JPH09509866A - 真空による創傷の縫合及び/又は吸引による分泌物等の吸い出しのための装置 - Google Patents

真空による創傷の縫合及び/又は吸引による分泌物等の吸い出しのための装置

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JPH09509866A
JPH09509866A JP7523246A JP52324695A JPH09509866A JP H09509866 A JPH09509866 A JP H09509866A JP 7523246 A JP7523246 A JP 7523246A JP 52324695 A JP52324695 A JP 52324695A JP H09509866 A JPH09509866 A JP H09509866A
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suction
container
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tube
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JP7523246A
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Inventor
フランク キリアン
ミハエル オハロラン
オズワルド ピルカー
Original Assignee
ビオヴァック メディツィンテクニーク ゲーエムベーハー
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M27/00Drainage appliance for wounds or the like, i.e. wound drains, implanted drains
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M1/00Suction or pumping devices for medical purposes; Devices for carrying-off, for treatment of, or for carrying-over, body-liquids; Drainage systems
    • A61M1/60Containers for suction drainage, adapted to be used with an external suction source
    • A61M1/604Bag or liner in a rigid container, with suction applied to both

Abstract

(57)【要約】 発明の主題は、吸引によって分泌物、血液等を吸い出すこと及び真空によって創傷を縫合することを可能とする吸引吸い出し装置である。そのため、吸引吸い出し装置は、蓋(2)によって密閉可能な容器(1)、容器(1)内に置くことができるチューブ(4)付きバッグ(3)、容器壁面の上方部分又は蓋にある、分泌物等をバッグ(3)へと吸い込むためのチューブ用通路、及び容器壁面又は蓋にある、容器(3)内に真空を発生するための開口を有している。そのため、吸引吸い出し装置は、それが容器(1)の密閉された状態で、空密様に密閉されるように形成され、その結果、分泌物吸引吸い出し装置は、容器(1)内で真空が一度発生した後、真空ポンプ装置とは無関係に操作可能である。手術中に血液を吸い出す場合には、バッグ(3)が隔膜(28)を有することが有利であり、これによって容器(1)内のバッグ(3)へと吸い込まれた空気を放出することができる。

Description

【発明の詳細な説明】 真空による創傷の縫合及び/又は吸引による 分泌物等の吸い出しのための装置 本発明は、真空による創傷の縫合(closure)及び/又は吸引による分泌物等 の吸い出しのための装置に関し、この装置は特に、病院や医療奉仕における外科 の分野で使用するために適している。 吸引により分泌物、血液等を吸い出すための装置及びレドンドレナージ(Redo n drainage)後の創傷の縫合のために用いられる装置は、医学的治療やヘルスケ アの多くの分野において使用されている。今日までの装置は全て、容器内部に、 大部分はガラス製又はプラスチック製の、好ましくは透明な瓶の内部に、真空手 段によって加圧状態(圧力を受けた状態)(under-pressure)を生じせしめると いう原理に基づいている。レドンドレナージ後、手術ゾーンの創傷領域に置かれ 、創傷表面を相互に押すドレインによって加圧状態を生じせしめ、それにより、 例えば外科的切除の場合に、中空スペースが避けられる。同時に、それと関連し て、分泌物が運搬(吸い出)される。吸引により吸い出されるとき、例えは新た に手術された創傷からの分泌物は、手術ゾーンにあるドレーンを通して加圧状態 によって容器内部へと吸い出される。連続的な吸い出しにより、治癒プロセスが 促進される。手術の間に吸引吸い出し装置を用いることにより、血液は容器内へ と吸い出され、この血液は、次いで調製後自己輸血のために使用され得る。かく して、患者自身の血液を、手術中又は手術後の患者に戻すことができ、例えば肝 炎ウイルス、HIV等のような感染性因子の転移の危険性が取り除かれる。その ために、吸い出された分泌物又は血液を入れるためのチューブ及び容器全体を、 それぞれの使用後に清浄化し且つ新たに滅菌しなければならないか又は使い捨て 製品として完全に廃棄しなければならないという欠点はある。 この大きな出費を避けるために、DE-OS-25 36 746において、容器内に置かれ る、例えばプラスチック製の使い捨てバッグの使用が提案されている。容器内に バッグをおいた後、容器は蓋によって閉じられる。通常バッグと一体に接続され てい るチューブは、蓋の通路(passage)を通ってドレーンへ、即ち手術ゾーンへと 通じる。容器の底部に開いた別の開口は、真空ポンプといつも接続されている。 この真空ポンプは、容器から空気を連続的に排出することにより、容器内部に、 永久的な加圧状態を生じせしめる。真空ポンプが不充分である場合には、病院の 中央吸引設備への切換え又はその設備の自動的応答の対策がとられている。この 加圧状態は容器内のバッグをある程度まで膨張するという効果を有する。このバ ッグの膨張は、バッグ容積の増大により、続いて、バッグの内部に加圧状態が形 成されるという結果を生じ、そのために、分泌物がチューブを通してバッグ内へ 吸い出される。バッグがいっぱいである時、使用したチューブ及びいっぱいにな ったバッグは、簡単に取り除かれ、廃棄され、そして新しい滅菌バッグ及び新し い滅菌チューブが容器内に置かれる。これらの手段によって、第一には、貯蔵中 でさへ、多くのスペースが省かれる。バッグは、堅い且つ折りたためない容器よ りもスペースを占有しないからである。第二に、容器をいつも清浄化し且つ滅菌 する必要が回避される。 この従来技術による欠点は、容器内に加圧状態を発生する真空ポンプが絶えず 操作中でなければならないということである。さもなければ、容器内の加圧状態 及びかくしてバッグ内の吸引効果が維持され得ないからである。この吸引吸い出 し装置をいつも連続的に操作される真空ポンプに接続することが必要であるのは 多大な欠点である。かくして、例えば、各吸引吸い出し装置について、真空ポン プ又は中央吸引設備への接続が必要とされる。これとは別のものとして、特にレ ドンドレナージ用に、使い捨て容器として使用されるべきガラス又はプラスチッ ク製の、製造によって予め空にされた堅い容器が既に提案されていた。貯蔵及び 廃棄もまた、極めて問題であり、且つ、費用がかかる。かくして、真空による創 傷の縫合及び/又は分泌物の吸い出しのための従来の装置は、歩行患者を対象に する治療用途のためには使用できず、又は、極めて限られて使用されるに過ぎな い。 かくして、創傷の領域に加圧状態を発生するために普遍的に使用可能な、容易 に扱うことが可能な、歩行患者を対象とする治療用に適した、即ち任意の場所で 使用可能な装置のための必要性が大きい。 この目的は、本発明の請求の範囲第1項の特徴によって達成される。 そのために、本発明の第一の認識は、容器内部を一度ポンプで吸い出すことに より充分長期間の間続くバッグ内の吸引効果が充分に生じるように、密閉可能で あるべき容器の相対的配置にある。これは、一方では、蓋が空密様に容器を密閉 しなければならないということを意味する。他方では、開口(これを通して真空 ポンプによって容器内部から空気を吸い出す)もまた、空密様に、例えば弁等に よって密閉できなければならない。さらに、これは本発明の極めて重要な点の一 つであるが、分泌物を吸い出すためのチューブの通路は、チューブを空密様に容 器内に置くことができるように配置、形成されなければならない。これは、チュ ーブに取り付けられたシールエレメントの特別な相対的配置によって確保され、 このシールエレメントは、容易に且つ問題もなく、そのために設けられた開口へ と挿入することができ、そしてそれによってチューブは蓋又は容器壁面を通過す ることができる。これらの手段によって、一度ポンプで空気を吸い出すことで、 充分高く且つ充分永続的な吸引効果を生じることが可能である。そのために、一 つの容器からポンプで空気を吸い出した後、真空ポンプを切り離し、そして更に 別の容器からポンプで空気を吸い出すためにその真空ポンプを使用することがで きることは大きな利点である。かくして、それぞれの吸引吸い出し装置に真空ポ ンプを備えることは必要ではない。本発明による分泌物吸引吸い出し装置は、か くして普遍的であり、そして歩行患者を対象とする治療の場合にもまた使用可能 である。 特に手術中に血液を吸い出す目的で使用し、後で再使用するには、バッグの構 造は液密構造であってもよいが、吸い込まれた空気をバッグから除去するために は、一方向に空気透過性である。かくして、バッグをより効果的に満たすことを 達成することができる。血液で満たされたバッグは、次いで血液の再輸血のため に直接使用することができる。 次に、添付図面を参照して且つ典型的な実施態様を参照して、より詳細に発明 を記載する。次の図が示されている: 図1:シールエレメントを有するチューブ及びバッグが挿入されている密閉容 器を持った本発明による吸引吸い出し装置; 図2:容器の側壁に挿入されたシールエレメント及び蓋シールに関する拡大詳 細図; 図3:シールエレメントの詳細図; 図4:本発明による吸引吸い出し装置において使用できるようなバッグについ てのさらなる典型的な実施態様;及び 図5:容器の蓋構造の詳細図。 図1には、容器1が示され、この容器は、例えばガラス製又は有利には透明な プラスチック製(例えば、アクリル系ガラス)であってもよい。この容器1は蓋 2によって空密様に密閉することができる。バッグ3は容器内に置かれ、そのバ ッグには、滅菌可能な材料、例えばPVC、シリコーン等から作られたチューブ 4が取り付けられている。バッグ3は、創傷等からチューブ4によって吸い出さ れた、例えば血液、膿等のような創傷分泌物を入れるために役立つ。バッグ3及 びチューブ4が一体的に形成されることが好ましい。バッグ3及びチューブ4は 、さらに空気不透過性材料で作られる。据え付けられた状態では、チューブ4は 、容器1の内部から、開口5を通ってシールエレメント6により、外に向かって 案内される。そのために、シールエレメント6は、チューブ4に、例えば接着剤 等によって取り付けられる。シールエレメント6は、少なくとも蓋2を閉じると きに、開口5を空密様に密閉する。好ましくは、そして示されているように、開 口5は、容器壁の上方部分にあるが蓋2にも、運動学的反転の意味で、見出され てもよい。空気を容器1の内部からポンプで出すための真空ポンプは、チューブ 等によって、容器壁の又は蓋2の更に別の開口7に接続されうる。これは模式的 にのみ例示されている。この開口7は、同様に、弁8により空密様に封止可能で ある。シールエレメント6、容器1、蓋2及び弁8の構造の空密相対的配置によ って、容器1の内部から空気をポンプで出すことによりひとたび発生した真空は 、蓋2が閉じられ且つ弁8が閉じられることで、少なくとも、バッグ3が満たさ れる程度に依存して又は数時間後のいすれかに定期的にバッグ3を取り除くまで の大変長い間、維持される。容器1内部における真空により、真空の発生前に容 器1内の決まった場所に置かれたバッグ3がある程度まで膨張し、また、創傷内 に又は吸い出されるべき分泌物内に侵入するプローブのように形成されたチュー ブ の端部において、吸引効果が生じるという結果がもたらされる。 そのために、シールエレメント6は開口5内へ挿入される。バッグ3が分泌物 で満たされる場合、バッグは、蓋2の開口によって(適当な場合には、弁8の開 口の後で)、また、開口5からチューブ4と一緒にシール6を簡単に取り消すこ とによって、容易に且つ簡単に取り換えることができる。チューブ4及びシール エレメント6を備えたバッグ3は廃棄される。容器1の汚染は生じなかった。 図2は、図1の拡大詳細断面を示し、開口5内へ挿入されたシールエレメント 6及び容器壁と蓋2との間の接続が詳細に示されている。シールエレメント6は 、その前面側及び後面側にそれぞれ(取り囲む)リップ9、10を有し、実質的 に環状である。これらの二つのリップ9及び10は、リングの円周全体に、半径 方向に外へ向かって延びている。シールエレメント6の挿入された状態において 、開口5を形成する容器壁(又は蓋壁)のエッジは、図2中に見られるように、 これらの二つのリップの間にクランプされている。かくして、二つのリップの作 用は、一方では、開口5内にシールエレメント6を保持することであり、他方で は、空密様に開口を閉じることである。好ましい相対的配置において、シールエ レメント6は、少なくとも一側面に、シールエレメント6の挿入された状態にお いて、容器内部へ突出しているパイプ様延長部11を有していてもよい。これら の手段によって、容器内部から外部へとシールエレメント6を通して案内される チューブ4の折れ曲がり若しくは損傷又はチューブ4とシールエレメント6との 間の固定接続のゆるみが防止される。 容器1は蓋2によって空密様に密閉されており、容器1の上方エッジは、例え ば蓋2のエッジにおける円周方向くぼみ又は溝17に係合している。そのために 、容器1の上方エッジと蓋2との間に配置されるシールリング16をも、信頼で きるシールオフ(sealing off)に追加して備えることができる。 上記したよう、チューブ4とシールエレメント6又はそのパイプ様延長部11 との間の固定接続が、重要である。ある点ではチューブ4の補強として、チュー ブ4と一体となってパイプ様延長部11を備えたシールエレメント6を生成する ことが可能であるが、これは技術上且つ費用上の理由のために極めて問題がある 。従って、チューブ4のために医療技術において通常用いられる材料を使用する こ と及びスチロールに基づいたSBSプラスチック(例えば、シェル社製の商品名 クラトン(Kraton)として入手し得る成形素材)のような熱可塑性樹脂製の延長 部11を備えたシールエレメント6を製造し、そしてこれをチューブ4と接続し て一体とすることが有利である。これは、接着剤で接着し又はチューブ4及びシ ールエレメント6又はパイプ延長部11の表面を一緒に溶かして、一緒に接続す ることによって行うことができる。シールエレメントがラテックスのような天然 ゴムである場合、それをチューブ4に接着することはできないけれども、シール 及び固定接続は、次いで、シールエレメント6及び延長部11によってチューブ 4に影響を及ぼす弾性張力を掛けることにより達成される。 材料の選択についてまた接着剤の選択についても、材料は一方においては永久 的に空密であり、他方においては材料は、通常の滅菌に関してさえ影響を受けず 、特に破壊もされないということが極めて重要である。 さらに、図1に示されているように、好ましくは蓋2に配置されている追加の エレメント、即ち一方においてインジケーターエレメントを備えた吸引吸い出し 装置を提供することが有利である。このインジケーターエレメントは、一方にお いて、容器1内部の真空の発生を示すが、他方においては、真空の解消が徐々に 生じて、吸引仕事がもはや確保できないような程度になった時にもそれを示す。 ここで、蓋2内に、少なくとも二色で形成され、ばね押し隔膜12によって制御 されるキャップ13を配置することが有利である。隔膜12(シールするように 結合され又はしっかり締められている)は、高真空の場合には、下方にある位置 をとり、その場合キャップ13もまた下方に引かれる。真空を減じる場合、隔膜 12は外方へ押され、そしてそのためにキャップ13もまた上方へ押される。可 視表示が可能である。さらに、弁8が容器1内部の真空の放出のためにすばやく 開けることができるように弁自体を形成すること、又は、レバー運動によって座 から切り離すことができるばね押しクロージャー密栓のような、すばやく開ける ことができる空気入口弁14を追加的に備えることが有利である。 さらに、蓋2を、固定してしかしピボット様にヒンジ15によって容器1に適 用することが有利であり、また、蓋に、容器のノーズ16にわたって係合するこ とができそしてそのために円周方向の溝17内にシールリング16を負荷せしめ る、フック様又はブラッケット様ロッキングエレメント18を設けることが有利 である。 開口5及びシールエレメント6の断面形は、二つのリップ9及び10を単一の やり方で備えたシールエレメント6(蓋2は開いている)を上方から開口5内へ 差し込むことができるためには、実質的にU字形であることが有利である。その ために、開口5を形成するエッジは、リップ9及び10と挿入されたシールエレ メント6とが隣接するのを容易にするために、断面図で見られるように、丸みを 付けたものであってもよい。 患者のいくつかの創傷が吸引によって吸い出され及び/又は縫合されるべき場 合、複数のドレナージカテーテルが、T継手(T-piece)によって単一チューブ 4へと導かれてもよい。図1に示されたように、このようなつなぎ合わせ(brin ging together)を、患者のいくつかの創傷の治療を単一の通路のみによって可 能とするように、容器3の通路5の外側で行うのが有利である。 シールエレメント6はまた、図3に、平面図、側面図及び断面図で詳細に示さ れている。シールエレメント6の真空シールの程度は、真空吸引装置とは無関係 に本発明による吸引吸い出し装置の操作のための重要なファクターである。図3 に示されているように、シールエレメント6は、挿入された状態で、容器内部へ と突き出ているパイプ様延長部11を有している。このパイプ様延長部11は、 容器開口5の領域においてチューブ4の曲げを妨げる。さらに、シールエレメン ト6の領域において、チューブ4が実質的にいつも容器壁に対して垂直になるよ うな効果をパイプ様延長部11が有するという点で、シールエレメント6内部の チューブ4のねじれた又は斜めの位置調整は妨げられる。 チューブ4とシールエレメント6及び延長部11の両方との固定接続は、チュ ーブ4が容器1内に据え付けられる場合、容器の外側でチューブ4を曲げ又は折 り重ねることによってこの接続をゆるめることを妨げる。 図2に示されたように、シールエレメント6は、側面に二重リップ20を有す る(二重リップ20は、蓋2を閉じると、蓋によって押される)。この二重リッ プ20は、蓋2のシールリング16によって閉鎖運動により押されるのが有利で ある。図3で示された相対的配置の場合、シールエレメント6は、シールエレメ ント6が開口5を形成するエッジに係合する領域においてのみ二重リップ9、1 0を有する。断面図に示されたように、二重リップもまた、シールエレメント6 の円周の完全な周りに形成することができる。 二つのリップ9、10の間の領域において、シールエレメント6の円周は、丸 みをおびていてもよく、又は、シールエレメント6に対して横断して見た場合、 シールエレメント6の軸に対して実質的に平行であってもよい。そのため、開口 5を形成する容器のエッジとの特に有利な共働が達成される。開口5を形成する 容器のエッジにおけるシールエレメント6のしっかりしたクランピングのために 、外側のリップ9は、挿入された状態で、内側のリップ10よりも大きな直径を 有する。 二つのリップ9、10のうちの少なくとも一つは、リップの先が細くなるにつ れて増大するリップへの損傷の危険を避けるために、側面図で見て、丸みをおび ていてもよく、又は、フラットに突き出して(run out flat)いてもよい。 図4は、特に手術中に吸引吸い出し装置を使用するために有利であるような、 バッグ3の相対的配置を示す。この応用の場合、手術中に、血液は、患者の少な くとも一つの創傷から吸い出されて、容器3のバッグ4内へと入る。そのため、 バッグ3は、輸血バッグのために通常用いられるような、例えば500mlの容 積を有することが有利である。本発明による吸引吸い出し装置のこの応用におい ては、一定の割合の空気もまたしばしば吸い込まれるので、それは、もしバッグ が吸い込まれた空気をバッグ4から取り除くための構造を容器1の内部に有して いるならば、バッグ4を有効に満たすために有利である。図示されたように、こ れは、例えば、適用された接続用ピース(piece)22によって行うことが可能 である。このピースには、しっかり固定したキャリアー23が適用されており、 そして空気透過性であるが液密である隔膜24が取り付けられている。これは、 この隔膜24により湿気又は有機体でさえも開口ピース22を通って容器を離れ ないようにし、そして隔膜24を通る空気はかくして一定の滅菌を経るならば、 大いに有利である。これは、例えば、微小孔を有する隔膜によって提供される。 この隔膜は、例えば、ゴア−テックス(Gore-Tex)という商品名で商業的に入手 可能であるようなものである。あるいはまた、かかる隔膜28はバッグ3の壁面 の一 部を形成していてもよい。隔膜28は、例えば、エッジで成形されて(30)、 バッグ3の切欠き(cut-out)29であってもよい。 図5は、本発明による吸引吸い出し装置の容器1の蓋2を詳細に示す。図1を 参照すれば、既に記載されているように、ばね押し隔膜12及びキャップ13( 例えば、二色で形成された)によって、容器1内の真空のための可視表示を形成 することができる。容器1内の真空の正確なチェックについては、真空を表示す るたに、図5に示されるように、真空のデジタル又はアナログインジケーター装 置25が設けられていてもよい。また、キャップ13には、対応するスケール( 図示せず)が設けられていてもよい。 図5にさらに示されるように、蓋2には又は容器1の壁面には、最小内部圧力 を容器2のためにセットせしめる手動操作可能な弁装置27が設けられていても よい。自動的に作用する弁装置27の場合、安全弁(過度の圧力弁)のように、 内部圧力に対する特別の極限値を決定することができる。もちろん、空気入口弁 14は、以上の代わりに寸法を測って、適当な態様で形成されてもよいが、典型 的な実施態様では、迅速な逃げ面(relief)のために役立つ。これと同様に、容 器2は、容器2内のあまりに低い内部圧力の発生(その結果として、容器2に対 し悪影響又は損傷さへももたらすかもしれない)の危険なしにポンプステーショ ンで容易に且つ素早く空にすることができる。詳細には示していないが、便宜上 、許可を受けていない者によってシールを与える特にエレメントの操作を妨げる 安全手段が設けられている。 要するに、かくして、接続された使い捨てチューブを有する使い捨てバッグを 備えた吸引吸い出し装置が設けられている。このチューブは装置内に置くことが できる。この装置の場合、真空を発生せしめることは操作中に単に一度必要であ るが、真空ポンプの永続的な接続を維持することは必要ではない。従って、本発 明による吸引吸い出し装置は、歩行患者を対象とする治療用に特に適しており、 また寝たきりでない患者にとって使用されることも可能であり、またこれらの患 者によって長い間採用されてもよい。そのために、バッグが通常、即ち定期的に 交換されるまでの長い間、真空を維持することができるということは、極めて重 要である。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1996年2月1日 【補正内容】 請求の範囲 1.蓋(2)によって密閉し得る容器(1)と、 容器(1)内に置くことができるチューブ(4)付きバッグ(3)と、 チューブ用の、容器壁面の上方部分又は蓋にある、分泌物等をバッグ内へ吸い 込むための通路と、 容器壁面又は蓋にある、容器内に真空を発生させるための開口と を有し、 それによって、該容器(1)を蓋(2)によって空密様に密閉することができ 、 該開口を弁(8)によって空密様に密閉することができ、そして チューブ(4)の通路については、チューブに対して締め付けられるシールエ レメント(6)を、容器壁面の上方部分又は蓋にある、第二の開口(5)へと挿 入することができるということからなる分泌物吸引吸い出し装置において、 シールエレメント(6)が、少なくとも容器(1)を密閉する時に、空密様に 第二の開口(5)を密閉して、分泌物吸引吸い出し装置が、真空を容器(1)内 で発生せしめた後、真空ポンプ装置とは無関係に操作できるようにすることを特 徴とする分泌物吸引吸い出し装置。 16.前記吸引吸い出し装置が、容器(2)内の内部圧力の予め決められた値が 負へ行き過ぎてしまっていた(undershot)及び/又は超えてしまっていたとい うことを表示するための装置を有していることを特徴とする前記いずれかの請求 の範囲に記載の吸引吸い出し装置。 22.前記バッグが取り付けられた隔膜(24;28)を有していることを特徴 とする請求の範囲第21項に記載の吸引吸い出し装置。 明細書第2頁第24行目に以下の文章を挿入した。 (明細書の翻訳文第2頁、第26行目と第27行目との間に以下の文章を挿入し た。) 「EP 0 082 510A1から、ドレナージチューブのための、空にすることが可能な 内部チャンバー及び接続ピースを有する医療用の吸引瓶が知られている。チュー ブ接続ピースは、内部チャンバー内に配置された使い捨てバッグへと開いており 、この使い捨てバッグは加圧によって容積が増大しうる。その使い捨てバッグの カラーは、吸引瓶の開口エッジに空密様に取り付けられる。しかしながら、この 既知吸引瓶には、蓋がチューブと固定して接続されており(第1図)、そこでこ のチューブと一緒に滅菌しなければならず、又は、蓋の内壁が使い捨てバッグへ と吸い込まれた液体によって汚染され(第8図)、かくして各使用後に清浄化し なければならない。かくして、この既知の吸引瓶による蓋は再使用できるハウジ ングと関連していない。」

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.蓋(2)によって密閉し得る容器(1)と、 容器(1)内に置くことができるチューブ(4)付きバッグ(3)と、 チューブ用の、容器壁面の上方部分又は蓋にある、分泌物等をバッグ内へ吸い 込むための通路と、 容器壁面又は蓋にある、容器内に真空を発生させるための開口と を有し、 それによって、該容器(1)を蓋(2)によって空密様に密閉することができ 、 該開口を弁(8)によって空密様に密閉することができ、そして チューブ(4)の通路については、チューブに対して締め付けられるシールエ レメント(6)を、容器壁面の上方部分又は蓋にある、第二の開口(5)へと挿 入することができるということからなる分泌物吸引吸い出し装置において、 シールエレメント(6)が、少なくとも容器(1)を密閉する時に、空密様に 第二の開口(5)を密閉すること、そして、分泌物吸引吸い出し装置が、真空を 容器(1)内で発生せしめた後、真空ポンプ装置とは無関係に操作できることを 特徴とする分泌物吸引吸い出し装置。 2.前記チューブ(4)のための通路は、蓋(2)を閉じるときに、これが実質 的にシールエレメント(6)の軸線に垂直な方向での密閉運動の終わりにおいて シールエレメントと隣接させられ得るように、配置されることを特徴とする請求 の範囲第1項記載の分泌物吸引吸い出し装置。 3.前記蓋(2)は、蓋(2)を閉じるとき、シールエレメント(6)に対して 押しつけるシールリング(16)を有していることを特徴とする請求の範囲第2 項記載の吸引吸い出し装置。 4.前記シールエレメント(6)が、挿入された状態で容器内部へと突き出して いるパイプ様延長部(11)を有していることを特徴とする前記いずれかの請求 の範囲に記載の吸引吸い出し装置。 5.前記チューブ(4)が、シールエレメント(6)に固定的に取り付けられ、 例えば接着又は融着されることを特徴とする前記いずれかの請求の範囲に記載の 吸引吸い出し装置。 6.前記チューブがポリビニルクロライド等の滅菌性材料からなることを特徴と する前記いずれかの請求の範囲に記載の吸引吸い出し装置。 7.前記シールエレメント(6)が熱可塑性SBSプラスチック等の滅菌性材料 からなることを特徴とする請求の範囲第1乃至4項のいずれかに記載の吸引吸い 出し装置。 8.前記シールエレメント(6)がラテックスのような天然ゴムから製造される ことを特徴とする請求の範囲第1乃至6項のいずれかに記載の吸引吸い出し装置 。 9.前記シールエレメント(6)が、蓋(2)の方に向けられた側面において、 蓋(2)の閉鎖運動にあたって空密様に蓋によって押しつけられることができる 二重リップ(20)を有することを特徴とする前記いずれかの請求の範囲に記載 の吸引吸い出し装置。 10.前記シールエレメント(6)が 挿入された状態において、開口(5)を 形成するエッジをクランプすることができる二重リップ(9、10)を有するこ とを特徴とする前記いずれかの請求の範囲に記載の吸引吸い出し装置。 11.前記シールエレメント(6)が、円周方向の二重リップ(9、10)を有 していることを特徴とする請求の範囲第1乃至8項のいずれかに記載の吸引吸い 出し装置。 12.前記シールエレメント(6)の円周が、二つのリップ(9、10;20) の間の領域において、該シールエレメント(6)に対して横断して見ると、丸み をおびており、又は、該シールエレメント(6)の軸線に実質的に平行であるこ とを特徴とする請求の範囲第9乃至11項のいずれかに記載の吸引吸い出し装置 。 13.前記二重リップ及びパイプ様延長部(11)が、該シールエレメント(6 )と一体であることを特徴とする請求の範囲第8乃至12項のいずれかに記載の 吸引吸い出し装置。 14.前記据え付けられた状態で最も外側である、該シールエレメント(6)の リップ(9)が、内側のリップよりも大きな直径を有することを特徴とする請求 の範囲第8乃至13項のいずれかに記載の吸引吸い出し装置。 15.前記吸引吸い出し装置が容器(1)の内部圧力を表示するためのインジケ ーター装置を有することを特徴とする前記いずれかの請求の範囲に記載の吸引吸 い出し装置。 16.前記吸引吸い出し装置が、容器(2)内の内部圧力の予め決められた値が 負へ行き過ぎてしまった(undershoot)ということを表示するための装置を有し ていることを特徴とする前記いずれかの請求の範囲に記載の吸引吸い出し装置。 17.前記吸引吸い出し装置が、容器(1)の最小内部圧力を設定するための装 置を有することを特徴とする前記いずれかの請求の範囲に記載の吸引吸い出し装 置。 18.前記吸引吸い出し側の少なくとも二つのチューブが、一つのチューブ(4 )に対して空密T継手によってつなぎ合わされていることを特徴とする前記いず れかの請求の範囲に記載の吸引吸い出し装置。 19.前記少なくとも二つの吸引吸い出し側のチューブが、容器(1)の外側で 該一つのチューブ(4)に対してつなぎ合わされていることを特徴とする請求の 範囲第18項に記載の吸引吸い出し装置。 20.前記バッグ(3)が、唯一の開口としてチューブ(4)を有し、そしてさ もなければ容器(1)の内部に対して空密様にシールされていることを特徴とす る前記いずれかの請求の範囲に記載の吸引吸い出し装置。 21.前記バッグ(3)が、さらに、吸い込まれた空気を該バッグ(3)から取 り除くための構造(22、23、24;28、29、30)を容器(1)の内部 に有しており、その構造は液密であるが、一方向に空気透過性であることを特徴 とする請求の範囲第1乃至19項のいずれかに記載の吸引吸い出し装置。 22.前記隔膜(24;28)が取り付けられていることを特徴とする請求の範 囲第21項に記載の吸引吸い出し装置。 23.前記隔膜(24)が、バッグ(3)へと導くチューブ接続(22)へ取り 付けられている剛性マウント(23)内に置かれていることを特徴とする請求の 範囲第22項に記載の吸引吸い出し装置。 24.前記隔膜(28)が、バッグの切欠き(29)へと融着されている(30 )ことを特徴とする請求の範囲第22項に記載の吸引吸い出し装置。
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