JP7219554B2 - 駐車場サーバ、車寄せ予約方法、プログラム - Google Patents

駐車場サーバ、車寄せ予約方法、プログラム Download PDF

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Description

本発明は、複数の車寄せの何れかに自動運転車を誘導する駐車場サーバ、駐車場サーバが実行する車寄せ予約方法、プログラムに関する。
自動運転制御方式によるバレーパーキングの従来技術として、例えば特許文献1などが開示されている。
特開2018-41381号公報
特許文献1では、自動バレーパーキングにおける安全な権限移譲の方法などが開示された。しかしながら、自動バレーパーキングはユーザフレンドリーの観点からはまだ十分に検討されているとはいえない。例えば、ユーザが乗降する車寄せが一つの施設内に二カ所以上設けられている場合、ユーザ側には車寄せのうちのどれかを指定したいというニーズが発生すると考えられる。また施設管理者側にも、車寄せのうちのどれかを指定して自動運転車を誘導したいというニーズが発生すると考えられる。
そこで本発明は、複数の車寄せの何れかに自動運転車を誘導することができる駐車場サーバを提供することを目的とする。
本発明の駐車場サーバは、複数の車寄せの何れかに自動運転車を誘導する駐車場サーバであって、受信部と、車寄せ予約部と、送信部を含む。
受信部は、自動運転車または自動運転車と紐付けられた携帯端末から車寄せ予約要求を受信する。車寄せ予約部は、車寄せ予約要求を受信した場合に、複数の車寄せのうちの何れかの車寄せを予約する。送信部は、予約された車寄せの情報である予約情報を自動運転車に送信する。
本発明の駐車場サーバによれば、複数の車寄せの何れかに自動運転車を誘導することができる。
自動バレーパーキングシステムを採用し、複数の車寄せを設けた商業施設の例を示す見取り図。 自動バレーパーキングシステムを採用し、立体駐車場の各フロアに車寄せを設けた商業施設の例を示す見取り図。 実施例1の車寄せ予約システムの概略図。 実施例1の車寄せ予約システムの各装置の構成を示すブロック図。 実施例1の車寄せ予約システムの入場時の各装置の動作を示すシーケンス図。 実施例1の車寄せ予約システムの出場時の各装置の動作を示すシーケンス図。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。なお、同じ機能を有する構成部には同じ番号を付し、重複説明を省略する。
以下、図1を参照して自動バレーパーキングシステムを採用し、複数の車寄せを設けた商業施設の例を説明する。同図に示すように、この商業施設は、敷地の北側に本館、西側に西館、東側に東館を備え、本館の北側は国道A号に面し、国道A号に接続する車寄せ91、92、93を備える。本館は、車寄せ91に近いエリア9A、車寄せ92に近いエリア9B、車寄せ93に近いエリア9Cに区分されているものとする。西館の西側はB街道に面し、B街道に接続する車寄せ94、95を備える。西館は、車寄せ94に近いエリア9D、車寄せ95に近いエリア9Eに区分されているものとする。東館の東側はC街道に面し、C街道に接続する車寄せ96、97を備える。東館は、車寄せ96に近いエリア9F、車寄せ97に近いエリア9Gに区分されているものとする。
この商業施設は、建物の東側と南側に専用駐車場を保有している。上記の何れかの車寄せ(91~97の何れか)に入場した自動運転車はユーザが降車したあと何れかの専用駐車場に進み、専用駐車場内の空き車室に駐車する。出場の際には、専用駐車場から出場して、指定された車寄せに入場し、ユーザの乗車を待つ。
以下、図2を参照して自動バレーパーキングシステムを採用し、立体駐車場の各フロアに車寄せを設けた商業施設の例を説明する。同図に示すように、この商業施設は、四階建ての店舗98と、四階建ての立体駐車場99を備え、店舗98の各フロアと立体駐車場99の各フロアを接続する連絡通路985を備える。この商業施設は、立体駐車場の各フロアの連絡通路近傍に車寄せ(90-1,90-2,90-3,90-4)を備える。上記の何れかの車寄せ(90-1,90-2,90-3,90-4の何れか)に入場した自動運転車はユーザが降車したあと何れかのフロアの空き車室に駐車する。出場の際には、車室から出庫して指定された車寄せに進み、ユーザの乗車を待つ。
車寄せを複数備える商業施設の例として、図1、図2を開示したが、実際には、図1と図2のパターンを混合した例も考えられる。例えば店舗と立体駐車場の規模が大きい場合などに、立体駐車場の各フロアの南、中央、北(あるいは東、中央、西など)にそれぞれ車寄せが設けられる例などが考えられる。また、図1、図2は商業施設の例であるが、本発明の車寄せ予約システムの対象となる施設は商業用途のものに限定されない。
次に、図3を参照して実施例1の車寄せ予約システムの概略を説明する。同図に示すように、本実施例の車寄せ予約システム1は、自動運転車11と、携帯端末11aと、駐車場サーバ12と、交通情報サーバ13を含み、自動運転車11と駐車場サーバ12、携帯端末11aと駐車場サーバ12、交通情報サーバ13と駐車場サーバ12は、ネットワーク8を介して通信可能に接続されている。また、自動運転車11と携帯端末11aは、何らかの無線通信手段(例えば赤外線通信、ブルートゥース、登録商標)あるいは有線通信手段で通信可能に接続されているものとする。
次に、図4を参照して本実施例の車寄せ予約システム1の各装置の構成を説明する。同図に示すように、自動運転車11は、受信部111と、送信部112と、自動運転制御部113を含み、駐車場サーバ12は受信部121と、車寄せ予約部122と、送信部123を含む。
[入場時]
次に、図5を参照して、本実施例の車寄せ予約システム1の入場時の各装置の動作を説明する。
<車寄せ予約要求送受信処理>
まず、携帯端末11aは、自動運転車11に車寄せ予約要求を送信する(S11a1)。ステップS11a1の通信経路は、上述の無線通信手段(例えば赤外線通信、ブルートゥース、登録商標)または有線通信手段である。車寄せ予約要求には、ユーザ希望情報が含まれていれば好適である。ユーザ希望情報とは、ユーザが希望する車寄せに関する情報である。ユーザ希望情報は、典型的には、ユーザが直接指定した車寄せのIDである。ユーザ希望情報は、ユーザが指定した施設内のエリア、またはユーザが指定した店舗(あるいは部屋)のIDであってもよい。例えば図1の例において、ユーザがエリア9Aを指定した場合、ユーザが希望する車寄せは車寄せ91であると捉えてよい。また、ユーザがエリア92内に存在する店舗を指定した場合、ユーザが希望する車寄せは、当該店舗に最も近い車寄せ92と捉えてよい。この場合、後述する駐車場サーバ12は、店舗やエリアと車寄せを対応付けたテーブルを予め記憶しておき、ユーザ希望情報で指定されたエリアや店舗を対応する車寄せに変換して用いれば好適である。
また、ユーザ希望情報をユーザが入力する手間を省くため、ユーザ希望情報を自動的に取得してもよい。例えば、ユーザ希望情報を、自動運転車11または携帯端末11aが受信した無線LANアクセスポイント(または無線基地局、あるいはGPSを含むGNSS)の位置情報に基づく情報とする。
入場の場合、ユーザは、施設に到着する少し前に車寄せ予約要求を送信するケースが多い。すなわち、車寄せ予約要求送信時は、自動運転車11は、施設の周辺地域、あるいは施設から少し離れた地域を走行中である場合が多い。例えば図1の例において自動運転車11または携帯端末11aが受信した位置情報が国道A号下り線のどこかに該当していた場合、ユーザが所望する車寄せは車寄せ91、92、93のどれかと推定できる。同様に、自動運転車11または携帯端末11aが受信した位置情報がB街道上り線のどこかに該当していた場合、ユーザが所望する車寄せは車寄せ94、95の何れかと推定できる。従って、入場の場合には、周辺道路(上りと下りで区別する)を何れかの車寄せと対応付けてテーブル化し、駐車場サーバ12に予め記憶しておけば好適である。
携帯端末11aは、自動運転車11と何らかの形で事前に紐付けられているものとする。例えば、携帯端末11aの電話番号、端末識別番号、メールアドレスなどを自動運転車11の識別番号、車番、アドレスなどと紐づけて事前に登録しておき、この事前登録情報を駐車場サーバ12が利用できるようにしておけばよい。このような事前登録を施設内外の無線LANスポットなどを利用することで半自動的に行うように構成してもよい。上記のように携帯端末11aと自動運転車11の紐づけが確立されており、駐車場サーバ12が自動運転車11といつでも通信を開始できる状態にある場合、上記ステップS11a1において携帯端末11aは、駐車場サーバ12に直接車寄せ予約要求を送信してもよい。この場合、後述するステップS111A,S112Aは省略できる。以下、携帯端末11aが自動運転車11を介して通信を行ったものとして説明を続ける。
自動運転車11の受信部111は、携帯端末11aから車寄せ予約要求を受信する(S111A)。自動運転車11の送信部112は、携帯端末11aから受信した車寄せ予約要求を駐車場サーバ12に送信する(S112A)。ステップS112Aにおいて送信される車寄せ予約要求には、自動運転車11の現在位置情報、施設への到着予定時刻が含まれてもよい。この場合、駐車場サーバ12は、自動運転車11の現在位置情報、施設への到着予定時刻を考慮して、車寄せの予約を行うことができる。駐車場サーバ12の受信部121は、自動運転車11から車寄せ予約要求を受信する(S121A)。
<車寄せ予約処理>
車寄せ予約要求を受信した場合に、駐車場サーバ12の車寄せ予約部122は、複数の車寄せのうちの何れかの車寄せを予約する(S122A)。このとき車寄せ予約部122は、前述したユーザ希望情報や、施設への経路毎の入場規則、施設周辺の渋滞に関する情報である周辺渋滞情報、各車寄せの混雑状況の少なくとも何れかのパラメータに基づいて、複数の車寄せのうちの何れかの車寄せを予約する。これらのパラメータの優先順位は任意に設定できる。ユーザの希望を重視したい場合には、ユーザ希望情報の優先順位を高くすればよい。施設側の都合(周辺の渋滞状況の緩和)を重視したい場合には、施設への経路毎の入場規則、周辺渋滞情報、各車寄せの混雑状況の優先順位を高くすればよい。以下、それぞれのパラメータについて解説する。
≪施設への経路毎の入場規則≫
このパラメータは、例えば、周辺の交通状況を考慮して施設が決定した、あるいは施設が行政の指導を受けて決定した規則である。例えば図1の例に示した商業施設では、国道A号上り線側から当該施設に入場しようとする自動運転車11を、本館北側の車寄せ91、92、93の何れかに誘導して良いかどうかが問題となる。国道A号上り線側から車寄せ91、92、93の何れかに進入することを許可する場合、国道A号下り線の交通が度々寸断される可能性があるし、国道A号下り線を走行する他の自動運転車との優先順位をどのように決定するかについて複雑なアルゴリズムが必要になる場合がある。このような煩雑な状況に陥ることを回避するために、施設への経路毎の入場規則の例として、国道A号上り線側から車寄せ91、92、93の何れかに進入することを禁止する入場規則(いわゆる右折入場禁止)などが考えられる。この場合、車寄せ予約部122は、国道A号上り線を通行する自動運転車11に対し、左折入場となるような経路、車寄せを予約する(S122A)。
≪周辺渋滞情報≫
このパラメータは、施設周辺の道路のその時点における渋滞情報を示すパラメータである。例えば図1の例に示した商業施設周辺の道路交通情報において、B街道上り線が混雑していることが明らかな場合、B街道上り線に面した車寄せ94、95に自動運転車11を誘導すると、更なる混雑を巻き起こし、周辺の道路環境の観点から見ても、施設を利用するユーザの顧客満足度の観点から見てもデメリットが大きい場合がある。そこで車寄せ予約部122は、周辺渋滞情報に基づき、混雑している道路に面した車寄せへの誘導をなるべく回避するように、何れかの車寄せを予約する(S122A)。商業施設周辺の道路交通情報は、交通情報サーバ13から都度受信すればよい。
≪各車寄せの混雑状況≫
このパラメータは、各車寄せのその時点における混雑状況を示すパラメータである。混雑していることが明らかな車寄せに自動運転車11を誘導すると、当該車寄せにおいて更なる混雑が発生するだけでなく、入場待ちが発生することにより周辺道路も渋滞する恐れがある。そこで車寄せ予約部122は、各車寄せの混雑状況に基づき、混雑状況がなるべく均一になるように車寄せを予約する(S122A)。各車寄せの混雑状況は、係員が目視で確認した状況を係員が入力してもよいし、車寄せを上方から撮影するwebカメラなどの映像を画像解析することにより、自動で判断してもよい。また、週ごと、月ごと、年ごとに各車寄せの混雑状況の統計データをとり、統計データにより現在の車寄せの混雑状況を予測してもよい。
<予約情報送受信処理>
駐車場サーバ12の送信部123は、予約された車寄せの情報である予約情報を自動運転車11に送信する(S123A)。予約情報には、予約された車寄せに関する情報(例えばID、座標)、車寄せまでの経路が含まれる。ステップS123Aにおいて、駐車場サーバ12の送信部123は、自動運転車11だけでなく、携帯端末11aに予約情報を送信してもよい。自動運転車11の受信部111は、駐車場サーバ12から予約情報を受信する(S111B)。自動運転車11の自動運転制御部113は、予約情報に基づいて自動運転制御を開始、または続行する(S113)。
[出場時]
次に、図6を参照して、本実施例の車寄せ予約システム1の出場時の各装置の動作を説明する。
<車寄せ予約要求送受信処理>
携帯端末11aは、自動運転車11に車寄せ予約要求を送信する(S11a2)。入場時と同様に、携帯端末11aは、駐車場サーバ12に直接車寄せ予約要求を送信してもよい。この場合、後述するステップS111C,S112Bは省略できる。車寄せ予約要求には、ユーザ希望情報が含まれていれば好適である。入場時と同様に、ユーザ希望情報は、典型的には、ユーザが直接指定した車寄せのIDである。ユーザ希望情報は、ユーザが指定した施設内のエリア、またはユーザが指定した店舗(あるいは部屋)のIDであってもよい。
入場時と同様に、例えば、ユーザ希望情報を、携帯端末11aが受信した無線LANアクセスポイント(または無線基地局、あるいはGPSを含むGNSS)の位置情報に基づく情報としてもよい。携帯端末11aが位置情報に基づく情報(ユーザ希望情報)を送信した直後において、携帯端末11aは、上記位置情報の近傍に存在することが推定される。例えばユーザが施設内で用事(例えば施設が商業施設である場合にはショッピングや食事)がほとんど終了した、あるいはほどなく終了すると感じた場合に、車寄せ予約要求を送信するケースが多い。この場合、ユーザは車寄せ予約要求送信時に滞在しているエリアからあまり歩かずに乗車したいと考えている場合が多い。従って、ユーザが希望する車寄せは当該位置情報に近接する車寄せであると推定できる。当然だが、出場時にユーザが希望する車寄せは入場時に利用した車寄せと同じになるとは限らない。
出場時特有の制御として、ユーザ希望情報には、希望時刻、次目的地情報を含めるのが好適である。希望時刻とは、ユーザが出場を希望する時刻である。次目的地情報とは、ユーザの次の目的地に関する情報である。
自動運転車11の受信部111は、携帯端末11aから車寄せ予約要求を受信する(S111C)。自動運転車11の送信部112は、携帯端末11aから受信した車寄せ予約要求を駐車場サーバ12に送信する(S112B)。駐車場サーバ12の受信部121は、自動運転車11から車寄せ予約要求を受信する(S121B)。
<車寄せ予約処理>
車寄せ予約要求を受信した場合に、駐車場サーバ12の車寄せ予約部122は、複数の車寄せのうちの何れかの車寄せを予約する(S122B)。入場時と同様に、車寄せ予約部122は、ユーザ希望情報、施設からの経路毎の出場規則、周辺渋滞情報、各車寄せの混雑状況に基づいて、複数の車寄せのうちの何れかの車寄せを予約する。以下、それぞれのパラメータについて解説する。
≪施設からの経路毎の出場規則≫
このパラメータは入場規則と同様、周辺の交通状況を考慮して施設が決定した、あるいは施設が行政の指導を受けて決定した規則である。例えば図1の例に示した商業施設では、車寄せ96、97から出場する自動運転車11を、C街道上り線に直接合流(いわゆる右折出場)させても良いかどうかが問題となる。
施設から次の目的地への経路は、ユーザごとに異なる。従って、このパラメータを利用するために、ユーザ希望情報に、ユーザの次の目的地に関する情報(次目的地情報)を含むようにしておけば好適である。この場合、駐車場サーバ12の車寄せ予約部122は、施設から次の目的地までの経路を割り出す。車寄せ予約部122は、車寄せと割り出した経路の関係が出場規則に抵触しないように経路を調整し、何れかの車寄せを予約する(S122B)。
≪周辺渋滞情報≫
このパラメータは、入場時と同様である。車寄せ予約部122は、混雑している道路に面した車寄せへの誘導をなるべく回避するように何れかの車寄せを予約する(S122B)。
≪各車寄せの混雑状況≫
このパラメータは、入場時と同様である。車寄せ予約部122は、各車寄せの混雑状況に基づき、混雑状況がなるべく均一になるように車寄せを予約する(S122B)。
<予約情報送受信処理>
駐車場サーバ12の送信部123は、予約された車寄せの情報である予約情報を自動運転車11に送信する(S123B)。予約情報には、予約された車寄せに関する情報(例えばID、座標)、車寄せまでの経路、予約時刻が含まれる。自動運転車11の受信部111は、駐車場サーバ12から予約情報を受信する(S111D)。自動運転車11の送信部112は、受信した予約情報のうち、予約された車寄せに関する情報(例えばID、座標)、予約時刻を携帯端末11aに送信する(S112C)。携帯端末11aは、自動車11から予約された車寄せに関する情報、予約時刻を受信する(S11a3)。ユーザは、携帯端末11aの表示を見て、指定された予約時刻に指定された車寄せに待機するようにする。
なお、ステップS123Bにおいて、駐車場サーバ12は携帯端末11aに直接予約情報(車寄せまでの経路は省いてもよい)を送信してもよい。この場合、携帯端末11aは、駐車場サーバ12から予約情報(車寄せまでの経路は省いてもよい)を受信することになる。
自動運転車11の自動運転制御部113は、予約情報に基づいて自動運転制御を開始する(S113)。
なお、自動運転車11は出庫後かつ出場用車寄せ到着前において、所定時間経過毎に自身の現在位置情報を駐車場サーバ12、または携帯端末11aに送信してもよい(S111E)。この場合、携帯端末11aは、自動運転車11から直接、あるいは駐車場サーバ12から間接に(S121C,S123C)、自動運転車11の現在位置情報を受信し(S11a4)、これをユーザに呈示する。これにより、ユーザは自動運転車11の現在位置情報に応じた行動をすることができる。
<電気自動車の充電システムとの併用>
本発明の車寄せ予約システムの対象となる駐車場に電気自動車の充電システムが用意されている場合、当該充電システムを本発明の車寄せ予約システムと併用することができる。例えば、ユーザ希望情報に電気自動車の充電システムによる充電を希望するか否かの情報を含めることができる。ユーザ希望情報に電気自動車の充電システムによる充電を希望する情報が含まれている場合、対象の自動運転車11は、充電システムを備える車室に誘導される。対象の自動運転車11は、施設側で定めた利用上限まで充電システムを利用できる。利用上限に達した場合、対象の自動運転車11は、自動運転制御により、充電システムを備えない別の車室に移動する。
<補記>
本発明の装置は、例えば単一のハードウェアエンティティとして、キーボードなどが接続可能な入力部、液晶ディスプレイなどが接続可能な出力部、ハードウェアエンティティの外部に通信可能な通信装置(例えば通信ケーブル)が接続可能な通信部、CPU(Central Processing Unit、キャッシュメモリやレジスタなどを備えていてもよい)、メモリであるRAMやROM、ハードディスクである外部記憶装置並びにこれらの入力部、出力部、通信部、CPU、RAM、ROM、外部記憶装置の間のデータのやり取りが可能なように接続するバスを有している。また必要に応じて、ハードウェアエンティティに、CD-ROMなどの記録媒体を読み書きできる装置(ドライブ)などを設けることとしてもよい。このようなハードウェア資源を備えた物理的実体としては、汎用コンピュータなどがある。
ハードウェアエンティティの外部記憶装置には、上述の機能を実現するために必要となるプログラムおよびこのプログラムの処理において必要となるデータなどが記憶されている(外部記憶装置に限らず、例えばプログラムを読み出し専用記憶装置であるROMに記憶させておくこととしてもよい)。また、これらのプログラムの処理によって得られるデータなどは、RAMや外部記憶装置などに適宜に記憶される。
ハードウェアエンティティでは、外部記憶装置(あるいはROMなど)に記憶された各プログラムとこの各プログラムの処理に必要なデータが必要に応じてメモリに読み込まれて、適宜にCPUで解釈実行・処理される。その結果、CPUが所定の機能(上記、…部、…手段などと表した各構成要件)を実現する。
本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。また、上記実施形態において説明した処理は、記載の順に従って時系列に実行されるのみならず、処理を実行する装置の処理能力あるいは必要に応じて並列的にあるいは個別に実行されるとしてもよい。
既述のように、上記実施形態において説明したハードウェアエンティティ(本発明の装置)における処理機能をコンピュータによって実現する場合、ハードウェアエンティティが有すべき機能の処理内容はプログラムによって記述される。そして、このプログラムをコンピュータで実行することにより、上記ハードウェアエンティティにおける処理機能がコンピュータ上で実現される。
この処理内容を記述したプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録しておくことができる。コンピュータで読み取り可能な記録媒体としては、例えば、磁気記録装置、光ディスク、光磁気記録媒体、半導体メモリ等どのようなものでもよい。具体的には、例えば、磁気記録装置として、ハードディスク装置、フレキシブルディスク、磁気テープ等を、光ディスクとして、DVD(Digital Versatile Disc)、DVD-RAM(Random Access Memory)、CD-ROM(Compact Disc Read Only Memory)、CD-R(Recordable)/RW(ReWritable)等を、光磁気記録媒体として、MO(Magneto-Optical disc)等を、半導体メモリとしてEEP-ROM(Electronically Erasable and Programmable-Read Only Memory)等を用いることができる。
また、このプログラムの流通は、例えば、そのプログラムを記録したDVD、CD-ROM等の可搬型記録媒体を販売、譲渡、貸与等することによって行う。さらに、このプログラムをサーバコンピュータの記憶装置に格納しておき、ネットワークを介して、サーバコンピュータから他のコンピュータにそのプログラムを転送することにより、このプログラムを流通させる構成としてもよい。
このようなプログラムを実行するコンピュータは、例えば、まず、可搬型記録媒体に記録されたプログラムもしくはサーバコンピュータから転送されたプログラムを、一旦、自己の記憶装置に格納する。そして、処理の実行時、このコンピュータは、自己の記録媒体に格納されたプログラムを読み取り、読み取ったプログラムに従った処理を実行する。また、このプログラムの別の実行形態として、コンピュータが可搬型記録媒体から直接プログラムを読み取り、そのプログラムに従った処理を実行することとしてもよく、さらに、このコンピュータにサーバコンピュータからプログラムが転送されるたびに、逐次、受け取ったプログラムに従った処理を実行することとしてもよい。また、サーバコンピュータから、このコンピュータへのプログラムの転送は行わず、その実行指示と結果取得のみによって処理機能を実現する、いわゆるASP(Application Service Provider)型のサービスによって、上述の処理を実行する構成としてもよい。なお、本形態におけるプログラムには、電子計算機による処理の用に供する情報であってプログラムに準ずるもの(コンピュータに対する直接の指令ではないがコンピュータの処理を規定する性質を有するデータ等)を含むものとする。
また、この形態では、コンピュータ上で所定のプログラムを実行させることにより、ハードウェアエンティティを構成することとしたが、これらの処理内容の少なくとも一部をハードウェア的に実現することとしてもよい。

Claims (5)

  1. 複数の車寄せの何れかに自動運転車を誘導する駐車場サーバであって、
    前記自動運転車または前記自動運転車と紐付けられた携帯端末から、前記自動運転車が何れの周辺道路を走行中であるかを判別可能な位置情報を含む車寄せ予約要求を受信する受信部と、
    前記周辺道路と車寄せとを対応付けたテーブルを記憶する記憶部と、
    前記車寄せ予約要求を受信した場合に、複数の前記車寄せのうち、前記位置情報に対応する前記周辺道路に対応付けられた前記車寄せを予約する車寄せ予約部と、
    予約された前記車寄せの情報である予約情報を前記自動運転車に送信する送信部を含む
    駐車場サーバ。
  2. 複数の車寄せの何れかに自動運転車を誘導する駐車場サーバであって、
    前記自動運転車または前記自動運転車と紐付けられた携帯端末から、前記自動運転車または前記携帯端末と対応するユーザの次の目的地に関する情報である次目的地情報を含む車寄せ予約要求を受信する受信部と、
    前記車寄せ予約要求を受信した場合に、前記車寄せが属する施設から次の目的地までの経路を割り出して、前記経路に基づいて前記車寄せを予約する車寄せ予約部と、
    予約された前記車寄せの情報である予約情報を前記自動運転車に送信する送信部を含む
    駐車場サーバ。
  3. 複数の車寄せの何れかに自動運転車を誘導する駐車場サーバが実行する車寄せ予約方法であって、
    前記自動運転車または前記自動運転車と紐付けられた携帯端末から、前記自動運転車が何れの周辺道路を走行中であるかを判別可能な位置情報を含む車寄せ予約要求を受信するステップと、
    前記周辺道路と車寄せとを対応付けたテーブルを記憶するステップと、
    前記車寄せ予約要求を受信した場合に、複数の前記車寄せのうち、前記位置情報に対応する前記周辺道路に対応付けられた前記車寄せを予約するステップと、
    予約された前記車寄せの情報である予約情報を前記自動運転車に送信するステップを含む
    車寄せ予約方法。
  4. 複数の車寄せの何れかに自動運転車を誘導する駐車場サーバが実行する車寄せ予約方法であって、
    前記自動運転車または前記自動運転車と紐付けられた携帯端末から、前記自動運転車または前記携帯端末と対応するユーザの次の目的地に関する情報である次目的地情報を含む車寄せ予約要求を受信するステップと、
    前記車寄せ予約要求を受信した場合に、前記車寄せが属する施設から次の目的地までの経路を割り出して、前記経路に基づいて前記車寄せを予約するステップと、
    予約された前記車寄せの情報である予約情報を前記自動運転車に送信するステップを含む
    車寄せ予約方法。
  5. コンピュータを請求項1または2に記載の駐車場サーバとして機能させるプログラム。
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