JP7220357B2 - 円形ハンドルの回転操作機構 - Google Patents

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Description

この発明は、浄水場等において浄水の給排水用のパイプの中途に水門のシャッターやバルブなどが介在されこれらに連動連設して開閉操作するための操作ハンドルが設けられており、かかる操作ハンドルが円形でかつ平面的に装置されている場合にこれらのハンドル操作を容易に行えるように構成した円形ハンドルの回転操作機構に関する。
従来、浄水場等において浄水の給排水用のパイプの中途に水門のシャッターやバルブなどが介在されこれらに連動連設して操作ハンドルが設けられ操作ハンドルの回転操作によって水門、バルブ等の開閉操作を行うように構成されている。
しかし、これらのハンドル操作は通常使用頻度が多いわけでもないために回転部分が錆ついたり回転部分のグリースが劣化したり、本来回転負荷が大きい構造であったりなどの理由により人手による操作が困難となり、かかる水門等の開閉操作は作業者の労働負荷を大きくしており、しかも、かかる水門やバルブの操作個所は一つの浄水場等において場所によっては数百個所に及ぶ場合があり、その労務負荷の解決は喫緊の課題とされていた。
例えば、操作部分が円形のハンドルで、かつ自動車の運転ハンドルのように円形縦向きで構成されている場合はハンドルのスポークに前後方向から係止した回転部材を回転すれば比較的容易にハンドルを回転することができる(例えば、特許文献1参照)。
しかし、ハンドルが平面状に寝せた形状で装置されている場合は、かかる構造の回転駆動機構を利用することができない。
そのために、よくあるケースでは平面状のハンドルの外周縁部に回転体としてのベルトを圧着し、ベルトの回転駆動力を利用してベルトとハンドルとの摩擦によりハンドルを平面的に回転する方法やハンドルのグリップ部の上下面を上下挟持体で挟持しながら回転することによりハンドルを強制的に回転する方法などが考えられる。
特開2001-115436号
しかし、いずれの方法にしても、ハンドルと回転体との上下面との接触摩擦力が充分に生起せずスリップしたりハンドル回転量の制御が正確に行えないなどの欠点を有していた。
他の方法としてハンドル上方から平面的なハンドルのスポーク間に縦ロッドを挿嵌し、縦ロッドを回転駆動機構を介して公転させることによりハンドル回転を行うことも考えられるが、横型の平面姿勢のハンドルでは水門の開閉機構としてハンドルの中央上面に水門開閉機構と連動連設したスプライン軸が立設されているために平面ハンドルの上方に縦ロッドをハンドルスポーク間に挿嵌して駆動させる回転駆動機構を配設することができない欠点があった。
この発明では、回転ローラを円形ハンドルの周縁部下側面に圧接自在に配設すると共に円形ハンドルの外周側面に左右側受けローラを圧接し、しかも、左右側受けローラは該回転ローラから左右方向に一定距離を保持して配設し、これらの二種類のローラの表面摩擦力により円形ハンドルの外周縁部を回転する回転操作機構を提供する。
この発明は、上下位置調整自在に支持フレームに装着した回転操作本体と、支持フレーム後端に突設した傾動操作フレームとより構成し、傾動操作フレーム後端の足踏み作動により梃子機能を介して支持フレームを後方に傾斜させて該回転操作本体における回転ローラを円形ハンドルの周縁下側面に圧接し回転操作本体に内蔵したローラ駆動機構により回転ローラを介して円形ハンドル回転させるように構成した円形ハンドルの回転操作機構において、回転操作本体は、円形ハンドルの周縁部下側面に圧接自在に設けた回転ローラとより構成したことを特徴とする円形ハンドルの回転操作機構を提供せんとするものである。
また、回転ローラから左右方向に一定距離を保持して円形ハンドルの外周側面に左右側アームを介して圧接自在に左右側受けローラを設けたことを特徴とする。
また、左右側受けローラを先端に軸支した左右側アームの基端支持フレームに枢支することにより先端に設けた左右側受けローラと円形ハンドルの外周側面との圧接位置を左右変更自在に構成したことを特徴とする。
また、左右側受けローラを先端に軸支した左右側アームの間隔を調整自在とすることにより左右側受けローラの間隔を調整自在としたことを特徴とする。
また、回転操作本体に突設したフランジと支持フレームに固設したバネ受け体との間にはスプリングを介設してスプリングの弾性により回転操作本体の上下動の緩衝機能を果たすように構成したことを特徴とする。
また、円形ハンドルの周縁部下側面に回転ローラを当接した状態では支持フレーム下部から後方に突設した傾動操作フレームの後端が浮上するように構成し、浮上した傾動操作フレームに作業者の体重を掛けることにより梃子機能を利用して回転ローラが上昇して円形ハンドルに下方から圧接するように構成したことを特徴とする。
また、円形ハンドルの周縁部下側面に圧接自在に設けた回転ローラ及び、該円形ハンドルの外周側面に圧接自在とした左右側受けローラは、それぞれ表面をウレタンゴムで被覆したことを特徴とする。
また、円形ハンドルの周縁部下側面に圧接した回転ローラは回転操作本体のローラ駆動機構に連動連設すると共に、ローラ駆動機構はバッテリとモータコントローラと制御部と電動直流モータとスイッチ等から構成したことを特徴とする。
請求項1及び請求項2に係る発明によれば、上下位置調整自在に支持フレームに装着した回転操作本体と、支持フレーム後端に突設した傾動操作フレームとより構成し、傾動操作フレーム後端の足踏み作動により梃子機能を介して支持フレームを後方に傾斜させて該回転操作本体における回転ローラを円形ハンドルの周縁下側面に圧接し回転操作本体に内蔵したローラ駆動機構により回転ローラを介して円形ハンドル回転させるように構成した円形ハンドルの回転操作機構において、回転操作本体は、円形ハンドルの周縁部下側面に圧接自在に設けた回転ローラとよりなり、更には回転ローラから左右方向に一定距離を保持して配設し円形ハンドルの外周側面に圧接自在に設けた左右側受けローラと、左右側受けローラを先端で軸支した左右側アームとより構成したことにより、回転ローラと左右側受けローラの二種類のローラとよりなるために円形状の円形ハンドルの外周縁部にローラを確実に圧接して充分な摩擦力を得ることができ、円形ハンドルの回転操作を容易に行うことができる効果がある。
すなわち、円形ハンドルの回転操作を行うに際しては、円形ハンドルの下方位置に回転ローラを臨ませ、傾斜操作フレームを足踏みして支持フレームを後方側に傾斜させた形態とすることにより、挺子機能により回転ローラを円形ハンドルの周縁部下側面に圧接すると共に左右側アーム先端の左右側受けローラを円形ハンドルの外周側面に圧接する。
このような各種ローラの円形ハンドルへの圧接状態を保持したまま駆動機構により回転ローラを回転駆動させると、回転ローラの回転力が円形ハンドルの周縁部下側面から伝達して円形ハンドルが回転駆動し、水門等のバルブ開閉を行うことができる。
特に、回転ローラを中心に左右側受けローラが一定距離を保持して円形ハンドルの外周側面に圧接した状態にあるため、円形ハンドルの周縁部下側面に圧接する回転ローラが回転した際に回転ローラと円形ハンドルとの間で生起する回転反力により回転ローラが不用意に位置ズレしてしまうことを防止することができる。
請求項3に係る発明によれば、左右側受けローラを先端に軸支した左右側アームの基端支持フレームに枢支することにより先端に設けた左右側受けローラと円形ハンドルの外周側面との圧接位置を左右変更自在に構成したことにより、左右側受けローラと円形状の円形ハンドルの外周側面との圧接位置を左右変更自在に構成することができ、また円形ハンドルにかかる回転応力の負荷位置を左右微調整して円形ハンドルの円滑な回転を促進することができる効果がある。
請求項4に係る発明によれば、左右側受けローラを先端に軸支した左右側アームの間隔を調整自在とすることにより左右側受けローラの間隔を調整自在に構成したことにより、左右側受けローラが所定間隔を保持した状態で円形ハンドルの外周側面に圧接でき、特に円形ハンドルの回転反力を受けると所定間隔を保持したまま円形ハンドルの外周側面への圧接位置を左右偏奇して反力を減殺して円形ハンドルの回転を円滑に行うことができる効果がある。
請求項5に係る発明によれば、回転操作本体に突設したフランジと支持フレームに固設したバネ受け体との間にはスプリングを介設してスプリングの弾性により回転操作本体の上下動の緩衝機能を果たすように構成したことにより、回転操作本体の回転ローラと円形ハンドルとの圧接調整をして圧接機構部に過度な応力負荷をかけずに必要な駆動力を得て最良の圧接応力を得ることができる効果がある。
請求項6に係る発明によれば、円形ハンドルの周縁部下側面に回転ローラを当接した状態では支持フレーム下部から後方に突設した傾動操作フレームの後端が浮上するように構成し、浮上した傾動操作フレームに作業者の体重を掛けることにより梃子機能を利用して回転ローラが上昇して円形ハンドルに下方から圧接するように構成したことにより回転ローラと円形ハンドルとの圧接に際して特別の圧接構造を設けることなく構造簡単で確実な圧接が可能となる効果がある。
請求項7に係る発明によれば、円形ハンドルの周縁部下側面に圧接自在に設けた回転ローラ及び、該円形ハンドルの外周側面に圧接自在とした左右側受けローラは、それぞれ表面をウレタンゴムで被覆したことにより摩擦係数を大きく取って円形ハンドルへの迅速確実な回転応力を生起することができる効果がある。
請求項8に係る発明によれば、円形ハンドルの周縁部下側面に圧接した回転ローラは回転操作本体のローラ駆動機構に連動連設すると共に、ローラ駆動機構はバッテリとモータコントローラと制御部と電動直流モータとスイッチ等から構成したことにより円形ハンドルの回転操作機構をコンパクトで運搬作業も円滑に行え且つ簡単な操作で確実な作動を促すことができる効果がある。
本発明に係る円形ハンドルの回転操作機構の構成を示す全体斜視図である。 本発明に係る円形ハンドルの回転操作機構の構成を示す分解斜視図である。 本発明に係る円形ハンドルの回転操作機構の構成を示す正面図である。 本発明に係る円形ハンドルの回転操作機構の構成を示す側面図である。 本発明に係る円形ハンドルの回転操作機構の構成を示す背面図である。 本発明に係る円形ハンドルの回転操作機構の構成及び円形ハンドルとの接触状態を示す平面図である。 本発明に係る円形ハンドルの回転操作機構と円形ハンドルとの接触状態を示す側面図である。 本発明に係る円形ハンドルの回転操作機構と円形ハンドルとの接触状態を示す部分拡大側断面図である。 本発明に係る円形ハンドルの回転操作機構と円形ハンドルとの接触状態を示す模式的部分拡大側面図である。 本発明に係る円形ハンドルの回転操作機構の円形ハンドルへの設置手順を示す模式的側面図である。 本発明に係る回転ローラと左右側受けローラとの作動関係と円形ハンドルの回転方向を示す模式的説明図である。 本発明に係る回転ローラと左右側受けローラとの作動関係と円形ハンドルの回転方向を示す模式的説明図である。 本発明に係る回転ローラ及び左右側受けローラが正常な中立位置にある状態を示す模式的説明図である。
この発明の要旨は、上下位置調整自在に支持フレームに装着した回転操作本体と、支持フレーム後端に突設した傾動操作フレームとより構成し、傾動操作フレーム後端の足踏み作動により梃子機能を介して支持フレームを後方に傾斜させて該回転操作本体における回転ローラを円形ハンドルの周縁下側面に圧接し回転操作本体に内蔵したローラ駆動機構により回転ローラを介して円形ハンドル回転するように構成した円形ハンドルの回転操作機構において、回転操作本体は、円形ハンドルの周縁部下側面に圧接自在に設けた回転ローラとより構成したことを特徴とする円形ハンドルの回転操作機構を提供せんとするものである。
また、回転ローラから左右方向に一定距離を保持して円形ハンドルの外周側面に左右側アームを介して圧接自在に設けた左右側受けローラを設けたことを特徴とする。
また、左右側受けローラを先端に軸支した左右側アームの基端は支持フレームに枢支することにより先端に設けた左右側受けローラと円形ハンドルの外周側面との圧接位置を左右変更自在に構成したことを特徴とする。
また、左右側受けローラを先端に軸支した左右側アームの間隔を調整自在とすることにより左右側受けローラの間隔を調整自在としたことを特徴とする。
また、回転操作本体に突設したフランジと支持フレームに固設したバネ受け体との間にはスプリングを介設してスプリングの弾性により回転操作本体の上下動の緩衝機能を果たすように構成したことを特徴とする。
また、円形ハンドルの周縁部下側面に回転ローラを当接した状態では支持フレーム下部から後方に突設した傾動操作フレームの後端が浮上するように構成し、浮上した傾動操作フレームに作業者の体重を掛けることにより梃子機能を利用して回転ローラが上昇して円形ハンドルに下方から圧接するように構成したことを特徴とする。
また、円形ハンドルの周縁部下側面に圧接自在に設けた回転ローラ及び、該円形ハンドルの外周側面に圧接自在とした左右側受けローラは、それぞれ表面をウレタンゴムで被覆したことを特徴とする。
また、円形ハンドルの周縁部下側面に圧接した回転ローラは回転操作本体のローラ駆動機構に連動連設すると共に、ローラ駆動機構はバッテリとモータコントローラと制御部と電動直流モータとスイッチ等から構成したことを特徴とする。
以下、この発明の実施例を図面に基づき詳説する。図1は回転操作機構の構成を示す全体斜視図、図2は回転操作機構の構成を示す分解斜視図、図3は回転操作機構の構成を示す正面図、図4は回転操作機構の構成を示す側面図、図5は回転操作機構の構成を示す背面図、図6は回転操作機構の構成及び円形ハンドルとの接触状態を示す平面図、図7は回転操作機構の構成及び円形ハンドルとの接触状態を示す側面図、図8は回転操作機構と円形ハンドルとの接触状態を示す部分拡大側断面図、図9は回転操作機構と円形ハンドルとの接触状態を示す模式的部分拡大側面図、図10は回転操作機構の円形ハンドルへの設置手順を示す模式的側面図である。
本発明に係る円形ハンドル100の回転操作機構Aは、概括的には図1及び図2に示すように略縦型長方形の支持フレーム10を構成し、該支持フレーム10に円形の円形ハンドル100を回転するための回転操作本体20を上下動自在に搭載して構成している。
回転操作機構Aが使用される円形ハンドル100は、図6及び図7に示すように水門等の開閉機構と連動連設した鉛直方向に伸延するハンドル軸101から径方向外方に向けて伸延するスポーク102と、スポーク102先端で略水平状態で支持した周環体103とで構成している。
回転操作本体20は、方形状の支持フレーム10に架設した補助フレーム11に装着されている。
支持フレーム10は、図2及び図3に示すように上下方向に伸延する細長棒状の左右側支柱部10a、10a’と該左右側支柱部10a、10a’の上下端部間で横架する短尺棒状の上下側支柱部10b、10b’とにより正面視略方形状に組み上げて構成している。なお、図中、符号10’は定荷重板バネでありローラ駆動機構30を定荷重として安定位置に配置するものであり、符号10cは定荷重板バネ10’を収納したバネケースである。
補助フレーム11は、図2に示すように回転操作本体20における後述する駆動ケース31前面と、駆動ケース31前面の略中央上部で前方に向けて突設したアーム支持ブラケット13と、駆動ケース31前面の上下両側で前方に向けて4つ突設したフランジ12と、により構成している。
すなわち、補助フレーム11には、図1~図4に示すようにローラ駆動機構30に連動連設して回転すると共に円形ハンドル100の周縁部下側面104(周環体下側面104)に圧接自在に設けた回転ローラ40と、該回転ローラ40から左右方向に一定距離を保持して配設すると共に該円形ハンドル100の外周側面105(周環体左右側面105)に圧接自在に設けた左右側受けローラ50と、よりなる回転操作本体20を装着している。
そして、回転ローラ40は図1及び図2に示すように補助フレーム11の手前側に配設したローラ駆動機構30からのモータ出力軸41の先端に取り付けられており、しかも、回転ローラ40は縦型に配設した形態としており、その周面の回転運動は回転ローラ40に対して直角の位置関係で平面的に配設された円形ハンドル100の周縁部下側面104に圧接して伝動可能に構成している。
回転操作本体20において、方形箱型状の駆動ケース31中には、図6に示すように回転ローラ40のローラ駆動機構30としてバッテリ32とモータコントローラ33と制御部34と電動直流モータ35が配設収納されている。
また、電動直流モータ35のモータ出力軸41は、図1、図2及び図4に示すように駆動ケース31前面の略中央部を貫通して支持フレーム10よりも前方に突出しており、該モータ出力軸41の前端には回転ローラ40を駆動回転可能に設けている。
また、回転操作本体20における駆動ケース31外部には、図4~図6、及び図8に示すようにローラ駆動機構30を操作するためのスイッチ36等が具備されている。
すなわち、回転操作本体20は、図4及び図8に示すように側面視で支持フレーム10を中心に後方側にローラ駆動機構30を配設すると共に前方側に該ローラ駆動機構30から前方に突出するモータ出力軸41前端に回転ローラ40を回転駆動可能に配設して構成している。
また、回転ローラ40から左右側方向には図1~図3に示すように一定距離を保持して左右側受けローラ50、50’が配設されており、図6に示すように円形ハンドル100の外周側面105に圧接可能に構成している。
すなわち、回転操作本体20は、図3に示すように正面視で回転ローラ40を支持フレーム10の略中央に配置構成すると共に、回転ローラ40の左右方側には左右側受けローラ50、50’を配置している。
また、回転操作本体20は、図4に示すように側面視で回転ローラ40を支持フレーム10の前方側に配置構成すると共に、回転ローラ40よりもさらに前方側且つ回転ローラ40の上方側に左右側受けローラ50、50’を配置している。
以上のように、回転ローラ40は支持フレーム10の前方側に軸支配設されており、また、支持フレーム10の左右側支柱部10a、10a’の下端はキャスタ17、17’を介して接地した状態となっており、従って、図10に示す機能形態において、支持フレーム10を前傾姿勢として回転ローラ40をハンドル100の周縁部下側面104に当接して(図10(b)の状態)、次いで支持フレーム10を垂直方向、すなわち前傾姿勢から後傾方向に起立すると、挺子の原理により回転ローラ40は下面当接の円形ハンドル100を持ち上げる力となり、回転ローラ40と円形ハンドル100との圧接応力が格段に強くなり回転ローラ40の回転応力が円形ハンドル100の回転を促進して緊締された円形ハンドル100の弛緩作業を可能とする。
かかる前傾から後傾する支持フレーム10と回転ローラ40と円形ハンドル100との相互の圧接応力の伝達機構において、該ローラ40に下側面を圧接された円形ハンドル100への圧接応力は、支持フレーム10の接地部たる左右側支柱部10a、10’の下端とハンドル100下側面における回転ローラ圧接部とにより挺子の原理を用いた仮想三角形の回転ローラ持ち上げ応力の集中を促し安定して回転ローラ40をハンドル100に圧接してハンドル回転を行うことができる。
左右側受けローラ50、50’は図1~図4、及び図6に示すように円形ハンドル100の外周側面105に当接するように縦型の小径ローラで構成されており、駆動ケース31の前面略中央上部において横長手状のアーム支持ブラケット13を突設し、その左右端部に左右側アーム51、51’の基端部分51a、51’をそれぞれ枢支し、その先端に左右側受けローラ50、50’を回転自在に軸支している。
従って、図7に示すように回転ローラ40は円形ハンドル100の周縁部下側面104に圧接され、図6に示すように左右側受けローラ50、50’は円形ハンドル100の外周側面105に圧接されることになる。
すなわち、各ローラ40、50、50’は、円形ハンドル100の下方と両側方から円形ハンドル100を圧接可能としている。
具体的には、回転ローラ40は、回転軸方向を支持フレーム10の縦伸延方向と直交する方向にすると共にその周面を上下縦駆動回転をするように構成している。
また、左右側受けローラ50、50’は、回転軸方向を支持フレーム10の縦伸延方向に沿う方向、すなわち回転ローラ40の回転軸方向と直交する方向にすると共に各ローラ50、50’の周面は左右横方向に回転するように構成している。
このような構成により、平面状に位置する円形ハンドル100は、図6及び図7に示すようにその周環体下側面104が回転ローラ40の周面42に載置接触して支持され、しかも周環体左右側面105が左右側受けローラ50、50’により挟持圧接された状態となる。
また、左右側受けローラ50、50’の左右側アーム51、51’の各中途部には、図1、図2及び図6に示すように仲介フレーム52が架設されており、従って左右側受けローラ50、50’の間隔は常に一定に構成され、しかも左右側アーム51、51’の基端はアーム支持ブラケット13に枢支されているために仲介フレーム52と左右側アーム51、51’とは図6に示すように平面視で略台形のリンク機構53を構成している。なお、図中、符号53’は台形リンク機構53の前後位置を調整するためのリンク調整機構であり、該リンク調整機構53’は前後方向に伸延し、中途部をアーム支持ブラケット13の一側端部に固定可能にすると共に先端を左右側アーム51、51’のいずれか一方の中途部に枢支固定した調節ロッドで構成している。
従って、左右側アーム51、51’の基端枢支部51a、51a’を中心に左右に変位することにより平面視略台形リンク機構53を介して先端の左右側受けローラ50、50’は所定の間隔で円形ハンドル100の周環体左右側面105に圧接し、特に回転ローラ40の駆動回転に伴う円形ハンドル100の回転反力を受けると圧接位置を左右偏奇しながら反力を減殺して円形ハンドル100の回転を円滑に行うことができる。
このような左右側受けローラ50、50’の偏奇作動によって円形ハンドル100の周環体左右側面105に対する圧接位置を調整することができ、円形ハンドル100が回転ローラ40の圧接摩擦により回転する際の回転反力を左右側受けローラ50、50’の偏奇変位によって受け止める。
円形ハンドル100の強制回転に伴う反力によって各ローラ50、50’を介して支持フレーム10や補助フレーム11に不用意な偏奇荷重負荷が発生してフレーム倒伏や作業者への思わぬ衝撃事故が発生するのを防止することができる。
なお、左右側アーム51、51’の間隔は仲介フレーム52の左右端との枢支位置を変更調整することにより行われ、略台形リンク機構53の構成形状を変更して前述した円形ハンドル100の回転反力を確実に減殺することができるようにしている。
上記のように、平面視略台形リンク機構53を介して先端の左右側受けローラ50、50’は所定の間隔で円形ハンドル100の周環体左右側面105を圧接し、特に回転ローラ40の駆動回転に伴う円形ハンドル100の回転反力を受けると圧接位置を左右偏奇しながら反力を減殺して円形ハンドル100と回転ローラ40との最適な圧接位置を確保して回転ローラ40の回転トルクを最適状態で円形ハンドル100に伝達する。
かかるトルク伝達作動のメカニズムを図11~図13の模式図に基づき説明する。
図13は回転ローラ40及び左右側受けローラ50、50’がハンドル100に対して中立のセット状態にある位置関係を示している。
具体的には、回転操作機構Aは、図13に示すように、円形ハンドル100に対して左右側受けローラ50、50’の平面視略台形リンク機構53の台形頂点の基点部分、すなわち回転ローラ40の回転中心線C1(図中、二点鎖線で示す。)が円形ハンドル100のハンドル軸101の回転中心Cを通るように配置している。かかる状態の平面視略台形リンク機構53は、左右略対称(線対称)の等脚台形状となっている。
かかる図13の状態で、回転ローラ40を円形ハンドル100に圧接した状態で回転させると、回転ローラ40の回転に伴う円形ハンドル100の回転反力や回転ローラ40の回転方向に伴う進退変位傾動が生じる。
そして、円形ハンドル100の回転反力が回転ローラ40を介して回転操作機構Aに伝わり、回転操作機構Aが回転ローラ40の回転方向に対応して変位し、正確な回転ローラ40の回転応力を円形ハンドル100に伝達することができなくなる。
そこで、かかる偏奇荷重による変位を防止すべく左右側受けローラ50、50’を機能させる。すなわち、円形ハンドル100を左方向に回転する場合は、図11に示すように、回転ローラ40を左方向に回転すると、上述した回転反力(図中、白抜太矢印で示す。)や前進応力(図中、破線太矢印で示す。)によって回転操作機構Aがやや右前方傾斜方向に傾く。
具体的には、回転操作機構Aは、回転ローラ40の右前方傾斜時における左右側受けローラ50、50’の平面視略台形リンク機構53の台形頂点の基点部分、すなわち回転ローラ40の回転中心線C1が、図11に示すように、円形ハンドル100のハンドル軸101の回転中心Cよりも左側外方に変位する。
回転ローラ40の傾斜姿勢における平面視略台形リンク機構53は、図11に示すように左右非対称(非線対称形)とした周環体左右側面105へ左右側受けローラ50、50’を圧接する形態としている。
かかる状態で回転ローラ40を駆動回転すると、平面視略台形リンク機構53は、回転操作機構Aの円形ハンドル100方向への前進応力と円形ハンドル100の回転反力を受ける。
すなわち、左右側受けローラ50、50’が回転ローラ40を回転に伴い発生する円形ハンドル100方向への前進応力と回転反力とを一定応力の範囲内で受け止め、回転ローラ40の不要な過前進応力により回転操作機構Aの位置変動や回転ローラ40が円形ハンドル100から不用意に離脱することを防止し、必要且つ十分な回転応力を円形ハンドル100に伝達することができる。
すなわち、各アーム51、51’は、各基端枢支部51a、51a’を中心にそれぞれ離反拡開しようとするが、中途部に介設した仲介フレーム52により規制されて傾きながら円形ハンドル100に圧接状態となる。
図11において、回転反動により回転ローラ40の回転中心線C1が円形ハンドル100の回転中心Cから変位する際には、左側アーム51の拡開回動応力の方が右側アーム51’の拡開回動応力より大きくなるため、左側アーム51が拡開方向に回動変位すると右側アーム51’は仲介フレーム52を介して閉塞方向に回動変位することとなる。
このように平面視略台形リンク機構53は、仲介フレーム52により左右側アーム51、51’を左右間隔を保持して円形ハンドル100の周環体左右側面105へ各ローラ50、50’の圧接状態を維持する。
すなわち、回転ローラ40の傾斜変位を少し行うことにより回転ローラ40が円形ハンドル100内側方向に前進変位する傾向となるためにこれを防止するために左右側受けローラ50、50’の平面視略台形リンク機構53をハンドル回転方向と反対側に少し傾けて回転ローラ40の偏奇変位荷重を矯正し円形ハンドル100に回転ローラ40の回転応力を正確に伝える。
なお、この回転ローラ40や平面視略台形リンク機構53の傾斜量は感覚的に円形ハンドル100の回転緊締度や径の大きさ等の条件を勘案して現場での作業者の経験によるところが大きい。
また、上記と反対に図12に示すように、回転ローラ40を右方向に回転し、かつ、やや左前方傾斜方向に傾ける場合については上記の説明と左右反対の方向に平面視略台形リンク機構53を少し傾斜して回転ローラ40の偏奇変位荷重を矯正し円形ハンドル100に回転ローラ40の回転応力を正確に伝える。
このように平面視略台形リンク機構53は、各アーム51、51’の先端に支持した各ローラ50、50’をそれぞれ円形ハンドル100の周環体左右側面105に圧接させた状態で、各ローラ50、50’を先端で支持する各アーム51、51’のいずれか一方のアームが変位すると仲介フレーム52を介して他方のアームも連動して変位し、回転操作機構Aが円形ハンドル100の内方にそれ以上前進することを規制して回転ローラ40と円形ハンドル100の周環体下側面104との圧接位置を定置し、回転ローラ40からの回転駆動力を円形ハンドル100に確実に且つ充分に伝達することを可能としている。
また、回転ローラ40と左右側受けローラ50、50’とは、それぞれ表面をウレタンゴムや摩擦係数の高い合成樹脂素材等で被覆することにより円形ハンドル100との回転摩擦係数を大にして回転応力をスムーズに伝達可能にしている。
また、回転ローラ40の外周面には、図8に示すように周方向に直交した方向に伸延するトレッド溝43が周回りに所定間隔を隔てて複数形成されており、円形ハンドル100に接触した際に回転応力を正確に伝えることもあり得る。
また、支持フレーム10の下部には、図1、図2及び図4に示すように斜め後方に向かって傾動操作フレーム14が連設されており、傾動操作フレーム14の後端には支持フレーム10下端に枢支連結した略コ字状の両側フレーム15の中途部を枢支連結している。
かかる略コ字状の両側フレーム15の後部横杆は、作業者が足踏みして体重を負荷するための足踏み杆16としている。
また、支持フレーム10の下端両側にはキャスタ17、17’を軸着しており、該キャスタ17、17’が回転操作機構Aを移動操作する際の移動機能を果たすと共に傾動操作フレーム14の足踏み操作の際の挺子機能における支点機能を果たすことを可能としている。
従って、図10(a)に示すように支持フレーム10を前進させ、図9(a)及び図10(b)に示すように回転ローラ40を円形ハンドル100の周縁部下側面に当接させた状態において、足踏み杆16を作業者の足で踏み押さえて支持フレーム10を後方に傾動させれば、支持フレーム10前面の回転ローラ40は円形ハンドル100の周環体下側面104を押し上げる作動をし、図9(b)及び図10(c)に示すように足踏み杆16をさらに踏みつければ支持フレーム10はさらに後方に傾動して回転ローラ40は円形ハンドル100下側面により強く圧接する。
すなわち、回転操作機構Aは、支持フレーム10の後方側に突設した傾動操作フレーム14における足踏み杆16を作業者からの足踏み下方応力を負荷するための力点部分とし、支持フレーム10の下端のキャスタ17、17’を円形ハンドル100の周環体103の略直下位置の地上面に接地させるための支点部分とし、支持フレーム10の前方側に突設した回転ローラ40を円形ハンドル100の周環体103の周環体下側面104に対して足踏み杆16の下方応力を支持フレーム10を介して転換した上方応力を作用させるための作用点部分とした挺子機能を実現する
かかる状態で、回転ローラ40を回転駆動すれば圧接摩擦力により円形ハンドル100は回転し、しかも円形ハンドル100の周環体103は左右側から左右側受けローラ50、50’により回転反力が規制されて回転ローラ40及び回転ローラ40を連結した支持フレーム10に対する偏奇荷重を可及的に減殺して円形ハンドル100の円滑な回転作動を行うことができる。
また、支持フレーム10には回転ローラ40、左右側受けローラ50、50’、駆動ケース31などから構成される回転操作本体20が昇降自在に支持されている。
すなわち、回転操作本体20は、図2、図5、図8及び図9に示すように支持フレーム10に補助フレーム11のフランジ12を介して昇降自在に支持されており、該フランジ12と支持フレーム10中途に固設した固定ブラケット18との間にはスプリング21を介在している。
フランジ12は、図2に示すように扁平板状であって板面を上下方向に向けるように駆動ケース31の前面の左右上下から前方に向けて突設している。
また、フランジ12の板面の所定位置には挿嵌孔12aを上下方向に貫通形成しており、かかる挿嵌孔12aを介して支持フレーム10の左右側支柱部10a、10a’にフランジ12を遊嵌することにより回転操作本体20が支持フレーム10に沿った昇降作動を行うことを可能としている。
また、固定ブラケット18は、図2及び図5に示すように支持フレーム10の左右側支柱部10a、10a’のうちいずれか一方の中途部に外嵌固定している。固定ブラケット18には支持フレーム10との固定位置を調整して固定するためのロックレバー18aが設けられている。
また、支持フレーム10において、図2及び図5に示すように固定ブラケット18の上方位置にはスプリング21が遊嵌して配設されると共にスプリング21のさらに上方位置には4つのフランジ12のうち上側のフランジ12が遊嵌して配設されている。
従って、固定ブラケット18を支持フレーム10の所定位置に固定すれば、固定ブラケット18とフランジ12と間のスプリング21が回転操作本体20、特に回転ローラ40と円形ハンドル100との圧接力を調整でき、更には過圧力の緩衝機能も果たすことができる。
具体的には、円形ハンドル100を回転するに際しては、図10(a)に示すように支持フレーム10を前進させて、図9(a)及び図10(b)に示すように前方の回転ローラ40の上側周面42を円形ハンドル100の周環体下側面104に当接し、図9(b)及び図10(c)に示すように支持フレーム10の下部の足踏み杆16に作業者の体重を掛けて下方に押せば支持フレーム10は後方に傾動し梃子機能により回転ローラ40は上昇する。
すなわち、回転ローラ40の上側周面位置が上昇作動を行い円形ハンドル100下面で当接すると円形ハンドル100の周環体下側面104と回転ローラ40の上側周面42とが圧接状態となる。
かかる状態で回転ローラ40を回転させれば円形ハンドル100はその圧接点を介して円形ハンドル100の回転作動を促す。
かかるハンドル回転に伴う反力から生じる支持フレーム10への偏奇移動荷重は円形ハンドル100の周環体左右側面105に圧接した左右側受けローラ50、50’により規制減殺される。
また、回転操作本体20の前部には、円形ハンドル100の周環体下側面104の高さレベルに上面が合致するように調整可能としたレベラーフレーム19を延設している。
具体的には、レベラーフレーム19は、平面視略コ字状であって、その両端を補助フレーム11のアーム支持ブラケット13の左右下側部に枢支して回転ローラ40を外側から囲むように上方傾斜し、コ字状の中央縦辺部分を回転ローラ40の上方側且つ前方側で突出するように構成している。
このレベラーフレーム19に円形ハンドル100の下面位置をレベル合わせすることにより、回転操作本体20を支持フレーム10に沿って上下動調整し、この状態で支持フレーム10を前進させることにより回転ローラ40を円形ハンドル100の周環体下側面104に当接するように位置合わせを行う。
この時、固定ブラケット18と回転操作本体20のフランジ12との間のスプリング21は円形ハンドル100の下面に圧接した回転ローラ40の圧接力の緩衝機能を果たし過度の圧接状態を回避して円形ハンドル100の回転に必要な駆動力を得るように最良の圧接応力を付与することができる。
その後、足踏み杆16を踏んで体重をかけることにより支持フレーム10を後傾姿勢にしながらさらに体重をかけていけば回転ローラ40は円形ハンドル100の周環体下側面104を持ちあげるような圧接形態を作る。
しかも、左右側受けローラ50、50’は、円形ハンドル100の周環体左右側面105に圧接された状態となっている。
かかる状態において、回転ローラ40を回転操作本体20におけるローラ駆動機構30の電動直流モータ35を介して駆動させれば、回転ローラ40の上側周面42に圧接した円形ハンドル100はハンドル軸101を中心に回転する。
同時に、左右側受けローラ50、50’は、回転ローラ40による円形ハンドル100の偏奇荷重による回転反力を受けて同回転反力を可及的に減殺して円形ハンドル100の円滑な回転作動を行う。
以上、説明してきたように、本発明によれば、回転ローラと左右側受けローラの二種類のローラにより円形状の円形ハンドルの外周縁部にローラを確実に圧接して充分な摩擦力を得ることができ、円形ハンドルの回転操作を容易に行うことができる効果がある。
すなわち、円形ハンドルの回転操作を行うに際しては、円形ハンドルの下方位置に回転ローラを臨ませ、傾斜操作フレームを足踏みして支持フレームを後方側に傾斜させた形態とすることにより、挺子機能により回転ローラを円形ハンドルの周縁部下側面に圧接すると共に左右側アーム先端の左右側受けローラを円形ハンドルの外周側面に圧接する。
このような各種ローラの円形ハンドルへの圧接状態を保持したまま駆動機構により回転ローラを回転駆動させると、回転ローラの回転力が円形ハンドルの周縁部下側面から伝達して円形ハンドルが回転駆動し、水門等のバルブ開閉を行うことができる効果がある。
特に、回転ローラを中心に左右側受けローラが一定距離を保持して円形ハンドルの外周側面に圧接した状態にあるため、円形ハンドルの周縁部下側面に圧接する回転ローラが回転した際に回転ローラと円形ハンドルとの間で生起する回転反力により回転ローラが不用意に位置ズレしてしまうことを防止することができる効果がある。
A 回転操作機構
10 支持フレーム
11 補助フレーム
12 フランジ
13 アーム支持ブラケット
14 傾動操作フレーム
15 両側フレーム
16 足踏み杆
17 キャスタ
18 固定ブラケット
19 レベラーフレーム
20 回転操作本体
21 スプリング
30 ローラ駆動機構
31 駆動ケース
40 回転ローラ
41 モータ出力軸
50、50’ 左右側受けローラ
51、51’ 左右側アーム
52 仲介フレーム
53 略台形リンク機構

Claims (8)

  1. 上下位置調整自在に支持フレームに装着した回転操作本体と、支持フレーム後端に突設した傾動操作フレームとより構成し、傾動操作フレーム後端の足踏み作動により梃子機能を介して支持フレームを後方に傾斜させて該回転操作本体における回転ローラを円形ハンドルの周縁下側面に圧接し回転操作本体に内蔵したローラ駆動機構により回転ローラを介して円形ハンドル回転させるように構成した円形ハンドルの回転操作機構において、
    回転操作本体は、
    円形ハンドルの周縁部下側面に圧接自在に設けた回転ローラとより構成したことを特徴とする円形ハンドルの回転操作機構。
  2. 回転ローラから左右方向に一定距離を保持して円形ハンドルの外周側面に左右側アームを介して圧接自在に設けた左右側受けローラを設けたことを特徴とする請求項1に記載の円形ハンドルの回転操作機構。
  3. 左右側受けローラを先端に軸支した左右側アームの基端支持フレームに枢支することにより先端に設けた左右側受けローラと円形ハンドルの外周側面との圧接位置を左右変更自在に構成したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の円形ハンドルの回転操作機構。
  4. 左右側受けローラを先端に軸支した左右側アームの間隔を調整自在とすることにより左右側受けローラの間隔を調整自在としたことを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載の円形ハンドルの回転操作機構。
  5. 回転操作本体に突設したフランジと支持フレームに固設したバネ受け体との間にはスプリングを介設してスプリングの弾性により回転操作本体の上下動の緩衝機能を果たすように構成したことを特徴とする請求項1~4のいずれか1項に記載の円形ハンドルの回転操作機構。
  6. また、円形ハンドルの周縁部下側面に回転ローラを当接した状態では支持フレーム下部から後方に突設した傾動操作フレームの後端が浮上するように構成し、浮上した傾動操作フレームに作業者の体重を掛けることにより梃子機能を利用して回転ローラが上昇して円形ハンドルに下方から圧接するように構成したことを特徴とする請求項1~5のいずれか1項に記載の円形ハンドルの回転操作機構。
  7. 円形ハンドルの周縁部下側面に圧接自在に設けた回転ローラ及び、該円形ハンドルの外周側面に圧接自在とした左右側受けローラは、それぞれ表面をウレタンゴムで被覆したことを特徴とする請求項1~6のいずれか1項に記載の円形ハンドルの回転操作機構。
  8. 円形ハンドルの周縁部下側面に圧接した回転ローラは回転操作本体のローラ駆動機構に連動連設すると共に、ローラ駆動機構はバッテリとモータコントローラと制御部と電動直流モータとスイッチ等から構成したことを特徴とする請求項1~7のいずれか1項に記載の円形ハンドルの回転操作機構。
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