JP7237322B1 - 医療用の壁掛式吸引器及びそれに用いるキャニスタ - Google Patents

医療用の壁掛式吸引器及びそれに用いるキャニスタ Download PDF

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Abstract

【課題】 本発明は、廃液を収容した収容袋を容易に取りだすことができ、且つ、構造が複雑ではなく部品点数も比較的少ない医療用の壁掛式吸引器と、それに用いるキャニスタとを提供することを課題とする。【課題を解決するための手段】 本発明に係る医療用の壁掛式吸引器用のキャニスタは、廃液を収容する収容袋を、水平方向に着脱可能に収納するキャニスタ本体と、キャニスタ本体の側面に開口した開口部に設けられた水平方向に開閉可能なフタ部と、を備え、キャニスタ本体は、前キャニスタ本体の上面に設けられ、キャニスタの内部の空気を排出するキャニスタ排気部材と、キャニスタ本体の前面に設けられ、収容袋が有するノズルと嵌合するノズル貫通孔と、を有し、キャニスタ本体は、廃液の吸引時には内部が陰圧に保持され、フタ部が開けられることにより、キャニスタ本体に、収容袋を水平方向に着脱可能になることを特徴とする、壁掛式吸引器用のキャニスタである。【選択図】図1

Description

特許法第30条第2項適用 医療介護CBnews、https://www.cbnews.jp/news/entry/20210217111635、令和3年2月17日掲載 株式会社東京スポーツ新聞社、東京スポーツ、令和3年3月16日発行 株式会社東京スポーツ新聞社、東京スポーツ、令和3年3月23日発行 株式会社東京スポーツ新聞社、東京スポーツ、令和3年3月30日発行 MedtecJapan医療機器の設計・製造に関する展示会・セミナー、令和3年4月14日開催 株式会社三幸製作所、株式会社三幸製作所令和3年2月新製品カタログ、令和3年2月25日 株式会社三幸製作所のウェブサイト、https://sanko-med.com/product/%e5%a3%81%e6%8e%9b%e5%90%b8%e5%bc%95%e5%99%a8%e3%80%80ds-1000/、令和3年4月19日掲載 新鋭工業株式会社及び全契約販売店、令和3年2月25日販売 新鋭工業株式会社のウェブサイト、https://www.shinei.me/piping/piping_kabe.html#ds1000、令和3年6月1日掲載 株式会社埼玉新聞社、埼玉新聞、令和3年3月30日発行 株式会社日刊工業新聞社、日刊工業新聞、令和3年3月29日発行 国立大学法人岡山大学のウェブサイト、https://www.okayama-u.ac.jp/up_load_files/press_r3/press20210630-5.pdf、令和3年6月30日掲載 PRTIMES、https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000157.000072793.html、令和3年7月3日掲載
本発明は、患者の体液や分泌物を含む廃液を吸引するための医療用吸引器及び医療用吸引器用に用いるキャニスタに関するものである。
病院や診療所等の医療機関では、手術室や病室には各種の医療用吸引器が設置され、医療用吸引器が、例えば、手術の際に生じた血液を含む体液や患部を洗浄する際に用いた生理食塩水等の廃液を吸引して凝固処理している。また、病室では、痰を含む患者の分泌物を廃液として吸引して凝固処理している。
医療機関で利用される医療用吸引器は、例えば特許文献1に開示されているように、フタ部を閉じることにより気密状態を保持し、吸引した廃液を収容する収容袋を収納する容器(キャニスタ)と、この容器を着脱可能に取り付け保持する容器保持体と、を有する。そして、一般的には、容器内部に吸引圧力を作用させ、フタ部に取り付けた吸引チューブを用いて患部から体液や分泌物等を吸引して収容袋に収容し、凝固処理する。凝固した収容袋は、容器の上側に配置されたフタ部を開け、容器の中から取り出し、廃棄処分する。
しかしながら、壁掛式吸引器は、一般的に壁掛式吸引器の設置ハンガーが床から140~150センチメートルの高さに設置されていることから、床から140~150センチメートル前後の高さに設置されている。そのため、壁掛式吸引器を取り扱う看護士の身長が低い場合には、容器の上部に配置されたフタ部を開けて、廃液が溜まり膨らんだ収容袋を容器(キャニスタ)から引き上げて取り出すことは容易ではない、との問題があった。これに対し、特許文献2には、内部に圧力調整機構が配置された取付部材と、ボトル(キャニスタ)固定爪とを有するフタ部と、下端側に配置された垂下体の回動軸に支持されたボトル支持体と、を有する本体と、上端が開放され、ボトル支持体に持されるボトル(キャニスタ)と、を有し、ボトル支持体を回動させてボトル(ボトル)を前方斜めに傾けることが可能な壁掛式吸引器が開示されている。
特開2015-024085号公報 特開2020-032016号公報
特許文献2に開示された壁掛式吸引器であれば、ボトル(キャニスタ)を前方斜めに傾けることができることから、収容袋を上方に引き上げる必要はないものの、斜め上方に引き上げる必要はあり、必ずしも収容袋の取り出し作業が容易とはいえない。また、ボトル(キャニスタ)を回動させて前方に傾斜させるため、構造が複雑となり、且つ、部品点数が多くなるという問題があった。
本発明は、医療用の壁掛式吸引器用のキャニスタに収納された患者から吸引した廃液を収容した収容袋を容易に取りだすことができ、且つ、構造が複雑ではなく部品点数も比較的少ない医療用の壁掛式吸引器と、それに用いるキャニスタとを提供することを課題とする。
本発明に係る医療用の壁掛式吸引器用のキャニスタは、
廃液を収容する収容袋を、水平方向に着脱可能に収納するキャニスタ本体と、
キャニスタ本体の側面に開口した開口部に設けられた水平方向に開閉可能なフタ部と、を備え、
キャニスタ本体は、前キャニスタ本体の上面に設けられ、キャニスタの内部の空気を排出するキャニスタ排気部材と、キャニスタ本体の前面に設けられ、収容袋が有するノズルと嵌合するノズル貫通孔と、を有し、
キャニスタ本体は、廃液の吸引時には内部が陰圧に保持され、
前記キャニスタ本体は、前記キャニスタ本体の内側の底部に、中央部が前記キャニスタ本体の外方に向けて窪み、廃液を溜めることが可能な廃液溜めを有し、
フタ部が開けられることにより、キャニスタ本体に、収容袋を水平方向に着脱可能になることを特徴とする、壁掛式吸引器用のキャニスタである。
本発明に係るキャニスタであれば、キャニスタ本体の側面に開口した開口部に設けられた水平方向に開閉可能なフタ部を水平方向に開閉することができ、廃液を収容する収容袋を水平方向に着脱可能に収納することができる。したがって、廃液を収容した収容袋の取り換えの作業負荷を軽減することができる。また、キャニスタを回動して前方に傾斜せることもないので、構造が複雑となり、且つ、部品点数が多くなるという問題もない。
また、本発明に係る壁掛式吸引器のキャニスタであれば、廃液がキャニスタの中で漏出した場合であっても、漏出した廃液が廃液溜めに留まり、キャニスタから漏出することを防止できる。
前記本発明に係る医療用吸引器のキャニスタは、キャニスタ本体のノズル貫通孔に近接する位置に、収容袋の位置を決める位置決めガイドを有することを特徴とする、壁掛式吸引器用のキャニスタである。
本発明に係る壁掛式吸引器のキャニスタであれば、確実に収容袋を所定の位置に装着することができる。
本発明の医療用吸引器用のキャニスタに係るキャニスタ本体の外側面及び/又はフタ部の外側面には、凹部が設けられていることを特徴とする、壁掛式吸引器用のキャニスタである。
キャニスタ3を圧力調整器2に装着するには、キャニスタ3を手で持って圧力調整器2の下部に設けられたキャニスタ受け28にキャニスタ取付具58を差し込む。また、取り外すには、キャニスタ受け28からキャニスタ取付具58を引き出す必要がある。本発明に係る壁掛式吸引器のキャニスタであれば、キャニスタを手で持つ際に、凹部を指で保持することにより、確実にキャニスタを持つことができる。
本発明に係る壁掛式吸引器のキャニスタのキャニスタ本体の外側面及び/又はフタ部の一部には、キャニスタ本体の内部を視認可能な窓部材を有することを特徴とする、の壁掛式吸引器用のキャニスタである。
本発明に係るキャニスタであれば、キャニスタ本体の内部に収納された収容袋の状態を目視確認することができる。
本発明に係る壁掛式吸引器のキャニスタは、内部の陰圧を開放するフラッシュ機構を有することを特徴とする、壁掛式吸引器用のキャニスタである。
本発明に係るキャニスタであれば、キャニスタの内部の陰圧を容易に開放することができ、フタ部を容易に開けることができる。
本発明に係る壁掛式吸引器は、廃液の吸引圧力を調整する圧力調整器と、
圧力調整器の下方に配置される、キャニスタと、
圧力調整器の背面に取り付けられ、圧力調整器を設置ハンガーに取り付ける取付具と、
を備えることを特徴とする医療用の壁掛式吸引器である。
本発明に係る医療用の壁掛式吸引器であれば、廃液を確実に吸引除去して収容袋に収容することが可能であり、また、フタ部を水平(横)方向に開いて、廃液を収容した収容袋を水平方向にキャニスタから容易に取りだすことができる。
本発明に係る医療用の壁掛式吸引器及びそれに用いるキャニスタであれば、キャニスタに収納された患者から吸引した廃液を収容した収容袋を水平方向に取りだすことができ、また、構造が複雑ではなく部品点数も比較的少ない、医療用の壁掛式吸引器とそれに用いるキャニスタとを提供することができる。また、本発明に係る壁掛式吸引器とそれに用いるキャニスタであれば、廃液を収容した収容袋を水平方向に取りだすことができることから、収容袋の取り出し作業の作業負荷を軽減することができる。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る吸引器の使用状態を示す斜視図である。 図2は、本発明の第1の実施形態に係る吸引器の収容袋の収納状況を示す斜視図である。 図3は、本発明の第1の実施形態に係る吸引器の正面図である。 図4は、本発明の第1の実施形態に係る吸引器の右側面図である。 図5は、本発明の第1の実施形態に係る吸引器の図3の矢印A-A方向に視た断面図である。 図6は、本発明の第1の実施形態に係る吸引器のキャニスタの正面図、右側面図及び平面図である。 図7は、本発明の第1の実施形態に係る吸引器のキャニスタの底部の拡大断面図である。 図8は、図4(A)の矢印E-E方向に視た本発明の第1の実施形態に係る吸引器のフラッシュ機構の閉じた状態の拡大断面図である。 図9は、図4(B)の矢印F-F方向に視た本発明の第1の実施形態に係る吸引器のフラッシュ機構の開放した状態の拡大断面図である。 図10は、本発明の第2の実施形態に係る吸引器の使用状態を示す斜視図である。
以下、本発明に係る患者の体液や分泌物等の廃液を吸引除去する医療用の壁掛式吸引器1(以下、単に「吸引器」ともいう。)及び医療用の壁掛式吸引器1に用いるキャニスタ3(以下、単に「キャニスタ」という。)の第1の実施形態を、説明する。なお、廃液には、吸引して廃棄処分する、手術の際に生じた血液を含む体液や患部を洗浄する際に用いた生理食塩水等、又は、痰を含む患者の分泌物が含まれる。
図1に、本実施形態に係る吸引器1の使用状態を示す。図2に、本発明の実施形態に係る吸引器1の収容袋5の収納状況に係る斜視図を示す。図3に、本発明の実施形態に係る吸引器1の正面図、図4に、本発明の実施形態に係る吸引器1の右側面図を示す。図5は、本発明の実施形態に係る吸引器1の図3の矢印A-A方向に視た断面図である。また、図6は、本発明の実施形態に係る吸引器1のキャニスタ3の正面図(A)、右側面図(B)及び平面図(C)である。
吸引器1は、圧力調整器2、キャニスタ3、及び取付具4からなる。吸引器1は、病室の壁面の配管パネル11に設けられ、圧力調整器2を支持する設置ハンガー(不図示)に、圧力調整器2の背面に配置された取付具4を介して取り付けられている。圧力調整器2は、圧力調整器本体21と、圧力調整器本体21を内蔵する筐体25と、からなる。筐体25の前面には、圧力調整ツマミ22を有し、筐体25の右側面には、ON-OFFレバー26を有する。筐体25の左側面には、排気口23を有する。排気口23は、排気ホース6に連結する。排気ホース6は、配管パネル11の吸引口(不図示)に接続し、吸引口(不図示)は、吸引ポンプ(不図示)に配管を介して連結する。また、筐体25の底面には、キャニスタ3のキャニスタ排気部材53に連結する接続口24と、キャニスタ3を固定するキャニスタ受け28と、を有する。
キャニスタ3内部の空気は、キャニスタ排気部材53、接続口24、圧力調整器本体21、排気口23、排気ホース6、する吸引口(不図示)、配管を介して吸引ポンプ(不図示)により、排出される。
圧力調整ツマミ22は、筐体25の前面に回動可能に取り付けられた円柱状体である。圧力調整ツマミ22を回動することにより、廃液を吸引する圧力を所定の陰圧(-5、-10、-20、-30、-40、-50、-60kPa)に設定することができる。圧力調整器本体21は、圧力調整ツマミ22の設定に従い、廃液を吸引する圧力を所定の陰圧に調整する。また、ON-OFFレバー26は、吸引のON-OFFを切り替える。なお、廃液を吸引する圧力を所定の陰圧(-5、-10、-20、-30、-40、-50、-60kPa)は、これらの陰圧に限られず、任意の設定値であれば良い。
なお、圧力調整ツマミ22、ON-OFFレバー26、及び排気ホース6の位置は、吸引器1を使用するに当たって支障がない限り、限定されない。また、配管パネル11は、病室の壁面に限られず、例えば、手術室の壁面に設置されていても良く、また、吸引器1は、配管パネル11に限られず、支持スタンド(不図示)に取り付けられても良い。
キャニスタ3は、圧力調整器2の下方に取り付けられる。キャニスタ3は、水平断面が楕円状の上下方向に伸長した筒状体であり、壁面と直交する方向が楕円の長径である。また、キャニスタ3の水平断面の前側の短径は、後側の短径に比して短い。前側の短径は、約6.5センチメートルであり、手の小さな人でも掴み易い大きさとなっている。
また、キャニスタ3は、吸引した廃液を廃液と共に吸引した気体と分離して収容する収容袋5を水平方向に着脱可能に収納するキャニスタ本体51と、キャニスタ3の右側面に開口した開口部60に設けられた水平方向に開閉可能なフタ部52Aと、を備える。フタ部52Aは、キャニスタ本体51にヒンジにより取り付けられ、水平方向に開閉する。フタ部52Aを開けると、キャニスタ3に収納された収容袋5を水平方向に取り出すことができる。
キャニスタ本体51は、キャニスタ本体51の上面設けられた、キャニスタ取付具58と、ボールプランジャー59と、キャニスタ排気部材53と、を有する。ボールプランジャー59は、キャニスタ本体51の上面に取り付けられたツルマキバネ71と、ツルマキバネ71の上端に回転自在に取り付けられたボール72と、からなる。一方、キャニスタ排気部材53は、接続口24と気密に連結する。
キャニスタ3を圧力調整器2から取り外す際には、キャニスタ3を手前(壁面と反対の方向)に引くと、ボールプランジャー59のツルマキバネ71が圧縮されて上端のボール72が押し下げられ、キャニスタ3を容易に取り外すことができる。なお、圧力調整器2を取付具4に取り付けたままキャニスタ3の取り外しが可能であり、キャニスタ3の着脱作業が煩雑ではない。また、ツルマキバネ71は、ボールプランジャー59のツルマキバネ71の上端のボール72を付勢して筐体25の底面に押し付けることができれば良く、ツルマキバネ71に限られず、例えば、板バネであっても良い。
また、キャニスタ3を圧力調整器2に装着するには、キャニスタ3を手で持って圧力調整器2の下部に設けられたキャニスタ受け28にキャニスタ取付具58を差し込み、取り外すには、キャニスタ受け28からキャニスタ取付具58を引き出す必要がある。キャニスタ本体51とフタ部52Aそれぞれの外側面の上部には、内側に窪んだ凹部56を有することから、キャニスタ3を手で持つ際に、指で凹部56を保持すると、確実にキャニスタ3を片手で保持し、装脱着することができる。
フタ部52Aは、キャニスタ本体51の左側面の開口部60を閉じることで、キャニスタ3の内部の陰圧を気密に保持する。キャニスタ本体51とフタ部52Aは、キャニスタ3の内部が陰圧となることから、陰圧により変形しない強度を有する剛体であれば良く、例えば、樹脂であっても良い。また、フタ部52Aには、フタ部52Aを貫通する、前記キャニスタ3の内部の陰圧を開放するフラッシュ孔61が設けられている。
キャニスタ本体51とフタ部52Aは、それぞれの一部に透明乃至半透明な窓部材55を有し、キャニスタ3の内部の収容袋5の状態が窓部材55から視認することができる。なお、キャニスタ本体51は、全体が透明乃至半透明であっても良い。また、フタ部52Aは、全体が透明乃至半透明であっても良い。一方、キャニスタ本体51とフタ部52Aのそれぞれは、それぞれ窓部材55と窓部材55以外の部分と、が一体成型されていると、気密性保持と部品点数の削減の点から、好ましい。
収容袋5は、空気と共に吸引した廃液を凝固する凝固剤(不図示)を内蔵する袋体81と、袋体81の上部に気密に接合されたスパウト部82と、からなる。スパウト部82は、廃液を吸引する吸引ホース(不図示)に連結するノズル83と、袋体81の内部から気体を排出する袋体排気口84を有する。また、袋体排気口84には、疎水性のフィルター(不図示)が配置されている。疎水性のフィルター(不図示)は、廃液を気体から分離して廃液が収容袋5から流出することを防止することにより、気体のみをキャニスタ3内から排出することを可能としている。
キャニスタ3の前面上部におけるキャニスタ本体51とフタ部52Aとが接触する位置には、ノズル83を貫通させるノズル貫通孔54を、また、キャニスタ3におけるキャニスタ本体51とフタ部52Aとが接触する略中央の位置には、フタ部52Aをキャニスタ本体51に気密に係止するフラッシュ機構101が、設けられている。キャニスタ本体51の外側面のノズル貫通孔54に近接する位置には、突起状の位置決めガイド57が設けられている。位置決めガイド57は、キャニスタ3の内部の気密を確保するためにノズル83に設けたフランジ85のフランジ凹部86に対応する位置に位置する。位置決めガイド57にフランジ凹部86を嵌め込むことにより、キャニスタ3の内部の気密状態が確実に維持されるようノズル83を所定の位置に導き、収容袋5の収納位置を決めている。
図7は、図5のA′部に係る本発明の実施形態に係る吸引器1のキャニスタ3の底部の拡大断面図である。キャニスタ本体51の内側の底部には、中央部が窪み廃液を溜めることが可能な廃液溜め91を有する。キャニスタ3の中で漏出した場合であっても、廃液が廃液溜め91に留まり、キャニスタ3から漏出することを防止できる。
図4(A)は、本発明の実施形態に係る吸引器1のフラッシュ機構101が閉じた状態を示す右側面図であり、図4(B)は、本発明の実施形態に係る吸引器1のフラッシュ機構101が開放された状態を示す右側面図である。また、図8は、図4(A)の矢印E-E方向に視た、即ち、キャニスタ3の底面から上方を見たフラッシュ機構101が閉じた状態の拡大断面図であり、図9は、図4(B)の矢印F-F方向に視た、即ち、フラッシュ機構101が開放された状態の拡大断面図である。
フラッシュ機構101は、支点102を中心に回動するレバー103と、付勢材104と、を有する。支点102は、レバー103の長さ方向の略中央部に位置し、レバー103は、支点102でフタ部52Aに回動可能に取り付けられている。
レバー103の一端111には、付勢材104が配置される。付勢材104は、レバー103の一端111を、外側方向に付勢し、押している。付勢材104は、レバー103を付勢することができれば良く、例えば、ツルマキバネや板バネであっても良い。
レバー103の他端112は、キャニスタ本体51に設けられたフラッシュ孔61を圧着封止するシール材107と、フタ部52Aに設けられたレバー受部62と嵌合する他端112に設けられた突起部113と、を有する。シール材107は、付勢材104に付勢されて、フラッシュ孔61に押し付けられ、フラッシュ孔61を封止し、キャニスタ3の内部を気密に陰圧を保持している。また、シール材107は、弾性体、例えば、天然ゴムやシリコーンゴム等であれば、確実にフラッシュ孔61を封止し、キャニスタ3の内部を気密に保つことができ、好ましい。
次に、実施形態に係る吸引器1の使用方法について説明する。
先ず、廃液を吸引除去するための準備について説明する。収容袋5をキャニスタ3に収納しフタ部52Aを閉じる。そして、キャニスタ取付具58を壁面に向かって筐体25の下面のキャニスタ受け28に差し込み、キャニスタ受け28に嵌合させることにより、キャニスタ3を圧力調整器2に取り付ける。キャニスタ取付具58を筐体25の下面のキャニスタ受け28に嵌合すると、ボールプランジャー59の上端のボール72がボール72の下方に配置されたツルマキバネ71により付勢され、筐体25の下面に押し付けられ、筐体25とキャニスタ本体51とは、気密に組み付けられる。
次に、吸引器1を、取付具4を介して壁面の配管パネル11に取り付け、排気ホース6を配管パネル11の吸引口(不図示)に連結する。そして、キャニスタ3前面から突き出した収容袋5のノズル83に吸引ホース(不図示)を取り付ける。
そして、圧力調整ツマミ22にて所定の吸引圧力に設定する。次に、ON-OFFレバー26をONの位置とし、吸引を開始する。そうすると、キャニスタ3の内部の空気は、キャニスタ排気部材53、接続口24、圧力調整器本体21、排気口23、排気ホース6を経由して配管パネル11の吸引口(不図示)から排出され、キャニスタ3の内部は陰圧となる。収容袋5の内部の空気も、袋体排気口84から排出され、収容袋5の内部も陰圧となる。
廃液の吸引除去の準備を整えた上で、ノズル83に連結された吸引ホース(不図示)の先端を所望の位置に配置し、患者から廃液の吸引除去を開始する。吸引された廃液は、空気と共に吸引ホース(不図示)、ノズル83を介して収容袋5に吸引される。袋体排気口84に配置された疎水性のフィルター(不図示)が廃液を通過させないことから、吸引された廃液は収容袋5の内部に留まる。空気と分離された廃液は、収容袋5の中で凝固剤と反応して固化される。一方、空気は、疎水性のフィルター(不図示)を通過し、袋体排気口84、キャニスタ排気部材53、接続口24、圧力調整器本体21、排気口23、排気ホース6、配管パネル11の吸引口(不図示)を経由して、吸引ポンプ(不図示)により排出される。なお、袋体排気口84に配置された疎水性のフィルター(不図示)が、廃液の液体のフィルター通過を妨げ、廃液が収容袋5から流出し、圧力調整器本体21を経由して吸引ポンプ(不図示)に流入することを防止している。
一定量の廃液を吸引して収容袋5に一定量の廃液が溜まった時点で、ON-OFFレバー26をOFF位置とし、吸引を止め、収容袋5を交換する。
ここで、フラッシュ機構101が閉じた状態においては、レバー103は、付勢材104により付勢され、突起部113がフタ部52Aに設けられたレバー受部62と嵌合し、フタ部52Aが開放しないように固定する。また、他端112が、シール材107をフタ部52Aに設けられたフラッシュ孔61に押し付けて封止し、キャニスタ3の内部を気密に保っている。
フタ部52Aを開けてキャニスタ3内から収容袋5を取り出すには、レバー103の一端111に力を加えて押すと、レバー103は支点102を中心として図8の図上で時計回りに回動し、シール材107はレバー103の回動に伴ってフラッシュ孔61から離間する。シール材107がフラッシュ孔61から離間することでフラッシュ孔61が開放される(図9参照)。フラッシュ孔61が開放されることにより、キャニスタ3の内部に空気がフラッシュ孔61を通って流入してキャニスタ3の内部を大気圧にする。一方、突起部113がレバー受部62から外れ、フタ部52Aが開くことができる。フタ部52Aを水平方向に開き、収容袋5のノズル83をノズル貫通孔54から取り外し、水平方向に収容袋5を取り出した上で収容袋5を廃棄処分する。
その後、新たな収容袋5のノズル83のフランジ85に設けられたフランジ凹部86をノズル貫通孔54の位置決めガイド57に対応させて装着し、収容袋5をキャニスタ3に収納する。そして、フタ部52Aを閉め、レバー103の一端111を放し、一端111に力が加えられなくなると、レバー103は、付勢材104に付勢されてレバー103の一端111が外側方向に押し戻され、支点102を中心として図6の図上で反時計回り、即ちレバー103の一端111が外側方向(正方向)に回動する。レバー103は付勢材104により付勢されることにより、突起部113がフタ部52Aに設けられたレバー受部62に押し付けられて嵌合し、フタ部52Aが開放しないように固定する(図8参照)。
また、キャニスタ3が汚れた場合には、キャニスタ3を圧力調整器2から取り外し、キャニスタ3を、洗浄機を用いて洗浄することも可能である。キャニスタ3を手前方向に引くと、ボールプランジャー59の上端のボール72が下方に押し下がり、キャニスタ取付具58は筐体25の下面のキャニスタ受け28から外れ、キャニスタ3は圧力調整器2から取り外すことができる。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
図10は、本発明の第2の実施形態に係る吸引器1の使用状態を示す斜視図である。なお、第1の実施形態と第2の実施形態との異なる部分のみについて説明することとし、第2の実施形態と同様な点については、説明を省略する。
吸引器1は、圧力調整器2、キャニスタ3、及び取付具4からなり、吸引器1は病室の垂直方向の面(壁面)の配管パネル11に圧力調整器2の背面に配置された取付具4を介して取り付けられている。圧力調整器2は、廃液を吸引する陰圧を調整する圧力調整器本体21を備える。圧力調整器本体21の右側面には、廃液を吸引する所定の陰圧に設定する圧力調整ツマミ22を有する。また、圧力調整器本体21の右側面には、圧力調整ツマミ22の後方に、吸引のON-OFFを切り替えるON-OFFレバー26を有する。
圧力調整器本体21の前面には、圧力調整器本体21により調整された吸引圧を指示する指針が取り付けられた圧力指示計27を有する。圧力調整器本体21の左側面には、配管パネル11の吸引ポンプ(不図示)に配管を介して連結する吸引口(不図示)に接続し空気を排出する排気ホース6に連結する排気口23を有する。圧力調整器本体21の底面には、キャニスタ3のキャニスタ排気部材53に連結する接続口24と、キャニスタ3を固定するキャニスタ受け28と、を有する。
なお、圧力調整ツマミ22、ON-OFFレバー26、圧力指示計27及び排気ホース6の位置は、吸引器1を使用するに当たって支障がない限り、限定されない。また、吸引器1は、設置ハンガーに取り付けられれば良く、病室に限られず、例えば手術室の壁面であっても良く、また、配管パネル11に限られず、支持スタンド(不図示)に取り付けられても良い。
なお、所望の吸引圧に設定するには、圧力指示計27を目視しながら圧力調整ツマミ22を回転させ、吸引圧が所望の圧力を圧力指示計27が指示するように、調整すれば良い。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。そのような変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
1 吸引器
2 圧力調整器
3 キャニスタ
4 取付具
5 収容袋
6 排気ホース
11 配管パネル
21 圧力調整器本体
22 圧力調整ツマミ
23 排気口
24 接続口
25 筐体
26 ON-OFFレバー
27 圧力指示計
28 キャニスタ受け
51 キャニスタ本体
52A フタ部
53 キャニスタ排気部材
54 ノズル貫通孔
56 凹部
57 位置決めガイド
58 キャニスタ取付具
59 ボールプランジャー
60 開口部
61 フラッシュ孔
62 レバー受部
71 ツルマキバネ
72 ボール
81 袋体
82 スパウト部
83 ノズル
84 袋体排気口
85 フランジ
86 フランジ凹部
91 廃液溜め
101 フラッシュ部材
102 支点
103 レバー
104 付勢材
105 ピストン部
106 封止部材
107 シール材
111 一端
112 他端
113 突起部

Claims (6)

  1. 医療用の壁掛式吸引器に用いるキャニスタであって、
    廃液を収容する収容袋を、水平方向に着脱可能に収納するキャニスタ本体と、
    前記キャニスタ本体の側面に開口した開口部に設けられた水平方向に開閉可能なフタ部と、を備え、
    前記キャニスタ本体は、前記キャニスタ本体の上面に設けられ、前記キャニスタの内部の空気を排出するキャニスタ排気部材と、前記キャニスタ本体の前面に設けられ、前記収容袋が有するノズルと嵌合するノズル貫通孔と、を有し、
    前記キャニスタ本体は、廃液の吸引時には内部が陰圧に保持され、
    前記キャニスタ本体は、前記キャニスタ本体の内側の底部に、中央部が前記キャニスタ本体の外方に向けて窪み、廃液を溜めることが可能な廃液溜めを有し、
    前記フタ部が開けられることにより、前記キャニスタ本体に、前記収容袋を水平方向に着脱可能になることを特徴とする、壁掛式吸引器用のキャニスタ。
  2. 前記キャニスタ本体の前記ノズル貫通孔に近接する位置に、前記収容袋の位置を決める位置決めガイドを有することを特徴とする、請求項1に記載の壁掛式吸引器用のキャニスタ。
  3. 前記キャニスタ本体の外側面及び/又は前記フタ部の外側面には、凹部が設けられていることを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載の壁掛式吸引器用のキャニスタ。
  4. 前記キャニスタ本体及び/又は前記フタ部は、全体又は一部が、前記キャニスタ本体の内部が視認可能な構成であることを特徴とする、請求項1~3のいずれか一項に記載の壁掛式吸引器用のキャニスタ。
  5. 前記キャニスタ本体の内部の陰圧を開放するフラッシュ機構を有することを特徴とする、請求項1~4のいずれか一項に記載の壁掛式吸引器用のキャニスタ。
  6. 廃液の吸引圧力を調整する圧力調整器と、
    前記圧力調整器の下方に配置される、請求項1~5のいずれか一項に記載のキャニスタと、
    前記圧力調整器の背面に取り付けられ、前記圧力調整器を支持する設置ハンガーに取り付ける取付具と、
    を備えることを特徴とする医療用の壁掛式吸引器。
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