JP7228139B2 - 白色革の製造方法 - Google Patents
白色革の製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7228139B2 JP7228139B2 JP2019086340A JP2019086340A JP7228139B2 JP 7228139 B2 JP7228139 B2 JP 7228139B2 JP 2019086340 A JP2019086340 A JP 2019086340A JP 2019086340 A JP2019086340 A JP 2019086340A JP 7228139 B2 JP7228139 B2 JP 7228139B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- leather
- drum
- undergone
- animal
- skin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Treatment And Processing Of Natural Fur Or Leather (AREA)
- Coloring (AREA)
Description
(脱塩工程)
まず、塩蔵処理した後に冷凍保存していた鹿の皮(以下「塩蔵原皮」と記載することがある)の質量を測定した。つぎに、塩蔵原皮と、約100%の次亜塩素酸水をドラム内に入れ、7rpmでドラムを30分間回転し、ドラム内から液体を排出した。なお、特に断らない限り、脱塩工程から脱毛工程までに記載された百分率の数値は、塩蔵原皮に対する質量比である。また、特に断らない限り、各工程は常温で実施した。
まず、脱塩工程を経た鹿の皮が入っているドラム内に約100%の水道水を入れて、7rpmでドラムを30分間回転した。つぎに、約2%の水硫化ナトリウム、約1%の硫化ナトリウム、および約2%の水酸化カルシウムをドラム内にさらに順次入れた。そして、7rpmでドラムを30分間回転した。つぎに、7rpmでドラムを1分間回転し、ドラムの回転を1時間停止するサイクルを夕方から翌朝まで繰り返した。そして、約50%の水道水をドラム内にさらに入れて、5rpmでドラムを1分間回転し、ドラムの回転を2時間停止するサイクルを夕方から翌朝まで繰り返した後、ドラム内から液体を排出した。
裏打機を用いて、脱毛工程を経た鹿の皮の裏面に付着している肉片および脂などの不要物を削って除去した。
銓刀を用いて、裏打工程を経た鹿の皮の表面から、毛根および汚れなどを手作業で削り取った。
まず、垢出工程を経た鹿の皮(以下「裸皮」と記載することがある)の質量を測定した。つぎに、裸皮と、約200%の水道水をドラム内に入れて、10rpmでドラムを30分間回転した。なお、石灰漬工程から防腐工程までで記載された百分率の数値は、特に断らない限り、裸皮に対する質量比である。そして、約1%の水酸化カルシウムと、約1%の脱脂剤(泰光油脂化学工業社、FD-100)をドラム内にさらに入れて、10rpmでドラムを1分間回転し、ドラムの回転を1時間停止するサイクルを夕方から翌朝まで繰り返した後、ドラム内から液体を排出した。裸皮のpHは10.5~11.0となった。
まず、石灰漬工程を経た裸皮が入っているドラム内に、約400%の水道水を入れて、10rpmでドラムを30分間回転し、ドラム内から液体を排出した。つぎに、約1%の脱灰剤(Stahl社、DECALTAR A-N)をドラム内に入れて、温度約30℃、15rpmでドラムを30分間回転した。そして、約2%の脱灰剤(Stahl社、DECALTAR A-N)をドラム内にさらに入れて、温度約30℃、15rpmでドラムを1時間回転した。
まず、脱灰・酵素分解工程を経た裸皮が入っているドラム内に、約100%の次亜塩素酸水(濃度約200ppm、pH6.0~6.5)を入れて、7rpmでドラムを30分間回転した。つぎに、7rpmでドラムを1分間回転し、ドラムの回転を1時間停止するサイクルを夕方から翌朝まで繰り返した後、ドラム内から液体を排出した。裸皮のpHは7.5~8.0となった。pH6.0~6.5の次亜塩素酸水で裸皮を処理したからである。このため、後のなめし段階で用いる酸性のなめし剤と裸皮のpHの差が少なくなり、なめし剤が裸皮に吸収・浸透しやすくなった。
まず、白色度向上工程を経た裸皮が入っているドラム内に、約100%の水道水を入れて、15rpmでドラムを30分間回転した後、ドラム内から液体を排出した。つぎに、約8%の食塩をドラム内にさらに入れて、15rpmでドラムを20分間回転した。そして、約1%のギ酸(濃度76%)を水道水で10倍希釈した溶液を、ドラム内にさらに入れて、15rpmでドラムを20分間回転した。つぎに、約1%の濃硫酸(濃度98%)を水道水で20倍希釈した溶液を、ドラム内にさらに入れて、15rpmでドラムを60分間回転した。その後、15rpmでドラムを1分間回転し、ドラムの回転を1時間停止するサイクルを夕方から翌朝まで繰り返した。
(主なめし工程)
まず、浸酸工程を経た裸皮と液体が入っているドラムを、15rpmで10分間回転した。つぎに、約2%のリン酸塩系なめし剤(Stahl社、Granofin F-60)をドラム内にさらに入れて、15rpmでドラムを60分間回転した。そして、約5%の塩基性酸化アルミニウム系補助なめし剤(泰光油脂化学工業社、Tartan ASL)をドラム内にさらに入れて、15rpmでドラムを2時間回転した。つぎに、約2%のポリリン酸塩系塩基性アルカリ緩衝材(BK社、Coriagen CRII)をドラム内にさらに入れて、15rpmでドラムを30分間回転した。
まず、液体と、主なめし工程を経た裸皮、すなわち革が入っているドラム内に約0.03%の防腐剤(Lanksses社、PREVENTOR WB)を入れて、15rpmでドラムを30分間回転した後、ドラム内から液体を排出した。つぎに、約100%の次亜塩素酸水(濃度約200ppm、pH6.0~6.5)をドラム内に入れて、15rpmでドラムを1時間回転した。その後、5rpmでドラムを1分間回転し、ドラムの回転を1時間停止するサイクルを夕方から翌朝まで繰り返した後、ドラム内から液体を排出した。そして、ドラム内に約100%の水道水を入れて、5rpmでドラムを10分間回転し、ドラム内から液体を排出した。つぎに、ドラム内から取り出した革を基台に載せて、約一週間エージングした。
まず、防腐工程を経た革の質量を測定した。つぎに、この革と約200%の40℃の水をドラム内に入れ、22rpmでドラムを10分間回転した後、ドラム内から液体を排出した。なお、特に断らない限り、再なめし工程から加脂工程までに記載された百分率の数値は、防腐工程を経た革に対する質量比である。そして、約100%の40℃の水をドラム内に入れ、22rpmでドラムを回転させながら、約0.2%のシュウ酸(菱江化学、ACIDE OXALIQUE)および約0.2%の脱脂剤(泰光油脂化学工業社、FD-100)の水溶液をドラムの給水口から入れて20分間回転した後、ドラム内から液体を排出した。
再なめし工程を経た革と液体が入っているドラム内に、約12.0%の合成タンニン剤(スタール社、TANICOR CRF)、約0.3%の金属封鎖剤(BK Giulini Gmbh社、UTANIT AF)、および約3.0%のチタンパウダー(チタン工業株式会社、クロノス酸化チタンKA-10)の各粉体を入れ、22rpmでドラムを60分間回転した。
まず、染色工程を経た革、液体、およびチタンパウダーなどの粉体が入っているドラム内に、約7.0%の高級アルコール系油脂剤(泰光油脂化学工業社、加脂剤#375)、約7.0%の界面活性剤(泰光油脂化学工業社、BS469)、および約5.0%の(泰光油脂化学工業社、ソフタノールHG)を含む水溶液を入れ、ドラム内の温度をゆるやかに上昇させながら90分間回転した。つぎに、約3.0%の加脂定着剤(スタール社、DERMAGEN PC)の水溶液をドラム内に入れ、ドラムを30分間回転した。
(研削工程)
研削機械を用いて、革の表面を薄く削り取った。
まず、研削工程を経た革の質量を測定した。つぎに、この革と約200%の50℃の水をドラム内に入れ、22rpmでドラムを10分間回転した後、ドラム内から液体を排出した。なお、特に断らない限り、撥水処理工程で記載された百分率の数値は、研削工程を経た革に対する質量比である。つぎに、約100%の50℃の水をドラム内に入れ、22rpmでドラムを回転した。そして、約5.0%のフロロカーボン系撥水剤(3M社、Scotchgard-PM4700)をドラム内に入れ、さらにドラムを30分間回転した。
・実験例1-1
上記実施例の脱塩工程、脱毛工程、裏打工程、垢出工程、石灰漬工程、脱灰・酵素分解工程、白色度向上工程、および浸酸工程を経た鹿の皮の10サンプルの表面の明度L*と、色度a*およびb*を、分光測色計(コニカミノルタ社、CM-2600D、D65光源)を用いてそれぞれ測定して数平均値を算出した。結果を下記に示す。
L*平均値:83.61、 a*平均値:-1.84、 b*平均値:7.32
実験例1-1の浸酸工程を経た鹿の皮に、上記実施例の主なめし工程を施した鹿の革の10サンプルについて、実験例1-1と同様にして明度L*と、色度a*およびb*の数平均値を算出した。結果を下記に示す。
L*平均値:87.35、 a*平均値:-0.59、 b*平均値:8.14
・実験例2-1
実験例1-1の垢出工程を行わなかった鹿の皮の10サンプルついて、実験例1-1と同様にして明度L*と、色度a*およびb*の数平均値を算出した。結果を下記に示す。
L*平均値:79.35、 a*平均値:-0.55、 b*平均値:4.99
実験例2-1の浸酸工程を経た鹿の皮に、上記実施例の主なめし工程を施した鹿の革の10サンプルについて、実験例1-1と同様にして明度L*と、色度a*およびb*の数平均値を算出した。結果を下記に示す。
L*平均値:83.41、 a*平均値:-0.03、 b*平均値:10.46
・実験例3-1
実験例1-1の白色度向上工程で、次亜塩素酸水の代わりに水道水を用いて得た鹿の皮、すなわち白色度向上工程を行わずに得た鹿の皮の10サンプルについて、実験例1-1と同様にして明度L*と、色度a*およびb*の数平均値を算出した。結果を下記に示す。
L*平均値:77.76、 a*平均値:1.02、 b*平均値:6.52
実験例3-1の浸酸工程を経た鹿の皮に、上記実施例の主なめし工程を施した鹿の革の10サンプルについて、実験例1-1と同様にして明度L*と、色度a*およびb*の数平均値を算出した。結果を下記に示す。
L*平均値:83.32、 a*平均値:1.28、 b*平均値:8.65
・実験例4-1
実験例1-1の垢出工程を行なわず、さらに白色度向上工程で、次亜塩素酸水の代わりに水道水を用いて得た鹿の皮、すなわち垢出工程と白色度向上工程を行わずに得た鹿の皮の10サンプルについて、実験例1-1と同様にして明度L*と、色度a*およびb*の数平均値を算出した。結果を下記に示す。
L*平均値:68.99、 a*平均値:-0.87、 b*平均値:3.80
実験例4-1の浸酸工程を経た鹿の皮に、上記実施例の主なめし工程を施した鹿の革の10サンプルについて、実験例1-1と同様にして明度L*と、色度a*およびb*の数平均値を算出した。結果を下記に示す。
L*平均値:79.99、 a*平均値:1.33、 b*平均値:8.55
実験例1-1のL*の平均値83.61と、実験例2-1のL*の平均値79.35の明度差は、4.26であった。この結果から、垢出工程を行うことによって、得られる皮の白色度が上昇することがわかった。また、実験例1-2のL*の平均値87.35と、実験例2-2のL*の平均値83.41の明度差は、3.94であった。この結果から、主なめし工程を経ても、垢出工程の有無による革の白色度の差がある程度反映されることがわかった。
Claims (10)
- かびの発生を抑えた獣の皮を脱毛する脱毛工程と、
前記脱毛工程を経た獣の皮の表面を次亜塩素酸水で処理する白色度向上工程と、
前記白色度向上工程を経た獣の革の表面に、酸化チタンであるチタンパウダーを付着させる染色工程をさらに有する白色革の製造方法。 - 請求項1において、
前記脱毛工程を経た獣の皮の表面から毛根、細毛、脂、および汚れの一つ以上を手作業で削り取る垢出工程と、
を有する白色革の製造方法。 - 請求項2において、
前記白色度向上工程は、前記垢出工程を経た獣の皮の表面を次亜塩素酸水で処理する工程である白色革の製造方法。 - 請求項1または3において、
前記次亜塩素酸水は、次亜塩素酸濃度が50ppm以上250ppm以下、pHが6.0以上6.5以下である白色革の製造方法。 - 請求項1、3または4において、
リン酸塩を含有するなめし剤で、前記白色度向上工程を経た獣の皮をなめして獣の革を得る主なめし工程をさらに有する白色革の製造方法。 - 請求項1、3または4において、
前記白色度向上工程を経た獣の皮は、明度L * が75以上の白色度を有する白色革の製造方法。 - 請求項5において、
前記染色工程は、前記主なめし工程を経た獣の革の表面に前記チタンパウダーを付着させる工程である白色革の製造方法。 - 請求項7において、
前記染色工程を経た獣の革の表面に撥水剤を付着させる撥水処理工程をさらに有する白色革の製造方法。 - 請求項8において、
前記撥水処理工程を経た獣の革の表面を漆で装飾する装飾工程をさらに有する白色革の製造方法。 - 請求項1から9のいずれかにおいて、
前記獣が鹿である白色革の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019086340A JP7228139B2 (ja) | 2019-04-26 | 2019-04-26 | 白色革の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019086340A JP7228139B2 (ja) | 2019-04-26 | 2019-04-26 | 白色革の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020180268A JP2020180268A (ja) | 2020-11-05 |
JP7228139B2 true JP7228139B2 (ja) | 2023-02-24 |
Family
ID=73023398
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019086340A Active JP7228139B2 (ja) | 2019-04-26 | 2019-04-26 | 白色革の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7228139B2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001294900A (ja) | 2000-04-14 | 2001-10-23 | Tsuguzou Yamada | 手袋等用革シートの加工方法 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS605564B2 (ja) * | 1981-11-20 | 1985-02-12 | 日産化学工業株式会社 | 皮革に発生したかびの除去方法 |
JPS63267480A (ja) * | 1987-04-25 | 1988-11-04 | Sakamoto Shitsugei Kk | 漆塗皮革の製造方法 |
EP0347373B1 (de) * | 1988-06-06 | 1993-10-13 | Ciba-Geigy Ag | Wässrige Lösungen von synthetischen Gerbstoffen |
-
2019
- 2019-04-26 JP JP2019086340A patent/JP7228139B2/ja active Active
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001294900A (ja) | 2000-04-14 | 2001-10-23 | Tsuguzou Yamada | 手袋等用革シートの加工方法 |
Non-Patent Citations (1)
Title |
---|
日本皮革技術協会,新版皮革科学,2006年06月20日,第32~35、42~43頁、付表1 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2020180268A (ja) | 2020-11-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Beghetto et al. | The leather industry: a chemistry insight Part I: an overview of the industrial process | |
JP5250382B2 (ja) | 皮なめしの前処理方法及び皮なめし方法 | |
CN109628653A (zh) | 一种环保型高档沙发革生产工艺 | |
JP2009286993A (ja) | クロム等重金属又はアルデヒド系鞣し剤を一切使用しない動物皮の鞣し方法 | |
CN104593527A (zh) | 鳄鱼腹部皮制革加工方法 | |
US4636222A (en) | Enzymatic unhairing method | |
CN105734183B (zh) | 羊皮书画纸 | |
Thomson | The manufacture of leather | |
JP7228139B2 (ja) | 白色革の製造方法 | |
KR101136547B1 (ko) | 연어 어피를 활용한 친환경적인 연어가죽의 제조방법 및 이 방법에 의해 제조된 연어가죽 | |
FR2543974A1 (fr) | Procede pour le degraissage au mouille de peaux par attaque enzymatique | |
JP2001247900A (ja) | 動物皮の鞣し方法及び皮革並びに皮革製品 | |
JP4926138B2 (ja) | 自動車シーツ用スプリットレザーおよびその製造方法 | |
KR20040000112A (ko) | 천연가죽의 가공방법 | |
KR20020015712A (ko) | 북가죽 제조방법 | |
CN103757148A (zh) | 一种制作毛皮动物标本的鞣皮工艺 | |
KR100728478B1 (ko) | 타조 원피의 가죽 제조공정 | |
CN114085933A (zh) | 一种低铬高吸收鞣制方法 | |
KR20040037328A (ko) | 향기나는 피혁 가공방법 | |
WO2021112777A1 (en) | Novelty in processing of leather, woven fabric and similar products | |
KR20020030982A (ko) | 방수성, 투습성 및 항균성을 가지는 피혁 및 그 제조방법 | |
CN108998588A (zh) | 一种灵长类动物标本皮张的加工方法 | |
CN109022629A (zh) | 一种灵长类动物标本皮张的处理方法 | |
US1812921A (en) | Unhairing and bating of skins | |
EP0847453B1 (en) | Process for the treatment of hides |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20220114 |
|
A871 | Explanation of circumstances concerning accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871 Effective date: 20220114 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20220412 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220419 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20220616 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220817 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20221025 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20221213 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230110 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230127 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7228139 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |