JP7224009B1 - 医療用吸引器及び医療用吸引器用のキャニスタ - Google Patents

医療用吸引器及び医療用吸引器用のキャニスタ Download PDF

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Abstract

【課題】 キャニスタ内部の気密を開放し容易にフタ部を開けることができ、収納された収容袋を容易に取り出し可能な、キャニスタ、及びそのキャニスタを備える医療用吸引器を提供することを課題とする。【課題を解決するための手段】廃液を収容可能な収容袋を収納するキャニスタ本体と、キャニスタ本体の一部に開口した開口部を開閉し、キャニスタの内部の陰圧を開放するフラッシュ孔を有する、フタ部と、フタ部に設けられた支点を中心に回動可能に取り付けらされたレバーと、フタ部に配置されてレバーの一端をフタ部から離間する方向に付勢する付勢材と、を有するフラッシュ機構と、を備え、レバーの一端に加えられた力が解放されると、レバーの他端がフラッシュ孔を圧着封止して、キャニスタの内部を気密に保つことを特徴とするキャニスタである。【選択図】図2

Description

特許法第30条第2項適用 医療介護CBnews、https://www.cbnews.jp/news/entry/20210217111635、令和3年2月17日掲載 株式会社東京スポーツ新聞社、東京スポーツ、令和3年3月16日発行 株式会社東京スポーツ新聞社、東京スポーツ、令和3年3月23日発行 株式会社東京スポーツ新聞社、東京スポーツ、令和3年3月30日発行 MedtecJapan医療機器の設計・製造に関する展示会・セミナー、令和3年4月14日開催 株式会社三幸製作所、株式会社三幸製作所令和3年2月新製品カタログ、令和3年2月25日 株式会社三幸製作所のウェブサイト、https://sanko-med.com/product/%e5%a3%81%e6%8e%9b%e5%90%b8%e5%bc%95%e5%99%a8%e3%80%80ds-1000/、令和3年4月19日掲載 新鋭工業株式会社及び全契約販売店、令和3年2月25日販売 新鋭工業株式会社のウェブサイト、https://www.shinei.me/piping/piping_kabe.html#ds1000、令和3年6月1日掲載 株式会社埼玉新聞社、埼玉新聞、令和3年3月30日発行 株式会社日刊工業新聞社、日刊工業新聞、令和3年3月29日発行 国立大学法人岡山大学のウェブサイト、https://www.okayama-u.ac.jp/up_load_files/press_r3/press20210630-5.pdf、令和3年6月30日掲載 PRTIMES、https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000157.000072793.html、令和3年7月3日掲載
本発明は、患者の体液や分泌物を含む廃液を吸引するための医療用吸引器及び医療用吸引器用のキャニスタに関するものである。
病院や診療所等の医療機関では、手術室や病室には各種の医療用吸引器が設置され、医療用吸引器が、例えば、手術の際に生じた血液を含む体液や患部を洗浄する際に用いた生理食塩水等の廃液を吸引して凝固処理している。また、病室では、痰を含む患者の分泌物を廃液として吸引して凝固処理している。
医療機関で利用される医療用吸引器は、例えば特許文献1に開示されているように、フタ部を閉じることにより気密状態を保持し、吸引した廃液を収容する収容袋を収納する容器(キャニスタ)と、この容器を着脱可能に取り付け保持する容器保持体と、を有する。そして、一般的には、容器内部に吸引圧力を作用させ、フタ部に取り付けた吸引チューブを用いて患部から体液や分泌物等を吸引して収容袋に収容し、凝固処理し、凝固した収容袋ごと廃棄処分する。
特開2015-024085号公報
しかしながら、フタ部を開けて容器に収納された収容袋を取り出す際に、容器内部は気密に陰圧が保持されていることから、容易にフタ部を開けることができない問題があった。
本発明では、容器(キャニスタ)内部の気密を開放し容易にフタ部を開けることができ、収納された吸引済みの収容袋を容易に取り出し可能な、医療用吸引器用のキャニスタ、及びそのキャニスタを備える医療用吸引器を提供することを課題とする。
また、本発明に係る医療用吸引器用のキャニスタは、
廃液を吸引除去する医療用吸引器であって、
廃液を収容可能な収容袋を収納するキャニスタ本体と、
キャニスタ本体の一部に開口した開口部を開閉し、キャニスタの内部の陰圧を開放するフラッシュ孔を有する、フタ部と、
フタ部に設けられた支点を中心に回動可能に固定されたレバーと、フタ部に固定されてレバーの一端をフタ部から離間する方向に付勢する付勢材と、フラッシュ孔に挿入され伸長方向に移動可能であって、フラッシュ孔の周壁との間に通気可能な間隙を有する棒状体と、棒状体の端部に設けられてフラッシュ孔を塞ぎ、キャニスタの内部を気密に保つ封止部材と、を有するフラッシュ機構と、を備え、
レバーの一端に力が加えられレバーの一端が内側方向に押されると、レバーは、支点を中心に回動して棒状体を内向きに移動し、封止部材をフラッシュ孔から離間させることで、キャニスタの内部の陰圧が開放され、
レバーの一端に加えられた力から解放されると、レバーは、付勢材により押し戻され、支点を中心に回動して棒状体を外向きに移動させ、封止部材がフラッシュ孔を圧着封止して、キャニスタの内部を気密に保つことを特徴とするキャニスタである。
本発明に係る医療用吸引器用のキャニスタであれば、確実にキャニスタの内部の陰圧を気密に保持可能である。また、必要に応じて容易にキャニスタの内部の陰圧を開放し、フタ部を容易に開くことができ、キャニスタに収容された吸引済みの収容袋を容易に取り出すことができる。
本発明に係る医療用吸引器用のキャニスタのキャニスタ本体は、レバーの他端が嵌合し、フタ部をキャニスタ本体に固定するレバー受部を有する、キャニスタである。
本発明に係るキャニスタであれば、より確実にフタ部を閉じ、キャニスタの内部の陰圧を気密に保持することが可能である。
本発明に係る吸引器は、本発明に係るキャニスタを備えることを特徴とする、医療用吸引器である。
本発明に係る医療用吸引器であれば、確実に廃液を吸引除去することができ、キャニスタに収納された廃液を吸引済みの収容袋を容易に交換することができる。
本発明に係る医療用吸引器用のキャニスタ及び医療用吸引器であれば、キャニスタの内部の気密状態を破り、陰圧を開放することができ、キャニスタに収納された廃液を吸引収容済みの収容袋を容易に取り出すことができるキャニスタ、及びそのキャニスタを備える医療用吸引器を提供することができる。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る吸引器の使用状態を示す斜視図である。 図2は、本発明の第1の実施形態に係る吸引器の収容袋の収納状況を示す斜視図である。 図3は、本発明の第1の実施形態に係る吸引器の正面図である。 図4は、本発明の第1の実施形態に係る吸引器の右側面図である。 図5は、本発明の第1の実施形態に係る吸引器の図3の矢印A-A方向に視た断面図である。 図6は、図4(A)の矢印E-E方向に視た本発明の第1の実施形態に係る吸引器のフラッシュ機構の閉じた状態の拡大断面図である。 図7は、図4(B)の矢印F-F方向に視た本発明の実第1の施形態に係る吸引器のフラッシュ機構の開放した状態の拡大断面図である。 図8は、本発明の第2の実施形態に係る吸引器の右側面図、背面図及び平面図である。 図9は、図8(C)の矢印G-G方向に視た本発明の第2の実施形態に係る吸引器のフラッシュ機構の閉じた状態の拡大断面図である。 図10は、図8(C)の矢印G-G方向に視た本発明の第2の実施形態に係る吸引器のフラッシュ機構の開放した状態の拡大断面図である。
以下、本発明に係る患者の体液や分泌物等の廃液を吸引除去する医療用吸引器1(以下、単に「吸引器」ともいう。)及び医療用吸引器用のキャニスタ3(以下、単に「キャニスタ」という。)の第1の実施形態を、説明する。なお、廃液には、吸引して廃棄処分する、手術の際に生じた血液を含む体液や患部を洗浄する際に用いた生理食塩水等、又は、痰を含む患者の分泌物が含まれる。
図1に、本実施形態に係る吸引器1の使用状態を示す。図2に、本発明の実施形態に係る吸引器1の収容袋5の収納状況に係る斜視図を示す。図3に、本発明の実施形態に係る吸引器1の正面図、図4に、本発明の実施形態に係る吸引器1の右側面図を示す。また、図5は、本発明の実施形態に係る吸引器1の図3の矢印A-A方向に視た断面図である。
吸引器1は、圧力調整器2、キャニスタ3、及び取付具4からなる。吸引器1は病室の壁面の配管パネル11に設けられ、圧力調整器2を支持する支持具(不図示)に、圧力調整器2の背面に配置された取付具4を介して取り付けられている。圧力調整器2は、圧力調整器本体21と、圧力調整器本体21を内蔵する筐体25と、からなる。筐体25の前面には、圧力調整ツマミ22を有し、筐体25の右側面には、設けられたON-OFFレバー26を有する。筐体25の左側面には、排気口23を有する。排気口23は、排気ホース6に連結する。排気ホース6は、配管パネル11の吸引口(不図示)に接続し、吸引口(不図示)は、吸引ポンプ(不図示)に配管を介して連結する。また、筐体25の底面には、キャニスタ3のキャニスタ排気口53に連結する接続口24と、キャニスタ3を固定するキャニスタ受け28と、を有する。
キャニスタ3内部の空気は、キャニスタ排気口53、接続口24、圧力調整器本体21、排気口23、排気ホース6、吸引口(不図示)、配管を介して吸引ポンプ(不図示)により、排気される。
圧力調整ツマミ22は、筐体25の前面に回動可能に取り付けられた円柱状体である。圧力調整ツマミ22を回動することにより、廃液を吸引する圧力を所定の陰圧(-5、-10、-20、-30、-40、-50、-60kPa)に設定することができる。圧力調整器本体21は、圧力調整ツマミ22の設定に従い、廃液を吸引する圧力を所定の陰圧に調整する。また、ON-OFFレバー26は、吸引のON-OFFを切り替える。なお、廃液を吸引する圧力を所定の陰圧(-5、-10、-20、-30、-40、-50、-60kPa)は、これらの陰圧に限られず、任意の設定値であれば良い。
なお、圧力調整ツマミ22、ON-OFFレバー26、及び排気ホース6の位置は、吸引器1を使用するに当たって支障がない限り、限定されない。また、配管パネル11は、病室の壁面に限られず、例えば、手術室の壁面に設置されていても良く、また、吸引器1は、配管パネル11に限られず、支持スタンド(不図示)に取り付けられても良い。
キャニスタ3は、圧力調整器2の下方に取り付けられる。キャニスタ3は、水平断面が楕円状の上下方向に伸長した筒状体であり、壁面と直交する方向が楕円の長径である。また、キャニスタ3の水平断面の前側の短径は、後側の短径に比して短い。前側の短径は、約6.5センチメートルであり、手の小さな人でも掴み易い大きさとなっている。
また、キャニスタ3は、吸引した廃液を廃液と共に吸引した気体と分離して収容する収容袋5を水平方向に着脱可能に収納するキャニスタ本体51と、キャニスタ3の右側面に開口した開口部60に設けられた水平方向に開閉可能なフタ部52Aと、を備える。フタ部52Aは、キャニスタ本体51にヒンジにより取り付けられ、水平方向に開閉する。フタ部52Aを開けると、キャニスタ3に収納された収容袋5を水平方向に取り出すことができる。
キャニスタ本体51は、キャニスタ本体51の上面設けられた、キャニスタ取付具58と、ボールプランジャー59と、キャニスタ排気口53と、を有する。ボールプランジャー59は、キャニスタ本体51の上面に取り付けられたツルマキバネ71と、ツルマキバネ71の上端に回転自在に取り付けられたボール72と、からなる。一方、キャニスタ排気口53は、接続口24と気密に連結する。
フタ部52Aは、キャニスタ本体51の左側面の開口部60を閉じることで、キャニスタ3の内部の陰圧を気密に保持する。キャニスタ本体51とフタ部52Aは、キャニスタ3の内部が陰圧となることから、陰圧により変形しない強度を有する剛体であれば良く、例えば、樹脂であっても良い。また、フタ部52Aには、前記フタ部52Aを貫通する、前記キャニスタ3の内部の陰圧を開放するフラッシュ孔61が設けられている。
収容袋5は、空気と共に吸引した廃液を凝固する凝固剤(不図示)を内蔵する袋体81と、袋体81の上部に気密に接合されたスパウト部82と、からなる。スパウト部82は、廃液を吸引する吸引ホース(不図示)に連結するノズル83と、袋体81の内部から気体を排気する袋体排気口84を有する。また、袋体排気口84には、疎水性のフィルター(不図示)が配置されている。疎水性のフィルター(不図示)は、廃液を気体から分離して廃液が収容袋5から流出することを防止することにより、気体のみをキャニスタ3内から排出することを可能としている。
キャニスタ3の前面上部におけるキャニスタ本体51とフタ部52Aとが接触する位置には、ノズル83を貫通させるノズル貫通孔54を、また、キャニスタ3におけるキャニスタ本体51とフタ部52Aとが接触する略中央の位置には、フタ部52Aをキャニスタ本体51に気密に係止するフラッシュ機構101が、設けられている。キャニスタ本体51の外側面のノズル貫通孔54に近接する位置には、突起状の位置決めガイド57が設けられている。位置決めガイド57は、キャニスタ3の内部の気密を確保するためにノズル83に設けたフランジ85のフランジ凹部86に対応する位置に位置する。ノ位置決めガイド57にフランジ凹部86を嵌め込むことにより、キャニスタ3の内部の気密状態が確実に維持されるようノズル83を所定の位置に導き、収容袋5の収納位置を決めている。
図4(A)は、本発明の実施形態に係る吸引器1のフラッシュ機構101が閉じた状態を示す右側面図であり、図4(B)は、本発明の実施形態に係る吸引器1のフラッシュ機構101が開放された状態を示す右側面図である。また、図6は、図4(A)の矢印E-E方向に視た、即ち、キャニスタ3の底面から上方を見たフラッシュ機構101が閉じた状態の拡大断面図であり、図7は、図4(B)の矢印F-F方向に視た、即ち、フラッシュ機構101が開放された状態の拡大断面図である。
フラッシュ機構101は、支点102を中心に回動するレバー103と、付勢材104と、を有する。支点102は、レバー103の長さ方向の略中央部に位置し、レバー103は、支点102でフタ部52Aに回動可能に取り付けられている。
レバー103の一端111には、付勢材104が配置される。付勢材104は、レバー103の一端111を、外側方向に付勢し、押している。付勢材104は、レバー103を付勢することができれば良く、例えば、ツルマキバネや板バネであっても良い。
レバー103の他端112は、キャニスタ本体51に設けられたフラッシュ孔61を圧着封止するシール材107と、フタ部52Aに設けられたレバー受部62と嵌合する他端112に設けられた突起部113と、を有する。シール材107は、付勢材104により付勢され、フラッシュ孔61に押し付けられ、フラッシュ孔61を封止し、キャニスタ3の内部を気密に陰圧を保持している。また、シール材107は、弾性体、例えば、天然ゴムやシリコーンゴム等であれば、確実にフラッシュ孔61を封止し、キャニスタ3の内部を気密に保つことができ、好ましい。
次に、第1の実施形態に係る吸引器1の使用方法について説明する。
先ず、廃液を吸引除去するための準備について説明する。収容袋5をキャニスタ3に収納しフタ部52Aを閉じる。そして、キャニスタ取付具58を壁面に向かって筐体25の下面のキャニスタ受け28に差し込み、キャニスタ受け28に嵌合させることにより、キャニスタ3を圧力調整器2に取り付ける。キャニスタ取付具58を筐体25の下面のキャニスタ受け28に嵌合すると、ボールプランジャー59の上端のボール72がボール72の下方に配置されたツルマキバネ71により付勢され、筐体25の下面に押し付けられ、筐体25とキャニスタ本体51とは、気密に組み付けられる。
次に、吸引器1を、取付具4を介して壁面の配管パネル11に取り付け、排気ホース6を配管パネル11の吸引口(不図示)に連結する。そして、キャニスタ3前面から突き出した収容袋5のノズル83に吸引ホース(不図示)を取り付ける。
そして、圧力調整ツマミ22にて所定の吸引圧力に設定する。次に、ON-OFFレバー26をONの位置とし、吸引を開始する。そうすると、キャニスタ3の内部の空気は、キャニスタ排気口53、接続口24、圧力調整器本体21、排気口23、排気ホース6を経由して配管パネル11の吸引口(不図示)から排気され、キャニスタ3の内部は陰圧となる。収容袋5の内部の空気も、袋体排気口84から排気され、収容袋5の内部も陰圧となる。
廃液の吸引除去の準備を整えた上で、ノズル83に連結された吸引ホース(不図示)の先端を所望の位置に配置し、患者から廃液の吸引除去を開始する。吸引された廃液は、空気と共に吸引ホース(不図示)、ノズル83を介して収容袋5に吸引される。袋体排気口84に配置された疎水性のフィルター(不図示)が廃液を通過させないことから、吸引された廃液は収容袋5の内部に留まる。空気と分離された廃液は、収容袋5の中で凝固剤と反応して固化される。一方、空気は、疎水性のフィルター(不図示)を通過し、袋体排気口84、キャニスタ排気口53、接続口24、圧力調整器本体21、排気口23、排気ホース6、配管パネル11の吸引口(不図示)を経由して、吸引ポンプ(不図示)により排気される。なお、袋体排気口84に配置された疎水性のフィルター(不図示)が、廃液の液体のフィルター通過を妨げ、廃液が収容袋5から流出し、圧力調整器本体21を経由して吸引ポンプ(不図示)に流入することを防止している。
一定量の廃液を吸引して収容袋5に一定量の廃液が溜まった時点で、ON-OFFレバー26をOFF位置とし、吸引を止め、収容袋5を交換する。
ここで、フラッシュ機構101が閉じた状態においては、レバー103は、付勢材104により付勢され、突起部113がキャニスタ本体51に設けられたレバー受部62と嵌合し、フタ部52Aが開放しないように固定する。また、他端112が、シール材107をキャニスタ本体51に設けられたフラッシュ孔61に押し付けて封止し、キャニスタ3の内部を気密に保っている。
フタ部52Aを開けてキャニスタ3内から収容袋5を取り出すには、レバー103の一端111に力を加えて押すと、レバー103は支点102を中心として図6の図上で時計回りに回動し、シール材107はレバー103の回動に伴ってフラッシュ孔61から離間する。シール材107がフラッシュ孔61から離間することでフラッシュ孔61が開放される(図7参照)。フラッシュ孔61が開放されることにより、キャニスタ3の内部に空気がフラッシュ孔61を通って流入してキャニスタ3の内部を大気圧にする。一方、突起部113がレバー受部62から外れ、フタ部52Aが開くことができる。フタ部52Aを水平方向に開き、収容袋5のノズル83をノズル貫通孔54から取り外し、水平方向に収容袋5を取り出した上で収容袋5を廃棄処分する。
その後、新たな収容袋5のノズル83のフランジ85に設けられたフランジ凹部86をノズル貫通孔54の位置決めガイド57に対応させて装着し、収容袋5をキャニスタ3に収納する。そして、フタ部52Aを閉め、レバー103の一端111を放し、一端111に力が加えられなくなると、レバー103は、付勢材104に付勢されてレバー103の一端111が外側方向に押し戻され、支点102を中心として図6の図上で反時計回り、即ちレバー103の一端111が外側方向に回動する。レバー103は付勢材104により付勢されることにより、突起部113がフタ部52Aに設けられたレバー受部62に押し付けられて嵌合し、フタ部52Aが開放しないように固定する(図6参照)。
次に、本発明に係る患者の体液や分泌物等の廃液を吸引除去する医療用吸引器1及び医療用吸引器用のキャニスタ3の第2の実施形態について説明する。
図8(A)は、本発明の第2の実施形態に係る吸引器1の右側面図、図8(B)は、背面図、図8(C)は、平面図である。なお、第1の実施形態と第2の実施形態との異なる部分のみについて説明することとし、第1の実施形態と同様な点については、説明を省略する。
吸引器1は、電動式吸引ポンプ(以下、「吸引ポンプ」ともいう。)を内蔵する吸引器本体(不図示)と患者の廃液を収納可能な収容袋5収納するキャニスタ3からなり、キャニスタ3は、吸引器本体に設けられたキャニスタ支持部(不図示)に配置されている。なお、吸引器本体(不図示)は、病室の壁などに固定されることなく、吸引器1を使用する任意の場所に移動することが可能である。
キャニスタ3は、患者の廃液を収容可能な収容袋5を収納するキャニスタ本体51と、キャニスタ本体51の一部に開口した開口部60を閉じるフタ部52Bと、フラッシュ機構101と、を備える。また、キャニスタ本体51には、キャニスタ本体51を貫通する、キャニスタ3の内部の陰圧を開放するフラッシュ孔61が設けられている。
キャニスタ本体51は、透明又は半透明であると、キャニスタ3の内部を視認でき、キャニスタ3に収納された収容袋5の状態を確認することが可能であり、好ましい。キャニスタ本体51とフタ部52Bとが接触する位置のキャニスタ3の左側面には、ノズル83を貫通させるノズル貫通孔54を有する。キャニスタ本体51とフタ部52Bとが接触する位置の前面には、フタ部52Bをキャニスタ本体51に気密に係止するフラッシュ機構101を、有する。
図9は、図8(C)の矢印G~G方向に視たフラッシュ機構101が閉じた状態の拡大断面図、図10は、フラッシュ機構101が開放された状態の拡大断面図、である。
フラッシュ機構101は、フタ部52Bに設けられ支点102を中心に回動可能に取り付けられたレバー103と、フタ部52Bに配置されてレバー103の一端111をフタ部52Bから離間する方向に付勢する付勢材104と、フタ部52Bに設けられたフラッシュ孔61を貫通する棒状体105と、棒状体105の端部に設けられてフラッシュ孔61を塞ぐ封止部材106と、を有する。支点102は、レバー103の長さ方向の略中央部に位置し、フタ部52Bに取り付けられている。フラッシュ孔61の周壁と棒状体105との間には、通気可能な間隙を有し、棒状体105は伸長方向に移動可能にフラッシュ孔61に挿入されている。
レバー103の一端111には、棒状体105、付勢材104、封止部材106及びシール材107が配置されている。一端111の内側に棒状体105の外端が接し、棒状体105の内端は封止部材106に連結している。封止部材106のフタ部52Bと接する面には、断面がO字状の形のシール材107が配置され、シール材107がフタ部52Bに圧着することにより、フラッシュ孔61の周壁と棒状体105との間の通気可能な間隙を気密に封止している(図9参照)。
レバー103の他端112は、キャニスタ本体51に設けられたレバー受部62と嵌合する突起部113を有する。一端111が付勢材104により外向きに付勢されることにより、突起部113は、内向きに付勢され、レバー受部62と確実に嵌合する。また、
次に、第2の実施形態に係る吸引器1の使用方法について説明する。
収容袋5を収納したキャニスタ3の排気口23を排気ホース6(不図示)を介して吸引器本体(不図示)の吸引ポンプ(不図示)に連結する。次に、キャニスタ3の側面から突き出した収容袋5のノズル83(不図示)に吸引ホースを取り付け、吸引ポンプを所定の圧力で作動させ、吸引を開始する。そうすると、キャニスタ3の内部の空気は、排気口23、排気ホース6を経由して吸引ポンプにより排気され、キャニスタ3の内部は陰圧となる。収容袋5の内部の空気も、袋体排気口84から排気され、収容袋5の内部も陰圧となる。
廃液の吸引除去の準備を整えた上で、ノズル83に連結された吸引ホース(不図示)の先端を所望の位置に配置し、患者から廃液の吸引除去を開始する。吸引された廃液は、空気と共に吸引ホース(不図示)、ノズル83を介して収容袋5に吸引される。袋体排気口84に配置された疎水性のフィルター(不図示)が廃液を通過させないことから、吸引された廃液は収容袋5の内部に留まる。空気と分離された廃液は、収容袋5の中で分離され、廃液は収容袋5の中に溜まり、凝固剤と反応して固化される。一方、空気は、疎水性のフィルター(不図示)を通過し、袋体排気口84、キャニスタ排気口53、接続口24、圧力調整器本体21、排気口23、排気ホース6を経由して吸引ポンプにより排気される。なお、袋体排気口84に配置された疎水性のフィルター(不図示)が、廃液の液体のフィルター通過を妨げ、廃液が収容袋5から流出し、圧力調整器本体251を経由して吸引ポンプに流入することを防止している。
一定量の廃液を吸引して収容袋5に一定量の廃液が溜まった時点で、吸引ポンプ(不図示)の作動を停止し、吸引を止め、収容袋5を交換する。
ここで、フラッシュ機構101が閉じた状態においては、レバー103は、付勢材104により付勢され、突起部113がフタ部52Bに設けられたレバー受部62と嵌合し、フタ部52Bが開放しないように固定している。また、レバー103の他端112は、付勢材104に付勢され、棒状体105を介して封止部材106を外側に引っ張り、シール材107をフタ部52Bに押し付けて封止し、キャニスタ3の内部を気密に陰圧を保持している(図9参照)。
次に、フタ部52Bを開けてキャニスタ3内から収容袋5を取り出す方法を説明する。先ず、レバー103の一端111に力を加えて押すと、レバー103は支点102を中心として一端111が内側方向に回動し、棒状体105を介して封止部材106を内向きに移動させる。それに伴い、シール材107をフタ部52Bから離間し、フラッシュ孔61の周壁と棒状体105の間の間隙を通って、キャニスタ3の内部に空気が流入し、キャニスタ3の内部を大気圧にする。また、突起部113がレバー受部62から外れ、フタ部52Bを開くことができる(図10参照)。フタ部52Bを上方に開き、収容袋5のノズル83をノズル貫通孔54(不図示)から取り外し、収容袋5を取り出した上で収容袋5を廃棄する。
その後、新たな収容袋5のノズル83をノズル貫通孔54に装着し、収容袋5をキャニスタ3に収納する。そして、フタ部52Bを閉め、レバー103の一端111に加えた力を開放すると、レバー103は、付勢材104に付勢されて押し戻され、支点102を中心とし逆方向に回動し、棒状体105は外向きに移動する。それに伴い、封止部材106がフラッシュ孔61を圧着封止して、キャニスタ3の内部を気密に保つ。さらに、突起部113がフタ部52Bに設けられたレバー受部62と嵌合し、フタ部52Bが開放しないように固定する。(図10参照)。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。そのような変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
1 吸引器
2 圧力調整器
3 キャニスタ
4 取付具
5 収容袋
6 排気ホース
11 配管パネル
21 圧力調整器本体
22 圧力調整ツマミ
23 排気口
24 接続口
25 筐体
26 ON-OFFレバー
28 キャニスタ受け
51 キャニスタ本体
52A フタ部
52B 筐体
53 キャニスタ排気口
54 ノズル貫通孔
55 窓部
56 凹部
57 位置決めガイド
58 キャニスタ取付具
59 ボールプランジャー
60 開口部
61 フラッシュ孔
62 レバー受部
81 袋体
82 スパウト部
83 ノズル
84 袋体排気口
85 フランジ
86 フランジ凹部
101 フラッシュ部材
102 支点
103 レバー
104 付勢材
105 棒状体
106 封止部材
107 シール材
111 一端
112 他端
113 突起部

Claims (3)

  1. 廃液を吸引除去する医療用吸引器用のキャニスタであって、
    前記廃液を収容可能な収容袋を収納するキャニスタ本体と、
    前記キャニスタ本体の一部に開口した開口部を開閉し、前記キャニスタの内部の陰圧を開放するフラッシュ孔を有する、フタ部と、
    前記フタ部に設けられた支点を中心に回動可能に取り付けられたレバーと、前記フタ部に配置されて前記レバーの一端を前記フタ部から離間する方向に付勢する付勢材と、前記フラッシュ孔に挿入され伸長方向に移動可能であって、前記フラッシュ孔の周壁との間に通気可能な間隙を有する棒状体と、前記棒状体の端部に設けられて前記フラッシュ孔を塞ぎ、前記キャニスタの内部を気密に保つ封止部材と、を有するフラッシュ機構と、を備え、
    前記レバーの一端に力が加えられ前記レバーの一端が内側方向に押されると、前記レバーは、前記支点を中心に回動して前記棒状体を内向きに移動させ、前記封止部材を前記フラッシュ孔から離間させることで、前記キャニスタの内部の陰圧が開放され、
    前記レバーの一端に加えられた力から解放されると、前記レバーは、前記付勢材により押し戻され、前記支点を中心に回動して前記棒状体を外向きに移動させ、前記封止部材が前記フラッシュ孔を圧着封止して、前記キャニスタの内部を気密に保つことを特徴とするキャニスタ。
  2. 前記キャニスタ本体は、前記レバーの他端が嵌合し、前記フタ部を前記キャニスタ本体に固定するレバー受部を有する、請求項1記載のキャニスタ。
  3. 請求項1又は2に記載のキャニスタを備えることを特徴とする、医療用吸引器。
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