JP7215935B2 - ダクト型送風装置 - Google Patents

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Description

本発明は、自動車等の車室内の空調を行うダクト型送風装置に関し、特に車室内の全体に調整された空気を送風することができるダクト型送風装置に関する。
自動車等の車室内の空調を行うダクト型送風装置として、従来、下記特許文献1において、円筒型のダクト筐体と、ダクト筐体内に配され螺旋流路を形成するスクリュー部材と、ダクト筐体の外部接線方向で且つ螺旋の回転方向に向けて開口するスリット状の開口と、を備えるダクト型送風装置が知られている。このダクト型送風装置は、空気流が螺旋流路によりダクト筐体内を回転しながら進むため、回転方向に向けて開口するスリット状の開口から効率良く送風することができ、車室内に調整された空気を送風することが可能である。
特開2016-203669号公報
しかし、車室内の広い範囲に調整された空気を循環させて供給するには、吹出ダクトに設けられた吹出口の長手方向の位置(車室内の前後方向の位置)によって、吹出口からの吹出量を変化させる必要がある。
しかるに、上記のダクト型送風装置は、全ての吹出口がダクト筐体の外部接線方向で且つ螺旋の回転方向に向けて開口するように形成されているため、車室内の前後方向の位置によって、吹出口からの吹出量を変化させることができるものではなかった。また、車室内の広い範囲に調整された空気を循環させて供給するには、位置に応じて、吹出口からの吹出量や吹出方向を変える必要があり、設置する位置ごとの吹出口を成形するために、それに対応した成形型の製作が必要となり、製造コストが増大するという課題があった。
本発明は、上述の課題を解決するものであり、吹出口からの吹出量を変えることができ、低コストで且つ簡単に製造することができるダクト型送風装置を提供することを目的とする。
本発明に係るダクト型送風装置は、
ダクト部材を形成する円筒状のダクト筐体と、該ダクト筐体内に配されるスクリュー部材と、該スクリュー部材によって形成され該ダクト筐体内の空気を螺旋回転させる螺旋流路と、該ダクト筐体の外周部に設けられ該空気を吹き出す吹出口と、を備えたダクト型送風装置であって、
該ダクト筐体の周壁の該吹出口内に、スリット状の開口が該ダクト筐体の長手方向に複数形成され、
該ダクト筐体の該周壁の外側に、空気吹出口を備える吹出口部材が該開口の周囲を覆って取り付けられ、
該開口は、小量の調整された空気を送風する小幅スリットと、該小幅スリットの面積よりも大きい面積であり大量の調整された空気を送風する大幅スリットと、を有することを特徴とする。
本発明のダクト型送風装置によれば、空気の吹出量が吹出口内の開口のスリット面積に応じて設定されるため、吹出口部材の形状は同一とし、開口のスリット面積を変え、ダクト部材の長手方向の位置により空気の吹出量を変えるようにダクト型送風装置を設定することができる。また、ダクト筐体は、開口が形成されていない共通の円筒状の筐体に、スリット状の開口を設定された位置に形成することによって加工することができ、さらに、吹出口部材は共通部品としてダクト筐体に取り付ければ良いため、ダクト部材の長手方向の位置により空気の吹出量の異なるダクト型送風装置を、低コストで且つ簡単に製造することができる。また、上記ダクト型送風装置は、各々の開口の周囲が吹出口部材によって覆われ、スリット幅の異なる開口は外観に現れないので、吹出口部材を一列に並べて配置すれば、デザインの統一性を図ることができる。
また、上記ダクト型送風装置において、
車室内の天井部に、第1ダクト部材と第2ダクト部材が間隔をおいて平行に配設され、
該第1ダクト部材と該第2ダクト部材の前記スクリュー部材は、互いに相反方向に前記空気が旋回する形状に形成され、
前記ダクト筐体の前記開口として傾きスリットが、該第1ダクト部材と該第2ダクト部材の該ダクト筐体の外周部接線位置で且つそれぞれの該スクリュー部材の旋回方向の該車室内に向けて形成され、該傾きスリットによって該空気の送風方向を該車室内の乗員方向に調整される構成とすることができる。
これによれば、傾きスリットによって、空気の送風方向が空気の旋回方向である車室内の乗員方向に調整される。これにより、車室内の広い範囲に調整された空気を供給することができる。
また、本発明に係るダクト型送風装置は、ダクト部材を形成する円筒状のダクト筐体と、該ダクト筐体内に配されるスクリュー部材と、該スクリュー部材によって形成され該ダクト筐体内の空気を螺旋回転させる螺旋流路と、該ダクト筐体の外周部に設けられ該空気を吹き出す吹出口と、を備えたダクト型送風装置であって、
該ダクト筐体の周壁の該吹出口内に、スリット状の開口が該ダクト筐体の長手方向に複数形成され、
該ダクト筐体の該周壁の外側に、空気吹出口を備える吹出口部材が該開口の周囲を覆って取り付けられ、
該開口は、該ダクト筐体の周方向の位置が空気の吹出量に応じて設定されることを特徴とする。
これによれば、空気の吹出量が螺旋流路を備えるダクト筐体における開口の周方向の位置に応じて設定されるため、吹出口部材の形状は同一とし、開口のダクト筐体における周方向の位置を変え、ダクト部材の長手方向の位置により空気の吹出量を変えるようにダクト型送風装置を設定することができる。
また、上記ダクト型送風装置において、前記開口は、同じ種類のスリットが複数個ずつ長手方向に並設され、前記ダクト筐体の長手方向に複数形成された該開口の面積が、長手方向に隣り合う該開口の面積と異なる構成とすることができる。
これによれば、ダクト部材の長手方向の位置により空気の吹出量を変えるようにダクト型送風装置を設定することができる。
また、上記ダクト型送風装置において、前記開口は、同じ種類のスリットが複数個ずつ長手方向に並設され、前記ダクト筐体の長手方向に複数形成された該開口の該ダクト筐体の周方向の位置が、長手方向に隣り合う該開口の位置と異なる構成とすることができる。
これによれば、ダクト部材の長手方向の位置により空気の吹出量を変えるようにダクト型送風装置を設定することができる。
また、上記ダクト型送風装置において、前記第1ダクト部材と前記第2ダクト部材の一端部は、チャンバーダクトにより連通接続され、
前記ダクト筐体の前記開口として少量スリットが、抑えられた量の空気を下側に向けて送風するように形成され、
該開口は、一端部側から順に、前記傾きスリット、前記小幅スリット、該少量スリット、前記大幅スリット、該傾きスリット及び該小幅スリットが長手方向に略一列に並んで設けられる構成とすることができる。
これによれば、車室内の広い範囲に調整された空気を供給することができる。
また、上記ダクト型送風装置において、車室内の天井部に、第1ダクト部材と第2ダクト部材が間隔をおいて前後方向に平行に延伸した状態で配設され、
該第1ダクト部材と該第2ダクト部材のそれぞれの前記ダクト筐体の長手方向中央部に、該ダクト筐体を閉塞する隔壁が設けられ、
該第1ダクト部材と該第2ダクト部材の前端部と後端部は、各々、チャンバーダクトにより連通接続されている構成とすることができる。
これによれば、乗合バスなどの車長の長い大型乗用自動車などの車室内の広い範囲に調整された空気を供給することができる。
本発明のダクト型送風装置によれば、吹出口部材の形状を統一しつつ、ダクト部材の長手方向の位置により、吹出口からの吹出量を変化させることができ、低コストで且つ簡単に製造することができる。
本発明の実施形態のダクト型送風装置を前方左側から見上げた斜視図である。 同ダクト型送風装置の第1ダクト部材の前側の前方左側からの斜視図である。 同第1ダクト部材の前側の前方右側からの斜視図である。 同第1ダクト部材の前側の後方下側からの斜視図である。 同第1ダクト部材の前側の分解斜視図である。 第1ダクト部材の前側のダクト筐体とスクリュー部材との分解斜視図である。 (a)は第1ダクト部材の前側のダクト筐体の底面図、(b)は第1ダクト部材の前側の底面図である。 第1ダクト部材の前側の左側面図である。 傾きスリットの断面図であり図8のIX-IX線位置の断面図である。 小幅スリットの断面図であり図8のX-X線位置の断面図である。 少量スリットの断面図であり図8のXI-XI線位置の断面図である。 大幅スリットの断面図であり図8のXII-XII線位置の断面図である。 傾きスリットの断面図であり図8のXIII-XIII線位置の断面図である。 小幅スリットの断面図であり図8のXIV-XIV線位置の断面図である。 本発明の変形例のダクト型送風装置を前方左側から見上げた斜視図である。
以下、本発明の実施形態に係るダクト型送風装置1を図面に基づいて説明する。図1に示すように、ダクト型送風装置1は、車室内の天井部に設置される送風装置であり、第1ダクト部材3が車室内の上部の右側に、第2ダクト部材4が車室内の上部の左側に、それぞれ間隔をおいて前後方向に平行に延伸した状態で配設され、第1ダクト部材3と第2ダクト部材4の前端部と後端部は、各々、チャンバーダクト2により、連通接続される。ここで、本明細書において、ダクト型送風装置1の向きは、車室内の乗員が進行方向である前を向いて着座した際の向きとして説明する。第2ダクト部材4は、第1ダクト部材3の左右を逆にした形状である。前後のチャンバーダクト2は、各々、その外側に空気導入口21が設けられ、内側に空気噴出口22が設けられる。これにより、前部と後部の空気導入口21から空気が導入され、第1ダクト部材3と第2ダクト部材4の前部と後部に、各々、空気が導入される。
第1ダクト部材3と第2ダクト部材4は、図2に示すように、断面円形の円筒状のダクト筐体31,41を備え、前端部に、調整された空気の入口となる空気流入口32,42が設けられ、後端部に、調整された空気の入口となる空気流入口32,42が備えられ、前後両端から調整された空気が流入される。第1ダクト部材3と第2ダクト部材4の前後方向(長手方向)中央部に、第1ダクト部材3と第2ダクト部材4をそれぞれ前後に隔離する隔壁33,43が設けられ、第1ダクト部材3と第2ダクト部材4を形成するダクト筐体31,41の下側の外周部に、第1吹出口11、第2吹出口12、第3吹出口13及び第4吹出口14がダクト筐体31,41の長手方向と平行に略一列に並設される。図6に示すように、第1吹出口11~第4吹出口14には、空気を吹き出すスリット状の開口5が、前後方向に略一列に並んで設けられる。開口5は、送風の異なる4種類の小幅スリット51、大幅スリット52、傾きスリット53、少量スリット54をダクト筐体31,41の長手方向と平行に並設してなり、第1吹出口11、第2吹出口12、第3吹出口13及び第4吹出口14の内に、それぞれ、開口5として、複数の同じ種類のスリット51~54が設けられる。
第1ダクト部材3と第2ダクト部材4は、図2~8に示すように、内径が直径Lの円筒状のダクト筐体31,41を備え、前後方向中央部に、ダクト筐体31,41を閉塞する隔壁33,43が設けられる。第1ダクト部材3の隔壁33から後側は、前側と前後を逆にした形と同じ形状であり、第2ダクト部材4の隔壁43から後側も、前側と前後を逆にした形と同じ形状である。
第1ダクト部材3のダクト筐体31と第2ダクト部材4のダクト筐体41は、その内部の前側と後側のそれぞれに、空気を螺旋回転させるスクリュー部材7が配設され、スクリュー部材7の螺旋壁72によって、2つの螺旋流路34,44がそれぞれ形成される。ダクト型送風装置1の前側部分では、スクリュー部材7は、図1に示すように、前端部から右側の第1ダクト部材3内に、後方に向けて時計回りの螺旋壁72が設けられ、後側部分では、後端部から前方に向けて時計回りの螺旋壁72を設けて形成される。前端部から左側の第2ダクト部材4内には、前端部から後方に向けて反時計回りの螺旋壁72が設けられ、後端部から前方に向けて反時計回りの螺旋壁72を設けて形成される。螺旋流路34,44がダクト筐体31,41内に形成されることにより、ダクト筐体31,41内に、旋回空気流を生じさせ、円形断面の接線方向に、ダクト筐体31,41の長手方向にわたって空気流を送風することができる。スクリュー部材7のピッチSPは、図8に示す如く、第1ダクト部材3と第2ダクト部材4の外周部接線方向に設けた第1吹出口11、第2吹出口12、第3吹出口13及び第4吹出口14の長手方向の長さと略同一であり、螺旋壁72によって形成される螺旋流路34,44間を上から下に空気が旋回する長さである。ピッチSPの長さごとに、各々、吹出口部材8が長手方向に並設される。
第1吹出口11、第2吹出口12、第3吹出口13及び第4吹出口14には、各々、図6,7に示すように、第1ダクト部材3を形成するダクト筐体31,41の下側の周壁に、空気を吹き出す開口5として、小量の調整された空気を送風する小幅スリット51、小幅スリット51の面積より大きい面積であり大量の調整された空気を送風する大幅スリット52、車室内の内側に向けて調整された空気を送風する傾きスリット53、及び、抑えられた量の空気を下側に向けて送風する少量スリット54が各々形成される。
図6,7に示すように、開口5は、同じ種類のスリット51~54が3個ずつ前後方向(長手方向)に並設される。第1ダクト部材3と第2ダクト部材4の前側では、6つの吹出口つまり、前から順に、第3吹出口13(傾きスリット53)、第1吹出口11(小幅スリット51)、第4吹出口14(小量スリット54)、第2吹出口12(大幅スリット52)、第3吹出口13(傾きスリット53)、第1吹出口11(小幅スリット51)が前後方向に略一列に並んで設けられる。スクリュー部材7のピッチSPは、第1吹出口11~第4吹出口14のそれぞれの長さと略同一に形成され、螺旋流路34内の空気流が半回転旋回する位置で、ピッチSPの長さごとに、第1吹出口11、第2吹出口12、第3吹出口13又は第4吹出口14が下向きに設けられている。開口5は、図6,7に示す如く、ダクト筐体31,41の周壁に、前から、3個の傾きスリット53、3個の小幅スリット51、3個の少量スリット54、3個の大幅スリット52、3個の傾きスリット53、及び、3個の小幅スリット51が、略一列に並んでダクト筐体31,41の前側に形成される。これらの第1吹出口11~第4吹出口14のそれぞれは、前後方向の長さがスクリュー部材7のピッチSPと等しく形成される。しかし、図6,7(a)に示すように、スリット幅W1~W4は相違して、且つ、スリットの周方向の位置が相違して、形成され、送風量又は送風方向を相違させている。ダクト筐体31,41の外周部には、小幅スリット51~少量スリット54を覆うように、共通した形状の空気吹出口83を有した吹出口部材8が取り付けられる。小幅スリット51~少量スリット54は、各々3個のスリットとして形成されるが、3個を連続させ1個のスリットとしてもよく、2個に分割しても良い。
小幅スリット51のスリット幅W1は、図6,7(a)に示すように、直径Lのダクト筐体31,41に対して、例えば、略L/10で形成され、図10,14に示すように、少量の調整された空気を送風する。大幅スリット52のスリット幅W2は、図6,7(a)に示すように、例えば、略L/6で形成され、図12に示すように、大量の調整された空気を送風する。傾きスリット53のスリット幅W3は、図6,7(a)に示すように、例えば、略L/20で形成されると共に、空気吹出口83の内側の右端(車室の外側)となる、ダクト筐体31,41の外周部接線位置に形成され、図9,13に示すように、空気の螺旋回転により、車室内の内側に向けて傾けた空気を送風する。少量スリット54のスリット幅W4は、図6,7(a)に示すように、例えば、略L/20で形成されると共に、図11に示すように、ダクト筐体31,41の外周部接線位置から離れた、空気吹出口83の内側(車室の内側)となる位置に形成され、抑えられた小量の空気を、下側に向けて送風する。
ダクト筐体31,41の下側には、空気吹出口83を形成する略同一形状の吹出口部材8が、図2~4に示すように、第1吹出口11、第2吹出口12、第3吹出口13及び第4吹出口14のそれぞれに、開口5の周辺を覆ってダクト筐体31,41の外側に固定される。
吹出口部材8は、図9~14に示す如く、ダクト筐体31の右端(外側)から接線方向の下に向かう外側の壁体81と、円筒状のダクト筐体31の右端(外側)から左右の直径方向に略L/4左側(内側)に移動した位置から下に向かう内側の壁体81と、図7に示す如く、第1吹出口11、第2吹出口12、第3吹出口13又は第4吹出口14のそれぞれの3個の開口5の前端と後端に接する左右方向のそれぞれの下に向かう前後の壁体81とが、吹出口のそれぞれの開口5の周辺を覆うように形成される。吹出口部材8は、3つの開口5に対応するように、前後方向に3つの空気吹出口83を備え、3つの空気吹出口83の間が仕切リブ84によって仕切られている。吹出口部材8は、その上部に、ダクト筐体31,41と接続する接続口82が設けられ、接続口82は、ダクト筐体31,41の外周壁に密接するよう円弧凹部形状が形成されている。
図1に示すように、第1ダクト部材3の前後方向中央部に、第1ダクト部材3を前後に隔離する隔壁33が設けられ、第1ダクト部材3の前後両端部には、前側の調整された空気が導入される空気流入口32と、後側の調整された空気が導入される空気流入口32と、が形成される。同様に、第2ダクト部材4の前後方向中央部に、第2ダクト部材4を前後に隔離する隔壁43が設けられ、第2ダクト部材4の前後両端部には、前側の調整された空気が導入される空気流入口42と、後側の調整された空気が導入される空気流入口42と、が形成される。第1ダクト部材3の前側の空気流入口32と第2ダクト部材4の前側の空気流入口42の前方に、チャンバーダクト2が接続され、チャンバーダクト2には、その外側に、調整された空気を導入する空気導入口21と、内側に、車室内の天井部の滞留した空気を循環させる空気噴出口22が設けられる。第1ダクト部材3の後側の空気流入口32と第2ダクト部材4の後側の空気流入口42のそれぞれの後側にも同様に、チャンバーダクト2が、接続される。
上記構成のダクト型送風装置1は、第1吹出口11、第2吹出口12、第3吹出口13及び第4吹出口14の形状や大きさではなく、ダクト筐体31,41に設ける開口5の種類(小幅スリット51、大幅スリット52、傾きスリット53及び少量スリット54)によって、送風量及び送風方向を決めることができるため、装置の設計を簡単且つ迅速に行うことができる。
例えば、ダクト型送風装置1は、各種の形状や大きさの車室の天井部に設置されるが、第1吹出口11、第2吹出口12、第3吹出口13及び第4吹出口14の配列は、車種ごとにコンピュータシュミレーションを行って、車室内への送風をシュミレートして決定することができる。製造時、ダクト筐体31,41は、例えば、合成樹脂のブロー成型により製造され、開口5(小幅スリット51、大幅スリット52、傾きスリット53及び少量スリット54)は、NC加工機による切削加工などによって、任意の位置に簡単に形成することができる。開口5の方向は、図9~14に示す如く、ダクト筐体31,41の半径方向ではなく、空気吹出口83に向かう方向(下方向)とし、これにより、車室内への送風の抵抗を小さくすることができる。このように、ダクト型送風装置1は、ダクト筐体31,41に、自動車等の種類に応じた第1吹出口11、第2吹出口12、第3吹出口13又は第4吹出口14の配列を選択して設けることによって、最適な方向と量の送風を行なうことができるため、多数の種類の自動車等に対して簡単に対応することができる。
ダクト型送風装置1の製造時、各部材は各々合成樹脂により成形され、図5に示すように、ダクト筐体31,41に、前後の空気流入口32,42からそれぞれスクリュー部材7を挿入して固定し、ダクト筐体31,41の下側に、第1吹出口11~第4吹出口14ごとの開口5(小幅スリット51、大幅スリット52、傾きスリット53及び少量スリット54)の周辺を覆うように吹出口部材8が取り付けられる。第1ダクト部材3と第2ダクト部材4の前側の下側に、吹出口部材8がそれぞれ6個取り付けられ、第1ダクト部材3と第2ダクト部材4の後側の下側に、吹出口部材8がそれぞれ6個取り付けられ、ダクト型送風装置1には、合計24個の吹出口部材8が取り付けられる。各々、図1に示す如く、これらの吹出口部材8は、同一形状であり、前後方向に一列に並んで配置されるため、送風量と送風方向を位置ごとに変えながら、ダクト型送風装置1のデザインの統一性を図り、見栄えを良くすることができる。
車室内にダクト型送風装置1を設置する場合、図1に示すように、第1ダクト部材3を右側に、第2ダクト部材4を左側に、それぞれの吹出口部材8が下向きとなるように仮設し、第1ダクト部材3と第2ダクト部材4のそれぞれ前側の空気流入口32,42を車室内の前側に設置されるチャンバーダクト2に接続する。同様に、第1ダクト部材3と第2ダクト部材4のそれぞれ後側の空気流入口32,42を車室内の後側に設置されるチャンバーダクト2に接続する。このように接続したダクト型送風装置1を車室内天井部に設置する。前後のチャンバーダクト2の空気導入口21のそれぞれに、調整された空気が導入されるように、図示しないエアコンユニットの送風ダクトが接続される。車室内天井部には、開口5や空気噴出口22に対応する部分が切り抜かれた天井パネルが送風装置を覆うように取り付けられる。
次に、ダクト型送風装置1の動作について説明する。チャンバーダクト2を介して、エアコンユニットから調整された空気が第1ダクト部材3及び第2ダクト部材4の空気流入口32,42に導入される。第1ダクト部材3では、導入された空気は、スクリュー部材7の螺旋壁72によって、螺旋流路34を時計回りに旋回しながらダクト筐体31内を、前側は前方から後方に、後側は後方から前方に送風され、ダクト筐体31の周壁に形成された第1吹出口11、第2吹出口12、第3吹出口13及び第4吹出口14のスリット状の開口5(小幅スリット51、大幅スリット52、傾きスリット53及び少量スリット54)から車室内に送風される。第2ダクト部材4では、導入された空気は、スクリュー部材7の螺旋壁72によって、螺旋流路44を反時計回りに旋回しながらダクト筐体41内を、前側は前方から後方に、後側は後方から前方に送風され、ダクト筐体41の周壁に形成された第1吹出口11~第4吹出口14のスリット状の開口5から車室内に送風される。
第1吹出口11、第2吹出口12、第3吹出口13及び第4吹出口14のスリット状の開口5、つまり、小幅スリット51、大幅スリット52、傾きスリット53及び少量スリット54は、各々、異なる風量と風向に設定されているので、第1吹出口11、第2吹出口12、第3吹出口13及び第4吹出口14からは、図9~14に示すように、各々の風量と風向の空気流が車室内に送風される。つまり、小幅スリット51を有した第1吹出口11は、図10のように、少量の調整された空気を送風する。大幅スリット52を有した第2吹出口12は、図12のように、大量の調整された空気を送風する。傾きスリット53を有した第3吹出口13は、図9,13のように、車室内の内側に向けて調整された空気を送風する。少量スリット54を有した第4吹出口14は、図11のように、車室内の下側に向けて抑えられた量の調整された空気を送風する。第1吹出口11、第2吹出口12、第3吹出口13及び第4吹出口14を第1ダクト部材3と第2ダクト部材4の長手方向に沿ってランダムに並設することにより、ダクト型送風装置1は、車室内の広い範囲に調整された空気を供給することができる。
このように、ダクト型送風装置1によれば、第1吹出口11、第2吹出口12、第3吹出口13及び第4吹出口14からの空気の吹出量が開口5のスリット幅に応じて設定されるため、吹出口部材8の形状は同一とし、開口5のスリット幅を変え、その位置により空気の吹出量を変えるようにダクト型送風装置1を設定することができる。また、ダクト筐体31,41は、開口が形成されていない共通の円筒状の筐体に、スリット状の開口を設定された位置に形成することによって製造することができ、吹出口部材8は、共通部品としてダクト筐体31に取り付ければ良いため、空気の吹出量及び吹出方向の異なる吹出口を有するダクト型送風装置1を、低コストで且つ簡単に製造することができる。また、上記ダクト型送風装置1は、各々の開口5の周囲が吹出口部材8によって覆われ、スリット幅の異なる開口5は外観に現れないので、一列に並設された吹出口部材8と共に、デザインの統一性を図り、見栄えを良くすることができる。
また、ダクト型送風装置1は、車室内の天井部に、第1ダクト部材3と第2ダクト部材4が間隔をおいて平行に配設され、第1ダクト部材3と第2ダクト部材4のスクリュー部材7は、互いに相反方向に空気が旋回する形状に形成され、ダクト筐体31,41の開口5として傾きスリット53が、第1ダクト部材3と第2ダクト部材4のダクト筐体31,41の外周部接線方向で且つそれぞれのスクリュー部材7の旋回方向の車室内に向けて形成され、傾きスリット53によって空気の送風方向を車室内の乗員方向に向くように調整される。これにより、傾きスリット53によって、空気の送風方向を車室内の乗員方向に調整し、車室内の広い範囲に調整された空気を供給することができる。
また、ダクト型送風装置1において、開口5のスリット幅と共に開口5の位置は、空気の吹出量に応じて設定することが好ましい。これによれば、例えば、開口5のスリット幅を小さくし、且つ、接線位置から離すことにより、吹出量を小さくすることができる。
また、ダクト型送風装置1において、傾きスリット53の左右の直径方向の幅を、ダクト筐体31の内径の直径Lの1/40~1/15の長さとすることが好ましい。これによれば、傾きスリット53は、好適に、車室内の内側に向けて調整された空気を送風することができる。傾きスリット53の左右の直径方向の幅がダクト筐体31の内径の直径Lの1/40未満とした場合、送風量が少なく、十分な送風量を車室内の内側に向けて送風することができないおそれがある。一方、傾きスリット53の左右の直径方向の幅が直径Lの1/15を超えると、送風量に対してスリットの幅が大きく、送風の指向性が低下し、送風方向を車室内の内側に向けることができないおそれがある。
なお、ダクト型送風装置1は、その構成を以下のような形態に変更しても実施することができる。
ダクト型送風装置1は、ダクト筐体31,41、スクリュー部材7及び吹出口部材8を合成樹脂から成形したが、アルミニウム板や鋼板などの金属板から成形しても良い。
ダクト型送風装置1は、車室内の天井部に配設したが、上下の構成を逆にして車室内の床部に配設しても良く、さらに、天井部と床部とにそれぞれ配設しても良い。
ダクト筐体31,41に形成するスリットの左右の直径方向の幅は、小幅スリット51が略L/10、大幅スリット52が略L/6、傾きスリット53と少量スリット54が略L/20、としたが、小幅スリットがL/15~L/8、大幅スリットがL/8~L/5、傾きスリット53と少量スリット54がL/40~L/15の範囲であれば、車室内の広い範囲に調整された空気を供給することができる。
ダクト筐体31,41に形成する第1吹出口11、第2吹出口12、第3吹出口13及び第4吹出口14のそれぞれに設ける開口5の設置数は3個としたが、第1吹出口11~第4吹出口14のそれぞれに設ける開口5の設置数は2~5個の範囲であれば、車室内の広い範囲に調整された空気を供給することができる。
ダクト型送風装置1では、第2ダクト部材4の開口5の配列を第1ダクト部材3の開口5の配列の左右を逆にした配列としたが、開口5の配列を左右別々に設定することもできる。開口5の配列を左右別々に設定することにより、例えば、バスのように左右で出入口や椅子の配置が異なる車種についても、適した風量と風向の送風を行なうことができる。
ダクト型送風装置1では、第1ダクト部材3及び第2ダクト部材4は、前後方向中央部に、ダクト筐体31,41を閉塞する隔壁33,43を設け、前後左右から車室内に向けて送風するように構成したが、変形例として、図15に示すように、前側部分のみのダクト型送風装置100とすることもできる。前側部分のみのダクト型送風装置100とすることにより、全長の短い車種であっても設置することができる。
1…ダクト型送風装置、2…チャンバーダクト、3…第1ダクト部材、4…第2ダクト部材、5…開口、7…スクリュー部材、8…吹出口部材、11…第1吹出口、12…第2吹出口、13…第3吹出口、14…第4吹出口、21…空気導入口、22…空気噴出口、31…ダクト筐体、32…空気流入口、33…隔壁、34…螺旋流路、41…ダクト筐体、42…空気流入口、43…隔壁、44…螺旋流路、51…小幅スリット、52…大幅スリット、53…傾きスリット、54…少量スリット、72…螺旋壁、81…壁体、82…接続口、83…空気吹出口、84…仕切リブ、100…ダクト型送風装置、W1~W4…スリット幅。

Claims (5)

  1. ダクト部材を形成する円筒状のダクト筐体と、該ダクト筐体内に配されるスクリュー部材と、該スクリュー部材によって形成され該ダクト筐体内の空気を螺旋回転させる螺旋流路と、該ダクト筐体の外周部に設けられ該空気を吹き出す吹出口と、を備え、
    該ダクト筐体の周壁の該吹出口内に、スリット状の開口が該ダクト筐体の長手方向に複数形成され、
    該ダクト筐体の該周壁の外側に、空気吹出口を備える吹出口部材が該開口の周囲を覆って取り付けられ、
    該開口は、小量の調整された空気を送風する小幅スリットと、該小幅スリットの面積よりも大きい面積であり大量の調整された空気を送風する大幅スリットと、を有し、
    車室内の天井部に、第1ダクト部材と第2ダクト部材が間隔をおいて平行に配設され、
    該第1ダクト部材と該第2ダクト部材のスクリュー部材は、互いに相反方向に空気が旋回する形状に形成され、
    ダクト筐体の開口として傾きスリットが、該第1ダクト部材と該第2ダクト部材の該ダクト筐体の外周部接線方向で且つそれぞれの該スクリュー部材の旋回方向の該車室内に向けて形成され、該傾きスリットによって該空気の送風方向を該車室内の乗員方向に調整されることを特徴とするダクト型送風装置。
  2. 前記開口は、同じ種類のスリットが複数個ずつ長手方向に並設され、前記ダクト筐体の長手方向に複数形成された該開口の面積が、長手方向に隣り合う該開口の面積と異なることを特徴とする請求項1に記載のダクト型送風装置。
  3. 前記第1ダクト部材と前記第2ダクト部材の一端部は、チャンバーダクトにより連通接続され、
    前記ダクト筐体の前記開口として少量スリットが、抑えられた量の空気を下側に向けて送風するように形成され、
    該開口は、一端部側から順に、前記傾きスリット、前記小幅スリット、該少量スリット、前記大幅スリット、該傾きスリット及び該小幅スリットが長手方向に略一列に並んで設けられる、
    ことを特徴とする請求項に記載のダクト型送風装置。
  4. ダクト部材を形成する円筒状のダクト筐体と、該ダクト筐体内に配されるスクリュー部材と、該スクリュー部材によって形成され該ダクト筐体内の空気を螺旋回転させる螺旋流路と、該ダクト筐体の外周部に設けられ該空気を吹き出す吹出口と、を備え、
    該ダクト筐体の周壁の該吹出口内に、スリット状の開口が該ダクト筐体の長手方向に複数形成され、
    該ダクト筐体の該周壁の外側に、空気吹出口を備える吹出口部材が該開口の周囲を覆って取り付けられ、
    該開口は、小量の調整された空気を送風する小幅スリットと、該小幅スリットの面積よりも大きい面積であり大量の調整された空気を送風する大幅スリットと、を有し、
    車室内の天井部に、第1ダクト部材と第2ダクト部材が間隔をおいて前後方向に平行に延伸した状態で配設され、
    該第1ダクト部材と該第2ダクト部材のそれぞれのダクト筐体の長手方向中央部に、該ダクト筐体を閉塞する隔壁が設けられ、
    該第1ダクト部材と該第2ダクト部材の前端部と後端部は、各々、チャンバーダクトにより連通接続されていることを特徴とするダクト型送風装置。
  5. ダクト部材を形成する円筒状のダクト筐体と、該ダクト筐体内に配されるスクリュー部材と、該スクリュー部材によって形成され該ダクト筐体内の空気を螺旋回転させる螺旋流路と、該ダクト筐体の外周部に設けられ該空気を吹き出す吹出口と、を備え、
    該ダクト筐体の周壁の該吹出口内に、スリット状の開口が該ダクト筐体の長手方向に複数形成され、
    該ダクト筐体の該周壁の外側に、空気吹出口を備える吹出口部材が該開口の周囲を覆って取り付けられ、
    該開口は、該ダクト筐体の周方向の位置が空気の吹出量に応じて設定され、
    開口は、同じ種類のスリットが複数個ずつ長手方向に並設され、ダクト筐体の長手方向に複数形成された該開口の該ダクト筐体の周方向の位置が、長手方向に隣り合う該開口の位置と異なることを特徴とするダクト型送風装置。
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