JP7234055B2 - 電流方向判定装置 - Google Patents

電流方向判定装置 Download PDF

Info

Publication number
JP7234055B2
JP7234055B2 JP2019122417A JP2019122417A JP7234055B2 JP 7234055 B2 JP7234055 B2 JP 7234055B2 JP 2019122417 A JP2019122417 A JP 2019122417A JP 2019122417 A JP2019122417 A JP 2019122417A JP 7234055 B2 JP7234055 B2 JP 7234055B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electric motor
current
switch
determined
timer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019122417A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021010222A (ja
Inventor
健一 中川
宏二 小澤
敦 板山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daihatsu Motor Co Ltd
Original Assignee
Daihatsu Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daihatsu Motor Co Ltd filed Critical Daihatsu Motor Co Ltd
Priority to JP2019122417A priority Critical patent/JP7234055B2/ja
Publication of JP2021010222A publication Critical patent/JP2021010222A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7234055B2 publication Critical patent/JP7234055B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Control Of Direct Current Motors (AREA)

Description

本発明は、電流方向判定装置に関する。
従来、車両に搭載されて、電動モータの動力によりステアリング機構の操舵をアシストする電動パワーステアリング装置(EPS:Electric Power Steering)が知られている。
電動パワーステアリング装置の制御では、ハンドル(ステアリングホイール)に加えられる操舵トルクの向きおよび大きさ、ならびに車速に応じた目標電流値が設定される。そして、目標電流値に基づいて、電動モータがフィードバック制御される。これにより、操舵状態に応じた動力が電動モータから出力され、その動力が操舵補助力としてステアリング機構に与えられる。
その一方で、かかる制御を実行するメインCPU(Central Processing Unit)とは別のサブCPUにより、不正アシストとなる異常制御が行われていないか監視されている。この不正アシスト監視では、サブCPUにより、メインCPUによる電動モータの駆動方向が判定される。また、電動モータに流れる電流が検出される。そして、電動モータの駆動方向および電流値から、不正アシストとなる異常制御が行われているか否かが判定される。
たとえば、電動モータがブラシ付きDCモータである場合、電動モータの駆動回路には、図5に示されるHブリッジ回路101を用いることができる。Hブリッジ回路101は、スイッチSW1,SW2の直列回路とスイッチSW3,SW4の直列回路とを並列に設けた構成の回路である。スイッチSW1,SW3に直流電源が接続され、スイッチSW2,SW4が抵抗Rを介してグランドに接続される。スイッチSW1,SW2の接続点とスイッチSW3,SW4の接続点とに、電動モータMが接続される。
スイッチSW1,SW4がオンにされ、スイッチSW2,SW3がオフにされることにより、電動モータMを右方向に回転させる右方向の電流(右電流)が電動モータMに流れる。一方、スイッチSW2,SW3がオンにされ、スイッチSW1,SW4がオフにされると、電動モータMを左方向に回転させる左方向の電流(左電流)が電動モータMに流れる。
そのため、メインCPUからスイッチSW1に制御パルス信号が出力されているときは、メインCPUによる電動モータMの駆動方向が右方向となり、メインCPUからスイッチSW1に制御パルス信号が出力されていないときは、メインCPUによる電動モータMの駆動方向が左方向となる。このことから、サブCPUにより、メインCPUからスイッチSW1に出力される制御パルス信号のエッジが検出されて、そのエッジが検出されるときには、電動モータMの駆動方向が右方向であると判定され、エッジが検出されないときには、電動モータMの駆動方向が左方向であると判定される。
また、サブCPUにより、抵抗Rを流れる電流が検出される。しかしながら、その検出される電流の値には、電動モータMに流れる電流の方向に応じた符号は付かない。そのため、サブCPUにより、たとえば、電動モータMの駆動方向が右方向であると判定しているときには、電流値に正の符号が付与され、駆動方向が左方向であると判定しているときには、電流値に負の符号が付される。そして、その符号が付された電流値が正常値であれば、不正アシストとなる異常制御は行われていないと判定され、符号が付された電流値が異常値であれば、不正アシストとなる異常制御が行われていると判定される。
特開2016-208595号公報
ところが、メインCPUからスイッチSW1への制御パルス信号の出力が停止された直後は、電動モータMに右電流が流れている。このときに電動モータMの駆動方向の判定および電流値の検出が行われると、サブCPUにより、スイッチSW1への制御パルス信号のエッジが検出されないので、電動モータMの駆動方向が左方向と判定され、この判定に従って、右電流値の電流値であるにもかかわらず、その電流値に負の符号が付される。当該電流値は、右電流値としては正常値であっても、負の符号が付された電流値としては異常値を示す場合がある。この場合、不正アシストとなる異常制御が行われていると誤判定される。
本発明の目的は、電動モータに流れる電流の方向を正確に判定できる、電流方向判定装置を提供することである。
前記の目的を達成するため、本発明に係る電流方向判定装置は、電動モータの右駆動時にオンにされ、非駆動時にオフにされる第1スイッチと、電動モータの左駆動時にオンにされ、非駆動時にオフにされる第2スイッチとを備える駆動回路から電動モータに電流が供給され、第1スイッチのオン、第1スイッチおよび第2スイッチのオフならびに第2スイッチのオンが所定周期で切り替えられる構成において、電動モータに流れる電流の方向を判定する装置であって、第1スイッチのオンからの経過時間を計測する第1タイマと、第2スイッチのオンからの経過時間を計測する第2タイマと、第1タイマによる計測時間および第2タイマによる計測時間の両方が0である場合、電動モータが非駆動状態であると判定し、第1タイマによる計測時間が所定周期以上に設定された閾値以下である場合、電動モータが右駆動状態であると判定し、第2タイマによる計測時間が閾値以下である場合、電動モータが左駆動状態であると判定する第1判定手段と、第1判定手段により電動モータが右駆動状態であると判定された場合に、電動モータに流れる電流の方向を右駆動の方向と判定し、第1判定手段により電動モータが左駆動状態であると判定された場合に、電動モータに流れる電流の方向を左駆動の方向と判定し、第1判定手段により電動モータが非駆動状態であると判定された場合に、電動モータに流れる電流の方向を前回の判定方向と同一方向と判定する第2判定手段とを含む。
この構成によれば、第1スイッチのオンからの経過時間が閾値を超えるまでは、電動モータに流れる電流の方向が右駆動の方向であると判定される。また、第2スイッチのオンからの経過時間が閾値を超えるまでは、電動モータに流れる電流の方向が左駆動の方向であると判定される。第1スイッチおよび第2スイッチの両方がオフであるときには、電動モータに流れる電流の方向が前回判定した方向と同一方向であると判定される。これにより、第1スイッチおよび第2スイッチの各オフ直後に電動モータに流れる電流の方向が誤判定されることを抑制でき、電動モータに流れる電流の方向を正確に判定することができる。
本発明によれば、電動モータに流れる電流の方向を正確に判定することができる。
本発明の一実施形態に係る電流方向判定装置が適用されたモータ制御装置の構成を示す図である。 電流方向判定処理の流れを示すフローチャートである。 電流方向判定処理で使用される真理値表Aである。 電流方向判定処理で使用される真理値表Bである。 Hブリッジの構成を示す回路図である。
以下では、本発明の実施の形態について、添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
<モータ制御装置>
図1は、本発明の一実施形態に係る電流方向判定装置が適用されたモータ制御装置1の構成を示す図である。
モータ制御装置1は、たとえば、車両に搭載されて、ステアリング機構の操舵をアシストする電動パワーステアリング装置の操舵補助力の動力源である電動モータMを制御するものである。
モータ制御装置1は、電動モータMを駆動する駆動回路(モータドライバ)2を備えている。電動モータMは、ブラシ付きDCモータであり、駆動回路2は、Hブリッジ回路からなる。Hブリッジ回路の構成は、図5に示される構成であり、前述したとおりであるから、ここでの説明を省略する。また、以下の説明では、図5に示される構成が駆動回路2の構成であるとして、図5に示されている参照符号をそのまま使用する。
モータ制御装置1は、メインCPU3およびサブCPU4を備えている。メインCPU3およびサブCPU4は、たとえば、個別のマイコン(マイクロコントローラユニット)に内蔵されている。マイコンには、フラッシュメモリなどの不揮発性メモリおよびDRAM(Dynamic Random Access Memory)などの揮発性メモリがさらに内蔵されている。
メインCPU3は、電動モータMを制御する。具体的には、メインCPU3は、車両のステアリングホイールに加えられる操舵トルクの向きおよび大きさ、ならびに車速に応じた目標電流値を設定する。そして、その目標電流値の電流が電動モータMに供給されるように、目標電流値に応じたデューティの制御パルス信号を駆動回路2に出力する。電動モータMを右方向(ステアリング機構に右方向の操舵補助力が付与される方向)に駆動する場合、メインCPU3は、スイッチSW1,SW4に制御パルス信号を出力する。一方、電動モータMを左方向(ステアリング機構に左方向の操舵補助力が付与される方向)に駆動する場合、メインCPU3は、スイッチSW2,SW3に制御パルス信号を出力する。これにより、操舵状態に応じた動力が電動モータMから出力され、その動力が操舵補助力としてステアリング機構に与えられる。
そのため、メインCPU3の暴走などにより、電動モータMの制御に異常が発生すると、ステアリングホイールの操作に反する操舵補助力がステアリング機構に与えられる可能性がある。そこで、サブCPU4は、不正アシストとなる異常制御が行われていないかを監視している。不正アシスト監視のため、サブCPU4は、メインCPU3から駆動回路2のスイッチSW1,SW2に与えられる信号をサンプリングする。また、サブCPU4は、駆動回路2の抵抗Rに流れる電流の値、つまり電動モータMに流れる電流の値(以下、「モータ電流値」という。)を検出する。
また、サブCPU4は、次に説明する電流方向判定処理により、電動モータMに流れる電流の方向を判定する。そして、電流の方向が電動モータMを右方向に回転させる右方向であると判定した場合、モータ電流値に正の符号を付し、電流の方向が電動モータMを右方向に回転させる右方向であると判定した場合、モータ電流値に負の符号を付す。サブCPU4は、その符号を付した電流値が正常値であれば、不正アシストとなる異常制御は行われていないと判定し、符号を付した電流値が異常値であれば、不正アシストとなる異常制御が行われていると判定する。
なお、駆動回路2のスイッチSW1~SW4が半導体デバイスで構成される場合、たとえば、スイッチSW1,SW3には、Pチャネル型のMOSFETが採用され、スイッチSW2,SW4には、Nチャネル型のMOSFETが採用される。
<電流方向判定処理>
図2は、サブCPU4により実行される電流方向判定処理の流れを示すフローチャートである。図3は、電流方向判定処理で使用される真理値表Aである。図4は、電流方向判定処理で使用される真理値表Bである。
一定周期での割り込みタイミングまたはA/D変換直前のタイミングが到来すると、サブCPU4により、図2に示される電流方向判定処理が実行される。一定周期は、たとえば、サブCPU4が駆動回路2のスイッチSW1,SW2に与えられる信号をサンプリングするサンプリング周期である。メインCPU3は、一定の駆動切替周期(所定周期)で、制御パルス信号をスイッチSW1,SW4に出力する右駆動状態と、制御パルス信号をスイッチSW2,SW3に出力する左駆動状態と、制御パルス信号を出力しない非駆動状態とに切り替える。サンプリング周期は、駆動切替周期の1/2未満に設定される。A/D変換は、サブCPU4により駆動回路2の抵抗Rに流れる電流のデジタル値への変換(モータ電流値の検出)であり、一定の検出周期で実行される。
電流方向判定処理では、まず、駆動回路2のスイッチSW1,SW2に与えられる信号がサンプリングされる。そして、信号の立ち上がりまたは立ち下がりのエッジが検出される。スイッチSW1に与えられる信号にエッジが検出される場合、メインCPU3からスイッチSW1に制御パルス信号が出力されている右駆動状態であり、電動モータMの駆動方向が右方向(右駆動方向)であると判定できる。また、スイッチSW2に与えられる信号にエッジが検出される場合、メインCPU3からスイッチSW2に制御パルス信号が出力されている左駆動状態であり、電動モータMの駆動方向が左方向(左駆動方向)であると判定できる。スイッチSW1,SW2に与えられる信号にエッジが検出されない場合、メインCPU3から制御パルス信号が出力されていない非駆動状態であると判定できる。制御上、スイッチSW1,SW2に制御パルス信号が同時に与えられることはないので、スイッチSW1,SW2に与えられる信号の両方にエッジが検出される場合はない。
サブCPU4には、図1に示されるように、右タイマ5および左タイマ6が接続されている。スイッチSW1に与えられる信号にエッジが検出されると、右タイマ5が始動されて、右タイマ5による経過時間の計測が開始される。また、スイッチSW2に与えられる信号にエッジが検出された場合には、左タイマ6が始動されて、左タイマ6による経過時間の計測が開始される。
その後、右タイマ5の計測値(以下、「右タイマ値」という。)および左タイマ6の計測値(以下、「左タイマ値」という。)が取得される。そして、図3に示される真理値表Aが参照されて、右タイマ値および左タイマ値から、電動モータMの駆動方向が決定される(ステップS1)。
図3に示される真理値表Aの内容は、所定周期、つまり駆動切替周期が50μsである場合の一例である。真理値表Aの内容に従うと、たとえば、右タイマ値が0~55μsの範囲内であり、左タイマ値が0μsである場合、電動モータMの駆動方向が右駆動方向であると決定される。また、右タイマ値が0μsであり、左タイマ値が0~55μsの範囲内である場合、電動モータMの駆動方向が左駆動方向であると決定される。左タイマ値および右タイマ値の両方が0μsである場合、電動モータMが非駆動状態であると決定される。それら以外の右タイマ値と左タイマ値との組合せは、何らかの異常が発生していない限りは存在しないが、真理値表Aに従って、右タイマ値および左タイマ値の組合せに応じた駆動方向に決定される。なお、電動モータMが非駆動状態である場合、その駆動方向を「非駆動方向」とする。
駆動方向の決定後、A/D変換直前のタイミングであるか否かが判断される(ステップS2)。
そして、今回の電流方向判定処理がA/D変換直前のタイミングで開始された場合(ステップS2のYES)、図4に示される真理値表Bが参照されて、前回の電流方向判定処理で決定された駆動方向(以下、「前回駆動方向」という。)および今回の電流方向判定処理で決定された駆動方向(以下、「今回駆動方向」という。)から、電動モータMに流れる電流の方向が決定される(ステップS3)。
たとえば、前回駆動方向が右駆動方向であり、今回駆動方向が右駆動方向である場合、電動モータMに流れる電流の方向が右方向(右電流)であると判定される。前回駆動方向が右駆動方向であり、今回駆動方向が非駆動方向である場合、電動モータMに流れる電流の方向が右方向(右電流)であると判定される。前回駆動方向が右駆動方向であり、今回駆動方向が左駆動方向である場合、電動モータMに流れる電流の方向が左方向(左電流)であると判定される。また、前回駆動方向が左駆動方向であり、今回駆動方向が右駆動方向である場合、電動モータMに流れる電流の方向が右方向(右電流)であると判定される。前回駆動方向が左右駆動方向であり、今回駆動方向が非駆動方向である場合、電動モータMに流れる電流の方向が左方向(左電流)であると判定される。前回駆動方向が左駆動方向であり、今回駆動方向が左駆動方向である場合、電動モータMに流れる電流の方向が左方向(左電流)であると判定される。
一方、A/D変換直前のタイミングでない場合、つまり今回の電流方向判定処理が割り込みタイミングで開始された場合(ステップS2のNO)、電動モータMに流れる電流の方向を決定する処理(ステップS3)がスキップされる。今回の電流方向判定処理がA/D変換直前のタイミングで開始されていない場合、次のA/D変換直前のタイミングで電流方向判定処理が実行されるまでの間に、モータ電流値が新たに検出されることはない。したがって、電流方向決定の処理がスキップされることにより、その処理が無駄に実行されることを抑制でき、サブCPU4の負荷を軽減することができる。
その後、今回駆動方向が非駆動方向であるか否かが判断される(ステップS4)。そして、今回駆動方向が非駆動方向である場合(ステップS4のYES)、前回駆動方向がそのまま継続して前回駆動方向として保持される(ステップS5)。今回駆動方向が非駆動方向でない場合には(ステップS4のNO)、今回駆動方向が前回駆動方向として保持される(ステップS6)。そして、電流方向判定処理が終了される。
<作用効果>
この電流方向判定処理によれば、メインCPU3からスイッチSW1に制御パルス信号が出力されることによるスイッチSW1のオンが検出されてからの経過時間が駆動切替周期以上に設定された閾値の一例である55μsを超えるまでは、電動モータMに流れる電流の方向が右駆動の方向であると判定される。また、メインCPU3からスイッチSW2に制御パルス信号が出力されることによるスイッチSW2のオンが検出されてからの経過時間が55μsを超えるまでは、電動モータMに流れる電流の方向が左駆動の方向であると判定される。スイッチSW1,SW2の両方に制御パルス信号が出力されておらず、スイッチSW1およびスイッチSW2の両方がオフであるときには、電動モータMに流れる電流の方向が前回判定した方向と同一方向であると判定される。これにより、スイッチSW1およびスイッチSW2の各オフ直後に電動モータMに流れる電流の方向が誤判定されることを抑制でき、電動モータMに流れる電流の方向を正確に判定することができる。その結果、不正アシストとなる異常制御が行われているか否かを正確に判定することができる。
<変形例>
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、他の形態で実施することもできる。
たとえば、駆動回路2のスイッチSW1,SW2に与えられる信号がサンプリングされるとしたが、スイッチSW1に与えられる信号に代えて、スイッチSW4に与えられる信号がサンプリングされ、スイッチSW2に与えられる信号に代えて、スイッチSW3に与えられる信号がサンプリングされて、前述と同様の処理が実行されてもよい。
前述の実施形態では、モータ制御装置1が電動パワーステアリング装置の電動モータMを制御するものであるとした。しかし、モータ制御装置1は、電動パワーステアリング装置以外の装置に備えられる電動モータを制御するものであってもよい。
その他、前述の構成には、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
2:駆動回路
4:サブCPU(電流方向判定装置)
5:右タイマ(第1タイマ)
6:左タイマ(第2タイマ)
M:電動モータ
SW1:スイッチ(第1スイッチ)
SW2:スイッチ(第2スイッチ)

Claims (1)

  1. 電動モータの右駆動時にオンにされ、非駆動時にオフにされる第1スイッチと、前記電動モータの左駆動時にオンにされ、非駆動時にオフにされる第2スイッチとを備える駆動回路から前記電動モータに電流が供給され、前記第1スイッチのオン、前記第1スイッチおよび前記第2スイッチのオフならびに前記第2スイッチのオンが所定周期で切り替えられる構成において、前記電動モータに流れる電流の方向を判定する装置であって、
    前記第1スイッチのオンからの経過時間を計測する第1タイマと、
    前記第2スイッチのオンからの経過時間を計測する第2タイマと、
    前記第1タイマによる計測時間および前記第2タイマによる計測時間の両方が0である場合、前記電動モータが非駆動状態であると判定し、前記第1タイマによる計測時間が前記所定周期以上に設定された閾値以下である場合、前記電動モータが右駆動状態であると判定し、前記第2タイマによる計測時間が前記閾値以下である場合、前記電動モータが左駆動状態であると判定する第1判定手段と、
    前記第1判定手段により前記電動モータが右駆動状態であると判定された場合に、前記電動モータに流れる電流の方向を右駆動の方向と判定し、前記第1判定手段により前記電動モータが左駆動状態であると判定された場合に、前記電動モータに流れる電流の方向を左駆動の方向と判定し、前記第1判定手段により前記電動モータが非駆動状態であると判定された場合に、前記電動モータに流れる電流の方向を前回の判定方向と同一方向と判定する第2判定手段とを含む、電流方向判定装置。
JP2019122417A 2019-06-28 2019-06-28 電流方向判定装置 Active JP7234055B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019122417A JP7234055B2 (ja) 2019-06-28 2019-06-28 電流方向判定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019122417A JP7234055B2 (ja) 2019-06-28 2019-06-28 電流方向判定装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021010222A JP2021010222A (ja) 2021-01-28
JP7234055B2 true JP7234055B2 (ja) 2023-03-07

Family

ID=74198608

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019122417A Active JP7234055B2 (ja) 2019-06-28 2019-06-28 電流方向判定装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7234055B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022114090A (ja) 2021-01-26 2022-08-05 トヨタ自動車株式会社 車両用冷却システム

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004129382A (ja) 2002-10-02 2004-04-22 Unisia Jkc Steering System Co Ltd モータの制御装置
JP2007295753A (ja) 2006-04-26 2007-11-08 Mitsubishi Electric Corp 電動パワーステアリング装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05184194A (ja) * 1991-11-14 1993-07-23 Omron Corp モータ制御装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004129382A (ja) 2002-10-02 2004-04-22 Unisia Jkc Steering System Co Ltd モータの制御装置
JP2007295753A (ja) 2006-04-26 2007-11-08 Mitsubishi Electric Corp 電動パワーステアリング装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2021010222A (ja) 2021-01-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4203459B2 (ja) 電動ドライバ装置
US9073186B2 (en) Electric power tool
JP2012188101A (ja) 電動パワーステアリング装置の制御装置
JP2011068178A (ja) 電動パワーステアリング装置
JP2002067988A (ja) 電動パワーステアリング装置
JP2006143151A (ja) 電動パワーステアリング装置
DE60326126D1 (de) Elektrische servolenksteuervorrichtung
JPH07137651A (ja) 電動パワーステアリング装置
TW201524839A (zh) 馬達驅動控制裝置及電動輔助車
JP2009248755A (ja) 電動パワーステアリング装置
JP7234055B2 (ja) 電流方向判定装置
JP2002127922A (ja) 電動パワーステアリング装置
US11273862B2 (en) Steering control device
US20180001924A1 (en) Electric power steering device
JP2013121294A (ja) 電動パワーステアリング用モータの故障診断装置
JP2009131069A (ja) モータ制御装置
JP2005045974A (ja) ブラシレスモータ駆動装置
JP5407935B2 (ja) 電動パワーステアリング装置
JP2003237605A (ja) 電動パワーステアリング装置の制御装置
JP4828584B2 (ja) 電動ドライバ制御装置及び電動ドライバ装置
JP6198498B2 (ja) 制御装置及び電動アシスト車
JP2011156988A (ja) 直流昇圧装置及び電動パワーステアリング装置
JP2762370B2 (ja) 電気式動力舵取装置の制御方法
WO2024095355A1 (ja) 電動パワーステアリング装置
JP2698914B2 (ja) 電動式パワーステアリング装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220509

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230221

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230222

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230222

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7234055

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150