発信部および信号受信部と、当該一の側面に対向する他の側面に設けられた信号反射板とからなり、
前記格納検知装置は、前記信号発信部から発信した信号の前記信号反射板における反射信号を、前記信号受信部で検知した場合に、前記ラック格納装置が格納されていることを示す格納有無情報であって当該ラック格納装置の位置情報を含む格納有無情報を前記ラック管理制御部へ送信し、
前記ラック管理制御部が、前記格納検知装置の検知した前記ラック格納装置の格納有無情報を前記資産管理サーバへ送信し、
前記資産管理サーバの前記ラック資産管理部が、前記関連情報と前記位置情報とに対応付けて、前記格納有無情報を前記ラック資産管理テーブルに記録するとともに、前記格納検知装置のうち、前記ラックの扉に対向する側面に設けられた信号発信部および信号受信部と前記ラックの扉に設けられた信号反射板とからなる格納検知装置から前記格納有無情報を受信した場合であって、前記扉開閉感知部によって前記ラックの扉が閉であると検知された場合には、前記格納有無情報に含まれる位置情報を特定すると共に、前記関連情報と前記位置情報とに対応付けた、前記格納有無情報が示す格納有りまたは格納無しの前記ラック資産管理テーブルにおける更新を行い、ラック資産の出力要求に基づいて、格納有りを示す格納有無情報に関連付けられて前記ラック資産管理テーブルに記録されている前記ラック格納装置それぞれの前記関連情報と前記位置情報と前記格納有無情報とを関連付けて出力する
ことを特徴とするラック資産管理システム。 - 前記ラック管理制御部が前記扉開閉感知部から取得した前記ラックの扉の開閉情報を前記資産管理サーバへ送信し、
前記ラック資産管理部が、前記開閉情報に基づいて、前記ラックの扉が閉であると前記扉開閉感知部によって検知されたかどうかを判定し、前記ラックの扉が閉であると検知された場合に、前記関連情報と前記位置情報とに対応付けた、前記格納有無情報の前記ラック資産管理テーブルにおける更新を行う
ことを特徴とする請求項1に記載のラック資産管理システム。 - 前記格納検知装置は、所定の期間ごとに、前記ラック格納装置がラック内に格納されているかを検知する
ことを特徴とする請求項1または請求項2の何れか一項に記載のラック資産管理システム。
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