JP2004334864A - フォームファクタ変換器および試験装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】新世代のシステムにおいて旧世代の製品と技術の利用を可能にする装置とシステムを提供する。
【解決手段】変換器アセンブリは(100)、第1のオープン・アーキテクチャ・モジュール式計算処理システム規格に準拠するバックプレーンに対するバックプレーン・インタフェース(102)と、第2のオープン・アーキテクチャ・モジュール式計算処理システム規格に準拠する構成要素に結合することができる構成要素インタフェース(104)と、バックプレーン・インタフェースと構成要素インタフェースの間に結合された制御要素(110)とを備える。制御要素(110)は、構成要素インタフェースとバックプレーン・インタフェース間で接続ラインと信号をプログラム可能に経路指定することができる。
【選択図】 図1
【解決手段】変換器アセンブリは(100)、第1のオープン・アーキテクチャ・モジュール式計算処理システム規格に準拠するバックプレーンに対するバックプレーン・インタフェース(102)と、第2のオープン・アーキテクチャ・モジュール式計算処理システム規格に準拠する構成要素に結合することができる構成要素インタフェース(104)と、バックプレーン・インタフェースと構成要素インタフェースの間に結合された制御要素(110)とを備える。制御要素(110)は、構成要素インタフェースとバックプレーン・インタフェース間で接続ラインと信号をプログラム可能に経路指定することができる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、オープン・アーキテクチャ・モジュール式計算処理システムにおけるフォームファクタ変換器および試験装置に関する。
モジュール式システムは、プロセッサ・バスが中心になり主に制御用途に使用された第一世代から、通信と制御に使用するためのチップ相互接続が中心になる第二世代まで、数十年にわたって開発されてきた。第一世代の技術は、1980年頃に生まれ、MultibusIおよびII規格と共に、VMEバス(VERSAmodule Eurocard)技術を利用する。第二世代の製品は、1994年頃に実用化され、コンパクトPCI(Peripheral Component Interconnect)バスを利用する。イーサネット(登録商標)、パケット、バックプレーン拡張、その他を含む第二世代では、電話と計算処理の統合、ハウ・スワップ、高可用性、幅広いオペレーティング・システムのサポート、幅広いPCIシリコンのサポートに及ぶ様々な技術と規格が開発された。構成要素とシステムの間の接続性と連携を容易にするために、様々な規格が作り出された。そのような1つの規格は、PCI(Peripheral Component Interconnect)インダストリアル・コンピュータ・マニュファクチャーズ・グループ(PICMG)2.16仕様である。
現在、技術は、ファブリック相互接続、基本用途、中央局電気通信、通信制御、およびデータ通信高密度サーバに機能を拡張する新しい第三世代の初期にある。第三世代のために実施され企画される機能には、キャリヤ・グレード機能、数十ギガビットから数テラビットへの性能拡張、ファブリックをサポートするバックプレーンスケーラビリティ、複数のプロセッサを含む処理スケーラビリティ、およびディジタル信号プロセッサが含まれる。第三世代は、アクセス集中機能、コア機能、オプティカル機能、スイッチング機能、サーバ機能、記憶機能、音声機能、データ機能、ビデオ機能、および無線機能をサポートする。
第三世代の規格の開発に参加している標準化団体は、前世代のシステムのフォームファクタと相互接続構成を維持する望ましさを考慮したが、様々な理由のために、完全に新しい規格を確立することを選択した。標準化団体は、前の世代からの基板面積が小さすぎまた基板間隔が狭すぎて、新しい応用例に対応できないと判断した。それまでの世代の熱放散は、次世代の厳しい制限のある半導体およびバックプレーン機能には不十分であることが分かった。新しい問題として、信号保全性と電磁場適合性が生じた。従来の世代の機械的規格は、入出力要件に対応できない。
その結果、第三世代の規格は、これまでの世代の規格と互換性のないフォームファクタおよび構成を規定する。新しい規格は、極めて有用な技術の大部分と多数の製品を陳腐化させることになる。
新世代のシステムにおいて旧世代の製品と技術の利用を可能にする装置とシステムが必要とされている。
いくつかの実施形態によれば、変換器アセンブリは、第1のオープン・アーキテクチャ・モジュール式計算処理システム規格に準拠するバックプレーンに対するバックプレーン・インタフェースと、第2のオープン・アーキテクチャ・モジュール式計算処理システム規格に準拠する制御要素に結合することができる構成要素インタフェースと、制御要素とを含む。制御要素は、バックプレーン・インタフェースと構成要素インタフェースの間に結合され、構成要素インタフェースとバックプレーン・インタフェースの間で接続ラインと信号をプログラム可能に経路指定することができる。
他の実施形態によれば、変換器アセンブリは、第1のオープン・アーキテクチャ・モジュール式計算処理システム規格に準拠し、双方向2線式バスを含む少なくとも1つのチャネルを有するバックプレーンに対するバックプレーン・インタフェースと、第2のオープン・アーキテクチャ・モジュール式計算処理システム規格に準拠する構成要素に結合することができる構成要素インタフェースとを含む。変換器アセンブリは、さらに、構成要素インタフェースとバックプレーン・インタフェースの間の接続ラインおよび信号を経路指定する複数の相互接続ラインと、表示装置に結合することができる表示装置インタフェースと、制御要素とを含む。制御要素は、バックプレーン・インタフェース、構成要素インタフェース、および表示装置インタフェースに結合される。制御要素は、双方向2線式バスをスヌープし、双方向2線式バス上のデータを、表示装置インタフェースを介して表示用の可読フォーマットに変換することができる。
さらに他の実施形態によれば、アセンブリは、第1のオープン・アーキテクチャ・モジュール式計算処理システム規格に準拠するバックプレーン構成要素と、第2のオープン・アーキテクチャ・モジュール式計算処理システム規格に準拠する構成要素とに接続することができる物理寸法を有する第1と第2のインタフェースを含むプリント回路基板を含む。アセンブリは、さらに、プリント回路基板に取り付けられ、単一電源からの電力をプリント回路基板上で利用される電力レベルに変換することができる少なくとも1つの電力変換器と、制御要素とを含む。制御要素は、構成要素インタフェースとバックプレーン・インタフェースの間の接続ラインおよび信号をプログラム可能に経路指定することができる。
構造と動作方法の両方に関連する本発明の実施形態は、以下の説明および添付図面を参照することによって最もよく理解することができる。
図1を参照すると、概略図は、特定のオープン・アーキテクチャ・モジュール式計算処理システム規格に準拠するフォームファクタおよび信号を有する構成要素を、異なる規格によって構成されたバックプレーンに接続するために使用することができる変換器アセンブリ100の実施形態を示す。特定の例において、変換器アセンブリ100は、PICMG2.16準拠の回路カード・アセンブリ、プリント回路基板、構成要素、およびのPICMG3.0システムの同種のものの使用を可能にする。PICMG2.16コンパクトPCI回路基板用に定義されたフォームファクタは、国際電気標準会議(IEC)60297−3およびIEC60297−4に文書化され、3U(100mm×160mm)と6U(233.35mm×160mm)基板サイズを含む米国電気電子技術者協会(IEEE)1101.10によって拡張されたユーロカード・フォームファクタから派生している。多くのメーカは、6Uおよび3U製品系列においてPICMG2.16フォームファクタを使用しており、PICMG2.16の製品に多くの時間と資本を注ぎ込んできた。
変換器アセンブリ100は、第1のオープン・アーキテクチャ・モジュール式計算処理システム規格に準拠するバックプレーン・インタフェース102と、第2のオープン・アーキテクチャ・モジュール式計算処理システム規格に準拠する構成要素に結合することができる構成要素インタフェース104と、制御要素110とを有する。特定の実施形態において、変換器アセンブリ100は、3.0システムにおけるPICMG2.16設計の統合と使用を可能にする。変換器アセンブリ100は、新しい規格に準拠するシステムにおいて、従来製品の寿命を延ばすことにより、メーカの資源を節約する。同様に、変換器アセンブリ100は、様々な規格の世代の構成要素を結合することができるモジュール式システムで従来製品の使用を可能にすることによって、顧客の資源を節約する。
制御要素110は、バックプレーン・インタフェース102と構成要素インタフェース104の間に結合され、構成要素インタフェース104とバックプレーン・インタフェース102の間で接続ラインと信号をプログラム可能に経路指定することができる。制御要素110は、バックプレーン信号と構成要素信号間での通信および制御信号の機能性と可用性を決定するプログラミングを含む。制御要素110は、様々な規格の構成要素およびシステム間の接続の機能性と定義を確立するために、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)などの複数のプログラム可能な要素を含むことができる。システムは、複数の個別の制御要素110を含むことができ、この個別の制御要素は、第1のオープン・アーキテクチャ・モジュール式計算処理システム規格に準拠しているバックプレーン・インタフェース102から、異なる規格に準拠している構成要素インタフェース104に、制御要素を介して経路指定される特定の信号の仕様に従って設計されている。例えば、制御要素110を使用して、PICMG2.16規格の構成要素に対してPICMG3.0規格のバックプレーンを利用することができる。さらに、制御要素110を使用すると、変換器アセンブリ100内の既存のハードウェアを修正することなく様々なPICMGブレードを試験する様々な異なる試験機能をダウンロードすることができる。
また、変換器アセンブリ100を使用して、ブレード・サーバなどのシステムにおいてブレードと呼ばれることがある要素を試験しかつ/または統合することができる。システムは、例えば記憶構成要素、プロセッサ、通信要素、その他の任意のタイプの要素を統合することができる。例示的な変換器アセンブリ100は、表示装置に結合することができる表示装置インタフェース106と、組み合わされた仕様によりコネクタおよび信号のレイアウトと位置を構成するために使用することができる少なくとも1つの制御要素110とを含むことができる。また、制御要素は、試験コントローラとして使用することもできる。バックプレーンは、I2Cバスのような双方向2線式バスをさらに含む少なくとも1つのチャネルを有する。制御要素110は、双方向2線式バスをスヌープし、双方向2線式バス上のデータを表示装置インタフェース106によって、表示装置の可読フォーマットに変換することができる。
変換器アセンブリ100は、回路基板、プリント回路基板、プリント回路基板または他の回路基板の一部分、複数の回路基板、集積回路チップなどの様々な形態を有することができる。いくつかの実施形態において、変換器アセンブリ100は、変換器アセンブリ100上に取り付けられ、1つの電源からの電力を、変換器アセンブリ100上で利用される電力レベルに変換することができる1つまたは複数の電力変換器112を含むことができる。説明のための実施例において、変換器アセンブリ100は、複数の分かれた個別の電力変換器112を有する。例示的な電力変換器112は、−48Vから3.3Vへの50Wの変換器、−48から5Vへの50Wの変換器、−48から12Vへの50Wの変換器、および−48Vから−12Vへの36Wの変換器を含む。他の例には、他の電圧とワット数を変換する電力変換器112を含むことができる。
制御要素110は、フィールド・プログラマブル・ゲートアレイ(FPGA)、コントローラ、プロセッサ、マイクロプロセッサ、ディジタル信号プロセッサ、状態機械、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)などの揮発性メモリ、様々なタイプの不揮発性メモリ、読出し専用メモリ(ROM)などの様々なタイプの要素として実施することができる。制御要素110は、一般に、コントローラまたはプロセッサ上で実行する1組のコードまたは命令を記憶することができる記憶要素との組み合わさったコントローラまたはプロセッサを含む。記憶要素は、媒体として機能し、かつ/または制御要素110の機能と動作を決定する媒体からプログラムまたはロードされる。記憶要素は、試験機能などの動作を実施する適切な媒体によって使用可能になる計算可能かつ読出し可能なプログラム・コードでプログラムされるか、またはそのプログラム・コードをロードすることができる。様々な媒体は、ディスクまたはテープ記憶媒体と、電子または通信チャネルを介してリモート位置から使用することができる媒体とを含むことができる。
変換器アセンブリ100は様々な規格および仕様に準拠する。説明のための実施例において、変換器アセンブリ100は、PCIインダストリアル・コンピュータ・マニュファクチャーズ・グループ(PICMG)2.16仕様によるオープン・アーキテクチャ・モジュール式システムの仕様を満たす。例えば、変換器アセンブリ100を使用して、個別の3.0ブレードおよび/またはシステム全体の試験および統合を含むPICMG3.0システムの試験を容易にすることができる。特定の応用例において、変換器アセンブリ100は、PICMGシステム内の試験の標準化とおよび進度管理を可能にすることによって、時間を節約し、したがってコストを節約することができる。
PCIインダストリアル・コンピュータ・マニュファクチャーズ・グループ(PICMG)3.0仕様は、様々なネットワーク要素、プロセッサ、記憶装置および入出力要素をサポートするために、容易かつ迅速に統合することができるオープン・アーキテクチャ・モジュール式計算処理構成要素の規格を定義する。PICMGは、複数の無線要素、有線要素、光ネットワーク要素をサポートしかつ統合し、また多くの型および種類のプロセッサ、ディジタル信号プロセッサ(DSP)、記憶装置、および入出力システムをサポートする。PICMGは、高レベルのモジュール性、適合性および可用性をサポートしている。
PICMG3.0システムの機械的実装は、中央局およびデータ・センタの環境の機能的要求に対応している。基本的なPICMG要素には、バックプレーン、バックプレーンの前部分に差し込む基板、バックプレーンの後部分に差し込む移行モジュール、およびラックマウント・シェルフが含まれる。PICMG仕様の特徴には、高度な統合と機能に十分なボード・サイズ、入出力コネクタおよびメザニン用の十分なフロント・パネル・スペース、背の高い構成要素のための隙間、および高い電力および冷却レベルのサポートが含まれる。
PICMG2.16から3.0への変換器アセンブリ100は、制御要素110を介して、液晶表示装置(LCD)などの表示装置をI2Cバスに接続できるようにすることにより、I2Cバス・スヌーピングを可能にする。制御要素110は、データを、I2Cバス・フォーマットから、試験と解析を行う人がI2Cバス上の通信をより良く評価できるようにする可読フォーマットに変換する。PICMG2.16から3.0の変換器アセンブリ100は、バックプレーンを横切るすべての信号の強調と試験を可能にすることができる。表示装置は、試験結果を確認するグラフを示す。
図2A、図2Bおよび図2Cを参照すると、複数の概略図はそれぞれ、変換器基板202またはアセンブリ、後部移行モジュール(RTM)204、および標準構成、具体的にはPICMG3.0標準構成によるバックプレーン206を示す。説明のための実施形態において、変換器アセンブリ基板202は、PICMG3.0フォームファクタの高さと厚さに準拠しているが、指定されたPICMG3.0の幅とは異なる。特定の実施形態において、この形態は、PICMG2.16に準拠する基板を、PICMG3.0システムに差し込むことを可能にする約135mmに小さくされた幅を有する。PICMG3.0システムへの接続のために、PICMG2.16構成要素の相互接続を互いに適合させるために、変換器アセンブリ基板202のコネクタおよび信号レイアウトおよび位置は、1つまたは複数のフィールド・プログラマブル・ゲートアレイ(FPGA)などのプログラム可能な要素によって柔軟に決定される。他の実施形態において、変換器アセンブリ基板202を使用して、他の規格定義に従う異なるシステムに利用するために構成要素を変換することができる。
図2Aは、RTMプリント回路基板構成204と16スロット・バックプレーンの例206の両方と基板202の接続を示す斜視図である。図2Bは、基板202、バックプレーン206、およびRTM204の配置を示す側面図である。変換器アセンブリ基板202は、バックプレーン206と異なるフォームファクタを有する構成要素に接続するためのコネクタ210を有する。説明のための実施例において、コネクタ210は、PICMG2.16構成要素に接続するためのPICMG2.16形式コネクタである。また、バックプレーン206は、PICMG3.0フォームファクタ・バックプレーンである。RTM204は、上部ハンドル220、下部ハンドル222、およびRTMパネル224を有する。コネクタは、電力および管理用の第1ゾーン230、データ伝送用の第2ゾーン232、および後部入出力用の第3ゾーン234の3つのゾーンに分けられる。また、バックプレーン支持バー236が示されている。図2Cは、側面図に対する上部図と正面図の対応を示す。図3は、PICMG3.0仕様によるプリント回路基板300のフォームファクタを示す概略図である。
PICMGは、3つのゾーン内のコネクタを指定する。第1ゾーン230は、直流電源、リング/試験電圧、および二重化、冗長マイナス48V直流電源を使用するハードウェア・アドレスを含むシェルフ管理システム接続を含む。第2ゾーン232は、基本ファブリックや拡張ファブリックなどのデータ・ファブリック、更新チャネル、およびバス・タイミング・クロックをカバーするために、基板1つに最大5つのZdコネクタをサポートする。第3ゾーン234は、後部パネル入出力コネクタを定義する。
第1ゾーン230コネクタは、二重化、冗長−48V直流電源、メタリック試験、リンギング・ジェネレータ、シェルフ管理システム接続、およびハードウェア・アドレス指定のための、サブラックと基板の間のインタフェースとして定義される。第1ゾーン230コネクタは、8つの電力接点と26の低電流接点を有する。単一コネクタは、1倍幅と2倍幅のスロット/基板に電力を供給することができる。−48V直流電源回路の定義は、総称的または名目的に使用されており、供給される直流電圧レベルを指し、−36VDCから−72VDCの範囲を有することができる。
リング1メタリック試験回路は、バックプレーンにおいて共用される1対の共通共用試験バスへのアクセスを可能にする。カードは、メタリック試験ヘッド、伝送路終端ユニット、あるいはこの両方としてはたらくことができる。バックプレーンは、また、外部試験ヘッドの接続またはデイジーチェーン型の複数のシェルフの作成を可能にするコネクタに信号を送ることができる。2対使用すると、T1などの4線回線の試験がサポートされ、あるいは同一シェルフ上の同時に異なるタイプの試験ヘッドが支援される。
図2Bを再び参照すると、第2ゾーン232のコネクタ内で、各列またはウェハは、各対が個別のL型アース接点を有する4つの差分信号対を含む。アース接点は、相互接続されかつ論理アースに接続されたバックプレーン・アース接点によって基板上の論理アースに接続される。
第3ゾーン234は、(1)基板をバックプレーンによる相互接続を介さず後部移行モジュール(RTM)に直接結合する相互接続、(2)シェルフへの後側接続のない接続、(3)第3ゾーン234による基板への直接ケーブル接続を供給するためにバックプレーン上に取り付ける金属ブラケットを使用するケーブル隔壁を使用する接続、および(4)第1ゾーン/第2ゾーンからバックプレーンを延在させるかまたは個別の第3ゾーン234バックプレーンでもよい補助バックプレーン領域を使用する接続を含む相互接続タイプを有する。
後部移行モジュール(RTM)は、入出力ケーブル・アセンブリを基板からRTMに移動させることによって基板修理を容易にする必須ではないモジュールである。基板からの入出力信号は、ユーザ定義コネクタが、RTMと結合し、信号をシェルフの後部の外に渡す第3ゾーン234に送られ、複数のケーブル・アセンブリを切り離したり再接続したりすることなく基板の修理が可能になる。
図1を再び参照すると、いくつかのPICMG3.0の応用例において、変換器アセンブリ100は、バックプレーン206を横切るすべての通信および制御信号の機能性と可用性をサポートすることができる。他の応用例は、アクセスできる通信および制御信号を制限することがある。例えば、変換器アセンブリ100は、FPGAなどの複数の制御要素110を含み、特定の制御要素110は、PICMG3.0バックプレーン・コネクタを介した特定の信号用に構成されている。複数のFPGAは、変換器アセンブリ・ハードウェアを修正することなく様々な3.0ブレードを試験するための様々な試験機能をダウンロードする機能によって柔軟な設計を可能にする。
図4Aと図4Bを参照すると、概略図はそれぞれ、シェルフ・レベル実施形態400と、複数のシェルフ400を備えたフレーム・レベル実施形態410の例を示す。シェルフ400は、複数の基板404またはカード・アセンブリを収容することができるカード・ケージ402またはハウジングを含む。基板404とカード・ケージ402は、定義された第1の規格、例えばPICMG3.0仕様に準拠する構成を有する。例示的なシステムは、第1の規格と異なる定義済みの第2の規格に準拠する構成で構成要素を接続する変換器アセンブリ基板406を示し、また、基板404の代わりにカード・ケージ402に差し込むことができる。例えば、変換器カード406は、第2の規格に準拠する構成で構成要素コネクタ408を有し、またシステムへの規格の異なる構成要素の接続を可能にする。説明のための実施例において、変換器カード406は、PICMG3.0システムにPICMG2.16基板を接続することを可能にする。
フレーム410は、シェルフ400を複数のレベルに保持するキャビネット412を含む。キャビネット412は、カードにアクセスすることができる前扉414と後扉416、基板、およびシェルフ400を有する。例示的なフレーム410は、PDUを保持するレベルの他に最大3つのシェルフ400を収容する。
基板、シェルフ400、およびフレーム410のレベルにおいて、システムは、高密度で底面積の小さい実装を達成し、前と後からの作業を容易にするように設計されている。システムは、また、十分なケーブル布設スペース、空気流、電力入力を供給するように構成される。
PICMG3.0の仕様は、設備内の1つまたは2つの発電装置から各フレーム410に供給される二重化、冗長−48VDCを指定している。いくつかの設備において、信号調整パネルは、電力線をフィルタリングして、放射され誘導されたノイズ、供給ケーブル・インダクタ補償、過電流保護、および電圧リプルを減少させる。主供給路は、複数の支線に分けられるが、互いに分離されたままである。PICMG3.0シェルフは、バックプレーンに取り付けられた第1ゾーンコネクタを介して、すべての正面プラグイン基板に二重直流供給路を提供する。
電力はすべて、PICMG3.0システムにおける二重化−48VDC供給路に供給される。論理電圧が、必要な場合に各基板上に生成され、個々の基板上にある独立した電源、通常はDC−DCコンバータを使って実施される。DCの分離は、−48VDC供給路と基板回路の間の低インピーダンス経路を防ぐ。フレーム・レベルの配電は、配電盤内の電力フィルタリングと回路保護を含む。
図1に示した変換器アセンブリ100において、電力変換器112は、バックプレーン206から−48VDC電源供給路にアクセスし、回路基板上の構成要素によって使用可能な電力レベル、例えば3.3V、5V、±12Vレベルに変換する。電力変換器112は、適切なDC−DCコンバータ、フィルタ、および電力変換用の回路保護要素を含む。
表Iを図5と組み合わせて参照すると、表Iは、第1ゾーンバックプレーン・コネクタ500の接点割当てを示す。個々のブレードは、試験を実施するために監視し切り換えることができる固有の信号を有する。図1に示した変換器アセンブリ100は、任意のブレードと共に使用するためのプログラミングおよびプログラム可能なフレキシビリティで構成される。制御要素110は、ブレードの特定の信号特性に従ってプログラムしなおすことができる。
図6Aと図6Bを参照すると、ビット図およびそれと関連するタイミング図がそれぞれ、I2Cバスで信号を通信するためのデータとタイミング信号の例を示す。タイミング図は、完全なデータ転送におけるシリアル・データ・ライン(SDA)とシリアル・クロック・ライン(SCL)上の信号のタイミングを示す。I2Cバスは、集積回路間を効率的に制御するための単純な双方向2線式バスである。I2Cバスは、I2Cバスに結合された装置間の直接相互通信を可能にするオンチップ・インタフェースを含む。I2Cバス用の2つのバス・ライン、シリアル・データ・ライン(SDA)、およびシリアル・クロック・ライン(SCL)は、バスに接続された装置間で情報を伝える双方向ラインである。I2Cバスに接続された各デイバスは、単純なマスタ/スレーブ関係が常に定義された固有のアドレスによってソフトウェア・アドレス指定可能である。マスタ装置は、マスタ・トランスミッタとマスタ・レシーバのいずれかとして動作する。マスタは、バス上で転送を開始し、転送を可能にするクロック信号を生成する装置である。これに応じて、アドレス指定される装置は、スレーブと見なされる。
I2Cバスは、複数のマスタによる同時データ転送のために、データの汚染を防ぐために衝突検出とアービトレーションを含む多重マスタ・バスである。データ転送は、標準モードで最高100kビット/秒、ファスト・モードで最高400kビット/秒、およびハイスピード・モードで最高3.4Mビット/秒のシリアル8ビットの有向および双方向のものである。
I2Cバス仕様によれば、SDAライン上のデータは、ハイ・クロック周期の間、安定していなければならない。データ・ラインのハイ状態またはロー状態は、SCLライン上のクロック信号がローのときだけ変化することができる。
いくつかの実施形態において、システムは、START状態とSTOP状態を検出するインタフェース・ハードウェアを含むことができる。他の実施形態において、システムは、START遷移またはSTOP遷移を検出するために、1クロック周期当たり少なくとも2回SDAラインをサンプリングすることができる。
マスタは、START状態とSTOP状態を生成する。I2Cバスは、START状態の後はビジーであると見なされ、STOP状態の後は、指定された時間空いていると見なされる。STOP状態ではなく繰返しSTART(S)が生成される場合は、バスは、ビジーのままである。START(S)状態は、SCLがハイの間に、SDAライン上でハイからローに遷移する。STOP(P)状態は、SCLがハイの間に、SDAライン上でローからハイに遷移する。
SDAライン上で転送されるすべてのデータ・バイトは、長さ8ビットであり、可能なバイト数に制限はない。各バイトの後に、肯定応答ビットが続く。データは、最上位ビット(MSB)が最初になる順序で転送される。別の動作が完了するまで完全なデータ・バイトを受け取ったり送ったりすることができないスレーブは、SCLクロック・ラインをローに保持して、マスタを、スレーブがレディ状態のときに転送が続く待機状態に強制的にすることができる。
マスタは、肯定応答と関連したクロック・パルスを生成する。トランスミッタは、肯定応答クロック・パルスの間、SDAライン(ハイ)を開放する。レシーバは、クロック・パルスのハイ期間の間にラインが安定したローのままでいるように、肯定応答パルスの間、SDAラインをローにする。例えば、ビジーの場合に、スレーブ・アドレスを確認できないスレーブは、データ・ラインをハイにしたままにする。マスタは、これに応えて、STOP状態を生成して、転送または繰り返しSTART状態を中止して新しい転送を始める。スレーブ・アドレスを確認し、転送を始めるが、転送を続けることができないスレーブ・レシーバは、肯定応答を生成することができる。スレーブは、データ・ラインをハイのままにし、マスタは、STOP状態と繰返しSTART状態のいずれかを生成する。転送信号に関与するマスタ・レシーバは、スレーブから同期して引き出された最後のバイトに肯定応答を生成しないことによって、スレーブ・トランスミッタにデータ終了の信号を送る。
この例では、マスタ・トランスミッタが、7ビット・アドレスで転送方向を変化させずに、スレーブ・レシーバをアドレス指定する。マスタは、STARTビット(S)600をスレーブに送って通信を始め、スレーブ・アドレス602を送り、データ書込み604を示すビットを送る。スレーブは、肯定応答ビット606で応え、マスタは、データ608を送る。データ608の転送と転送の間に、スレーブは、Nバイトと最終肯定応答/否定応答のためのビット606、SDAロー信号、最後のデータ・バイトの後に、SDAロー信号、次にSDAハイ信号を送る。マスタは、STOP状態(P)ビット610で伝送を終了する。
図7を参照すると、概略的なフローチャートは、I2Cバス上でデータ700を通信するプログラムされたプロセスまたは方法の例を示す。プロセッサは、シリアル・データ・ライン(SDA)を監視し、SDA信号がいつローになり、シリアル・クロック・ライン(SCL)上の活動がいつなくなったかを判定することによって、STARTビット(S)を認識するようにプログラムされる。
システムは、ビット・レートによって決定された時間分(t>1)を監視することによって、SCLライン上に活動があるかどうかを決定することができる。例えば、ビット・レートが100kで、次にSCLが10マイクロ秒間変化しない場合は、活動状態は存在しない。STOPビット(P)は、肯定応答(ACK)または9番目のSCL信号の後で発生する。STOPビット(P)は、SCLとSDA上の同時の1レベルとして定義される。
転送は、STARTビット(S)検出で始まり(702)、システムは、これに応えて、STARTビット(S)を示す信号を表示用のモニタに送る(704)。次に、システムは、例えば8ビットのデータ・ビットを捕捉し(706)、データを表示に適したフォーマット、1つの例では16進表示フォーマットに変換する(708)。システムは、表示可能フォーマットのデータを表示用のモニタに送り(710)、肯定応答ビット(0)または否定応答ビット(1)を捕捉する。次のビットが、STOPビット(P)の場合(712)、システムは、通信完了を示す信号、例えばPコードを、表示装置に送る(714)。そうでない場合、システムは、捕捉データ・ビット動作にループすることによって、次のデータ・ビットを捕捉する(706)。
1つの例において、モニタは、表示通信データを次の形で表示する。
S XX A XX A XX AP
この場合、SはSTARTビットを示し、PはSTOPビットを示し、Aは肯定応答、XXは16進データを示す。他の例は、図形または画像の形を含む他の形態でデータを表示することができる。
この場合、SはSTARTビットを示し、PはSTOPビットを示し、Aは肯定応答、XXは16進データを示す。他の例は、図形または画像の形を含む他の形態でデータを表示することができる。
図8を参照して、概略的ブロック図は、要素またはブレードを受け入れることができ、前述の変換器アセンブリを使用して試験することができるサーバなどの管理システム800の例を示す。例示的な管理システム800は、PICMG3.0システムでよい。管理システム800は、イーサネット804とインターネット・プロトコル(IP)ベースのサービス806によって、シェルフ808と通信するシステム・マネージャ802を含む。シェルフ808は、挿入することができまた管理システム800から取り外すことができる複数の構成要素および基板810を含む。個々の要素と基板810はそれぞれ、関連したインテリジェント周辺装置管理(IPM)装置812を有する。要素は、スイッチ814とシェルフ管理コントローラ(ShMC)816を含む。
変換器アセンブリ818は、任意の他の基板810および管理システム800の試験と、管理システム800の要素および基板間の様々な相互作用を可能にする基板810のうちの1つとして差し込むことができる。変換器アセンブリ818を使用して、幅広い範囲の信号を試験することができる。いくつかの実施形態において、変換器アセンブリ818は、アドレス信号、クロック信号、データ信号、チップ信号、リング信号、グランド信号、イネーブル信号、電力レールなどの信号を試験することができる。
第1ゾーンのシェルフ管理コントローラ816は、ローレベル・ハードウェア管理サービス、TCP/IPプロトコル・スイートに基づく高速管理サービス、およびインバンド・アプリケーション管理を含む、システム・マネージャ全体によって使用することができる広範囲な複数レベルの管理能力を有する。シェルフ管理816は、基板810や他のシェルフ構成要素の適切な動作を監視し、制御し、保証する。シェルフ管理816は、基本システムの状態を監視し、異常状態を報告し、それに応じて修正動作を開始する。シェルフ管理システムは、在庫情報とセンサ読取り値を取り出し、基板や他のユニットからイベント・レポートと障害通知を受け取り、電力サイクリングやエンティティ・リセットなどの基礎的な回復作業を実行することができる。変換器アセンブリ818は、シェルフ管理コントローラ816との間のトラフィックを監視して、バス・データの収集と表示することができるフォーマットへの変換を可能にすることができる。
シェルフ管理システムの低レベル・ハードウェア管理サービスは、電力、冷却、および相互接続リソースの制御を含む。個々の基板上の管理エンティティは、電力使用量と冷却需要を折衝し、リソースを割り振り、その後で基板に電力を供給する。シェルフ管理システムは、動作と状態を管理しかつ監視する分散型管理プロセッサと、分散されたマネージャ間の通信、管理および制御を提供するインテリジェント周辺管理インタフェース(IPMI)812と、リモート起動、SNMP管理、リモート・ディスク・サービス、他のIP関連サービスなどのTCP/IP管理サービスを使用する基板のためのより高いレベルで高速のサービスとを含む複数の構成要素を有する。
インテリジェント周辺装置管理(IPM)コントローラ構成要素812は、メイン・シェルフの冗長−48V電力バスから電力を供給され、したがって、他のどの構成要素よりも前に動作し、他の構成要素の管理を容易にし、他の構成要素への電力を提供する。
インテリジェント・プラットフォーム管理(IPM)コントローラ812の通信と制御は、管理された装置を監視し、異常状態をレポートし、修正動作を開始するベースボード管理コントローラ(BMC)を定義するインテリジェント・プラットフォーム管理インタフェース(IPMI)プロトコルによって提供される。IPMIは、エントリを示しシャットダウンまたは除去を検出する取り外し可能な装置からのホット・スワップ・イベントを監視する。
バックプレーンを横切って通信する通信および制御信号は、IPMIコマンドおよびフィールド交換可能ユニット(FRU)レコードを含む。IPMIコマンド定義規則は、指定された複数のバイト・フォーマットに従う。最初のバイトは、メッセージに応答すると予想される装置のレスポンダ・スレーブ・アドレスを指定する。第2のバイトは、メッセージ(NetFn/レスポンダLUN)に応答するように意図されたメッセージのネットワーク関数とユニットの論理ユニット番号(LUN)を指定する。3番目と4番目のバイトは、それぞれヘッダ・チェックサムと要求スレーブ・アドレスである。5番目のバイトは、二重の要求または応答を受け取ったかどうかを決定するために使用される要求シーケンス識別子であり、また、応答を受け取るべきLUNを識別するリクエスタLUNである。6番目のバイトは、実行されるNetFN内のコマンドを識別する。バイト7−Nは、最大24個までのゼロ以上のコマンド固有のデータ・バイトを含む。最後のバイトは、ヘッダ・チェックサムに戻されるがこれを含まないメッセージのデータ・チェックサムである。
すべてのコマンドは、応答を受け取る装置を示す要求装置の要求スレーブ・アドレスを示す最初のバイトを含むフォーマットの対応する応答を有する。第2のバイトは、応答(NetFn/レスポンダLUN)を受け取るように意図されたメッセージのネットワーク機能とユニットの論理ユニット番号(LUN)を指定する。3番目と4番目のバイトはそれぞれ、ヘッダ・チェックサムとレスポンダ・スレーブ・アドレスである。5番目のバイトは、複製の要求または応答を受け取ったかどうかと、応答を送るLUNを識別するレスポンダLUNを判定するために使用される要求シーケンス識別子である。6番目のバイトは、要求されたNetFN内のコマンドを識別する。バイト7は、コマンドが首尾良く実行されたかどうかを定義する完了コードである。バイト8−Nは、最大23までのゼロ以上のコマンド固有の応答データ・バイトである。最後のバイトは、ヘッダ・チェックサムへのメッセージのデータ・チェックサムであるが、ヘッダ・チェックサムを含まない。
IPMコントローラ812は、ハードウェア・アドレス、IPMバス・アドレス、物理アドレス、およびシェルフ・アドレスを含む4つのタイプのアドレスを含む複数のアドレス指定方式を実施する。ハードウェア・アドレスは、バックプレーンまたはシェルフからモジュールまでハードウェア信号によって割り当てられる。シェルフ内のIPMコントローラ812は、バックプレーン上またはシェルフ内の他の場所に「ハードワイヤード」されたハードウェア・アドレスが割り当てられる。変換器アセンブリ818は、アドレスと、データ、および他の情報を監視する。
IPMアドレスは、IPMバス(IPMB)の情報を送ったり受け取ったりするときに、IPMコントローラ812によって使用される。IPMBインフラストラクチャは、I2Cプロトコルの上に重ねられ、7ビット・アドレスをサポートしている。ハードウェア・アドレスとIPMBアドレスは両方とも、7ビット・アドレッシングをサポートしており、それにより、I2C/IPMBアドレスとして変換せずにハードウェア・アドレスを使用することができる。一斉呼出しアドレスとエラー報告用の一時的アドレスを含むいくつかのハードウェア・アドレスとIPMBアドレスは予約されている。変換器アセンブリ812は、I2Cバスをスヌープして、表示および解析用の様々なタイプの情報を監視する。
物理アドレスは、シェルフ内のフィールド交換可能ユニット(FRU)の物理位置を示し、物理FRUを操作するときにオペレータに命令するために使用される。IPMコントローラがアドレスを決定するバス・トラフィックを減少させるために、シェルフ・マネージャは、要求データと応答データの「Get Address Info」コマンドを実施する。要求データの場合、コマンドは、データ・フィールドに、定義されたグループ拡張を示すPICMG識別子、FRU装置識別子、およびアドレス・キー・タイプを含む複数のバイトを使用する。また、要求データは、物理アドレスのアドレス・キーとサイト・タイプを含む。応答データは、完了コード、PICMG識別子、ハードウェア・アドレス、IPMB−0アドレス、FRU装置識別子、サイト識別子、およびサイト・タイプのフィールドを含む。
シェルフ・マネージャは、IPMコントローラ812がシステム内の別の装置から情報を参照することを可能にするためにルックアップ値に4つのアドレス・タイプを使用できる。IPMコントローラ812コントローラは、アドレス・テーブル・レコードにないさらに他のFRUを実施することができる。したがって、「Get PICMG Properties」コマンドは、IPMコントローラによってサポートされる最大FRU装置識別子の照会を可能にする。Get PICMG Propertiesコマンドの要求データは、PICMG識別子を含む。応答データは、完了コード、PICMG識別子、IPMコントローラによって実施される拡張を示すPICMG拡張バージョン、最大FRU装置ID、およびIPMコントローラ812のFRU装置IDを含む。
「Get Address Info」コマンドは、シェルフ・マネージャ816が、FRU装置識別子をオフセットとして使ってテーブル内のハードウェア・アドレスを参照するために使用することができる。もう1つの例において、シェルフ・マネージャ816は、IPMBからの対応するハードウェア・アドレスを計算するコマンドを使用することができる。
シェルフ808内の個々の位置をアドレス指定する他に、シェルフの位置をアドレス指定することもできる。「Get Shelf Address Information」コマンドは、単一バイトの要求データ、PICMG識別子を使用して、シェルフ・アドレスを決定する。コマンドの応答データは、完了コード、PICMG識別子、シェルフ・アドレス型/長さバイト識別子、およびIPMコントローラ812を含むシェルフのシェルフ・アドレス・バイトを含む。
「Get Shelf Address Information」コマンドは、シェルフ・マネージャ816が、シェルフ・アドレスの構成を使用可能にするために実施することができる。「Get Shelf Address Information」コマンドは、単一バイトの要求データ、PICMG識別子を使用する。コマンドの応答データは、完了コード、PICMG識別子、シェルフ・アドレス型/長さバイト識別子、およびIPMコントローラ812を含むシェルフのシェルフ・アドレス・バイトを含む。
PICMGシステムは、メザニン装置、インテリジェント・ファン、他のIPMコントローラ812等によって管理されるインテリジェントでない取外し式ファンなどを含むフィールド交換可能ユニット(FRU)レベルで構成要素をサポートする。
IMPコントローラは、一般に、複数のセンサ装置を使用し、IPMコントローラ812によって提示される各センサのセンサ装置レコード(SDR)を維持する。センサは、FRUと関連付けられてもよく、あるいはIPMに従属するかまたはIPMによって管理されてもよい。センサは、なんらかの状態変化の際にイベントを発行することができる。IPMコントローラSDRは、IPMコントローラおよびそれと関連する機能に関する情報を取り出す管理コントローラ装置レコード、および個々の管理されたFRUのFRU装置ロケータ・レコードを含む。
センサ・データ・レコード(SDR)は、FRUレコード、管理装置ロケーション、オブジェクト・グループ化、その他を含むシェルフ管理システム内のセンサおよび他の要素を示す。FRUレコードは、FRU装置の存在およびアクセス可能性を示す。変換器アセンブリ812は、SDRデータを追跡するために使用することができる。
ホット・スワップ・センサは、各IPMコントローラ812によって実施され、FRUの挿入と抽出を監視する。FRU状態は、ホット・スワップ・センサに照会することにより監視することができる。FRUホット・スワップ・イベント・メッセージは、FRUに関連する状態変化を示し、イベント・メッセージ・コード、センサ・タイプ、センサ番号、イベント方向指示、およびイベント・タイプを含む複数の要求データ・バイトと、未インストール、非活動状態、挿入ペンディング、プロセス活動化、活動状態、および抽出ペンディングなどのFRU状態を示すイベント・データとを指定する。他のイベント・データには、ユーザ非活動化要求、コマンドによる変化、自律的状態変化、サプライズ抽出状態変化、および未知の原因による状態変化などのイベント原因が含まれる。他のデータには、FRU装置識別子と完了コードが含まれる。変換器アセンブリ812を使用して、ホット・スワップ信号にアクセスしそれを表示することができる。
バックプレーンを通る他の信号には、FRUリセット・コマンドとIPMBバス制御を含むFRUとFRU LEDの動作状態に関する制御を行う装置コマンドが含まれる。SetFRUResetコマンドは、FRU装置のペイロード・サイトを強制的にリセットして、リセット・ラインをアサート、保持またはデアサートし、あるいは瞬間的リセットを行う。SetFRUActivationPolicyコマンドは、FRU装置の動作状態遷移挙動を修正する。GetFRUActivationPolicyコマンドは、活動化ポリシーを読み込む。SetFRUActivationコマンドは、活動化と非活動化を含むFRUの動作状態遷移を制御する。変換器アセンブリ812は、FRU動作状態を示す信号を監視し表示することができる。SetFRULEDStateコマンドは、FRU LED挙動の手動操作を可能にする。GetFRULEDStateコマンドは、FRU上のIPMコントローラ812によって管理されたLED状態を返す。
シェルフ・マネージャ816は、シェルフのFRU個体数と共通インフラストラクチャ、特に電力、冷却、および相互接続インフラストラクチャを管理し追跡する。シェルフ・マネージャ816は、システム・マネージャ802が、システム・マネージャ・インタフェースの管理と追跡に協力することを可能にする。変換器アセンブリ812を使用して、試験と解析のために、電力、冷却および相互接続信号を監視し表示することができる。
IPMコントローラ812およびこれと関連するセンサは、「Broadcast Get Device ID」メッセージに応えることによって発見される「ダイナミック・センサ装置」と見なされる。「Get Device Locator Record ID」コマンドは、PICMG識別子とFRU装置IDを使用してデータを要求する。対応する応答データには、完了コード、PICMG識別子、および適切な装置ロケータSDR用のレコードIDが含まれる。
フィールド交換可能ユニット(FRU)は、現場で顧客が交換することができるユニットである。FRU情報は、FRU内の不揮発性記憶位置に記憶された情報に関連している。FRU情報アクセス・コマンドは、FRU情報をホストするIPMコントローラに向けられる読み出しまたは書き込みIPMIコマンドである。様々なタイプのFRU情報にアクセスすることができる。例えば、シェルフFRU情報は、シェルフFRU情報にアクセスするIPMコントローラに保持される。シェルフFRU情報は、基板情報領域、シャーシ情報領域、およびマルチレコード領域を含む。情報をホストするIPMコントローラを見つける「Get Address Info」コマンドと、要求されたデータが記憶されているかどうかを判定する「Read FRU Data」コマンドとを含む問合せコマンドを使用することによって、シェルフFRU装置を見つけることができる。変換器アセンブリ812は、FRU情報と様々な基板とシェルフ情報を決定するコマンドにアクセスするために、様々なアプリケーションで使用することができる。
PICMGシステムは、シェルフ内の様々なIPMコントローラから提示されるFRU情報を利用して、一連のイベントに従ってEnable/Disableコマンドを生成する電子キーイング(eキーイング)をサポートしている。最初に、モジュールが動作可能なシェルフに差し込まれるか、あるいはシェルフに電力が加えられる。シェルフの電源が投入された後で、シェルフ・マネージャが選択され、シェルフFRU情報からバックプレーン特性を決定する。モジュール式IPM装置が活動化し、ペイロード・バックプレーン接続は、ディスエーブルされたままである。シェルフ・マネージャ816は、モジュール式IPM FRU情報を読み込んで、ベース・インタフェース、ファブリック・インタフェース、電話クロッキング、更新チャネル・インタフェース、およびメタリック試験バス、およびリング・ジェネレータ・バスのチャネル機能を決定する。シェルフ・マネージャは、チャネルまたはポートが使用可能になるときに、Enable/Disable Portコマンドを発行する。変換器アセンブリ812は、試験を含む目的のために、チャネル情報にアクセスしそれを監視することができる。
シェルフ808は、すべてのインテリジェントFRU間のシステム管理通信のためにインテリジェント周辺装置管理バス(IPMB)を使用することができる。アクティブ−アクティブ・モードで動作する複数の冗長IPMBを使用することによって、信頼性を高めることができ、それにより、両方のIPMBがIMPIトラフィックを同時に送って使用可能帯域幅を有効に2倍にする。PICMGバックプレーンは、複数のIPMBチャネルを含む。様々な実施形態において、IPMB管理バスは、標準のマルチドロップI2Cバスあるいは星型構成などの他のバス構成として実施することができる。
IPMコントローラのIPMBバスの動作状態をイネーブルまたはディスエーブルするために、IPMBバス制御コマンドが使用される。IPMB物理リンク・センサが、IPMコントローラ上に実装され、IPMB管理インタフェースの状態を監視するために使用される。インタフェースの状態は、リンクの失敗または回復を示すために送られるイベントによって、IPMI SetSensorReadingコマンドを使用して照会することができる。管理ソフトウェアは、SetIPMBStateコマンドを使って、IPMB物理リンク状態を設定することができる。
変換器アセンブリ812は、また、電力と冷却のシェルフ・マネージャの制御を監視することができる。発見段階において、シェルフ・マネージャ816は、シェルフから、また基板810と他のFRUから、電力の能力と要件に関するデータを収集する。シェルフ・マネージャ816によって、いくつかの例では要求レベルよりも低いレベルで電力レベルを割り振るシェルフ808の能力に基づいて、基板とFRUの電源を投入することができる。
通常の動作において、シェルフ・マネージャ816は、現在の動作状態から冷却または電力の配分を調整するために、基板810および/またはFRUからのイベント・メッセージを待つ。通常の動作状態では、情報記述子もコマンドも使用されない。基板またはFRUが、シェルフ・マネージャからシェルフ・サービスを要求するイベント・メッセージを生成したときに異常動作状態が起こる。シェルフ・マネージャは、これに応えて、例えばシステムの冷却または電力を調整してモジュールを正常動作状態に戻す。異常動作状態は、基板またはFRUがシェルフ・マネージャからシェルフ・サービスを要求するイベント・メッセージを生成したときに始まる。一般に、シェルフ・マネージャは、1つまたは複数のモジュールに対するシステム冷却または電力を調整して正常状態に戻そうとする。
基板810とFRUは、電源が遮断され投入されたときの平均統計最大消費電力を、シェルフ・マネージャ816に知らせる。例えば、シェルフ・マネージャは、ComputePowerPropertiesコマンドを使って、個々のFRU/IPM装置に照会する。FRUは、このコマンドに、スパンド・スロットの数、IPM位置、および管理消費電力で応える。シェルフ・マネージャは、GetPowerLevelコマンドを使って各FRU/IPM装置に照会する。FRUは、定常状態消費電力レベル、所望の定常状態消費電力レベル、初期消費電力レベル、および所望の初期消費電力レベルなどの変数で応える。シェルフ・マネージャ816は、SetPowerLevelコマンドを使って、所望の電力レベルまたは代替の固有電力レベルの適切な割振り電力レベルをFRU/IPM装置に知らせる。FRUは、これに応えて電力レベル設定値を確認する。
シェルフ808が最初に電力を受け取ったとき、基板またはFRUがホット・スワップされたとき、あるいは変更が適切であると基板またはFRUが判断したときに、電力折衝が行われることがある。電力折衝は、4つの異なるメッセージに分割される。電力折衝シーケンスの最初のコマンドは、所望の電力および冷却レベルをロックするように装置に知らせるために、シェルフ808マネージャからIPMコントローラ812に送られるComputePowerPropertiesコマンドである。IPMコントローラ812は、スパンド・スロットの数、IPMコントローラの位置、および管理消費電力を含むコマンドに応じて、データの一部分を返す。IPMコントローラは、また、ComputePowerPropertiesコマンドに応じて、GetPowerLevelコマンドの受け取りを準備し、具体的には所望の電力レベルをキャッシュに入れる。シェルフ・マネージャは、この情報を使用して、FRUの所望の電力レベルとそれに対応する消費電力レベルを決定する。電力予算によってFRUが電力レベルを変更できる場合には、シェルフ・マネージャは、SetPowerLevelコマンドを送る。コマンドは、ペイロードをイネーブルまたはディスエーブルすることができる。
FRUが、電力レベルを変更したいとき、IPMコントローラ812は、IPMコントローラ812により、そのFRUまたはすべてのFRUのシェルフ・マネージャにRenegotiatePowerコマンドを送る。RenegotiatePowerコマンドは、どのFRUが電力レベルを再折衝したいかを指定する。コマンドは、シェルフ・マネージャ816に、FRUとの折衝を開始するように知らせる。再折衝が終わったら、シェルフ・マネージャは、IPMコントローラにSetPowerLevelコマンドを送ってその結果を伝える。
電力再折衝は、FRUまたは基板が、RenegotiatePowerLevelsコマンドを使って新しい電力レベルを要求するときに始まる。シェルフ・マネージャは、FRU/基板要求に肯定応答し、ComputePowerPropertiesコマンドを使って各FRU/IPM装置に照会する。FRUは、そのコマンドにスパンド・スロットの数、IPM位置、および管理消費電力で応える。次に、電力レベルの取得または設定の遷移が行われる。
変換器アセンブリ812は、電力折衝および再折衝の様々な態様にアクセスしそれを監視するために使用することができる。
他のコマンドは、冷却管理操作のためのGetFanSpeedPropertiesコマンドとGetFanLevelコマンドを含む。変換器アセンブリ812は、様々なファン情報と診断ルーチンを監視することができる。
この開示は、様々な実施形態を説明しているが、これらの実施形態は、例示として理解されるべきであり、特許請求の範囲を限定しない。説明した実施形態の多くの変形、修正、追加および改良が可能である。例えば、当業者は、本明細書に開示した構造および方法を提供するために必要な段階を容易に実現し、また、プロセス・パラメータ、材料および寸法が単なる例であることを理解するであろう。パラメータ、材料および寸法は、特許請求の範囲内にある所望の構造ならびに修正を実現するために変更することができる。また、本明細書に開示した実施形態の変形と修正は、併記の特許請求の範囲内にある状態のまま行うことができる。例えば、開示したシステムまたはサーバは、PICMG3.0仕様に準拠するものとして示されている。他の例は、他の規格に準拠することもあり、規格に部分的に準拠することもあり、複数の規格の一部分またはすべてに準拠することもあり、あるいは規格に準拠しないこともある。同様に、説明は、変換器アセンブリを使って監視し試験することができる特定の信号を具体的に説明している。実施形態によっては、様々な信号を試験することができ、あるいは本明細書に示した特定の信号、現象および状態の試験を実施できないことがある。開示したシステムは、アクセス機能と監視機能をI2Cバスによって実行するように説明されている。他の実施形態において、他のバスが、アクセスされ監視されることがある。いくつかの実施形態において、信号は、バスでないラインまたは試験ポイントからアクセスすることができる。
102 バックプレーン・インタフェース
104 構成要素インタフェース
110 制御要素
100 変換器アセンブリ
106 表示装置インタフェース
104 構成要素インタフェース
110 制御要素
100 変換器アセンブリ
106 表示装置インタフェース
Claims (10)
- 変換器アセンブリにおいて、
第1のオープン・アーキテクチャ・モジュール式計算処理システム規格に準拠するバックプレーンに対するバックプレーン・インタフェースと、
第2のオープン・アーキテクチャ・モジュール式計算処理システム規格に準拠する構成要素に結合することができる構成要素インタフェースと、
前記バックプレーン・インタフェースと前記構成要素インタフェースの間に結合された制御要素と、
を備え、前記制御要素が、前記構成要素インタフェースと前記バックプレーン・インタフェース間で接続ラインと信号をプログラム可能に経路指定することができることを特徴とする変換器アセンブリ。 - 前記第2のオープン・アーキテクチャ・モジュール式計算処理システム規格と前記第1のオープン・アーキテクチャ・モジュール式計算処理システム規格が、異なるフォームファクタを有することを特徴とする請求項1に記載の変換器アセンブリ。
- 前記バックプレーンが、双方向2線式バスを含む少なくとも1つのチャネルを有し、
前記制御要素が、前記双方向2線式バスをスヌープし、前記双方向2線式バス上のデータを可読フォーマットに変換することを特徴とする請求項1に記載の変換器アセンブリ。 - 前記双方向2線式バスは集積回路間(I2C)バスであり、前記2線式バスが、シリアル・データ・ライン(SDA)とシリアル・クロック・ライン(SCL)とを有することを特徴とする請求項3に記載の変換器アセンブリ。
- STARTビットを検出するために前記SDAが前記SCL上でローないし非活動状態になることを監視し、データ・バイトを捕捉し、表示用の表示装置インタフェースに16進文字を送り、ACK/NACKを捕捉し、ACKの後でSTOPビットを判定し、STOPビットを判定した場合、ループして別のデータ・バイトを捕捉することによって、I2Cバスをスヌープするプロセスを前記制御要素内で実行することができることを特徴とする請求項4に記載の変換器アセンブリ。
- 前記制御要素は、前記構成要素インタフェースに差し込むことができる複数タイプの構成要素の試験機能を最適化するようにプログラム可能であることを特徴とする請求項1に記載の変換器アセンブリ。
- 様々な試験機能をダウンロードし、前記構成要素インタフェースに挿入することができる複数タイプの構成要素の試験機能を最適化するために、前記制御要素がダウンロード可能なプログラムによってプログラムすることができることを特徴とする請求項6に記載の変換器アセンブリ。
- 前記制御要素は、アドレス信号、クロック信号、データ信号、チップ信号、リング信号、グランド信号、イネーブル信号、および電力レールからなるグループから選択された信号を監視することができることを特徴とする請求項1に記載の変換器アセンブリ。
- 前記変換器が、PCIインダストリアル・コンピュータ・マニュファクチャーズ・グループ(PICMG)仕様に準拠する機械特性と信号特性を有し、前記第1のオープン・アーキテクチャ・モジュール式計算処理システム規格がPICMG3.0規格に準拠し、前記第2のオープン・アーキテクチャ・モジュール式計算処理システム規格が前記PICMG2.16規格に準拠することを特徴とする請求項1に記載の変換器アセンブリ。
- 変換器アセンブリにおいて、
第1のオープン・アーキテクチャ・モジュール式計算処理システム規格に準拠し、双方向2線式バスを含む少なくとも1つのチャネルを有するバックプレーンに対するバックプレーン・インタフェースと、
第2のオープン・アーキテクチャ・モジュール式計算処理システム規格に準拠する構成要素に結合することができる構成要素インタフェースと、
前記構成要素インタフェースと前記バックプレーン・インタフェースの間の接続ラインおよび信号を経路指定する複数の相互接続ラインと、
表示装置に結合することができる表示装置インタフェースと、
前記バックプレーン・インタフェース、前記構成要素インタフェース、および前記表示装置インタフェースに結合された制御要素と、
を備え、前記制御要素が、双方向2線式バスをスヌープし、前記双方向2線式バス上のデータを、前記表示装置インタフェースを介して表示用の可読フォーマットに変換することができることを特徴とする変換器アセンブリ。
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