JP7214407B2 - 画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、HDR画像を生成する画像処理装置及び画像処理方法に関する。
異なるセンサ感度で時分割に繰り返し撮像した画像をHDR(ハイダイナミックレンジ)合成する際に、センサ感度の違いや合成時の露出補正により、HDR画像内の明部と暗部のノイズ特性に差異が生じ、明暗部の境界にノイズの段差が発生する場合がある。従来から、明暗部に生じる画質劣化を低減する様々な方法が提案されている。特許文献1には、撮像画像から暗部を検出し、暗部領域の平均輝度が撮像画像の露出と適正露出との中間値になるように露出設定し、再撮像して得られた画像を合成することで、暗部のノイズを低減する方法が記載されている。
特開2015-50733号公報
しかし、特許文献1に記載の方法では、暗部については撮像時の露出と適正露出との中間となる露出で撮像した画像を合成しているため、撮像画像と比べて明部と暗部とのノイズ特性に差異が生じる可能性がある。したがって、特許文献1に記載の方法を用いてHDR合成した場合でも、HDR画像内の明暗部の境界においてノイズ段差が発生する可能性がある。そこで、本発明は、時分割で撮像した画像をHDR合成する際に、明暗部の境界に生じるノイズ段差を低減させることができる画像処理装置を提供することを目的とする。
本発明による画像処理装置は、被写体を異なるSN比特性を有する露出条件で撮像した複数の撮像画像を取得する取得手段と、前記複数の撮像画像を合成してハイダイナミックレンジ画像を生成する合成手段と、生成された前記ハイダイナミックレンジ画像を複数の領域に分割する分割手段と、前記分割して得られた分割領域間におけるノイズ段差量を導出する導出手段と、前記ノイズ段差量に基づき、前記露出条件のうち少なくとも1つの露出条件を更新する更新手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、時分割で撮像した画像をHDR合成する際に、明暗部の境界に生じるノイズ段差を低減させることができる。
暗部と明部とを有する被写体を撮像装置で撮像する様子を示す図である。 時分割撮像を説明するための図である。 図1に示す撮像装置のシステム構成を示す図である。 第1実施形態にかかる撮像装置の画像処理部の機能を示すブロック図である 第1実施形態における画像処理部が実行する処理のフローチャートである。 第2のセンサ感度で撮像した画像を合成して得られるHDR画像を模式的に示す図である。 領域分割処理を示すフローチャートである。 領域分割を説明するための図である。 ノイズ段差量導出処理を示すフローチャートである。 ノイズ段差量を説明するための図である。 SN比特性を示すグラフである。 第1のセンサ感度で撮像した画像を合成して得られるHDR画像を模式的に示す図である。 空間周波数特性成分に基づき領域を分割する方法を説明するための図である。 時分割撮像の他の例を説明するための図である。 ノイズ段差量が大きい領域を強調表示するユーザインターフェースの一例を示す図である。 暗部の分割領域の画素値ヒストグラムの一例を示す図である。 第2実施形態における画像処理部が実行する処理のフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。なお、以下の実施形態は本発明を限定するものではなく、また、本実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。なお、同一の構成については、同じ符号を付して説明する。
[第1実施形態]
本実施形態では、図1に示すように、暗部101及び明部102を有するダイナミックレンジが広い静止被写体を、撮像装置103を用いて異なる露出条件(本実施形態ではセンサ感度)で連続撮像を行って、時分割画像を撮像する場合を例にする。図2は、時分割撮像及び時分割撮像により取得される時分割画像を説明するための図である。図2(a)には、時分割撮像した各フレーム画像の露光開始及び終了タイミングを表すタイムラインが示されている。i-1番目のフレーム画像(以下、フレーム画像i-1と記す。)は、低いセンサ感度(ISO感度とも呼ぶ。)ISOS及び露光時間TSで撮像されている。一方、i番目のフレーム画像(以下、フレーム画像iと記す。)は、センサ感度ISOSより高いセンサ感度ISOL、露光時間TLで撮像されている。また、各フレーム画像は、時間間隔TFPSで連続撮像されている。図2(b)には、撮像画像内のフレーム画像i-1が示されている。フレーム画像i-1は、露光量が少ないセンサ感度ISOSで撮像した低露光画像であるため、明部102は適切な露出レベルで撮像される一方、暗部101に対応する領域は暗く、ノイズが大きくなっている。図2(c)には、撮像画像内のフレーム画像iが示されている。フレーム画像iは、露光量が多いセンサ感度ISOLで撮像した高露光画像であるため、明部102に対応する画素値は飽和する一方、暗部101は適切な露出レベルで撮像されるので、暗部101に対応する領域はノイズが小さくなっている。
図3は、図1に示す撮像装置103のシステム構成を示す図である。撮像装置103は、撮像部301、ROM302、RAM303、CPU304、撮像制御部305、操作部306、表示部307、及び外部メモリ制御部308を備える。これらの構成要素は、データ転送経路であるバス311により互いに接続されている。撮像部301は、レンズ、絞り、シャッタ、光学ローパスフィルタ、カラーフィルタ、及び、CMOSやCCDなどのセンサを有する。撮像部301は、被写体から反射される反射光の光量を検知し、A/D変換を経てバス311にデジタルデータを出力する。ROM302とRAM303は、撮像や画像処理に必要なプログラム、データ、作業領域などをCPU304に提供する。CPU304は、RAM303をワークメモリとして、ROM302やRAM303に格納されたプログラムを読み出して実行し、バス311を介して各構成を制御する。これにより、後述する様々な処理(例えば、図5、図7、図9及び図17に示す処理)が実行される。撮像制御部305は、撮像部301に対してフォーカスを合わせたり、シャッタを開いたり、絞りを調節したりする制御を行う。操作部306は、例えば、ボタンやモードダイヤルである。ユーザは、操作部306を介して、電源の起動や処理パラメータの設定など各種の指示を撮像装置103に対して入力することができる。表示部307は、例えば液晶ディスプレイであって、画像処理部310から受け取った撮像画像や文字情報を表示する。なお、表示部307は、タッチスクリーン機能を有していてもよい。そして、表示部307が、ユーザ指示を入力する操作部306として機能してもよい。外部メモリ制御部308は、PC(パーソナルコンピュータ)や外部メモリ309(例えば、ハードディスク、メモリーカード、CFカード、SDカード、USBメモリ)と接続するためのインターフェースである。画像処理部(以下、画像処理装置と呼ぶ場合がある。)310は、撮像部301から得られたデジタル画像に対して画像処理を施して新たな画像を生成し、生成した画像をバス311に出力する。
図4は、第1実施形態にかかる撮像装置103の画像処理部310の機能を示すブロック図である。センサ感度設定部401は、バス311を介して被写体を撮像する複数のセンサ感度を撮像部301に設定する。センサ感度設定部401は、設定したセンサ感度を撮像画像取得部403とHDR合成部404とに出力する。露光時間設定部402は、バス311を介して被写体を撮像する複数の露光時間を設定する。露光時間設定部402は、設定した露光時間を撮像画像取得部403に出力する。撮像画像取得部403は、センサ感度設定部401が設定したセンサ感度で被写体を連続して撮像した画像(撮像画像)を撮像部301から取得する。撮像画像取得部403は、取得した撮像画像を、HDR合成部404とノイズ段差量導出部406とに出力する。HDR合成部404は、撮像画像とセンサ感度とに基づき、撮像画像を合成してHDR画像を生成し、該HDR画像をノイズ段差量導出部406とバス311とに出力する。領域分割部405は、撮像画像とハイダイナミックレンジ画像(HDR画像)とを複数の領域に分割し、分割した領域(以下、分割領域と呼ぶ。)に関する情報(例えば、座標)をノイズ段差量導出部406に出力する。ノイズ段差量導出部406は、撮像画像とHDR画像と分割領域に関する情報とから、HDR合成により分割領域間に生じるノイズ段差量を導出し、導出したノイズ段差量をセンサ感度導出部407に出力する。センサ感度導出部407は、ノイズ段差量から、HDR画像において生じるノイズ段差を低減するセンサ感度を導出し、導出したセンサ感度をセンサ感度設定部401に出力する。
(画像処理部310の動作)
図5は、第1実施形態における画像処理部310が実行する処理のフローチャートである。図5に示すフローを記述したプログラムを、CPU304がROM302から読み出してRAM303上に書き込み、該プログラムを実行することによって当該処理が実施される。
まず、センサ感度設定部401が、第1のセンサ感度がROM302またはRAM303等の記憶領域(以下、所定の記憶領域と呼ぶ。)に記憶されているか判定する(S501)。第1のセンサ感度は、ノイズ段差を低減するセンサ感度であって、後述するS511で導出される。
第1のセンサ感度が記憶されていない場合は(S501のNO)、センサ感度設定部401が、所定の記憶領域に記憶されたユーザ指定の第2のセンサ感度を、後述するS506で取得される撮像画像のセンサ感度に設定する(S502)。本実施形態では、第2のセンサ感度として、ISOS2=800,ISOL2=12800が設定されているものとする。次いで、露光時間設定部402が、所定の記憶領域に記憶されたユーザ指定の第2の露光時間を、後述するS506で取得される撮像画像の露光時間に設定する。本実施形態では、第2の露光時間としてTS2=1/120(sec)、TL2=1/120(sec)が設定されているものとする。なお、第2のセンサ感度及び第2の露光時間は、予め、ユーザによって操作部306を介してセンサ感度設定部401に対して指定されるものとする。また、センサ感度設定部401は、ユーザ指定の第2のセンサ感度及び第2の露光時間を所定の記憶領域に記憶させておくものとする。
一方、第1のセンサ感度が記憶されている場合は(S502のYES)、センサ感度設定部401が、第1のセンサ感度を、後述するS506で取得される撮像画像のセンサ感度に設定する。本実施形態では、後述するS511にて第1のセンサ感度としてISOS1=200,ISOL1=12800が導出され、導出された各値が所定の記憶領域に記憶されるものとする。次いで、露光時間設定部402が、第1のセンサ感度ISOS1,ISOL1と、第二のセンサ感度ISOS2,ISOL2と、第二の露光時間TS2,TL2とから、以下の式(1)に従い、露光時間TS1、TL1を設定する。
Figure 0007214407000001
S1,TL1は、第1のセンサ感度ISOS1,ISOL1でフレーム画像i-1,iを撮像する際に設定される露光時間である。本実施形態では、上述したように、第1のセンサ感度としてISOS1=200,ISOL1=12800が設定されていて、第2のセンサ感度としてISOS2=800、ISOL2=12800が設定されている。従って、TS2=1/120(sec),TL2=1/120(sec),TL1=1/120(sec)すると、式(1)よりTS1=1/30(sec)となる。設定された露光時間TS1,TL1は所定の記憶領域に記憶される。
次いで、撮像画像取得部403が、S502,S503、又はS504,S505で設定されたセンサ感度及び露光時間で被写体を撮像し、撮像画像を取得する(S506)。取得された撮像画像は、所定の記憶領域に記憶される。次いで、HDR合成部404が、フレーム画像i-1,iから、公知のトーンマッピングアルゴリズムを用いてHDR画像を合成する(S507)。本実施形態では、ユーザ指定の第2のセンサ感度で撮像して得られた画像をHDR合成した場合、HDR画像の左側領域(被写体の暗部101が写る領域)には、フレーム画像iを露出補正して得られる画像が貼り付けられる。そのため、HDR画像の左側領域は、フレーム画像i-1の左側領域よりもノイズが小さくなっている。一方、HDR画像の右側領域(明部102が写る領域)は、フレーム画像i-1の画像がそのまま貼り付けられるため、フレーム画像i-1の右側領域と同じノイズ特性を有するHDR画像が得られる。HDR合成して得られた画像(HDR画像)は、所定の記憶領域に記憶される。
次いで、領域分割部405が、第1のセンサ感度が所定の記憶領域に記憶されているか判定する(S508)。第1のセンサ感度が記憶されている場合(S508のYES)、領域分割部405は、ノイズ段差が低減されたHDR画像がS507にて取得できていると判断する。そして、処理は終了する。なお、被写体を動画撮像する場合には、図5に示すフローが繰り返し実行される。第1のセンサ感度が記憶されていない場合(S508のNO)、領域分割部405は、分割領域、ノイズ段差量、及びノイズ段差を低減するセンサ感度の導出処理(後述するS509、S510、及びS511の処理)が行われていないと判断する。そして、領域分割部405は、S509の処理に移行する。
領域分割部405は、図2(b)(c)に示すフレーム画像i-1,iと、フレーム画像i-1,iとをHDR合成した画像(図6に示すHDR画像)とを、図7に示すフローに従って複数の領域に分割する(S509)。なお、S509の処理(領域分割処理)の詳細は後述する。本実施形態では、S509において、被写体の暗部101と明部102とがそれぞれ、後述する図8(a)(b)に示す領域RkAと領域RkBとして導出される。領域分割処理により得られた各領域を特定可能な情報(座標など)が所定の記憶領域に記憶される。
次いで、ノイズ段差量導出部406が、図2(b)に示す低露光のフレーム画像i-1に対するHDR合成画像のノイズ段差量を、図9に示すフローに従って導出する(S510)。ノイズ段差量導出処理の詳細は後述する。図10は、平均画素値Ikを有する分割領域Rkの標準偏差の差分Δσ(Ik)をプロットしたグラフである。横軸は領域Rkの平均画素値Ik、縦軸は領域Rkの標準偏差の差分Δσ(Ik)である。th1、th2はHDR合成される画素値範囲である。Ik<th1の画素領域には、フレーム画像iが貼り付けられ、Ik>th2である画素領域には、フレーム画像i-1が貼り付けられる。th1≦Ik≦th2である画素領域には、フレーム画像i-1とフレーム画像iとを画素値に応じた重み付けでαブレンディングされた画像が貼り付けられる。点線で示される曲線は、センサ感度から導出される、平均画素値Iを有する領域Rで生じる標準偏差の差分Δσ(I)を表している。図10に示されるように、I<th1である場合、露出補正したフレーム画像iが貼り付けられる。そのため、フレーム画像i-1とフレーム画像iとのセンサ感度の違いと、フレーム画像iに対する露出補正とに伴い、標準偏差の差分Δσ(I)は画素値Iに対し単調減少する。I>th2である場合、フレーム画像i-1が貼り付けられるため、標準偏差の差分Δσ(I)は0となる。th1≦Ik≦th2である場合、フレーム画像i-1とフレーム画像iとをαブレンディングするため、標準偏差の差分Δσ(I)は画素値Iに対し単調増加し、0に近づく。本実施形態では、HDR画像内の領域RkAにおいてはIkA<th1であり、フレーム画像iの対応する領域が露出補正されて貼り付けられるため、フレーム画像i-1の領域RkAよりもノイズが小さくなっている。従って、後述する式(4)より、標準偏差の差分Δσ(IkA)<0となる。また、HDR画像内の領域RkBにおいてはIkB>th2であり、フレーム画像i-1の画像が貼り付けられるため、標準偏差の差分Δσ(IkB)=0となる。ノイズ段差量導出部406は、導出したノイズ段差量Δσ(I)を所定の記憶領域に記憶する。
次いで、センサ感度導出部407が、ノイズ段差を低減する第1のセンサ感度として、以下の式(2)に従うSN比特性を有するセンサ感度を導出する(S511)。
Figure 0007214407000002
kAとσkA(IkA)は、後述するS902で導出されるフレーム画像i-1の領域Rkにおける平均画素値とノイズ量である。Δσ(IkA)は、後述するS905で導出される領域Rkにおけるノイズ段差量である。図11は、ノイズ段差量と第2のセンサ感度とから第1のセンサ感度が導出される際に用いられる、SN比特性を示すグラフである。横軸は画素値I、縦軸は画素値Iに対するSN比である。点線ISOS2,ISOL2は、第2のセンサ感度から導出されるフレーム画像i-1,iにおけるSN比特性を示す曲線である。実線は、フレーム画像i-1,iを合成したHDR画像におけるSN比特性の曲線である。I<th1である画素領域では、露出補正したフレーム画像iが貼り付けられるため、曲線ISOL2に対し、横軸方向にISOL2/ISOS2倍だけ縮小したSN比特性となる。I>th2である画素領域では、フレーム画像i-1が貼り付けられるため、ISOS2のSN比特性を有する。th1<I<th2である画素領域では、フレーム画像i-1とフレーム画像iとがαブレンディングされるため、ISOL2を横軸方向にISOL2/ISOS2倍だけ縮小した曲線と曲線ISOS2とを補間する曲線に沿ったSN比特性となる。点線ISOS1,ISOL1は、式(2)に従って導出されるフレーム画像i-1、iのセンサ感度である。本実施形態では、第2のセンサ感度にはISOS2=800、ISOL2=12800が設定されている。よって、ISOL1を12800に設定した場合、式(2)を満たすフレーム画像i-1のセンサ感度として、ISOL2を横軸方向にISOL2/ISOS2倍だけ縮小した曲線と同じSN比特性を有するISOS1=200が導出される。センサ感度導出部407は、導出したセンサ感度を第1のセンサ感度として所定の記憶領域に記憶する。S511の後、処理はS501に戻る。
(領域分割部405の動作)
図7を用いて、S509の領域分割処理について説明する。まず、領域分割部405が、分割領域の番号kを1に初期化する(S701)。次いで、領域分割部405が、以下の式(3)に従い、k番目の分割領域に指定する画素値の範囲ΔIkを設定する(S702)。
Figure 0007214407000003
Nは分割領域の合計数である。領域分割部405は、設定した画素値範囲ΔIkを、所定の記憶領域に記憶する。次いで、領域分割部405は、S507で合成されたHDR画像から、ΔIkの範囲内の画素値を有する領域Rkを導出する(S703)。領域分割部405は、導出した領域Rkの情報(例えば、領域Rkの座標情報)を所定の記憶領域に記憶する。次いで、領域分割部405は、分割領域の番号kを1インクリメント(k=k+1)して更新する(S704)。最後に、領域分割部405は、全分割領域の情報を導出し終えたか判定する(S705)。具体的には、領域分割部405は、分割領域の番号kがNより大きいか判定する。k>Nを満たす場合は(S705のYES)、領域分割部405は、全分割領域の情報を導出し終えたと判断し、処理を終了する。k>Nを満たさない場合は(S705のNO)、領域分割部405は、S702の処理に戻る。本実施形態では、図8に示すように、被写体の暗部101に対応する領域が、図8(a)に示す領域RkA(白色の部分)として導出される。また、被写体の明部102に対応する領域が、図8(b)に示す領域RkB(白色の部分)として導出される。
(ノイズ段差量導出部406の動作)
図9を用いて、S510のノイズ段差量導出処理について説明する。まず、ノイズ段差量導出部406が、分割領域の番号kを1に初期化する(S901)。次いで、ノイズ段差量導出部406が、低いセンサ感度を設定した低露光画像であるフレーム画像i-1内の領域Rkの平均画素値Ikを導出する(S902)。導出した平均画素値Ikは所定の記憶領域に記憶される。次いで、ノイズ段差量導出部406が、フレーム画像i-1内の領域Rkの標準偏差σkを導出する(S903)。導出された標準偏差σkは所定の記憶領域に記憶される。次いで、ノイズ段差量導出部406が、HDR画像内の領域Rkの標準偏差σHkを導出する(S904)。導出された標準偏差σHkは、所定の記憶領域に記憶される。次いで、ノイズ段差量導出部406が、以下の式(4)に従い、HDR画像内の領域Rkの標準偏差σHkとフレーム画像i-1内の領域Rkの標準偏差σkとの差分Δσ(Ik)を導出する(S905)。
Figure 0007214407000004
導出された領域Rkの標準偏差の差分Δσ(Ik)は、所定の記憶領域に記憶される。
次いで、ノイズ段差量導出部406は、分割領域の番号kを1インクリメント(k=k+1)して更新する(S906)。次いで、ノイズ段差量導出部406は、全分割領域についてノイズ段差量を導出し終えたか判定する(S907)。具体的には、ノイズ段差量導出部406は、分割領域の番号kがNより大きいか判定する。k>Nを満たす場合は(S907のYES)、ノイズ段差量導出部406は、全分割領域のノイズ段差量を導出したと判定し、処理を終了する。k>Nを満たさない場合は(S907のNO)、ノイズ段差量導出部406は、S902の処理に戻る。図10を用いて前述したように、本実施形態では、HDR画像内の領域RkAにおいてはIkA<th1であり、フレーム画像iの対応する領域が露出補正されて貼り付けられる。そのため、HDR画像内の領域RkAは、フレーム画像i-1の領域RkAよりもノイズが小さくなっている。従って、式(4)より、標準偏差の差分Δσ(IkA)<0となる。また、HDR画像内の領域RkBにおいてはIkB>th2であり、フレーム画像i-1の画像が貼り付けられるため、標準偏差の差分Δσ(IkB)=0となる。
以上説明した画像処理を行うことにより、HDR画像に生じるノイズ段差を低減するセンサ感度(第1のセンサ感度)を導出できる。図12は、第1のセンサ感度で撮像した画像を合成して得られるHDR画像を示す図である。本実施形態では、フレーム画像i-1の第1のセンサ感度として、ISOL2を横軸方向にISOL2/ISOS2倍だけ縮小した曲線と同じSN比特性を有するISOS1=200を導出することにより、明部と暗部とのノイズ特性の差異を低減している。よって、本実施形態によれば、図12に示すような暗部と明部間のノイズ段差が低減されたHDR画像を生成することができる。
なお、本実施形態では、撮像画像とHDR画像との画素値に応じて領域を分割した。しかし、撮像画像とHDR画像とをフーリエ変換し、空間周波数特性成分を図13(a)に示す公知のDalyのCortexフィルタに従い、複数の周波数帯に分割しても良い。その場合、ノイズ段差量導出部406は、分割した複数の周波数帯における撮像画像とHDR画像との空間周波数特性の差分に対し、図13(b)に示す公知のDalyのマスクコントラストに従い、周波数に応じて重みづけ加算した値Vを導出する。そして、ノイズ段差量導出部406は、図13(c)に示す、Vと標準偏差の差分Δσとのルックアップテーブルから、ノイズ段差量を導出しても良い。
また、本実施形態では、式(2)に示すSN比特性を有するセンサ感度を設定可能な撮像装置を例にして、センサ感度の導出方法を説明した。しかし、撮像装置に対して上記SN比特性を有するセンサ感度を設定できない場合は、撮像装置で設定できるセンサ感度と加算平均する撮像画像の枚数とを導出しても良い。具体的には高フレームレートで連続撮像できる高速度カメラにて同じセンサ感度で撮像した画像を複数枚で加算平均することにより、撮像装置にて設定できるセンサ感度よりも高いSN比特性を有する画像を取得することができる。図14には、低いセンサ感度ISOS、露光時間TSで3枚のフレーム画像i―11,i―12,i―13を撮像する場合の、露光の開始及び終了のタイミングを表すタイムラインが示されている。このとき、3枚のフレーム画像i―11,i―12,i―13を加算平均して得られる画像が、S507,S509~S510等の処理で用いられることになる。なお、ユーザがノイズ段差の低減を優先するモードを設定した場合に、ノイズ段差を低減するセンサ感度と加算平均する撮像画像の枚数とを導出するようにしても良い。一方、ユーザが複数枚の撮影画像を加算平均した場合に、動体上に生じる二重像の低減を優先するモードを設定した場合には、撮像画像の枚数を1枚に設定して露光時間を長く設定できるようにしても良い。
また、各分割領域Rkの領域内での平均画素値Ikに対するノイズ段差量が所定の閾値より大きい分割領域をユーザインターフェース上に強調表示する表示制御を行うようにしてもよい。つまり、画像処理部310は、そのようなユーザインターフェースを表示部307に表示する表示制御部を有していてもよい。図15は、ノイズ段差量が所定の閾値より大きい分割領域RkAの境界を点線で囲んで強調表示した例である。
また、本実施形態では、S508の判定において、第1のセンサ感度が所定の記憶領域に記憶されていると判断した場合にはS509~S508の処理をスキップするようにしている。しかし、第1のセンサ感度が所定の記憶領域に記憶されている場合であっても、第1のセンサ感度を設定し直す必要があると判定した場合には、S509~S508の処理を実行するようにしてもよい。例えば、HDR画像全体における最大画素値と最小画素値との変化を検出した場合に、S509~S508の処理を実行するようにしてもよい。そのような形態を実現するには、例えば、S508でYESと判定された後に、前回のHDR画像と今回のHDR画像とにおける最大画素値及び最小画素値を比較して、第1のセンサ感度を設定し直す必要があるかを判定すればよい。
また、本実施形態では、S511でノイズ段差量を低減するセンサ感度を導出しているが、ノイズ段差量が所定の閾値以下の場合は、処理をスールし、第2のセンサ感度を第1のセンサ感度として設定してもよい。
[第2実施形態]
第1実施形態では、撮像画像とHDR画像とを領域分割し、分割領域の標準偏差の差分から、ノイズ段差量を導出する方法について説明した。しかし、暗部の分割領域にて黒潰れが生じる場合は、図16に示すにように、暗部の分割領域の画素値ヒストグラムが正規分布に従わないため、ノイズ段差量の導出精度が低下する可能性がある。本実施形態では、暗部の分割領域にて黒潰れが生じる場合でも、高精度にノイズ段差量を導出する方法について説明する。
図17は、第2実施形態におけるノイズ段差量導出処理を示すフローチャートである。なお、図17に示すS1701,S1702、及びS1704~S1710の処理は、図9に示すS901,S902,S903~S907の処理と同様であるため説明を省略する。
S1702の後、ノイズ段差量導出部406が、S1702で導出したフレーム画像i-1の領域Rkの平均画素値Ikが閾値Ithより大きいか判定する(S1703)。Ik>Ithを満たす場合は(S1703のYES)、ノイズ段差量導出部406は、領域Rkで黒潰れが生じていないと判断し、S1704の処理に移行する。Ik>Ithを満たさない場合は(S1703のNO)、ノイズ段差量導出部406は、領域Rkで黒潰れが生じていると判断する。そして、ノイズ段差量導出部406は、フレーム画像i内の領域Rkの平均画素値I´kを導出する(S1705)。導出された平均画素値I´kは、所定の記憶領域に記憶される。次いで、ノイズ段差量導出部406が、第2のセンサ感度と平均画素値I´kとから、以下の式(5)に従い、フレーム画像i-1内の領域Rkで黒潰れが起きない場合における仮想的な標準偏差σkを推定する(S1706)。
Figure 0007214407000005
カメラのノイズは、センサ感度により決まるショットノイズパラメータpと暗電流ノイズσdarkとから、式(5)に従い導出できるものとする。ここでは、ISOS2=800におけるショットノイズパラメータp=0.63、暗電流ノイズσdark=0.72とする。推定した標準偏差σkは、所定の記憶領域に記憶される。
以上のように、本実施形態におけるノイズ段差量導出処理では、平均輝度が閾値以下である分割領域、すなわち黒潰れが生じる可能性がある分割領域については、該分割領域の標準偏差をセンサ感度から推定する。それにより、暗部の分割領域にて黒潰れが生じる場合でも、高精度にノイズ段差量を導出することができる。
[その他の実施形態]
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
センサ感度設定部401
撮像画像取得部403
HDR合成部404
領域分割部405
ノイズ段差量導出部406
センサ感度導出部407

Claims (20)

  1. 被写体を異なるSN比特性を有する露出条件で撮像した複数の撮像画像を取得する取得手段と、
    前記複数の撮像画像を合成してハイダイナミックレンジ画像を生成する合成手段と、
    生成された前記ハイダイナミックレンジ画像を複数の領域に分割する分割手段と、
    前記分割して得られた分割領域間におけるノイズ段差量を導出する導出手段と、
    前記ノイズ段差量に基づき、前記露出条件のうち少なくとも1つの露出条件を更新する更新手段と、を備える
    ことを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記露出条件は、ISO感度であることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記更新手段は、
    前記ハイダイナミックレンジ画像の各画素値に対するSN比を、前記ノイズ段差量に応じて増加させるように、前記露出条件のうち少なくとも1つの露出条件を更新する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 更新された前記露出条件は、記憶装置に記憶され、
    前記更新手段は、
    更新された前記露出条件が前記記憶装置にすでに記憶されている場合には、該露出条件の更新を行なわない
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項に記載の画像処理装置。
  5. 前記露出条件を更新する必要があるか否かを判定する判定手段をさらに備え、
    前記更新手段は、
    更新された前記露出条件が前記記憶装置にすでに記憶されている場合であっても、前記判定手段により前記露出条件を更新する必要があると判定された場合には、前記導出された前記ノイズ段差量に基づき、前記露出条件のうち少なくとも1つの露出条件を更新する
    ことを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。
  6. 前記更新手段は、
    前記合成手段によって生成された前記ハイダイナミックレンジ画像の最大画素値及び最小画素値が変化した場合に、前記露出条件を更新する必要があると判定する
    ことを特徴とする請求項5に記載の画像処理装置。
  7. 前記導出手段は、
    前記分割領域ごとに、前記ハイダイナミックレンジ画像と前記複数の撮像画像それぞれとの間における画素値の標準偏差の差分を導出し、
    前記導出した標準偏差の差分に基づき、前記分割領域間における前記ノイズ段差量を導出する
    ことを特徴とする請求項1から請求項6のうちのいずれか1項に記載の画像処理装置。
  8. 前記複数の撮像画像には、低露光画像と、該低露光画像よりも露光量が多い高露光画像とが含まれ、
    前記導出手段は、
    前記分割領域の各々に対応する前記低露光画像の各領域から、平均画素値が所定の閾値以下である領域が検出された場合には、検出された前記領域の画素値の標準偏差については、該領域に対応する前記高露光画像の領域の平均画素値と、前記露出条件とから推定して導出する
    ことを特徴とする請求項7に記載の画像処理装置。
  9. 前記分割手段は、前記ハイダイナミックレンジ画像を画素値に基づき前記複数の領域に分割する
    ことを特徴とする請求項1から請求項8のうちのいずれか1項に記載の画像処理装置。
  10. 前記分割手段は、前記ハイダイナミックレンジ画像を空間周波数の特性に応じて複数の周波数帯に分割し、
    前記導出手段は、
    前記複数の周波数帯における前記ハイダイナミックレンジ画像と前記複数の撮像画像それぞれとの間における空間周波数の特性の差分を前記複数の周波数帯に応じて重みづけ加算した値を、前記ノイズ段差量として導出する
    ことを特徴とする請求項1から請求項8のうちのいずれか1項に記載の画像処理装置。
  11. 前記更新手段は、
    前記露出条件のうち一の露出条件が、前記複数の撮像画像を撮像した撮像装置に設定できない露出条件である場合には、前記一の露出条件を更新する代わりに、前記撮像装置に設定可能ないずれかの露出条件と該露出条件で撮像した画像を加算平均する枚数とを設定する
    ことを特徴とする請求項1から請求項10のうちのいずれか1項に記載の画像処理装置。
  12. 前記更新手段は、
    前記導出手段が導出した前記ノイズ段差量が所定の閾値以下である場合には、前記露出条件を更新しない
    ことを特徴とする請求項1から請求項11のうちのいずれか1項に記載の画像処理装置。
  13. 前記ノイズ段差量が所定の閾値より大きい分割領域を特定可能な情報を、前記ハイダイナミックレンジ画像とともにユーザインターフェース上に表示させる表示制御手段をさらに備える
    ことを特徴とする請求項1から請求項12のうちのいずれか1項に記載の画像処理装置。
  14. 前記複数の撮像画像は、所定の時間間隔で連続撮影された画像であることを特徴とする請求項1から請求項13のうちのいずれか1項に記載の画像処理装置。
  15. 前記取得手段は、被写体を動画撮像することで得られる複数の撮像画像を、順次取得し、
    前記合成手段、前記分割手段、前記導出手段、および前記更新手段による処理を繰り返す
    ことを特徴とする請求項1から請求項14のうちのいずれか1項に記載の画像処理装置。
  16. 前記露出条件は、露光時間を含むことを特徴とする請求項1から請求項15のうちのいずれか1項に記載の画像処理装置。
  17. 前記取得手段は、低露光画像と高露光画像を前記複数の撮像画像として取得することを特徴とする請求項1から請求項16のうちのいずれか1項に記載の画像処理装置。
  18. 前記ノイズ段差量に応じて画像を表示する表示制御手段をさらに備えることを特徴とする請求項1から請求項17のうちのいずれか1項に記載の画像処理装置。
  19. 被写体を異なるSN比特性を有する露出条件で撮像した複数の撮像画像を取得する取得ステップと、
    前記複数の撮像画像を合成してハイダイナミックレンジ画像を生成する合成ステップと、
    生成された前記ハイダイナミックレンジ画像を複数の領域に分割する分割ステップと、
    前記分割して得られた分割領域間におけるノイズ段差量を導出する導出ステップと、
    前記ノイズ段差量に基づき、前記露出条件のうち少なくとも1つの露出条件を更新する更新ステップと、を含む
    ことを特徴とする画像処理方法。
  20. コンピュータを、請求項1から請求項18のうちのいずれか1項に記載の画像処理装置として機能させるためのプログラム。
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