JP7213057B2 - Co基合金及びその粉末 - Google Patents

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特許法第30条第2項適用 刊行物名 一般社団法人粉体粉末冶金協会発行の「平成30年度春季大会(第121回講演大会)概要集」 発行年月日 平成30年4月30日 学会名 一般社団法人粉体粉末冶金協会の平成30年度春季大会(第121回講演大会) 開催場所 京都府京都市左京区吉田本町 京都大学 百周年時計台記念館 開催日 平成30年5月14日から同5月16日 刊行物名 山陽特殊製鋼技報第25巻第1号 発行年月日 平成30年6月20日
本発明は、溶製法、粉末冶金法、粉体肉盛法、レーザー肉盛法、粉末押出法等に適したCo基合金に関する。
CoCrWC系の合金は、耐食性、耐摩耗性及び耐熱性に優れている。この合金は、樹脂成型機の部品、エンジンバルブ、耐熱ロール等に好んで用いられている。この合金の特性の、さらなる向上についての検討が、なされている。
特開昭62-026739号公報には、Ni、Al及びTiが添加されたCo基合金が開示されている。これらの元素の添加は、合金の耐熱衝撃性、靱性及び耐酸化性を向上させる。
国際公開第2007-066555公報には、Fe、Ni及びMnが添加されたCo基合金が開示されている。これらの元素の添加は、合金の弾性変形能及び磁気特性を向上させる。
特開昭62-033090号公報には、窒素含有率が少ないCo基合金粉末が開示されている。この粉末は、造形性に優れる。
特開昭61-026739号公報 国際公開第2007-066555公報 特開昭62-033090号公報
特開昭62-033090号公報に開示されたCo基合金では、加熱後の凝固において、金属間化合物であるNi(Al,Ti)が生成しうる。この金属間化合物は、破壊の起点となり得る。このCo基合金から得られた成形品の耐衝撃性は、十分ではない。特に、この成形品が厳しい腐食環境下で使用されると、短期間で使用寿命に至る。
国際公開第2007-066555公報に開示されたCo基合金は、熱誘起または応力誘起されたε相を含んでいる。このε相は、h.c.p.構造を有している。このCo基合金では、γ相の含有率が低い。従って、このCo基合金の靱性は不十分である。このCo基合金から得られた成形品は、耐久性に劣る。特に、この成形品が厳しい腐食環境下で使用されると、短期間で使用寿命に至る。
特開昭62-033090号公報に開示されたCo基合金粉末では、酸素含有率が高い。この粉末が加熱・溶融されるとき、溶け残りが発生しやすい。この粉末が加熱・溶融されるとき、粒子の表面に酸化物が生成しやすい。この酸化物は、粒子同士の結合力を低下させる。この粉末から得られた成形品は、耐久性に劣る。特に、この成形品が厳しい腐食環境下で使用されると、短期間で使用寿命に至る。
本発明の目的は、耐食性に優れた成形品が得られうるCo基合金の提供にある。
本発明に係るCo基合金は、
C:1.10質量%以上2.50質量%未満、
Cr:28.0質量%以上34.0質量%以下、
W:3.0質量%以上11.0質量%未満、
Si:0.01質量%以上2.00質量%以下、
Mn:0.01質量%以上1.00質量%以下、
Fe:0.01質量%以上10.0質量%以下、
及び
Ni:0.5質量%以上15.0質量%以下
を含む。残部は、Co及び不可避的不純物である。
好ましくは、このCo基合金の金属組織の全体に対する、h.c.p.構造を有する相であるε相の体積率Pεは、50.0%未満である。
好ましくは、このCo基合金の金属組織は、M6C系及び/又はM7C3系の炭化物と、f.c.c.構造を有する相であるγ相及び/又はh.c.p.構造を有する相であるε相からなるマトリクスとを含む。この金属組織の全体に対する炭化物の体積率Pcは、12.0%以上35.0%以下である。
他の観点によれば、本発明に係る粉末の材質は、Co基合金である。このCo基合金は、
C:1.10質量%以上2.50質量%未満、
Cr:28.0質量%以上34.0質量%以下、
W:3.0質量%以上11.0質量%未満、
Si:0.01質量%以上2.00質量%以下、
Mn:0.01質量%以上1.00質量%以下、
Fe:0.01質量%以上10.0質量%以下、
及び
Ni:0.5質量%以上15.0質量%以下
を含む。残部は、Co及び不可避的不純物である。
本発明に係るCo基合金から得られた成形体は、耐食性に優れる。この成形体の寿命は、長い。
以下、適宜図面が参照されつつ、好ましい実施形態に基づいて本発明が詳細に説明される。
本発明に係る粉末は、多数の粒子の集合である。この粒子の材質は、Co基合金である。この合金は、C、Cr、W、Si、Mn、Fe及びNiを含む。残部は、Co及び不可避的不純物である。以下、この合金における各元素の役割が詳説される。
[炭素(C)]
Cは、Cr及びWと結合して炭化物を形成する。この炭化物は、合金の高硬度に寄与しうる。この観点から、Cの含有率は1.10質量%以上が好ましく、1.30質量%以上がより好ましく、1.55質量%以上が特に好ましい。Cの含有率が過剰であると、合金の靱性が低下する。優れた靱性の観点から、Cの含有率は2.50質量%未満が好ましく、1.90質量%以下がより好ましく、1.70質量%以下が特に好ましい。
[クロム(Cr)]
Crは、Cと結合して炭化物を形成する。この炭化物は、合金の常温硬さ、高温硬さ、耐摩耗性及び耐食性に寄与しうる。これらの観点から、Crの含有率は28.0質量%以上が好ましく、29.0質量%以上がより好ましく、29.5質量%以上が特に好ましい。Crの含有率が過剰であると、合金の靱性が低下する。さらに、Crの含有率が過剰であると、後述されるε相が過剰に生成される。このε相は、成形品の靱性を損なう。靱性及び耐食性の観点から、Crの含有率は34.0質量%以下が好ましく、33.0質量%以下がより好ましく、32.5質量%以下が特に好ましい。
[タングステン(W)]
Wは、Cと結合して炭化物を形成する。この炭化物は、高温硬さ及び耐摩耗性に寄与しうる。これらの観点から、Wの含有率は3.0質量%以上が好ましく、4.0質量%以上がより好ましく、7.5質量%以上が特に好ましい。Wの含有率が過剰であると、合金の靱性が低下する。靱性の観点から、Wの含有率は11.0質量%未満が好ましく、10.5質量%以下がより好ましく、9.0質量%以下が特に好ましい。
[ケイ素(Si)]
Siは、合金の耐食性及び切削性に寄与しうる。この観点から、Siの含有率は0.01質量%以上が好ましく、0.20質量%以上がより好ましく、0.50質量%以上が特に好ましい。Siの含有率が過剰であると、合金の靱性が低下する。靱性の観点から、Siの含有率は2.00質量%以下が好ましく、1.90質量%以下がより好ましく、1.80質量%以下が特に好ましい。
[マンガン(Mn)]
Mnは、後述されるγ相を生成させる。このγ相は、合金の靱性に寄与しうる。この観点から、Mnの含有率は0.01質量%以上が好ましく、0.20質量%以上がより好ましく、0.30質量%以上が特に好ましい。Mnの含有率が過剰であると、合金の強度が低下する。強度の観点から、Mnの含有率は1.00質量%以下が好ましく、0.80質量%以下がより好ましく、0.70質量%以下が特に好ましい。
[鉄(Fe)]
Feは、後述されるγ相を生成させる。このγ相は、合金の靱性に寄与しうる。この観点から、Feの含有率は0.01質量%以上が好ましく、1.0質量%以上がより好ましく、2.0質量%以上が特に好ましい。Feの含有率が過剰であると、合金の耐食性が低下する。耐食性の観点から、Feの含有率は10.0質量%以下が好ましく、8.0質量%以下がより好ましく、7.0質量%以下が特に好ましい。
[ニッケル(Ni)]
Niは、マトリクスに固溶し、合金の耐食性を高める。Niは、後述されるγ相を生成させる。このγ相は、合金の靱性に寄与しうる。これらの観点から、Niの含有率は0.5質量%以上が好ましく、0.8質量%以上がより好ましく、3.0質量%以上が特に好ましい。Niの含有率が過剰であると、合金の硬度が小さくなる。硬度の観点から、Niの含有率は15.0質量%以下が好ましく、9.0質量%以下がより好ましく、8.0質量%以下が特に好ましい。
[コバルト(Co)]
Coは、合金におけるマトリクスの主成分である。常温での、Co単体の安定結晶構造は、六方最密充填構造(h.c.p.)である。690K以上の温度での、Co単体の安定結晶構造は、面心立方格子(f.c.c.)である。本発明に係る粉末では、マトリクス(常温)は、主としてγ相である。このマトリクスが、γ相と共に、ε相を有してもよい。γ相の結晶構造は、f.c.c.である。ε相の結晶構造は、h.c.p.である。
[酸素(O)]
本発明における合金において、Oは不可避的不純物である。合金の耐食性の観点から、Oの質量含有率は200ppm以下が好ましく、150ppm以下がより好ましく、100ppm以下が特に好ましい。
[アルミニウム(Al)]
本発明における合金において、Alは不可避的不純物である。Alは、Ti又はNiと結合し、金属間化合物を形成しうる。この金属間化合物は、合金の靱性を損なう。靱性の観点から、Alの含有率は0.50質量%以下が好ましく、0.40質量%以下がより好ましく、0.35質量%以下が特に好ましい。
[チタン(Ti)]
本発明における合金において、Tiは不可避的不純物である。Tiは、Al又はNiと結合し、金属間化合物を形成しうる。この金属間化合物は、合金の靱性を損なう。靱性の観点から、Tiの含有率は0.50質量%以下が好ましく、0.40質量%以下がより好ましく、0.35質量%以下が特に好ましい。
[ε相]
前述の通り、マトリクスはε相を有しうる。ε相は、靱性に劣る。ε相の量が過大であると、成形品の耐久性及び切削性が阻害される。これらの観点から、ε相(h.c.p.構造)の体積率Pεは、金属組織全体の50.0%未満が好ましく、20.0%未満がより好ましく、10.0%未満が特に好ましい。理想的には、体積率Pεはゼロである。体積率Pε(%)は、下記の数式によって算出される。
Pε = Xε ・ 100
この数式において、Xεは、ε相の体積比である。体積比Xεは、下記数式によって算出される。
Figure 0007213057000001

この数式における炭化物の体積比Xcは、後述されるM6C系炭化物及びM7C3系炭化の合計の、金属組織全体に対する比である。
この合金の金属組織は、M6C系の炭化物を含みうる。M6Cの系炭化物として、Co3W3Cが挙げられる。この金属組織は、M7C3系の炭化物も含みうる。M7C3系の炭化物として、Cr7C3が挙げられる。金属組織が、M6C系炭化物とM7C3系炭化物との両方を含んでもよい。
M6C系炭化物及びM7C3系炭化は、フッ酸に溶出しにくい。この炭化物を適量含有する合金は、耐食性に優れる。耐食性の観点から、金属組織全体に対する、M6C系炭化物及びM7C3系炭化物の合計の体積率Pcは、12.0%以上が好ましく、15.0%以上が特に好ましい。過剰な炭化物は、合金の靱性を損なう。靱性の観点から、体積率Pcは35.0%以下が好ましく、30.0%以下が特に好ましい。体積率Pc(%)は、下記の数式によって算出される。
Pc = Xc ・ 100
この数式において、Xcは、炭化物の体積比である。体積比Xcは、粉末から得られた成形体の断面組織を反射電子像で撮影することで算出される。この算出には、画像解析ソフトが用いられる。
本発明に係るCo基合金粉末は、アトマイズ法、粉砕法等によって製造されうる。アトマイズ法として、ガスアトマイズ法、水アトマイズ法及びディスクアトマイズ法が例示される。合金の酸素含有率が少ないとの観点から、好ましいアトマイズはガスアトマイズ法及びディスクアトマイズ法である。合金の酸素含有率が少ないとの観点から、不活性ガス雰囲気でのアトマイズが好ましい。量産性の観点から、ガスアトマイズが好ましい。
この粉末から、種々の成形体が成形されうる。好ましい成形方法は、等方圧力加熱(HIP)である。
以下、実施例によって本発明の効果が明らかにされるが、この実施例の記載に基づいて本発明が限定的に解釈されるべきではない。
[バルクの製作]
所定の成分の合金を溶解し、溶湯を得た。この溶湯を、不活性ガス雰囲気中でガスアトマイズに供し、粉末を得た。この粉末を分級に供し、粒子径を300μm以下に調整した。この粉末を、カプセルに充填し、このカプセルを密封した。この粉末を熱間静水圧プレス処理(HIP)に供し、バルクを得た。HIPの条件は、以下の通りである。
圧力:122MPa
温度:1000-1200℃
時間:7時間
[硬度]
バルクのロックウェル硬さ(HRC)を測定した。この結果が、下記の表1及び2に示されている。
[衝撃値]
バルクから、試験片(10R2mmCノッチ)を得た。この試験片をシャルピー衝撃試験に供し、衝撃値(CI)を測定した。この結果が、下記の表1及び2に示されている。
[耐食性]
バルクから、試験片(10mm×10mm×14mm)を得た。この試験片を、耐食試験に供した。試験の条件は、以下の通りである。
溶液:10%フッ酸水溶液
温度:40℃
時間:10時間
腐食減量を試験前の試験片の表面積で除して、腐食度を算出した。この結果が、下記の表1及び2に示されている。
Figure 0007213057000002
Figure 0007213057000003
表1に示されたNo.1-22の粉末は本発明例であり、表2に示されたNo.23-33の粉末は比較例である。
比較例No.23に係る粉末は、Cが過剰なので炭化物の体積率が大きく、従って十分な靱性が得られない。比較例No.24に係る粉末は、Cが過小なので炭化物の体積率が小さく、従って十分な硬度が得られない。比較例No.24に係る粉末はさらに、耐食性にも劣る。
比較例No.25に係る粉末は、Crが過剰なのでε相の比率が大きく、従って十分な靱性が得られない。比較例No.26に係る粉末は、Crが過小なので、十分な耐食性が得られない。
比較例No.27に係る粉末は、Wが過剰なので、十分な靱性が得られない。比較例No.28に係る粉末は、Wが過小なので、十分な硬さが得られない。
比較例No.29に係る粉末は、Siが過剰なので、十分な靱性が得られない。比較例No.30に係る粉末は、Mnが過剰なので、十分な靱性が得られない。
比較例No.31に係る粉末は、Feが過剰なので、十分な硬度が得られず、さらに耐食性も低い。
比較例No.32に係る粉末は、Niが過小なのでε相の比率が大きく、従って十分な靱性が得られない。比較例No.32に係る粉末はさらに、耐食性にも劣る。比較例No.33に係る粉末は、Niが過剰なので、十分な硬度が得られない。
表1に示された本発明例の粉末は、諸性能に優れている。この結果から、本発明の優位性は明らかである。
以上説明されたCo基合金は、耐食性が要求される種々の用途に適している。

Claims (4)

  1. C:1.10質量%以上2.50質量%未満、
    Cr:28.0質量%以上34.0質量%以下、
    W:3.0質量%以上11.0質量%未満、
    Si:0.01質量%以上2.00質量%以下、
    Mn:0.01質量%以上1.00質量%以下、
    Fe:0.01質量%以上10.0質量%以下、
    及び
    Ni:0.5質量%以上15.0質量%以下
    を含み、かつ残部がCo及び不可避的不純物であり、
    その金属組織が、M6C系及びM7C3系の炭化物を含むCo基合金。
  2. その金属組織の全体に対する、h.c.p.構造を有する相であるε相の体積率Pεが、50.0%未満である請求項1に記載のCo基合金。
  3. その金属組織が、上記炭化物と、f.c.c.構造を有する相であるγ相及び/又はh.c.p.構造を有する相であるε相からなるマトリクスとを含んでおり、
    上記金属組織の全体に対する上記炭化物の体積率Pcが、12.0%以上35.0%以下である請求項1又は2に記載のCo基合金。
  4. その材質がCo基合金であり、
    上記Co基合金が、
    C:1.10質量%以上2.50質量%未満、
    Cr:28.0質量%以上34.0質量%以下、
    W:3.0質量%以上11.0質量%未満、
    Si:0.01質量%以上2.00質量%以下、
    Mn:0.01質量%以上1.00質量%以下、
    Fe:0.01質量%以上10.0質量%以下、
    及び
    Ni:0.5質量%以上15.0質量%以下
    を含み、かつ残部がCo及び不可避的不純物であり、
    上記Co基合金の金属組織が、M6C系及びM7C3系の炭化物を含む粉末。
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