JP7219694B2 - プラットホーム柵 - Google Patents

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Description

本発明は、列車の着発線に沿って設置されたプラットホームに設けられるプラットホーム柵に関する。
従来より、プラットホームは、列車の限られた停車時間中に安全かつ迅速に多数の旅客の乗降を行うために列車の着発線に沿って設ける設備で、プラットホーム上の乗降用通路から列車に乗車したり、列車からプラットホーム上の乗降用通路に降車するようになっている。プラットホームには、乗客の安全性を高めるために、乗降用通路を開閉するプラットホーム柵が設けられる場合があり、近年では、このプラットホーム柵が設けられるプラットホームが増加傾向にある。
特許文献1に開示されているプラットホーム柵は、乗降用通路の幅方向に離れて設置された第1門柱と第2門柱とを備えており、各門柱には、上側ゲートバー及び下側ゲートバーが上下方向に揺動可能に支持されている。上側ゲートバー及び下側ゲートバーの基端部にはそれぞれ従動ギヤが組み付けられており、門柱内に設けられた駆動ギヤと歯合するようになっている。駆動ギヤをモーターによって回転させることにより、上側ゲートバー及び下側ゲートバーが上下方向に揺動する。
また、第1門柱に支持される上側ゲートバー及び下側ゲートバーと、第2門柱に支持される上側ゲートバー及び下側ゲートバーとの間にはワイヤが張り渡されるようになっている。各ゲートバーが略水平となるまで回動した閉状態で、第1門柱のゲートバーと第2門柱のゲートバーとの先端同士が最も近くなるのでワイヤが最も短くなり、一方、各ゲートバーが略鉛直となるまで回動した開状態で、第1門柱のゲートバーと第2門柱のゲートバーとの先端同士が最も離れるのでワイヤが最も長くなる。特許文献1では、この長さの差を許容するために、ワイヤ巻き取りドラム、ワイヤ巻き取りドラムを固定しておくためのラチェット機構が設けられるとともに、張り渡されたワイヤの張力を増加させるためのモーターも設けられている。
特開2017-7591号公報
ところで、特許文献1の場合、上側ゲートバー及び下側ゲートバーを連動させるためのギヤ機構が必要になるとともに、開閉動作に伴うワイヤの長さを調整するためのワイヤ巻き取りドラム及びラチェット機構、更にはワイヤを巻き取り自在にしていることに起因する張力の低下を補うための張力増加用モーターも必要になり、装置の構造が複雑化する。加えて、ゲートバーを駆動するためのモーター及び張力増加用モーターを含む複数のモーターを制御しなければならないので、制御も複雑化するおそれがある。
一方で、プラットホーム柵はプラットホーム上の安全性を高めるために設けられる設備であることから、安全性を損なわせることなく、如何にしてその構造及び制御をシンプルにするかが課題となっていた。
また、プラットホームに特有の課題として、プラットホーム柵の上方に設置される看板やデジタル案内板等を考慮すると、ゲートバーが最も高い位置にあるときに、その高さが2300mm~2400mmよりも低くなるようにする必要がある。特許文献1のようにゲートバーによる開閉構造を採用すると、開状態でゲートバーが上向きになるが、このときにゲートバーの最も高い部位が所定の高さ以下になるようにしておく必要がある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、プラットホーム上の人の落下を抑制するとともに人へ危害を加えることなく、プラットホーム柵の構造及び制御をシンプルにするとともに、部材数を減らして製造を容易にすることにある。
上記目的を達成するために、本発明では、乗降用通路の幅方向に離れて配置された第1アーム及び第2アームに複数の通行遮断部材を回動可能に連結し、第1アーム及び第2アームが閉姿勢のときには複数の通行遮断部材の上下方向の間隔を広げて安全性を高める一方、第1アーム及び第2アームが開姿勢のときには複数の通行遮断部材の上下方向の間隔を狭めることにより、プラットホーム柵の上方に設置される看板やデジタル案内板等を考慮した高さに収めることができるようにした。
第1の発明は、列車の着発線に沿って設置されたプラットホームに設けられ、当該プラットホーム上の乗降用通路を開閉するプラットホーム柵において、前記乗降用通路の幅方向に互いに間隔をあけて配置される第1本体ユニット及び第2本体ユニットと、前記乗降用通路の幅方向に延びる閉姿勢と上方に延びる開姿勢とに切替可能に、前記第1本体ユニットに対して第1揺動軸により支持された第1アームと、前記第1本体ユニットに設けられ、前記第1アームを駆動する第1駆動部と、前記乗降用通路の幅方向に延びる閉姿勢と上方に延びる開姿勢とに切替可能に、前記第2本体ユニットに対して第2揺動軸により支持された第2アームと、前記第2本体ユニットに設けられ、前記第2アームを駆動する第2駆動部と、一端部が前記第1アームの先端部に対して前記第1揺動軸と平行な第1軸周りに回動可能に連結され、他端部が前記第2アームの先端部に対して前記第2揺動軸と平行な第2軸周りに回動可能に連結される第1通行遮断部材と、一端部が前記第1アームの先端部に対して前記第1軸と平行な第3軸周りに回動可能に連結され、他端部が前記第2アームの先端部に対して前記第2軸と平行な第4軸周りに回動可能に連結される第2通行遮断部材とを備え、前記第1アームが前記開姿勢にあるときの前記第1軸と前記第3軸との上下方向の離間寸法を、前記第1アームが前記閉姿勢にあるときの前記第1軸と前記第3軸との上下方向の離間寸法よりも短くし、前記第2アームが前記開姿勢にあるときの前記第2軸と前記第4軸との上下方向の離間寸法を、前記第2アームが前記閉姿勢にあるときの前記第2軸と前記第4軸との上下方向の離間寸法よりも短くするように構成されていることを特徴とする。
この構成によれば、第1アーム及び第2アームが閉姿勢となるまで揺動すると、両アームが乗降用通路の幅方向に延び、第1アームの先端部から第2アームの先端部まで第1通行遮断部材及び第2通行遮断部材が配置されるので、乗降用通路の通行が遮断された状態になる。閉姿勢のときに、第1アームの先端部の第1軸と第3軸との上下方向の離間寸法、及び第2アームの先端部の第2軸と第4軸との上下方向の離間寸法が開姿勢のときと比較して長くなるように、これら軸の位置関係を設定しておくことで、第1通行遮断部材と第2通行遮断部材とが上下方向に大きく離れるので、乗降用通路の通行遮断効果が高まる。
一方、第1アーム及び第2アームが開姿勢となるまで揺動すると、両アームが上方に延び、第1アームの先端部及び第2アームの先端部が上に位置する。このとき、第1アームの先端部から第2アームの先端部まで第1通行遮断部材及び第2通行遮断部材が配置されることになるが、第1アームの先端部及び第2アームの先端部が上に位置していることにより、乗降用通路の通行が遮断されることはない。そして、第1アームの先端部の第1軸と第3軸との上下方向の離間寸法、及び第2アームの先端部の第2軸と第4軸との上下方向の離間寸法が閉姿勢のときに比べて短くなるので、プラットホーム柵の最高部の高さを低く抑えることが可能になる。
第2の発明は、前記第1軸及び前記第3軸は、前記第1アームが前記閉姿勢にあるときに上下方向に所定寸法以上離れ、かつ、前記乗降用通路の幅方向にも離れるように配置され、前記第2軸及び前記第4軸は、前記第2アームが前記閉姿勢にあるときに上下方向に所定寸法以上離れ、かつ、前記乗降用通路の幅方向にも離れるように配置されていることを特徴とする。
この構成によれば、第1アームが閉姿勢にあるときに第1軸及び第3軸が所定寸法以上上下方向に離れ、第2アームが閉姿勢にあるときに第2軸及び第4軸が上下方向に所定寸法以上離れているので、第1通行遮断部材と第2通行遮断部材との間隔が広がり、通行遮断効果がより一層高まる。そして、第1軸及び第3軸が乗降用通路の幅方向に離れ、第2軸及び第4軸が乗降用通路の幅方向に離れているので、両アームが開姿勢となるまで揺動して上方へ延びた状態になると、第1軸と第3軸との上下方向の離間寸法が短くなるとともに、第2軸と第4軸との上下方向の離間寸法が短くなる。つまり、第1アームが閉姿勢から開姿勢になったときに第1軸と第3軸との上下方向の離間寸法を短くする構成を、これら軸の配置によって簡単に実現することが可能になる。尚、第2アームの第2軸及び第4軸についても同様である。
第3の発明は、前記第1アームは、前記閉姿勢のときに上下に並ぶように位置する第1上側アーム構成部材及び第1下側アーム構成部材と、当該第1上側アーム構成部材の先端部及び第1下側アーム構成部材の先端部を互いに回動可能に連結する第1連結部材とを備え、前記第2アームは、前記閉姿勢のときに上下に並ぶように位置する第2上側アーム構成部材及び第2下側アーム構成部材と、当該第2上側アーム構成部材の先端部及び第2下側アーム構成部材の先端部を互いに回動可能に連結する第2連結部材とを備え、前記第1軸は、前記第1上側アーム構成部材の先端部に設けられ、前記第2軸は、前記第2上側アーム構成部材の先端部に設けられ、前記第3軸は、前記第1下側アーム構成部材の先端部に設けられ、前記第4軸は、前記第2下側アーム構成部材の先端部に設けられていることを特徴とする。
この構成によれば、第1上側アーム構成部材及び第1下側アーム構成部材の先端部同士が第1連結部材によって連結されているので、一方のアーム構成部材に駆動力を与えるだけで他方のアーム構成部材も同様に駆動することが可能になる。そして、第1軸が第1上側アーム構成部材の先端部に、第3軸が第1下側アーム構成部材の先端部にそれぞれ設けられているので、第1アームが閉姿勢から開姿勢になったときに第1軸と第3軸との上下方向の離間寸法を短くすることが可能になる。第2アームについても同様である。
第4の発明は、前記第1通行遮断部材はパイプ部材で構成されており、前記第1通行遮断部材は、前記第1アームに対して前記第1通行遮断部材の中心線方向に相対変位可能に連結されていることを特徴とする。
この構成によれば、第1通行遮断部材がパイプ部材で構成されるので、従来例のワイヤのように中間部が大きく撓むのが抑制され、乗降用通路の通行遮断効果がより一層高まる。
ここで、第1駆動部と第2駆動部が何らかの原因によって連動しなくなった場合を想定する。この場合には、第1アームと第2アームとが異なる動きをすることになり、第1アームの先端部と第2アームの先端部との距離が変化してしまう。このような場合に、本発明では、第1軸に対して第1通行遮断部材がその中心線方向に相対変位可能に連結されているので、第1アームと第2アームとの異なる動きが許容され、各部の負荷を軽減できる。
第5の発明は、前記第1通行遮断部材が前記第2通行遮断部材よりも上に位置するように、前記第1軸、前記第2軸、前記第3軸及び前記第4軸が配置されており、前記第1通行遮断部材はパイプ部材で構成されており、前記第2通行遮断部材はワイヤまたはロープで構成されており、前記第2通行遮断部材の中間部を前記第1通行遮断部材の中間部に支持する支持部材を備えていることを特徴とする。
この構成によれば、第2通行遮断部材をワイヤまたはロープで構成することにより、第2通行遮断部材が軽量になるので、各駆動部にかかる負荷を軽減することが可能になる。一方、ワイヤまたはロープは中間部が弛みやすく、弛みを抑制するためには張力を増大させる必要がある。張力を増大させると、各アームや駆動部にかかる負荷が増大してしまうが、本発明では、パイプ部材を上に配置し、このパイプ部材に対してワイヤまたはロープの中間部を支持することができるので、ワイヤまたはロープの張力を増大させることなく、弛みを抑制することができる。
第6の発明は、閉姿勢にある前記第1アームを開姿勢に切り替える際の補助力を当該第1アームに付与するばねを備えていることを特徴とする。
この構成によれば、第1アームを駆動する第1駆動部をばねによってアシストすることができるので、第1駆動部の省出力化を図ることができる。
本発明によれば、第1アーム及び第2アームを揺動させるだけで第1通行遮断部材と第2通行遮断部材を上下方向に移動させて乗降用通路を開閉することができ、閉姿勢のときには第1通行遮断部材と第2通行遮断部材との上下方向の間隔を広げて通行遮断効果を高めながら、開姿勢のときにはプラットホーム柵の最高部の高さを低く抑えることができる。したがって、プラットホーム上の安全性を損なわせることなく、プラットホーム柵の構造及び制御をシンプルにすることができる。
本発明の実施形態1に係るプラットホーム柵をプラットホーム側から見た側面図である。 プラットホーム柵の平面図である。 プラットホーム柵のブロック図である。 右側本体ユニット及びメインユニットを省略し、各アームが閉姿勢にある状態を示す側面図である。 各アームが開姿勢にある状態を示す図4相当図である。 左側本体ユニットの端面図である。 アーム及びその駆動装置の概略構造を示す斜視図である。 本発明の実施形態2に係るプラットホーム柵をプラットホーム側から見た側面図である。 本発明の実施形態3に係るプラットホーム柵をプラットホーム側から見た側面図である。 実施形態3の通行遮断部材の連結構造を示す拡大図である。 本発明の実施形態4に係るプラットホーム柵をプラットホーム側から見た側面図である。 本発明の実施形態5に係るプラットホーム柵をプラットホーム側から見た側面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、以下の好ましい実施形態の説明は、例示に過ぎず、本質的に本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものではない。
(実施形態1)
図1は、本発明の実施形態1に係るプラットホーム柵1をプラットホーム側から見た図であり、図2は、プラットホーム柵1を上方から見た図である。プラットホーム柵1は、例えば列車の着発線に沿って設置されたプラットホーム100に設けられ、当該プラットホーム100上の乗降用通路101を開閉するための開閉装置で構成されている。乗降用通路101は、列車に乗車する乗客が通行して列車内へ移動したり、列車から降車する乗客が車外へ移動する際に通行するためのものであり、列車の扉に対応する位置に設けられている。
尚、この実施形態の説明では、図2や図6に示すように、プラットホーム柵1の内側をプラットホーム100側といい、プラットホーム柵1の外側を軌道側というものとする。また、プラットホーム100側からプラットホーム柵1を見たとき、右になる側を単に右といい、左になる側を単に左というものとする。
図1及び図2に示すように、プラットホーム柵1は、メインユニット2、左側本体ユニット(第1本体ユニット)10、中間本体ユニット(第2本体ユニット)20及び右側本体ユニット30を備えている。左側本体ユニット10、中間本体ユニット20及び右側本体ユニット30は、乗降用通路101の幅方向に互いに間隔をあけて配置されている。メインユニット2は、プラットホーム柵1の最も左側に配設されており、左側本体ユニット10、中間本体ユニット20及び右側本体ユニット30を制御する制御装置3(図3に示す)を有している。左側本体ユニット10、中間本体ユニット20及び右側本体ユニット30は、メインユニット2の制御装置3によって制御される。制御装置3には、プラットホーム柵1を開閉させるための開閉信号が外部から入力されるようになっている。開閉信号は、手動で出力されるものであってもよいし、列車の走行状況に応じて自動で出力されるものであってもよい。
制御装置3は、メインユニット2に設けることなく、他の本体ユニット10、20、30のいずれかに設けることもできるし、外部に設けることもできる。さらに、プラットホーム柵1は、左側本体ユニット10から中間本体ユニット20に渡って設けられる左上側通行遮断部材(第1通行遮断部材)40、左中間通行遮断部材(第2通行遮断部材)41及び左下側通行遮断部材42と、中間本体ユニット20から右側本体ユニット30に渡って設けられる右上側通行遮断部材50、右中間通行遮断部材51、右下側通行遮断部材52も備えている。
プラットホーム柵1の構成は、乗降用通路101の幅や数等に応じて変更することができる。図示しないが、例えば、左側本体ユニット10と右側本体ユニット30を最小構成として中間本体ユニット20を省略することができ、この場合、通行遮断部材の数を中間本体ユニット20が省略された分、減らすことができる。また、左側本体ユニット10、中間本体ユニット20及び右側本体ユニット30に加えて1以上の追加本体ユニットを備えた構成とすることもでき、この場合、通行遮断部材の数を、増えた本体ユニットの分、増やせばよい。
図4及び図5は、説明の便宜を図るために、プラットホーム柵1のメインユニット2及び右側本体ユニット30を省略するとともに、当該右側本体ユニット30の省略により、右上側通行遮断部材50、右中間通行遮断部材51及び右下側通行遮断部材52も省略して示している。
図4や図5に示すように、左側本体ユニット10は筐体10aを有している。筐体10aは、プラットホーム100に固定され、プラットホーム100の上面から上へ突出するように形成されている。筐体10aの内部には図示しないフレーム部材等が配設されている。図7にも示すように、左側本体ユニット10には、左側アーム(第1アーム)11と、筐体10aに対して回転可能に支持された左側揺動軸(第1揺動軸)12と、左側駆動装置(第1駆動部)13と、補助力発生器14とが設けられている。左側揺動軸12は、乗降用通路101の進行方向(乗降用通路101の幅方向と直交する水平方向)に沿うように延びており、筐体10aに対して回転可能に支持されている。
左側アーム11は、例えば板状に形成された部材や棒状に成形された部材等で構成することができる。左側アーム11の長手方向の寸法は、当該左側アーム11の先端部(長手方向一端部)が筐体10aの外部へ突出するように、十分な長さに設定されている。左側アーム11の長手方向の他端部が左側アーム11の基端部である。左側アーム11の基端部は、筐体10aの内部に収容されて左側揺動軸12の一端部に固定されており、左側揺動軸12により左側本体ユニット10に対して支持されている。したがって、左側揺動軸12の回動に伴って左側アーム11が時計回り、反時計周りに揺動可能になっている。そして、左側揺動軸12の回動により、図4に示すように乗降用通路101の幅方向に延びる閉姿勢と、図5に示すように上方に延びる開姿勢とに切替可能となっている。
図7に示すように、左側駆動装置13は、左側揺動軸12に対して軸周りの回転力を付与することによって左側アーム11を駆動するための装置である。左側駆動装置13の構造は特に限定されるものではないが、例えば、モーター13a、駆動スプロケット13b、従動スプロケット13c及びローラチェーン13dを備えた構造を挙げることができる。モーター13aは、例えば減速機付きのモーターを使用することができ、図3に示すように制御装置3に接続されて当該制御装置3によって制御される。制御装置3によってモーター13aを正転、逆転させることができる。モーター13aの出力軸には、駆動スプロケット13bが固定されている。また、従動スプロケット13cは、左側揺動軸12の他端部に固定されている。ローラチェーン13dは無端状の動力伝達部材であり、駆動スプロケット13b及び従動スプロケット13cに巻き掛けられている。
モーター13aの回転力は駆動スプロケット13b、ローラチェーン13d及び従動スプロケット13cを介して左側揺動軸12に対して軸周りの回転力として付与される。図7に示す矢印A方向にモーター13aを回転させて左側アーム11が上方向に突出する位置に来たときにモーター13aを停止させると左側アーム11を開姿勢にすることができ、一方、図7に示す矢印B方向にモーター13aを回転させて左側アーム11が横方向に突出する位置に来たときにモーター13aを停止させると左側アーム11を閉姿勢にすることができる。従来から周知のように、開閉信号に基づいて制御装置3がモーター13aを制御する。
モーター13aの制御には、図3及び図7に示す閉検知センサー10b及び開検知センサー10cを使用することができる。閉検知センサー10b及び開検知センサー10cは、例えば物体の近接状態を検出する近接センサー等で構成されており、筐体10a等に対して固定されている。図7に示すように、左側揺動軸12には、当該左側揺動軸12と共に回転する被検出部材12aが固定されている。閉検知センサー10bは、左側アーム11が閉姿勢となるまで左側揺動軸12が回動した時点で被検出部材12aを検出するように配置されている。また、開検知センサー10cは、左側アーム11が開姿勢となるまで左側揺動軸12が回動した時点で被検出部材12aを検出するように配置されている。
図3に示すように、閉検知センサー10b及び開検知センサー10cは制御装置3に接続されており、検出信号を制御装置3へ出力するように構成されている。制御装置3は、モーター13aを閉方向に回転させているときに閉検知センサー10bの検出信号が入力された時点でモーター13aを停止させる制御と、モーター13aを開方向に回転させているときに開検知センサー10cの検出信号が入力された時点でモーター13aを停止させる制御とを行うことができるように構成されている。尚、モーター13aの制御手法は上述したものに限られず、ステッピングモーター等を利用した制御や、駆動時間による制御、これらの制御の組み合わせ等であってもよい。
図7に示すように、補助力発生器14は、圧縮ばね14aと、圧縮ばね14aを収容する収容部14bと、係合ロッド14cとを備えている。圧縮ばね14aは、閉姿勢にある左側アーム11を開姿勢に切り替える際の補助力を当該左側アーム11に付与する部材である。収容部14bは、圧縮ばね14aの伸縮方向である上下方向に長い形状とされている。収容部14bの下端部は、左側揺動軸12と平行な軸周りに回動可能に筐体10aに連結されている。圧縮ばね14aには、係合ロッド14cが係合している。係合ロッド14cの下端部は、圧縮ばね14aの下端部に係合するように形成されている。係合ロッド14cは、その下端部から圧縮ばね14aの内部を通って上方へ向けて突出している。係合ロッド14cの上端部は、左側揺動軸12の中間部に固定された連結板12bに対して左側揺動軸12と平行な軸周りに回動可能に連結されている。連結板12bは、左側アーム11の先端部とは反対方向に突出している。左側アーム11が閉姿勢にあるときに係合ロッド14cが最も上に位置することになるので、圧縮ばね14aの圧縮力が最も大きくなる。一方、左側アーム11が開姿勢にあるときに係合ロッド14cが最も下に位置することになるので、圧縮ばね14aの圧縮力が最も小さくなる。したがって、圧縮ばね14aは、連結板12bに対して下向きの力を常時付与しており、この連結板12bに対する力は、左側アーム11を開姿勢にする方向の力となるので、モーター13aの省出力化を図ることができる。
尚、補助力発生器14のばねは圧縮ばね14aに限られるものではなく、例えば引っ張りばねであってもよい。この場合、引張力によって左側アーム11に開方向への補助力を作用するように設ければよい。
図3及び図6に示すように、左側本体ユニット10には、支障物検知センサー10d、挟まれ検知センサー10e及び停止ボタン10fが設けられている。支障物検知センサー10d、挟まれ検知センサー10e及び停止ボタン10fは、制御装置3に接続されている。支障物検知センサー10dは、左側本体ユニット10と中間本体ユニット20との間に、開閉の支障となる物体が存在している場合にその物体を検知するセンサーであり、例えば赤外線センサー等で構成されている。制御装置3は、支障物検知センサー10dにより開閉の支障となる物体が存在していることが検知されると、モーター13aを動かさないようにする。また、挟まれ検知センサー10eは、左側アーム11と筐体10aとの間に何らかの物体を挟んだことを検知するセンサーであり、例えば感圧センサー等で構成されている。制御装置3は、挟まれ検知センサー10eにより左側アーム11と筐体10aとの間に何らかの物体を挟んだことが検知されると、モーター13aを停止させる。また、停止ボタン10fは、左側アーム11を手動で停止させるためのボタンであり、制御装置3は、停止ボタン10fが操作されたことを検知すると、モーター13aを停止させる。
図5に示すように、中間本体ユニット20は、左側本体ユニット10と同様に構成されている。すなわち、中間本体ユニット20には、中間アーム(第2アーム)21と、中間揺動軸(第2揺動軸)22と、中間駆動装置(第2駆動部)23と、補助力発生器24とが設けられている。中間駆動装置23は、モーター23a、駆動スプロケット23b、従動スプロケット23c及びローラチェーン23dを備えている。この中間本体ユニット20は、制御装置3によって左側本体ユニット10と同様に制御される。
この実施形態では、図4に示す閉姿勢において、左側本体ユニット10の左側アーム11が左側へ向けて突出するように、また、中間本体ユニット20の中間アーム21も左側へ向けて突出するように配置される。このとき、左側アーム11及び中間アーム21はそれらの長手方向が略水平に向いている。一方、図5に示す開姿勢では、左側本体ユニット10の左側アーム11が上方へ向けて突出するように、また、中間本体ユニット20の中間アーム21も上方へ向けて突出するように配置される。このとき、左側アーム11及び中間アーム21はそれらの長手方向が略鉛直に向いている。
図1や図2に示す右側本体ユニット30も左側本体ユニット10と同様に構成されており、筐体30aと、右側アーム31と、右側揺動軸(図示せず)と、右側駆動装置(図示せず)と、補助力発生器(図示せず)とが設けられている。右側本体ユニット30は、制御装置3によって左側本体ユニット10と同様に制御される。右側アーム31は、閉姿勢で左側へ向けて突出するように配置され、開姿勢で上方へ向けて突出するように配置される。
図4に示す左上側通行遮断部材40、左中間通行遮断部材41及び左下側通行遮断部材42は、例えばワイヤやロープのような容易に撓む長尺状の部材で構成されている。ワイヤを用いる場合には、カーボン繊維からなるカーボンワイヤが軽量かつ高強度であり、好ましい。左上側通行遮断部材40が最も上、左下側通行遮断部材42が最も下、左中間通行遮断部材41がそれらの間に位置するように配置され、各々、左右方向に延びるように張り渡されている。
すなわち、左上側通行遮断部材40の左端部(一端部)は、左側アーム11の先端部に設けられた左上側連結軸(第1軸)11aによって当該左側アーム11に対して当該左上側連結軸11a周りに回動可能に連結されている。図6にも示すように、左上側連結軸11aは、左側揺動軸12と平行に延びる部材からなる。左上側通行遮断部材40の左端部を左上側連結軸11aに対して回動可能に取り付けてもよいし、左上側連結軸11aを左側アーム11に対して回動可能に取り付けてもよい。左上側連結軸11aは、図4に示す閉姿勢にある左側アーム11の上端部近傍に位置しており、したがって、図5に示す開姿勢のときには左側アーム11の右端部近傍に位置することになる。
左上側通行遮断部材40の右端部(他端部)は、中間アーム21の先端部に設けられた右上側連結軸(第2軸)21aによって当該中間アーム21に対して当該右上側連結軸21a周りに回動可能に連結されている。右上側連結軸21aは、右側揺動軸22と平行に延びる部材からなる。左上側通行遮断部材40の右端部を右上側連結軸21aに対して回動可能に取り付けてもよいし、右上側連結軸21aを中間アーム21に対して回動可能に取り付けてもよい。右上側連結軸21aは、図4に示す閉姿勢にある中間アーム21の上端部近傍に位置しており、したがって、図5に示す開姿勢のときには中間アーム21の右端部近傍に位置することになる。
左中間通行遮断部材41の左端部(一端部)は、左側アーム11の先端部に設けられた左中間連結軸(第3軸)11bによって当該左側アーム11に対して当該左中間連結軸11b周りに回動可能に連結されている。図6にも示すように、左中間連結軸11bは、左側揺動軸12と平行に延びる部材からなる。左中間通行遮断部材41の左端部を左中間連結軸11bに対して回動可能に取り付けてもよいし、左中間連結軸11bを左側アーム11に対して回動可能に取り付けてもよい。左中間連結軸11bは、図4に示す閉姿勢にある左側アーム11の上下方向中間部に位置しており、したがって、図5に示す開姿勢のときには左側アーム11の左右方向中間部に位置することになる。
左中間通行遮断部材41の右端部(他端部)は、中間アーム21の先端部に設けられた右中間連結軸(第4軸)21bによって当該中間アーム21に対して当該右中間連結軸21b周りに回動可能に連結されている。右中間連結軸21bは、右側揺動軸22と平行に延びる部材からなる。左中間通行遮断部材41の右端部を右中間連結軸21bに対して回動可能に取り付けてもよいし、右中間連結軸21bを中間アーム21に対して回動可能に取り付けてもよい。右中間連結軸21bは、図4に示す閉姿勢にある中間アーム21の上下方向中間部に位置しており、したがって、図5に示す開姿勢のときには中間アーム21の左右方向中間部に位置することになる。
左下側通行遮断部材42の左端部は、左側アーム11の先端部に設けられた左下側連結軸11cによって当該左側アーム11に対して当該左下側連結軸11c周りに回動可能に連結されている。図6にも示すように、左下側連結軸11cは、左側揺動軸12と平行に延びる部材からなる。左下側通行遮断部材42の左端部を左下側連結軸11cに対して回動可能に取り付けてもよいし、左下側連結軸11cを左側アーム11に対して回動可能に取り付けてもよい。左下側連結軸11cは、図4に示す閉姿勢にある左側アーム11の下端部近傍に位置しており、したがって、図5に示す開姿勢のときには左側アーム11の左端部近傍に位置することになる。
左下側通行遮断部材42の右端部は、中間アーム21の先端部に設けられた右下側連結軸21cによって当該中間アーム21に対して当該右下側連結軸21c周りに回動可能に連結されている。右下側連結軸21cは、右側揺動軸22と平行に延びる部材からなる。左下側通行遮断部材42の右端部を右下側連結軸21cに対して回動可能に取り付けてもよいし、右下側連結軸21cを中間アーム21に対して回動可能に取り付けてもよい。右下側連結軸21cは、図4に示す閉姿勢にある中間アーム21の下端部近傍に位置しており、したがって、図5に示す開姿勢のときには中間アーム21の左端部近傍に位置することになる。
また、左上側通行遮断部材40、左中間通行遮断部材41及び左下側通行遮断部材42の中間部同士は、中間連結部材44によって連結されている。中間連結部材44は、例えば紐状の部材やプレート状の部材で構成することができ、左上側通行遮断部材40、左中間通行遮断部材41及び左下側通行遮断部材42の中間部の間隔が広がりすぎるのを抑制するための部材である。
尚、図1に示す右上側通行遮断部材50、右中間通行遮断部材51、右下側通行遮断部材52も、左上側通行遮断部材40、左中間通行遮断部材41及び左下側通行遮断部材42と同様に構成されており、中間アーム21及び右側アーム31に対して回動可能に連結されている。右上側通行遮断部材50、右中間通行遮断部材51、右下側通行遮断部材52の中間部同士は、中間連結部材54によって連結されている。
(通行遮断部材の間隔変更)
本実施形態では、図4に示すように左側アーム11及び中間アーム21が閉姿勢にあるときの左上側通行遮断部材40、左中間通行遮断部材41及び左下側通行遮断部材42の間隔を広くする一方、図5に示すように、左側アーム11及び中間アーム21が開姿勢にあるときの左上側通行遮断部材40、左中間通行遮断部材41及び左下側通行遮断部材42の間隔を狭くするようにしている。図4に示すように閉姿勢にあるときの左上側通行遮断部材40、左中間通行遮断部材41及び左下側通行遮断部材42の間隔を広くすることで、人の通行を遮断する効果が高まる。また、図5に示すように開姿勢にあるときの左上側通行遮断部材40、左中間通行遮断部材41及び左下側通行遮断部材42の間隔を狭くすることで、人の通行を可能にしながら、プラットホーム柵1の最高部の高さを低く抑えることが可能になる。
具体的には、左側アーム11が閉姿勢にあるときの左上側連結軸11aと左中間連結軸11bとの上下方向の離間寸法S1(図4に示す)を、左側アーム11が開姿勢にあるときの左上側連結軸11aと左中間連結軸11bとの上下方向の離間寸法S2(図5に示す)よりも長くする。また、中間アーム21が閉姿勢にあるときの右上側連結軸21aと右中間連結軸21bとの上下方向の離間寸法S3(図4に示す)を、中間アーム21が開姿勢にあるときの右上側連結軸21aと右中間連結軸21bとの上下方向の離間寸法S4(図5に示す)よりも長くする。
さらに、左側アーム11が閉姿勢にあるときの左中間連結軸11bと左下側連結軸11cとの上下方向の離間寸法S5(図4に示す)を、左側アーム11が開姿勢にあるときの左中間連結軸11bと左下側連結軸11cとの上下方向の離間寸法S6(図5に示す)よりも長くする。また、中間アーム21が閉姿勢にあるときの右中間連結軸21bと右下側連結軸21cとの上下方向の離間寸法S7(図4に示す)を、中間アーム21が開姿勢にあるときの右中間連結軸21bと右下側連結軸21cとの上下方向の離間寸法S8(図5に示す)よりも長くする。
上述した寸法S1~S8の関係を実現するために、左上側連結軸11a、左中間連結軸11b及び左下側連結軸11cの相対位置と、右上側連結軸21a、右中間連結軸21b及び右下側連結軸21cの相対位置とに特徴を持たせている。
すなわち、左上側連結軸11a及び左中間連結軸11bは、左側アーム11が閉姿勢にあるときに上下方向に所定寸法以上離れ、かつ、乗降用通路101の幅方向にも離れるように配置されており、左中間連結軸11bが左上側連結軸11aの右斜め下に位置している。また、右上側連結軸21a及び右中間連結軸21bは、中間アーム21が閉姿勢にあるときに上下方向に所定寸法以上離れ、かつ、乗降用通路101の幅方向にも離れるように配置されており、右中間連結軸21bが右上側連結軸21aの右斜め下に位置している。
さらに、左中間連結軸11b及び左下側連結軸11cは、左側アーム11が閉姿勢にあるときに上下方向に所定寸法以上離れ、かつ、乗降用通路101の幅方向にも離れるように配置されており、左下側連結軸11cが左中間連結軸11bの右斜め下に位置している。また、右中間連結軸21b及び右下側連結軸21cは、中間アーム21が閉姿勢にあるときに上下方向に所定寸法以上離れ、かつ、乗降用通路101の幅方向にも離れるように配置されており、右下側連結軸21cが右中間連結軸21bの右斜め下に位置している。
つまり、図4に示すように、左上側連結軸11a、左中間連結軸11b及び左下側連結軸11cを結ぶ仮想線L1が右下がりの線となるように、左上側連結軸11a、左中間連結軸11b及び左下側連結軸11cの相対位置が設定されている。また、右上側連結軸21a、右中間連結軸21b及び右下側連結軸21cを結ぶ仮想線L2が右下がりの線となるように、右上側連結軸21a、右中間連結軸21b及び右下側連結軸21cの相対位置が設定されている。仮想線L1と、仮想線L2とは略平行である。尚、右上側通行遮断部材50、右中間通行遮断部材51及び右下側通行遮断部材52を中間アーム21と右側アーム31に連結する軸(図示せず)も同様に配置される。
尚、左側アーム11及び中間アーム21は、閉姿勢にあるときの左上側通行遮断部材40、左中間通行遮断部材41及び左下側通行遮断部材42の間隔が広くなり、左側アーム11及び中間アーム21が開姿勢にあるときの左上側通行遮断部材40、左中間通行遮断部材41及び左下側通行遮断部材42の間隔が狭くなる構造であればよく、左側アーム11及び中間アーム21の形状は限定されない。例えば、閉姿勢において、左側アーム11及び中間アーム21は、それらの短手方向が略水平に向く一方、開姿勢において、左側アーム11及び中間アーム21は、それらの短手方向が略鉛直に向くようにしてもよい。また、プラットホーム柵1をプラットホーム側から見た場合に、左側アーム11及び中間アーム21が略三角形や略半円形など様々な形状であってもよい。
(実施形態の作用効果)
以上説明したように、この実施形態1に係るプラットホーム柵1によれば、図1に実線で示すように、左側アーム11、中間アーム21及び右側アーム31が閉姿勢となるまで揺動すると、これらアーム11、21、31が乗降用通路101の幅方向に延び、左側アーム11の先端部から中間アーム21の先端部まで左上側通行遮断部材40、左中間通行遮断部材41及び左下側通行遮断部材42が配置され、中間アーム21の先端部から右側アーム31の先端部まで右上側通行遮断部材50、右中間通行遮断部材51、右下側通行遮断部材52が配置されるので、乗降用通路101の通行が遮断された状態になる。閉姿勢のときには、左上側通行遮断部材40、左中間通行遮断部材41及び左下側通行遮断部材42の間隔、右上側通行遮断部材50、右中間通行遮断部材51、右下側通行遮断部材52の間隔が広がっているので、乗降用通路101の通行遮断効果を高めることができる。
一方、図1に仮想線で示すように、左側アーム11、中間アーム21及び右側アーム31が開姿勢となるまで揺動すると、これらアーム11、21、31が上方に延びるとともに、通行遮断部材40、41、42、50、51、52が列車の扉の上部よりも上に位置するので、乗降用通路101の通行が遮断されることはない。開姿勢のときには、左上側通行遮断部材40、左中間通行遮断部材41及び左下側通行遮断部材42の間隔、右上側通行遮断部材50、右中間通行遮断部材51、右下側通行遮断部材52の間隔が狭まっているので、プラットホーム柵1の最高部の高さを低く抑えることができる。したがって、従来例のようなワイヤ巻き取りドラム、ラチェット機構、張力増加用モーターが不要になるので、プラットホーム柵1の構造及び制御をシンプルにすることができる。
(実施形態2)
図8は、本発明の実施形態2に係るプラットホーム柵1を示すものであり、実施形態1の図4に対応する図である。実施形態2は、実施形態1のものに対して通行遮断部材の構造が異なるとともに、通行遮断部材が上下2つ設けられている点で異なっており、他の部分は実施形態1と同じであるため、以下、実施形態1と同じ部分には同じ符号を付して説明を省略し、異なる部分について詳細に説明する。
実施形態2では、上側通行遮断部材(第1通行遮断部材)400と、下側通行遮断部材(第2通行遮断部材)401とを備えており、これら通行遮断部材400、401は、パイプ部材で構成されている。パイプ部材としては、例えば樹脂材からなるパイプ部材、カーボン繊維強化プラスチック(CFRP)製のパイプ部材、グラスファイバー強化プラスチック(FRP)製のパイプ部材等を用いることができる。パイプ部材を用いることにより、ワイヤやロープに比べて中間部が大きく撓むのが抑制され、乗降用通路の通行遮断効果がより一層高まる。
上側通行遮断部材400の左端部が左上側連結軸(第1軸)110aによって左側アーム11の先端部に対して回動可能に連結されている。上側通行遮断部材400の右端部が右上側連結軸(第2軸)210aによって右側アーム21の先端部に対して回動可能に連結されている。また、下側通行遮断部材401の左端部が左下側連結軸(第3軸)110bによって左側アーム11の先端部に対して回動可能に連結されている。下側通行遮断部材401の右端部が右下側連結軸(第4軸)210bによって右側アーム21の先端部に対して回動可能に連結されている。左上側連結軸110a、右上側連結軸210a、左下側連結軸110b及び右下側連結軸210bの位置は実施形態1の連結軸と同様に設定されている。
この実施形態2によれば、実施形態1と同様に、プラットホーム100上の安全性を損なわせることなく、プラットホーム柵1の構造及び制御をシンプルにすることができる。
(実施形態3)
図9及び図10は、本発明の実施形態3に係るプラットホーム柵1を示すものである。図9は、実施形態1の図4に対応する図である。実施形態3は、実施形態2のものに対して通行遮断部材が当該通行遮断部材の中心線方向に相対変位可能に連結されている点で異なっており、他の部分は実施形態1と同じであるため、以下、実施形態1と同じ部分には同じ符号を付して説明を省略し、異なる部分について詳細に説明する。
図10に示すように、上側通行遮断部材400の左側には、当該上側通行遮断部材400の長手方向に延びる長孔400aが形成されている。左上側連結軸110aは、上側通行遮断部材400の長孔400aに挿通されて当該上側通行遮断部材400を径方向に貫通している。左上側連結軸110aは長孔400a内において上側通行遮断部材400の長手方向に相対変位可能になっている。符号110cは、長孔400aの幅よりも大きく形成された抜け止め部材である。また、下側通行遮断部材401も同様に相対変位可能に左側アーム11に連結されている。
例えば、左側本体ユニット10の左側駆動装置13(実施形態1の図5に示す)と、中間本体ユニット20の中間駆動装置23(実施形態1の図5に示す)とが何らかの原因によって同期せず、連動しなくなるおそれがある。左側駆動装置13と中間駆動装置23とが連動しなくなると、図9に仮想線で示すように、左側アーム11と右側アーム21とが異なる動きをすることになり、左側アーム11の先端部と右側アーム21の先端部との距離が変化してしまう。このような場合に、上側通行遮断部材400及び下側通行遮断部材401が当該上側通行遮断部材400及び下側通行遮断部材401の中心線方向に相対変位可能に連結されているので、左側アーム11と右側アーム21との異なる動きが許容され、各部の負荷を軽減できる。
尚、上側通行遮断部材400及び下側通行遮断部材401の右端部が右側アーム21の先端部に右上側連結軸(第2軸)210a及び右下側連結軸(第4軸)210bによって回動可能に固定され、左側アーム11では上側通行遮断部材400及び下側通行遮断部材401を左上側連結軸(第1軸)110a及び左下側連結軸(第3軸)110bを使用せず、左側アーム11の挿入孔に挿入するのみで、上側通行遮断部材400及び下側通行遮断部材401が当該上側通行遮断部材400及び下側通行遮断部材401の中心線方向に相対変位可能に連結されてもよい。
したがって、実施形態3によれば、実施形態2と同様な作用効果を奏することができるとともに、左側駆動装置13と中間駆動装置23とが連動しなくなった場合に各部の破損を抑制することができる。また、左側本体ユニット10及び中間本体ユニット20をプラットホーム100に据え付ける際に発生する設置誤差に対応することができる。
(実施形態4)
図11は、本発明の実施形態4に係るプラットホーム柵1を示すものであり、実施形態1の図4に対応する図である。実施形態4は、実施形態1のものに対して通行遮断部材の構造が異なっており、他の部分は実施形態1と同じであるため、以下、実施形態1と同じ部分には同じ符号を付して説明を省略し、異なる部分について詳細に説明する。
実施形態4では、左上側通行遮断部材500が実施形態2の通行遮断部材400と同様なパイプ部材で構成されている。また、プラットホーム柵1は、左中間通行遮断部材41の中間部及び左下側通行遮断部材42の中間部を左上側通行遮断部材500の中間部に支持するための支持部材46を備えている。支持部材46は、左中間通行遮断部材41及び左下側通行遮断部材42を左上側通行遮断部材500に対して吊り下げる部材で構成することもでき、例えば紐状の部材やプレート状の部材からなるものである。
実施形態4では、実施形態1と同様な作用効果を奏することができる。また、左中間通行遮断部材41及び左下側通行遮断部材42をワイヤまたはロープで構成しているので、通行遮断部材41、42が軽量になり、駆動装置にかかる負荷を軽減できる。一方、ワイヤまたはロープは中間部が弛みやすく、弛みを抑制するためには張力を増大させる必要があり、張力を増大させると、各アーム11、21や駆動装置にかかる負荷が増大してしまうが、本実施形態では、パイプ部材からなる左上側通行遮断部材500を上に配置し、この左上側通行遮断部材500に対して左中間通行遮断部材41及び左下側通行遮断部材42を支持することができるので、左中間通行遮断部材41及び左下側通行遮断部材42の弛みを抑制することができる。
尚、左中間通行遮断部材41及び左下側通行遮断部材42のうち、一方を省略してもよい。
(実施形態5)
図12は、本発明の実施形態5に係るプラットホーム柵1を示すものであり、実施形態1の図4に対応する図である。実施形態5は、各アームが複数のアーム構成部材からなるものであり、左側アームの揺動方向が異なるとともに、通行遮断部材の構造が異なっており、他の部分は実施形態1と同じであるため、以下、実施形態1と同じ部分には同じ符号を付して説明を省略し、異なる部分について詳細に説明する。
左側アーム11は、閉姿勢のときに上下に並ぶように位置する第1上側アーム構成部材111及び第1下側アーム構成部材112と、当該第1上側アーム構成部材111の先端部及び第1下側アーム構成部材112の先端部を互いに回動可能に連結する第1連結部材113とを備えている。第1上側アーム構成部材111及び第1下側アーム構成部材112の基端部は筐体10aに対して回動可能に連結されている。第1上側アーム構成部材111の先端部には、上側通行遮断部材600の左端部を連結するための左上側連結軸(第1軸)111aが設けられている。第1下側アーム構成部材112の先端部には、下側通行遮断部材601の左端部を連結するための左下側連結軸(第3軸)112aが設けられている。
また、右側アーム21は、閉姿勢のときに上下に並ぶように位置する第2上側アーム構成部材211及び第2下側アーム構成部材212と、当該第2上側アーム構成部材211の先端部及び第2下側アーム構成部材212の先端部を互いに回動可能に連結する第2連結部材213とを備えている。第2上側アーム構成部材211及び第2下側アーム構成部材212の基端部は筐体20aに対して回動可能に連結されている。第2上側アーム構成部材211の先端部には、上側通行遮断部材600の右端部を連結するための右上側連結軸(第2軸)211aが設けられている。第2下側アーム構成部材212の先端部には、下側通行遮断部材601の右端部を連結するための右下側連結軸(第4軸)212aが設けられている。
上側通行遮断部材600は、伸縮可能に構成されている。すなわち、上側通行遮断部材600は、中間パイプ部材600aと、中間パイプ部材600aの左側に挿入される左側パイプ部材600bと、中間パイプ部材600aの右側に挿入される右側パイプ部材600cとを備えている。中間パイプ部材600aに対して左側パイプ部材600b及び右側パイプ部材600cが出入りすることによって上側通行遮断部材600が伸縮する。左側パイプ部材600bの左端部が左上側連結軸111aによって第1上側アーム構成部材111に連結され、右側パイプ部材600cの右端部が右上側連結軸211aによって第2上側アーム構成部材211に連結されている。
また、下側通行遮断部材601は上側通行遮断部材600と同様に構成されており、中間パイプ部材601a、左側パイプ部材601b及び右側パイプ部材601cを備えている。左側パイプ部材601bの左端部が左下側連結軸112aによって第1下側アーム構成部材112に連結され、右側パイプ部材601cの右端部が右下側連結軸212aによって第2下側アーム構成部材212に連結されている。
また、左側アーム11は、閉姿勢のときに右側へ向けて突出するように駆動される。したがって、実施形態1~4の左側アーム11とは反対に駆動されることになるので、左側アーム11及び中間アーム21が閉姿勢にあるときには、両アーム11、21の先端部同士が最も接近し、左側アーム11及び中間アーム21が開姿勢に移行するのに伴って、両アーム11、21の先端部同士が離れていき、開姿勢になったときに両アーム11、21の先端部同士の間隔が最も広くなる。この両アーム11、21の先端部同士の間隔の変化に対応して上側通行遮断部材600及び下側通行遮断部材601が伸縮する。
実施形態5によれば、実施形態1と同様な作用効果を奏することができるとともに、両アーム11、21の先端部同士の間隔が変化する場合に対応することができる。
上述の実施形態はあらゆる点で単なる例示に過ぎず、限定的に解釈してはならない。さらに、特許請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は、全て本発明の範囲内のものである。
以上説明したように、本発明に係るプラットホーム柵は、例えば電車やモノレール等の列車の着発線に沿って設置されたプラットホームに設けて使用することができる。
1 プラットホーム柵
10 左側本体ユニット(第1本体ユニット)
11 左側アーム(第1アーム)
11a 左上側連結軸(第1軸)
11b 左中間連結軸(第3軸)
12 左側揺動軸(第1揺動軸)
13 左側駆動装置(第1駆動部)
14a 圧縮ばね
20 中間本体ユニット(第2本体ユニット)
21 中間アーム(第2アーム)
21a 右上側連結軸(第2軸)
21b 右中間連結軸(第4軸)
22 中間揺動軸(第2揺動軸)
23 中間駆動装置(第2駆動部)
40 左上側通行遮断部材(第1通行遮断部材)
41 左中間通行遮断部材(第2通行遮断部材)
42 左下側通行遮断部材
100 プラットホーム
101 乗降用通路
111 第1上側アーム構成部材
112 第1下側アーム構成部材
113 第1連結部材
211 第2上側アーム構成部材
212 第2下側アーム構成部材
213 第2連結部材

Claims (6)

  1. 列車の着発線に沿って設置されたプラットホームに設けられ、当該プラットホーム上の乗降用通路を開閉するプラットホーム柵において、
    前記乗降用通路の幅方向に互いに間隔をあけて配置される第1本体ユニット及び第2本体ユニットと、
    前記乗降用通路の幅方向に延びる閉姿勢と上方に延びる開姿勢とに切替可能に、前記第1本体ユニットに対して第1揺動軸により支持された第1アームと、
    前記第1本体ユニットに設けられ、前記第1アームを駆動する第1駆動部と、
    前記乗降用通路の幅方向に延びる閉姿勢と上方に延びる開姿勢とに切替可能に、前記第2本体ユニットに対して第2揺動軸により支持された第2アームと、
    前記第2本体ユニットに設けられ、前記第2アームを駆動する第2駆動部と、
    一端部が前記第1アームの先端部に対して前記第1揺動軸と平行な第1軸周りに回動可能に連結され、他端部が前記第2アームの先端部に対して前記第2揺動軸と平行な第2軸周りに回動可能に連結される第1通行遮断部材と、
    一端部が前記第1アームの先端部に対して前記第1軸と平行な第3軸周りに回動可能に連結され、他端部が前記第2アームの先端部に対して前記第2軸と平行な第4軸周りに回動可能に連結される第2通行遮断部材とを備え、
    前記第1アームが前記開姿勢にあるときの前記第1軸と前記第3軸との上下方向の離間寸法を、前記第1アームが前記閉姿勢にあるときの前記第1軸と前記第3軸との上下方向の離間寸法よりも短くし、前記第2アームが前記開姿勢にあるときの前記第2軸と前記第4軸との上下方向の離間寸法を、前記第2アームが前記閉姿勢にあるときの前記第2軸と前記第4軸との上下方向の離間寸法よりも短くするように構成されていることを特徴とするプラットホーム柵。
  2. 請求項1に記載のプラットホーム柵において、
    前記第1軸及び前記第3軸は、前記第1アームが前記閉姿勢にあるときに上下方向に所定寸法以上離れ、かつ、前記乗降用通路の幅方向にも離れるように配置され、
    前記第2軸及び前記第4軸は、前記第2アームが前記閉姿勢にあるときに上下方向に所定寸法以上離れ、かつ、前記乗降用通路の幅方向にも離れるように配置されていることを特徴とするプラットホーム柵。
  3. 請求項1に記載のプラットホーム柵において、
    前記第1アームは、前記閉姿勢のときに上下に並ぶように位置する第1上側アーム構成部材及び第1下側アーム構成部材と、当該第1上側アーム構成部材の先端部及び第1下側アーム構成部材の先端部を互いに回動可能に連結する第1連結部材とを備え、
    前記第2アームは、前記閉姿勢のときに上下に並ぶように位置する第2上側アーム構成部材及び第2下側アーム構成部材と、当該第2上側アーム構成部材の先端部及び第2下側アーム構成部材の先端部を互いに回動可能に連結する第2連結部材とを備え、
    前記第1軸は、前記第1上側アーム構成部材の先端部に設けられ、
    前記第2軸は、前記第2上側アーム構成部材の先端部に設けられ、
    前記第3軸は、前記第1下側アーム構成部材の先端部に設けられ、
    前記第4軸は、前記第2下側アーム構成部材の先端部に設けられていることを特徴とするプラットホーム柵。
  4. 請求項1から3のいずれか1つに記載のプラットホーム柵において、
    前記第1通行遮断部材はパイプ部材で構成されており、
    前記第1通行遮断部材は、前記第1アームに対して前記第1通行遮断部材の中心線方向に相対変位可能に連結されていることを特徴とするプラットホーム柵。
  5. 請求項1から4のいずれか1つに記載のプラットホーム柵において、
    前記第1通行遮断部材が前記第2通行遮断部材よりも上に位置するように、前記第1軸、前記第2軸、前記第3軸及び前記第4軸が配置されており、
    前記第1通行遮断部材はパイプ部材で構成されており、
    前記第2通行遮断部材はワイヤまたはロープで構成されており、
    前記第2通行遮断部材の中間部を前記第1通行遮断部材の中間部に支持する支持部材を備えていることを特徴とするプラットホーム柵。
  6. 請求項1から5のいずれか1つに記載のプラットホーム柵において、
    閉姿勢にある前記第1アームを開姿勢に切り替える際の補助力を当該第1アームに付与するばねを備えていることを特徴とするプラットホーム柵。
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