JP7219031B2 - 傾き検出方法及びメディアの処理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、傾き検出方法及びメディアの処理方法に関するものである。
従来、印刷媒体に印刷及びカット加工を行うプリント・カッティング装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。このカッティング装置は、印刷媒体に印刷及びカット加工を行う場合、印刷媒体に付された、印刷媒体の位置を検出するための画像を検出している。そして、カッティング装置は、検出した印刷媒体の位置に応じて印刷及びカット加工の補正を行っている。
特開2011-79201号公報
ところで、テーブル上に配置された印刷媒体等のメディアは、メディアに印刷された印刷画像に対して、カット加工の補正が行われることから、印刷画像の傾きを検出する必要がある。メディアには、メディアの位置を検出するためのトンボ等の位置検出マークが付されており、この位置検出マークは、マーク検出センサによって検出される。マーク検出センサは、メディア自体の色と位置検出マークの色との色差に基づいて、位置検出マークを検出している。
ここで、印刷画像の傾きを検出する場合、一般的に、メディアに付された2つの位置検出マークが用いられる。2つの位置検出マークは、マーク検出センサが位置検出マークを検出する検出範囲内に位置している。つまり、マーク検出センサの検出範囲内に、2つの位置検出マークが位置するように、テーブル上にメディアが設置される。そして、印刷画像の傾きを検出する場合、1つ目の位置検出マークを検出した後、2つ目の位置検出マークを検出し、各位置検出マークの原点位置をそれぞれ求める。そして、求めた2つの原点位置を結ぶ直線の傾きに基づいて、印刷画像の傾きを求めている。
しかしながら、2つの位置検出マークを用いて印刷画像の傾きを検出する場合、メディアが大きく傾くことで、2つ目の位置検出マークを検出することができない場合があった。つまり、1つ目の位置検出マークを検出するために、マーク検出センサの検出範囲内に1つ目の位置検出マークを位置させると、2つ目の位置検出マークが検出範囲外となってしまうことで、2つ目の位置検出マークを検出することができない場合がある。
そこで、本発明は、1つの位置検出マークにより傾きを検出することができる傾き検出方法及びメディアの処理方法を提供することを課題とする。
本発明の傾き検出方法は、メディアに対して第1の処理が施された位置に基づいて、前記メディア上に付された位置検出マークを検出するマーク検出センサによって、前記第1の処理が施された形状の傾きを検出する傾き検出方法であって、前記位置検出マークは、前記第1の処理が施された形状と所定の傾きで前記メディア上に付されており、前記マーク検出センサにより、1つのみの前記位置検出マークの傾きを検出し、前記位置検出マークの傾きに基づいて、前記第1の処理が施された形状の傾きを求めることを特徴とする。
この構成によれば、1つの位置検出マークの傾きを検出して、第1の処理が施された形状の傾きを求めることができる。
また、前記位置検出マークは、前記位置検出マークと前記メディアとの境界線となる辺を有し、前記マーク検出センサにより、前記辺上において座標点を2点検出し、検出した前記2点の座標点を結ぶ直線の傾きを、前記位置検出マークの傾きとして検出することが好ましい。
この構成によれば、1つの位置検出マークの辺において検出した2点の座標点に基づいて、位置検出マークの傾きを適切に検出することができる。
また、前記マーク検出センサは、前記メディアの色と異なる色で付された前記位置検出マークを、前記位置検出マークと前記メディアの色との色差に基づいて識別することで、前記位置検出マークを検出することが好ましい。
この構成によれば、位置検出マークとメディアの色との色差に基づいて、位置検出マークを検出することができる。このため、色差を検出する安価なマーク検出センサを用いることができる。
本発明のメディアの処理方法は、前記マーク検出センサにより検出された前記位置検出マークの位置と、上記の傾き検出方法により求められた前記第1の処理が施された形状の傾きとに基づいて、前記メディアに対して第2の処理を施すことを特徴とする。
この構成によれば、第1の処理が施された形状に対して、適切な位置に第2の処理を施すことができる。
図1は、本実施形態に係るカッティング装置を模式的に表した平面図である。 図2は、本実施形態に係るカッティング装置の制御機能を示す説明図である。 図3は、トンボの一例を示す平面図である。 図4は、本実施形態に係るメディアの傾き検出方法の一例に関する説明図である。 図5は、トンボ検出処理に関する説明図である。
以下に、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。さらに、以下に記載した構成要素は適宜組み合わせることが可能であり、また、実施形態が複数ある場合には、各実施形態を組み合わせることも可能である。
[本実施形態]
本実施形態に係るカッティング装置1は、テーブル21上に配置された複数のメディアMに対してインクジェットヘッド24により印刷を行うと共に、複数のメディアMを、カッティングヘッド22により所望の形状に裁断するものである。図1及び図2を参照して、カッティング装置1について説明する。
図1は、本実施形態に係るカッティング装置を模式的に表した平面図である。図2は、本実施形態に係るカッティング装置の制御機能を示す説明図である。カッティング装置1は、装置本体10と、装置本体10を制御する制御装置11とを備えている。装置本体10は、メディアMが配置されるテーブル21と、メディアMに対して印刷処理(第1の処理)を行うインクジェットヘッド24と、メディアMに対してカッティング処理(第2の処理)を行うカッティングヘッド22と、インクジェットヘッド24及びカッティングヘッド22を移動させる移動機構23とを含んで構成されている。また、カッティングヘッド22には、後述するトンボ(位置検出マーク)41を検出するためのトンボ検出センサ(マーク検出センサ)25が設けられている。なお、図1において、図1の上下方向がY方向となっており、Y方向に直交する図1の左右方向がX方向となっている。なお、X方向及びY方向に直交するZ方向が鉛直方向となっている。
テーブル21は、その上面が水平な平坦面となる載置面を有しており、この載置面上に、メディアMが配置される。このテーブル21は、いわゆるフラットベッドタイプとなっている。テーブル21に配置されるメディアMは、例えば、図1に示すように、方形状となっている。方形状のメディアMをテーブル21に配置する場合、通常、メディアMの周縁となる四辺のうち、対向する二辺が延在する方向がX方向となるように、また、残りの対向する二辺が延在する方向がY方向となるように、テーブル21にメディアMを配置する。
移動機構23は、インクジェットヘッド24及びカッティングヘッド22をY方向に移動させるY軸移動機構27と、カッティングヘッド22をX方向に移動させるX軸移動機構28と、カッティングヘッド22を鉛直方向に昇降させるカッター移動機構29と、を備えている。移動機構23は、制御装置11に接続されており、制御装置11による移動制御によってインクジェットヘッド24及びカッティングヘッド22をX方向、Y方向及びZ方向に移動させる。
インクジェットヘッド24は、メディアMにインクを吐出して、メディアMに印刷画像を形成する。印刷画像は、印刷処理が施されることによって所定の形状となっている。形成される印刷画像としては、メディアMの位置を検出するためのトンボ41がある。
カッティングヘッド22は、図示は省略するが、メディアMを裁断するカッター刃と、カッター刃を保持するカッターホルダと、Z方向を回転軸の軸方向としてカッター刃を回転させるカッター駆動部と、を有している。カッティングヘッド22は、カッター駆動部によりカッター刃を回転させながら、メディアMを裁断する。
トンボ検出センサ25は、発光素子と受光素子とを含む光学式センサ等で構成されており、色を検出している。トンボ検出センサ25は、制御装置11に接続されており、制御装置11は、トンボ検出センサ25により検出した色を数値化し、数値化した色の変化を、色差として検出している。そして、制御装置11は、検出した色差に基づいて、メディアMに付されたトンボ41の検出を行っている。
制御装置11は、装置本体10に接続され、装置本体10を統括制御している。制御装置11は、各種処理を実行可能な制御部31と、各種プログラムおよび各種データを記憶する記憶部32と、キーボード等の入力デバイスで構成された入力部33と、モニタ等の表示デバイスで構成された出力部34と、を備えている。なお、制御装置11は、装置本体10と別体であってもよいし、その一部または全部が装置本体10と一体であってもよく、装置構成は特に限定されない。
記憶部32は、テーブル21上に設置されたメディアMの位置を検出するために使用されるデータを記憶している。データとしては、例えば、トンボ41の形状(種類)に関するデータ、トンボ41のサイズに関するデータ等がある。また、データとしては、メディアMのカッティング処理を行うために使用されるデータを記憶しており、データとしては、例えば、メディアMを所定の裁断形状に裁断するための裁断データがある。また、記憶部32は、メディアMのカッティング処理を行うためのプログラム、トンボ41を検出するためのプログラム等が記憶されている。
ここで、カッティング装置1により印刷処理及びカッティング処理されるメディアMは、印刷処理が行われた後、テーブル21上から回収され、カッティング処理時において、テーブル21上に再び配置される場合がある。例えば、メディアMは、印刷処理とカッティング処理との間に、他の処理が施される場合に、テーブル21上からメディアMが回収される。他の処理としては、例えば、メディアMの印刷画像上にラミネートフィルムを被覆するラミネート処理等がある。この場合、印刷処理時のメディアMの位置と、カッティング処理時のメディアMの位置とが異なってしまうことから、メディアMの位置を検出すべく、カッティング装置1は、印刷処理時において、メディアMに、印刷画像と共にトンボ41を印刷する。
そして、カッティング処理を行うためにトンボ41が印刷されたメディアMをテーブル21上に再配置する場合、オペレータは、印刷処理において印刷されたメディアMの印刷画像と、カッティング処理において裁断されるメディアMの裁断形状とを一致させる。具体的に、オペレータは、以前に印刷処理されたメディアMをカッティング処理する場合、カッティング装置1の入力部33を操作して、以前の印刷処理時におけるメディアMの配置パターンを設定する。すると、カッティング装置1の出力部34には、メディアMの配置パターンが表示されると共に、メディアMに印刷された印刷画像が表示される。オペレータは、出力部34に表示されたメディアMの配置パターン及びメディアMの印刷画像の向きに基づいて、メディアMの配置パターン及びメディアMの印刷画像の向きが一致するように、メディアMを再配置する。これにより、印刷処理において印刷されたメディアMの印刷画像と、カッティング処理において裁断されるメディアMの裁断形状とが合致する。
次に、図3を参照して、メディアMに付されるトンボ41について説明する。図3は、トンボの一例を示す平面図である。メディアMは、平面視において、方形状に形成されており、トンボ41は、メディアMの四隅にそれぞれ付されている。方形状のメディアMがテーブル21に対して傾きがないように配置される場合、つまり、メディアMの周縁となる四辺のうち、対向する平行な二辺の延在する方向がX方向となるように、また、残りの対向する平行な二辺の延在する方向がY方向となるように、メディアMがテーブル21に配置される場合、4つのトンボ41は、X方向及びY方向に所定の間隔を空けて格子状に配置される。
図3に示すように、トンボ41は、例えば、3種類用意されており、図3の(a)に示す正方形のトンボ41aと、図3の(b)に示す、両端部が角部から外側へ向かうL字形状のトンボ41bと、図3の(c)に示す、両端部が角部から内側へ向かうL字形状のトンボ41cとがある。なお、図3の(a)に示すトンボ41aは、白抜きの枠状となる正方形として図示しているが、実際には、図1に示すような黒塗りの正方形となるトンボ41aとなっている。トンボ41aは、対角線の交点が原点位置となる位置検出点Oaとなっている。トンボ41b及びトンボ41cは、角部の屈曲点が原点位置となる位置検出点Ob、Ocとなっている。トンボ41は、位置検出が行われる前に、インクジェットヘッド24により印刷されることで、メディアM上にトンボ41が付される。
次に、図4を参照して、トンボ41の傾きを検出する傾き検出方法について説明する。図4は、本実施形態に係るメディアの傾き検出方法の一例に関する説明図である。図4は、図3に示すメディアMの左下のトンボ41の傾きを検出するときの図となっている。また、図4では、メディアMがテーブル21に対して傾いて配置されたときのトンボ41を示している。
図4の(a)に示すように、正方形のトンボ41aは、トンボ41aとメディアMの色との境界線となる直線状の四辺51、52、53、54を有している。四辺51、52、53、54は、対向する二辺51、52が平行となっており、残りの対向する二辺53、54が平行となっており、二辺51、52と二辺53、54とは直交する位置関係となっている。また、トンボ41aの四辺51、52、53、54の各辺と、メディアMの周縁の四辺の各辺とは、対向する辺同士が平行となっている(図3の(a)参照)。
図4の(a)に示す正方形のトンボ41aの傾きを検出する場合、四辺51、52、53、54の中の一辺52において、トンボ検出センサ25により色差が検出される座標点を2点(Pa1、Pa2)検出する。この2点の座標点Pa1、Pa2は、一辺52上において、所定の間隔を空けて検出される。このとき、2点の座標点Pa1、Pa2の間隔が長ければ長いほど、2点の座標点Pa1、Pa2により導出される傾きの精度が高くなることから、例えば、2点の座標点Pa1、Pa2の間隔は、一辺52の長さの半分以上の長さとすることがよい。トンボ検出センサ25により2点の座標点Pa1、Pa2が検出されると、制御部31は、2点の座標点Pa1、Pa2を結ぶ直線の傾きを導出し、この傾きを、トンボ41aの傾きとして検出する。
図4の(b)に示すように、両端部が角部から外側へ向かうL字形状のトンボ41bは、直交する直線状の二辺61、62を有している。トンボ41bは、一辺61のメディアMの内側となる端部と、一辺62のメディアMの内側となる端部とが直交することで角部を形成している。トンボ41bの一辺61は、メディアMの周縁の四辺の中の対向する一辺と平行となっている。また、トンボ41bの一辺62は、メディアMの周縁の四辺の中の対向する一辺と平行となっている(図3の(b)参照)。
図4の(b)に示すL字形状のトンボ41bの傾きを検出する場合、二辺61、62の中の一辺61において、トンボ検出センサ25により色差が検出される座標点を2点(Pb1、Pb2)検出する。この2点の座標点Pb1、Pb2は、一辺61上において、所定の間隔を空けて検出される。なお、2点の座標点Pb1、Pb2の間隔は、図4の(a)と同様である。トンボ検出センサ25により2点の座標点Pb1、Pb2が検出されると、制御部31は、2点の座標点Pb1、Pb2を結ぶ直線の傾きを導出し、この傾きを、トンボ41bの傾きとして検出する。
図4の(c)に示すように、両端部が角部から内側へ向かうL字形状のトンボ41cは、直交する直線状の二辺71、72を有している。トンボ41cは、一辺71のメディアMの外側となる端部と、一辺72のメディアMの外側となる端部とが直交することで角部を形成している。トンボ41cの一辺71は、メディアMの周縁の四辺の中の対向する一辺と平行となっている。また、トンボ41cの一辺72は、メディアMの周縁の四辺の中の対向する一辺と平行となっている(図3の(c)参照)。
図4の(c)に示すL字形状のトンボ41cの傾きを検出する場合、二辺71、72の中の一辺71において、トンボ検出センサ25により色差が検出される座標点を2点(Pc1、Pc2)検出する。この2点の座標点Pc1、Pc2は、一辺71上において、所定の間隔を空けて検出される。なお、2点の座標点Pc1、Pc2の間隔は、図4の(a)と同様である。トンボ検出センサ25により2点の座標点Pc1、Pc2が検出されると、制御部31は、2点の座標点Pc1、Pc2を結ぶ直線の傾きを導出し、この傾きを、トンボ41cの傾きとして検出する。
そして、トンボ41の傾きが検出されると、制御部31は、トンボ41の傾きに基づいて、メディアMに印刷された印刷画像の傾きを検出する。ここで、トンボ41は、印刷画像と所定の傾きでメディアM上に付されている。つまり、印刷画像とトンボ41とは既知の位置関係となっていることから、制御部31は、トンボ41の傾きに基づいて、印刷画像とトンボ41との位置関係から、印刷画像の傾きを求めることができる。なお、トンボ41a、41b、41cの一辺52、61、71は、一辺52、61、71に対向するメディアMの周縁の一辺と平行であるため、トンボ41a、41b、41cの傾きを、メディアMの傾きとして検出してもよい。
図5は、トンボ41を検出するトンボ検出処理に関する説明図である。カッティング装置1は、メディアMに付された4つのトンボ41を検出する場合、例えば、左下のトンボ41、左上のトンボ41、右上のトンボ41、右下のトンボ41の順に、トンボ41の位置を検出している。
カッティング装置1は、オペレータによる制御装置11の操作によって、トンボ検出センサ25を、メディアMの左下のトンボ41と対向する位置にセットする。つまり、トンボ検出センサ25は、オペレータによって左下のトンボ41を検出可能な位置に移動させられる。そして、カッティング装置1は、左下のトンボ41を検出して、トンボ41の位置検出点Oa、Ob、Ocを検出すると共に、図4に示すトンボ41の傾きを検出する。
カッティング装置1は、左下のトンボ41の位置検出点Oa、Ob、Ocを起点として、検出したトンボ41の傾きの方向へトンボ検出センサ25を移動させることで、左上のトンボ41を検出するための移動を実行している。
カッティング装置1は、トンボ検出センサ25によりトンボ41の位置を検出すると、トンボ41の位置と印刷画像の傾きとに基づいて、メディアMの印刷画像に対して、カッティング処理において裁断されるメディアMの裁断形状が合致するように、裁断形状の位置を補正する。そして、カッティング装置1は、補正した裁断形状の位置に基づいてカッティング処理を実行する。
以上のように、本実施形態によれば、1つのトンボ41の一辺52、61、71において検出した2点の座標点Pa1、Pa2、Pb1、Pb2、Pc1、Pc2に基づいて、トンボ41の傾きを検出することができる。このため、トンボ41の傾きに基づいて、メディアMに印刷された印刷画像の傾きを検出することができる。
また、本実施形態によれば、色差を検出する安価なトンボ検出センサ25を用いて、トンボ41とメディアMとの色差に基づいてトンボ41を適切に検出することができる。
また、本実施形態によれば、トンボ41の位置と印刷画像の傾きとに基づいて、メディアMの印刷画像とメディアMの裁断形状とが合致するように、裁断形状の位置を補正することができる。このため、印刷画像が印刷されたメディアMに対して、適切な位置にカッティング処理をを施すことができる。
また、本実施形態によれば、トンボ検出センサ25を、トンボ41の2点の座標点Pa1、Pa2、Pb1、Pb2、Pc1、Pc2を結ぶ直線の傾きに沿って移動させることで、他のトンボ41を検出することができる。
なお、本実施形態では、印刷処理及びカッティング処理を行うカッティング装置1に適用して説明したが、カッティング処理のみを行うカッティング装置に適用してもよい。カッティング処理のみを行うカッティング装置は、本実施形態のインクジェットヘッド24を省いた構成の装置となっており、予めトンボ41が付されたメディアMがテーブル21上に配置される。このようなカッティング装置においても、オペレータは、印刷処理において印刷されたメディアMの印刷画像と、カッティング処理において裁断されるメディアMの裁断形状とが合致するように、メディアMをテーブル21上に配置する。
1 カッティング装置
10 装置本体
11 制御装置
21 テーブル
22 カッティングヘッド
23 移動機構
24 インクジェットヘッド
25 トンボ検出センサ
27 Y軸移動機構
28 X軸移動機構
29 カッター移動機構
31 制御部
32 記憶部
33 入力部
34 出力部
41 トンボ
M メディア

Claims (4)

  1. メディアに対して第1の処理が施された位置に基づいて、前記メディア上に付された複数の位置検出マークを検出するマーク検出センサによって、前記第1の処理が施された形状の傾きを検出する傾き検出方法であって、
    前記位置検出マークは、前記第1の処理が施された形状と所定の傾きで前記メディア上に付されており、
    前記マーク検出センサにより、1つのみの前記位置検出マークの傾きを検出し、前記位置検出マークの傾きに基づいて、前記第1の処理が施された形状の傾きを求めるものであり、
    前記位置検出マークは、前記位置検出マークと前記メディアの色との境界線となる辺を有し、
    前記マーク検出センサにより、前記辺上において座標点を2点検出し、検出した前記2点の座標点を結ぶ直線の傾きを、前記位置検出マークの傾きとして検出し、
    前記辺は、直角をなす複数の辺であり、
    前記位置検出マークは、前記メディアの直交する2つの方向において離れて、格子状に配置されることを特徴とする傾き検出方法。
  2. 前記メディアは、平坦な水平面に配置され、方形状であることを特徴とすることを特徴とする請求項1に記載の傾き検出方法。
  3. 前記マーク検出センサは、前記メディアの色と異なる色で付された前記位置検出マークを、前記位置検出マークと前記メディアの色との色差に基づいて識別することで、前記位置検出マークを検出することを特徴とする請求項1または2に記載の傾き検出方法。
  4. 前記マーク検出センサにより検出された前記位置検出マークの位置と、請求項1から3のいずれか1項に記載の傾き検出方法により求められた前記第1の処理が施された形状の傾きとに基づいて、前記メディアに対して第2の処理を施され、
    前記第2処理は、前記メディアを切断するカッター刃を、移動機構で前記テーブルの上面の平坦な面に対して二次元方向に移動させて、前記メディアを裁断する処理であることを特徴とするメディアの処理方法。
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