JP7227479B2 - 情報処理装置及び画像分割プログラム - Google Patents
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Description
また、機構図面など1つの図面に複数の部品が描かれている場合、各部品に関する線分データを部品ごとに個別に扱えるようにするため、従来、人がマウスなどを用いてコンピュータの画面上で目視により複数の部品に関する線分データを部品ごとに分割していた。
(第1の実施の形態)
図1は、第1の実施の形態の情報処理装置の一例を示す図である。
処理部10aは、CPU(Central Processing Unit)やDSP(Digital Signal Processor)などのプロセッサである。ただし、処理部10aは、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)などの特定用途の電子回路を含んでもよい。プロセッサは、メモリに記憶されたプログラムを実行する。たとえば、画像分割プログラムが実行される。なお、複数のプロセッサの集合を「マルチプロセッサ」または単に「プロセッサ」ということがある。
紙図面12には、2つの部品12a,12bの形状(輪郭)を表す形状線と、部品12a,12bについての寸法を表す寸法線が描画されている。このような紙図面12から変換され、図面データ取得装置11から供給される図面データに対して、処理部10aは、上記のような矩形領域の生成処理(以下、粒子処理と呼ぶ場合もある)を行う。部品12a,12bのそれぞれの形状線と寸法線とは分離して描かれているため、それぞれ異なる矩形領域が生成される。図1の例では、部品12aに関して矩形領域13a,13bが生成され、部品12bに関して矩形領域13c,13d,13eが生成されている。
図2は、第2の実施の形態の情報処理装置のハードウェア例を示すブロック図である。
情報処理装置20は、CPU21、RAM22、HDD23、画像信号処理部24、入力信号処理部25、媒体リーダ26、通信インタフェース27、インタフェース28を有する。上記ユニットは、バスに接続されている。
図3は、情報処理装置の機能例を示すブロック図である。なお、図3では、図2に示した図面データ取得装置28aが、撮像素子28a1、撮像素子コントローラ28a2、ステージコントローラ28a3、ステージ28a4を有する装置である例が示されている。
撮像素子制御部32は、撮像素子コントローラ28a2を制御して撮像素子28a1による撮像を行わせる。
前処理部34は、データ読込部31から読み込まれた図面データに対して、2値化処理やノイズ除去処理などの前処理を行う。
設定情報入力部38は、入力デバイス25aから各種設定情報を入力する。設定情報には、たとえば、膨張量のほか、閾値THを算出するための分割対象領域の最小面積、最大アスペクト比、前述の許容範囲の大きさなどを含む。
図4は、分割処理の手順の一例を示すフローチャートである。
図5に示されている紙図面50には、複数の部品の形状を表す形状線と、複数の部品についての寸法を表す寸法線などが描画されている。
図6の例では、図5に示した紙図面50に対応した図面データ51の例が示されている。
図7は、粒子処理を説明する図である。
図面データ51に対する粒子処理により、図8に示すような複数の矩形領域(破線で示されている)が生成される。図7に示したように、1つの部品に関する形状線や寸法線は離れて配置されているため、それぞれに対して別々の矩形領域が生成されている。
図9は、膨張処理後の粒子処理例を示す図である。
以下、説明を簡単にするために、2つの部品についての上記フローチャートの手順を用いた分割処理の例を説明する。なお、以下の例では、ステップS14の処理で用いられる所定回数(n回)が2回であるものとして説明する。
図10では、2つの部品についての線分データに対して生成された矩形領域60a,60b,60c,60d,60eの例が示されている。矩形領域60aは、1つ目の部品の形状線を囲うように生成され、矩形領域60bは、1つ目の部品の寸法線を囲うように生成されている。矩形領域60cは、2つ目の部品の形状線を囲うように生成され、矩形領域60d,60eは、2つ目の部品の各寸法線を囲うように生成されている。許容範囲61aは、矩形領域60aの左上頂点を中心に設定されており、許容範囲61bは、矩形領域60bの左上頂点を中心に設定されている。許容範囲61cは、矩形領域60cの左上頂点を中心に設定されており、許容範囲61dは、矩形領域60dの左上頂点を中心に設定されており、許容範囲61eは、矩形領域60eの左上頂点を中心に設定されている。
図16には、図10~図15に示した各膨張処理前後の粒子処理によって生成される矩形領域の左上頂点座標と面積の例が示されている。膨張画素数が0の場合、図10に示したような5つの矩形領域60a~60eの左上頂点座標と面積が求められ、1回目の膨張処理後には、図11に示した4つの矩形領域62a~62dの左上頂点座標と面積が求められる。また、2回目の膨張処理後には、図12に示した2つの矩形領域63a,63bの左上頂点座標と面積が求められ、3回目の膨張処理後には、図13に示した2つの矩形領域64a,64bの左上頂点座標と面積が求められる。また、4回目の膨張処理後には、図14に示した2つの矩形領域65a,65bの左上頂点座標と面積が求められ、5回目の膨張処理後には、図15に示した1つの矩形領域66の左上頂点座標と面積が求められる。図16に示すような情報は、記憶部42に保持される。
図19は、図面データに対して適切に決定された各分割対象領域の例を示す図である。
以上のように、第2の実施の形態の情報処理装置20では、粒子処理と膨張処理を繰り返したとき、面積増加が安定している(たとえば、上記のように2回数以上続けて面積増加率ΔSRが閾値TH以下である)矩形領域を分割対象領域としている。このため、第1の実施の形態の情報処理装置10と同様に、部品ごとに適切な膨張量のときに分割対象領域が決定される。つまり分割対象領域が最適化される。これにより、複数の部品に関する線分データを部品ごとに分割する際の分割誤りの発生を抑制できる。
プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体(たとえば、記録媒体26a)に記録しておくことができる。記録媒体として、たとえば、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、半導体メモリなどを使用できる。磁気ディスクには、FD及びHDDが含まれる。光ディスクには、CD、CD-R(Recordable)/RW(Rewritable)、DVD及びDVD-R/RWが含まれる。プログラムは、可搬型の記録媒体に記録されて配布されることがある。その場合、可搬型の記録媒体から他の記録媒体(たとえば、HDD23)にプログラムをコピーして実行してもよい。
10a 処理部
10b 記憶部
11 図面データ取得装置
12 紙図面
12a,12b 部品
13a~13e,14a~14d,15a,15b,16a,16b,17a,17b,18 矩形領域
Claims (5)
- 複数の部品が描画された図面を変換したデジタルデータである図面データに基づいて、前記複数の部品の何れかに関する1または連続する複数の線分をそれぞれ囲う複数の矩形領域を生成し、
設定された膨張量に基づいて、前記複数の矩形領域のそれぞれに含まれる各線分を膨張させ、
膨張後の前記各線分に基づいて、前記複数の矩形領域を更新するとともに、前記各線分の膨張によって互いに接触する線分を含む矩形領域同士を統合し、
前記各線分を膨張させる膨張処理を所定回数以上続けて行っても、各膨張処理の前の面積に対する面積増加率が閾値以下である矩形領域に含まれる前記各線分についての膨張前の線分データを抽出する、
処理部と、
前記閾値を記憶する記憶部と、
を有する情報処理装置。 - 前記1または連続する複数の線分は、前記複数の部品の何れかに関する形状線または寸法線を表し、
前記処理部は、前記膨張処理を繰り返すことで、それぞれが、1つの部品に関する前記形状線と前記寸法線を含む、前記複数の部品の数に対応した数の矩形領域を生成する、
請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記処理部は、
前記複数の矩形領域のそれぞれの位置を特定する位置特定点の座標情報と、前記複数の矩形領域のそれぞれの更新後の前記位置特定点の位置の変化の許容範囲を示す許容範囲情報と、を前記記憶部に保持させ、前記複数の矩形領域の更新が行われるたびに前記座標情報を更新し、
前記座標情報及び前記許容範囲情報に基づいて、前記複数の矩形領域のうちの第1の矩形領域の更新後の前記位置特定点が、前記第1の矩形領域についての前記許容範囲内にある場合、更新後の前記第1の矩形領域を再び更新対象として採用する、
請求項1または2に記載の情報処理装置。 - 前記処理部は、
前記座標情報及び前記許容範囲情報に基づいて、前記第1の矩形領域の更新後の前記位置特定点が、前記第1の矩形領域についての前記許容範囲内にない場合、前記第1の矩形領域が前記複数の矩形領域のうちの第2の矩形領域に統合されたものとして、前記第1の矩形領域を更新対象から除外する、
請求項3に記載の情報処理装置。 - 複数の部品が描画された図面を変換したデジタルデータである図面データに基づいて、前記複数の部品の何れかに関する1または連続する複数の線分をそれぞれ囲う複数の矩形領域を生成し、
設定された膨張量に基づいて、前記複数の矩形領域のそれぞれに含まれる各線分を膨張させ、
膨張後の前記各線分に基づいて、前記複数の矩形領域を更新するとともに、前記各線分の膨張によって互いに接触する線分を含む矩形領域同士を統合し、
前記各線分を膨張させる膨張処理を所定回数以上続けて行っても、各膨張処理の前の面積に対する面積増加率が閾値以下である矩形領域に含まれる前記各線分についての膨張前の線分データを抽出する、
処理をコンピュータに実行させる画像分割プログラム。
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