JP7216108B2 - 樹脂組成物、ラップフィルム及びラップフィルム収容体 - Google Patents

樹脂組成物、ラップフィルム及びラップフィルム収容体 Download PDF

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Description

本発明は、樹脂組成物、ラップフィルム及びラップフィルム収容体に関する。
従来、ラップフィルムは、ホテル、レストラン等において業務用として、あるいは家庭において食品保存時、調理時等に幅広く使用されている。ラップフィルムには、フィルムに柔軟性等の機能を付与したり、フィルムを製造しやすくする目的で、一般的に可塑剤、防曇剤、安定剤等の添加剤が添加されている。例えばラップフィルムにおいて使用される可塑剤としては、ポリエステル系化合物(ポリエステル系可塑剤)が知られている(例えば特許文献1参照)。
特開2013-119624号公報
本発明者らの検討によれば、従来のポリエステル系可塑剤を使用した場合、熱可塑性樹脂及び当該可塑剤を含有する樹脂組成物をフィルム状に成形してラップフィルムを得る際に、当該樹脂組成物の熱安定性が損なわれ、所望のラップフィルムが得られないおそれがあることが判明した。
そこで、本発明は、熱安定性に優れる樹脂組成物、当該樹脂組成物から形成されるラップフィルム、及び当該ラップフィルムを備えるラップフィルム収容体を提供することを目的とする。
本発明者らは、熱可塑性樹脂に可塑剤として特定の化合物を添加することにより、樹脂組成物の熱安定性を向上させることができることを見出した。
本発明の一側面は、熱可塑性樹脂と、下記式(1)で表される部分構造及びエポキシ基を有する化合物と、を含有する樹脂組成物である。
Figure 0007216108000001
式(1)中、Rはアルキレン基を表す。
上記部分構造は、下記式(2)で表される部分構造であってよい。
Figure 0007216108000002
式(2)中、Rはアルキレン基を表す。
上記化合物の分子量は、500以上であってよく、5000以下であってよい。
上記化合物は、下記式(3)で表される化合物であってよい。
Figure 0007216108000003
式(3)中、R~Rはそれぞれ独立にアルキレン基を表し、R~Rはそれぞれ独立にアルキル基を表し、m1及びm2はそれぞれ独立に1以上の整数を表し、n1及びn2はそれぞれ独立に0以上の整数を表す。
式(3)におけるm1及びm2は、1であってよい。式(3)におけるn1及びn2は、0であってよい。式(3)におけるR及びRは、炭素数5~9のアルキレン基であってよく、ヘプチレン基であってよい。式(3)におけるR及びRは、炭素数6~10のアルキル基であってよく、オクチル基であってよい。式(3)におけるR及びRは、炭素数1~4のアルキル基であってよく、メチル基であってよい。式(3)におけるRは、炭素数2~6のアルキレン基であってよく、ブチレン基であってよい。
上記化合物は、下記式(5)で表される化合物であってよい。
Figure 0007216108000004
樹脂組成物は、アセチル化モノグリセライドを更に含有してよい。樹脂組成物は、多価カルボン酸エステルを更に含有してよい。多価カルボン酸エステルは、ヒドロキシ多価カルボン酸エステルを含んでよい。ヒドロキシ多価カルボン酸エステルは、アセチル化クエン酸アルキルエステルを含んでよい。多価カルボン酸エステルは、シクロヘキサンジカルボン酸ジアルキルエステルを含んでよい。樹脂組成物は、エポキシ化植物油を更に含有してよい。エポキシ化植物油は、エポキシ化大豆油を含んでよく、エポキシ化亜麻仁油を含んでよい。
本発明の他の一側面は、熱可塑性樹脂と、下記式(2)で表される部分構造を有する化合物と、を含有する、樹脂組成物。
Figure 0007216108000005
式(2)中、Rはアルキレン基を表す。
本発明の他の一側面は、上記の樹脂組成物からなる層を備えるラップフィルムである。ラップフィルムは、食品の包装に用いられてよい。
本発明の他の一側面は、巻芯と、巻芯に巻回された上記のラップフィルムと、巻芯及びフィルムを収容する箱体と、を備えるラップフィルム収容体である。
本発明によれば、熱安定性に優れる樹脂組成物、当該樹脂組成物から形成されるラップフィルム、及び当該ラップフィルムを備えるラップフィルム収容体を提供することができる。
一実施形態に係るラップフィルム収容体を示す斜視図である。
以下、図面を適宜参照しながら、本発明の実施形態について詳細に説明する。
一実施形態に係る樹脂組成物は、熱可塑性樹脂を含有する。熱可塑性樹脂は、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリブチレンテレフタレート等のポリエステル系樹脂;6-ナイロン、6,6-ナイロン、12-ナイロン等のポリアミド系樹脂;ブタジエン-スチレン共重合体、アクリロニトリル-スチレン共重合体、ポリスチレン、スチレン-ブタジエン-スチレン共重合体、スチレン-イソプレン-スチレン共重合体、スチレン-アクリル酸共重合体等のポリスチレン系樹脂;ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン-酢酸ビニル共重合体ケン化物等のポリオレフィン系樹脂;ポリ塩化ビニル等のポリ塩化ビニル系樹脂;ポリ塩化ビニリデン等のポリ塩化ビニリデン系樹脂などであってよい。熱可塑性樹脂は、取扱い性に優れる観点から、好ましくは、ポリ塩化ビニル系樹脂、ポリ塩化ビニリデン系樹脂又はポリオレフィン系樹脂であり、より好ましくは、ポリ塩化ビニル系樹脂、ポリ塩化ビニリデン系樹脂又はポリエチレン系樹脂である。
ポリ塩化ビニル系樹脂としては、ラップフィルム成形時の成形性、耐熱性及び流動性に優れる観点から、平均重合度700~1300のポリ塩化ビニル系樹脂が好ましい。本明細書における平均重合度は、JIS K6720-2に準じて測定された平均重合度を意味する。
ポリ塩化ビニル系樹脂は、機械特性に優れる観点から、塩化ビニルホモポリマー(ポリ塩化ビニル樹脂)であってもよく、他の特性を付与する目的から、塩化ビニルとこれに共重合可能なその他のモノマーとの共重合体であってもよい。共重合体は、グラフト共重合体、ブロック共重合体又はランダム共重合体であってよい。その他のモノマーの例としては、エチレン、プロピレン、ブテン等のオレフィン;酢酸ビニル、ラウリン酸ビニル等の飽和酸のビニルエステル;アクリル酸メチルエステル、メタクリル酸メチルエステル等の不飽和酸のアルキルエステル;ラウリルビニルエーテル等のアルキルビニルエーテル;マレイン酸、アクリロニトリル、スチレン、メチルスチレン、フッ化ビニリデン;などが挙げられる。ポリ塩化ビニル系樹脂が共重合体である場合、共重合体における塩化ビニル単位の含有量は、モノマー単位全量基準で、10質量%以上であってよく、機械特性に優れる観点から、好ましくは30質量%以上、より好ましくは50質量%以上である。共重合体における塩化ビニル単位の含有量の上限は、特に限定されず、例えば、モノマー単位全量基準で99質量%以下であってよい。
ポリ塩化ビニル系樹脂は、例えば、アクリロニトリル-ブタジエン-スチレンの三次元ポリマー等とのポリマーブレンド、アルコール等による後処理物、含塩素化合物による後処理物であってもよい。これらの場合、ポリ塩化ビニル系樹脂における塩化ビニル単位の含有量は、樹脂全量基準で10質量%以上であってよい。
ポリ塩化ビニリデン系樹脂は、塩化ビニリデンホモポリマー(ポリ塩化ビニリデン樹脂)であってもよく、例えば、塩化ビニリデンと、塩化ビニリデンと共重合可能なその他のモノマーとをモノマー単位として含む共重合体であってよい。その他のモノマーは、塩化ビニル、アクリル酸と炭素数1~8のアルコールとのアクリル酸エステル、メタクリル酸と炭素数1~8のアルコールとのメタクリル酸エステル、脂肪族カルボン酸のビニルエステル、不飽和脂肪族カルボン酸、オレフィン、ビニルエーテル等であってよい。なお、塩化ビニリデンと塩化ビニルとの共重合体は、ポリ塩化ビニリデン系樹脂に属するものとする。
ポリ塩化ビニリデン系樹脂における塩化ビニリデン単位の含有量は、ラップフィルム成形時の成形性及び耐熱性の観点から、モノマー単位全量基準で、例えば、60質量%以上、70質量%以上、又は80質量%以上であってよい。ポリ塩化ビニリデン系樹脂における塩化ビニリデン単位の含有量の上限は、特に限定されず、例えば、モノマー単位全量基準で99質量%以下であってよい。塩化ビニリデン単位の含有量は、核磁気共鳴(NMR)装置により測定することができる。
ポリ塩化ビニリデン系樹脂の重量平均分子量は、例えば、40000~180000、60000~160000、又は80000~140000であってよい。ポリ塩化ビニリデン系樹脂の重量平均分子量は、GPC法により、分子量既知のポリスチレンを標準物質として測定することができる。
ポリ塩化ビニリデン系樹脂の重量平均分子量測定に用いるGPC法の条件は、以下のとおりである。測定装置としてウォーターズ社製ゲルクロマトグラフAlliance GPC2000型を使用する。ポリ塩化ビニリデン系樹脂を0.5質量%となるようにテトラヒドロフランに溶解させたものを、試料として用いる。
カラム:東ソー株式会社製TSKgel GMHHR-H(S)HT 30cm×2、TSKgel GMH6-HTL 30cm×2
移動相:テトラヒドロフラン
検出器:示差屈折計
流速:1.0mL/分
カラム温度:20℃
注入量:500μL
ポリオレフィン系樹脂としては、ポリエチレン系樹脂等が挙げられ、ポリエチレン系樹脂は、低密度ポリエチレン、線状低密度ポリエチレン、線状超低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、エチレン等をモノマー単位とする共重合体であってよい。具体的には、ポリエチレン系樹脂は、エチレンと、プロピレン、1-ブテン、1-ペンテン、1-ヘキセン、4-メチル-1-ペンテン、1-ヘプテン、1-オクテン等の炭素数3~10のα-オレフィン、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル等のビニルエステル、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル等の不飽和カルボン酸エステル;共役ジエン、非共役ジエン等の不飽和化合物;などから選ばれる1種又は2種以上との共重合体であってよい。ポリエチレン系樹脂におけるエチレン単位の含有量は、モノマー単位全量基準で50質量%以上であってよい。
熱可塑性樹脂の含有量は、ラップフィルム成形時の生産性に優れる観点から、樹脂組成物全量基準で、70質量%以上又は75質量%以上であってよく、85質量%以下又は80質量%以下であってよい。
樹脂組成物は、熱可塑性樹脂に加えて、下記式(1)で表される部分構造を有する化合物(以下「化合物A」ともいう)を含有する。樹脂組成物がこの化合物を含有することにより、樹脂組成物の安定性が向上する。
Figure 0007216108000006
式(1)中、Rはアルキレン基を表す。Rで表されるアルキレン基は、直鎖状であってよく、分岐状であってもよい。Rで表されるアルキレン基の炭素数は、2以上、3以上、又は4以上であってよく、8以下、7以下、6以下、5以下、又は4以下であってよく、2~8、2~7、2~6、2~5、2~4、3~8、3~7、3~6、3~5、3~4、4~8、4~7、4~6、又は4~5であってよい。当該アルキレン基は、炭素数4のアルキレン基(ブチレン基)であってよく、炭素数4の直鎖状アルキレン基(n-ブチレン基)であってよい。
上記の部分構造は、下記式(2)で表される部分構造であってよい。
Figure 0007216108000007
式(2)中、Rは、式(1)中のRと同義である。
化合物Aは、一実施形態において、上記の部分構造に加えて、エポキシ基を更に有している。エポキシ基は、下記式(X)で表される基である。
Figure 0007216108000008
化合物Aは、好ましくは、下記式(3)で表される化合物である。
Figure 0007216108000009
式(3)中、Rは式(1)中のRと同義であり、R~Rはそれぞれ独立にアルキレン基を表し、R~Rはそれぞれ独立にアルキル基を表し、m1及びm2はそれぞれ独立に1以上の整数を表し、n1及びn2はそれぞれ独立に0以上の整数を表す。R~Rで表されるアルキレン基は、それぞれ独立に、直鎖状であってよく、分岐状であってもよい。R~Rで表されるアルキル基は、それぞれ独立に、直鎖状であってよく、分岐状であってもよい。
、R、R又はRで表されるアルキレン基の炭素数は、2以上、3以上、4以上、5以上、6以上、又は7以上であってよく、12以下、11以下、10以下、9以下、8以下、又は7以下であってよく、2~12、2~11、2~10、2~9、2~8、2~7、3~12、3~11、3~10、3~9、3~8、3~7、4~12、4~11、4~10、4~9、4~8、4~7、5~12、5~11、5~10、5~9、5~8、5~7、6~12、6~11、6~10、6~9、6~8、6~7、7~12、7~11、7~10、7~9、又は7~8であってよい。当該アルキレン基は、炭素数7のアルキレン基(ヘプチレン基)であってよく、炭素数7の直鎖状アルキレン基(n-ヘプチレン基)であってよい。
m1及びm2は、それぞれ独立に、2以上、3以上、又は4以上の整数であってよく、4以下、3以下、又は2以下の整数であってよく、1~4、1~3、1~2、2~4、又は2~3の整数であってよい。m1及びm2は、1であってよい。
n1及びn2は、それぞれ独立に、1以上、2以上、又は3以上の整数であってよく、3以下、2以下、又は1以下の整数であってよく、0~3、0~2、0~1、1~3、又は1~2の整数であってよい。n1及びn2は、0であってよい。
m1、n1、m2及びn2がそれぞれ2以上の整数である場合、複数存在するRは互いに同一でも異なってもよく、複数存在するRは互いに同一でも異なってもよく、複数存在するRは互いに同一でも異なってもよく、複数存在するRは互いに同一でも異なってもよい。
又はRで表されるアルキル基の炭素数は、4以上、5以上、6以上、7以上、又は8以上であってよく、12以下、11以下、10以下、9以下、又は8以下であってよく、4~12、4~11、4~10、4~9、4~8、5~12、5~11、5~10、5~9、5~8、6~12、6~11、6~10、6~9、6~8、6~7、7~12、7~11、7~10、7~9、又は7~8であってよい。当該アルキレン基は、炭素数8のアルキル基(オクチル基)であってよく、炭素数8の直鎖状アルキル基(n-オクチル基)であってよい。
又はRで表されるアルキル基の炭素数は、1~8、1~7、1~6、1~5、1~4、1~3、又は1~2であってよい。当該アルキル基は、炭素数1のアルキル基(メチル基)であってよい。
化合物Aは、一実施形態において、下記式(4)で表される化合物(式(3)において、m1及びm2が1、かつn1及びn2が0である化合物)であってよい。
Figure 0007216108000010
式(2)中、R、R及びR~Rは、それぞれ式(3)におけるR、R及びR~Rと同義である。
化合物Aは、一実施形態において、下記式(5)で表される化合物(式(3)において、m1及びm2が1、n1及びn2が0、Rがn-ブチレン基、R及びRがn-ヘプチレン基、R及びRがn-オクチル基、かつR及びRがメチル基である化合物)であってよい。
Figure 0007216108000011
化合物Aの分子量は、熱安定性に更に優れる観点から、500以上、600以上、700以上、800以上、又は900以上であってよく、5000以下、3000以下、2500以下、2000以下、又は1500以下であってよい。
化合物Aの含有量は、樹脂組成物全量基準で、樹脂組成物の熱安定性の点で更に優れ、ラップフィルムからの添加剤の溶出量を好適に抑制できる観点から、好ましくは、2質量%以上、5質量%以上、8質量%以上、9質量%以上、又は10質量%以上であり、ラップフィルムの製膜性に優れる観点から、好ましくは、20質量%以下、15質量%以下、13質量%以下、12質量%以下、又は11質量%以下である。
化合物Aは、例えば以下の方法により合成することができる。
まず、グリセロール-3-リン酸を不飽和脂肪酸でアシル化し、得られた生成物を脱リン酸することによりジアシルグリセロールを合成する。その後、ジアセチルグリセロールをエポキシ化し、得られた生成物をジカルボン酸と反応させて脱水する。
樹脂組成物は、アセチル化モノグリセライドを更に含有してもよい。アセチル化モノグリセライドは、例えば、グリセリンの水酸基のうち二つがアセチル化され、残りの一つが脂肪酸でエステル化された化合物であってよい。脂肪酸は、例えば、炭素数3~8の脂肪酸であってよい。
アセチル化モノグリセライドの含有量は、樹脂組成物全量基準で、0.5質量%以上、1.5質量%以上、3質量%以上、4質量%以上、又は5質量%以上であってよく、10質量%以下、9質量%以下、又は8質量%以下であってよい。
樹脂組成物は、多価カルボン酸エステルを更に含有してもよい。多価カルボン酸エステルは、多価カルボン酸とアルコールとのエステルである。多価カルボン酸は、例えば、2~4価のカルボン酸であってよい。アルコールは、例えば、炭素数1~10の脂肪族アルコールであってよい。
多価カルボン酸は、例えば、脂肪族多価カルボン酸であってよい。すなわち、多価カルボン酸エステルは、脂肪族多価カルボン酸とアルコールとのエステルである脂肪族多価カルボン酸エステルであってよい。脂肪族多価カルボン酸は、例えばアジピン酸であってよい。すなわち、脂肪族多価カルボン酸エステルは、例えば、アジピン酸とアルコールとのジエステルであってよく、アジピン酸と炭素数1~10の脂肪族アルコールとのジエステルであってよく、アジピン酸ジオクチルであってよい。
多価カルボン酸は、例えば、水酸基を有する多価カルボン酸であるヒドロキシ多価カルボン酸であってよい。すなわち、多価カルボン酸エステルは、ヒドロキシ多価カルボン酸とアルコールとのエステルであるヒドロキシ多価カルボン酸エステルであってよい。ヒドロキシ多価カルボン酸は、例えばクエン酸であってよい。すなわち、ヒドロキシ多価カルボン酸エステルは、クエン酸とアルコールとのトリエステルであってよい。ヒドロキシ多価カルボン酸エステルの水酸基は、アセチル化されていてもよい。ヒドロキシ多価カルボン酸エステルは、アセチル化ヒドロキシ多価カルボン酸エステルであってよく、アセチル化クエン酸トリエステルであってよく、アセチル化クエン酸トリアルキルエステルであってよい。アセチル化クエン酸トリアルキルエステルは、例えばアセチル化クエン酸トリブチルであってよい。
多価カルボン酸は、例えば、シクロヘキサン環を有する多価カルボン酸であるシクロヘキサン多価カルボン酸であってよい。すなわち、多価カルボン酸エステルは、シクロヘキサン多価カルボン酸とアルコールとのエステルであるシクロヘキサン多価カルボン酸エステルであってよい。シクロヘキサン多価カルボン酸は、例えばシクロヘキサンジカルボン酸であってよい。すなわち、シクロヘキサン多価カルボン酸エステルは、シクロヘキサンジカルボン酸とアルコールとのジエステルであってよく、シクロヘキサンジカルボン酸ジアルキルエステルであってよい。シクロヘキサンジカルボン酸ジアルキルエステルは、例えば1,2-シクロヘキサンジカルボン酸ジイソノニルエステルであってよい。
多価カルボン酸エステルの含有量は、樹脂組成物全量基準で、1質量%以上、2質量%以上、3質量%以上、4質量%以上、又は5質量%以上であってよく、15質量%以下、13質量%以下、10質量%以下、9質量%以下、又は8質量%以下であってよい。
樹脂組成物は、エポキシ化植物油を更に含有してもよい。エポキシ化植物油は、エポキシ化大豆油、エポキシ化亜麻仁油等であってよい。エポキシ化植物油の含有量は、樹脂組成物全量基準で、3質量%以上、4質量%以上、又は5質量%以上であってよく、10質量%以下、9質量%以下、又は8質量%以下であってよい。
樹脂組成物は、熱可塑性樹脂、化合物A及び上述した各添加剤に加えて、その他の添加剤を更に含有してもよい。その他の添加剤としては、防曇剤、熱安定剤、光安定剤、着色剤、可塑剤、滑剤、充填剤、プレートアウト防止剤、抗酸化剤、離型剤、粘度低下剤、界面活性剤、蛍光剤、表面処理剤、架橋剤、加工助剤、粘着剤、帯電防止剤、紫外線吸収剤、アンチブロッキング剤等が挙げられる。樹脂組成物がその他の添加剤を含有する場合、その他の添加剤の含有量(合計の含有量)は、例えば、1質量%以上であってよく、30質量%以下であってよい。
樹脂組成物は、ラップフィルムに好適に用いられる。すなわち、本発明の一実施形態は、上記の樹脂組成物からなる層を備えるラップフィルムである。このラップフィルムは、添加剤の食品への溶出量を低減できることから、食品の包装に特に好適に用いられる。
ラップフィルムは、熱可塑性樹脂及び化合物Aを含有する層の一層のみからなっていてもよく、複数の層からなっていてもよい。ラップフィルムが複数の層からなる場合、ラップフィルムは、例えば第1の表面層と中間層と第2の表面層とをこの順に備えていてよい。この場合、例えば、第1及び第2の表面層は熱可塑性樹脂、化合物A、及び必要に応じて添加される添加剤を含有し、中間層は熱可塑性樹脂及び必要に応じて添加される添加剤を含有していてよい。ラップフィルムは、例えば、各層間の接着性を向上させるために、酸変性ポリオレフィン樹脂等を含有する接着層を更に備えていてもよく、ラップフィルムの耐熱性を向上させるために、ポリアミド系樹脂を含有する耐熱層を更に備えていてもよい。
ラップフィルムの厚さは、食品を外気から効率良く遮断する観点から、好ましくは5μm以上、より好ましくは6μm以上であってよく、また、取扱い性に優れる観点から、好ましくは25μm以下、より好ましくは12μm以下であってよい。
ラップフィルムの全光線透過率は、視認性に優れる観点から、好ましくは75%以上、より好ましくは80%以上であり、例えば90%以下であってよい。全光線透過率は、JIS K7361-1に準じて入射光量及び全透過光量を測定し、全光線透過率=(全透過光量)/(入射光量)×100として算出できる。
ラップフィルムは、例えば、熱可塑性樹脂、化合物A、及び必要に応じて上述の添加剤を、V型ブレンダー、リボンブレンダー、ヘンシェルミキサー、スーパーミキサー等の混合機により混合し、更に必要に応じてミキシングロール、バンバリーミキサー、ニーダ等の混練機により混練することで組成物を得た後、例えば押出成形することにより製造される。具体的には、該組成物を押出機のホッパーに供給しインフレーション法、Tダイ法等で目的とするラップフィルムが得られる。
ラップフィルムが複数の層からなる場合、ラップフィルムは、各層の構成原料を、それぞれ別々の押出機に投入して溶融押出し、インフレーション法、Tダイ法等により各層を共押出して積層することにより得られる。この際、Tダイより押出した溶融物をそのまま、キャスティングロール等で急冷しながら引き取るようにしてラップフィルムを形成することが好ましい。
このようにして得られたラップフィルムに対して、熱収縮率、自然収縮率等の軽減;幅収縮の発生の抑制;などの目的に応じて、加熱ロール間での縦延伸、各種の熱固定、エージング等の熱処理を行ってもよく、防曇性、帯電防止性、粘着性等を向上させる目的で、コロナ処理;熟成処理;印刷、コーティング等の表面処理;表面加工;などを行ってもよい。
ラップフィルムは、例えば、長尺上に成形されて巻き取られた後に、20m、50m等の所望の長さごとに更に巻き替えられ(巻回され)、箱体に詰められることで製品とされる。すなわち、本実施形態におけるラップフィルムは、巻芯に巻回されたラップフィルムの形態であってもよく、箱体に収容されたラップフィルムの形態であってもよい。
図1は、一実施形態に係るラップフィルム収容体を示す斜視図である。図1に示すように、一実施形態に係るラップフィルム収容体1は、ラップフィルム2と、ラップフィルムが巻回された巻芯3と、ラップフィルム2及び巻芯3を収容する箱体4とを備えている。箱体4には、ラップフィルム2を切断するための刃部5が設けられていてよい。巻芯3及び箱体4の材質は、特に限定されない。ラップフィルムの色を外部から認識しやすい観点から、箱体4の少なくとも一部は、好ましくは透明であるか、箱としての機能を損なわない程度に穴が開いており、外部から内部を視認可能になっている。
なお、一般的に「フィルム」とは、長さおよび幅に比べて厚みが極めて小さく、最大厚みが任意に限定されている薄い平らな製品で、ロールの形で供給されうるものをいい(必要であれば、日本工業規格JIS K6900を参照できる)、一般的に「シート」とは、JISにおける定義上、薄く、一般にその厚みが長さと幅のわりには小さく平らな製品をいう。しかし、シートとフィルムの境界は定かでなく、本実施形態において文言上両者を区別する必要がないので、本明細書においては、「フィルム」と称する場合でも「シート」を含むものとし、「シート」と称する場合でも「フィルム」を含むものとする。また、「フィルム」は、上記の定義のうちでも特にラップフィルムを含む概念である。
以下、実施例に基づいて本発明を更に具体的に説明するが、本発明は実施例に限定されるものではない。
以下の熱可塑性樹脂及び添加剤を用いて表1,2に示す組成を有する樹脂組成物を調製した。具体的には、各成分をスーパーミキサーに投入した後、攪拌しながら材料温度を常温から130℃まで昇温し、混合して樹脂組成物を得た。なお、ポリ塩化ビニル系樹脂(熱可塑性樹脂)以外の各成分の含有量の合計を100質量%から差し引いた残部が、ポリ塩化ビニル系樹脂(熱可塑性樹脂)の含有量である。また、各成分の含有量は、固形分換算での質量%を意味する。
熱可塑性樹脂:ポリ塩化ビニル系樹脂(大洋塩ビ株式会社製、「TH-1000」、平均重合度:1000)
添加剤A:下記式(5)で表される化合物(Di(2-acetate,3-epoxyoleate)glyceryl adipate)
Figure 0007216108000012
添加剤a:ポリエステル系可塑剤(株式会社ジェイ・プラス製、「D623」、数平均分子量:1800、アジピン酸系ポリエステル)
添加剤B1:アセチル化モノグリセライド(理研ビタミン株式会社製、「PL-012」)
添加剤B2:アジピン酸ジオクチル(新日本理化株式会社製、「サンソサイザーDOA」)
添加剤B3:エポキシ化大豆油(三和合成化学株式会社製、「ケミサイザーSE-100」)
添加剤B4:グリセリン脂肪酸エステル(理研ビタミン株式会社製、「XO-100」)
添加剤B5:Ca/Zn系安定剤(株式会社ADEKA製、「SC-308E」)
(熱安定性の評価)
得られた各樹脂組成物60gをラボプラストミル(株式会社東洋精機製作所製、「4C150-01」)に取り付けたローラミキサR60型に投入し、210℃、60rpmで混練することで、樹脂組成物の動的熱安定性を評価した。動的熱安定性時間は、定常トルクの数値から150%のトルク値に達するまでの時間とした。動的熱安定性時間が長いほど、熱安定性に優れているといえる。結果を表1,2に示す。
(製膜性の評価)
Tダイ押出機にて、各樹脂組成物を樹脂温度200℃で押出してラップフィルムの成形を行い、得られたラップフィルムの外観を観察することで製膜性を評価した。評価基準は、以下のとおりである。なお、評価がA又はBであれば、製膜性に優れているといえる。結果を表1,2に示す。
A:ほぼ均一の厚みのラップフィルムが得られ、24時間の押出でヤケが発生しなかった。
B:ラップフィルムの厚みにわずかにむらが見られ、24時間の押出でヤケが発生した。
C:ラップフィルムの厚みむらが激しく、8時間の押出でヤケが発生した。
続いて、各樹脂組成物について、70℃まで冷却した時点で取り出し、Tダイ(幅350mm、ギャップ0.4mm)を装着した直径40mm単軸押出機(L/D=20)にて、樹脂組成物の温度が200℃となる状態で押出し、厚み8μmのラップフィルムを作製した。
(添加剤の溶出量(ヘプタン溶出量)の評価)
一定面積の試料をラップフィルムから切り取り、その表面積1cm当たり2mLのヘプタン溶液に25℃の温度で1時間浸漬し、溶液を蒸発乾固させ、その重量を測定することでフィルムからヘプタン溶液への移行量を求めた。当該移行量が少ないほど、添加剤の溶出量を抑制できるといえる。結果を表1,2に示す。
Figure 0007216108000013
Figure 0007216108000014
1…ラップフィルム収容体、2…ラップフィルム、3…巻芯、4…箱体、5…刃部。

Claims (18)

  1. ポリ塩化ビニル系樹脂と、
    下記式(2)で表される部分構造及びエポキシ基を有する化合物と、を含有する、樹脂組成物。
    Figure 0007216108000015

    [式(2)中、Rはアルキレン基を表す。]
  2. 前記化合物の分子量が500以上である、請求項1に記載の樹脂組成物。
  3. 前記化合物の分子量が5000以下である、請求項1又は2に記載の樹脂組成物。
  4. 前記化合物が、下記式(3)で表される化合物である、請求項1~のいずれか一項に記載の樹脂組成物。
    Figure 0007216108000016

    [式(3)中、R~Rはそれぞれ独立にアルキレン基を表し、R~Rはそれぞれ独立にアルキル基を表し、m1及びm2はそれぞれ独立に1以上の整数を表し、n1及びn2はそれぞれ独立に0以上の整数を表す。]
  5. 前記式(3)におけるm1及びm2が1である、請求項に記載の樹脂組成物。
  6. 前記式(3)におけるn1及びn2が0である、請求項又はに記載の樹脂組成物。
  7. 前記式(3)におけるR及びRが炭素数5~9のアルキレン基である、請求項のいずれか一項に記載の樹脂組成物。
  8. 前記式(3)におけるR及びRがヘプチレン基である、請求項のいずれか一項に記載の樹脂組成物。
  9. 前記式(3)におけるR及びRが炭素数6~10のアルキル基である、請求項のいずれか一項に記載の樹脂組成物。
  10. 前記式(3)におけるR及びRがオクチル基である、請求項のいずれか一項に記載の樹脂組成物。
  11. 前記式(3)におけるR及びRが炭素数1~4のアルキル基である、請求項~1のいずれか一項に記載の樹脂組成物。
  12. 前記式(3)におけるR及びRがメチル基である、請求項~1のいずれか一項に記載の樹脂組成物。
  13. 前記式(3)におけるRが炭素数2~6のアルキレン基である、請求項~1のいずれか一項に記載の樹脂組成物。
  14. 前記式(3)におけるRがブチレン基である、請求項~1のいずれか一項に記載の樹脂組成物。
  15. 前記化合物が下記式(5)で表される化合物である、請求項1~1のいずれか一項に記載の樹脂組成物。
    Figure 0007216108000017
  16. 請求項1~1のいずれか一項に記載の樹脂組成物からなる層を備える、ラップフィルム。
  17. 食品の包装に用いられる、請求項1に記載のラップフィルム。
  18. 巻芯と、
    前記巻芯に巻回された、請求項1又は1に記載のラップフィルムと、
    前記巻芯及び前記フィルムを収容する箱体と、を備えるラップフィルム収容体。
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