JP7216262B2 - 情報更新システム - Google Patents

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Description

本発明は、産業用機械に搭載される制御装置に記憶された情報を更新する情報更新システムに関する。
特許文献1には、車両に設けられた複数の制御装置のうちの書き換え対象となる制御装置に記憶されている情報を書き換えるための書き換えシステムが開示されている。例えば特許文献1に記載されたシステムのように、制御装置に記憶された情報を書き換えるためのソフトウェアを無線配信によりダウンロードし、ダウンロードしたソフトウェアを用いて車両に設けられた制御装置に記憶された情報を更新するシステムが提案されている。このようなシステムによれば、利用者は、販売店やサービスセンタに車両を持ち込まなくとも制御装置に記憶された情報の更新を行うことができる。これにより、車両の利用者の利便性が向上するとともに、販売店やサービスセンタの負担を軽減することができる。
ここで、車両に搭載された制御装置に記憶された情報を更新する際には、安全性を確保しつつ情報の更新を確実に完了するために、車両のエンジンが停止していること、および電気が制御装置に供給されている状態であることが必要である。そのため、例えば特許文献1に記載されたシステムのように、自動車などの車両に搭載された制御装置に記憶された情報を更新するシステムは、車両のイグニションがオフに設定された後、情報の更新を実行する実行制御装置を低消費電力で動作する待機モードやスリープモードなどと呼ばれる状態に設定する。そして、情報の更新の対象となる制御装置が更新可能な状態になると、実行制御装置は、待機モードやスリープモードなどと呼ばれる状態から通常の消費電力で動作する稼動モードや通常モードなどと呼ばれる状態に移行し、情報の更新を実行する。なお、ここでいう「イグニション」とは、車両に搭載されたバッテリから供給される電気の車両に対する通電状態をオン又はオフに設定する部品をいう。
しかし、例えば建設機械、農業機械、芝刈り機などの産業用機械は、数週間あるいは数ヶ月間などのように自動車と比較すると長い期間にわたってエンジンが停止したままの状態で放置されることがある。そのため、情報の更新を実行する制御装置および情報の更新の対象となる制御装置の少なくともいずれかが低消費電力で動作する待機モードやスリープモードなどと呼ばれる状態に設定される場合であっても、バッテリ上がりが生ずるおそれがある。そして、利用者が産業用機械を使用する際に、エンジンを始動できないおそれがある。
特開2010-167997号公報
本発明は、前記課題を解決するためになされたものであり、バッテリ上がりが生ずることを抑えつつ、無線で送信される更新ファイルを用いて産業用機械に搭載される制御装置に記憶された情報を更新することができる情報更新システムを提供することを目的とする。
前記課題は、産業用機械に搭載される制御装置に記憶された情報を更新する情報更新システムであって、前記産業用機械に搭載されたバッテリから供給される電気の前記産業用機械に対する通電状態をオン又はオフに設定するイグニションと、更新対象の前記情報を記憶した制御装置と、サーバから無線で送信される更新ファイルを受信し、受信した前記更新ファイルを前記制御装置に送信して前記情報の更新を実行するゲートウェイと、前記制御装置により接続と切断とを制御され、前記ゲートウェイおよび前記制御装置に対して前記バッテリから供給される前記電気の伝送と遮断とを切り替える第1リレーと、前記ゲートウェイにより前記接続と前記切断とを制御され、前記ゲートウェイおよび前記制御装置に対して前記バッテリから供給される前記電気の前記伝送と前記遮断とを切り替える第2リレーと、を備え、前記制御装置は、前記イグニションがオンに設定されると前記第1リレーを接続し、前記イグニションがオフに設定されると前記第1リレーを切断する制御を実行し、前記ゲートウェイは、前記イグニションがオンに設定されると前記第2リレーを接続し、前記イグニションがオフに設定されると前記第2リレーを接続したままの状態で前記情報の更新を実行し、前記情報の更新を終了した後に前記第2リレーを切断する制御を実行することを特徴とする本発明に係る情報更新システムにより解決される。
本発明に係る情報更新システムによれば、第1リレーは、更新対象の情報を記憶した制御装置により接続と切断とを制御され、ゲートウェイおよび制御装置に対してバッテリから供給される電気の伝送と遮断とを切り替える。第2リレーは、制御装置に記憶された情報の更新を実行するゲートウェイにより接続と切断とを制御され、ゲートウェイおよび制御装置に対してバッテリから供給される電気の伝送と遮断とを切り替える。制御装置は、イグニションがオンに設定されると第1リレーを接続し、イグニションがオフに設定されると第1リレーを切断する制御を実行する。これにより、イグニションがオフに設定されると、バッテリから供給される電気は、イグニションおよび第1リレーにより遮断され、イグニションおよび第1リレーを介してゲートウェイおよび制御装置には伝送されることはない。一方で、ゲートウェイは、イグニションがオンに設定されると第2リレーを接続し、イグニションがオフに設定されると第2リレーを接続したままの状態で情報の更新を実行する。つまり、イグニションがオフに設定された場合でも、第2リレーは、接続した状態を維持する。そのため、イグニションがオフに設定された場合でも、バッテリから供給される電気は、イグニションにより遮断される一方で、第2リレーを介してゲートウェイおよび制御装置に伝送される。これにより、イグニションがオフに設定された場合でも、ゲートウェイは、サーバから無線で送信される更新ファイルを受信して制御装置に送信し、制御装置に記憶された情報の更新を実行することができる。そして、ゲートウェイは、制御装置に記憶された情報の更新を終了した後に第2リレーを切断する制御を実行する。これにより、バッテリから供給される電気は、第2リレーにより遮断され、第2リレーを介してゲートウェイおよび制御装置に伝送されることはない。
これによれば、イグニションがオフに設定されると、ゲートウェイおよび制御装置が待機モードやスリープモードなどと呼ばれる状態に設定されなくとも、ゲートウェイは、第2リレーを接続したままの状態で制御装置に記憶された情報の更新を実行することができる。そのため、産業用機械が数週間あるいは数ヶ月間などのように長い期間にわたってエンジンが停止したままの状態で放置された場合であっても、本発明に係る情報更新システムは、バッテリ上がりが生ずることを抑えつつ、サーバから無線で送信される更新ファイルを用いて産業用機械に搭載される制御装置に記憶された情報を更新することができる。また、ゲートウェイにより接続と切断とを制御される第2リレーが設けられているため、本発明に係る情報更新システムは、すでに市場に出された産業用機械の制御装置に記憶された情報を更新する場合であっても、大掛かりなソフトウェアの更新や変更を必要とせず、レトロフィットにより制御装置に記憶された情報を更新することができる。
本発明に係る情報更新システムにおいて、好ましくは、前記ゲートウェイは、前記制御装置と通信して前記制御装置に記憶された前記情報の品番を取得するとともに、前記品番を前記無線で前記サーバに通知して前記情報の更新が必要であるか否かを確認することを特徴とする。
本発明に係る情報更新システムによれば、ゲートウェイは、制御装置に記憶された情報の品番を取得し、制御装置に記憶された情報の更新が必要であるか否かを確認する。そのため、ゲートウェイは、制御装置に記憶された情報が更新対象の情報であることを確認した上で、サーバから無線で送信される更新ファイルを受信することができる。言い換えれば、制御装置に記憶された情報が更新対象の情報ではない場合には、ゲートウェイは、サーバから無線で送信される更新ファイルを受信しない制御を実行できる。これにより、ゲートウェイが不必要な更新ファイルを受信することを抑え、バッテリの電力が無用に消費されたり、ゲートウェイのメモリ容量が無用に消費されたりすることを抑えることができる。
本発明に係る情報更新システムにおいて、好ましくは、前記情報の更新が必要ではない場合には、前記ゲートウェイは、前記イグニションがオフに設定される前に前記第2リレーを切断する制御を実行することを特徴とする。
本発明に係る情報更新システムによれば、制御装置に記憶された情報の更新が必要ではない場合には、ゲートウェイは、イグニションがオフに設定される前に第2リレーを切断する。これにより、イグニションがオフに設定される前に、バッテリから供給される電気は、第2リレーにより遮断され、第2リレーを介してゲートウェイおよび制御装置に伝送されることはない。これにより、バッテリの電力が無用に消費されることを抑えることができる。
本発明に係る情報更新システムにおいて、好ましくは、前記情報の更新が必要である場合には、前記ゲートウェイは、前記更新ファイルを受信し、前記情報の更新を終了した後であって前記制御装置に記憶された前記情報の前記品番が更新されたことを確認した後に前記第2リレーを切断する制御を実行することを特徴とする。
本発明に係る情報更新システムによれば、制御装置に記憶された情報の更新が必要である場合には、ゲートウェイは、サーバから無線で送信される更新ファイルを受信する。そして、ゲートウェイは、制御装置に記憶された情報の更新を終了した後であって、制御装置に記憶された情報の品番が更新されたことを確認した後に第2リレーを切断する。これにより、本発明に係る情報更新システムは、バッテリ上がりが生ずることを抑えつつ、サーバから無線で送信される更新ファイルを用いて産業用機械に搭載される制御装置に記憶された情報をより確実に更新することができる。
本発明に係る情報更新システムにおいて、好ましくは、前記ゲートウェイは、前記制御装置に記憶された前記情報の前記品番が更新されたことを確認できなかった場合には、前記情報の更新を再び実行することを特徴とする。
本発明に係る情報更新システムによれば、ゲートウェイは、制御装置に記憶された情報の品番が更新されたことを確認できなかった場合であっても、制御装置に記憶された情報の更新を再び実行する。これにより、本発明に係る情報更新システムは、バッテリ上がりが生ずることを抑えつつ、サーバから無線で送信される更新ファイルを用いて産業用機械に搭載される制御装置に記憶された情報をより確実に更新することができる。
本発明によれば、バッテリ上がりが生ずることを抑えつつ、無線で送信される更新ファイルを用いて産業用機械に搭載される制御装置に記憶された情報を更新することができる情報更新システムを提供することができる。
本発明の実施形態に係る情報更新システムの要部構成を表すブロック図である。 本実施形態のゲートウェイが制御装置に記憶されたソフトウェアの更新を実行する具体例を例示するフローチャートである。 本実施形態のゲートウェイが制御装置に記憶されたソフトウェアの更新を実行する具体例を例示するフローチャートである。
以下に、本発明の好ましい実施形態を、図面を参照して詳しく説明する。
なお、以下に説明する実施形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。また、各図面中、同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
図1は、本発明の実施形態に係る情報更新システムの要部構成を表すブロック図である。
本実施形態に係る情報更新システム2は、ゲートウェイ3と、エンジンECU(E-ECU:Engine-Electronic Control Unit)41と、第1リレー51と、第2リレー52と、を備え、エンジンECU41に記憶された情報を更新する。情報更新システム2は、例えば建設機械、農業機械、芝刈り機などの産業用機械に搭載される。
本実施形態に係る情報更新システム2において、エンジンECU41は、更新対象の情報を記憶した制御装置であり、演算部411と、記憶部412と、通信部413と、を有する。なお、更新対象の情報を記憶した制御装置は、図1に表したエンジンECU41に限定されるわけではなく、図1に表した本機ECU42であってもよい。本実施形態の説明では、更新対象の情報を記憶した制御装置がエンジンECU41である場合を例に挙げる。すなわち、本実施形態のエンジンECU41は、本発明の「制御装置」の一例である。
演算部411は、記憶部412に記憶されたプログラムを読み出して種々の演算や処理を実行する。記憶部412は、演算部411によって実行されるプログラムや、演算部411の演算や処理に利用されるデータなど、種々のソフトウェアを格納(記憶)する。記憶部412に記憶されたソフトウェアは、本実施形態に係る情報更新システム2により更新される。つまり、記憶部412に記憶されたソフトウェアは、本発明の「情報」の一例である。記憶部412としては、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)などが挙げられる。通信部413は、ゲートウェイ3および本機ECU42とCAN通信ラインにより通信を行い、各種情報や各種信号の送受信を行う。
ゲートウェイ3は、演算部31と、記憶部32と、通信部33と、を有する。演算部31は、記憶部32に記憶されたプログラムを読み出して種々の演算や処理を実行する。記憶部32は、演算部31によって実行されるプログラムや、演算部31の演算や処理に利用されるデータなど、種々のソフトウェアを格納(記憶)する。記憶部32としては、ROMやRAMなどが挙げられる。通信部33は、エンジンECU41および本機ECU42とCAN通信ラインにより通信を行い、各種情報や各種信号の送受信を行う。
ゲートウェイ3は、サーバ7から無線で送信される更新ファイル71を通信部33により受信する。更新ファイル71は、エンジンECU41の記憶部412に記憶されたソフトウェアの更新を実行するためのファイルである。更新ファイル71としては、例えばDPKファイル等の圧縮ファイルが挙げられる。なお、更新ファイル71は、DPKファイルに限定されるわけではない。
ゲートウェイ3は、通信部33により受信した更新ファイル71を記憶部32に格納する。すなわち、演算部31は、サーバ7から無線で送信される更新ファイル71のダウンロードを実行する。そして、演算部31は、記憶部32に格納された更新ファイル71を必要に応じて解凍して通信部33によりエンジンECU41に送信し、エンジンECU41の記憶部412に記憶されたソフトウェアの更新を実行する。つまり、本実施形態のゲートウェイ3は、OTA(Over The Air)の技術を用いて、エンジンECU41の記憶部412に記憶されたソフトウェアの更新を実行する。エンジンECU41の記憶部412に記憶されたソフトウェアの更新の詳細については、後述する。
本機ECU42は、演算部421と、記憶部422と、通信部423と、を有する。演算部421は、記憶部422に記憶されたプログラムを読み出して種々の演算や処理を実行する。記憶部422は、演算部421によって実行されるプログラムや、演算部421の演算や処理に利用されるデータなど、種々のソフトウェアを格納(記憶)する。記憶部422としては、ROMやRAMなどが挙げられる。通信部423は、エンジンECU41およびゲートウェイ3とCAN通信ラインにより通信を行い、各種情報や各種信号の送受信を行う。
第1リレー51は、エンジンECU41により接続と切断とを制御される。言い換えれば、エンジンECU41は、第1リレー51をオン(接続状態)に設定したり、第1リレー51をオフ(切断状態)に設定したりする制御を実行する。そして、第1リレー51は、エンジンECU41により接続と切断とを制御されることで、ゲートウェイ3、エンジンECU41および本機ECU42に対してバッテリ61から供給される電気の伝送と遮断とを切り替える。
エンジンECU41は、イグニション62がオンに設定されると第1リレー51を接続する制御を実行する。これにより、バッテリ61から供給される電気は、第1リレー51を介してゲートウェイ3、エンジンECU41および本機ECU42に伝送される。本実施形態において「イグニション」とは、産業用機械に搭載されたバッテリ61から供給される電気の産業用機械に対する通電状態をオン又はオフに設定する部品をいうものとする。また、イグニション62がオンに設定されると、バッテリ61から供給される電気は、イグニション62を介してゲートウェイ3、エンジンECU41および本機ECU42に伝送される。このように、本実施形態に係る情報更新システム2では、イグニション62がオンに設定されると、バッテリ61から供給される電気は、第1リレー51を介してゲートウェイ3、エンジンECU41および本機ECU42に伝送されるとともに、イグニション62を介してゲートウェイ3、エンジンECU41および本機ECU42に伝送される。
一方で、エンジンECU41は、イグニション62がオフに設定されると第1リレー51を切断する制御を実行する。これにより、バッテリ61から供給される電気は、第1リレー51により遮断され、第1リレー51を介してゲートウェイ3、エンジンECU41および本機ECU42に伝送されることない。また、イグニション62がオフに設定されると、バッテリ61から供給される電気は、イグニション62により遮断され、イグニション62を介してゲートウェイ3、エンジンECU41および本機ECU42に伝送されることはない。
第2リレー52は、ゲートウェイ3により接続と切断とを制御される。言い換えれば、ゲートウェイ3は、第2リレー52をオン(接続状態)に設定したり、第2リレー52をオフ(切断状態)に設定したりする制御を実行する。そして、第2リレー52は、ゲートウェイ3により接続と切断とを制御されることで、ゲートウェイ3、エンジンECU41および本機ECU42に対してバッテリ61から供給される電気の伝送と遮断とを切り替える。
ゲートウェイ3は、イグニション62がオンに設定されると第2リレー52を接続する制御を実行する。これにより、バッテリ61から供給される電気は、第2リレー52を介してゲートウェイ3、エンジンECU41および本機ECU42に伝送される。また、イグニション62がオンに設定されると、バッテリ61から供給される電気は、イグニション62を介してゲートウェイ3、エンジンECU41および本機ECU42に伝送される。このように、本実施形態に係る情報更新システム2では、イグニション62がオンに設定されると、バッテリ61から供給される電気は、第2リレー52を介してゲートウェイ3、エンジンECU41および本機ECU42に伝送されるとともに、イグニション62を介してゲートウェイ3、エンジンECU41および本機ECU42に伝送される。
ここで、車両に搭載された制御装置に記憶されたソフトウェアを更新する際には、安全性を確保しつつソフトウェアの更新を確実に完了するために、車両のエンジンが停止していること、および電気が制御装置に供給されている状態であることが必要である。そのため、自動車などの車両に搭載された制御装置に記憶されたソフトウェアを更新するシステムでは、車両のイグニションがオフに設定された後、ソフトウェアの更新を実行する実行制御装置が、低消費電力で動作する待機モードやスリープモードなどと呼ばれる状態に設定されることがある。そして、ソフトウェアの更新の対象となる制御装置が更新可能な状態になると、実行制御装置は、待機モードやスリープモードなどと呼ばれる状態から通常の消費電力で動作する稼動モードや通常モードなどと呼ばれる状態に移行し、ソフトウェアの更新を実行することがある。
しかし、本実施形態に係る情報更新システム2が搭載される建設機械、農業機械、芝刈り機などの産業用機械は、数週間あるいは数ヶ月間などのように自動車と比較すると長い期間にわたってエンジンが停止したままの状態で放置されることがある。そのため、ゲートウェイ3およびエンジンECU41の少なくともいずれかが低消費電力で動作する待機モードやスリープモードなどと呼ばれる状態に設定される場合であっても、バッテリ上がりが生ずるおそれがある。そして、利用者が産業用機械を使用する際に、エンジンを始動できないことがある。
これに対して、本実施形態に係る情報更新システム2では、ゲートウェイ3は、イグニション62がオフに設定されると第2リレー52を接続したままの状態でエンジンECU41の記憶部412に記憶されたソフトウェアの更新を実行する。そして、ゲートウェイ3は、エンジンECU41の記憶部412に記憶されたソフトウェアの更新を終了した後に、第2リレー52を切断する制御を実行する。
本実施形態に係る情報更新システム2によれば、イグニション62がオフに設定された場合でも、第2リレー52は、接続した状態を維持する。そのため、イグニション62がオフに設定された場合でも、バッテリ61から供給される電気は、イグニション62により遮断される一方で、第2リレー52を介してゲートウェイ3、エンジンECU41および本機ECU42に伝送される。これにより、イグニション62がオフに設定された場合でも、ゲートウェイ3は、サーバ7から無線で送信される更新ファイル71を受信してエンジンECU41に送信し、エンジンECU41の記憶部412に記憶されたソフトウェアの更新を実行することができる。そして、ゲートウェイ3は、エンジンECU41の記憶部412に記憶されたソフトウェアの更新を終了した後に、第2リレー52を切断する制御を実行する。これにより、バッテリ61から供給される電気は、第2リレー52により遮断され、第2リレー52を介してゲートウェイ3、エンジンECU41および本機ECU42に伝送されることはない。
これによれば、イグニション62がオフに設定されると、ゲートウェイ3およびエンジンECU41が待機モードやスリープモードなどと呼ばれる状態に設定されなくとも、ゲートウェイ3は、第2リレー52を接続したままの状態でエンジンECU41の記憶部412に記憶されたソフトウェアの更新を実行することができる。そのため、産業用機械が数週間あるいは数ヶ月間などのように長い期間にわたってエンジンが停止したままの状態で放置された場合であっても、本実施形態に係る情報更新システム2は、バッテリ上がりが生ずることを抑えつつ、サーバ7から無線で送信される更新ファイル71を用いて産業用機械に搭載されるエンジンECU41の記憶部412に記憶されたソフトウェアの更新を実行することができる。
また、ゲートウェイ3により接続と切断とを制御される第2リレー52が設けられているため、本実施形態に係る情報更新システム2は、すでに市場に出された産業用機械のエンジンECU41の記憶部412に記憶されたソフトウェアの更新を実行する場合であっても、大掛かりなソフトウェアの更新や変更を必要とせず、エンジンECU41の記憶部412に記憶されたソフトウェアの更新をレトロフィットにより実行することができる。
次に、本実施形態のゲートウェイ3が、エンジンECU41の記憶部412に記憶されたソフトウェアの更新を実行する具体例を、図面を参照して説明する。
図2および図3は、本実施形態のゲートウェイが制御装置に記憶されたソフトウェアの更新を実行する具体例を例示するフローチャートである。
なお、図1に関して前述したように、本具体例では、更新対象のソフトウェアを記憶した制御装置がエンジンECU41である場合を例に挙げる。
まず、ステップS11においてイグニション62がオンに設定される。これにより、バッテリ61から供給される電気は、イグニション62を介してゲートウェイ3、エンジンECU41および本機ECU42に伝送される。
続いて、ステップS12において、エンジンECU41が起動し、第1リレー51を接続する制御を実行する。すなわち、ステップS12において、エンジンECU41は、第1リレー51をオン(接続状態)に設定する。これにより、バッテリ61から供給される電気は、第1リレー51を介してゲートウェイ3、エンジンECU41および本機ECU42に伝送される。また、ステップS12において、ゲートウェイ3が起動し、第2リレー52を接続する制御を実行する。すなわち、ステップS12において、ゲートウェイ3は、第2リレー52をオン(接続状態)に設定する。これにより、バッテリ61から供給される電気は、第2リレー52を介してゲートウェイ3、エンジンECU41および本機ECU42に伝送される。
続いて、ステップS13において、エンジンECU41およびゲートウェイ3は、お互いに対してCANにより動作カウンタを送信し、お互いの動作状態を確認する。すなわち、エンジンECU41およびゲートウェイ3は、起動した状態であることをお互いに確認する。
続いて、ステップS14において、ゲートウェイ3は、エンジンECU41とCANにより通信し、現在のエンジンECU41の記憶部412に記憶されたソフトウェアの品番を取得する。続いて、ステップS15において、ゲートウェイ3は、現在のエンジンECU41の記憶部412に記憶されたソフトウェアの品番をサーバ7に無線で通知し、ソフトウェアの更新が必要であるか否かを確認する。
続いて、ステップS16において、ゲートウェイ3は、現在のエンジンECU41の記憶部412に記憶されたソフトウェアの更新が必要であるか否かを判断する。ソフトウェアの更新が必要ではない場合には(ステップS16:NO)、ステップS17において、ゲートウェイ3は、第2リレー52を切断する制御を実行する。すなわち、ステップS17において、ゲートウェイ3は、第2リレー52をオフ(切断状態)に設定する。これにより、バッテリ61から供給される電気は、第2リレー52により遮断され、第2リレー52を介してゲートウェイ3、エンジンECU41および本機ECU42に伝送されることはない。
一方で、ソフトウェアの更新が必要である場合には(ステップS16:YES)、ステップS18において、ゲートウェイ3は、サーバ7に対して更新ファイル71のダウンロードのリクエストを実行し、サーバ7から無線で送信される更新ファイル71を通信部33により受信する。そして、ゲートウェイ3は、通信部33により受信した更新ファイル71を記憶部32に格納する。すなわち、ステップS18において、ゲートウェイ3は、サーバ7から無線で送信される更新ファイル71のダウンロードを実行する。
ステップS17およびステップS18に続くステップS19において、エンジンECU41は、通常のエンジンの制御を実行する。続いて、ステップS21において、ゲートウェイ3およびエンジンECU41の少なくともいずれかは、エンジンの制御が終了したか否かを判断する。言い換えれば、ステップS21において、ゲートウェイ3およびエンジンECU41の少なくともいずれかは、イグニション62がオフに設定されたか否かを判断する。例えば、ゲートウェイ3およびエンジンECU41の少なくともいずれかは、イグニション62がオフに設定されたことを検出することにより、エンジンの制御が終了したことを確認する。
エンジンの制御が終了していない場合には(ステップS21:NO)、ステップS19において、エンジンECU41は、引き続き、通常のエンジンの制御を実行する。一方で、エンジンの制御が終了した場合には(ステップS21:YES)、ステップS22において、エンジンECU41は、必要な情報を記憶部412に書き下す処理を実行した後に、第1リレー51をオフに設定する。そして、エンジンECU41は、ゲートウェイ3に対してCANにより第1リレー51をオフに設定したことを通知する。すなわち、ステップS21において、エンジンECU41は、必要な情報を記憶部412に書き下す処理を実行した後に第1リレー51をオフに設定し、ソフトウェアの更新が可能になったことをゲートウェイ3に対してCANにより通知する。
続いて、ステップS23において、ゲートウェイ3は、現在のエンジンECU41の記憶部412に記憶されたソフトウェアの更新があるか否かを判断する。言い換えれば、ステップS23において、ゲートウェイ3は、サーバ7から無線で送信される更新ファイル71を受信したか否かを判断する。ソフトウェアの更新がない場合には(ステップS23:NO)、情報更新システム2の動作は、終了する。
一方で、ソフトウェアの更新がある場合には(ステップS23:YES)、ステップS24において、ゲートウェイ3は、エンジンECU41に対してCANによりリクエストを行い、ソフトウェアの更新(すなわち更新ファイル71のダウンロード)があることを通知する。続いて、ステップS25において、ゲートウェイ3は、記憶部32に格納された更新ファイル71をCANによりエンジンECU41に送信し、エンジンECU41の記憶部412に記憶されたソフトウェアの更新を実行する。続いて、ステップS26において、ゲートウェイ3は、エンジンECU41の記憶部412に記憶されたソフトウェアの更新を終了する。
続いて、ステップS27において、ゲートウェイ3は、エンジンECU41の記憶部412に記憶されたソフトウェアの品番をエンジンECU41から読み出し、エンジンECU41の記憶部412に記憶されたソフトウェアの品番が更新されているか否かを確認する。そして、ステップS28において、ゲートウェイ3は、エンジンECU41の記憶部412に記憶されたソフトウェアの品番が更新されているか否かを判断する。
エンジンECU41の記憶部412に記憶されたソフトウェアの品番が更新されている場合には(ステップS28:YES)、ステップS32において、ゲートウェイ3は、第2リレー52をオフに設定する。これにより、バッテリ61から供給される電気は、第2リレー52により遮断され、第2リレー52を介してゲートウェイ3、エンジンECU41および本機ECU42に伝送されることはない。
一方で、エンジンECU41の記憶部412に記憶されたソフトウェアの品番が更新されていない場合には(ステップS28:NO)、ステップS29において、ゲートウェイ3は、エンジンECU41の記憶部412に記憶されたソフトウェアの更新を実行した回数が所定回数以上であるか否かを判断する。ソフトウェア更新の実行回数が所定回数以上ではない場合には(ステップS29:NO)、ステップS25において、ゲートウェイ3は、エンジンECU41の記憶部412に記憶されたソフトウェアの更新を再び実行する。
一方で、ソフトウェア更新の実行回数が所定回数以上である場合には(ステップS29:YES)、ステップS31において、ゲートウェイ3は、エンジンECU41の記憶部412に記憶されたソフトウェアの更新、すなわちエンジンECU41に対する更新ファイル71のダウンロードが失敗したことをサーバ7に通知する。続いて、ステップS32において、ゲートウェイ3は、第2リレー52をオフに設定する。そして、情報更新システム2の動作は、終了する。
本具体例によれば、イグニション62がオフに設定された場合でも、エンジンECU41の記憶部412に記憶されたソフトウェアの品番が更新されるまで(ステップS28:YES)、あるいはエンジンECU41の記憶部412に記憶されたソフトウェアの更新が失敗したことをゲートウェイ3がサーバ7に通知するまで(ステップS31)、第2リレー52は、接続した状態を維持する。そのため、イグニション62がオフに設定された場合でも、バッテリ61から供給される電気は、イグニション62により遮断される一方で、第2リレー52を介してゲートウェイ3、エンジンECU41および本機ECU42に伝送される。これにより、イグニション62がオフに設定された場合でも、ゲートウェイ3は、更新ファイル71をエンジンECU41に送信し、エンジンECU41の記憶部412に記憶されたソフトウェアの更新を実行することができる。
これによれば、イグニション62がオフに設定されると、ゲートウェイ3およびエンジンECU41が待機モードやスリープモードなどと呼ばれる状態に設定されなくとも、ゲートウェイ3は、第2リレー52を接続したままの状態でエンジンECU41の記憶部412に記憶されたソフトウェアの更新を実行することができる。そのため、産業用機械が数週間あるいは数ヶ月間などのように長い期間にわたってエンジンが停止したままの状態で放置された場合であっても、本実施形態に係る情報更新システム2は、バッテリ上がりが生ずることを抑えつつ、サーバ7から無線で送信される更新ファイル71を用いて産業用機械に搭載されるエンジンECU41の記憶部412に記憶されたソフトウェアの更新を実行することができる。
また、ゲートウェイ3により接続と切断とを制御される第2リレー52が設けられているため、本実施形態に係る情報更新システム2は、すでに市場に出された産業用機械のエンジンECU41の記憶部412に記憶されたソフトウェアの更新を実行する場合であっても、大掛かりなソフトウェアの更新や変更を必要とせず、エンジンECU41の記憶部412に記憶されたソフトウェアの更新をレトロフィットにより実行することができる。
また、ゲートウェイ3は、エンジンECU41の記憶部412に記憶されたソフトウェアの品番を取得し(ステップS14)、ソフトウェアの更新が必要であるか否かを確認する(ステップS15)。そのため、ゲートウェイ3は、エンジンECU41の記憶部412に記憶されたソフトウェアが更新対象のソフトウェアであることを確認した上で(ステップS16:YES)、サーバから無線で送信される更新ファイルを受信することができる(ステップS18)。言い換えれば、エンジンECU41の記憶部412に記憶されたソフトウェアが更新対象のソフトウェアではない場合には(ステップS16:NO)、ゲートウェイ3は、サーバ7から無線で送信される更新ファイル71を受信せず、第2リレー52を切断する制御を実行する(ステップS17)。これにより、ゲートウェイ3が不必要な更新ファイル71を受信することを抑え、バッテリ61の電力が無用に消費されたり、ゲートウェイ3の記憶部32のメモリ容量が無用に消費されたりすることを抑えることができる。
また、前述したように、エンジンECU41の記憶部412に記憶されたソフトウェアが更新対象のソフトウェアではない場合には(ステップS16:NO)、ゲートウェイ3は、サーバ7から無線で送信される更新ファイル71を受信せず、イグニション62がオフに設定される前(すなわちエンジンの制御が終了する前)に第2リレー52を切断する制御を実行する(ステップS17)。これにより、イグニション62がオフに設定される前に、バッテリ61から供給される電気は、第2リレー52により遮断され、第2リレー52を介してゲートウェイ3、エンジンECU41および本機ECU42に伝送されることはない。これにより、バッテリ61の電力が無用に消費されることを抑えることができる。
また、エンジンECU41の記憶部412に記憶されたソフトウェアの更新が必要である場合には(ステップS16:YES)、ゲートウェイ3は、サーバ7から無線で送信される更新ファイル71を受信する(ステップS18)。そして、ゲートウェイ3は、エンジンECU41の記憶部412に記憶されたソフトウェアの更新を終了した後であって(ステップS26)、ソフトウェアの品番が更新されたことを確認した後に(ステップS28:YES)、第2リレー52をオフに設定する(ステップS32)。これにより、本実施形態に係る情報更新システム2は、バッテリ上がりが生ずることを抑えつつ、サーバ7から無線で送信される更新ファイル71を用いて産業用機械に搭載されるエンジンECU41の記憶部412に記憶されたソフトウェアをより確実に更新することができる。
さらに、エンジンECU41の記憶部412に記憶されたソフトウェアの品番が更新されたことを確認できなかった場合には(ステップS28:NO)、ゲートウェイ3は、エンジンECU41の記憶部412に記憶されたソフトウェアの更新を再び実行する(ステップS25)。これにより、本実施形態に係る情報更新システム2は、バッテリ上がりが生ずることを抑えつつ、サーバ7から無線で送信される更新ファイル71を用いて産業用機械に搭載されるエンジンECU41の記憶部412に記憶されたソフトウェアをより確実に更新することができる。
以上、本発明の実施形態について説明した。しかし、本発明は、上記実施形態に限定されず、特許請求の範囲を逸脱しない範囲で種々の変更を行うことができる。上記実施形態の構成は、その一部を省略したり、上記とは異なるように任意に組み合わせたりすることができる。
上記実施形態では、更新対象の情報を記憶した制御装置がエンジンECU41である場合を例に挙げた。但し、更新対象の情報を記憶した制御装置は、エンジンECU41だけに限定されるわけではない。更新対象の情報を記憶した制御装置は、本機ECU42であってもよく、エンジンECU41および本機ECU42の両方であってもよい。
2:情報更新システム、 3:ゲートウェイ、 7:サーバ、 31:演算部、 32:記憶部、 33:通信部、 41:エンジンECU、 42:本機ECU、 51:第1リレー、 52:第2リレー、 61:バッテリ、 62:イグニション、 71:更新ファイル、 411:演算部、 412:記憶部、 413:通信部、 421:演算部、 422:記憶部、 423:通信部

Claims (5)

  1. 産業用機械に搭載される制御装置に記憶された情報を更新する情報更新システムであって、
    前記産業用機械に搭載されたバッテリから供給される電気の前記産業用機械に対する通電状態をオン又はオフに設定するイグニションと、
    更新対象の前記情報を記憶した制御装置と、
    サーバから無線で送信される更新ファイルを受信し、受信した前記更新ファイルを前記制御装置に送信して前記情報の更新を実行するゲートウェイと、
    前記制御装置により接続と切断とを制御され、前記ゲートウェイおよび前記制御装置に対して前記バッテリから供給される前記電気の伝送と遮断とを切り替える第1リレーと、
    前記ゲートウェイにより前記接続と前記切断とを制御され、前記ゲートウェイおよび前記制御装置に対して前記バッテリから供給される前記電気の前記伝送と前記遮断とを切り替える第2リレーと、
    を備え、
    前記制御装置は、前記イグニションがオフからオンに設定される毎に前記第1リレーを接続し、前記イグニションがオンからオフに設定される毎に前記第1リレーを切断する制御を実行し、
    前記ゲートウェイは、前記イグニションがオフからオンに設定される毎に前記第2リレーを接続し、前記第1リレーが接続から切断に制御される毎に前記第2リレーを接続したままの状態で前記情報の更新を実行し、前記情報の更新を終了した後に前記第2リレーを切断する制御を実行することを特徴とする情報更新システム。
  2. 前記ゲートウェイは、前記制御装置と通信して前記制御装置に記憶された前記情報の品番を取得するとともに、前記品番を前記無線で前記サーバに通知して前記情報の更新が必要であるか否かを確認することを特徴とする請求項1に記載の情報更新システム。
  3. 前記情報の更新が必要ではない場合には、前記ゲートウェイは、前記第1リレーが接続から切断に制御される前に前記第2リレーを切断する制御を実行することを特徴とする請求項2に記載の情報更新システム。
  4. 前記情報の更新が必要である場合には、前記ゲートウェイは、前記更新ファイルを受信し、前記情報の更新を終了した後であって前記制御装置に記憶された前記情報の前記品番が更新されたことを確認した後に前記第2リレーを切断する制御を実行することを特徴とする請求項2に記載の情報更新システム。
  5. 前記ゲートウェイは、前記制御装置に記憶された前記情報の前記品番が更新されたことを確認できなかった場合には、前記情報の更新を再び実行することを特徴とする請求項4に記載の情報更新システム。

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