JP7227720B2 - 車両制御装置、車両制御方法、及び車両制御システム - Google Patents

車両制御装置、車両制御方法、及び車両制御システム Download PDF

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Description

本発明は、設定速度で車両を走行させるための自動走行制御を実行可能な車両制御装置、車両制御方法、及び車両制御システムに関する。
特許文献1には、設定速度を保つための自動走行制御を実行可能な車両制御装置として、自動走行制御中に、運転者によるブレーキ操作が行われた後、ブレーキ操作が解除された場合には、解除されたときの車体速度を目標速度として設定する車両制御装置が開示されている。
特開2015-157576号公報
しかし、ブレーキ操作が解除されたときの車体速度を目標速度としても、制動装置と駆動装置との応答性の違いによって、ブレーキ操作を終了した際に一度車速が目標速度以下となってから目標速度まで加速する現象(アンダーシュート)が発生し、運転者に違和感を与える可能性があった。
本発明は、従来の実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、運転者のブレーキ操作終了時に車速のアンダーシュートが発生することを抑制できる、車両制御装置、車両制御方法、及び車両制御システムを提供することにある。
本発明によれば、その1つの態様において、減速要求に関する情報と車両の速度に関する情報とに基づいて、前記減速要求の解除操作の開始から前記減速要求が解除されるまで間において前記速度を維持するための駆動力に関する情報である車速維持駆動力を求め、前記車速維持駆動力に関する情報と前記減速要求に関する情報とに基づいて前記減速要求を達成するための制動力を求め、前記車速維持駆動力を達成するための駆動力指令値を前記車両の駆動装置に出力し、前記制動力を達成するための制動力指令値を前記車両の制動装置に出力する。
本発明によれば、運転者のブレーキ操作終了時に車速のアンダーシュートが発生することを抑制でき、運転者の違和感を軽減することができる。
車両制御システムの構成を示す図である。 車両制御システムの機能ブロック図である。 駆動力制御の流れを示すフローチャートである。 制動力制御の流れを示すフローチャートである。 ブレーキペダル操作中の駆動力及び制動力の変化を示すタイムチャートである。
以下、本発明に係る車両制御装置、車両制御方法、及び車両制御システムの実施形態を、図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る車両制御システムの概略構成図である。
図1の車両10は、左右一対の前輪11,11、左右一対の後輪12,12を備えた4輪車両である。
車両10は、エンジン(内燃機関)などの駆動装置13、油圧式ブレーキシステムなどの制動装置14を備える。
車両10のドライバは、アクセルペダル15によって駆動装置13の出力を操作し、制動操作部としてのブレーキペダル16によって制動装置14を作動させる。
また、駆動装置13の出力、及び、制動装置14の制動力は、車両制御装置20による電子制御が可能に構成されている。
車両制御装置20は、CPU、ROM、RAMなどを含むマイクロコンピュータを備え、車両10のドライバによって設定された目標速度(設定速度)で車両10を走行させるための自動走行制御を実行可能な電子制御装置である。
図2は、車両制御装置20の機能ブロック図である。
車両制御装置20は、勾配推定部21、車速制御部22、車速検出部(車速入力部)23、ブレーキ操作量検出部24(制動操作入力部)、車速維持駆動力演算部(車速維持駆動力取得部)25、駆動力出力部26(駆動力指令出力部)、加算制動力演算部27、要求制動力演算部28、制動力演算出力部29(制動力取得部、制動力指令出力部)を備える。
車速制御部22は、ACC(Adaptive Cruise Control:車間距離制御装置)、AD(Autonomous Driving:自動運転)などであり、車両10のドライバによって設定された目標速度(設定速度)で車両10を走行させるために駆動装置13による駆動力及び制動装置14による制動力を電子制御する機能を有する。
そして、車速制御部22は、自動走行制御において、ドライバによるブレーキ操作が行われた後にブレーキ操作が解除された場合、解除されたときの速度を目標速度として設定する。
一方、車速維持駆動力演算部25、駆動力出力部26、加算制動力演算部27、要求制動力演算部28、制動力演算出力部29からなるアンダーシュート抑制部30は、車速制御部22による自動走行制御中にドライバのブレーキ操作が解除されたときに、車速が目標速度を下回ることを抑止するための駆動力及び制動力の制御を実施する。
アンダーシュート抑制部30は、車速の維持に必要な駆動力を、ブレーキ操作の解除前から解除時にかけて発生させ、かつ、この駆動力発生による減速度の低下を抑えるために、制動力指令値を増加させる制駆動力制御を実施する。
係る制駆動力制御によって、ドライバがブレーキペダル操作を終了した際に、車速が目標速を下回ってから加速すること(アンダーシュート)が抑制され、ドライバの違和感を軽減できる。
以下、車両制御装置20の各部の機能を詳細に説明する。
勾配推定部21は、車速V(車体速度)や車両10の前後方向の加速度(前後G)などから、車両10が走行している路面の勾配θを推定し、推定した勾配θに関する情報を車速維持駆動力演算部25に出力する。
なお、車両制御システムは、勾配推定部21に代えて、路面勾配センサを備えることができる。
車速検出部23は、例えば車輪速センサ17(車速取得部)の検出信号などの車速に関する情報を取得して、車両10の速度(車体速度)である車速V[km/h]を検出し、検出した車速Vに関する情報を勾配推定部21や車速維持駆動力演算部25に出力する。
ブレーキ操作量検出部24は、ブレーキペダル16のストロークを検出するストロークセンサ16Aの検出信号を、車両10の減速要求に関する情報として取得し、ブレーキ操作量BO(ブレーキ開度)を検出し、検出したブレーキ操作量BOに関する情報を駆動力出力部26や要求制動力演算部28などに出力する。
車速維持駆動力演算部25は、車速Vを維持するための駆動力に関する情報である車速維持駆動力を、路面勾配θや車速Vに基づいて求め、駆動力出力部26に出力する。
そして、駆動力出力部26は、目標速度で車両10を走行させるための自動走行制御中に、ドライバによるブレーキペダル16の操作に基づき、車速維持駆動力から加算駆動力を演算し、演算した加算駆動力の指令を駆動装置13へ出力する。
加算制動力演算部27は、駆動装置13の実トルクから加算制動力を演算する。
要求制動力演算部28は、ブレーキ操作量検出部24からのブレーキ操作量BO(減速要求に関する情報)に基づいて、ドライバ要求制動力を演算する。
制動力演算出力部29は、目標速度で車両10を走行させるための自動走行制御中に、要求制動力演算部28が求めたドライバ要求制動力と加算制動力演算部27が求めた加算制動力とに基づいて最終的な要求制動力を演算し、演算した要求制動力の指令を制動装置14へ出力する。
車速制御部22は、定速走行のための指令値として、駆動力指令値Fs[N]を出力する。駆動力指令値Fsは、正であるときに加速方向への力を表し、負であるときに減速方向への力を表す。
そして、車速制御部22は、実車速V[km/h]及び目標速度V*[km/h]に応じて駆動力指令値Fsを以下のように設定し、実車速Vを目標速度V*に近づける。
・V>V*の時:Fs<0
・V≦V*の時:Fs≧0
ここで、ブレーキ操作量(ブレーキ開度)BOが零でないとき、つまり、ドライバによるブレーキペダル16の操作中(制動操作中)であるときは、ドライバによる減速要求状態であるから、車速制御部22は、通常、V=V*、Fs=0とする。
また、ブレーキペダル16の操作中に周囲の道路状況などに応じて目標速度V*が減少変化し、ドライバの要求制動力が足りない場合はV>V*となるため、車速制御部22は、ドライバが制動力を発生させていても、Fs<0とする。
次に、車速維持駆動力演算部25による車速維持駆動力の演算方法を説明する。
車速維持駆動力演算部25は、車速維持駆動力Fa[N]を、公知である走行抵抗を求める数式1-4に基づいて算出する。
Figure 0007227720000001
数式1において、Raは空気抵抗[N]、ρは空気密度[kg/m3]、Cdは空気抵抗係数、Aは車両10の前面投影面積[m2]、Vは車速[m/s]である。
Figure 0007227720000002
数式2において、Rrはころがり抵抗[N]、μはころがり抵抗係数、Mは車両質量[kg]、gは重力加速度[m/s2]、θは道路勾配[deg]である。
Figure 0007227720000003
数式3において、Rgは勾配抵抗[N]、Mは車両質量[kg]、gは重力加速度[m/s2]、θは道路勾配[deg]である。
Figure 0007227720000004
つまり、車速維持駆動力演算部25は、車速維持駆動力Fa[N]を、空気抵抗Ra、ころがり抵抗Rr、及び勾配抵抗Rgの総和として求める。
図3のフローチャートは、車両制御装置20による駆動力制御処理の流れを示す。
まず、車両制御装置20は、ステップS101で、ドライバによるブレーキ操作量BO(ブレーキ開度)が零であるか否か、換言すれば、ブレーキペダル16の解除状態であるか否かを判断する。
ブレーキ操作量BOが零でブレーキペダル16の解除状態である場合、車両制御装置20は、ステップS117に進み、ブレーキ操作時間tを零にリセットする。
更に、車両制御装置20は、ステップS117からステップS118に進み、車速制御部22で求められた駆動力指令値Fsと零とのうちより大きい方を駆動力指令値Feとして出力する(Fe=max(Fs,0))。換言すれば、ステップS118で、車両制御装置20は、零以上の駆動力指令値Fsを駆動力指令値Feとして駆動装置13に出力する。
一方、ブレーキ操作量BOが零でなくドライバによるブレーキペダル16の操作中である場合、車両制御装置20は、ステップS102に進み、横滑り防止装置(Electronic Stability Control:ESC)、アンチロック・ブレーキ・システム(Antilock Brake System:ABS)、トラクションコントロールシステム(Traction Control System:TCS)、自動緊急ブレーキ(Autonomous Emergency Braking:AEB)などのブレーキを用いたアクティブセーフティシステムが全てオフ状態であるか否かを判断する。
ブレーキを用いたアクティブセーフティシステムが作動中である場合、車両制御装置20は、ステップS117でブレーキ操作時間tを零にリセットし、また、ステップS118で零以上の駆動力指令値Fsを駆動力指令値Feとして駆動装置13に出力する。
つまり、車両制御装置20は、ブレーキを用いたアクティブセーフティシステムが作動中である場合、ブレーキペダル16の操作中であるものの、安全性確保を優先するために、ブレーキ解除時における車速のアンダーシュート対策としての制駆動力制御をキャンセルする。
ブレーキを用いたアクティブセーフティシステムが作動中でない場合、車両制御装置20は、ステップS102からステップS103に進む。
車両制御装置20は、ステップS103で、ブレーキ操作時間tのカウントアップを開始し、ドライバがブレーキペダル16を操作している継続時間を計測する。
次いで、車両制御装置20は、ステップS104に進み、現時点でのブレーキ操作量BOと、前回サンプリングしてメモリ(減速要求記憶部)に保存したブレーキ操作量BO-1(制御周期だけ前の時点でのブレーキ操作量BO-1)を比較することで、ドライバがブレーキペダル16を踏み増している状態であってブレーキ操作量BO、換言すれば、減速要求が増大しているか否かを判断する。
つまり、現時点でのブレーキ操作量BOと前回のブレーキ操作量BO-1の比較結果は、減速要求の変化量に関する情報である。
ここで、現時点でのブレーキ操作量BOが所定時間だけ前の時点でのブレーキ操作量BO-1よりも大きく(BO>BO-1)、ドライバがブレーキペダル16を踏み増している状態である場合、車両制御装置20は、ステップS105に進む。
車両制御装置20は、ステップS105で、最大ブレーキ操作量BOmaxに現時点でのブレーキ操作量BOを設定して、最大ブレーキ操作量BOmaxを更新する。つまり、車両制御装置20は、ドライバがブレーキペダル16を踏み増している状態において、ブレーキ操作量BOのサンプリング毎に最大ブレーキ操作量BOmaxをブレーキ操作量BOの最新値に逐次更新する。
次いで、車両制御装置20は、ステップS105からステップS118に進み、ドライバがブレーキペダル16を踏み増している状態では、零以上の駆動力指令値Fsを駆動力指令値Feとして駆動装置13に出力する。
一方、現時点でのブレーキ操作量BOが所定時間だけ前の時点でのブレーキ操作量BO-1以下であって(BO≦BO-1)、ブレーキ操作量BOが一定しているか、又は、ブレーキ操作量BOが減少変化している場合、車両制御装置20は、ステップS104からステップS106に進む。
車両制御装置20は、ステップS106で、ブレーキ操作時間tが所定時間TH以上であるか否かを判断する。
上記ステップS106での処理は、ドライバが意図していない瞬間的なブレーキペダル操作であるか、ドライバが減速要求に基づき意図的にブレーキペダル16を操作したかを区別するための処理である。
したがって、所定時間THは、ドライバが意図していない瞬間的なブレーキペダル操作であるときには、ブレーキ操作時間tが超えない時間に設定される。
車両制御装置20は、ステップS106で、ブレーキ操作時間tが所定時間TH未満であると判断すると、ステップS118に進み、零以上の駆動力指令値Fsを駆動力指令値Feとして駆動装置13に出力する。
つまり、車両制御装置20は、ドライバが意図していない瞬間的なブレーキペダル操作であると推定されるときに、ブレーキ解除時における車速のアンダーシュート対策としての制駆動力制御をキャンセルし、制駆動力制御の誤動作を抑止する。
一方、ブレーキ操作時間tが所定時間TH以上である場合、車両制御装置20は、ステップS107に進む。換言すれば、ドライバが減速要求に基づき意図的にブレーキペダル16を操作している場合に、車両制御装置20は、ステップS107に進む。
車両制御装置20は、ステップS107で、車速制御部22で求められた駆動力指令値Fsが零であって、車速制御部22が減速指令を出力していない状態であるか否かを判断する。
ドライバのブレーキペダル操作中に車速制御部22が制動指令(駆動力指令値Fs<0)を出力している場合、周囲の道路状況などから要求される制動力に対し、ドライバが現在発生させている制動力が不足していて、更に制動力を発生させなければならない状態である。
このため、車両制御装置20は、車速制御部22で求められた駆動力指令値Fsが零でない場合、ステップS118に進み、零以上の駆動力指令値Fsを駆動力指令値Feとして駆動装置13に出力する。
一方、車速制御部22で求められた駆動力指令値Fsが零であれば、車両制御装置20は、ステップS107からす108に進み、車速Vが零であるか否か、換言すれば、車両10が停止しているか走行しているかを判断する。
車両10の停止状態(車速V=0)では、車速のアンダーシュート対策としての制駆動力制御は不要であるので、車両制御装置20は、ステップS118に進む。
また、車両10が走行状態(車速V≠0)であれば、車両制御装置20は、ステップS109に進む。
車両制御装置20は、ステップS109で、現在のブレーキ操作量BOが最大ブレーキ操作量BOmaxよりも小さく、かつ、現在のブレーキ操作量BOと最大ブレーキ操作量BOmaxとの差が設定値ΔBO(BOmax>ΔBO>0)を超えているか否か、換言すれば、“BO<BOmax-ΔBO”が成立しているか否かを判断する。
ステップS109での処理は、ドライバがブレーキペダル16を解放しているか否かを判断する処理である。
そして、“BO<BOmax-ΔBO”が成立していない場合、車両制御装置20は、ドライバがブレーキペダル16を解放していない状態であると推定し、ステップS118に進み、零以上の駆動力指令値Fsを駆動力指令値Feとして駆動装置13に出力する。
一方、“BO<BOmax-ΔBO”が成立している場合、車両制御装置20は、ドライバがブレーキペダル16を解放していると推定し、ステップS110に進む。
車両制御装置20は、ステップS110で、車速維持駆動力演算部25によって算出された車速維持駆動力Fa[N]を読み込む。
次いで、車両制御装置20は、ステップS111に進み、ドライバがブレーキペダル16の解放操作後、再度、ブレーキペダル16の踏み込み状態を保持しているか否かを判定する。
ここで、車両制御装置20は、現時点でのブレーキ操作量BOが、所定時間THだけ前の時点でのブレーキ操作量BOtmよりも小さく、かつ、ブレーキ操作量BOtmより所定値αだけ小さい値よりも大きいか否か、つまり、現時点でのブレーキ操作量BOが、BOtmとBOtm-αとで挟まれる領域内(BOtm-α<BO<BOtm)であるか否かを判断する。
そして、車両制御装置20は、現時点でのブレーキ操作量BOがBOtmとBOtm-αとで挟まれる領域内ではなく、“BOtm-α<BO<BOtm”が成立しない場合、ブレーキペダル16の踏み込み保持がないと判断して、ステップS112に進む。
車両制御装置20は、ステップS112で、ブレーキ操作量低下率Dpを、数式5で算出する。
Figure 0007227720000005
上記ブレーキ操作量低下率Dpは、ブレーキ操作量BOが最大ブレーキ操作量BOmaxである(BO=BOmax)ときに零で、ブレーキ操作量BOが最大ブレーキ操作量BOmaxよりも低下するほど増大し、ブレーキペダル16が完全に解放されてブレーキ操作量BOが零になると1になる。
つまり、ブレーキ操作量低下率Dpは、ブレーキ操作量BOが最大ブレーキ操作量BOmaxから零の状態にまでどれだけ近づいたかを示す変数である。
一方、現時点でのブレーキ操作量BOがBOtmとBOtm-αとで挟まれる領域内であって“BOtm-α<BO<BOtm”が成立し、ブレーキペダル16の踏み込み状態が保持されていると推定される場合、車両制御装置20は、ステップS113に進む。
車両制御装置20は、ステップS113で、ブレーキ操作量低下率Dpを前回値よりも所定値だけ漸減させる処理を実施する。
換言すれば、車両制御装置20は、減速要求の変化に関する情報が所定の範囲内であるときに、ブレーキ操作量低下率Dpwを漸減させることで、駆動力指令値Feを漸減させる。
これにより、ブレーキペダル16の踏み込み状態が保持されているときに、ブレーキ操作量低下率Dpが大きな値のまま継続されて、駆動力指令値Feが継続して過剰な値に設定されることを抑止することができる。
車両制御装置20は、ステップS112又はステップS113でブレーキ操作量低下率Dpの演算を行うと、次いでステップS114に進み、車速維持駆動力Faにブレーキ操作量低下率Dpを乗算した値が、加算駆動力上限値Fmaxよりも小さいか否かを判断する。
そして、“Fa×Dp<Fmax”が成立する場合、車両制御装置20は、ステップS115に進んで、車速維持駆動力Faにブレーキ操作量低下率Dpを乗算した値を、駆動力指令値Feとして駆動装置13に出力する。
一方、“Fa×Dp≧Fmax”が成立する場合、車両制御装置20は、ステップS116に進んで、加算駆動力上限値Fmaxを、駆動力指令値Feとして駆動装置13に出力する。
上記ステップS114-ステップS116の処理は、Fa×DpとFmaxとのうちより小さい方を、駆動力指令値Feとして駆動装置13に出力する処理であり、数式6にしたがって駆動力指令値Feを求めることになる。
Figure 0007227720000006
つまり、車両制御装置20は、車速維持駆動力Faにブレーキ操作量低下率Dpを乗算することで、ドライバがブレーキペダル16の解放を開始した時点から加算駆動力を零から車速維持駆動力Faに向けて徐々に増大させ、ブレーキ操作量BOが零に戻った時点(換言すれば、ブレーキ操作が終了した時点)で車速維持駆動力Faを駆動力指令値Feとして駆動装置13に出力する。
ここで、車両制御装置20は、ブレーキ操作の終了前から車速維持駆動力Faに応じた駆動力指令値Feを駆動装置13に出力することで、ドライバがブレーキ操作を終了したときに駆動装置13の応答遅れによって車速Vが目標速度V*(ブレーキ操作終了時点での車速)よりも低下することを抑止できる。
また、車両制御装置20は、駆動力指令値Feの上限を加算駆動力上限値Fmaxに基づき制限するから、過剰な駆動力指令値Feの出力を抑止できる。
以上のように、車速維持駆動力Faとブレーキ操作量低下率Dpとに基づき駆動力指令値Feが設定され、ブレーキペダル16が完全解放された場合は、目標速度V*の維持に必要な駆動力が指示される。
また、ブレーキペダル16の解放操作の開始時点からブレーキペダル16が完全解放されるまでの間、解放度(ブレーキ操作量低下率Dp)に応じたシームレスな駆動力指令値を実現できる。
但し、ドライバの制動操作中に、ドライバの減速意図に反して駆動力を発生させることで、車両全体としての制駆動力とドライバの意図とに相違が生じる。そこで、車両制御装置20は、以下に示す加算制動力を付与することで、前記相違の発生を抑制する。
次に、加算制動力演算部27における加算制動力の算出方法を説明する。
例えば、エンジン出力が変速機及びデファレンシャルを介して駆動輪に伝達される駆動系を有した車両10の場合、加算制動力演算部27は、数式7にしたがって加算制動力FBを算出する。
Figure 0007227720000007
数式7において、Trはエンジントルク(駆動装置13の発生トルク)[Nm]、GRcはミッションギア比、GRfはファイナルギア比、Rはタイヤ動半径である。
そして、加算制動力FBは、減速方向への力を表すマイナスの値として算出され、加算制動力FBの値が小さいほど(絶対値が大きいほど)、より大きな制動力を要求する指令である。
次に、要求制動力演算部28におけるドライバ要求制動力FDBの算出方法を説明する。
ドライバ要求制動力FDBは、例えば、車両10が搭載する制動装置14が油圧式ブレーキシステムである場合、ブレーキペダルストローク若しくは踏力と液圧との関係はチューニングに応じて決まるため、要求制動力演算部28は、数式8からドライバ要求制動力FDBを算出することができる。
Figure 0007227720000008
数式8において、dFは前輪ホイールシリンダ内径[m]、BEFFは前輪ブレーキ有効係数、rFは前輪ブレーキロータ有効半径[m]、dRは後輪ホイールシリンダ内径[m]、BEFRは後輪ブレーキ有効係数、rRは後輪ブレーキロータ有効半径[m]、Rはタイヤ動半径[m]である。
図4のフローチャートは、車両制御装置20による制動力制御処理の流れを示す。
車両制御装置20は、まず、ステップS201で、ブレーキ操作量BOが零であるか否かを判断する。
ブレーキ操作量BOが零であって、ドライバがブレーキペダル16を操作していない状態である場合、車両制御装置20は、ステップS202に進み、車速制御部22によって求められた駆動力指令値Fsと零とのうちより小さい方の値を最終要求制動力FBRKとして制動装置14に出力する(FBRK=min(Fs,0))。
つまり、ステップS202で、車両制御装置20は、車速制御部22の駆動力指令値Fsにしたがい、零以下の最終要求制動力FBRK(減速方向への駆動力指令値)を制動装置14に出力する。
一方、ブレーキ操作量BOが零でなく、ドライバがブレーキペダル16を操作している状態である場合、車両制御装置20は、ステップS203に進む。
ステップS203で、車両制御装置20は、駆動力指令値Feの出力によって駆動装置13(エンジン)が駆動力を発生しているか否かを判断する。
加算制動力FBがFB<0を満たす場合、つまり、Fe=min(Fa×Dp,Fmax)にしたがって算出された駆動力指令値Feが付与されている場合、車両制御装置20は、ステップS204に進む。
車両制御装置20は、ステップS204で、車両全体の制駆動力をドライバの意図と一致させるため、数式9にしたがって最終要求制動力FBRKを算出し、制動力指令として制動装置14に出力する。
Figure 0007227720000009
つまり、車両制御装置20は、Fe=min(Fa×Dp,Fmax)にしたがって算出した駆動力指令値Feを付与している場合、係る駆動力指令値Feを相殺するように、ドライバ要求制動力FDBに加算制動力FBを付加する。
これにより、ブレーキ操作の終了前から駆動力指令値Feを付与しても、減速度が低下することを抑止できる。
なお、最終要求制動力FBRKの算出に用いる加算制動力FBは、駆動力指令値でなく発生駆動力(エンジントルクTr)に基づき算出されるため、エンジンに顕著に見られる駆動力指令値に対する応答遅れを加味し、車両全体の制駆動力が調整される。
一方、加算制動力FBがFB<0を満たさない場合、車両制御装置20は、ステップS205に進む。
ステップS205で、車両制御装置20は、ドライバ要求制動力FDBと駆動力指令値Fsとのうちより小さい方(制動力要求としてより大きい方)を、最終要求制動力FBRKとして制動装置14に出力する。
つまり、ステップS205で、車両制御装置20は、数式10にしたがって、最終要求制動力FBRKを算出する。
Figure 0007227720000010
図5のタイムチャートは、目標速度V*で車両10を走行させる自動走行制御中に、ドライバによるブレーキ操作が行われたときの、駆動力出力部26により出力される駆動力指令値Fe、及び、制動力演算出力部29により出力される最終要求制動力FBRKの変化を例示する。
アクセル・ブレーキ操作で任意に目標速度V*を変更可能な自動走行制御中に、ドライバがブレーキペダル16の操作を時刻t1から開始すると、ブレーキ操作量BO(ブレーキ開度)が上昇するため(BO>BO-1)、最大ブレーキ操作量BOmaxが更新され(BOmax=BO)、更に、ブレーキ操作時間tのカウントが開始される。
また、時刻t1からドライバがブレーキ操作を開始したことで、数式8に基づくドライバ要求制動力FDBが最終要求制動力FBRKとして制動装置14に出力され、係る制動指令に応じて制動装置14が作動して車速が低下し始める。
時刻t3においてドライバがブレーキペダル16の解放操作を開始すると、ブレーキ操作量BOが低下するため(BO<BO-1)、最大ブレーキ操作量BOmaxは、BOmax=BO1に保持される。
時刻t4にて、ブレーキ操作量BOの最大ブレーキ操作量BOmaxからの低下量が設定値ΔBO以上になると(BO<BOmax-ΔBO)、BOmax=BO1とし、ブレーキ操作量低下率Dpが数式5に基づいて算出され、更に、数式6に基づき算出される駆動力指令値Feの出力が開始される。
このとき、数式9にしたがった最終要求制動力FBRKの出力が行われ、車両全体の制駆動力をドライバの意図に一致させる。
なお、数式6に基づく駆動力指令値Feの出力、及び、数式9に基づく最終要求制動力FBRKの出力は、ブレーキ操作時間tが所定時間TH以上であることを条件に実施され、ドライバが意図しない瞬間的なブレーキペダル操作に起因する誤動作が抑止される。図5のタイムチャートにおいては、t2において上記の条件が成立している。
また、時刻t5から、ドライバがブレーキペダル16の開度を一定に保持し始め、時刻t6のときは、“BOtm-α<BO<BOtm”が成立することから、ブレーキ操作量低下率Dpが漸減され、駆動力指令値は徐々に低下する。
係る駆動力指令値の低下に伴って実駆動力も低下するため、制動力指令の増加分である加算制動力FBも徐々に低下する。
時刻t7において、ドライバがブレーキペダル16を踏み増し、ブレーキ操作量BOが上昇すると、図3のステップS104において“BO>BO-1”が成立すると判断されることで、最大ブレーキ操作量BOmaxの更新が再開され、また、駆動力指令値Feを零として、駆動力の発生が停止される。
時刻t8においてドライバがブレーキペダル16を離し始め、時刻t9において、ブレーキ操作量BOの最大ブレーキ操作量BOmax(BOmax=BO2)からの低下量が設定値ΔBO以上になると、ブレーキ操作量低下率Dpに応じた駆動力指令値Feの出力が開始される。このとき、時刻t3での処理と同様に、ブレーキ操作量低下率Dpが数式5に基づいて算出され、更に、数式6に基づき駆動力指令値Feが算出される。
時刻t10において、ドライバがブレーキペダル操作を終了すると(ブレーキペダル16を完全解放すると)、ブレーキ操作量BO(ブレーキ開度)が零になる。これにより、駆動力指令値FeはFe=max(Fs,0)として出力され、また、最終要求制動力FBRKはFBRK=min(Fs,0)として出力されることで、通常の自動走行制御状態に戻る。
上記実施形態で説明した各技術的思想は、矛盾が生じない限りにおいて、適宜組み合わせて使用することができる。
また、好ましい実施形態を参照して本発明の内容を具体的に説明したが、本発明の基本的技術思想及び教示に基づいて、当業者であれば、種々の変形態様を採り得ることは自明である。
例えば、ブレーキ操作量BOの単位変化量当たりにおけるブレーキ操作量低下率Dpの変化速度を一定とせずに、ブレーキ操作量BOが零に近づくにしたがってブレーキ操作量低下率Dpの変化速度を速め、数式6で求められる駆動力指令値Feの増大速度を速めることができる。
また、ドライバによるブレーキペダル操作中における車速の低下速度が設定速度よりも遅く、アンダーシュートを抑制するための制駆動力制御を実施しない場合でもアンダーシュートが充分に小さくなるときに、アンダーシュートを抑制するための制駆動力制御をキャンセルすることができる。
また、最大ブレーキ操作量BOmaxが設定値を下回るときに、アンダーシュートを抑制するための制駆動力制御をキャンセルすることができる。
また、駆動力指令値Feの増大を、ブレーキ操作量BOが閾値を横切って減少したときを起点として実施することができる。
ここで、上述した実施形態から把握し得る技術的思想について、以下に記載する。
車両制御装置は、その一態様として、
ドライバによって設定された目標速度で車両を走行させるための自動走行制御を実行可能な車両制御装置であって、
前記ドライバによるブレーキ操作に関する情報を入力する制動操作入力部と、
前記車両の速度に関する情報を入力する車速入力部と、
前記自動走行制御中に、前記ドライバによるブレーキ操作が行われたときに、ブレーキ操作が解除されたときの前記車両の速度を前記目標速度として設定する目標速度設定部と、
前記自動走行制御中における前記ドライバによるブレーキ操作の解除前から解除時にかけて前記車両の駆動力を増大させる指令を前記車両の駆動装置に出力するとともに、前記駆動力の増大分に応じて前記車両の制動力を増大させる指令を前記車両の制動装置に出力する制駆動力制御部と、
を備えることを特徴とする車両制御装置。
上記車両制御装置の好ましい態様では、
前記制駆動力制御部は、前記ブレーキ操作の解除前から解除時に向けて前記駆動力を徐々に増大させる指令を前記駆動装置に出力することを特徴とする。
10…車両、11,11…前輪、12,12…後輪、13…駆動装置、14…制動装置、16…ブレーキペダル(制動操作部)、20…車両制御装置、21…勾配推定部、22…車速制御部、23…車速検出部(車速入力部)、24…ブレーキ操作量検出部(制動操作入力部)、25…車速維持駆動力演算部(車速維持駆動力取得部)、26…駆動力出力部(駆動力指令出力部)、27…加算制動力演算部、28…要求制動力演算部、29…制動力演算出力部(制動力取得部、制動力指令出力部)

Claims (5)

  1. 設定速度で車両を走行させるための自動走行制御を実行可能な車両制御装置において、
    前記車両の減速要求に関する情報を取得する制動操作部から前記車両の減速要求に関する情報が入力される制動操作入力部と、
    前記車両の速度に関する情報が入力される車速入力部と、
    前記制動操作入力部から得られた前記減速要求に関する情報と、前記車速入力部から得られた前記速度に関する情報と、に基づいて、前記減速要求の解除操作の開始から前記減速要求が解除されるまで間において前記速度を維持するための駆動力に関する情報である車速維持駆動力を求める車速維持駆動力取得部と、
    前記車速維持駆動力に関する情報と、前記制動操作入力部から得られた前記減速要求に関する情報と、に基づいて前記減速要求を達成するための制動力を求める制動力取得部と、
    前記車速維持駆動力を達成するための駆動力指令値を、前記車両の駆動装置に出力する駆動力指令出力部と、
    前記制動力を達成するための制動力指令値を、前記車両の制動装置に出力する制動力指令出力部と、
    を備えることを特徴とする車両制御装置。
  2. 請求項1に記載の車両制御装置において、
    前記車速維持駆動力取得部は、前記減速要求に関する情報と、前記制動操作入力部から入力された減速要求に関する情報を記憶する減速要求記憶部から得られた、前記制動操作部作動中における記憶された減速要求に関する情報と、に基づいて、減速要求の変化量に関する情報を求め、
    前記減速要求の変化に関する情報が所定の範囲内である場合、前記駆動力指令値を漸減させる、
    ことを特徴とする車両制御装置。
  3. 請求項1に記載の車両制御装置において、
    前記制動力取得部は、前記減速要求に関する情報に基づいて求められる要求制動力と、前記車速維持駆動力に関する情報に基づいて求められる加算制動力と、に基づいて前記制動力を求める、
    ことを特徴とする車両制御装置。
  4. 車両制御装置が実行する、設定速度で車両を走行させるための車両制御方法であって、
    前記車両の減速要求に関する情報が入力される制動操作段階と、
    前記車両の速度に関する情報が入力される車速入力段階と、
    前記減速要求に関する情報と、前記速度に関する情報と、に基づいて、前記減速要求の解除操作の開始から前記減速要求が解除されるまで間において前記速度を維持するための駆動力に関する情報である車速維持駆動力を求める車速維持駆動力取得段階と、
    前記車速維持駆動力に関する情報と、前記減速要求に関する情報と、に基づいて前記減速要求を達成するための制動力を求める制動力取得段階と、
    前記車速維持駆動力を達成するための駆動力指令値を、前記車両の駆動装置に出力する駆動力指令出力段階と、
    前記制動力を達成するための制動力指令値を、前記車両の制動装置に出力する制動力指令出力段階と、
    を備えることを特徴とする車両制御方法。
  5. 設定速度で車両を走行させるための自動走行制御を実行可能な車両制御システムにおいて、
    前記車両の減速要求に関する情報を取得する制動操作部と、
    前記車両の速度に関する情報を取得する車速取得部と、
    前記制動操作部から得られた前記減速要求に関する情報と、前記車速取得部から得られた前記速度に関する情報と、に基づいて、前記減速要求の解除操作の開始から前記減速要求が解除されるまで間において前記速度を維持するための駆動力に関する情報である車速維持駆動力を求める車速維持駆動力取得部と、
    前記車速維持駆動力に関する情報と、前記制動操作部から得られた前記減速要求に関する情報と、に基づいて前記減速要求を達成するための制動力を求める制動力取得部と、
    前記車速維持駆動力を達成するための駆動力指令値に基づいて前記車両に駆動力を発生させる駆動装置と、
    前記制動力を達成するための制動力指令値に基づいて、前記車両に制動力を発生させる制動装置と、
    を備えることを特徴とする車両制御システム。
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