JP3571377B2 - 制水用ゲートの扉体操作ハンドルの携帯式回転装置 - Google Patents

制水用ゲートの扉体操作ハンドルの携帯式回転装置 Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、農業用水路などの各種水路に設置される制水用ゲートの扉体操作ハンドルの携帯式回転装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
農業用水路などの各種水路に設置された制水用ゲートの扉体は、適宜操作されて水路を開閉するようになっている。扉体としては、昇降式扉体や起伏式(回転式)扉体などの様々な型式のものがあるが、何れも、水路上に設けられた操作ハンドルを回転操作することにより、扉体を昇降あるいは回転させるなどして作動させるようになっている。
【0003】
大河川などに設置される大型の制水用ゲートの場合は、電源が備えられているので、扉体は動力を用いて作動される。一方、農業用水路などの小水路に設置される小型の制水用ゲートの場合は、一般に電源がないことから、扉体は操作ハンドルを手動で回転操作することにより作動される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、操作ハンドルを手動的に回転操作することは面倒であり、またかなりの重労働であることから、動力を用いて簡単に回転操作ができる装置の実現が望まれていた。
そこで本発明は、扉体の操作ハンドルを動力を用いて簡単に回転させることができる制水用ゲートの扉体操作ハンドルの携帯式回転装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
このために本発明は、支点部に着脱自在且つ回転自在に軸着されるアームと、このアームに装着された駆動部と、この駆動部の回転軸に取り付けられてこの駆動部に駆動されて回転し、且つこのアームを前記支点部に軸着した状態で水路に設置された扉体の操作ハンドルに当接する回転車と、この駆動部のスイッチとを備え、前記アームの握り部を保持して前記回転車を前記操作ハンドルに押し付けることにより、この操作ハンドルを摺接摩擦力により回転させて前記扉体を作動させるようにしたものである。
また好ましくは、前記アームは前記支点部に上下方向に回転自在に軸着され、且つ軸着した状態で前記回転車は前記操作ハンドルの真上にあって前記操作ハンドルに当接するものである。
【0006】
【作用】
上記構成によれば、アーム11を支点部8に軸着し、スイッチ16を投入して回転車14を回転させながら操作ハンドル6に押し付けると、その摺接摩擦力により操作ハンドル6は回転し、扉体1は作動する。
【0007】
【実施例】
次に、図面を参照しながら本発明の実施例を説明する。図1は制水用ゲートの正面図である。1は水路に設置された扉体であり、その上面中央にはねじ棒から成るシャフト2が立設されている。3は水路の側壁上に立設された支柱であり、その上面には天板4が架設されている。天板4の上面中央にはギヤボックス5が設置されており、シャフト2の上端部はギヤボックス5を貫通している。6はギヤボックス5に設けられた操作ハンドルである。ギヤボックス5の内部にはシャフト2を上下動させるためのギヤユニットが内蔵されており、操作ハンドル6を回転操作するとシャフト2は昇降し、シャフト2の下端部に結合された扉体1も昇降する。なおギヤユニットは周知機構であり、その説明は省略する。
【0008】
ギヤボックス5の側部の天板4上にはカギ形の支柱7が立設されている。支柱7の先端部には支点部としてのトグルピン8が取り付けられている。次に図2および図3を参照して、このトグルピン8に軸着される携帯式回転装置について説明する。図2において、10は携帯式回転装置であって、以下のように構成されている。11は中空パイプから成るアームであり、その一端部には水平なパイプ9が装着されている。アーム11の中央部下面には取付金具12を介してモータから成る駆動部13が装着されている。駆動部13の回転軸にはVプーリから成る回転車14が取り付けられている。17は携帯式バッテリーであって、コード18を介して駆動部13に着脱自在に接続される。
【0009】
図3は、支柱7の先端部に水平な姿勢で取り付けられたトグルピン8と、このトグルピン8に着脱自在に軸着されるパイプ9を示している。図3において鎖線で示すように、パイプ9を横方向からトグルピン8に挿着することにより、アーム11の後端部はトグルピン8に上下方向に回転自在に軸着され、その状態で、図2に示すように回転車14は操作ハンドル6の真上にあって操作ハンドル6に当接する。図3において、8aはトグルピン8の先端部に軸着されたピンであり、このピン8aを実線位置から鎖線位置へ回転させることにより、パイプ9の抜け止めとなる。
【0010】
アーム11の先端部はグリップ15になっており、グリップ15の手前には駆動部13を制御するためのスイッチ16が設けられている。このスイッチ16は3点スイッチであって、駆動部13の正回転と逆回転およびオフを切り替えることができる。操作者がグリップ15を手に保持して下方へ押圧すると、回転車14は操作ハンドル6に強く押し付けられる(図2の矢印を参照)。
【0011】
次に取り扱い動作について説明する。扉体1を引き上げるときは、図2に示すようにアーム11の後端部のパイプ9をトグルピン8に挿着する。次にグリップ15を手に保持してスイッチ16を正回転側に投入すると、駆動部13は駆動して回転車14は正回転する。そこでグリップ15を下方へ押え付ければ、アーム11はトグルピン8を中心に回転可能なため、回転車14は操作ハンドル6に強く摺接し、その摺接摩擦力により操作ハンドル6は回転してシャフト2は上昇し、扉体1も上昇し水路は開く。また扉体1を下降させて水路を閉じるときは、スイッチ16を逆回転側に投入し、同様にして回転車14を操作ハンドル6に摺接させて操作ハンドル6を逆回転させればよい。
【0012】
この携帯式回転装置10は小型・軽量であり、現場に自由に持参して手軽に使用することができる。なお上記実施例は、昇降式扉体を備えた制水用ゲートを例にとって説明したが、本発明の携帯式回転装置は、起伏式扉体などの他の型式の制水用ゲートにも適用できる。またこの携帯式回転装置は、ポールなどの支点部を付加することにより、既存の制水用ゲートにも適用できる。
【0013】
また上記実施例では、回転車14は操作ハンドル6の真上に位置させ、回転車14を下方へ押え付けることにより操作ハンドル6に押し付けているが、回転車14の押し付け方向は現場条件などに応じて自由に設定できるものであって、例えば回転車14を操作ハンドル6の側方へ位置させて、横方向へ動かすことにより操作ハンドル6に押し付けるようにしてもよい。
【0014】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の携帯式回転装置10は手軽に現場へ持ち運びすることができ、アーム11を支点部8に軸着して握り部15を保持し、回転車14を駆動部13により回転させながら水路に設置された扉体1の操作ハンドル6に強く押し付けることにより、操作ハンドル6を回転させて扉体1を簡単に作動させることができる。またトグルピン8などの支点部を付加するだけで、既存の制水用ゲートにも簡単に適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】制水用ゲートの正面図
【図2】携帯式回転装置の側面図
【図3】携帯式回転装置の正面図
【符号の説明】
1 扉体
6 操作ハンドル
8 トグルピン(支点部)
10 携帯式回転装置
11 アーム
13 駆動部
14 回転車
16 スイッチ

Claims (2)

  1. 支点部に着脱自在且つ回転自在に軸着されるアームと、このアームに装着された駆動部と、この駆動部の回転軸に取り付けられてこの駆動部に駆動されて回転し、且つこのアームを前記支点部に軸着した状態で水路に設置された扉体の操作ハンドルに当接する回転車と、この駆動部のスイッチとを備え、前記アームの握り部を保持して前記回転車を前記操作ハンドルに押し付けることにより、この操作ハンドルを摺接摩擦力により回転させて前記扉体を作動させることを特徴とする制水用ゲートの扉体操作ハンドルの携帯式回転装置。
  2. 前記アームは前記支点部に上下方向に回転自在に軸着され、且つ軸着した状態で前記回転車は前記操作ハンドルの真上にあって前記操作ハンドルに当接することを特徴とする請求項1記載の制水用ゲートの扉体操作ハンドルの携帯式回転装置。
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