JP7228285B2 - 管路補修方法 - Google Patents
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Description
加熱することで硬化が促進する硬化性樹脂を含浸させた筒状のライニング材を、本管から分岐した取付管内に反転挿入し、該ライニング材を加熱流体によって加熱することで該硬化性樹脂を硬化させて該取付管の内面を補修する管路補修方法において、
前記ライニング材を流体圧によって前記取付管内に向けて反転させながら、前記本管との接続部分まで送り出すとともに該ライニング材を該取付管の内面に圧接させる反転圧接工程と、
前記取付管内に反転させ先端が前記接続部分に達した前記ライニング材内に、供給された流体を加熱する加熱手段を、該加熱手段に給電するための導線が中に通され該ライニング材の外から該加熱手段に流体を供給するホースによって該先端部分まで挿入する挿入工程と、
前記挿入工程で挿入された前記加熱手段に流体を供給し、該加熱手段によって前記ライニング材内で加熱された流体によって、前記ライニング材を前記取付管の内面に圧接させながら前記硬化性樹脂の硬化を促進させる加熱工程とを有することを特徴とする。
加熱することで硬化が促進する硬化性樹脂が含浸された筒状のライニング材の内周面で
囲まれた空間に挿入される加熱ヒータと、
前記加熱ヒータに接続し、前記空間の外から該加熱ヒータに流体を供給するホースと、
前記ホースから供給され前記加熱ヒータで加熱された流体を、前記空間内に吐出する吐
出口と、
前記吐出口から間隔をあけて該吐出口を覆ったメッシュ部材と、
前記メッシュ部材の網の目から放出される流体の温度を測定する温度測定手段とを有す
ることを特徴とする。
前記温度測定手段は、前記メッシュ部材の網の目から放出される流体の温度を、該メッ
シュ部材に係止された熱電対を用いて測定するものであってもよい。
加熱することで硬化が促進する硬化性樹脂が含浸された筒状のライニング材の内周面で
囲まれた空間に挿入される加熱ヒータと、
前記加熱ヒータに接続し、前記空間の外から該加熱ヒータに流体を供給するホースと、
前記ホースから供給され前記加熱ヒータで加熱された流体を、前記空間内に吐出する吐
出口とを有することを特徴とする加熱装置であってもよい。
なお、硬化性樹脂は、常温では硬化せず加熱しないと硬化しない樹脂であってもよいし、常温でも硬化するが加熱することで硬化が促進する樹脂であってもよい。また、前記ライニング材は、いわゆる有底筒状のライニング材であり、先端が閉じている。一方、後端は、閉じていてもよいし、開放されていてもよい。また、流体は、空気であってもよいし、水や水蒸気であってもよい。さらに、前記加熱ヒータと前記吐出口は隣接していてもよいし、一部分のみが重なっていてもよいし、全部が重なっていてもよい。
前記加熱ヒータは、前記摺動部材が前記ライニング材の内周面を摺動することで前記空間に挿入されるものであり、
前記摺動部材は、前記吐出口との距離が一定のままである態様であってもよい。
加熱することで硬化が促進する硬化性樹脂を含浸させた筒状のライニング材を管路内に反転挿入し、該ライニング材を加熱流体によって加熱することで該硬化性樹脂を硬化させて該管路の内面を補修する管路補修システムにおいて、
前記ライニング材を格納する格納部と、
前記格納部に連結し、該格納部に格納された前記ライニング材の一端が開口した状態で取り付けられる反転口を有する口部と、
前記格納部に圧縮流体を供給し、前記反転口に一端が取り付けられた前記ライニング材を流体圧によって該反転口から前記管路内に向けて反転させながら送り出すとともに該ライニング材を該管路の内面に圧接させる圧縮流体供給手段と、
前記管路内に反転した前記ライニング材内に挿入され、供給された流体を該ライニング材内で加熱する加熱手段と、
前記加熱手段に接続し、前記ライニング材の外から該加熱手段に流体を供給するホースとを備えたことを特徴とする管路補修システム。
前記格納部は、前記ライニング材内に前記加熱手段が挿入されたままの状態で、該ライニング材の一端が取り付けられている前記口部を該ライニング材側に残して、該口部と分離可能なものであることを特徴とする付記1記載の管路補修システム。
前記加熱手段は、前記管路内に反転された前記ライニング材内を該管路の延在方向に移動可能なものであることを特徴とする付記1又は2記載の管路補修システム。
加熱することで硬化が促進する硬化性樹脂を含浸させた筒状のライニング材を管路内に反転挿入し、該ライニング材を加熱流体によって加熱することで該硬化性樹脂を硬化させて該管路の内面を補修する管路補修方法において、
前記ライニング材を格納部に格納する格納工程と、
前記格納部に連結された口部の反転口に、該格納部に格納された前記ライニング材の一端を開口した状態で取り付ける取付工程と、
圧縮流体供給手段から圧縮流体を前記格納部に供給し、前記反転口に一端が取り付けられた前記ライニング材を流体圧によって該反転口から前記管路内に向けて反転させながら送り出すとともに該ライニング材を該管路の内面に圧接させる反転圧接工程と、
前記管路内に反転した前記ライニング材内に、供給された流体を加熱する加熱手段を挿入する挿入行程と、
前記挿入工程で挿入された加熱手段に流体を供給し、該加熱手段によって前記ライニング材内で加熱された流体によって、前記ライニング材を前記管路の内面に圧接させながら前記硬化性樹脂の硬化を促進させる加熱工程とを有することを特徴とする管路補修方法。
前記ライニング材内に前記加熱手段が挿入されたままの状態で、該ライニング材の一端が取り付けられている前記口部を該ライニング材側に残して、前記格納部を該口部と分離させる分離工程を有することを特徴する付記4記載の管路補修方法。
前記加熱工程は、前記管路内に反転された前記ライニング材内で前記加熱手段を該管路の延在方向に移動させながら行う工程であることを特徴とする付記4又は5記載の管路補修方法。
前記反転圧接工程は、前記硬化性樹脂を含浸させたベースホースがキャリブレーションホースに挿入された前記ライニング材を、該キャリブレーションホースが該ベースホースの内側に位置するように反転する工程であり、
前記加熱工程を実施することで前記硬化性樹脂が硬化した後、前記キャリブレーションホースを回収する回収工程を有することを特徴とする付記4から6のうちいずれか一記載の管路補修方法。
(付記8)
加熱することで硬化が促進する硬化性樹脂を含浸させた筒状のライニング材を、本管から分岐した取付管内に反転挿入し、該ライニング材を加熱流体によって加熱することで該硬化性樹脂を硬化させて該取付管の内面を補修する管路補修方法において、
前記ライニング材を流体圧によって前記取付管内に向けて反転させながら、前記本管との接続部分まで送り出すとともに該ライニング材を該取付管の内面に圧接させる反転圧接工程と、
前記取付管内に反転させ先端が前記接続部分に達した前記ライニング材内に、供給された流体を加熱する加熱手段を、該先端部分まで挿入する挿入工程と、
前記挿入工程で挿入された前記加熱手段に流体を供給し、該加熱手段によって前記ライニング材内で加熱された流体によって、前記ライニング材を前記取付管の内面に圧接させながら前記硬化性樹脂の硬化を促進させる加熱工程とを有することを特徴とする管路補修方法。
2 格納部
21 巻取部材
3 口部
31 反転口
35 蓋体
4 圧縮空気供給手段
5 加熱装置
51 本体部
511 メッシュ部材
512 摺動ローラ
515 ヒータユニット
515a 吐出口
52 ホース
71 取付管
71a 桝側開口
71b 本管側開口
72 本管
73 桝
8 ライニング材
8u 内周面
81 ベースホース
82 キャリブレーションホース
83 反転ベルト
Claims (3)
- 加熱することで硬化が促進する硬化性樹脂を含浸させた筒状のライニング材を、本管から分岐した取付管内に反転挿入し、該ライニング材を加熱流体によって加熱することで該硬化性樹脂を硬化させて該取付管の内面を補修する管路補修方法において、
前記ライニング材を流体圧によって前記取付管内に向けて反転させながら、前記本管との接続部分まで送り出すとともに該ライニング材を該取付管の内面に圧接させる反転圧接工程と、
前記取付管内に反転させ先端が前記接続部分に達した前記ライニング材内に、供給された流体を加熱する加熱手段を、該加熱手段に給電するための導線が中に通され該ライニング材の外から該加熱手段に流体を供給するホースによって該先端部分まで挿入する挿入工程と、
前記挿入工程で挿入された前記加熱手段に流体を供給し、該加熱手段によって前記ライニング材内で加熱された流体によって、前記ライニング材を前記取付管の内面に圧接させながら前記硬化性樹脂の硬化を促進させる加熱工程とを有することを特徴とする管路補修方法。 - 前記挿入工程は、前記取付管に沿って折れ曲がった前記ライニング材内に前記加熱手段を挿入する工程であることを特徴とする請求項1記載の管路補修方法。
- 前記加熱工程は、前記取付管内に反転された前記ライニング材内で前記加熱手段を該取付管の延在方向に移動させながら行う工程であることを特徴とする請求項1または2記載の管路補修方法。
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