JP7225028B2 - 光走査装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Description
実施例1の画像形成装置の構成について説明する。図1は、実施例1のタンデム型のカラーレーザビームプリンタの全体構成を示す概略構成図である。このレーザビームプリンタ(以下、単にプリンタという)は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック(Bk)の色ごとにトナー像を形成する4基の作像エンジン10Y、10M、10C、10Bk(一点鎖線で図示)を備える。また、プリンタは、作像エンジン10Y、10M、10C、10Bkからトナー像が転写される中間転写ベルト20を備えている。そして、中間転写ベルト20に多重転写されたトナー像を記録媒体である記録材(シートともいう)Pに転写してフルカラー画像を形成するように構成されている。以降、各色を表す符号Y、M、C、Bkは、必要な場合を除き省略する。
図2は、実施例1の光走査装置40の構成を示す斜視図である。図2において、光走査装置40の筐体(光学箱ともいう)101は、XY平面に平行な面である底面(底部)と、その底面から立設しかつZ軸方向に略平行な外壁(側壁、以下、外周部ともいう)と、を有する。光走査装置40の筐体101の外周部(側壁)の1つの側壁には、光ビーム(レーザ光)を出射するレーザ発光源(図4の光源61)が搭載された第1の基板である外部基板42が取り付けられている。光走査装置40の内部には、シリンドリカルレンズを有し、外部基板42の光源から出射された光ビームを回転多面鏡51へと導く光学取付部材67が設けられている。また、光走査装置40の内部には、光ビームを反射、偏向する回転多面鏡51が筐体101に一体的に設置されている。更に光走査装置40の内部には、光ビームを感光ドラム50上へ案内し、結像させる出射光学系(光学部材)の光学レンズ63(63a~63f)、反射ミラー62(62a~62h)等が筐体101に一体的に設置されている。反射ミラー62は、長手方向(Y軸方向)の両端部において、固定バネにより筐体101に固定されている。回転多面鏡51により偏向された光ビームは、光学レンズ63a、63cを通過した後、光学レンズ63b、63d、63e、63fに案内されるよう構成されている。光学レンズ63を通過した光ビームは、反射ミラー62により、少なくとも1回反射され、感光ドラム50へと案内され、結像される。
図4は実施例1の偏向器ユニット41と外部基板42とを電気的に接続するための複数の信号線を1つの束状にした束線43の経路について示した図である。図4では、カバー部材68をはずし、筐体101の内部が見えるように+Z方向(開口側)から見た図を示している。なお、図4には図2等で説明した部材の符号を一部省略している。
図5は実施例1の側壁101Bの束線43が筐体101内部から外部に出る部分を拡大した図である。両矢印201は光軸方向を示している。束線出口46は、側壁101BのZ方向に切り欠き状に設けられた切り欠き状部461と、側壁101Bから筐体101内部側へ突出した突出部462とを有しており、束線43が筐体101内部から外部に出るときに通過する部分である。束線出口46は、1つの側壁101Aと対向する側壁101Bに、束線43を筐体101の内部から外部に導くためにもうけられた切り欠き部として機能する。なお、上述した這回しエリア45は、束線出口46よりも上下方向において低い位置に側壁の外側に沿って設けられ、束線43を這い回すためのガイド部として機能する。
束線出口46近傍には引っ掛け部44が設置されている。引っ掛け部44は、束線43を束線出口46から這回しエリア45に導くために設けられている。束線43は、引っ掛け部44を通過して、具体的には、引っ掛け部44において上から下に向かう際に引っ掛け部44に引っ掛けられることによって、束線経路を介して外部基板42へと接続される。
図6は実施例1の引っ掛け部44近傍の高さ方向(Z軸方向)の構成について説明する図である。束線出口46の切り欠き状部461においてカバー部材68に対向する側の面を面46Bとする。面46Bは面102よりも高さ方向において低くなるように設けられている。また、束線出口46の突出部462においてカバー部材68に対向する側の面を面462Aとする。面462Aは面102よりも高さ方向において低く、かつ面46Bよりも高くなるように設けられている。面462Aよりも面46Bを低くすることで、束線43が筐体101内部から外部に出たときに束線43を下方に導くことができ、面102への束線43の乗り上げを防止することができる。
図7は実施例2の束線43及び引っ掛け部44の構成を示す図である。束線出口46から出た束線43は図4と同様に筐体101を半周して外部基板42に接続される。図7に示した矢印は束線43が筐体101の外部に出た後の筐体101外部の這回し方向を示し、図4の経路Bに相当する。引っ掛け部44は、束線出口46から見て筐体101外部の這回し方向に対して反対側、言い換えれば束線43を這い回す方向から遠ざかる方向に配置される。接触面46Dは、束線出口46と束線43とが接触する面である。この構成にすることで、引っ掛け部44が抑えとなり、実施例1と同様に束線43のゆるみ(ばらけ)・線噛みを防止することができる。ただし、接触面102に束線43が乗ってしまうと線噛みが発生するため、引っ掛け部44の位置は限定する必要がある。
図8は引っ掛け部44を設ける位置の範囲を説明するための図である。束線出口46の束線43との接触面46Dの光軸方向201における中央部を中央部46Fとする。中央部46Fから引っ掛け部44の第1規制部44Aの例えばY軸方向における中央部に向かって直線Jを引く。直線Jと光軸方向201と平行な直線Kとがなす角度を角度46Eとする。このとき、角度46Eは、例えば45°以内とする。このように角度46Eが45度以内となるように引っ掛け部44の位置を限定することで、束線43の接触面102への乗り越えを防止することができる。
42 外部基板
43 束線
44 引っ掛け部
45 這回しエリア
46 束線出口
61 光源
101 筐体
Claims (6)
- 光ビームを出射する光源と、
前記光源を搭載する第1の基板と、
前記光源から出射された光ビームを偏向する回転多面鏡と、前記回転多面鏡を駆動する駆動手段と、を有する偏向手段と、
前記偏向手段を搭載する第2の基板と、
前記回転多面鏡により偏向された光ビームを被走査体に導くための光学部材と、
前記第2の基板が設置される底面と、前記底面から立設された側壁と、を有し、前記側壁のうちの1つの側壁の外部に前記第1の基板が取り付けられた筐体と、
を備える光走査装置であって、
一端が前記第2の基板に接続され、前記筐体の内部から前記光学部材の長手方向に沿って這い回され、前記1つの側壁に対向する側壁を通って前記筐体の外部を取り回されて他端が前記第1の基板に接続される束線と、
前記1つの側壁と対向する側壁に、前記束線を前記筐体の内部から外部に導くために設けられた切り欠き部と、
前記切り欠き部よりも上下方向において低い位置に前記側壁の外側に沿って設けられ、前記束線を這い回すガイド部と、
前記束線を前記切り欠き部から前記ガイド部に導くために前記束線を引っ掛ける引っ掛け部と、
を備え、
前記引っ掛け部は、前記束線の前記光学部材の光軸方向における移動を規制する第1規制部と、前記束線の前記長手方向における移動を規制する第2規制部と、を有することを特徴とする光走査装置。 - 前記引っ掛け部は、前記切り欠き部より前記上下方向において低い位置に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の光走査装置。
- 前記第1規制部は、前記切り欠き部の前記光軸方向における長さの範囲内に設けられることを特徴とする請求項2に記載の光走査装置。
- 複数の第1の係止部を有し、前記側壁で囲まれた開口であって、前記第2の基板を前記底面に設置する際に前記第2の基板を通過させる前記開口を閉塞するカバー部材と、
前記側壁に設けられ、前記カバー部材が前記開口を閉塞したときに前記複数の第1の係止部の各々に係止する複数の第2の係止部と、
を備え、
前記複数の第2の係止部の少なくとも1つは、前記切り欠き部の前記光軸方向における長さの範囲内に設けられることを特徴とする請求項3に記載の光走査装置。 - 前記引っ掛け部は、前記束線が前記1つの側壁に対向する側壁を取り回される方向とは逆の方向に設けられ、前記切り欠き部と前記束線とが接触する位置と前記第1規制部とを結ぶ直線と、前記光軸方向に略平行な直線とがなす角度が45度以下となるように設けられることを特徴とする請求項2に記載の光走査装置。
- 感光体と、
前記感光体上に静電潜像を形成する請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の光走査装置と、
前記光走査装置により前記感光体に形成された静電潜像をトナーにより現像しトナー像を形成する現像手段と、
トナー像を記録材に転写する転写手段と、
を備えることを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2019095717A JP7225028B2 (ja) | 2019-05-22 | 2019-05-22 | 光走査装置及び画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2020190629A JP2020190629A (ja) | 2020-11-26 |
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Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2019
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