JP7220913B2 - 不織布製被印刷材の製造方法 - Google Patents

不織布製被印刷材の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP7220913B2
JP7220913B2 JP2019231021A JP2019231021A JP7220913B2 JP 7220913 B2 JP7220913 B2 JP 7220913B2 JP 2019231021 A JP2019231021 A JP 2019231021A JP 2019231021 A JP2019231021 A JP 2019231021A JP 7220913 B2 JP7220913 B2 JP 7220913B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nonwoven fabric
aliphatic polyamide
printed
elastomer
electrode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019231021A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021098302A (ja
Inventor
健太 塩見
悦郎 谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinwa Corp
Original Assignee
Shinwa Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shinwa Corp filed Critical Shinwa Corp
Priority to JP2019231021A priority Critical patent/JP7220913B2/ja
Publication of JP2021098302A publication Critical patent/JP2021098302A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7220913B2 publication Critical patent/JP7220913B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)
  • Nonwoven Fabrics (AREA)

Description

本発明は、不織布製被印刷材の製造方法に関し、特に、鮮明なインクジェット印刷が可能となる不織布製被印刷材の製造方法に関するものである。
被印刷材として古来より紙が多用されているが、高強度及び耐水性等に優れた被印刷材として不織布も、従来より用いられている。しかるに、不織布は紙に比べて構成繊維が太く、表面平滑性に劣るため、鮮明な印刷を行いにくいということがあった。このため、不織布を平滑ロールで熱圧着して、不織布の構成繊維を押し潰し、表面を平滑にすることが行われている(特許文献1)。
本発明者等は、構成繊維の細いナノファイバー不織布であれば、構成繊維を押し潰さなくても、鮮明な印刷が可能であると考えた。そこで、エレクトロスピニング法によって、種々のナノファイバー不織布を作成し、鮮明な印刷が可能であるか否か実験していたところ、ポリウレタンナノファイバー不織布は鮮明な印刷が可能であることを発見し、特許出願を行った(特許文献2)。
特開2009-844号公報 特願2018-156394
本発明者等は、さらに実験を重ねたところ、カチオン界面活性剤が付与された脂肪族ポリアミド(ただし、脂肪族ポリアミドがエラストマーの場合を除く。)よりなるナノファイバー不織布もまた、鮮明な印刷が可能であることを発見した。したがって、本発明の課題は、鮮明な印刷が可能である不織布製被印刷材の製造方法を提供することにある。なお、本明細書において、単に脂肪族ポリアミドと表現したとき、エラストマーである脂肪族ポリアミドは除外されているものである。
本発明は、紡糸電極と、該紡糸電極に対向する位置に設けられた収集電極と、該紡糸電極と該収集電極の間に置かれた担持体とで構成され、該紡糸電極に存在するカチオン界面活性剤を含む脂肪族ポリアミド樹脂溶液から、該紡糸電極と該収集電極の間に生じた電界の作用で生成された脂肪族ポリアミドよりなるナノファイバーを該担持体上に集積させてナノファイバー不織布を形成することを特徴とする、該ナノファイバー不織布面を被印刷面とする不織布製被印刷材の製造方法に関するものである。
本発明に係る方法で得られた不織布製被印刷材は、被印刷面が特定のナノファイバー不織布で構成されている。このナノファイバー不織布は、脂肪族ポリアミドよりなるナノファイバーが集積されると共にナノファイバー相互間が結合されてなる。そして、ナノファイバーにはカチオン界面活性剤が付与されてなる。
脂肪族ポリアミドとしては、ナイロン6を用いるのが好ましい。また、カチオン界面活性剤としては、アルキルアミン塩型又は第四級アンモニウム塩型のものを用いるのが好ましい。脂肪族ポリアミドに対するカチオン界面活性剤の付与量は、1~20質量%程度であるのが好ましい。
ナノファイバーの繊維径は1μm以下であり、好ましくは700nm以下であり、最も好ましくは200nm以下である。ナノファイバーの繊維径が1μmを超えると、構成繊維の径が太過ぎて、印刷適性が低下する恐れがある。また、ナノファイバー不織布の目付は任意であるが、一般的に0.5~20g/m2程度である。ナノファイバー不織布は被印刷面を構成するので、担持体を用いた場合、ナノファイバー相互間に大きな間隙が生じない程度の低目付でよく、0.5~1.5g/m2程度が好ましい。
ナノファイバー不織布のみでは、一般的に強度不足となって、被印刷材として使用しにくいので、任意の担持体に担持させておくのが好ましい。すなわち、ナノファイバー不織布と担持体を積層一体化させておくのが好ましい。担持体としては、従来公知のスパンボンド不織布、スパンレース不織布、バインダーボンド不織布、サーマルボンド不織布、湿式不織布又は布帛(特に織物)等を用いることができる。この中でも、表面の均一性や平滑性に優れている湿式不織布や、機械的強度に優れているスパンボンド不織布又は布帛(特に織物)を、担持体として用いるのが好ましい。なお、この担持体は、エレクトロスピニング法に用いる担持体として兼用することもできる。
脂肪族ポリアミド樹脂溶液は、脂肪族ポリアミドを溶媒に溶解させる共に、この溶媒にカチオン界面活性剤を溶解又は分散させたものである。具体的には、酢酸と蟻酸よりなる混合溶媒に、ナイロン6等の脂肪族ポリアミドを溶解させ、さらにアルキルアミン塩型又は第四級アンモニウム塩型等のカチオン界面活性剤を溶解又は分散させたものが用いられる。
紡糸電極に存在する脂肪族ポリアミド樹脂溶液は、紡糸電極と収集電極の間に生じた電界の作用で、脂肪族ポリアミドよりなるナノファイバーとなり収集電極に向けて飛行する。この際、脂肪族ポリアミド樹脂溶液中に存在するカチオン界面活性剤は、ナノファイバーに含有された状態、又はナノファイバーの表面に付着した状態となっている。そして、紡糸電極と収集電極の間に置かれた担持体表面にナノファイバーが集積される。このとき、ナノファイバーは溶媒を含んだ状態となっているため、集積されたナノファイバー相互間は接着する。その後、溶媒が蒸発することによって、集積されたナノファイバー相互間が接合され、ナノファイバー不織布が得られるのである。なお、担持体は、ナノファイバー不織布を得た後、取り外してもよいが、強度的な観点から、担持体を付着させたまま被印刷材とするのが好ましい。
本発明に係る不織布製被印刷材は、種々の印刷に用いることができるが、特にインクジェットプリンターに用いる被印刷材とするのが好ましい。インクジェット用インクは、一般的に、顔料又は染料よりなる着色剤、水溶性アルコール及び水を含有してなるものであり、かかる組成のインクに対して、他の被印刷材に比べて、本発明に係る不織布製被印刷材は鮮明な印刷が可能だからである。
本発明で用いるナノファイバー不織布は、繊維径が1μmと細く表面の凹凸が少なく平滑なため、これを被印刷面にすると鮮明な印刷が可能となる。また、カチオン界面活性剤が付与された、脂肪族ポリアミドよりなるナノファイバーは、親水性及び撥水性が中庸程度であるため、水及び有機溶媒を含むインクに対して、鮮明な印刷が可能となる。
実施例1
ナイロン6樹脂13質量部及びアルキルアミン塩型カチオン界面剤(松本油脂株式会社製、商品名「エフコール77」)1.3質量部を、混合溶媒[酢酸:蟻酸=2:1(質量部)の混合溶媒]85.7質量部中に投入し、ナイロン6樹脂溶液を得た。このナイロン6樹脂溶液の粘度は249mPa・sで、電気伝導率は0.376mS/cmであった。このナイロン6樹脂溶液を用い、公知のエレクトロスピニング法を以下の条件で適用して、被印刷材を得た。すなわち、ワイヤーで構成された収集電極の紡糸電極側に、担持体である長繊維不織布(目付60g/m2のポリプロピレン長繊維よりなるスパンボンド不織布)を置いて、収集電極と紡糸電極の間に115kVの直流電圧を印加した。ここで、収集電極と紡糸電極間の距離は180mmとした。以上のようにして、長繊維不織布上に目付1.0g/m2のナノファイバー不織布が担持された被印刷材を得た。なお、図1に得られたナノファイバー不織布表面のSEM写真を示した。このSEM写真に基づいて、ナノファイバーの平均繊維径を算出したところ、約123nmであった。
実施例2
ナイロン6樹脂13質量部及び塩化デカリウム(シグマアルドリッチ社製)0.26質量部を、混合溶媒[酢酸:蟻酸=2:1(質量部)の混合溶媒]86.74質量部中に投入し、ナイロン6樹脂溶液を得た。このナイロン6樹脂溶液の粘度は212mPa・sで、電気伝導率は0.382mS/cmであった。このナイロン6樹脂溶液を用い、実施例1と同一のエレクトロスピニング法により、長繊維不織布上に目付1.0g/m2のナノファイバー不織布が担持された被印刷材を得た。なお、図2に得られたナノファイバー不織布表面のSEM写真を示した。このSEM写真に基づいて、ナノファイバーの平均繊維径を算出したところ、約150nmであった。
比較例1
ナイロン6樹脂13質量部を、混合溶媒[酢酸:蟻酸=2:1(質量部)の混合溶媒]87質量部中に投入しナイロン6樹脂溶液を得た。このナイロン6樹脂溶液の粘度は212mPa・sで、電気伝導率は0.241mS/cmであった。このナイロン6樹脂溶液を用い、実施例1と同一のエレクトロスピニング法により、長繊維不織布上に目付1.0g/m2のナノファイバー不織布が担持された被印刷材を得た。なお、図3に得られたナノファイバー不織布表面のSEM写真を示した。このSEM写真に基づいて、ナノファイバーの平均繊維径を算出したところ、約119nmであった。
比較例2
市販のコピー用紙(大王製紙株式会社製「OAペーバー typeS」)を被印刷材とした。
実施例及び比較例で得られた被印刷材を用い、インクジェットプリンター(セイコーエプソン株式会社製「PX-105」)にてフォントサイズ9ポイントで「繊」という文字を印字したところ、図4~7に示すとおりであった。図4は実施例1の被印刷材を用いたもの、図5は実施例2の被印刷材を用いたもの、図6は比較例1の被印刷材を用いたもの、図7は比較例2の被印刷材を用いたものである。この図4~7を比較対照すれば明らかなように、実施例の被印刷材を用いたものは、比較例1の被印刷材と比べて「繊」の文字が鮮明に印刷されており、比較例2の被印刷材と同等程度に鮮明に印刷されていることが分かる。
実施例1で得られたナノファイバー不織布表面のSEM写真である。 実施例2で得られたナノファイバー不織布表面のSEM写真である。 比較例1で得られたナノファイバー不織布表面のSEM写真である。 実施例1の被印刷材に「繊」の文字を印字したものの写真である。 実施例2の被印刷材に「繊」の文字を印字したものの写真である。 比較例1の被印刷材に「繊」の文字を印字したものの写真である。 比較例2の被印刷材に「繊」の文字を印字したものの写真である。

Claims (5)

  1. 紡糸電極と、該紡糸電極に対向する位置に設けられた収集電極と、該紡糸電極と該収集電極の間に置かれた担持体とで構成され、該紡糸電極に存在するカチオン界面活性剤を含む脂肪族ポリアミド(ただし、脂肪族ポリアミドがエラストマーの場合を除く。)樹脂溶液から、該紡糸電極と該収集電極の間に生じた電界の作用で生成された脂肪族ポリアミド(ただし、脂肪族ポリアミドがエラストマーの場合を除く。)よりなるナノファイバーを該担持体上に集積させてナノファイバー不織布を形成することを特徴とする、該ナノファイバー不織布面を被印刷面とする不織布製被印刷材の製造方法。
  2. 担持体が、湿式不織布、長繊維不織布及び布帛よりなる群より選ばれたものである請求項1記載の不織布製被印刷材の製造方法
  3. カチオン界面活性剤が、アルキルアミン塩型又は第四級アンモニウム塩型である請求項1記載の不織布製被印刷材の製造方法
  4. 不織布製被印刷材がインクジェット印刷に用いられるものである請求項1記載の不織布製被印刷材の製造方法
  5. 脂肪族ポリアミド(ただし、脂肪族ポリアミドがエラストマーの場合を除く。)樹脂溶液は、脂肪族ポリアミド(ただし、脂肪族ポリアミドがエラストマーの場合を除く。)を酢酸と蟻酸の混合溶媒に溶解させると共に、該混合溶媒にカチオン界面活性剤を溶解又は分散させたものである請求項1記載の不織布製被印刷材の製造方法。
JP2019231021A 2019-12-23 2019-12-23 不織布製被印刷材の製造方法 Active JP7220913B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019231021A JP7220913B2 (ja) 2019-12-23 2019-12-23 不織布製被印刷材の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019231021A JP7220913B2 (ja) 2019-12-23 2019-12-23 不織布製被印刷材の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021098302A JP2021098302A (ja) 2021-07-01
JP7220913B2 true JP7220913B2 (ja) 2023-02-13

Family

ID=76540638

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019231021A Active JP7220913B2 (ja) 2019-12-23 2019-12-23 不織布製被印刷材の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7220913B2 (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20060092249A1 (en) 2003-03-07 2006-05-04 Chung Kwang C Printing ink applying to various textile materials, the process for preparing it and the printing method using it
JP2007106100A (ja) 2005-09-16 2007-04-26 Japan Vilene Co Ltd インクジェット印刷用基材
JP2010275675A (ja) 2009-06-01 2010-12-09 Shinshu Univ エラストマーウェブ、及びそれを用いた可撓性部材
JP2013230653A (ja) 2012-05-02 2013-11-14 Ricoh Co Ltd インクジェット記録方法および被記録媒体
JP2014201849A (ja) 2013-04-03 2014-10-27 富山県 複合基布及びその製造方法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20060092249A1 (en) 2003-03-07 2006-05-04 Chung Kwang C Printing ink applying to various textile materials, the process for preparing it and the printing method using it
JP2007106100A (ja) 2005-09-16 2007-04-26 Japan Vilene Co Ltd インクジェット印刷用基材
JP2010275675A (ja) 2009-06-01 2010-12-09 Shinshu Univ エラストマーウェブ、及びそれを用いた可撓性部材
JP2013230653A (ja) 2012-05-02 2013-11-14 Ricoh Co Ltd インクジェット記録方法および被記録媒体
JP2014201849A (ja) 2013-04-03 2014-10-27 富山県 複合基布及びその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2021098302A (ja) 2021-07-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3067196B1 (en) Fibrous laminate containing ultrafine fibers and filter comprising same
JP6269922B2 (ja) 繊維シート及びこれを用いた繊維製品
JP4243292B2 (ja) 極細ポリ乳酸系繊維、繊維構造体およびそれらの製造方法
CN106229446B (zh) 锂电池多元复合隔膜的一体成型制备方法及隔膜材料
JP6031934B2 (ja) インク組成物および画像形成方法
KR20090031759A (ko) 미세 섬유 집합체의 제조 방법
CN101053048A (zh) 电双层电容器用隔离物和配备了该隔离物的电双层电容器
JP7220913B2 (ja) 不織布製被印刷材の製造方法
Araújo et al. Influence of triton X-100 on PVA fibres production by the electrospinning technique
JP2020007543A (ja) インクジェット捺染用インク及びインクセット
DE102015205235A1 (de) Wässriges tintenstrahltuch
JP6383595B2 (ja) フィブリル化繊維およびその製造方法
JP6812011B2 (ja) 不織布製被印刷材及びその製造方法
CN115916370A (zh) 包含石墨烯的纺织制品和包括所述纺织制品的过滤器
JP7206293B2 (ja) インクジェット用水性インク、印刷物の製造方法、及びインクセット
JP6694181B2 (ja) 繊維ウェブ及びその形成方法、並びに、積層シート及びその製造方法
JP2013230653A (ja) インクジェット記録方法および被記録媒体
JP2003128962A (ja) インク組成物及びそれを用いたインクジェット染色方法
JP3974889B2 (ja) ワイパー用積層不織布及びその製造方法、並びに湿潤ワイパー
KR101723335B1 (ko) 할섬성 복합 섬유 및 그의 제조 방법, 및 부직포 및 그의 제조 방법
JP2014124896A (ja) 液体吸収体、廃インク吸収体、廃インクタンク、液滴吐出装置
JP4620603B2 (ja) インクジェット印刷用基材
JPH0621246B2 (ja) インクジェット捺染用インクおよびこれを用いたインクジェット捺染方法
JP3823797B2 (ja) インクジェット記録用水性インクセット
JP2021095655A (ja) 繊維及び繊維の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20211108

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220920

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20221011

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20221202

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230116

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230125

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7220913

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150