JP7230917B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Description

本発明は、タイヤ内面に吸音材が貼り付けられた空気入りタイヤに関し、更に詳しくは、重量アンバランスを補正する補正体を配置することにより、タイヤのバランスの悪化を抑制することを可能にした空気入りタイヤに関する。
内圧や温度等のタイヤ内部情報を取得するセンサを含むセンサユニットをタイヤ内腔に設置することが行われている(例えば、特許文献1,2参照)。しかしながら、タイヤ内面に帯状の吸音材を貼り付けた空気入りタイヤに対してセンサユニットを取り付ける場合、センサユニットの取付位置が限定されると共に、そのセンサユニットの取付位置によってはタイヤのバランスが悪化するという問題がある。
日本国特許第6272225号公報 日本国特表2016-505438号公報
本発明の目的は、重量アンバランスを補正する補正体を配置することにより、タイヤのバランスの悪化を抑制することを可能にした空気入りタイヤを提供することにある。
上記目的を達成するための空気入りタイヤは、トレッド部の内面にタイヤ周方向に沿って少なくとも1つの帯状の吸音材が貼り付けられ、該吸音材を含むタイヤ全体の周上で重量が最も軽い位置である軽点に対応する範囲において重量アンバランスを補正する補正体がタイヤ内面に対して固定され、前記軽点に対応する範囲はタイヤ本体の中心軸の廻りに前記軽点に対して±60°の領域である
本発明では、トレッド部の内面にタイヤ周方向に沿って少なくとも1つの帯状の吸音材が貼り付けられ、吸音材を含むタイヤ全体の周上で重量が最も軽い位置である軽点に対応する範囲において重量アンバランスを補正する補正体がタイヤ内面に対して固定されているので、吸音材を備える空気入りタイヤの周上で重量が最も軽くなる位置に補正体が付加されており、その補正体によってタイヤのバランスの悪化を抑制することができる。
本発明では、吸音材は2つであり、これら吸音材は互いにタイヤ幅方向に離間して配置されていることが好ましい。タイヤ内面に複数の吸音材を配置する場合、吸音材同士の接触を避け、吸音材の損傷を防止することができる。
本発明では、補正体は吸音材のタイヤ幅方向の間に配置されていることが好ましい。これにより、リム組み時における補正体の損傷を防止することができる。
本発明では、吸音材を構成する第一吸音材はタイヤ赤道線上にある陸部のタイヤ幅方向の一方側の端部からタイヤ幅方向の他方側に向かって陸部の幅の40%の位置よりもタイヤ幅方向の一方側に配置され、吸音材を構成する第二吸音材は陸部のタイヤ幅方向の他方側の端部からタイヤ幅方向の一方側に向かって陸部の幅の40%の位置よりもタイヤ幅方向の他方側に配置され、かつ、吸音材を構成する第一吸音材と第二吸音材とは陸部の幅の60%以上離間していることが好ましい。タイヤ内面に複数の吸音材を配置する場合には、ショルダー部に対応する領域付近にも吸音材を配置する必要が生じ、そのような部位に配置した吸音材において高速耐久性を十分に確保できないことがある。上述のようにタイヤ内面に複数の吸音材を配置することで、高速走行時においてタイヤ幅方向中央部での蓄熱を効果的に抑制し、高速耐久性を高めることができる。
本発明では、補正体は接地端よりタイヤ幅方向内側に配置されていることが好ましい。これにより、タイヤ内面と補正体との接着性を効果的に改善することができる。特に、補正体がトレッド部の摩耗量を検出するセンサを含むセンサユニットの場合、そのセンサがタイヤ情報を正確に取得することができる。
本発明では、吸音材と補正体とのタイヤ幅方向の離間距離は5mm以上であることが好ましい。これにより、吸音材と補正体との接触を避け、吸音材又は補正体の損傷を防止することができる。
本発明では、少なくとも補正体の固定領域において蛍光X線分析法で検出される離型剤のケイ素の量が10.0重量%以下であることが好ましい。或いは、少なくとも補正体の固定領域において電子顕微鏡で検出される離型剤の厚さが100μm以下であることが好ましい。このように微量の離型剤をタイヤ内面に付着させた場合、離型剤がタイヤ内面からの空気の透過を阻害し、空気保持性が良化する一方で、タイヤ内面と補正体との接着性を十分に確保することができる。
本発明では、補正体は接着層を介してタイヤ内面に固定され、接着層の接着強度は0.4N/mm2~100N/mm2の範囲であることが好ましい。これにより、接着層の接着強度を良好に保ちつつ、補正体の設置作業を容易に行うことができる。接着層の接着強度(引張せん断接着強さ)は、JIS-K6850、JIS-Z0237のいずれかに準拠するものであり、標準状態(23℃、RH50%)において測定される接着強度である。
本発明では、接着層はシアノアクリレート系の接着剤からなることが好ましい。これにより、補正体の設置作業の時間を短くすることができる。
本発明では、補正体はタイヤ内面に直接に接着されていることが好ましい。これにより、補正体がトレッド部の摩耗量を検出するセンサを含むセンサユニットの場合、そのセンサがタイヤ情報を正確に取得することができる。
本発明では、補正体とタイヤ内面との間に台座が挿入されていることが好ましい。これにより、台座の素材としてタイヤ変形に追従可能なものを使用した場合、そのタイヤ変形による補正体の剥がれを防止することができる。
本発明では、補正体の固定領域におけるタイヤ内面粗さとして、算術平均高さSaが0.3μm~15.0μmの範囲であると共に、最大高さSzが2.5μm~60.0μmの範囲であることが好ましい。これにより、タイヤ内面と接着層との接着面積を大きくすることができ、タイヤ内面と補正体との接着性を効果的に改善することができる。タイヤ内面粗さは、ISO25178に準拠して測定されるものである。算術平均高さSaは、表面の平均面に対して各点の高さの差の絶対値の平均であり、最大高さSzは、表面の最も高い点から最も低い点までの高さ方向の距離である。
本発明では、補正体はタイヤ情報を取得するためのセンサユニットであることが好ましい。このような補正体は、タイヤの重量アンバランスを補正する補正体として機能しながら、タイヤ情報を取得するセンサユニットとしても機能することができる。
本発明において、接地端とは、タイヤを正規リムにリム組みして正規内圧を充填した状態で平面上に垂直に置いて正規荷重を加えたときのタイヤ軸方向の端部である。「正規リム」とは、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、当該規格がタイヤ毎に定めるリムであり、例えば、JATMAであれば標準リム、TRAであれば“Design Rim”、或いはETRTOであれば“Measuring Rim”とする。「正規内圧」とは、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、各規格がタイヤ毎に定めている空気圧であり、JATMAであれば最高空気圧、TRAであれば表“TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES”に記載の最大値、ETRTOであれば“INFLATION PRESSURE”であるが、タイヤが乗用車である場合には250kPaとする。「正規荷重」は、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、各規格がタイヤ毎に定めている荷重であり、JATMAであれば最大負荷能力、TRAであれば表“TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES”に記載の最大値、ETRTOであれば“LOAD CAPACITY”であるが、タイヤが乗用車である場合には前記荷重の80%に相当する荷重とする。
図1は本発明の実施形態からなる空気入りタイヤを示す斜視断面図である。 図2は本発明の実施形態からなる空気入りタイヤを示す断面図である。 図3は本発明の実施形態からなる空気入りタイヤの一部を拡大して示す断面図である。 図4は本発明の実施形態からなる空気入りタイヤの変形例を拡大して示す断面図である。 図5は本発明の実施形態からなる空気入りタイヤの他の変形例を示す断面図である。 図6は本発明の実施形態からなる空気入りタイヤの他の変形例を拡大して示す断面図である。 図7(a)~(d)はそれぞれ本発明の実施形態からなる空気入りタイヤの他の変形例を示す斜視断面図である。 図8(a)~(c)はそれぞれ本発明の実施形態からなる空気入りタイヤの他の変形例を示す断面図である。
以下、本発明の構成について添付の図面を参照しながら詳細に説明する。図1~3は本発明の実施形態からなる空気入りタイヤを示すものである。図1において、本実施形態の空気入りタイヤは、タイヤ周方向に延在して環状をなすトレッド部1と、トレッド部1の両側に配置された一対のサイドウォール部2と、これらサイドウォール部2のタイヤ径方向内側に配置された一対のビード部3とを備えている。そして、トレッド部1とサイドウォール部2とビード部3とで囲まれた空洞部4には帯状の吸音材6が装着されている。この吸音材6はタイヤ内面5のトレッド部1に対応する領域に配置されている。
吸音材6は、タイヤ内面5のトレッド部1に対応する領域にタイヤ周方向に沿って接着層7を介して固定されている。吸音材6は、連続気泡を有する多孔質材料から構成され、その多孔質構造に基づく所定の吸音特性を有している。吸音材6の多孔質材料としては発泡ポリウレタンを用いると良い。一方、接着層7は、特に限定されるものではなく、例えば、接着剤や両面接着テープを使用することができる。
上記空気入りタイヤにおいて、タイヤ内面5には重量アンバランスを補正するための補正体10が固定されている。タイヤ内面5に固定される補正体10は、吸音材6を含むタイヤ全体の軽点Pに対応する範囲に配置されている。軽点Pとは、吸音材6を含むタイヤ全体の周上で重量が最も軽い位置であり、タイヤ全体の軽点Pに対応する範囲とは、タイヤ本体の中心軸の廻りに軽点Pに対して±60°の領域R(図2参照)である。好ましくは、タイヤ本体の中心軸の廻りに軽点Pに対して±30°の領域Rである。補正体10と吸音材6とは接触しておらず、互いに離間して配置されている。補正体10とタイヤ内面5との間には接着層8があり、補正体10は接着層8を介してタイヤ内面5に接着されている。
接着層8は、液状の接着剤又は両面接着テープから構成される。接着剤としては、エポキシ樹脂又はウレタン樹脂を含む反応硬化型の接着剤を例示することができる。特に、接着層8は、補正体10をタイヤ内面5に設置する作業時間を短縮するため、シアノアクリレート系の接着剤(瞬間接着剤)から構成されると良い。
補正体10は、特に限定されるものではなく、重量アンバランスを補正可能な程度の重量を有するものであれば良い。補正体10としては、タイヤ情報を取得するためのセンサを有するセンサユニットや、吸音材6とは別のメカニズムで空洞共鳴音を低減することが可能な装置を例示することができる。特に、補正体10がセンサユニットである場合、補正体10は、タイヤの重量アンバランスを補正する補正体としての機能と、タイヤ情報を取得するセンサユニットとしての機能とを有する。
図3に示すように、補正体10(センサユニット20)は筐体21と電子部品22とを含むものである。筐体21は中空構造を有し、その内部に電子部品22を収容する。電子部品22は、タイヤ情報を取得するためのセンサ23、送信機、受信機、制御回路及びバッテリー等を適宜含むように構成される。センサ23により取得されるタイヤ情報としては、空気入りタイヤの内部温度や内圧やトレッド部1の摩耗量等を挙げることができる。例えば、内部温度や内圧の測定には温度センサや圧力センサが使用される。トレッド部1の摩耗量を検出する場合、センサ23として、タイヤ内面5に当接する圧電センサを用いることができ、その圧電センサが走行時のタイヤの変形に応じた出力電圧を検出し、その出力電圧に基づいてトレッド部1の摩耗量を検出する。それ以外に、加速度センサや磁気センサを使用することも可能である。また、センサユニット20は、センサ23により取得されたタイヤ情報をタイヤ外部に送信するよう構成されている。なお、図3に示すセンサユニット20の内部構造はセンサユニットの一例を示すものであり、これに限定されるものではない。
上述した空気入りタイヤでは、吸音材6を含むタイヤ全体の軽点Pに対応する範囲において重量アンバランスを補正する補正体10がタイヤ内面5に対して固定されているので、吸音材6を備える空気入りタイヤの周上で重量が最も軽くなる位置に補正体10が付加されており、その補正体10によってタイヤのバランスの悪化を抑制することができる。
図1~3において、補正体10(センサユニット20)は接地端よりタイヤ幅方向内側に配置されている。これにより、タイヤ内面5と補正体10との接着性を効果的に改善することができる。特に、補正体10がトレッド部1の摩耗量を検出するセンサ23を含むセンサユニット20の場合、接地端よりタイヤ幅方向内側に補正体10を配置することで、センサ23がタイヤ情報を正確に取得することができる。
また、補正体10(センサユニット20)はタイヤ内面5に直接に接着されている。補正体10がトレッド部1の摩耗量を検出するセンサ23を含むセンサユニット20の場合、補正体10をタイヤ内面5に直貼りすることで、センサ23がタイヤ情報を正確に取得することができる。
上記空気入りタイヤにおいて、吸音材6と補正体10とのタイヤ幅方向の離間距離は5mm以上であることが好ましい。特に、補正体10に対して最も近くに配置された吸音材6との離間距離は50mm以下であると良い。このように吸音材6と補正体10との距離を適度に設定することで、吸音材6と補正体10との接触を避け、吸音材6又は補正体10の損傷を防止することができる。ここで、吸音材6と補正体10との離間距離は5mmより小さいと、吸音材6と補正体10とが接触し易くなる。その一方で、補正体10に対して最も近くに配置された吸音材6との離間距離が50mmを超えると、吸音材6が走行時に変形の大きいショルダー部に近接することになるため、吸音材6が剥離し易くなる。
また、接着層8の接着強度は0.4N/mm2~100N/mm2の範囲であることが好ましく、5.0N/mm2~80N/mm2の範囲であることがより好ましい。このように接着層8の接着強度を適度に設定することで、接着層8の接着強度を良好に保ちつつ、補正体10の設置作業を容易に行うことができる。ここで、接着層8の接着強度が0.4N/mm2よりも小さいと、タイヤ内面5と補正体10との接着性が悪化して、補正体10が剥がれ易くなる。一方、接着層8の接着強度が100N/mm2よりも大きいと、補正体10を交換する際に交換作業を容易に行うことができない。
更に、補正体10の固定領域におけるタイヤ内面5の粗さとして、算術平均高さSaが0.3μm~15.0μmの範囲である、及び/又は、最大高さSzが2.5μm~60.0μmの範囲であることが好ましい。特に、算術平均高さSa及び最大高さSzの各々が上記の数値範囲を満たすことがより好ましい。このようにタイヤ内面5の粗さを適度に設定することで、タイヤ内面5と接着層8との接着面積を大きくすることができ、タイヤ内面5と補正体10との接着性を効果的に改善することができる。なお、算術平均高さSa及び最大高さSzは、ISO25178に準拠して測定される値であり、市販の表面性状測定機(例えば、形状解析レーザー顕微鏡や3D形状測定機)を利用して測定することができる。測定方法は接触式と非接触式のいずれであっても良い。
図4は本発明の実施形態からなる空気入りタイヤの変形例を示すものである。図4に示すように、補正体10(センサユニット20)と接着層8との間には、センサユニット20を保持する台座24が挿入されている。この台座24は、タイヤ変形による補正体10(センサユニット20)の剥がれを防止するため、緩衝材として機能する。台座24の材料として、天然ゴム(NR)、クロロプレンゴム(CR)、ブチルゴム(IIR)、エチレン-プロピレン-ジエンゴム(EPDM)、ウレタンゴム、NBR、熱可塑性エラストマー、熱硬化性エラストマーを例示することができ、台座24がこれら材料からなる場合、タイヤ変形に対して破損しにくい。特に、台座24は、引張り破断伸びが80%以上であるゴムから構成されると良い。また、台座24は、固形の状態を呈していることが好ましく、より好ましくは多孔質状であると良い。台座24が多孔質状である場合、優れた緩衝効果を有し、タイヤ変形による補正体10(センサユニット20)の剥がれに対して有利である。台座24が上述のような材料から構成されていることで、台座24はタイヤ変形に追従することができ、タイヤ変形による補正体10(センサユニット20)の剥がれを防止することができる。なお、図4に示す実施形態では、台座24がタイヤ幅方向の断面視でコの字形状に形成された例を示したが、台座24の形状は特に限定されるものではない。図4において、補正体10(センサユニット20)の固定領域は、センサユニット20を保持する台座24の固定領域に相当する。
図5は本発明の実施形態からなる空気入りタイヤの他の変形例を示すものである。図5に示すように、吸音材6は、2つの第一吸音材6aと第二吸音材6bから構成される。これら第一吸音材6aと第二吸音材6bは、互いにタイヤ幅方向に離間して配置されている。タイヤ内面5に複数の吸音材6を配置する場合、吸音材6をタイヤ幅方向に離間させることで、吸音材6同士の接触を避け、吸音材6の損傷を防止することができる。また、図5において、補正体10は、第一吸音材6aと第二吸音材6bのタイヤ幅方向の間に配置されている。このように補正体10を配置することで、リム組み時における補正体の損傷を防止することができる。
図5において、トレッド部1には、タイヤ周方向に延びる周方向溝50が2本以上形成されている。これら周方向溝50によって、タイヤ幅方向に隣り合う2本の周方向溝50に挟まれて区画された陸部51が1列以上、タイヤ幅方向最外側に位置する周方向溝50のそれぞれのタイヤ幅方向外側に区画されたショルダー陸部52が2列(タイヤ幅方向両側に1列ずつ)形成される。陸部51は、タイヤ全周に亘って連続的に延在してタイヤ赤道線CL上に配置された陸部51Aを必ず含む。
第一吸音材6aは、タイヤ赤道線CL上にある陸部51Aのタイヤ幅方向の一方側の端部からタイヤ幅方向の他方側に向かって陸部51Aの幅Wの40%の位置よりもタイヤ幅方向の一方側に配置され、第二吸音材6bは、陸部51Aのタイヤ幅方向の他方側の端部からタイヤ幅方向の一方側に向かって陸部51Aの幅Wの40%の位置よりもタイヤ幅方向の他方側に配置され、かつ、第一吸音材6aと第二吸音材6bとの離間距離Dが陸部51Aの幅Wの60%以上に設定される。また、第一吸音材6a及び第二吸音材6bの各々と陸部51Aとの重複量L(第一吸音材6aの重複量L1と第二吸音材6bの重複量L2との和)が陸部51Aの幅Wの40%以下になるように設定される。上述のように、第一吸音材6aと第二吸音材6bとからなる一対の吸音材6を採用し、この一対の吸音材6を離間させて、トレッド部1において最も発熱し易く、吸音材6が直貼りされた際に蓄熱を生じ易い陸部51Aの内面側を避けた位置に配置するようにしているので、高速走行時における蓄熱を効果的に抑制し、高速耐久性を高めることができ、騒音性能と高速耐久性とをバランスよく改善することができる。
図6は本発明の実施形態からなる空気入りタイヤの他の変形例を示すものである。図6に示すように、タイヤ内面5と接着層8の間には、空気入りタイヤの製造過程において付着した微量の離型剤から構成される離型剤層30が存在する。即ち、タイヤ径方向内側から補正体10(センサユニット20)、接着層8、離型剤層30の順に積層されている。タイヤ内面5の少なくとも補正体10(センサユニット20)の固定領域において、離型剤層30のケイ素の量が10.0重量%以下である、或いは、離型剤層30の厚さgが100μm以下であると良い。
トレッド部1の内面における離型剤の量を規定するにあたって、一般的な離型剤の主成分であるケイ素の量を指標とする。このケイ素の量は蛍光X線分析法を用いて検出することができ、一般に、蛍光X線分析法にはFP法(ファンダメンタルパラメータ法)と検量線法とがあるが、本発明ではFP法を採用する。離型剤(ケイ素)の量を測定する際には、補正体10(センサユニット20)の固定領域の中心点と、該中心点を中心としてタイヤ周方向に両側2箇所とタイヤ幅方向に両側2箇所の計5箇所において蛍光X線分析装置を用いて離型剤の量を測定し、その5箇所の離型剤の量を平均することにより、離型剤層30のケイ素の量を算出する。また、蛍光X線粒子は原子番号に比例した固有のエネルギーを有しており、この固有エネルギーを測定することにより元素を特定することが可能となる。具体的には、ケイ素の固有エネルギーは1.74±0.05keVである。なお、離型剤(ケイ素)の蛍光X線粒子数(X線強度)は0.1cps/μA~1.5cps/μAの範囲である。
一方、離型剤層30の厚さgは電子顕微鏡を用いて検出することができる。電子顕微鏡で離型剤層30の厚さgを測定する際には、補正体10(センサユニット20)の固定領域の中心点と、該中心点を中心としてタイヤ周方向に両側2箇所とタイヤ幅方向に両側2箇所の計5箇所において電子顕微鏡を用いて離型剤の厚さを測定し、その5箇所の離型剤の厚さを平均することにより、離型剤層30の厚さg(平均厚さ)を算出する。
離型剤層30に配合可能な成分としては、例えば、シリコーン成分を有効成分として含有するものが挙げられる。シリコーン成分としては、オルガノポリシロキサン類が挙げられ、例えば、ジアルキルポリシロキサン、アルキルフェニルポリシロキサン、アルキルアラルキルポリシロキサン、3,3,3-トリフルオロプロピルメチルポリシロキサン等を挙げることができる。ジアルキルポリシロキサンは、例えば、ジメチルポリシロキサン、ジエチルポリシロキサン、メチルイソプロピルポリシロキサン、メチルドデシルポリシロキサンである。アルキルフェニルポリシロキサンは、例えば、メチルフェニルポリシロキサン、ジメチルシロキサン・メチルフェニルシロキサン共重合体、ジメチルシロキサン・ジフェニルシロキサン共重合体である。アルキルアラルキルポリシロキサンは、例えば、メチル(フェニルエチル)ポリシロキサン、メチル(フェニルプロピル)ポリシロキサンである。これらのオルガノポリシロキサン類は、1種または2種以上を併用してもよい。
次に、図6に示す離型剤層30を有する空気入りタイヤの製造方法について説明する。グリーンタイヤを加硫するにあたって、予めブラダーに離型剤を被覆(好ましくは焼付け塗布)してブラダーの外面に離型剤からなるコーティング層を形成する。このブラダーの外面にコーティング層を形成する工程は、例えば、離型剤を塗布後に150℃で1時間、90℃で4時間又は常温で8時間の条件下で保管しながら施工する。また、ブラダーの外面にコーティング層を形成する工程は、1回以上3回以下の範囲で実施する。このようにコーティング層が形成されたブラダーを用いてグリーンタイヤを加硫する。そして、その加硫済みタイヤのタイヤ内面5に対し、接着層7を介して吸音材6を貼り付けると共に、接着層8を介して補正体10を固定する。このように離型剤からなるコーティング層を備えたブラダーを用いて加硫した場合、加硫済みの空気入りタイヤのタイヤ内面5には離型剤層30が形成される。なお、離型剤層30において、離型剤はタイヤ内面5の全面には転写されておらず点在している。
上述のように離型剤からなるコーティング層を備えたブラダーを用いて加硫する替わりに、グリーンタイヤの加硫工程において、グリーンタイヤの内面に離型剤を塗布し、通常のブラダーを用いて加硫し、その後、加硫済みタイヤのタイヤ内面5に対してレーザーを照射しても良い。これにより、タイヤ内面5に付着した離型剤を除去することができ、そのレーザーの照射量を調整することで、離型剤層30における所定の厚さg又はケイ素の量にすることができる。
上述のように離型剤からなるコーティング層を備えたブラダーを用いて加硫を行う、或いは、通常のブラダーを用いて加硫し、その加硫済みタイヤのタイヤ内面5にレーザーを照射して離型剤を除去することにより、蛍光X線分析法で検出される離型剤のケイ素の量を10.0重量%以下とする、或いは、電子顕微鏡で検出される離型剤の厚さを100μm以下とすることが可能となる。このように微量の離型剤をタイヤ内面5に付着させた場合、離型剤がタイヤ内面5からの空気の透過を阻害し、空気保持性が良化する一方で、タイヤ内面5と補正体10との接着性を十分に確保することができる。
特に、ブラダーの外面にコーティング層を形成する工程において、コーティング層の被覆時間t(hour)と温度T(℃)とがt≧0.0001T2-0.07T+9かつT≦180℃の条件を満たすことが好ましい。また、上述した被覆時間tと温度Tの関係式を満たすと共に、被覆時間tを1~8時間の範囲とすることがより好ましい。更には、温度Tを90℃、被覆時間tを4時間とすることが更に好ましく、温度Tを150℃、被覆時間tを1時間とすることが最も好ましい。このような条件を満たすことで、コーティング層を有するブラダーにおいて、離型剤をコーティングする時間を短縮することができると共に、ブラダーライフの短縮を防止することができる。ここで、温度T(℃)が高い程、短時間でコーティング層を形成することができるが、ブラダーが劣化し易く、ブラダーライフを縮めることとなる。
図1の実施形態では、補正体10をタイヤ内面5のトレッド部1に対応する領域に配置した例を示したが、これに限定されるものではない。他の例として、図7(a)に示すように、補正体10をタイヤ内面5のビード部3に対応する領域に配置した場合や、図7(b)に示すように、複数の補正体10a,10bをタイヤ内面5のトレッド部1に対応する領域に配置した場合を例示することができる。また、図5の実施形態では、補正体10を第一吸音材6aと第二吸音材6bの間に配置した例を示したが、図7(c)に示すように、補正体10を第一吸音材6aと第二吸音材6bの間ではなく、これら吸音材6のタイヤ幅方向外側に配置した場合や、図7(d)に示すように、補正体10をタイヤ内面5のビード部3に対応する領域に配置した場合を例示することができる。
また、図2の実施形態では、補正体10におけるタイヤ周方向の中心と、軽点Pとを一致させた例を示したが、これに限定されるものではない。他の例として、図8(a)に示すように、補正体10におけるタイヤ周方向の中心を軽点Pから離間させた場合を例示することができる。また、図8(b)に示すように、欠落部9をタイヤ周上に1箇所設け、その欠落部9を軽点Pに対応する範囲に配置すると共に、欠落部9に補正体10を配置した場合や、図8(c)に示すように、欠落部9をタイヤ周上に1箇所設け、その欠落部9を軽点Pに対応する範囲であって軽点Pを含まない位置に配置すると共に、軽点P上に補正体10を配置した場合を例示することができる。なお、欠落部9とはタイヤ周上で吸音材6が存在しない部分である。吸音材6に欠落部9を設けることにより、タイヤのインフレートによる膨張や接地転動に起因する接着面のせん断ひずみに長時間耐えることができ、吸音材6の接着面に生じるせん断歪みを効果的に緩和することが可能となる。
タイヤサイズ275/40R21で、トレッド部の内面にタイヤ周方向に沿って少なくとも1つの帯状の吸音材が貼り付けられ、吸音材を含むタイヤ全体の軽点に対応する範囲において重量アンバランスを補正する補正体がタイヤ内面に対して固定され、吸音材の個数、補正体のタイヤ周上の位置、補正体のタイヤ幅方向の位置を表1のように異ならせた実施例1~8のタイヤを製作した。
比較のため、トレッド部の内面に1つの吸音材が貼り付けられているが、補正体を有しないこと以外は実施例1と同じ構造を有する比較例1のタイヤを用意した。また、トレッド部の内面に2つの吸音材が貼り付けられているが、補正体を有しないこと以外は実施例5と同じ構造を有する比較例2のタイヤを用意した。
なお、表1において、補正体のタイヤ周上の位置は、タイヤ周上における補正体の位置であり、タイヤ本体の中心軸の廻りに測定され、軽点に対する角度で示した。補正体のタイヤ幅方向の位置について、「接地端より外側」の場合、タイヤ内面のトレッド部に対応する領域内であるが、接地端よりタイヤ幅方向外側に配置した。
これら試験タイヤについて、下記試験方法により、歩留まり及びタイヤ内面と補正体との接着性を評価し、その結果を表1に併せて示した。
歩留まり:
各試験タイヤをそれぞれ100本製造し、リムサイズ21×9.5Jのホイールに組み付け、空気圧200kPaにおける最大荷重の80%の荷重を負荷し、速度10km/hとしてドラム試験機にて走行試験を実施した。具体的には、ユニフォミティ及び動的バランスの規格値に適合する割合(歩留まり率)を測定した。評価結果は、各試験タイヤの歩留まり率を用い、実施例1~4に対しては比較例1のタイヤの歩留まり率を100とし、実施例5~8に対しては比較例2のタイヤの歩留まり率を100とする指数にて示した。この指数値が大きいほど、歩留まり率が向上し、タイヤのバランスが優れていることを意味する。
タイヤ内面と補正体との接着性:
各試験タイヤをそれぞれリムサイズ21×9.5Jのホイールに組み付け、走行速度80km/h、空気圧120kPa、荷重9.8kN、走行距離6480kmの条件でドラム試験機にて走行試験を実施した後、補正体の剥離の有無を目視により確認した。評価結果は、補正体の剥離の有無を示した。
Figure 0007230917000001
この表1から判るように、実施例1~8のタイヤは、比較例1,2に比して、歩留まりが改善されていた。特に、実施例1~3,5~7のタイヤにおいては、補正体の剥離が無かった。
1 トレッド部
2 サイドウォール部
3 ビード部
4 空洞部
5 タイヤ内面
6 吸音材
7,8 接着層
9 欠落部
10 補正体
20 センサユニット
30 離型剤層

Claims (14)

  1. トレッド部の内面にタイヤ周方向に沿って少なくとも1つの帯状の吸音材が貼り付けられ、該吸音材を含むタイヤ全体の周上で重量が最も軽い位置である軽点に対応する範囲において重量アンバランスを補正する補正体がタイヤ内面に対して固定され、前記軽点に対応する範囲はタイヤ本体の中心軸の廻りに前記軽点に対して±60°の領域であることを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. 前記吸音材が2つであり、これら吸音材が互いにタイヤ幅方向に離間して配置されていることを特徴とする請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記補正体が前記吸音材のタイヤ幅方向の間に配置されていることを特徴とする請求項2に記載の空気入りタイヤ。
  4. 前記吸音材を構成する第一吸音材がタイヤ赤道線上にある陸部のタイヤ幅方向の一方側の端部からタイヤ幅方向の他方側に向かって前記陸部の幅の40%の位置よりもタイヤ幅方向の一方側に配置され、前記吸音材を構成する第二吸音材が前記陸部のタイヤ幅方向の他方側の端部からタイヤ幅方向の一方側に向かって前記陸部の幅の40%の位置よりもタイヤ幅方向の他方側に配置され、かつ、前記吸音材を構成する第一吸音材と第二吸音材とが前記陸部の幅の60%以上離間していることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の空気入りタイヤ。
  5. 前記補正体が接地端よりタイヤ幅方向内側に配置されていることを特徴とする請求項1~4のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  6. 前記吸音材と前記補正体とのタイヤ幅方向の離間距離が5mm以上であることを特徴とする請求項1~5のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  7. 少なくとも前記補正体の固定領域において蛍光X線分析法で検出される離型剤のケイ素の量が10.0重量%以下であることを特徴とする請求項1~6のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  8. 少なくとも前記補正体の固定領域において電子顕微鏡で検出される離型剤の厚さが100μm以下であることを特徴とする請求項1~6のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  9. 前記補正体が接着層を介して前記タイヤ内面に固定され、該接着層の接着強度が0.4N/mm2~100N/mm2の範囲であることを特徴とする請求項1~8のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  10. 前記接着層がシアノアクリレート系の接着剤からなることを特徴とする請求項9に記載の空気入りタイヤ。
  11. 前記補正体が前記タイヤ内面に直接に接着されていることを特徴とする請求項1~10のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  12. 前記補正体と前記タイヤ内面との間に台座が挿入されていることを特徴とする請求項1~10のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  13. 前記補正体の固定領域におけるタイヤ内面粗さとして、算術平均高さSaが0.3μm~15.0μmの範囲であると共に、最大高さSzが2.5μm~60.0μmの範囲であることを特徴とする請求項1~12のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  14. 前記補正体がセンサユニットであることを特徴とする請求項1~13のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
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