JP7233869B2 - エッジ材取付構造及びそれを備えた天板付家具 - Google Patents

エッジ材取付構造及びそれを備えた天板付家具 Download PDF

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Description

特許法第30条第2項適用 平成30年7月26日、SENTIR展示会にて公開
本発明は、例えばオフィス等において使用される天板付家具の天板の側縁部に対してエッジ材を取り付けるエッジ材取付構造及びそれを備えた天板付家具に関するものである。
従来、天板の側縁部に対してエッジ材が取り付けられたデスクがある(例えば、特許文献1参照)。特許文献1のデスクでは、天板の側縁部にエッジ材を接着することにより、天板の端部に対してエッジ処理が行われる。
特開2016-144675号公報
しかしながら、特許文献1に記載されたデスクでは、エッジ材が天板の側縁部に接着により取り付けられることから、天板の側縁部とエッジ材との間に隙間が形成されることで、天板の端部の見栄えが悪くなる場合がある。
本発明は、上記のような課題を解消することを目的としており、板材の側縁部に対してエッジ材を取り付ける場合に、板材の端部の見栄えが悪くなるのを防止できるエッジ材取付構造及びそれを備えた天板付家具を提供することを目的とするものである。
本発明は、かかる目的を達成するために、次のような手段を講じたものである。
本発明に係るエッジ材取付構造は、板材の側縁部に対してエッジ材を取り付けるエッジ材取付構造であって、前記エッジ材は、前記板材の側縁部に対向配置されるエッジ本体と、前記エッジ本体から前記板材の裏面内側に向かって延在する基片とを有しており、前記エッジ本体が前記板材の側縁部に対向配置された状態において、前記板材の裏面側に設けられた板材側取付部に対して前記基片をねじ止め固定する固定手段と、前記基片が前記板材側取付部にねじ止め固定される際に、前記エッジ本体が前記板材の側縁部に向かって押圧されるように前記固定手段と連動して前記基片を移動させる押圧手段とを備え、前記基片は、ねじ溝が内周面に形成された円筒部を有し、前記円筒部が、前記基片の底面に対して前記エッジ本体側に傾斜するように設けられており、前記基片の前記円筒部が前記板材側取付部にねじ止め固定される際に、前記基片が前記板材側取付部に対して回転することにより前記エッジ本体が前記板材の側縁部に向かって押圧されることを特徴とする。
このように構成することにより、エッジ本体が板材の側縁部に対向配置された状態において、エッジ材の基片が板材側取付部にねじ止め固定される際に、エッジ本体が板材の側縁部に密着するようになる。したがって、板材の側縁部に対してエッジ材を取り付けた場合に、板材の側縁部とエッジ材との間に隙間が形成されるのを抑制し、板材の端部の見栄えが悪くなるのを防止できる。
また、エッジ材の基片が板材側取付部に固定される際に、エッジ本体を板材の側縁部に向かって押圧するように、エッジ材の基片を回転させることが可能となる。
本発明に係るエッジ材取付構造は、板材の側縁部に対してエッジ材を取り付けるエッジ材取付構造であって、前記エッジ材は、前記板材の側縁部に対向配置されるエッジ本体と、前記エッジ本体から前記板材の裏面内側に向かって延在する基片とを有しており、前記エッジ本体が前記板材の側縁部に対向配置された状態において、前記板材の裏面側に設けられた板材側取付部に対して前記基片をねじ止め固定する固定手段と、前記基片が前記板材側取付部にねじ止め固定される際に、前記エッジ本体が前記板材の側縁部に向かって押圧されるように前記固定手段と連動して前記基片を移動させる押圧手段とを備え、前記基片は、前記板材の側縁部と前記板材側取付部との間に配置された状態でねじ止め固定部においてねじ止め固定されるものであって、前記基片及び前記板材側取付部の少なくとも一方には、前記ねじ止め固定部より前記板材の側縁部側において他方に向かって突出する突出部が形成されており、前記エッジ本体が前記板材の側縁部に対向配置された状態において、前記基片が前記板材側取付部にねじ止め固定される際に、前記基片が前記突出部を支点として回転することにより前記エッジ本体が前記板材の側縁部に向かって押圧されることを特徴とする。
このように構成することにより、エッジ本体が板材の側縁部に対向配置された状態において、エッジ材の基片が板材側取付部にねじ止め固定される際に、エッジ本体が板材の側縁部に密着するようになる。したがって、板材の側縁部に対してエッジ材を取り付けた場合に、板材の側縁部とエッジ材との間に隙間が形成されるのを抑制し、板材の端部の見栄えが悪くなるのを防止できる。
また、エッジ材の基片が板材側取付部に固定される際に、エッジ本体を板材の側縁部に向かって大きい押圧力で押圧することが可能となる。
本発明に係るエッジ材取付構造は、板材の側縁部に対してエッジ材を取り付けるエッジ材取付構造であって、前記エッジ材は、前記板材の側縁部に対向配置されるエッジ本体と、前記エッジ本体から前記板材の裏面内側に向かって延在する基片とを有しており、前記エッジ本体が前記板材の側縁部に対向配置された状態において、前記板材の裏面側に設けられた板材側取付部に対して前記基片をねじ止め固定する固定手段と、前記基片が前記板材側取付部にねじ止め固定される際に、前記エッジ本体が前記板材の側縁部に向かって押圧されるように前記固定手段と連動して前記基片を移動させる押圧手段とを備え、前記基片は、前記板材及び前記板材側取付部より下方に配置された状態でねじ止め固定部においてねじ止め固定されるものであって、前記基片及び前記板材側取付部の少なくとも一方には、前記ねじ止め固定部より前記板材の側縁部と反対側において他方に向かって突出する突出部が形成されており、前記エッジ本体が前記板材の側縁部に対向配置された状態において、前記基片が前記板材側取付部にねじ止め固定される際に、前記基片が前記突出部を支点として回転することにより前記エッジ本体が前記板材の側縁部に向かって押圧されることを特徴とする。
このように構成することにより、エッジ本体が板材の側縁部に対向配置された状態において、エッジ材の基片が板材側取付部にねじ止め固定される際に、エッジ本体が板材の側縁部に密着するようになる。したがって、板材の側縁部に対してエッジ材を取り付けた場合に、板材の側縁部とエッジ材との間に隙間が形成されるのを抑制し、板材の端部の見栄えが悪くなるのを防止できる。
また、エッジ材の基片が板材側取付部に固定される際に、エッジ本体を板材の側縁部に向かって大きい押圧力で押圧することが可能となる。
本発明に係るエッジ材取付構造は、前記エッジ本体が前記板材の側縁部に対向配置された状態において前記基片が前記板材側取付部にねじ止め固定される際に、前記基片と前記板材側取付部とが接触する接触点を支点として前記基片が回転することにより前記エッジ本体が前記板材の側縁部に向かって押圧されることを特徴とする。
このように構成することにより、エッジ材の基片が板材側取付部に固定される際に、エッジ本体を板材の側縁部に向かって押圧する押圧手段を簡単に構成することが可能となる。
本発明に係るエッジ材取付構造は、前記エッジ本体が前記板材の側縁部に対向配置された状態において、前記基片と前記板材側取付部との間に前記基片の先端側から前記エッジ本体側に向かって狭くなる楔状の隙間が形成されており、前記基片が前記板材側取付部にねじ止め固定される際に、前記楔状の隙間が小さくなるように前記基片が回転することにより前記エッジ本体が前記板材の側縁部に向かって押圧されることを特徴とする。
このように構成することにより、エッジ材の基片が板材側取付部に固定される際に、エッジ本体を板材の側縁部に向かって押圧するように、エッジ材の基片を回転させることが可能となる。
本発明に係るエッジ材取付構造では、前記エッジ材は、長尺の部材であって、その長手方向に離れて配置された複数の前記基片を有していることを特徴とする。
このように構成することにより、長尺のエッジ材の本体部を、その長手方向にわたって均等に板材の側縁部に向かって押圧することが可能となる。
本発明に係るエッジ材取付構造では、前記エッジ本体の上端が前記板材の側縁部の上端より低くなるように、前記エッジ材が前記板材の側縁部に対して取り付けられることを特徴とする。
このように構成することにより、加工誤差や組み付け誤差によりエッジ本体の上端が板材の側縁部の上端より高くなるのを抑制することで、板材の側縁部に取り付けられたエッジ材の本体部の上端への引掛りを無くすことが可能となる。
本発明に係るエッジ材取付構造では、前記板材は、薄板で構成された基材の表面にシートを貼ったものであって、前記基材の第1の縁部が表面側から裏面側に向かって折り返され、この折り返した折り返し部が前記シートで連続して被覆されており、前記第1の縁部と交差する第2の縁部がさらに前記シートで連続して被覆されたものであって、前記板材の前記第2の縁部に対して前記エッジ材が取り付けられることを特徴とする。
このように構成することにより、複数の板材をそれらの第1の縁部が隣接するように並べるように配置したときに、それぞれの板材が有するシート同士の境界が見え難くなり、より自然な見た目を提供することができる。
本発明に係る天板付家具は、上述した何れかに記載のエッジ材取付構造を備えたことを特徴とする。
このように構成することにより、天板付家具の端部の見栄えが悪くなるのを防止できる。
本発明は、以上説明した構成であるから、板材の側縁部に対してエッジ材を取り付けた場合に、板材の側縁部とエッジ材との間に隙間が形成されるのを抑制し、板材の端部の見栄えが悪くなるのを防止できる。
本発明の第1実施形態に係るエッジ材取付構造を備えた天板付家具Tの外観図である。 図1の天板付家具Tの天板2の分解図である。 図1のA部の説明図である。 図1のB部の説明図である。 エッジ材24が天板2から取り外された状態を示す図である。 図6(a)~図6(c)は、エッジ材24の斜視図、正面図、上面図である。 図7(a)は、図6(c)のA1-A1線における断面図であり、図7(b)は、図6(c)のA2-A2線における断面図である。 図8(a)~図8(c)は、エッジ材24が取り外された状態の天板2の側縁部近傍の斜視図、正面図、下面図である。 本発明の第1実施形態においてエッジ材24を天板2に取り付ける方法を説明する図である。 本発明の第2実施形態に係るエッジ材取付構造を備えた天板付家具Tにおいてエッジ材124が取り外された状態の天板102の側縁部近傍の斜視図である。 本発明の第2実施形態においてエッジ材124を天板102に取り付ける方法を説明する図である。 本発明の第3実施形態に係るエッジ材取付構造を備えた天板付家具Tのエッジ材224の断面図である。 本発明の第3実施形態においてエッジ材224を天板202に取り付ける方法を説明する図である。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照して説明する。
(第1実施形態)
本実施形態の天板付家具Tは、例えばオフィスや会議室にて好適に使用され得るものであり、床面から立設される脚体1と、この脚体1上に載せ置かれる天板2とを有するものである。
脚体1は、図1に示すように、床面に配置されるアジャスタ11と、このアジャスタ11から上方に接続されるとともに天板2の平面視四隅近傍にて上方に延出する脚支柱12と、この脚支柱12の上端同士を接続しつつ直接的に天板2を下方より支持してなる天板支持部13とを有している。本実施形態では、脚体1は、例えば板金を適宜屈曲成形させたものや、金属の一体成形により形成されるものがあるが、その詳細な説明を省略する。
天板2は、脚体1の上端に載せ置かれた状態で固定されている。天板2は、図2に示すように、例えば脚体1に直接接続する天板本体21と、この天板本体21の上面を覆うように形成された天板形成体22と、この天板形成体22の表面を覆うシート23と、天板形成体22の側面をシート23の上側から覆うエッジ材24とを有している。
天板本体21は、脚体1に直接固定される底板21aと、この底板21aの長手方向両端部からそれぞれ上方に板金素材を折り曲げ形成してなる立板21bとを有している。
天板形成体22は、天板2の使用縁25a及び反使用縁25bを形成する端縁部25(第1の縁部)と、この端縁部25に直交する側縁部26(第2の縁部)と、端縁部25の下側に設けられ天板形成体22の剛性を確保するための補強部27とを有し、板金素材を折り曲げ形成されている。端縁部25は、天板2の一端側をテーパ状、特に下面に斜めに折り曲げた使用縁25aと、この使用縁25aと対向する側において板金素材を直角に折り曲げ形成した反使用縁25bとを有している。これら使用縁25a及び反使用縁25bに対して、上述した補強部27が設けられている。
シート23は、例えば、樹脂シート材からなる可撓性を有する膜状のものである。シート23は、従来の家具に用いられているようなメラミン化粧板とは異なり、天板形成体22の形状に適宜対応し得るよう所要の可撓性すなわち柔軟性を有している。シート23は、天板形成体22の端縁部25及び側縁部26を被覆し、端縁部25に設けられた補強部
27をも被覆している。
天板本体21及び天板形成体22は、例えば薄板状の板金素材を適宜折り曲げ成形することによって形成されたものであり、これら天板本体21及び天板形成体22は、例えばスポット溶接等の手段により固定されたものであるが、これら天板本体21及び天板形成体22は溶接のみならず、適宜ねじ止めや凹凸係合等による嵌め合わせや、別異の接着剤にて接着するような態様によって固定する態様を否定するものではない。
本実施形態において、天板2は、薄板で構成された天板形成体22の表面にシート23を貼ったものであって、天板形成体22の端縁部25(使用縁25a及び反使用縁25b)が表面側から裏面側に向かって折り返され、この折り返した折り返し部がシート23で連続して被覆されており、端縁部25と交差する側縁部26がさらにシート23で連続して被覆されている。
エッジ材24は、図1~図5に示すように、天板2の側縁部26と同一長さの略矩形状の部材であり、天板2の側縁部26に取り付けられる。エッジ材24は、天板2の側縁部26に対向配置されるエッジ本体24aと、エッジ本体24aの内面から延在する4つの基片24bとを有し、この実施形態では樹脂一体成形されている。エッジ本体24aは、長尺の板状部材であり、4つの基片24bは、エッジ本体24aの長手方向に離れて配置される。エッジ材24は、エッジ本体24aが天板2の側縁部26に対向配置されると共に、基片24bが天板2の裏面内側に配置された状態で、天板2に取り付けられる。
4つの基片24bは、それぞれ、エッジ本体24aの内面から、エッジ本体24aと直交するように延在している。基片24bは、図6(c)、図7(a)及び図7(b)に示すように、平面視で略長方形の底面51と、底面51の両端からそれぞれ上方に向かって延在する2つの側板部52と、底面51から上方に向かって突出した円筒部53とを有している。2つの側板部52は、略平行に配置される。円筒部53は、2つの側板部52の間において、2つの側板部52から離れて形成される。円筒部53の内周面には、ねじ溝53aが形成される。
円筒部53は、図7(a)に示すように、基片24bの底面51の法線方向に対して傾斜するように設けられる。詳細には、円筒部53が、底面51から上方に離れるにつれてエッジ本体24aに近づくように傾斜するように設けられる。即ち、図7(a)において、円筒部53の軸線a1は、鉛直方向(基片24bの底面51の法線方向)に沿った線a2に対して、上方の方が下方よりエッジ本体24aに近づくように傾斜している。なお、図7(b)では、円筒部53の軸線a1と、鉛直方向に沿った線a2とは一致する。
図8(a)及び図8(b)に示すように、天板2の側縁部26において、天板2の底板21aに形成された立板21bには、エッジ材24の4つの基片24bが挿入される4つの開口部61が形成されている。4つの開口部61は、立板21bの長手方向に離れて配置される。4つの開口部61は、それぞれ、4つの基片24bと同一の間隔で形成される。
図8(a)及び図8(c)に示すように、天板2の底板21aにおいて、4つの開口部61の内側には、取り付け孔62がそれぞれ形成される。取り付け孔62は、エッジ材24を天板2に取り付けるためのものであり、底板21aの取り付け孔62近傍の部分が、エッジ材24の基片24bがねじ止め固定される天板側取付部65となる。そのため、取り付け孔62は、エッジ本体24aが天板2の側縁部26に対向配置された際に、基片24bの円筒部53のねじ溝53aと対向するように配置される。したがって、エッジ本体24aが天板2の側縁部26に対向配置された状態において、ねじ63により下方から基
片24bの円筒部53を天板側取付部65に対してねじ止め固定が可能である。
図9は、エッジ材24を天板2の側縁部26に取り付ける方法を説明する図である。図9(a)に示すように、エッジ材24を、天板2の側縁部26に対して略平行となるように近づける。その後、図9(b)に示すように、エッジ本体24aの基片24bを天板2の開口部61を通過させて、基片24bを天板2の裏面内側において、基片24bの円筒部53のねじ溝53aと天板側取付部65の取り付け孔62とが対向するように配置する。この状態において、図9(c)に示すように、ねじ63を、下方から上方に向かって取り付け孔62を通過させて、天板側取付部65に対して基片24bの円筒部53をねじ止め固定する。エッジ材24は、エッジ本体24aの上端が、天板2の側縁部26の上端より低くなるように天板2の側縁部26に取り付けられる。
上述したように、天板2の側縁部26に対してエッジ材24を取り付ける際、ねじ63は、鉛直上方(天板側取付部65に対して垂直方向)に向かって進みながら、天板側取付部65に対して基片24bの円筒部53をねじ止め固定する。したがって、ねじ63は、天板側取付部65に対して垂直となる状態でねじ止め固定される。
これに対して、基片24bの円筒部53は、底面51から上方に離れるにつれてエッジ本体24aに近づくように、底面51に対して傾斜している。そのため、基片24bの円筒部53が天板側取付部65に対してねじ止め固定される際に、基片24bの円筒部53が鉛直方向に沿うように基片24bを回転させる力が、基片24bの円筒部53に作用する。これにより、基片24bが、天板2の底板21aとの接触点である開口部61の下端を支点として回転し、エッジ本体24aが天板2の側縁部26に近づく方向に移動しようとして、エッジ本体24aの上端部が天板2の側縁部26に向かって押圧される。
また、図9(b)に示すように、基片24bの円筒部53を天板側取付部65に対してねじ止め固定する際、基片24bの下面と天板2の底板21aとの間に、基片24bの先端側からエッジ本体24a側に向かって狭くなる楔状の隙間が形成される。したがって、基片24bが天板側取付部65にねじ止め固定される際に、楔状の隙間が小さくなるように基片24bが回転することによりエッジ本体24aが天板2の側縁部26に向かって押圧される。
なお、本実施形態では、天板側取付部65とエッジ材24の円筒部53とねじ63とが、本発明の固定手段Cに対応する。また、エッジ材24の基片24bの底面51の法線方向に対して傾斜するように形成された円筒部53が、本発明の押圧手段Dに対応し、基片24bが天板側取付部65にねじ止め固定される際に、エッジ本体24aが天板2の側縁部26に向かって押圧されるように固定手段Cと連動して基片24bを移動(回転)させる。
以上説明したように、本実施形態のエッジ材取付構造は、天板2の側縁部26に対してエッジ材24を取り付けるエッジ材取付構造であって、エッジ材24は、天板2の側縁部26に対向配置されるエッジ本体24aと、エッジ本体24aから天板2の裏面内側に向かって延在する基片24bとを有しており、エッジ本体24aが天板2の側縁部26に対向配置された状態において、天板2の裏面側に設けられた天板側取付部65に対して基片24bをねじ止め固定する固定手段Cと、基片24bが天板側取付部65にねじ止め固定される際に、エッジ本体24aを天板2の側縁部26に向かって押圧されるように固定手段Cと連動して基片24bを移動させる押圧手段Dとを備える。
このように構成することにより、エッジ本体24aが、天板2の側縁部26に対向配置された状態において、エッジ材24が天板側取付部65にねじ止め固定される際に、エッ
ジ本体24aが天板2の側縁部26に密着するようになる。したがって、天板2の側縁部26に対してエッジ材24を取り付けた場合に、天板2の側縁部26とエッジ材24との間に隙間が形成されるのを抑制し、天板2の端部の見栄えが悪くなるのを防止できる。本実施形態の天板付家具Tでは、天板2の端部の見栄えが悪くなるのを防止できる。
また、本実施形態のエッジ材取付構造では、エッジ本体24aが天板2の側縁部26に対向配置された状態において基片24bが天板側取付部65にねじ止め固定される際に、基片24bと天板2の底板21aとが接触する接触点を支点として基片24bが回転することによりエッジ本体24aが天板2の側縁部26に向かって押圧される。
このように構成することにより、エッジ材24の基片24bが天板側取付部65にねじ止め固定される際に、エッジ本体24aを天板2の側縁部26に向かって押圧する押圧手段Dを簡単に構成することが可能となる。
また、本実施形態のエッジ材取付構造では、エッジ本体24aが天板2の側縁部26に対向配置された状態において、基片24bと天板2の底板21aとの間に基片24bの先端側からエッジ本体24a側に向かって狭くなる楔状の隙間が形成されており、基片24bが天板側取付部65にねじ止め固定される際に、楔状の隙間が小さくなるように基片24bが回転することによりエッジ本体24aが天板2の側縁部26に向かって押圧される。
このように構成することにより、エッジ材24の基片24bが天板側取付部65に固定される際に、エッジ本体24aを天板2の側縁部26に向かって押圧するように、エッジ材24の基片24bを回転させることが可能となる。
また、本実施形態のエッジ材取付構造において、基片24bは、ねじ溝53aが内周面に形成された円筒部53を有し、円筒部53が、基片24bの底面51に対してエッジ本体24a側に傾斜するように設けられており、基片24bの円筒部53が天板側取付部65にねじ止め固定される際に、基片24bが天板2の底板21aに対して回転することによりエッジ本体24aが天板2の側縁部26に向かって押圧される。
このように構成することにより、エッジ材24の基片24bが天板側取付部65にねじ止め固定される際に、エッジ本体24aを天板2の側縁部26に向かって押圧するように、エッジ材24の基片24bを回転させることが可能となる。
また、本実施形態のエッジ材取付構造において、エッジ材24は、長尺の部材であって、その長手方向に離れて配置された複数の基片24bを有している。
このように構成することにより、長尺のエッジ材24のエッジ本体24aを、その長手方向にわたって均等に天板2の側縁部26に向かって押圧することが可能となる。
また、本実施形態のエッジ材取付構造において、エッジ本体24aの上端が天板2の側縁部26の上端より低くなるように、エッジ材24が天板2の側縁部26に対して取り付けられる。
このように構成することにより、加工誤差や組み付け誤差によりエッジ本体24aの上端が天板2の側縁部26の上端より高くなるのを抑制することで、天板2の側縁部26に取り付けられたエッジ材24のエッジ本体24aの上端への引掛りを無くすことが可能となる。
また、本実施形態のエッジ材取付構造において、天板2は、薄板で構成された天板形成体22の表面にシート23を貼ったものであって、天板形成体22の端縁部25が表面側から裏面側に向かって折り返され、この折り返した折り返し部がシート23で連続して被覆されており、端縁部25と交差する側縁部26がさらにシート23で連続して被覆されたものであって、天板2の側縁部26に対してエッジ材24が取り付けられる。
このように構成することにより、複数の天板2をそれらの端縁部25が隣接するように並べるように配置したときに、それぞれの天板2が有するシート同士の境界が見え難くなり、より自然な見た目を提供することができる。
(第2実施形態)
本実施形態のエッジ材取付構造が、第1実施形態のエッジ材取付構造と主に異なる点は、基片124bが天板側取付部165にねじ止め固定される際に、エッジ本体124aが天板102の側縁部126に向かって押圧されるように基片124bを回転させる押圧手段Dの構成である。本実施形態において、第1実施形態と同様の構成については説明を省略する。
本実施形態では、押圧手段Dとして、図10に示すように、天板102の底板121aの取り付け孔162近傍の部分である天板側取付部165には、取り付け孔162の外側において、上方に向かって突出する突出部163が形成されている。突出部163は、4つの取り付け孔162の外側にそれぞれ形成されている。4つの突出部163は、天板102の側縁部126に沿った直線状であり、基片124bの幅と略同一の長さを有している。
図11(a)に示すように、エッジ材124を、天板102の側縁部126に対して略平行となるように近づける。その後、図11(b)に示すように、エッジ本体124aの基片124bを天板102の側縁部126と底板121aとの間に移動させて、基片124bを天板102の裏面内側において、基片124bの円筒部153のねじ溝153aと天板側取付部165の取り付け孔162とが対向するように配置する。このとき、基片124bの下面と底板121aの突出部163とが接触した状態となり、基片124bにおける突出部163より先端側部分の下面と天板102の底板121aとの間には、隙間が形成される。この状態において、図11(c)に示すように、ねじ63を、下方から上方に向かって取り付け孔162を通過させて、天板側取付部165に対して基片124bの円筒部153をねじ止め固定する。なお、エッジ材124において、円筒部153は、基片124bの底面151に対して垂直に形成されている。
このように、エッジ材124の基片124bは、天板102の側縁部126と天板側取付部165との間に配置された状態でねじ止め固定部CEにおいてねじ止め固定されるが、エッジ材124が天板102に取り付けられた状態において、天板側取付部165には、ねじ止め固定部CEより天板102の側縁部126側において基片124bに向かって突出する突出部163を有している。
したがって、基片124bの下面と天板102の底板121aとが、底板121aに形成された突出部163において接触した状態において、基片124bにおける突出部163より先端側部分が天板側取付部165にねじ止め固定されると、図11(c)に示すように、基片124bの円筒部153が天板102の底板121aに近づく方向に移動して、基片124bが突出部163を支点として回転することによりエッジ本体124aが天板102の側縁部126に向かって押圧される。
以上説明したように、本実施形態のエッジ材取付構造では、基片124bは、天板10
2の側縁部126と天板側取付部165との間に配置された状態でねじ止め固定部CEにおいてねじ止め固定されるものであって、天板側取付部165には、ねじ止め固定部CEより天板102の側縁部126側において基片124bに向かって突出する突出部163が形成されており、エッジ本体124aが天板102の側縁部126に対向配置された状態において、基片124aが天板側取付部165にねじ止め固定される際に、基片124bが突出部163を支点として回転することによりエッジ本体124aが天板102の側縁部126に向かって押圧される。
このように構成することにより、エッジ材124の基片124bが天板側取付部165にねじ止め固定される際に、エッジ本体124aを天板102の側縁部126に向かって大きい押圧力で押圧することが可能となる。
(第3実施形態)
本実施形態のエッジ材取付構造が、第1実施形態のエッジ材取付構造と主に異なる点は、エッジ本体224aの基片224bが天板202の下面にねじ止め固定される点と、エッジ本体224aの基片224bが天板202の下面にねじ止め固定される際に、エッジ本体224aを天板202の側縁部226に向かって押圧する押圧手段Dの構成である。本実施形態において、第1実施形態と同様の構成については説明を省略する。
本実施形態では、押圧手段Dとして、図12に示すように、エッジ材224の基片224bにおいて、底面251の両端からそれぞれ上方に向かって延在する2つの側板部252の先端上部に、上方に向かって突出する突出部254が形成されている。突出部254は、2つの側板部252のそれぞれに形成されている。
なお、本実施形態では、天板202として、従来のメラミン化粧板等が使用され、天板202の裏面には、図13(a)~図13(c)に示すように、ねじ溝202aが形成されている。ねじ溝202aは、エッジ材224を天板202に取り付けるためのものであり、天板202の裏面のねじ溝202a近傍の部分が、エッジ材224の基片224bがねじ止め固定される天板側取付部265となる。したがって、本実施形態では、天板側取付部265とねじ63とが、本発明の固定手段Cに対応する。
また、エッジ材224において、円筒部253は、基片224bの底面251に対して垂直に形成されている。円筒部253は、ねじ63が通過する筒孔253aを有している。
図13(a)に示すように、エッジ材224を、天板202の側縁部226に対して略平行となるように近づける。その後、図13(b)に示すように、エッジ本体224aの基片224bを天板202の側縁部226の下方に移動させて、基片224bを天板202の裏面内側において、基片224bの円筒部253の筒孔253aと天板側取付部265のねじ溝202aとが対向するように配置する。このとき、天板202の下面と基片224bの突出部254とが接触した状態となり、基片224bにおける突出部254よりエッジ本体224a側部分の上面と天板202の下面との間には、隙間が形成される。この状態において、図13(c)に示すように、ねじ63を、下方から上方に向かって筒上部253の筒孔253aを通過させて、天板側取付部265に対して基片224bをねじ止め固定する。
このように、エッジ材224の基片224bは、天板202の側縁部226及び天板側取付部265の下方に配置された状態でねじ止め固定部CEにおいてねじ止め固定されるが、エッジ材224が天板202に取り付けられた状態において、基片224bが、ねじ止め固定部CEに対して天板202の側縁部226と反対側において板材側取付部265
に向かって突出する突出部254を有している。
したがって、天板202の下面と基片224bの上面とが、基片224bに形成された突出部254において接触した状態において、基片224bにおける突出部254より天板202の側縁部226側の部分が天板側取付部265にねじ止め固定されると、図13(c)に示すように、基片224bの円筒部253が天板202の下面に近づく方向に移動して、基片224bが突出部254を支点として回転することによりエッジ本体224aが天板202の側縁部226に向かって押圧される。
以上説明したように、本実施形態のエッジ材取付構造では、基片224bは、天板202及び板材側取付部265により下方に配置された状態でねじ止め固定部CEにおいてねじ止め固定されるものであって、基片224bが、ねじ止め固定部CEより天板202の側縁部226と反対側において板材側取付部265に向かって突出する突出部254を有しており、エッジ本体224aが天板202の側縁部226に対向配置された状態において、基片224bが板材側取付部265にねじ止め固定される際に、基片224bが突出部254を支点として回転することによりエッジ本体224aが天板202の側縁部226に向かって押圧される。
このように構成することにより、エッジ材124の基片224bが板材側取付部265にねじ止め固定される際に、エッジ本体224aを天板202の側縁部226に向かって大きい押圧力で押圧することが可能となる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、各部の具体的な構成は、上述した実施形態のみに限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
本発明において、エッジ本体が天板の側縁部に対向配置された状態において、天板の裏面側に設けられた天板側取付部に対して基片をねじ止め固定する固定手段Cの構成や、エッジ本体が天板の側縁部に向かって押圧されるように固定手段Cと連動して基片を回転させる押圧手段Dの構成は、上述した実施形態に限られない。
例えば、上記第1実施形態では、押圧手段Dとして、円筒部53が基片24bの底面51の法線方向に対して傾斜していたが、エッジ材24の基片24bがエッジ本体24aの内面から鋭角に延在し、円筒部53が基片24bの底面51に対して垂直に形成されたものであってよい。この場合、エッジ本体24aの基片24bを天板2の開口部61を通過させて、基片24bを天板2の裏面内側において、基片24bの円筒部53のねじ溝53aと天板側取付部65の取り付け孔62とが対向するように配置すると、基片24bの下面と天板2の底板21aとの間に、基片24bの先端側からエッジ本体24a側に向かって狭くなる楔状の隙間が形成される。したがって、基片24bが天板側取付部65にねじ止め固定される際に、楔状の隙間が小さくなるように基片24bが回転することによりエッジ本体24aが天板2の側縁部26に向かって押圧される。
上記第1~第3実施形態では、エッジ材が4つの基片を有しているが、エッジ材が有する基片の数は、これに限られない。また、エッジ材の具体的な形状や天板の材質といったその他の詳細な構成も、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
上記第2実施形態では、基片124b及び板材側取付部165において、板材側取付部165には、ねじ止め固定部CEより天板102の側縁部126側において基片124bに向かって突出する突出部163が形成されているが、基片124bに、ねじ止め固定部CEより天板102の側縁部126側において板材側取付部165に向かって突出する突
出部が形成されたものであってよい。
上記第3実施形態では、基片224b及び板材側取付部265において、基片224bには、ねじ止め固定部CEより天板202の側縁部226と反対側において板材側取付部265に向かって突出する突出部254が形成されているが、板材側取付部265に、ねじ止め固定部より天板202の側縁部226と反対側において基片224bに向かって突出する突出部が形成されたものであってよい。
上記第1~第3実施形態では、エッジ材取付構造を有した天板付家具Tであるデスクに本発明を適用したが、勿論、これに限られない。したがって、本発明は、エッジ材取付構造を有した天板付家具Tに適用され得る。
2、102、202 天板(板材)
21a、121a 底板
22 天板形成体(基材)
23 シート
24、124、224 エッジ材
24a、124a、224a エッジ本体
24b、124b、224b 基片
25 端縁部(第1の縁部)
26、126、226 側縁部(第2の縁部)
51、151、251 基片の底面
53、153、253 円筒部
53a、202a ねじ溝
65、165、265 板材側取付部
163、254 突出部

Claims (9)

  1. 板材の側縁部に対してエッジ材を取り付けるエッジ材取付構造であって、
    前記エッジ材は、前記板材の側縁部に対向配置されるエッジ本体と、前記エッジ本体から前記板材の裏面内側に向かって延在する基片とを有しており、
    前記エッジ本体が前記板材の側縁部に対向配置された状態において、前記板材の裏面側に設けられた板材側取付部に対して前記基片をねじ止め固定する固定手段と、
    前記基片が前記板材側取付部にねじ止め固定される際に、前記エッジ本体が前記板材の側縁部に向かって押圧されるように前記固定手段と連動して前記基片を移動させる押圧手段とを備え、
    前記基片は、ねじ溝が内周面に形成された円筒部を有し、
    前記円筒部が、前記基片の底面に対して前記エッジ本体側に傾斜するように設けられており、
    前記基片の前記円筒部が前記板材側取付部にねじ止め固定される際に、前記基片が前記板材側取付部に対して回転することにより前記エッジ本体が前記板材の側縁部に向かって押圧されることを特徴とするエッジ材取付構造。
  2. 板材の側縁部に対してエッジ材を取り付けるエッジ材取付構造であって、
    前記エッジ材は、前記板材の側縁部に対向配置されるエッジ本体と、前記エッジ本体から前記板材の裏面内側に向かって延在する基片とを有しており、
    前記エッジ本体が前記板材の側縁部に対向配置された状態において、前記板材の裏面側に設けられた板材側取付部に対して前記基片をねじ止め固定する固定手段と、
    前記基片が前記板材側取付部にねじ止め固定される際に、前記エッジ本体が前記板材の側縁部に向かって押圧されるように前記固定手段と連動して前記基片を移動させる押圧手段とを備え、
    前記基片は、前記板材の側縁部と前記板材側取付部との間に配置された状態でねじ止め固定部においてねじ止め固定されるものであって、
    前記基片及び前記板材側取付部の少なくとも一方には、前記ねじ止め固定部より前記板材の側縁部側において他方に向かって突出する突出部が形成されており、
    前記エッジ本体が前記板材の側縁部に対向配置された状態において、前記基片が前記板材側取付部にねじ止め固定される際に、前記基片が前記突出部を支点として回転することにより前記エッジ本体が前記板材の側縁部に向かって押圧されることを特徴とするエッジ材取付構造。
  3. 板材の側縁部に対してエッジ材を取り付けるエッジ材取付構造であって、
    前記エッジ材は、前記板材の側縁部に対向配置されるエッジ本体と、前記エッジ本体から前記板材の裏面内側に向かって延在する基片とを有しており、
    前記エッジ本体が前記板材の側縁部に対向配置された状態において、前記板材の裏面側に設けられた板材側取付部に対して前記基片をねじ止め固定する固定手段と、
    前記基片が前記板材側取付部にねじ止め固定される際に、前記エッジ本体が前記板材の側縁部に向かって押圧されるように前記固定手段と連動して前記基片を移動させる押圧手段とを備え、
    前記基片は、前記板材及び前記板材側取付部の下方に配置された状態でねじ止め固定部においてねじ止め固定されるものであって、
    前記基片及び前記板材側取付部の少なくとも一方には、前記ねじ止め固定部より前記板材の側縁部と反対側において他方に向かって突出する突出部が形成されており、
    前記エッジ本体が前記板材の側縁部に対向配置された状態において、前記基片が前記板材側取付部にねじ止め固定される際に、前記基片が前記突出部を支点として回転することにより前記エッジ本体が前記板材の側縁部に向かって押圧されることを特徴とするエッジ材取付構造。
  4. 前記エッジ本体が前記板材の側縁部に対向配置された状態において前記基片が前記板材側取付部にねじ止め固定される際に、前記基片と前記板材側取付部とが接触する接触点を支点として前記基片が回転することにより前記エッジ本体が前記板材の側縁部に向かって押圧されることを特徴とする請求項に記載のエッジ材取付構造。
  5. 前記エッジ本体が前記板材の側縁部に対向配置された状態において、前記基片と前記板材側取付部との間に前記基片の先端側から前記エッジ本体側に向かって狭くなる楔状の隙間が形成されており、
    前記基片が前記板材側取付部にねじ止め固定される際に、前記楔状の隙間が小さくなるように前記基片が回転することにより前記エッジ本体が前記板材の側縁部に向かって押圧されることを特徴とする請求項1または2に記載のエッジ材取付構造。
  6. 前記エッジ材は、長尺の部材であって、その長手方向に離れて配置された複数の前記基片を有していることを特徴とする請求項1~5の何れかに記載のエッジ材取付構造。
  7. 前記エッジ本体の上端が前記板材の側縁部の上端より低くなるように、前記エッジ材が前記板材の側縁部に対して取り付けられることを特徴とする請求項1~6の何れかに記載のエッジ材取付構造。
  8. 前記板材は、薄板で構成された基材の表面にシートを貼ったものであって、前記基材の第1の縁部が表面側から裏面側に向かって折り返され、この折り返した折り返し部が前記シートで連続して被覆されており、前記第1の縁部と交差する第2の縁部がさらに前記シートで連続して被覆されたものであって、
    前記板材の前記第2の縁部に対して前記エッジ材が取り付けられることを特徴とする請求項1~7の何れかに記載のエッジ材取付構造。
  9. 請求項1~8の何れかに記載のエッジ材取付構造を備えたことを特徴とする天板付家具。
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