JP5849206B2 - 画像処理装置、画像処理方法、及び画像処理プログラム - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法、及び画像処理プログラム Download PDF

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Description

本開示は、画像の一部を使用者が指定して画像処理などを行う画像処理装置において、使用者が指定した選択範囲に対して行う画像処理に関する。
表示された画像に、使用者が不要と考える不要物体(顔のシミ又はホクロ、背景における電線など)が写りこんでいる場合がある。従来、この不要物体を画像から除去し、不自然にならないように修復処理を行う機能が提案されている。すなわち、使用者が画像の中から特定の領域を不要領域として指定した後、不要領域に対して周囲の画像などを用いて修復処理を行うものである(例えば、特許文献1参照)。使用者が行う不要領域の指定方法としては、ディスプレイ上に表示された画像を参照しながら、不要物体の輪郭部分をデジタイザ、あるいはマウス等のポインティング・デバイスを用いてトレースして、画素単位で不要領域を指示するものが一般的である。
特開2013−045316号公報
本開示は、不要物体を除去する画像修復処理等のため、より自然な処理結果を得るために有効な画像領域指定を行う画像処理装置、画像処理方法及び画像処理プログラムを提供する。
本開示の一つの観点にかかる画像処理装置は、表示した画像の領域指定を行う画像処理装置であって、所定数の画素により構成される画像を表示する表示部、画像に対する選択操作を受け付ける入力部、及び表示部と入力部を制御する制御部を備える。制御部は、画素値と画素位置に基づいて計算された類似性に応じて画像を分割することにより複数の分割領域を生成し、入力部により受け付けられた選択操作に応じて一以上の分割領域からなる選択範囲を特定する。制御部はさらに、選択範囲に対して、同選択範囲を構成する画素数を減らす収縮処理を行い、収縮処理された選択範囲に対して、同収縮処理された選択範囲を構成する画素数を増やす膨張処理を行う。膨張処理された選択範囲を構成する画素数は、収縮処理前の選択範囲を構成する画素数よりも多い。
本開示の他の観点に係る画像処理方法は、表示装置に表示した画像の領域指定を行う画像処理方法であって、所定数の画素により構成される画像を、画素値と画素位置に基づいて計算された類似性に応じて分割することにより複数の分割領域を生成し、使用者の選択操作に応じて一以上の分割領域からなる選択範囲を特定し、選択範囲に対して同選択範囲を構成する画素数を減らす収縮処理を行い、収縮処理された選択範囲に対して同収縮処理された選択範囲を構成する画素数を増やす膨張処理を行い、膨張処理された選択範囲を構成する画素数は、収縮処理前の選択範囲を構成する画素数よりも多い。
本開示における画像処理装置、画像処理方法及び画像処理プログラムは、不要物体を除去する画像修復処理等のため、より自然な処理結果を得る画像領域指定を行うのに有効である。
実施の形態に係る画像処理装置1の概略構成を示すブロック図 同画像処理装置1の動作を示すフローチャート 同画像処理装置1によるセグメント分割処理の動作を示すフローチャート 同画像処理装置1による入力画像の表示状態を示す図 同画像処理装置1によるセグメント分割処理の初期状態を示す図 同画像処理装置1によるセグメント分割処理の処理結果を示す図 使用者による領域指定動作を説明するための図 セグメント分割におけるノイズの混入状態を示す図 同画像処理装置1による2値化画像処理の動作を示すフローチャート 選択範囲を2値化画像として生成した状態を示す図 2値化画像の生成状態を画素単位で表示した図 2値化画像の収縮処理後の状態を画素単位で示す図 2値化画像の膨張処理後の状態を画素単位で示す図 膨張処理後の選択範囲を示す図 不要物体を除去する画像修復処理を説明するための図 膨張処理を実施しない場合の不具合を説明するための図 収縮処理を実施しない場合の不具合を説明するための図
以下、適宜図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
なお、発明者は、当業者が本開示を十分に理解するために添付図面および以下の説明を提供するのであって、これらによって特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図するものではない。
(実施の形態1)
以下、図1〜17を用いて、実施の形態1を説明する。
[1.構成]
図1は、画像処理装置1の構成を概略的に示すブロック図である。画像処理装置1は、任意の電子機器であり、例えば、デジタルスチルカメラ、デジタルビデオカメラ、パーソナルコンピュータ、携帯電話機、情報端末である。画像処理装置1は、画像処理装置1内の各部位の動作を統括的に制御する制御部2(制御部の一例)、レンズや撮像素子を備え画像を撮影するカメラやスキャナなどの画像入力部3、撮影した画像などの各種情報を記録する記憶部4、画像などの映像情報を表示する液晶モニターや有機ELディスプレイなどの表示部5(表示部の一例)、使用者からの各種操作の入力を受けるタッチパネルなどの操作入力部6(入力部の一例)を備えている。入力部6は、使用者の指などが表示部5の画面に接触したことを検知し、検知結果は前記制御部により判定される。
制御部2は、CPU等のプロセッサを含み、所定のプログラムの処理を実行することによって画像処理装置1の動作を実行する。ここで記憶部4は、ハードディスクやシリコンディスク、あるいはSDカード(半導体メモリ)などから構成してもよい。また、キャッシュやRAMなどの一時的な記憶を行うもので構成してもよい。
また操作入力部6には、マウスやタブレットなどのポインティング・デバイスを用いてもよいし、キーボードを利用してもよい。あるいは、各種方式による電子ペンなどを用いてもよい。
[2.動作]
[2−1.画像処理装置の動作]
以上のように構成された画像処理装置1の動作を、図2のフローチャートを用いて説明する。画像処理装置1の制御部2は、使用者の操作による指示に応じて、画像入力部3が撮影した画像を表示部5に表示させる。この場合、あらかじめ画像入力部3が撮影した画像を記憶部4に記憶しておき、記憶部4からその画像を読み出して表示部5に表示する(S101)。
次に制御部2は、画像の各画素の値の類似性に基づいて、画像を複数の小領域(セグメント)に分割するセグメント分割処理を行う(S102)。
そして、分割した小領域(セグメント)から使用者が1個以上の小領域を選択すると、制御部2は、画像処理の対象となる領域を指定する領域指定処理を行う(S103)。
次に制御部2は、使用者が選択した小領域に含まれる全ての画素を選択範囲とする2値化画像を生成するため、2値化画像処理を実施する(S104)。
そして制御部2は、2値化画像処理を経た選択範囲を不要領域として、画像修復処理を行う(S105)。
以下、セグメント分割処理(S102)、領域指定処理(S103)、2値化画像処理(S104)、画像修復処理(S105)の動作について、詳細に説明する。
[2−2.セグメント分割処理の動作]
以下に、画像の各画素の値の類似性に基づいて、画像を複数の小領域(分割領域の一例;以下、セグメントと呼ぶ)に分割するセグメント分割処理について説明する。本実施の形態では、このセグメント分割処理として、k平均法(k−means clustering)に基づくセグメント分割方法を用いている。
図3は、セグメント分割処理の動作を示すフローチャートである。また図4は、処理の対象となる入力画像の液晶画面への表示状態を示す図であり、図5は、セグメント分割処理の初期状態を示す図であり、図6は、セグメント分割処理の処理結果を示す図である。
図4に示すように、画像入力部3により取得され表示部5に表示された入力画像10には、第1被写体11、第2被写体12、第3被写体13などが含まれている。これら3つの被写体の中から、第1被写体11を、使用者が不要物体として指定する場合を例に、以下説明を続ける。
なお入力画像10は、例えばYUV色空間で表現されるデジタルデータで、制御部2がデジタル処理を行うことができる。すなわち入力画像10は、M×N個(例えば640×480個)の画素から構成されており、各画素は輝度Y、色差U,Vの3つのデータ(以下画素値と呼ぶ)を有する。なお、画像のデータ形式としては、RGB色空間やLab色空間などとの間で相互に変換可能であるので、他の色空間に変換した結果を画素値として処理してもよい。
制御部2は初期化作業として、画像10をk個(k:2以上の整数)の初期セグメントに分割する(S201)。このk個の初期セグメントの重心は、画像10内に縦横均等に配置される。隣り合う重心の間隔はS(画素)となる。図5はこの初期化状態を示しており、一例として20×15個の初期セグメント20を縦横均等に配置した場合を示している。
さらに、各セグメントには個別にユニークなラベルを付与する(S202)。例えば、図5のセグメントに画面の左上のセグメントを1番として、ラインスキャンするように、右下方向に増加させた番号kをラベルとして付与する。図示のセグメント20のラベルは、k=54となる。ここでラベルは、ランダムな数字でもアルファベットなどの文字でもよい。ただし、同じラベルを有するセグメントが同時に存在しないように、ユニークなものとする。
次に、制御部2は画像10内の全画素に対してループAの処理を行う(S203)。ループAの処理としては、画像10内の各画素に対して、ステップS204、S205の処理を行う。
制御部2は各画素について、各セグメントの重心に対する距離Dsを算出する(S204)。この距離Dsは、画素値と画素位置を用いて定義された類似性を示す値である。ここでは、距離Dsが小さいほど、セグメントの重心に対する画素の類似性が高いと判断する。
例えば、i番目の画素の画素位置が(xi,yi)、画素値が(Yi,Ui,Vi)であった時に、k番目のセグメントまでの距離Dsは、以下の数式1によって算出する。
Figure 0005849206
ここで、セグメントの重心は、画素位置(xk,yk)、画素値(Yk,Uk,Vk)である。このセグメント重心の初期値は、図5に示すように均等配置した後の各セグメント重心位置と、その位置における画素値を用いればよい。
またmは、画素値に基づく距離D1と、画素位置に基づく距離D2とが、距離Dsに及ぼす影響のバランスを取るための係数である。この係数mは、実験的あるいは経験的に予め定めておけばよい。
次に制御部2は、距離Dsを用いて対象画素iが所属するセグメントを決定する(S205)。すなわち、距離Dsが最も小さい重心を有するセグメントを対象画素iの所属セグメントと決定する。
このようなステップS204、S205の処理を画像10に含まれる全ての画素について実施すること(S203)により、各画素の所属セグメントを決定する。すなわち、各画素が所属するセグメントのラベルを付与されたM×N個のデータが得られる。以下では、このデータを総称してラベル画像21と呼ぶことにする。
次に制御部2は、ループAの処理により所属する画素が変更された各セグメントの重心を更新する(S206)。各セグメントの重心を更新することで、より正確な分割処理が可能となる。制御部2は、以下の数式2に従って、新たな重心の画素位置(xk,yk)、画素値(Yk,Uk,Vk)を算出する。
Figure 0005849206
ここで、数式2におけるΣはk番目のセグメントに含まれる全ての画素についての総和を意図しており、Nはk番目のセグメントに含まれる画素の総数である。
次に制御部2は、分割処理を終了するかどうかを判断する(S207)。分割処理を継続する場合(S207のNo)は、ステップS203〜S206の処理を再び行い、ラベル画像21を更新する。
このステップS207における終了判断は、例えば、数式2における重心の更新状態を監視して判断してもよい。すなわち、重心の画素位置(xk,yk)、画素値(Yk,Uk,Vk)の更新前後における変化が少なくなったらセグメント分割処理を終了(S207のYes)と判断する。あるいは、S203〜S206の繰り返し回数で終了を判定してもよい。例えば、S203〜S206の処理を10回実施した場合は、セグメント分割処理を終了するようにしてもよい。
このようにして制御部2は、ラベル画像21の更新を繰り返す。この結果、画像10は、図6に示すような複数のセグメント20に分割される。上述の更新処理を行うことでセグメントの形状は変化するが、各セグメントに付与されるラベルは同じである。すなわち、図5に示されたセグメント20のラベルは、k=54であり、図6に示されたセグメント20のラベルも、k=54である。図6を見ると以下のような特徴があることがわかる、第1に、画像10に含まれる物体(第1被写体11、第2被写体12、第3被写体13)の境界と、セグメント20の境界が一致していることである。第2に、各セグメント20の大きさがほぼ均一であり、各物体は複数のセグメント20から構成されていることである。しかもひとつのセグメント20が複数の物体に跨って存在していないことがわかる。
したがって、使用者が第1被写体11を指定する場合には、第1被写体11に含まれるセグメントを指定するだけでよいことがわかる。従来のように、第1被写体11の輪郭部分を慎重にトレースして、画素単位で領域を指定する必要がないため、領域指定がより簡便な作業で実行できる。
[2−3.領域指定処理の動作]
図2に示すように制御部2が、セグメント分割処理(S102)を行ったあと、使用者は、1個以上の小領域(セグメント)を選択して、画像処理の対象となる領域を指定する(S103)。使用者は、例えば第1被写体11の内部のセグメント22などを順次タップし、第1被写体11に含まれる全てのセグメントを選択する。図7は、この状態を示しており、第1被写体11に含まれる全てのセグメントが強調表示されている。
次に、図7の一部分を拡大表示した図8を用いて、ノイズの混入について説明する。同図に示すように、画像10内の第1被写体11と第2被写体12の間のセグメント33には、ノイズ領域23a、23b、23cが存在する。同様に、第1被写体11と第3被写体13との間のセグメント34には、ノイズ領域24a、24b、24cが存在する。これら6個のノイズ領域は、それぞれセグメント33や34の内部に位置する小さな点であるが、セグメント33や34とは異なるセグメントに属している。すなわち、セグメント分割処理の結果ノイズ領域23a、23b、23cはセグメント23の一部であり、ノイズ領域24a、24b、24cはセグメント24である。
元々画像10には、暗所などのノイズが記録されている場合がある。また、記憶部4に対して記録/再生する際のデジタルデータの圧縮/伸張時にもノイズを生じる場合がある。あるいは非常に細かい模様が点在しているような場合にも、巨視的にはノイズのように見えることがある。これらのノイズや模様の画素値(輝度や色相)によっては、上述のような飛び地が発生する場合がある。
ノイズ領域23cを構成する画素を例にとって説明する。仮にこの画素の輝度や色相がセグメント23の重心における画素値と完全に一致していたとする。しかも、周囲の画素とは全く異なる画素値であると仮定する。すると、図3のステップS204において、各セグメントの重心との距離Dsを数式1に基づいて計算する際に、次のような現象が発生する。すなわち、セグメント23の重心との距離Dsを計算する場合には、画素値に基づく距離D1はゼロとなり、画素位置に基づく距離D2のみが数値を持つ。一方、セグメント33の重心との距離Dsを計算する場合には、画素位置に基づく距離D2は比較的小さな値になると思われるが、画素値に基づく距離D1は非常に大きな値となってしまう。このため、ステップS205において距離Dsを基準に所属セグメントを決定すると、セグメント23との距離が近いと判定される。一方、周囲の画素はセグメント33に所属すると判定されるので、ノイズ領域23cがセグメント23から離れた飛び地として残ることになる。
このため使用者が、第1被写体11の内部のセグメント23を選択すると、本来は第1被写体11には含まれないノイズ領域23a、23b、23cも、画像処理の対象領域に含まれることになる。同様に使用者が、第1被写体11の内部のセグメント24を選択すると、第1被写体11には含まれないノイズ領域24a、24b、24cも画像処理の対象領域に含まれてしまう。
[2−4.2値化画像処理の動作]
図9は、2値化画像処理の動作を示すフローチャートである。また図10は、選択範囲を2値化画像として生成した状態を示す図であり、図11は図10の一部分を拡大して表示し、2値化画像の生成状態を画素単位で表示した図である。さらに図12は、2値化画像の収縮処理後の状態を画素単位で示した図である。図13は、2値化画像の膨張処理後の状態を画素単位で示した図である。そして図14は、膨張処理後の選択範囲を示した図である。
制御部2は、図9に示すフローチャートに従って、以下のように2値化画像処理を実施する。初めに、使用者が選択した小領域(セグメント)に含まれる全ての画素を選択範囲とする2値化画像を生成する(S301)。そして、生成した2値化画像に対して、選択範囲の収縮処理を行い(S302)、さらに選択範囲の膨張処理を行う(S303)。以下、各動作の詳細について説明する。
[2−4−1.2値化画像生成]
ステップS301の2値化画像の生成方法について説明する。図2の領域指定処理(S103)において、使用者は、第1被写体11に含まれる全てのセグメントを、図7のように選択する。この使用者が選択したセグメント22に含まれる画素は、図6に示すラベル画像21を参照することによって、以下のように簡単に特定できる。すなわち、制御部2は、ラベル画像21の左上から右下に向かって、全ての画素をラインスキャンしながら、各画素の所属セグメントを調べる。制御部2は、各画素が所属するセグメントが、使用者が選択したセグメント22であるなら真、含まれないなら偽として、全ての画素について判定する。使用者が選択した他のセグメント23、24などについても,同様の処理を行う。制御部2は、これらの結果を順次記録し論理和を取ることにより、使用者が選択した全てのセグメントに含まれる画素の値を1(真)とし、他の画素の値をゼロ(偽)とする2値化画像を生成できる。このようにして生成した2値化画像41の例を図10に示す。
なお図10の例においては、値が1となる画素を灰色で表示し、値がゼロとなる画素を白で表示しており、以降の図面についても同じように表示している。
この2値化画像41において、灰色で示す領域は、使用者が選択した全てのセグメントに含まれる画素からなる選択範囲42である。選択範囲42は、第1被写体11のエッジ形状に沿った連続領域であることがわかる。ただし、選択範囲42には飛び地となった6つの孤立領域43〜48も含まれる。これらの飛び地は、図8において説明したノイズ領域23a〜23c、24a〜24cなどに対応するものである。例えば、ノイズ領域23a、23b、23cはセグメント23に所属する。よって、ラベル画像21をラインスキャンする際には、真と判定されるので、2値化画像41におけるノイズ領域23a、23b、23cの値は1となる。よって、第1被写体11の外側に、孤立領域43、44、45が生成される。同様に、ノイズ領域24a、24b、24cはセグメント24に所属するため、孤立領域46、47、48が生成される。
[2−4−2.選択範囲収縮処理]
次に、図11と図12を参照しながら、選択範囲の収縮処理(S302)について説明する。図11(a)は、図10に点線の四角形で示す部分領域50を、拡大して表示するとともに、2値化画像の生成状態を画素単位で表示する。上述のように、選択範囲42に所属する画素は値が1であり灰色で表示する。それ以外の画素は値がゼロである。図11(a)には、孤立領域43、44、45も表示されている。
次に制御部2は、2値化画像41全体に対して収縮処理を行う。本実施の形態における収縮処理は、以下のように実施する。制御部2は、図11(b)に示すように、初めに、注目画素51として値が1となる画素を選択する。このとき、制御部2は、注目画素51を囲む8個の隣接画素について、値を判定する。8個の隣接画素のうち、1個でも値がゼロとなる画素が存在していたなら、注目画素51の値をゼロに変更する。8個の隣接画素の値が全て1である場合のみ、注目画素51の値は変更しない(1のままとする)。
このようにして2値化画像41に対して、収縮処理を行った結果を、図12(a)に示す。上述の収縮処理は、孤立領域43、44、45の画素についても、そのまま適用されるので、定義に従って値がゼロに変更される。図10に示した孤立領域46,47,48についても同様に収縮処理が行われる。すなわち、選択範囲42の孤立領域43〜48は、上述の収縮処理を実行することによって、1画素以上収縮して消去される。
この収縮処理の結果、選択範囲42は、外側から内側に向かって狭まる(収縮する)ことがわかる。すなわち選択範囲42は、1画素以上収縮する。
なお、上述の収縮処理は1回だけ行うのではなく、複数回連続して実行してもよい。孤立領域43、44、45が複数の画素からなる場合でも、収縮処理を複数回実施すれば、より確実に消去できる。
[2−4−3.選択範囲膨張処理]
次に、図12と図13を参照しながら、選択範囲の膨張処理(S303)について説明する。本実施の形態における膨張処理は、以下のように実施する。制御部2は、図12(b)に示すように、初めに、注目画素52として値が0となる画素を選択する。このとき、制御部2は、注目画素52を囲む8個の隣接画素について、値を判定する。8個の隣接画素のうち、1個でも値が1となる画素が存在していたなら、注目画素52の値を1に変更する。8個の隣接画素の値が全て0であった場合のみ、注目画素52の値は変更しない(0のままとする)。
このようにして収縮処理後の2値化画像41に対して、膨張処理を行った結果を、図13(a)に示す。上述の膨張処理を行うことによって、選択範囲42は、内側から外側に向かって広がる(膨張する)ことがわかる。
膨張処理をさらに続けて4回実行した結果を図13(b)に示す。選択範囲42は、内側から外側に向かって、さらに膨張していることがわかる。すなわち選択範囲42は、収縮処理よりも多い画素数分膨張する。
以上のようにして、収縮処理を行ったあと、膨張処理を4回連続して実行した後の2値化画像41は、図14に示すようになる。図11と比較するとわかるように、選択範囲42は内側から外側に向かって膨張している。しかし、孤立領域43〜48は収縮処理によって既に消去されているので、膨張処理の対象とはならず、図14の2値化画像には存在していない。
なお、本実施の形態では膨張処理の実行回数を4回として説明したが、一例として説明したものであって、これに限られるものではない。収縮処理によって収縮した画素数と比較して、さらに多い画素数膨張させることができれば、回数は何回でもよい。
また、上記膨張処理においては、注目画素を囲む8個の隣接画素の値を判定したが、さらに外側の16個の画素を含めて24画素について判定してもよい。この場合には1回の膨張処理によって、膨張する画素数を増やすことができるので、制御部2の計算処理の効率がよくなる。
[2−5.画像修復処理の動作]
[2−5−1.本実施の形態による画像修復処理]
図15は、不要物体を除去する画像修復処理を説明するための図である。
制御部2は、2値化画像処理を経た選択範囲42を不要領域として、画像修復処理を行う(図2のS105)。処理の対象となる図15(a)の画像10に、2値化画像の選択範囲42を重ねて表示した状態を、図15(b)に示す。選択範囲42は、第1被写体11のエッジ形状に沿うとともに、第1被写体11を完全に覆っている。よって、選択範囲42を不要領域として、制御部2が画像修復処理を行う。具体的には、選択範囲42の画素値を変更することにより、選択範囲42にある第1被写体11を画像10より除去する。これにより、図15(c)に示すように、除去したい第1被写体11の範囲を確実に特定して画像から除去することが可能であり、その結果自然な修復処理を行うことができる。
[2−5−2.比較例による画像修復処理]
次に、ステップS302の収縮処理と、ステップS303の膨張処理を実施しない場合の不具合について説明する。
図16は、膨張処理を実施せずに画像修復処理を行った場合の不具合を説明するための図である。図17は、収縮処理を実施せずに画像修復処理を行った場合の不具合を説明するための図である。
初めにステップS302、S303の処理を共に実施しない場合、2値化画像は図10の状態のままとなる。処理の対象となる図16(a)の画像10に、2値化画像の選択範囲42を重ねて表示した状態を、図16(b)に示す。選択範囲42は、第1被写体11のエッジ形状によく沿っている。しかし、ステップS303の膨張処理を行っていないので、第1被写体11のエッジ部を覆うことができない。そのため、選択範囲42を不要領域として画像修復処理を行うと、図16(c)に示すように、第1被写体11のエッジが残る不自然な修復処理結果となる。
使用者が不要物として指定する不要物は、エッジに囲まれた領域であるのが一般的である。このエッジは、不要領域の内側とも外側とも異なる画素値(輝度や色差)を有する画素の集合となる。図8を見るとわかるように、第1被写体11、第2被写体12、第3被写体13は、全てエッジを有しており、2画素以上の幅を持った曲線となる。また、エッジに沿って影が存在することもあり、影を含めたエッジの幅は、さらに広くなることが多い。
このため、図2のステップS102のセグメント分割処理において、エッジの画素が第1被写体11の内部のセグメントに所属するか、外側のセグメントに所属するかは不確定となる。このため、ステップS103の領域指定処理において、使用者が第1被写体11に含まれる全てのセグメントを選択した場合であっても、少なくともエッジの一部は選択範囲42には含まれないこととなる。
一方、本実施の形態の画像処理装置1では、ステップS303の膨張処理を実施しているので、選択範囲42は、図15(b)に示すように第1被写体11のエッジを完全に覆うことができる。
次に、ステップS302の収縮処理を実施せずに画像修復処理した場合の不具合について説明する。この場合、ステップS303の膨張処理だけを実施した選択範囲42を不要領域として、画像修復処理を行うことになる。処理の対象となる図17(a)の画像10に、この場合の2値化画像の選択範囲42を重ねて表示した状態を、図17(b)に示す。選択範囲42は、第1被写体11のエッジ形状によく沿い、これを覆っている。しかし、第2被写体12および第3被写体13にまで伸びた角のような領域が新たに出現している。これらの領域は、図10に示した孤立領域43〜48が膨張処理によって膨張した結果である。このため、選択範囲42を不要領域として画像修復処理を行うと、図17(c)に示すように、第2被写体12のエッジ部に欠陥61が生じる。同様に第3被写体13のエッジ部にも欠陥62を生じ、不自然な修復処理結果となる。
一方、本実施の形態の画像処理装置1では、膨張処理前にステップS302の収縮処理を実施しているので、孤立領域43〜48を予め消去できる。
[3.変形例]
上記実施の形態において説明したステップS302の収縮処理は、以下のような処理方法に置き換えることも可能である。すなわち、制御部2は、図11(b)に示すように、初めに注目画素51として値が1となる画素を選択する。そして制御部2は、注目画素51を囲む8個の隣接画素について、値を判定する。この際、値がゼロとなる画素の数をカウントして、その数nを閾値pと比較する。n≧pの場合には、注目画素51の値をゼロに変更する。n<pの場合には、注目画素51の値は変更しない(1のままとする)。pの値は1〜8を選択可能である。
pの値をp=8とした場合には、注目画素51を囲む8個の隣接画素全てがゼロの場合のみ注目画素51の値をゼロに変更する。この収縮処理を図11(a)の2値化画像41に対して施すと、孤立領域43、44、45だけを消去することができる。すなわち、図13(a)と同じ2値画像が得られるので、ステップS303の膨張処理の回数を減らすことができ、効率がよい。すなわち、閾値pを6以上の大きな値に設定して、この変形例の収縮処理方法をステップS302に利用する。すると、比較的広く連続した選択範囲42には影響を与えずに、孤立して存在する孤立領域だけを収縮(または消去)できる。
[4.まとめ]
以上のように、本実施の形態における画像処理装置1は、画像を複数の小領域(セグメント)に分割した(図2のS102)後、使用者が1個以上の小領域(セグメント)を選択(同S103)し、選択された小領域(セグメント)に含まれる画素からなる選択範囲を特定し(図9のS301)、選択範囲を少なくとも1画素以上収縮する収縮処理を行った((同S302)後、選択範囲を収縮処理よりも多い画素数分膨張させる膨張処理を行う(同S303)。このような画像処理装置1の処理により、図15(b)に示すように、使用者の意図通りに選択範囲42を指定することができ、より自然な画像処理結果を得ることができる。
さらに本実施の形態における画像処理装置1は、膨張処理された選択範囲を不要領域として、画像の修復処理を行う(図2のS105)。これによって、不要物体を除去する画像修復処理において、図15(c)のように、より自然な処理結果を得ることができる。
(その他実施の形態)
上記実施の形態の各処理の一部または全部は、コンピュータプログラムにより実現されるものであってもよい。そして、画像処理装置1により実行される処理の一部または全部は、コンピュータにおいて、例えば、中央演算装置(CPU)などのプロセッサにより行われる。また、それぞれの処理を行うためのプログラムは、ハードディスク、ROMなどの記憶装置に格納されており、ROMにおいて、あるいはRAMに読み出されて実行される。
また、画像処理装置1により実行される各処理はハードウェアにより実現してもよいし、ソフトウェア(OS(オペレーティングシステム)、ミドルウェア、あるいは、所定のライブラリとともに実現される場合を含む。)により実現してもよい。さらに、ソフトウェアおよびハードウェアの混在処理により実現しても良い。
上記実施の形態による画像処理装置1は、画像処理方法または画像処理をコンピュータに実行させるコンピュータプログラムとしても実現し得る。また、そのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体は本発明の範囲に含まれる。ここで、コンピュータ読み取り可能な記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、CD−ROM、MO、DVD、DVD−ROM、DVD−RAM、BD(Blu−ray(登録商標) Disc)、半導体メモリを挙げることができる。
上記コンピュータプログラムは、上記記録媒体に記録されたものに限られず、電気通信回線、無線又は有線通信回線、インターネットを代表とするネットワーク等を経由して伝送されるものであってもよい。
また、上記実施形態における画像処理の実行順序は、必ずしも、上記実施の形態の記載に制限されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で、実行順序を入れ替えることができるものである。
以上のように、本開示における技術の例示として、実施の形態を説明した。そのために、添付図面および詳細な説明を提供した。
したがって、添付図面および詳細な説明に記載された構成要素の中には、課題解決のために必須な構成要素だけでなく、上記技術を例示するために、課題解決のためには必須でない構成要素も含まれ得る。そのため、それらの必須ではない構成要素が添付図面や詳細な説明に記載されていることをもって、直ちに、それらの必須ではない構成要素が必須であるとの認定をするべきではない。
また、上述の実施の形態は、本開示における技術を例示するためのものであるから、特許請求の範囲またはその均等の範囲において種々の変更、置き換え、付加、省略などを行うことができる。
本開示は、画像表示機能を有するデジタルスチルカメラ、デジタルビデオカメラ、パーソナルコンピュータ、携帯電話機、情報端末などの電子機器に適用可能である。
1 画像処理装置
2 制御部
3 画像入力部
4 記憶部
5 表示部
6 操作入力部
10 画像
11 第1被写体
12 第2被写体
13 第3被写体
20 セグメント
21 ラベル画像
22、23、24 セグメント
23a、23b、23c ノイズ領域
24a、24b、24c ノイズ領域
33、34 セグメント
41 2値化画像
42 選択範囲
43、44、45 孤立領域
46、47、48 孤立領域
51、52 注目画素
61、62 欠陥

Claims (9)

  1. 表示した画像において不要な領域を除去するための領域指定を行う画像処理装置であって、
    所定数の画素により構成される画像を表示する表示部、
    前記画像に対する選択操作を受け付ける入力部、及び
    前記表示部と前記入力部を制御する制御部、
    を備え、
    前記制御部は、前記領域指定を行うために、
    画素値と画素位置に基づいて計算された類似性に応じて前記画像を分割することにより複数の分割領域を生成し、
    前記入力部により受け付けられた選択操作に応じて一以上の前記分割領域からなる選択範囲を特定し、
    前記選択範囲に対して、前記選択範囲を構成する画素数を減らす収縮処理を行い、
    前記収縮処理された選択範囲に対して、前記収縮処理された選択範囲を構成する画素数を増やす膨張処理を行い、
    前記膨張処理された選択範囲を構成する画素数は、前記収縮処理前の選択範囲を構成する画素数よりも多い、
    画像処理装置。
  2. 前記制御部は、
    前記選択範囲に対して前記収縮処理をN回行い、
    前記収縮処理された選択範囲に対して前記膨張処理をM回行う(ただし、M>Nとする)、
    請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記制御部は、前記膨張処理された選択範囲における画素値を変更することにより前記膨張処理された選択範囲における画像の除去処理を行う、
    請求項1または2に記載の画像処理装置。
  4. 前記制御部は、前記収縮処理前に、選択された前記一以上の分割領域を構成する画素とそれ以外の画素とを区別する二値化処理を行うことにより前記選択範囲を特定する、
    請求項1から3のいずれかに記載の画像処理装置。
  5. 前記制御部は、前記類似性に応じて分割した前記画像に対し、更に画素値と画素位置に基づいて計算された類似性に応じて分割し、これを繰り返すことにより、前記複数の分割領域を生成する、
    請求項1から4のいずれかに記載の画像処理装置。
  6. 前記制御部が前記複数の分割領域を生成することにより、選択された前記一以上の分割領域を構成する画素であって前記選択範囲に連続しない画素が生成される、
    請求項1から5のいずれかに記載の画像処理装置。
  7. 前記制御部は、
    前記収縮処理により、前記選択範囲に連続しない画素を、前記選択された一以上の分割領域を構成する画素から除外する、
    請求項6に記載の画像処理装置。
  8. 表示装置に表示した画像において不要な領域を除去するための領域指定を行う画像処理方法であって、
    前記領域指定を行うために、
    所定数の画素により構成される画像を、画素値と画素位置に基づいて計算された類似性に応じて分割することにより複数の分割領域を生成し、
    使用者の選択操作に応じて一以上の前記分割領域からなる選択範囲を特定し、
    前記選択範囲に対して、前記選択範囲を構成する画素数を減らす収縮処理を行い、
    前記収縮処理された選択範囲に対して、前記収縮処理された選択範囲を構成する画素数を増やす膨張処理を行い、
    前記膨張処理された選択範囲を構成する画素数は、前記収縮処理前の選択範囲を構成する画素数よりも多い、
    画像処理方法。
  9. 表示装置に表示した画像において不要な領域を除去するための領域指定をコンピュータに実行させる画像処理プログラムであって、
    前記領域指定を行うために、
    所定数の画素により構成される画像を、画素値と画素位置に基づいて計算された類似性に応じて分割することにより複数の分割領域を生成し、
    使用者の選択操作に応じて一以上の前記分割領域からなる選択範囲を特定し、
    前記選択範囲に対して、前記選択範囲を構成する画素数を減らす収縮処理を行い、
    前記収縮処理された選択範囲に対して、前記収縮処理された選択範囲を構成する画素数を増やす膨張処理を行い、
    前記膨張処理された選択範囲を構成する画素数は、前記収縮処理前の選択範囲を構成する画素数よりも多い、
    画像処理プログラム。
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