JP7230470B2 - 磁気検出装置及び移動体検出装置 - Google Patents

磁気検出装置及び移動体検出装置 Download PDF

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Description

本発明は、移動体の相対移動による磁界変化を検出する磁気検出装置及びそれを備える移動体検出装置に関する。
従来より、軟磁性体歯車等の移動体の位置検出(回転検出)に、磁気検出装置が用いられている。下記特許文献1の磁気検出装置は、移動体に交番磁界を印加し、移動体の相対移動による磁界変化を磁気センサで検出する構成である。これによれば、移動体が銅やアルミ等の非磁性体であっても移動検出が可能である。
再公表特許WO2017/073280号公報
特許文献1の磁気検出装置では、移動体の存在する側から順に、軟磁性体、磁気感応素子、及び基板が配置される。この配置では、軟磁性体を高背化すると、集磁効果が高まることで検出感度(得られる信号レベル)が向上するものの、移動体と磁気感応素子との距離が長くなることで空間分解能(どれだけ狭ピッチの歯車を検出できるかの性能)が低下する。一方、移動体と磁気感応素子との距離を短くすると、空間分解能は向上するものの、軟磁性体が低背化することで検出感度が低下する。
本発明はこうした状況を認識してなされたものであり、その目的は、移動体と磁気感応素子との距離を長くせずに軟磁性体を高背化することの可能な磁気検出装置及び移動体検出装置を提供することにある。
本発明のある態様は、磁気検出装置である。この磁気検出装置は、
移動体の相対移動による磁界変化を検出する磁気検出装置であって、
基板と、
前記基板の反移動体側の面に設けられた磁気感応素子と、
前記磁気感応素子の反移動体側に設けられた軟磁性体と、
前記基板の反移動体側の面に設けられ、前記磁気感応素子及び前記軟磁性体の周囲を周回する磁界発生導体と、
前記磁界発生導体に交番磁界を発生させるための信号を印加する信号印加部と、を備える。
本発明のもう1つの態様は、移動体検出装置である。この移動体検出装置は、
磁気検出装置と、前記磁気検出装置に対して相対移動する移動体と、を備え、
前記磁気検出装置は、
基板と、
前記基板の反移動体側の面に設けられた磁気感応素子と、
前記磁気感応素子の反移動体側に設けられた軟磁性体と、
前記基板の反移動体側の面に設けられ、前記磁気感応素子及び前記軟磁性体の周囲を周回する磁界発生導体と、
前記磁界発生導体に交番磁界を発生させるための信号を印加する信号印加部と、を有する。
前記基板と垂直な方向において、前記磁気感応素子から前記軟磁性体の反移動体側の端部までの距離が、前記磁気感応素子から前記移動体の前記磁気検出装置との対向面までの距離よりも長くてもよい。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法やシステムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、移動体と磁気感応素子との距離を長くせずに軟磁性体を高背化することの可能な磁気検出装置及び移動体検出装置を提供することができる。
本発明の実施の形態1に係る移動体検出装置1の概略斜視図。 図1の磁気検出装置10の正断面図。 磁気検出装置10の平面図。 磁気検出装置10の回路図。 移動体検出装置1における、図6~図8に示す測定結果を得たシミュレーションの説明図。 軟磁性体16の高さを0.7mm、1.1mm、1.3mmとした各場合において、磁気検出装置10を直線移動体80に対してX方向に相対移動させた場合の、磁気検出装置10のセンサ出力のグラフ。 図6の各センサ出力を、各センサ出力の最大値を100%として正規化したグラフ。 図6の各センサ出力の振幅を、軟磁性体16の高さが0.7mmの場合の振幅を100%として比較したグラフ。 本発明の実施の形態2に係る移動体検出装置2の概略斜視図。 本発明の実施の形態3における磁気検出装置10Aの回路図。
以下、図面を参照しながら本発明の好適な実施の形態を詳述する。なお、各図面に示される同一または同等の構成要素、部材等には同一の符号を付し、適宜重複した説明は省略する。また、実施の形態は発明を限定するものではなく例示であり、実施の形態に記述されるすべての特徴やその組み合わせは必ずしも発明の本質的なものであるとは限らない。
(実施の形態1)
図1~図8を参照し、本発明の実施の形態1を説明する。図2及び図3により、直交三軸であるXYZ軸を定義する。図1に示すように、本実施の形態の移動体検出装置1は、磁気検出装置10と、直線移動体80と、を備える。図2において、直線移動体80の磁気検出装置10側の面を仮想線で示している。
磁気検出装置10は、直線移動体80の一方の面と対向する位置に設けられ、直線移動体80の相対的な直線移動による磁界変化を検出する。直線移動体80は、自身の移動によって磁気検出装置10と対向し得る位置に、第2の部分としての貫通孔82を有する。貫通孔82は、直線移動体80の相対移動方向(X方向)に沿って同じピッチで設けられる。隣り合う貫通孔82の間の境界部81が第1の部分に対応する。直線移動体80は、軟磁性体であってもよいし、導電性を有してもよい(金属製ないし導体であってよい)。
図1~図3に示すように、磁気検出装置10は、基板11と、磁界発生導体としてのコイル12と、磁気感応素子チップ14と、軟磁性体16と、を有する。磁気感応素子チップ14は、基板11の直線移動体80とは反対側の面上に設けられる(固定される)。軟磁性体16は、磁気感応素子チップ14の直線移動体80とは反対側の面上に設けられる(固定される)。コイル12は、基板11の直線移動体80とは反対側の面上に設けられ(固定され)、磁気感応素子チップ14及び軟磁性体16の周囲を螺旋状に周回する。コイル12の軸方向は、直線移動体80の磁気検出装置10との対向面と好ましくは垂直である。コイル12は、後述の信号印加部19からの供給信号により、直線移動体80に対して交番磁界を発生する。
磁気感応素子チップ14は、磁気感応素子としてのGMR素子15(GMR:Giant Magneto Resistive effect)を所定数(ここでは4つ)有する。図3に示すように、GMR素子15は、軟磁性体16(コイル12の中心軸)を挟んでX方向両側に分けて配置される。図3において各GMR素子15内に示した矢印は、GMR素子15のピン層(固定層)の磁化方向であり、いずれのGMR素子15もピン層磁化方向は-X方向となっている。軟磁性体16は、コイル12の中心軸部に位置し、GMR素子15の出力(抵抗変化)に寄与する方向(ここではGMR素子15の位置におけるXY方向)の磁界成分を強める役割を持つ。GMR素子15には、コイル12の発生する磁界であって直線移動体80の相対移動に伴って変化する磁界が印加される。図2に示すように、基板11と垂直な方向において、GMR素子15から軟磁性体16の直線移動体80とは反対側の端部までの距離L1が、GMR素子15から直線移動体80の磁気検出装置10との対向面までの距離L2よりも長いとよい。
直線移動体80が導電性を有する場合、直線移動体80の境界部81が磁気検出装置10と対向するとき(境界部81がコイル12の中心軸上に存在するとき)は、境界部81に相対的な大きな渦電流が発生し、相対的な大きな反磁界が磁気検出装置10のGMR素子15にフィードバックされ、後述の同期検波によって得られるセンサ出力は相対的に小さくなる。一方、直線移動体80の貫通孔82が磁気検出装置10と対向するとき(貫通孔82がコイル12の中心軸上に存在するとき)は、境界部81に相対的な小さな渦電流が発生し、相対的な小さな反磁界が磁気検出装置10のGMR素子15にフィードバックされ、後述の同期検波によって得られるセンサ出力は相対的に大きくなる。
直線移動体80が軟磁性体である場合、直線移動体80の境界部81が磁気検出装置10と対向するときは、貫通孔82が磁気検出装置10と対向する場合と比較して、コイル12の発生する磁界が強められ(GMR素子15に印加される磁界が強められ)、センサ出力が大きくなる。直線移動体80が軟磁性体である場合と導電性を有する場合のいずれにおいても、磁気検出装置10が直線移動体80の境界部81と対向しているか貫通孔82と対向しているかによって異なるレベルのセンサ出力が得られ、直線移動体80の相対移動速度や相対位置等の移動状態を検出することができる。なお、直線移動体80が軟磁性体であって導電性も有する場合、軟磁性体である境界部81がGMR素子15への印加磁界を強めることによりセンサ出力を相対的に大きくする影響と、導電性を有する境界部81が反磁界によりセンサ出力を相対的に小さくする影響とが併存し、より大きい方の影響がセンサ出力の相対的な大小に強く表れることになる。
図4に示すように、フルブリッジ接続された4つのGMR素子15(GMR素子ブリッジ回路)の出力は、オペアンプ等の差動増幅器17によって増幅され、演算部(同期検波部)18に入力される。一方、信号印加部19は、コイル12に交番磁界を発生させるための信号を印加すると共に、同信号を演算部18にも入力する。演算部18は、乗算器及びローパスフィルタを含み、差動増幅器17の出力信号を信号印加部19からの前記信号により同期検波し、センサ出力として外部に出力する。図示は省略したが、信号印加部19と演算部18との間に位相調整手段を設け、信号印加部19の出力信号の位相を差動増幅器17の出力信号の位相と合わせるようにしてもよい。差動増幅器17の出力端子とグランドとの間に、差動増幅器17の出力端子の電圧を確実に決めるための抵抗を接続してもよい。
信号印加部19の出力信号の周波数Fsは、直線移動体80の相対移動速度と直線移動体80の境界部81又は貫通孔82の配置ピッチとから決まる、直線移動体80と磁気検出装置10との対向状態の変動周波数Fc[Hz]以上の周波数とする(Fs≧Fc)。好ましくはFs≧2×Fcであり、Fsは、磁気検出装置10の各素子の特性上許容される範囲で高いほど検出精度の向上に寄与する。
以下、軟磁性体16の高さとセンサ出力の関係についてシミュレーション結果を基に説明する。シミュレーションは、図5のモデルによって行った。具体的には、直線移動体80の貫通孔82のX方向の幅を3mm、貫通孔82の配置ピッチを6mmとし、磁気検出装置10のX方向位置(以下「センサ位置」とも表記)はコイル12の中心軸のX方向位置と境界部81のX方向中央位置とが一致する位置を0mmとした。また、軟磁性体16の高さHは、0.7mm、1.1mm、1.3mmの三パターンとした。コイル12の高さは、コイル12の上端位置が、高さ1.3mmの軟磁性体16の上端位置と一致するように設定した。
図6は、軟磁性体16の高さを0.7mm、1.1mm、1.3mmとした各場合において、磁気検出装置10を直線移動体80に対してX方向に相対移動させた場合の、磁気検出装置10のセンサ出力のグラフである。図6より、各場合において、信号レベルの違いと若干の位相の違いは見られるものの、センサ位置に応じて変化するセンサ出力が確認できた。
図7は、図6の各センサ出力を、各センサ出力の最大値を100%として正規化したグラフである。図7より、軟磁性体16の高さを0.7mm、1.1mm、1.3mmとした各場合のセンサ出力は互いにほぼ重なっており、軟磁性体16を高背化しても空間分解能が悪化しないことが確認できた。図8は、図6の各センサ出力の振幅を、軟磁性体16の高さが0.7mmの場合の振幅を100%として比較したグラフである。図8より、軟磁性体16を高背化することで、センサ出力の振幅が大きくなり、検出感度が向上したことが確認できた。
本実施の形態によれば、磁気検出装置10は、直線移動体80の存在する側から順に、基板11、磁気感応素子チップ14、及び軟磁性体16を配置したレイアウトのため、磁気感応素子チップ14のGMR素子15と直線移動体80との距離を長くせずに、軟磁性体16を高背化することができる。これにより、GMR素子15と直線移動体80との距離を短いものとして高い空間分解能を維持しながら、軟磁性体16を高背化して検出感度を向上させることができる。
(実施の形態2)
図9は、本発明の実施の形態2に係る移動体検出装置2の概略斜視図である。移動体検出装置2は、図1に示した実施の形態1ものと比較して、検出対象の移動体が直線移動体80から回転体20に替わった点で相違し、その他の点で一致する。磁気検出装置10は、回転体20の径方向外側において回転体20の外周面(外周部)と対向する位置に設けられ、回転体20の回転による磁界変化を検出する。コイル12の軸方向は、回転体20の軸方向と好ましくは垂直である。
回転体20は、歯車形状であって、外周面(外周部)に第1の部分としての凸部21及び第2の部分としての凹部22を有する。本実施の形態の例では、凸部21及び凹部22は、回転体20の外周面に交互に同じピッチで全周に渡って設けられる。回転体20の凸部21が磁気検出装置10と対向するときは、実施の形態1において境界部81が磁気検出装置10と対向するときに対応する。回転体20の凹部22が磁気検出装置10と対向するときは、実施の形態1において貫通孔82が磁気検出装置10と対向するときに対応する。本実施の形態も、実施の形態1と同様の効果を奏することができる。
(実施の形態3)
図10は、本発明の実施の形態3における磁気検出装置10Aの回路図である。磁気検出装置10Aは、図4に示した実施の形態1のものと比較して、GMR素子ブリッジ回路への入力電圧が電源電圧Vccから信号印加部19の出力信号に替わった点と、信号印加部19から演算部18への信号入力が無くなった点と、演算部18がローパスフィルタ18aに替わった点で相違し、その他の点で一致する。図示は省略したが、信号印加部19の出力する出力信号(交番電圧)の位相を調整してGMR素子ブリッジ回路に入力する位相調整手段を設け、信号印加部19からの交番電圧によってコイル12に発生する交番磁界の位相(すなわちGMR素子15の抵抗値変化の位相)と、GMR素子ブリッジ回路に印加される電圧の位相と、を合わせるようにしてもよい。コイル12は、信号印加部19の出力端子とグランドとの間に、GMR素子ブリッジ回路と直列に設けられてもよい。この場合、前述の位相調整手段を設けなくても、コイル12に流れる電流の位相(コイル12の発生する交番磁界の位相)と、GMR素子ブリッジ回路に印加される電圧及びGMR素子ブリッジ回路に流れる電流の位相と、が一致するため、回路構成を簡略化できるというメリットがある。
本実施の形態では、GMR素子ブリッジ回路への入力電圧を信号印加部19の出力信号としたことで、差動増幅器17の出力電圧は、GMR素子ブリッジ回路への印加磁界と信号印加部19の出力電圧との積に比例する。一方、実施の形態1では、演算部18における乗算器の出力信号が、GMR素子ブリッジ回路への印加磁界と信号印加部19の出力電圧との積に比例する。すなわち、本実施の形態では、実施の形態1の演算部18における乗算器の出力信号と比例する信号を差動増幅器17の出力端子に得ることができるため、乗算のための専用回路を設けずに、GMR素子ブリッジ回路に印加される磁界信号の同期検波が可能となる。よって、本実施の形態の磁気検出装置10A及びそれを用いた移動体検出装置は、乗算のための専用回路が不要な分、小型かつ低コストなものとなる。
以上、実施の形態を例に本発明を説明したが、実施の形態の各構成要素や各処理プロセスには請求項に記載の範囲で種々の変形が可能であることは当業者に理解されるところである。以下、変形例について触れる。
実施の形態では、磁気検出装置における磁界検出の方式が磁気比例式である場合を説明したが、磁界検出の方式は磁気平衡式であってもよい。この場合、差動増幅器17の出力端子とグランドとの間に負帰還用コイル(負帰還用磁界発生導体)及び電流電圧変換用の抵抗を設け、この抵抗の電圧を演算部18あるいはローパスフィルタ18aに入力する構成とすればよい。負帰還用コイルは、GMR素子ブリッジ回路を磁気平衡状態にする負帰還磁界を発生する。磁気平衡状態は、GMR素子ブリッジ回路における磁界の感磁方向成分が所定値(例えばゼロ)の状態である。磁気平衡式では、GMR素子ブリッジ回路を磁気平衡状態にするために負帰還用コイルに流れる電流を利用して、GMR素子ブリッジ回路に印加される磁界信号を検出する。
直線移動体80の貫通孔82、あるいは回転体20の凸部21もしくは凹部22は、少なくとも1つあれば足り、また複数設ける場合の配置ピッチは互いに異なってもよい。移動体は、実施の形態で例示した回転体20や直線移動体80に限定されず、相対移動によりGMR素子15の位置での磁界を変化させられるものであればよい。特許文献1に例示された移動体は全て検出対象となり得る。磁気感応素子は、GMR素子等の磁気抵抗効果素子に限定されず、ホール素子等の他の種類のものであってもよい。ホール素子の場合、コイル12の中心軸上に配置しても検出に必要なセンサ出力が得られる。
1、2 移動体検出装置、
10、10A 磁気検出装置、
11 基板、12 コイル(磁界発生導体)、14 磁気感応素子チップ、15 GMR素子(磁気抵抗効果素子)、16 軟磁性体、17 差動増幅器、18 演算部(同期検波部)、18a ローパスフィルタ、19 信号印加部、
20 回転体(移動体)、21 凸部(第1の部分)、22 凹部(第2の部分)、
80 直線移動体、81 境界部(第1の部分)、82 貫通孔(第2の部分)

Claims (3)

  1. 移動体の相対移動による磁界変化を検出する磁気検出装置であって、
    基板と、
    前記基板の反移動体側の面に設けられた磁気感応素子と、
    前記磁気感応素子の反移動体側に設けられた軟磁性体と、
    前記基板の反移動体側の面に設けられ、前記磁気感応素子及び前記軟磁性体の周囲を周回する磁界発生導体と、
    前記磁界発生導体に交番磁界を発生させるための信号を印加する信号印加部と、を備える、磁気検出装置。
  2. 磁気検出装置と、前記磁気検出装置に対して相対移動する移動体と、を備え、
    前記磁気検出装置は、
    基板と、
    前記基板の反移動体側の面に設けられた磁気感応素子と、
    前記磁気感応素子の反移動体側に設けられた軟磁性体と、
    前記基板の反移動体側の面に設けられ、前記磁気感応素子及び前記軟磁性体の周囲を周回する磁界発生導体と、
    前記磁界発生導体に交番磁界を発生させるための信号を印加する信号印加部と、を有する、移動体検出装置。
  3. 前記基板と垂直な方向において、前記磁気感応素子から前記軟磁性体の反移動体側の端部までの距離が、前記磁気感応素子から前記移動体の前記磁気検出装置との対向面までの距離よりも長い、請求項2に記載の移動体検出装置。
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