JP7231817B2 - 温水システム - Google Patents

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本開示は、温水システムに関する。
従来、温水システムとしては、水熱交換器を有する温水ユニットと、室外ユニットとを備えるものがある(例えば、特許文献1参照)。この温水ユニットの水熱交換器は、室外ユニットからの冷媒と水とを熱交換させることで、その水を温水に変えている。
特開2003-14394号公報(図2)
上記従来の温水システムは、運転停止中に外気で冷やされた冷媒がヒートパイプと同様の現象が発生することで水熱交換器内に流れることが原因で、水熱交換器内の水が凍結してしまうという問題を解決できない。
本開示の課題は、水熱交換器内の水が凍結するのを抑制できる温水システムを提供することにある。
本開示の温水システムは、
水配管に接続されて温水を生成する水熱交換器と、上記水配管に設けられたポンプとを有する温水ユニットと、
冷媒配管で上記水熱交換器と共に環状に接続される圧縮機、空気熱交換器および膨張機構を有する室外ユニットと、
上記ポンプの作動を制御する制御装置と、
外気温度を検出する外気温度センサと
を備え、
上記制御装置は、
上記圧縮機の停止後、上記外気温度センサによって検出された上記外気温度が所定の第1温度以下になっているか否かを判定する外気温度判定部と、
上記外気温度判定部によって上記外気温度が上記第1温度以下になっていると判定されたとき、上記水熱交換器内の水の凍結を促進する所定の条件が成立しているか否かを判定する条件判定部と、
上記条件判定部によって上記条件が成立していると判定されたとき、上記ポンプを連続的に作動させる連続運転モードで上記ポンプを作動させ、上記条件判定部によって上記条件が成立していないと判定されたとき、上記ポンプを間欠的に作動させる間欠運転モードで上記ポンプを作動させる凍結防止運転制御部とを有することを特徴とする。
上記構成によれば、上記制御装置の凍結防止運転制御部は、水熱交換器内の水の凍結を促進する条件が成立していると判定されたとき連続運転モードでポンプを作動させ、水熱交換器内の水の凍結を促進する条件が成立していないと判定されたとき間欠運転モードでポンプを作動させるので、水熱交換器内の水が凍結するのを抑制できる。
一態様の温水システムでは、
上記条件判定部は、上記外気温度判定部によって上記外気温度が上記第1温度以下になっていると判定されたときに、上記外気温度センサによって検出された上記外気温度が上記第1温度よりも低い所定の第2温度以下になっているとき、上記条件が成立していると判定し、上記外気温度センサによって検出された上記外気温度が上記第2温度よりも高くなっているとき、上記条件が成立していないと判定する。
上記態様によれば、外気温度が第1温度よりも低い所定の第2温度以下になっているとき連続運転モードでポンプが作動されるので、水熱交換器内の水の凍結抑制効果を高めることができる。外気温度が第2温度よりも高くなっているときは間欠運転モードでポンプが作動されるので、使用電力を抑制しつつ水熱交換器内の水の凍結を抑制することができる。
一態様の温水システムは、
時間を計測するタイマを備え、
上記条件判定部は、上記外気温度判定部によって上記外気温度が上記第1温度以下になっていると判定されたときに、上記タイマを用いて、上記外気温度センサによって検出された上記外気温度が上記第1温度よりも低い所定の第2温度以下になっている状態が所定時間継続しているとき、上記条件が成立していると判定し、上記外気温度センサによって検出された上記外気温度が上記第2温度以下になっている状態が上記所定時間継続していないとき、上記条件が成立していないと判定する。
上記態様によれば、外気温度が第2温度以下になっている状態が所定時間継続しているとき連続運転モードでポンプが作動され、外気温度が第2温度以下になっている状態が所定時間継続していないとき間欠運転モードでポンプが作動されるので、使用電力を有効に抑制しつつ水熱交換器内の水の凍結を抑制することができる。
一態様の温水システムは、
上記冷媒配管の温度を検出する冷媒配管温度センサを備え、
上記条件判定部は、上記外気温度判定部によって上記外気温度が上記第1温度以下になっていると判定されたときに、上記冷媒配管温度センサによって検出された上記冷媒配管の温度が所定の第3温度以下になっているとき、上記条件が成立していると判定し、上記冷媒配管温度センサによって検出された上記冷媒配管の温度が上記第3温度よりも高くなっているとき、上記条件が成立していないと判定する。
上記態様によれば、冷媒配管の温度が第3温度以下になっているとき連続運転モードでポンプが作動され、冷媒配管の温度が第3温度よりも高くなっているとき間欠運転モードでポンプが作動されるので、水熱交換器内の水の氷結抑制効果の信頼性を高めることができる。
一態様の温水システムは、
上記室外ユニットが上記水熱交換器よりも高く設置されるとき、上記室外ユニットの設置面と上記水熱交換器の設置面との高低差を入力可能なリモコンを備え、
上記条件判定部は、上記外気温度判定部によって上記外気温度が上記第1温度以下になっていると判定されたときに、上記リモコンで入力された上記高低差が所定高さ以上になっていると判定されたとき、上記条件が成立していると判定し、上記リモコンで入力された上記高低差が所定高さ以上になっていないと判定されたとき、上記条件が成立していないと判定する。
上記態様によれば、室外ユニットの設置面と水熱交換器の設置面との高低差が所定高さ以上になっていると判定されたとき連続運転モードでポンプが作動されるので、室外ユニット側の冷媒配管内の冷媒が水熱交換器へ流れ易い状況が生じているときに、水熱交換器内の水の凍結抑制効果を高めることができる。上記高低差が所定高さ以上になっていないと判定されたときは間欠運転モードでポンプが作動されるので、室外ユニット側の冷媒配管内の冷媒が水熱交換器へ流れ易い状況が生じていないときは、使用電力を抑制しつつ水熱交換器内の水の凍結を抑制することができる。
一態様の温水システムでは、
上記連続運転モードにおける上記ポンプの回転数は、上記間欠運転モードにおける上記ポンプの回転数よりも高い。
上記態様によれば、連続運転モードにおけるポンプの回転数は、間欠運転モードにおけるポンプの回転数よりも高くされるので、水熱交換器内の水の凍結を促進する条件が成立していると判定されたとき水熱交換器内の水の凍結を有効に抑制することができる。
本開示の第1実施形態の温水システムの回路図である。 上記温水システムの制御ブロック図である。 上記温水システムの制御を説明するためのフローチャートである。 本開示の第2実施形態の温水システムの制御ブロック図である。 上記温水システムの制御を説明するためのフローチャートである。 本開示の第3実施形態の温水システムの制御ブロック図である。 上記温水システムの制御を説明するためのフローチャートである。 本開示の第4実施形態の温水システムの制御ブロック図である。 上記温水システムの制御を説明するためのフローチャートである。
以下、本開示の温水システムを、図示の実施形態により詳細に説明する。
〔第1実施形態〕
図1は、本開示の第1実施形態の温水システムの回路図である。
上記温水システム110は、屋内に設置される貯湯ユニット1と、屋外に設置されるヒートポンプユニット2とを備えている。なお、貯湯ユニット1は、温水ユニットの一例である。また、ヒートポンプユニット2は、室外ユニットの一例である。
貯湯ユニット1は、温水を貯留する缶体11と、この缶体11に貯留される温水を生成する水熱交換器12とを有する。
缶体11の底部には、給水源Eに接続された給水配管33から分岐した一方の入水配管33aが、接続されている。これにより、貯湯ユニット1は、給水源Eの市水(水道水)を、入水配管33aを介して、缶体11の底部に導入できるようになっている。また、缶体11の底部には、循環配管34の一端が、接続されている。この循環配管34の他端は、水熱交換器12の水通路12aの一端に接続されている。また、循環配管34には、缶体11の下部内の水を水熱交換器12に送る循環ポンプ13が設けられている。なお、循環配管34,35は、水配管の一例である。
一方、缶体11の頂部には循環配管35の一端が接続されている。この循環配管35の他端は、水熱交換器12の水通路12aの他端に接続されている。これにより、循環配管35は、水熱交換器12の水通路12aを介して、循環配管34と連通している。
また、缶体11の頂部には、給湯配管36を介して、混合弁37が接続されている。この混合弁37には、給水配管33から分岐した他方の入水配管33bと、給湯端末Tとが接続されている。これにより、上記温水システム110は、缶体11の頂部から出湯された温水を、給水源Eから供給される水と混合して、給湯端末Tにおいて、所望温度の温水の供給が可能となっている。
また、貯湯ユニット1は、冷媒配管53の一端部(水熱交換器12側の端部)に取り付けられた冷媒配管温度センサ41を備えている。この冷媒配管温度センサ41は、冷媒配管53の一端部の温度を検出する。また、図示しないが、貯湯ユニット1は、外気温度センサ42、吐出管温度センサ43および空気熱交換器温度センサ44以外にも、複数の温度センサを搭載している。例えば、缶体11の側面には、鉛直方向に間隔をあけて複数の温度センサが取り付けられている。
水熱交換器12は、缶体11下に配置されて、缶体11内の水を沸き上げる沸き上げ運転中、凝縮器として働く。より詳しく説明すると、圧縮機21からの高温の冷媒(例えばHFC冷媒)が、水熱交換器12内の冷媒通路12bを通過し、水熱交換器12内の水通路12a内の水と熱交換する。これにより、缶体11からの水が水熱交換器12で温水に変わる。
ヒートポンプユニット2は、水熱交換器12を有さないが、圧縮機21と、四路切換弁22と、電動弁である膨張弁23と、空気熱交換器24と、アキュムレータ25とを有する。この圧縮機21、四路切換弁22、水熱交換器12、膨張弁23、空気熱交換器24およびアキュムレータ25は、冷媒配管51,52,…,57を介して環状に接続されている。この空気熱交換器24は、上記沸き上げ運転中、蒸発器として働く。また、図示しないが、ヒートポンプユニット2は、空気熱交換器24に空気を送る室外ファンも備える。なお、膨張弁23は、膨張機構の一例である。
上記沸き上げ運転を行う場合、圧縮機21および循環ポンプ13を駆動させる。この場合、四路切換弁22が図1の実線の状態を取り、圧縮機21から吐出された高温の冷媒は、冷媒配管51,52,…,57を実線の矢印に示すように、四路切換弁22、水熱交換器12、膨張弁23および空気熱交換器24を、この順で流れる。一方、缶体11の底部内の水は、循環配管34を介して水熱交換器12に送られる。これにより、缶体11の底部からの水は、水熱交換器12内で温水になった後、循環配管35を流れて缶体11の頂部から缶体11内に戻る。このような動作が継続されることによって、缶体11内の水が沸き上がる。
空気熱交換器24に付いた霜を除去するデフロスト運転を行う場合、四路切換弁22が図1の点線の状態に切り替えられて、圧縮機21から吐出された高温の冷媒は、冷媒配管51,52,…,57を点線の矢印に示すように、四路切換弁22、空気熱交換器24、膨張弁23および水熱交換器12を、この順で流れるようになっている。デフロスト運転を行う場合、基本的には循環ポンプ13を停止させるが、循環ポンプ13を停止させないことも可能である。
また、ヒートポンプユニット2は、外気温度を検出する外気温度センサ42と、圧縮機21から吐出される高温の冷媒を検出する吐出管温度センサ43と、空気熱交換器24の温度を検出する空気熱交換器温度センサ44とを備える。
また、貯湯ユニット1は、リモートコントローラ(以下、「リモコン」と言う。)60と、マイクロコンピュータと入出力回路などからなる制御装置100を備えている。この制御装置100は、圧縮機21および循環ポンプ13などの作動を制御する。より詳しく説明すると、制御装置100は、冷媒配管温度センサ41、外気温度センサ42、吐出管温度センサ43、空気熱交換器温度センサ44の検出信号などに基づいて、圧縮機21の起動・停止および循環ポンプ13の作動などを制御する。
図2は、上記温水システム110の制御ブロック図である。
制御装置100は、外気温度判定部100aと、条件判定部100bと、凍結防止運転制御部100cとを有する。外気温度判定部100aは、圧縮機21の停止後、外気温度センサ42によって検出された外気温度が所定の第1温度(例えばゼロ度)以下になっているか否かを判定する。条件判定部100bは、外気温度判定部100aによって、外気温度が第1温度以下になっていると判定されたとき、水熱交換器12内の水の凍結を促進する所定の条件が成立しているか否かを判定する。
本実施形態では、条件判定部100bは、外気温度センサ42によって検出された外気温度が第1温度よりも低い所定の第2温度(例えば-10度)以下になっているとき、上記条件が成立していると判定し、外気温度センサ42によって検出された外気温度が第2温度(例えば-10度)よりも高くなっているとき、上記条件が成立していないと判定する。
凍結防止運転制御部100cは、条件判定部100bによって上記条件が成立していると判定されたとき、循環ポンプ13を連続的に作動させる連続運転モードで循環ポンプ13を作動させ、条件判定部100bによって上記条件が成立していないと判定されたとき、循環ポンプ13を間欠的に作動させる間欠運転モードで循環ポンプ13を作動させる。
凍結防止運転制御部100cはまた、連続運転モードにおける循環ポンプ13の回転数を間欠運転モードにおける循環ポンプ13の回転数よりも高くする。例えば、循環ポンプ13の回転数は、連続運転モードでは5000rpmとし、間欠運転モードでは3000rpmとする。
外気温度判定部100a、条件判定部100bおよび凍結防止運転制御部100cは、それぞれ、ソフトウェアからなる。
また、制御装置100は、貯湯ユニット1およびヒートポンプユニット2に関する情報をリモコン60に送り、リモコン60の表示部に上記情報を表示させる。このリモコン60は、例えば台所に設置される。ユーザは、リモコン60を操作して、例えば、缶体11内の温水の量を増やしたり、昼間における缶体11内の水の沸き上げを停止させたりする。
上記構成の温水システム110によれば、制御装置100の凍結防止運転制御部100cは、圧縮機21の停止後、外気温度が第1温度(例えばゼロ度)以下になっていると判定された場合、循環ポンプ13を作動させる。これにより、空気熱交換器24および冷媒配管54内の冷媒が、圧縮機21の停止中(運転停止中)に水熱交換器12に向かう場合においても、水熱交換器12の水通路12aの水が、外気で冷やされた冷媒と熱交換して、水熱交換器12内の水が凍結するのを抑制できる。
仮に、圧縮機21の停止後、外気温度が第1温度(例えばゼロ度)以下になっている場合に、循環ポンプ13も停止された場合、貯湯ユニット1が設置されている室内の温度が例えば15度になる一方、ヒートポンプユニット2が設置されている室外の温度が例えば-20度になったとき、冷媒は温度が低い側に集まるため、冷媒配管53内のガス冷媒が、空気熱交換器24内に移動し、空気熱交換器24内で液化する。このとき、ヒートポンプユニット2の設置面が貯湯ユニット1の設置面よりも高い場合(例えば、両設置面の高低差が0.8m以上となっている場合)、空気熱交換器24内の液冷媒が水熱交換器12側に流れ落ちてしまう。こうなると、上記液冷媒が、水熱交換器12の水通路12a内の水と熱交換してガス化して、再び、空気熱交換器24内に戻って液化する。このような冷媒の循環が繰り返されることにより、水熱交換器12の水通路12a内の水が凍結して、水熱交換器12の破損の問題が生じてしまう。
制御装置100の凍結防止運転制御部100cは、水熱交換器12内の水の凍結を促進する条件が成立していると判定されたとき連続運転モードで循環ポンプ13を作動させ、水熱交換器12内の水の凍結を促進する条件が成立していないと判定されたとき間欠運転モードで循環ポンプ13を作動させる。その結果、水熱交換器12内の水の凍結を促進する条件の成立又は不成立に応じた循環ポンプ13の作動によって、使用電力を抑制しつつ水熱交換器12内の水の凍結を抑制することができる。
従来、温水システム110は、圧縮機21の停止後、循環ポンプ13を停止させて温水の温度低下や使用電力などを抑制するようにしていた。
以下、図3のフローチャートにしたがって、水熱交換器12内の水の凍結を抑制する循環ポンプ13の作動制御について説明する。
上記循環ポンプ13の作動制御がスタートすると、圧縮機21および循環ポンプ13が駆動された状態において、ステップS11で、圧縮機21が停止したか否かを判定する。このステップS11で、圧縮機21が停止したと判定されると、次のステップS12に進む一方、圧縮機21が停止していないと判定されると、再度、ステップS11の判定を行う。すなわち、ステップS11は、圧縮機21が停止したと判定されるまで、繰り返される。
次に、ステップS12で、外気温度センサ42によって検出された外気温度が、第1温度(例えばゼロ度)以下であるか否かを判定する。このステップS12で、外気温度が第1温度以下であると判定されると、次のステップS13に進む。一方、ステップS12で、外気温度が第1温度以下でないと判定されると、ステップS16に進み、循環ポンプ13を停止させる。なお、ステップS12は、外気温度判定部100aによって行われる。
ステップS13では、水熱交換器12内の水の凍結を促進する所定の条件が成立しているか否かを判定する。本実施形態では、水熱交換器12内の水の凍結を促進する条件として、外気温度センサ42によって検出された外気温度が第1温度よりも低い所定の第2温度(例えば-10度)以下になっていることを用いる。ステップS13では、外気温度が第2温度以下になっているとき上記条件が成立していると判定し、外気温度が第2温度よりも高くなっているとき上記条件が成立していないと判定する。なお、ステップS13は、条件判定部100bによって行われる。
ステップS13で、外気温度が第2温度以下になっており、水熱交換器12内の水の凍結を促進する条件が成立していると判定されると、次のステップS14に進む。ステップS14では、循環ポンプ13を連続的に作動させる連続運転モードで循環ポンプ13を作動させる。
一方、ステップS13で、外気温度が第2温度より高くなっており、水熱交換器12内の水の凍結を促進する条件が成立していないと判定されると、次のステップS15に進む。ステップS15では、循環ポンプ13を間欠的に作動させる間欠運転モードで循環ポンプ13を作動させる。循環ポンプ13の回転数は、連続運転モードでは間欠運転モードよりも高くする。なお、ステップS14,S15,S16は、凍結防止運転制御部100cによって行われる。
このように、本実施形態の温水システム110は、圧縮機21の停止後、外気温度が第1温度以下になっていると判定された場合、ポンプ13を作動させるので、空気熱交換器24および冷媒配管54内の冷媒が、圧縮機21の停止中(運転停止中)に膨張弁23を通過して水熱交換器12に向かう場合においても、水熱交換器12内の水が凍結するのを抑制できる。
水熱交換器12内の水の凍結を促進する条件が成立していると判定されたとき連続運転モードでポンプ13を作動させ、水熱交換器12内の水の凍結を促進する条件が成立していないと判定されたとき間欠運転モードでポンプ13を作動させるので、水熱交換器12内の水の凍結を促進する条件が成立していないときにも連続運転モードでポンプ13を作動させる場合に比して、使用電力を抑制しつつ水熱交換器12内の水が凍結するのを抑制できる。
また、外気温度が第1温度よりも低い所定の第2温度以下になっているとき連続運転モードでポンプ13が作動されるので、水熱交換器12内の水の凍結抑制効果を高めることができる。外気温度が第2温度よりも高くなっているときは間欠運転モードでポンプ13が作動されるので、使用電力を抑制しつつ水熱交換器12内の水の凍結を抑制することができる。
また、連続運転モードにおけるポンプ13の回転数は、間欠運転モードにおけるポンプ13の回転数よりも高くされるので、水熱交換器12内の水の凍結を促進する条件が成立していると判定されたとき水熱交換器12内の水の凍結を有効に抑制することができる。
また、ヒートポンプユニット2は、ドレンパンヒータおよび防雪フードの少なくとも一方を備えるようにしてもよい。このドレンパンヒータは、外気温度が所定温度(例えば2度)以下になると、オンされる。
本実施形態では、缶体11および水熱交換器12を有する貯湯ユニット1を温水ユニットの一例として用い、水熱交換器12を有するが、缶体11を有さないユニットを温水ユニットの一例として用いてもよい。
本実施形態では、缶体11内の温水は、給湯端末Tに供給されていたが、風呂水を追い焚きするための水熱交換器に供給されてもよいし、例えば床暖房機器などの暖房端末に供給されてもよい。
本実施形態では、貯湯ユニット1は、冷媒配管温度センサ41は、冷媒配管53の一端部に取り付けられていたが、冷媒配管53の他の部分に取り付けられてもよい。
本実施形態では、水熱交換器12は、缶体11下に配置されていたが、例えば、缶体11上に配置されてもよい。
本実施形態では、四路切換弁22は、ヒートポンプユニット2に搭載されていたが、ヒートポンプユニット2に搭載されないようにしてもよい。
本実施形態では、第1温度は、例えばゼロ度としていたが、氷点下の温度にしてもよい。第2温度は、例えば-10度としていたが、第1温度より低い、氷点下の-10度以外の温度にしてもよい。
〔第2実施形態〕
図4は、本開示の第2実施形態の温水システムの制御ブロック図である。この図4と以下の説明とにおいて、上記第1実施形態の構成部と同一構成部は、上記第1実施形態の構成部の参照番号と同一参照番号を付して説明を省略する。
上記第2実施形態の温水システム210は、時間を計測するタイマ71と、制御装置200とを備えている点で、上記第1実施形態の温水システム110とは異なる。
制御装置200は、外気温度判定部200aと、条件判定部200bと、凍結防止運転制御部200cとを有する。外気温度判定部200aは、圧縮機21の停止後、外気温度センサ42によって検出された外気温度が所定の第1温度(例えばゼロ度)以下になっているか否かを判定する。条件判定部200bは、外気温度判定部200aによって、外気温度が第1温度以下になっていると判定されたとき、水熱交換器12内の水の凍結を促進する所定の条件が成立しているか否かを判定する。
本実施形態では、条件判定部200bは、タイマ71を用いて、外気温度センサ42によって検出された外気温度が第1温度よりも低い所定の第2温度(例えば-10度)以下になっている状態が所定時間(例えば1時間)継続しているとき、上記条件が成立していると判定し、外気温度センサ42によって検出された外気温度が第2温度(例えば-10度)以下になっている状態が所定時間(例えば1時間)継続していないとき、上記条件が成立していないと判定する。
凍結防止運転制御部200cは、条件判定部200bによって上記条件が成立していると判定されたとき、連続運転モードで循環ポンプ13を作動させ、条件判定部200bによって上記条件が成立していないと判定されたとき、間欠運転モードで循環ポンプ13を作動させる。凍結防止運転制御部200cはまた、連続運転モードにおける循環ポンプ13の回転数を間欠運転モードにおける循環ポンプ13の回転数よりも高くする。
外気温度判定部200a、条件判定部200bおよび凍結防止運転制御部200cは、それぞれ、ソフトウェアからなる。
以下、図5のフローチャートにしたがって、水熱交換器12内の水の凍結を抑制する循環ポンプ13の作動制御について説明する。
上記循環ポンプ13の作動制御がスタートすると、圧縮機21および循環ポンプ13が駆動された状態において、ステップS21で、圧縮機21が停止したか否かを判定し、圧縮機21が停止したと判定されると、次のステップS22に進む一方、圧縮機21が停止していないと判定されると、再度、ステップS21の判定を行う。
次に、ステップS22で、外気温度センサ42によって検出された外気温度が、第1温度(例えばゼロ度)以下であるか否かを判定し、外気温度が第1温度以下であると判定されると、次のステップS23に進む一方、外気温度が第1温度以下でないと判定されると、ステップS26に進んで循環ポンプ13を停止させる。なお、ステップS22は、外気温度判定部200aによって行われる。
ステップS23では、水熱交換器12内の水の凍結を促進する所定の条件が成立しているか否かを判定する。本実施形態では、水熱交換器12内の水の凍結を促進する条件として、外気温度センサ42によって検出された外気温度が第1温度よりも低い所定の第2温度(例えば-10度)以下になっている状態が所定時間(例えば1時間)継続していることを用いる。ステップS23では、外気温度が第2温度以下になっている状態が所定時間継続しているとき上記条件が成立していると判定し、外気温度が第2温度以下になっている状態が所定時間継続していないとき、上記条件が成立していないと判定する。なお、ステップS23は、条件判定部200bによって行われる。
ステップS23で、外気温度が第2温度以下になっている状態が所定時間継続し、水熱交換器12内の水の凍結を促進する条件が成立していると判定されると、ステップS24に進んで連続運転モードで循環ポンプ13を作動させる。
一方、ステップS23で、外気温度が第2温度以下になっている状態が所定時間継続しておらず、水熱交換器12内の水の凍結を促進する条件が成立していないと判定されると、ステップS25に進んで間欠運転モードで循環ポンプ13を作動させる。循環ポンプ13の回転数は、連続運転モードでは間欠運転モードよりも高くする。なお、ステップS24,S25,S26は、凍結防止運転制御部200cによって行われる。
このように、本実施形態の温水システム210についても、圧縮機21の停止後、外気温度が第1温度以下になっていると判定された場合、ポンプ13を作動させるので、空気熱交換器24および冷媒配管54内の冷媒が、圧縮機21の停止中(運転停止中)に膨張弁23を通過して水熱交換器12に向かう場合においても、水熱交換器12内の水が凍結するのを抑制できる。
水熱交換器12内の水の凍結を促進する条件が成立していると判定されたとき連続運転モードでポンプ13を作動させ、水熱交換器12内の水の凍結を促進する条件が成立していないと判定されたとき間欠運転モードでポンプ13を作動させるので、使用電力を抑制しつつ水熱交換器12内の水が凍結するのを抑制できる。
また、外気温度が第2温度以下になっている状態が所定時間継続しているとき連続運転モードでポンプ13が作動され、外気温度が第2温度以下になっている状態が所定時間継続していないとき間欠運転モードでポンプ13が作動されるので、使用電力を有効に抑制しつつ水熱交換器12内の水の凍結を抑制することができる。
上記第2実施形態では、タイマ71は、制御装置200外に設けられていたが、制御装置200内に設けられるようにしてもよい。このようにする場合、タイマ71は、外気温度判定部200aなどと同様にソフトウェアで構成してもよい。すなわち、条件判定部200bが用いるタイマは、ハードウェアからなってもよいし、ソフトウェアからなってもよい。
〔第3実施形態〕
図6は、本開示の第3実施形態の温水システムの制御ブロック図である。この図6と以下の説明とにおいて、上記第1実施形態の構成部と同一構成部は、上記第1実施形態の構成部の参照番号と同一参照番号を付して説明を省略する。
上記第3実施形態の温水システム310は、制御装置300を備えている点で、上記第1実施形態の温水システム110とは異なる。
制御装置300は、外気温度判定部300aと、条件判定部300bと、凍結防止運転制御部300cとを有する。外気温度判定部300aは、圧縮機21の停止後、外気温度センサ42によって検出された外気温度が所定の第1温度(例えばゼロ度)以下になっているか否かを判定する。条件判定部300bは、外気温度判定部300aによって、外気温度が第1温度以下になっていると判定されたとき、水熱交換器12内の水の凍結を促進する所定の条件が成立しているか否かを判定する。
本実施形態では、条件判定部300bは、冷媒配管温度センサ41によって検出された冷媒配管53の温度が所定の第3温度(例えば-10度)以下になっているとき、上記条件が成立していると判定し、冷媒配管温度センサ41によって検出された冷媒配管53の温度が第3温度(例えば-10度)よりも高くなっているとき、上記条件が成立していないと判定する。
凍結防止運転制御部300cは、条件判定部300bによって上記条件が成立していると判定されたとき、連続運転モードで循環ポンプ13を作動させ、条件判定部200bによって上記条件が成立していないと判定されたとき、間欠運転モードで循環ポンプ13を作動させる。凍結防止運転制御部300cはまた、連続運転モードにおける循環ポンプ13の回転数を間欠運転モードにおける循環ポンプ13の回転数よりも高くする。
外気温度判定部300a、条件判定部300bおよび凍結防止運転制御部300cは、それぞれ、ソフトウェアからなる。
以下、図7のフローチャートにしたがって、水熱交換器12内の水の凍結を抑制する循環ポンプ13の作動制御について説明する。
上記循環ポンプ13の作動制御がスタートすると、圧縮機21および循環ポンプ13が駆動された状態において、ステップS31で、圧縮機21が停止したか否かを判定し、圧縮機21が停止したと判定されると、次のステップS32に進む一方、圧縮機21が停止していないと判定されると、再度、ステップS31の判定を行う。
次に、ステップS32で、外気温度センサ42によって検出された外気温度が、第1温度(例えばゼロ度)以下であるか否かを判定し、外気温度が第1温度以下であると判定されると、次のステップS33に進む一方、外気温度が第1温度以下でないと判定されると、ステップS36に進んで循環ポンプ13を停止させる。なお、ステップS32は、外気温度判定部300aによって行われる。
ステップS33では、水熱交換器12内の水の凍結を促進する所定の条件が成立しているか否かを判定する。本実施形態では、水熱交換器12内の水の凍結を促進する条件として、冷媒配管温度センサ41によって検出された冷媒配管53の温度が所定の第3温度(例えば-10度)以下になっていることを用いる。ステップS33では、冷媒配管53の温度が第3温度以下になっているとき上記条件が成立していると判定し、冷媒配管温度センサ41によって検出された冷媒配管53の温度が第3温度よりも高くなっているとき上記条件が成立していないと判定する。なお、ステップS33は、条件判定部300bによって行われる。
ステップS33で、冷媒配管53の温度が第3温度以下になっており、水熱交換器12内の水の凍結を促進する条件が成立していると判定されると、ステップS34に進んで連続運転モードで循環ポンプ13を作動させる。
一方、ステップS33で、冷媒配管53の温度が第3温度以下になっておらず、水熱交換器12内の水の凍結を促進する条件が成立していないと判定されると、ステップS35に進んで間欠運転モードで循環ポンプ13を作動させる。循環ポンプ13の回転数は、連続運転モードでは間欠運転モードよりも高くする。なお、ステップS34,S35,S36は、凍結防止運転制御部300cによって行われる。
このように、本実施形態の温水システム310についても、圧縮機21の停止後、外気温度が第1温度以下になっていると判定された場合、ポンプ13を作動させるので、空気熱交換器24および冷媒配管54内の冷媒が、圧縮機21の停止中(運転停止中)に膨張弁23を通過して水熱交換器12に向かう場合においても、水熱交換器12内の水が凍結するのを抑制できる。
水熱交換器12内の水の凍結を促進する条件が成立していると判定されたとき連続運転モードでポンプ13を作動させ、水熱交換器12内の水の凍結を促進する条件が成立していないと判定されたとき間欠運転モードでポンプ13を作動させるので、使用電力を抑制しつつ水熱交換器12内の水が凍結するのを抑制できる。
また、冷媒配管53の温度が第3温度以下になっているとき連続運転モードでポンプ13が作動され、冷媒配管53の温度が第3温度よりも高くなっているとき間欠運転モードでポンプ13が作動されるので、水熱交換器12内の水の氷結抑制効果の信頼性を高めることができる。
〔第4実施形態〕
図8は、本開示の第4実施形態の温水システムの制御ブロック図である。この図8と以下の説明とにおいて、上記第1実施形態の構成部と同一構成部は、上記第1実施形態の構成部の参照番号と同一参照番号を付して説明を省略する。
上記第4実施形態の温水システム410は、制御装置400と、リモコン460とを備えている点で、上記第1実施形態の温水システム110とは異なる。このリモコン460は、上記第1実施形態のリモコン60に加え、ヒートポンプユニット2が水熱交換器12よりも高く設置されるとき、ヒートポンプユニット2の設置面と水熱交換器12の設置面との高低差を入力可能になっている。
制御装置400は、外気温度判定部400aと、条件判定部400bと、凍結防止運転制御部400cとを有する。外気温度判定部400aは、圧縮機21の停止後、外気温度センサ42によって検出された外気温度が所定の第1温度(例えばゼロ度)以下になっているか否かを判定する。条件判定部400bは、外気温度判定部400aによって、外気温度が第1温度以下になっていると判定されたとき、水熱交換器12内の水の凍結を促進する所定の条件が成立しているか否かを判定する。
本実施形態では、条件判定部400bは、リモコン460で入力された高低差が所定高さ(例えば0.8m)以上になっていると判定されたとき、上記条件が成立していると判定し、リモコン460で入力された高低差が所定高さ(例えば0.8m)以上になっていないと判定されたとき、上記条件が成立していないと判定する。
凍結防止運転制御部400cは、条件判定部400bによって上記条件が成立していると判定されたとき、連続運転モードで循環ポンプ13を作動させ、条件判定部400bによって上記条件が成立していないと判定されたとき、間欠運転モードで循環ポンプ13を作動させる。凍結防止運転制御部400cはまた、連続運転モードにおける循環ポンプ13の回転数を間欠運転モードにおける循環ポンプ13の回転数よりも高くする。
外気温度判定部400a、条件判定部400bおよび凍結防止運転制御部400cは、それぞれ、ソフトウェアからなる。
以下、図9のフローチャートにしたがって、水熱交換器12内の水の凍結を抑制する循環ポンプ13の作動制御について説明する。
上記循環ポンプ13の作動制御がスタートすると、圧縮機21および循環ポンプ13が駆動された状態において、ステップS41で、圧縮機21が停止したか否かを判定し、圧縮機21が停止したと判定されると、次のステップS42に進む一方、圧縮機21が停止していないと判定されると、再度、ステップS41の判定を行う。
次に、ステップS42で、外気温度センサ42によって検出された外気温度が、第1温度(例えばゼロ度)以下であるか否かを判定し、外気温度が第1温度以下であると判定されると、次のステップS43に進む一方、外気温度が第1温度以下でないと判定されると、ステップS46に進んで循環ポンプ13を停止させる。なお、ステップS42は、外気温度判定部400aによって行われる。
ステップS43では、水熱交換器12内の水の凍結を促進する所定の条件が成立しているか否かを判定する。本実施形態では、水熱交換器12内の水の凍結を促進する条件として、リモコン460で入力された高低差が所定高さ(例えば0.8m)以上になっていることを用いる。ステップS43では、リモコン460で入力された高低差が所定高さ以上になっているとき上記条件が成立していると判定し、リモコン460で入力された高低差が所定高さ以上になっていないとき上記条件が成立していないと判定する。なお、ステップS43は、条件判定部400bによって行われる。
ステップS43で、リモコン460で入力された高低差が所定高さ以上になっており、水熱交換器12内の水の凍結を促進する条件が成立していると判定されると、ステップS44に進んで連続運転モードで循環ポンプ13を作動させる。
一方、ステップS43で、リモコン460で入力された高低差が所定高さ以上になっておらず、水熱交換器12内の水の凍結を促進する条件が成立していないと判定されると、ステップS45に進んで間欠運転モードで循環ポンプ13を作動させる。循環ポンプ13の回転数は、連続運転モードでは間欠運転モードよりも高くする。なお、ステップS44,S45,S46は、凍結防止運転制御部400cによって行われる。
このように、本実施形態の温水システム410についても、圧縮機21の停止後、外気温度が第1温度以下になっていると判定された場合、ポンプ13を作動させるので、空気熱交換器24および冷媒配管54内の冷媒が、圧縮機21の停止中(運転停止中)に膨張弁23を通過して水熱交換器12に向かう場合においても、水熱交換器12内の水が凍結するのを抑制できる。
水熱交換器12内の水の凍結を促進する条件が成立していると判定されたとき連続運転モードでポンプ13を作動させ、水熱交換器12内の水の凍結を促進する条件が成立していないと判定されたとき間欠運転モードでポンプ13を作動させるので、使用電力を抑制しつつ水熱交換器12内の水が凍結するのを抑制できる。
また、室外ユニット2の設置面と水熱交換器12の設置面との高低差が所定高さ以上になっていると判定されたとき連続運転モードでポンプ13が作動されるので、室外ユニット2側の冷媒配管54内の冷媒が水熱交換器12へ流れ易い状況が生じているときに、水熱交換器12内の水の凍結抑制効果を高めることができる。上記高低差が所定高さ以上になっていないと判定されたときは間欠運転モードでポンプ13が作動されるので、室外ユニット2側の冷媒配管54内の冷媒が水熱交換器12へ流れ易い状況が生じていないときは、使用電力を抑制しつつ水熱交換器12内の水の凍結を抑制することができる。
前述した各実施形態では、連続運転モードにおけるポンプ13の回転数は、間欠運転モードにおけるポンプ13の回転数よりも高く設定されているが、連続運転モードにおけるポンプ13の回転数を間欠運転モードにおけるポンプ13の回転数と同一にすることも可能である。
本開示は、例示された実施の形態に限定されるものではなく、本開示の要旨を逸脱しない範囲において、種々の改良及び設計上の変更が可能である。
1 貯湯ユニット
2 ヒートポンプユニット
11 缶体
12 水熱交換器
13 ポンプ
21 圧縮機
22 四路切換弁
23 膨張弁
24 空気熱交換器
25 アキュムレータ
34,35 循環配管
41 冷媒配管温度センサ
42 外気温度センサ
51,52,…,57 冷媒配管
60,460 リモコン
71 タイマ
100,200,300,400 制御装置
100a,200a,300a,400a 外気温度判定部
100b,200b,300b,400b 条件判定部
100c,200c,300c,400c 凍結防止運転制御部
110,210,310,410 温水システム

Claims (3)

  1. 水配管(34,35)に接続されて温水を生成する水熱交換器(12)と、上記水配管(34,35)に設けられたポンプ(13)とを有する温水ユニット(1)と、
    冷媒配管(51,52,…,57)で上記水熱交換器(12)と共に環状に接続される圧縮機(21)、空気熱交換器(24)および膨張機構(23)を有する室外ユニット(2)と、
    上記ポンプ(13)の作動を制御する制御装置(100,200,300,400)と、
    外気温度を検出する外気温度センサ(42)と
    上記冷媒配管(53)の温度を検出する冷媒配管温度センサ(41)と
    を備え、
    上記制御装置(100,200,300,400)は、
    上記圧縮機(21)の停止後、上記外気温度センサ(42)によって検出された上記外気温度が所定の第1温度以下になっているか否かを判定する外気温度判定部(100a,200a,300a,400a)と、
    上記外気温度判定部(100a,200a,300a,400a)によって上記外気温度が上記第1温度以下になっていると判定されたとき、上記水熱交換器(12)内の水の凍結を促進する所定の条件が成立しているか否かを判定する条件判定部(100b,200b,300b,400b)と、
    上記条件判定部(100b,200b,300b,400b)によって上記条件が成立していると判定されたとき、上記ポンプ(13)を連続的に作動させる連続運転モードで上記ポンプ(13)を作動させ、上記条件判定部(100b,200b,300b,400b)によって上記条件が成立していないと判定されたとき、上記ポンプ(13)を間欠的に作動させる間欠運転モードで上記ポンプ(13)を作動させる凍結防止運転制御部(100c,200c,300c,400c)とを有し、
    上記条件判定部(300b)は、上記外気温度判定部(300a)によって上記外気温度が上記第1温度以下になっていると判定されたときに、上記冷媒配管温度センサ(41)によって検出された上記冷媒配管(53)の温度が所定の第3温度以下になっているとき、上記条件が成立していると判定し、上記冷媒配管温度センサ(41)によって検出された上記冷媒配管(53)の温度が上記第3温度よりも高くなっているとき、上記条件が成立していないと判定する
    ことを特徴とする温水システム(110,210,310,410)。
  2. 水配管(34,35)に接続されて温水を生成する水熱交換器(12)と、上記水配管(34,35)に設けられたポンプ(13)とを有する温水ユニット(1)と、
    冷媒配管(51,52,…,57)で上記水熱交換器(12)と共に環状に接続される圧縮機(21)、空気熱交換器(24)および膨張機構(23)を有する室外ユニット(2)と、
    上記ポンプ(13)の作動を制御する制御装置(100,200,300,400)と、
    外気温度を検出する外気温度センサ(42)と
    を備え、
    上記制御装置(100,200,300,400)は、
    上記圧縮機(21)の停止後、上記外気温度センサ(42)によって検出された上記外気温度が所定の第1温度以下になっているか否かを判定する外気温度判定部(100a,200a,300a,400a)と、
    上記外気温度判定部(100a,200a,300a,400a)によって上記外気温度が上記第1温度以下になっていると判定されたとき、上記水熱交換器(12)内の水の凍結を促進する所定の条件が成立しているか否かを判定する条件判定部(100b,200b,300b,400b)と、
    上記条件判定部(100b,200b,300b,400b)によって上記条件が成立していると判定されたとき、上記ポンプ(13)を連続的に作動させる連続運転モードで上記ポンプ(13)を作動させ、上記条件判定部(100b,200b,300b,400b)によって上記条件が成立していないと判定されたとき、上記ポンプ(13)を間欠的に作動させる間欠運転モードで上記ポンプ(13)を作動させる凍結防止運転制御部(100c,200c,300c,400c)とを有し
    上記室外ユニット(2)が上記水熱交換器(12)よりも高く設置されるとき、上記室外ユニット(2)の設置面と上記水熱交換器(12)の設置面との高低差を入力可能なリモコン(460)を備え、
    上記条件判定部(400b)は、上記外気温度判定部(400a)によって上記外気温度が上記第1温度以下になっていると判定されたときに、上記リモコン(460)で入力された上記高低差が所定高さ以上になっていると判定されたとき、上記条件が成立していると判定し、上記リモコン(460)で入力された上記高低差が所定高さ以上になっていないと判定されたとき、上記条件が成立していないと判定する、
    ことを特徴とする温水システム(410)。
  3. 請求項1または2に記載の温水システム(110,210,310,410)において、
    上記連続運転モードにおける上記ポンプ(13)の回転数は、上記間欠運転モードにおける上記ポンプ(13)の回転数よりも高い、
    ことを特徴とする温水システム(110,210,310,410)。
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