JP7212716B2 - 情報処理装置、管理システム、及び管理方法 - Google Patents

情報処理装置、管理システム、及び管理方法 Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置、管理システム、及び管理方法に関する。
従来、パーソナルコンピュータ(PC)などの情報処理装置では、BIOS(Basic Input Output System)が実行されることにより、情報処理装置の初期化及びOS(Operating System)の起動を行っている。
特開2016-122268号公報
ところで、情報処理装置において、使用期間を管理する場合に、例えば、ネットワークを経由して接続されているサーバ装置が、使用期間を管理して、情報処理装置の使用を制限する手法や、OS上のアプリケーションにより使用期間を管理して、当該アプリケーションから情報処理装置の使用を制限する手法が、一般的である。
しかしながら、このような従来技術では、例えば、ネットワークに接続できない場合や、OS上の時刻を変更された場合に、適切に使用期間を管理することが困難であった。
本発明は、上記問題を解決すべくなされたもので、その目的は、適切に使用期間を管理することができる情報処理装置、管理システム、及び管理方法を提供することにある。
上記問題を解決するために、本発明の一態様は、OS(Operating System)から直接アクセス不可能な不揮発性メモリにより構成され、使用期間の残りの期間を示すカウント値を記憶するカウント値記憶部と、BIOS(Basic Input Output System)に基づく処理を実行するBIOS処理部であって、前記カウント値記憶部が記憶する前記カウント値が、所定の値である場合に、前記OSの起動を禁止し、前記カウント値が、所定の値以外である場合に、前記OSの起動を実行するBIOS処理部と、前記OSと独立して実行され、自装置が稼働状態であり、且つ、前記カウント値が前記所定の値以外である場合に、所定の単位期間ごとに、前記カウント値記憶部が記憶するカウント値をカウントして変更するカウント変更部とを備え、前記BIOS処理部は、前記カウント値記憶部が記憶する前記カウント値が、所定の値である場合に、前記OSの起動を禁止するとともに、前記使用期間を更新を管理するサーバ装置に接続するためのURL(Uniform Resource Locator)を含む二次元コードを表示部に表示させる情報処理装置である。
また、本発明の一態様は、上記の情報処理装置において、前記BIOS処理部は、らに、使用者による前記使用期間を更新する契約に基づく前記サーバ装置からの更新要求に応じて、前記カウント値記憶部が記憶する前記カウント値を更新するようにしてもよい。
また、本発明の一態様は、上記の情報処理装置において、前記所定の値が、0であり、前記カウント変更部は、自装置が稼働状態であり、且つ、前記カウント値が0以外である場合に、所定の単位期間ごとに、前記カウント値を減算して変更するようにしてもよい。
また、本発明の一態様は、上記の情報処理装置において、前記カウント変更部は、自装置が稼働状態であり、且つ、前記カウント値が前記所定の値になった場合に、自装置の動作を終了させるようにしてもよい。
また、本発明の一態様は、上記の情報処理装置において、前記OSに基づく処理を実行するメイン制御部とは独立して動作するサブ制御部が、前記カウント変更部を備え、前記メイン制御部が、前記BIOS処理部を備えるようにしてもよい。
また、本発明の一態様は、上記の情報処理装置において、前記サブ制御部が、前記カウント値記憶部を備えるようにしてもよい。
また、本発明の一態様は、上記の情報処理装置において、前記サブ制御部の外部に、前記カウント値記憶部を備えるようにしてもよい。
また、本発明の一態様は、上記の情報処理装置と、前記サーバ装置とを備える管理システムである。
また、本発明の一態様は、OS(Operating System)から直接アクセス不可能な不揮発性メモリにより構成され、使用期間の残りの期間を示すカウント値を記憶するカウント値記憶部と、プログラムを一時的に記憶するメモリと、前記メモリに記憶された前記プログラムを実行するプロセッサと、を備え、前記プロセッサは、前記メモリに記憶された前記プログラムを実行することにより、BIOS(Basic Input Output System)に基づく処理を実行するBIOS処理であって、前記カウント値記憶部が記憶する前記カウント値が、所定の値である場合に、前記OSの起動を禁止し、前記カウント値が、所定の値以外である場合に、前記OSの起動を実行するBIOS処理と、前記OSと独立して実行され、自装置が稼働状態であり、且つ、前記カウント値が前記所定の値以外である場合に、所定の単位期間ごとに、前記カウント値記憶部が記憶するカウント値をカウントして変更するカウント変更処理とを行い、前記プロセッサは、前記BIOS処理において、前記カウント値記憶部が記憶する前記カウント値が、所定の値である場合に、前記OSの起動を禁止するとともに、前記使用期間を更新を管理するサーバ装置に接続するためのURL(Uniform Resource Locator)を含む二次元コードを表示部に表示させる情報処理装置である。
また、本発明の一態様は、上記の管理システムにおいて、前記二次元コードに基づいて、前記サーバ装置に接続し、前記情報処理装置の使用者による前記契約を行う端末装置を備えるようにしてもよい。
また、本発明の一態様は、OS(Operating System)から直接アクセス不可能な不揮発性メモリにより構成され、使用期間の残りの期間を示すカウント値を記憶するカウント値記憶部を備える情報処理装置の管理方法であって、BIOS(Basic Input Output System)に基づく処理を実行するBIOS処理部が、前記カウント値記憶部が記憶する前記カウント値が、所定の値である場合に、前記OSの起動を禁止し、前記カウント値が、所定の値以外である場合に、前記OSの起動を実行するBIOS処理ステップと、カウント変更部が、前記OSと独立して実行され、自装置が稼働状態であり、且つ、前記カウント値が前記所定の値以外である場合に、所定の単位期間ごとに、前記カウント値記憶部が記憶するカウント値をカウントして変更するカウント変更ステップとを含み、前記BIOS処理ステップにおいて、前記BIOS処理部が、前記カウント値記憶部が記憶する前記カウント値が、所定の値である場合に、前記OSの起動を禁止するとともに、前記使用期間を更新を管理するサーバ装置に接続するためのURL(Uniform Resource Locator)を含む二次元コードを表示部に表示させる管理方法である。
本発明の上記態様によれば、適切に情報処理装置の使用期間を管理することができる。
第1の実施形態による管理システムの構成例を示す概略ブロック図である。 第1の実施形態によるノートPCの主要なハードウェア構成の一例を示す図である。 第1の実施形態による管理システムの機能構成の一例を示す機能ブロック図である。 第1の実施形態における顧客情報記憶部のデータ例を示す図である。 第1の実施形態における購入履歴記憶部のデータ例を示す図である。 第1の実施形態によるノートPCの起動処理の一例を示すフローチャートである。 第1の実施形態によるノートPCの二次元コードの表示例を示す図である。 第1の実施形態によるノートPCのカウント変更処理の一例を示すフローチャートである。 第1の実施形態による管理システムの購入処理の一例を示す図である。 第2の実施形態によるノートPCの主要なハードウェア構成の一例を示す図である。 第2の実施形態による管理システムの機能構成の一例を示す機能ブロック図である。
以下、本発明の一実施形態による情報処理装置、管理システム、及び管理方法について、図面を参照して説明する。
[第1の実施形態]
図1は、本実施形態による管理システム100の構成例を示す概略ブロック図である。
図1に示すように、管理システム100は、ノートPC1のシステムの購入者であり、システムを使用する使用者CS1によって、ノートPC1(ノートブック型パーソナルコンピュータ)の使用期間を購入及び管理するシステムであって、ノートPC1と、サーバ装置40と、端末装置50とを備える。
なお、本実施形態において、情報処理装置の一例として、ノートPC1について説明する。
ノートPC1及び端末装置50とサーバ装置40とは、ネットワークNW1を介して接続可能である。
サーバ装置40は、ノートPC1及び端末装置50から接続可能なサービス管理サーバであり、使用者CS1に応じて、ノートPC1のシステムの使用期間の購入サービスを提供する。サーバ装置40は、ノートPC1の使用期間を更新を管理する。サーバ装置40の構成の詳細については、後述する。なお、本実施形態において、ノートPC1のシステムの使用期間の購入とは、使用者CS1によるノートPC1のシステムの使用期間(又は、単に、ノートPC1の使用期間でもよい)を購入する契約を締結することであり、この結果、ノートPC1の使用期間が更新される。
端末装置50は、ノートPC1の使用期間を購入する使用者CS1が使用可能な端末装置であり、例えば、スマートフォンやタブレットPCなどである。端末装置50は、ノートPC1が、購入した使用期間が切れて、起動を禁止した状態である場合に、表示する二次元コードを検出して、当該二次元コードに含まれるサーバ装置40に接続するためのURL(Uniform Resource Locator)により、ブラウザソフトウェアを利用してサーバ装置40に接続する。また、端末装置50は、使用者CS1のサーバ装置40へのログイン情報(例えば、アカウント及びパスワードなど)を、ネットワークNW1を経由して、サーバ装置40に送信した後、ノートPC1の使用期間の購入契約(サブスクリプション契約)を実行する。なお、端末装置50の構成の詳細については、後述する。
ノートPC1(情報処理装置の一例)は、購入した使用期間に応じて、使用可能なPCである。ここで、図2を参照して、ノートPC1の主要なハード構成について説明する。
図2は、本実施形態によるノートPC1の主要なハードウェア構成の一例を示す図である。
図2に示すように、ノートPC1は、CPU11と、メインメモリ12と、ビデオサブシステム13と、表示部14と、チップセット21と、BIOSメモリ22と、HDD23と、オーディオシステム24と、WLANカード25と、USBコネクタ26と、エンベデッドコントローラ31と、入力部32と、電源回路33とを備える。
なお、本実施形態において、CPU11と、チップセット21とは、メイン制御部10に対応する。また、メイン制御部10は、メモリ(メインメモリ12)に記憶されたプログラムを実行するプロセッサ(メインプロセッサ)の一例である。
CPU(Central Processing Unit)11は、プログラム制御により種々の演算処理を実行し、ノートPC1全体を制御している。
メインメモリ12は、CPU11の実行プログラムの読み込み領域として、又は、実行プログラムの処理データを書き込む作業領域として利用される書き込み可能メモリである。メインメモリ12は、例えば、複数個のDRAM(Dynamic Random Access Memory)チップで構成される。この実行プログラムには、BIOS(Basic Input Output System)、OS、周辺機器類をハードウェア操作するための各種ドライバ、各種サービス/ユーティリティ、アプリケーションプログラム等が含まれる。
ビデオサブシステム13は、画像表示に関連する機能を実現するためのサブシステムであり、ビデオコントローラを含んでいる。このビデオコントローラは、CPU11からの描画命令を処理し、処理した描画情報をビデオメモリに書き込むとともに、ビデオメモリからこの描画情報を読み出して、表示部14に描画データ(表示データ)として出力する。
表示部14は、例えば、液晶ディスプレイであり、ビデオサブシステム13から出力された描画データ(表示データ)に基づく表示画面を表示する。本実施形態では、ノートPC1が使用期間切れである場合に、表示部14は、二次元コードを表示する。
チップセット21は、USB(Universal Serial Bus)、シリアルATA(AT Attachment)、SPI(Serial Peripheral Interface)バス、PCI(Peripheral Component Interconnect)バス、PCI-Expressバス、及びLPC(Low Pin Count)バスなどのコントローラを備えており複数のデバイスが接続される。図2では、デバイスの例示として、BIOSメモリ22と、HDD23と、オーディオシステム24と、WLANカード25と、USBコネクタ26とが、チップセット21に接続されている。
BIOSメモリ22は、例えば、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)やフラッシュROMなどの電気的に書き換え可能な不揮発性メモリで構成される。BIOSメモリ22は、BIOS、及びエンベデッドコントローラ31などを制御するためのシステムファームウェアなどを記憶する。
HDD(Hard Disk Drive)23(不揮発性記憶装置の一例)は、OS、各種ドライバ、各種サービス/ユーティリティ、アプリケーションプログラム、及び各種データを記憶する。
オーディオシステム24は、音データの記録、再生、出力を行う。
WLAN(Wireless Local Area Network)カード25は、ワイヤレス(無線)LANにより、ネットワークに接続して、データ通信を行う。WLANカード25は、例えば、ネットワークNW1を経由してサーバ装置40と接続し、使用期間を更新するEFIファイルをダウンロードするデータ通信を、サーバ装置40との間で行う。
USBコネクタ26は、USBを利用した周辺機器類を接続するためのコネクタである。
エンベデッドコントローラ31(サブ制御部の一例)は、ノートPC1のシステム状態に関わらず、各種デバイス(周辺装置やセンサ等)を監視し制御するワンチップマイコン(One-Chip Microcomputer)である。また、エンベデッドコントローラ31は、電源回路33を制御する電源管理機能を有している。なお、エンベデッドコントローラ31は、不図示のCPU、ROM、RAMなどで構成されるとともに、複数チャネルのA/D入力端子、D/A出力端子、タイマ、及びデジタル入出力端子を備えている。エンベデッドコントローラ31には、それらの入出力端子を介して、例えば、入力部32、及び電源回路33などが接続されており、エンベデッドコントローラ31は、これらの動作を制御する。
また、エンベデッドコントローラ31は、ACPI(Advanced Configuration and Power Interface)仕様に規定されたシステム状態(例えば、S0状態(S0x状態)~S5状態)に応じて、電源回路33を制御する。ここで、S0状態は、最もアクティブな状態であり、通常の稼働状態(通常動作状態)である。また、S3状態は、スリープモードに対応し、S4状態は、ハイバネーションモードに対応する。また、S5状態は、ソフトウェアにより電源をオフしたシャットダウン状態(電源断状態)である。また、S0x状態は、モダンスタンバイモードに対応する。なお、エンベデッドコントローラ31は、メモリ(内部のRAM)に記憶されたプログラムを実行するプロセッサ(サブプロセッサ)の一例である。
入力部32は、例えば、キーボード、ポインティング・デバイス、タッチパッドなどの入力デバイスである。
電源回路33は、例えば、DC/DCコンバータ、充放電ユニット、電池ユニット、AC/DCアダプタなどを含んでおり、AC/DCアダプタ、又は電池ユニットから供給される直流電圧を、ノートPC1を動作させるために必要な複数の電圧に変換する。また、電源回路33は、エンベデッドコントローラ31からの制御に基づいて、ノートPC1の各部に電力を供給する。
次に、図3を参照して、本実施形態による管理システム100の機能構成について説明する。
図3は、本実施形態による管理システム100の機能構成の一例を示す機能ブロック図である。
図3に示すように、管理システム100は、ノートPC1と、サーバ装置40と、端末装置50とを備える。
ノートPC1は、メイン制御部10と、ビデオサブシステム13と、表示部14と、エンベデッドコントローラ31と、WLANカード25とを備える。
エンベデッドコントローラ31は、カウント値記憶部311と、計数部312と、カウント変更部313とを備える。
カウント値記憶部311は、例えば、OS(Windows(登録商標)など)から直接アクセス不可能な不揮発性メモリにより構成され、ノートPC1の使用期間の残りの期間を示すカウント値を記憶する。カウント値は、例えば、○○日○○時間○○分○○秒などでもよいし、例えば、5分間の単位期間ごとの単なるカウント値であってもよい。ここでは、カウント値記憶部311は、エンベデッドコントローラ31に内蔵されているものとして説明する。
計数部312は、例えば、エンベデッドコントローラ31が内蔵するタイマであり、所定の単位期間(例えば、1分間や5分間など)を計時する。計数部312は、自装置(ノートPC1)が稼働状態(例えば、S0状態)である場合に、計時(カウント)を行い、所定の単位期間を計時(カウント)する。なお、エンベデッドコントローラ31は、ノートPC1(システム)が、例えば、S0状態であるか否かをシステム状態及び電源回路33を制御する制御信号、又はBIOSからの通知により検出する。
カウント変更部313は、OSと独立して実行され、自装置(ノートPC1)が稼働状態(例えば、S0状態)であり、且つ、カウント値が所定の値以外である場合に、所定の単位期間ごとに、カウント値記憶部311が記憶するカウント値をカウントして変更する。なお、本実施形態では、所定の値が“0”である場合の一例について説明する。カウント変更部313は、自装置が稼働状態であり、且つ、カウント値が0以外である場合に、所定の単位期間ごとに、カウント値を減算して(例えば、デクリメントして)変更する。
また、カウント変更部313は、自装置が稼働状態(例えば、S0状態)であり、カウント値が所定の値(“0”)になった場合に、自装置の動作を終了(例えば、ノートPC1(又は、OS)をシャットダウン)させる。カウント変更部313は、カウント値が所定の値(“0”)になった場合に、BIOS(後述するBIOS処理部101)にイベントを発生して、BIOS(後述するBIOS処理部101)にノートPC1(又は、OS)をシャットダウンさせる。
メイン制御部10は、CPU11及びチップセット21に、BIOSメモリ22及びHDD23が記憶するプログラムを実行させることで実現される機能部であり、BIOS又はOSに基づくノートPC1の各種処理を実行する。メイン制御部10は、BIOS処理部101と、OS処理部102とを備える。
BIOS処理部101は、BIOSに基づく処理を実行する。BIOS処理部101は、例えば、BIOSによるノートPC1のPOST(Power On Self Test)処理を実行するとともに、カウント値記憶部311が記憶するカウント値が、所定の値(“0”)である場合に、OSの起動を禁止する。この場合、BIOS処理部101は、カウント値記憶部311が記憶するカウント値を更新するクラウドブートのみを有効にし、他のブートオプションを禁止にする。また、この場合、BIOS処理部101は、使用期間を更新を管理するサーバ装置40に接続するためのURLを含む二次元コード(例えば、QRコード(登録商標))を、ビデオサブシステム13を介して、表示部14に表示させる。
また、BIOS処理部101は、カウント値記憶部311が記憶するカウント値が、所定の値以外(“0”以外)である場合に、OSの起動を実行する。
さらに、BIOS処理部101は、使用者CS1による使用期間を更新する購入契約に基づくサーバ装置40からの更新要求に応じて、カウント値記憶部311が記憶するカウント値を更新する。BIOS処理部101は、例えば、サーバ装置40からカウント値(使用期間)を更新するためのEFI(Extensible Firmware Interface)ファイルをクラウドブートによってダウンロードして、ブートすることで実現する。
OS処理部102は、BIOSに基づく処理を実行する。OS処理部102は、BIOSに基づく、各種アプリケーションソフトなどの処理を実行する。
端末装置50は、ノートPC1が表示した二次元コードに基づいて、サーバ装置40に接続し、ノートPC1の使用者による契約を行う。端末装置50は、NW(ネットワーク)通信部51と、入力部52と、表示部53と、撮像部54と、端末記憶部55と、端末制御部56とを備える。
NW通信部51は、例えば、無線LANや無線WAN(Wide Area Network)などのネットワーク通信によりネットワークNW1に接続し、サーバ装置40との間で通信を行う。
入力部52は、例えば、タッチパネルなどの入力装置であり、端末装置50が利用する各種情報を受け付ける。入力部52は、例えば、サーバ装置40のログイン情報(アカウントとパスワードなど)を使用者CS1から受け付け、端末制御部56に出力する。
表示部53は、例えば、液晶ディスプレイなどの表示装置であり、端末装置50が利用する各種情報を表示する。
撮像部54は、例えば、デジタルカメラモジュールなどであり、各種画像を撮像する。撮像部54は、ノートPC1の表示部14に表示された二次元コードを撮像し、二次元コードを含む画像を端末制御部56に出力する。
端末記憶部55は、例えば、フラッシュメモリなどにより構成され、端末装置50が利用する各種情報を記憶する。
端末制御部56は、例えば、CPUを含むプロセッサであり、端末装置50を統括的に制御する。端末制御部56は、撮像部54が撮像した二次元コードを含む画像を取得し、当該二次元コードに含まれるサーバ装置40のURLなどの情報を取得する。また、端末制御部56は、入力部52を介して、アカウントやパスワード、使用期間の購入する際の入力情報などを取得する。端末制御部56は、取得したURLにより、NW通信部51を介して、サーバ装置40に接続する。端末制御部56は、使用者CS1の操作に応じて、ノートPC1の使用期間の購入契約を実行する。
サーバ装置40は、NW通信部41と、サーバ記憶部42と、サーバ制御部43とを備える。
NW通信部41は、例えば、無線LANモジュールやLANモジュールなどであり、無線LANや有線LANなどのネットワーク通信によりネットワークNW1に接続し、ノートPC1又は端末装置50との間で通信を行う。
サーバ記憶部42は、例えば、HDDやSSDなどの記憶デバイスであり、サーバ装置40が利用する各種情報を記憶する。サーバ記憶部42は、例えば、顧客情報記憶部421と、購入履歴記憶部422とを備える。
顧客情報記憶部421は、ノートPC1の使用者CS1である使用期間を購入する顧客のログイン情報などの情報を記憶する。ここで、図4を参照して、顧客情報記憶部421のデータ例について説明する。
図4は、本実施形態における顧客情報記憶部421のデータ例を示す図である。
図4に示すように、顧客情報記憶部421は、アカウントと、パスワードと、ユーザ名とを対応付けて記憶する。
ここで、アカウント及びパスワードは、管理システム100を利用する使用者CS1(ユーザ)のログイン情報である。また、ユーザ名は、使用者CS1の氏名を示している。
例えば、図4に示す例では、アカウントが“abcd”の使用者CS1は、ログインのパスワードが、“XXX1234”であり、使用者CS1の氏名が、“〇〇太郎”であることを示している。
なお、顧客情報記憶部421には、ユーザ名の他に、使用者CS1の住所、電話番号、メールアドレスなどが記憶されてもよい。
図3の説明に戻り、購入履歴記憶部422は、使用期間の購入履歴を記憶する。ここで、図5を参照して、購入履歴記憶部422のデータ例について説明する。
図5は、本実施形態における購入履歴記憶部422のデータ例を示す図である。
図5に示すように、購入履歴記憶部422は、アカウントと、装置IDと、購入日時と、購入期間とを対応付けて記憶する。
ここで、装置IDは、使用期間を購入したノートPC1を識別する装置識別情報であり、例えば、ノートPC1のシリアル番号などである。また、購入日時は、使用期間を購入した日時を示し、購入期間は、購入したノートPC1の使用期間を示している。
例えば、図5に示す例では、アカウントが“abcd”の使用者CS1が、装置IDが“SN000002”のノートPC1に対して、購入日“2021/1/1”(西暦202年1月1日)に、購入期間“30日”を購入したことを示している。また、アカウントが“bcde”の使用者CS1が、装置IDが“SN000001”のノートPC1に対して、購入日“2021/5/10”(西暦202年5月10日)に、購入期間“90日”を購入したことを示している。
再び、図3の説明に戻り、サーバ制御部43は、例えば、CPUを含むプロセッサであり、サーバ装置40を統括的に制御する。サーバ制御部43は、サービス提供部431を備える。
サービス提供部431は、ウェブを使用して、ノートPC1の使用期間の購入サービスを提供する処理を実行する。サービス提供部431は、使用者CS1による端末装置50からのログイン処理を受け付けるとともに、例えば、ウェブを使用した購入フォームによりノートPC1の使用期間の購入要求を受け付け、支払い処理を実行する。また、サービス提供部431は、ウェブを使用して、支払い完了を確認した後に、購入された使用期間に対応するカウント値の更新要求を、ネットワークNW1を経由して、購入したノートPC1に送信することが可能になる。サービス提供部431は、クラウドブートによってノートPC1にロードされたEFIファイルへ、使用期間を更新する要求をNW通信部41を介して、送信する。
次に、図面を参照して、本実施形態による管理システム100の動作について説明する。
ここでは、まず、図6を参照して、管理システム100のノートPC1の起動処理について説明する。
図6は、本実施形態によるノートPC1の起動処理の一例を示すフローチャートである。
図6に示すように、ノートPC1は、電源ボタンの押下又はリセットされると、まず、POST処理を実行する(ステップS101)。ノートPC1のBIOS処理部101は、POST処理を実行する。
次に、BIOS処理部101は、カウント値が“0”であるか否かを判定する(ステップS102)。BIOS処理部101は、カウント値記憶部311が記憶するカウント値をエンベデッドコントローラ31を介して取得し、当該カウント値(残りの使用期間)が“0”であるか否かを判定する。BIOS処理部101は、カウント値が“0”である場合(ステップS102:YES)に、処理をステップS103に進める。また、BIOS処理部101は、カウント値が“0”でない場合(ステップS102:NO)に、処理をステップS106に進める。
ステップS103において、BIOS処理部101は、クラウドブートを実行し、二次元コードを表示部14に表示する。BIOS処理部101は、例えば、サーバ装置40とネットワークNW1を経由して接続し、サーバ装置40のURLを含む二次元コード(例えば、QRコード(登録商標))を、ビデオサブシステム13を介して、表示部14に表示させる(例えば、図7を参照)。
なお、図7は、本実施形態によるノートPC1の二次元コードの表示例を示す図である。
図7に示すように、ノートPC1は、カウント値が“0”である場合に、例えば、QRコード(登録商標)などの二次元コードCD1を、表示部14に表示する。
次に、BIOS処理部101は、カウント値の更新要求をサーバ装置40から受信したか否かを判定する(ステップS104)。BIOS処理部101は、ネットワークNW1を経由して、端末装置50を用いて使用者CS1が購入契約した使用期間に応じたカウント値の更新要求をサーバ装置40から受信したか否かを判定する。BIOS処理部101は、カウント値の更新要求をサーバ装置40から受信した場合(ステップS104:YES)に、処理をステップS105に進める。また、BIOS処理部101は、カウント値の更新要求をサーバ装置40から受信していない場合(ステップS104:NO)に、処理をステップS104に戻す。
ステップS105において、BIOS処理部101は、カウント値を更新する。BIOS処理部101は、カウント値の更新要求を受け取ったEFIファイルに基づいて、使用者CS1が購入した使用期間に応じた値を、カウント値記憶部311が記憶するカウント値に換算した値を、カウント値記憶部311に記憶させて、カウント値を更新する。なお、BIOS処理部101は、エンベデッドコントローラ31を介して、カウント値記憶部311が記憶するカウント値を更新する。
次に、ステップS106において、BIOS処理部101は、OSによる通常ブート処理を実行する。すなわち、BIOS処理部101は、OSによる起動処理を実行する。ステップS106の処理後に、BIOS処理部101は、起動処理を終了する。
次に、図8を参照して、本実施形態によるノートPC1のカウント変更処理について説明する。
図8は、本実施形態によるノートPC1のカウント変更処理の一例を示すフローチャートである。
図8に示すように、ノートPC1は、まず、システムがS0状態であるか否かを判定する(ステップS201)。ノートPC1のエンベデッドコントローラ31は、例えば、システム状態及び電源回路33を制御する制御信号、又はBIOSからの通知などにより、システムがS0状態であるか否かを判定する。エンベデッドコントローラ31は、システムがS0状態である場合(ステップS201:YES)に、処理をステップS202に進める。また、エンベデッドコントローラ31は、システムがS0状態でない場合(ステップS201:NO)に、処理をステップS204に進める。
ステップS202において、エンベデッドコントローラ31は、所定の単位期間経過したか否かを判定する。エンベデッドコントローラ31のカウント変更部313は、計数部312を用いて、所定の単位期間経過したか否かを判定する。カウント変更部313は、所定の単位期間経過した場合(ステップS202:YES)に、処理をステップS203に進める。また、カウント変更部313は、所定の単位期間経過していない場合(ステップS202:NO)に、処理をステップS204に進める。
ステップS203において、カウント変更部313は、カウント値を減算する。すなわち、カウント変更部313は、カウント値記憶部311が記憶するカウント値を減算(例えば、デクリメント)して変更する。
次に、ステップS204において、カウント変更部313は、カウント値が“0”であるか否かを判定する。カウント変更部313は、カウント値記憶部311が記憶するカウント値を取得し、当該カウント値(残りの使用期間)が“0”であるか否かを判定する。カウント変更部313は、カウント値が“0”である場合(ステップS204:YES)に、処理をステップS205に進める。また、カウント変更部313は、カウント値が“0”でない場合(ステップS204:NO)に、処理をステップS201に戻す。
ステップS205において、カウント変更部313は、シャットダウン処理を実行する。すなわち、カウント変更部313は、BIOS(BIOS処理部101)にイベントを発生して、BIOS(BIOS処理部101)にノートPC1(又は、OS)をシャットダウンさせる。ステップS205の処理後に、カウント変更部313は、処理を終了する。
次に、図9を参照して、本実施形態による管理システム100におけるノートPC1の使用期間の購入処理について説明する。
図9は、本実施形態による管理システム100の購入処理の一例を示す図である。
図9では、ノートPC1のカウント値が“0”(使用期間切れ)である場合の一例について説明する。
図9に示すように、ノートPC1は、カウント値記憶部311が記憶するカウント値が“0”である場合に、クラウドブートを実行し、二次元コードを表示部14に表示する(ステップS301)。なお、ここでの二次元コードには、サーバ装置40のURLが含まれる。
次に、端末装置50は、ノートPC1から二次元コードを読み取る(ステップS302)。端末装置50の端末制御部56は、撮像部54を用いて、二次元コードを撮像した画像を取得する。
次に、端末装置50の端末制御部56は、二次元コードからサーバ装置のURLを取得する(ステップS303)。
次に、端末装置50は、ブラウザソフトウェアを利用してサーバ装置40と接続するとともに、ログイン処理を実行する(ステップS304)。端末制御部56は、NW通信部51を介して、ネットワークNW1を経由して、サーバ装置40に接続し、ログイン処理のためのアカウント及びパスワードを、入力部52を介して、使用者CS1から取得する。端末制御部56は、アカウント及びパスワードをサーバ装置40に送信する。
また、サーバ装置40のサービス提供部431は、端末装置50が送信したアカウント及びパスワードを受信し、受信したアカウント及びパスワードと顧客情報記憶部421が記憶するアカウント及びパスワードとが一致する場合に、ログインを許可する。
次に端末装置50は、ノートPC1の使用期間の購入要求をサーバ装置40に送信する(ステップS305)。端末制御部56は、購入する使用期間の情報である購入期間情報と装置IDを含む購入要求をサーバ装置40に送信し、サーバ装置40は、使用期間の購入料金の支払処理を実行する。
次に、サーバ装置40は、カウント値の更新要求(カウント値の更新情報)をノートPC1に送信する(ステップS306)。サービス提供部431は、使用者CS1が購入した使用期間に応じたカウント値の更新要求を、NW通信部41を介して、ノートPC1に送信する。
次に、ノートPC1は、カウント値の更新要求に応じて、カウント値を更新する(ステップS307)。ノートPC1のBIOS処理部101は、エンベデッドコントローラ31を介して、カウント値記憶部311が記憶するカウント値を更新する。これにより、のーとPC1は、OSによる通常ブート処理の実行が可能になる。
以上説明したように、本実施形態によるノートPC1(情報処理装置)は、カウント値記憶部311と、BIOS処理部101と、カウント変更部313とを備える。カウント値記憶部311は、OSから直接アクセス不可能な不揮発性メモリにより構成され、ノートPC1の使用期間の残りの期間を示すカウント値を記憶する。BIOS処理部101は、BIOSに基づく処理を実行する処理部であって、カウント値記憶部311が記憶するカウント値が、所定の値(例えば、“0”)である場合に、OSの起動を禁止する。また、BIOS処理部101は、カウント値記憶部311が記憶するカウント値が、所定の値以下である場合(例えば、“0”でない場合)に、OSの起動を実行する。カウント変更部313は、OSと独立して実行され、自装置が稼働状態であり、且つ、カウント値が所定の値以外である場合(例えば、“0”でない場合)に、所定の単位期間ごとに、カウント値記憶部311が記憶するカウント値をカウントして変更する。
これにより、本実施形態によるノートPC1は、所定の単位期間ごとに、カウント値記憶部311が記憶するカウント値が変更され、当該カウント値が、所定の値(例えば、“0”)である場合に、OSの起動を禁止するため、適切に使用期間を管理することができる。本実施形態によるノートPC1は、例えば、ネットワークに接続できない場合や、OS上の時刻を変更された、或いは、RTC(Real Time Clock)用のボタン電池が外られた場合であっても、適切に使用期間を管理することができる。
また、本実施形態では、BIOS処理部101は、カウント値記憶部311が記憶するカウント値が、所定の値(例えば、“0”)である場合に、OSの起動を禁止するとともに、使用期間を更新を管理するサーバ装置40に接続するためのURLを含む二次元コード(例えば、QRコード(登録商標))を表示部14に表示させる。また、BIOS処理部101は、さらに、使用者CS1による使用期間を更新する契約(購入契約)に基づくサーバ装置40からの更新要求に応じて、カウント値記憶部311が記憶するカウント値を更新する。
これにより、本実施形態によるノートPC1は、サーバ装置40を利用して、使用者CS1が、使用期間を購入する契約を行うことで、ノートPC1の使用期間を適切に更新することができる。
また、本実施形態では、所定の値が、“0”(ゼロ)であり、カウント変更部313は、自装置(ノートPC1)が稼働状態(例えば、S0状態)であり、且つ、カウント値が“0”以外である場合に、所定の単位期間ごとに、カウント値を減算して(例えば、デクリメントして)変更する。
これにより、本実施形態によるノートPC1は、カウント値を減算して、“0”になったら、OSの起動を禁止するという、簡易な構成及び簡易な手法により、ノートPC1の使用期間を適切に管理することができる。
また、本実施形態では、カウント変更部313は、自装置(ノートPC1)が稼働状態であり、且つ、カウント値が所定の値(例えば、“0”)になった場合に、自装置(ノートPC1)の動作を終了(例えば、シャットダウン)させる。
これにより、本実施形態によるノートPC1は、使用期間が切れた場合(カウント値が所定の値(例えば、“0”)になった場合)に、直ちに、ノートPC1の動作を終了(例えば、シャットダウン)させるため、ノートPC1の使用期間をさらに適切に管理することができる。
また、本実施形態では、OSに基づく処理を実行するメイン制御部10とは独立して動作するエンベデッドコントローラ31(サブ制御部)が、カウント変更部313を備える。また、メイン制御部10が、BIOS処理部101を備える。
これにより、本実施形態によるノートPC1は、メイン制御部10とは独立して動作するエンベデッドコントローラ31(サブ制御部)が、カウント値を変更するため、メイン制御部10からのカウント値の不正な変更等を排除することができる。
なお、本実施形態によるノートPC1は、カウント値記憶部311と、プログラムを一時的に記憶するメモリ(例えば、メインメモリ12やエンベデッドコントローラ31の内部RAMなど)と、当該メモリに記憶されたプログラムを実行するプロセッサ(例えば、メイン制御部10やエンベデッドコントローラ31)とを備える。カウント値記憶部311は、OSから直接アクセス不可能な不揮発性メモリにより構成され、ノートPC1の使用期間の残りの期間を示すカウント値を記憶する。プロセッサは、メモリに記憶されたプログラムを実行することにより、BIOS処理と、カウント変更処理とを行うように構成されている。BIOS処理は、BIOSに基づく処理を実行する処理であって、カウント値記憶部311が記憶するカウント値が、所定の値である場合に、OSの起動を禁止し、カウント値が、所定の値以外である場合に、OSの起動を実行する処理である。また、カウント変更処理は、OSと独立して実行され、自装置が稼働状態であり、且つ、カウント値が所定の値以外である場合に、所定の単位期間ごとに、カウント値記憶部311が記憶するカウント値をカウントして変更する処理である。
また、本実施形態による管理システム100は、上述したノートPC1と、サーバ装置40とを備える。
これにより、本実施形態による管理システム100は、上述したノートPC1と同様の効果を奏し、ノートPC1の使用期間を適切に管理することができる。
また、本実施形態による管理システム100は、二次元コードに基づいて、サーバ装置40に接続し、ノートPC1の使用者による契約を行う端末装置50を備える。
これにより、本実施形態による管理システム100は、ノートPC1とは異なる端末装置50を用いて、ノートPC1の使用期間を更新できるため、ノートPC1の使用期間切れの場合に、ノートPC1を使用禁止(OSの起動禁止)にすることができる。
また、本実施形態による管理方法は、OSから直接アクセス不可能な不揮発性メモリにより構成され、使用期間の残りの期間を示すカウント値を記憶するカウント値記憶部311を備えるノートPC1の管理方法であって、起動ステップと、変更ステップとを含む。起動ステップにおいて、BIOSに基づく処理を実行するBIOS処理部101が、カウント値記憶部311が記憶するカウント値が、所定の値(例えば、“0”)である場合に、OSの起動を禁止し、カウント値が、所定の値以外(例えば、“0”以外)である場合に、OSの起動を実行する。変更ステップにおいて、カウント変更部313が、OSと独立して実行され、自装置が稼働状態(例えば、S0状態)であり、且つ、カウント値が所定の値以外(例えば、“0”以外)である場合に、所定の単位期間ごとに、カウント値記憶部311が記憶するカウント値をカウントして変更する。
これにより、本実施形態による管理方法は、上述したノートPC1及び管理システム100と同様の効果を奏し、ノートPC1の使用期間を適切に管理することができる。
[第2の実施形態]
次に、図面を参照して、第2の実施形態による管理システム100a及びノートPC1aについて説明する。本実施形態では、カウント値がエンベデッドコントローラ31aの外部に記憶される変形例について説明する。
図10は、第2の実施形態によるノートPC1aの主要なハードウェア構成の一例を示す図である。
図10に示すように、ノートPC1aは、CPU11と、メインメモリ12と、ビデオサブシステム13と、表示部14と、チップセット21と、HDD23と、オーディオシステム24と、WLANカード25と、USBコネクタ26と、エンベデッドコントローラ31aと、入力部32と、電源回路33と、BIOSメモリ34とを備える。
なお、図10において、図2の示す構成と同一の構成には、同一の符号を付与してその説明を省略する。本実施形態では、第1の実施形態におけるBIOSメモリ22が、BIOSメモリ34として、エンベデッドコントローラ31aに接続されている点が、第1の実施形態と異なる。
本実施形態におけるエンベデッドコントローラ31aは、SPIを有しており、SPIを介してBIOSメモリ34と接続されている。本実施形態では、例えば、Slave Attached Flash方式により、BIOSメモリ34がエンベデッドコントローラ31aに接続されており、メイン制御部10は、eSPIにより接続されたエンベデッドコントローラ31aを経由してBIOSメモリ34にアクセス可能である。
なお、Slave Attached Flash方式では、メイン制御部10をマスター(Master)として、スレイブ(Slave)であるエンベデッドコントローラ31aが接続され、さらに、エンベデッドコントローラ31aには、スレイブとしてBIOSメモリ34が接続されている。この接続により、エンベデッドコントローラ31aからBIOSメモリ34へのアクセスが可能になるとともに、メイン制御部10からエンベデッドコントローラ31aを経由したBIOSメモリ34へのアクセスが可能になる。
次に、図11を参照して、本実施形態による管理システム100aの機能構成について説明する。
図11は、本実施形態による管理システム100aの機能構成の一例を示す機能ブロック図である。
図11に示すように、管理システム100aは、ノートPC1aと、サーバ装置40と、端末装置50とを備える。
なお、図11において、図3の示す構成と同一の構成には、同一の符号を付与してその説明を省略する。
ノートPC1aは、メイン制御部10と、ビデオサブシステム13と、表示部14と、エンベデッドコントローラ31aと、WLANカード25と、カウント値記憶部341とを備える。
エンベデッドコントローラ31aは、カウント値記憶部311と、計数部312とを備える。すなわち、本実施形態では、エンベデッドコントローラ31aの外部に、カウント値記憶部341を備える。
カウント値記憶部341は、例えば、OS(Windows(登録商標)など)から直接アクセス不可能な不揮発性メモリで構成され、BIOSメモリ34に含まれている。すなわち、BIOSメモリ34が、内部にカウント値記憶部341を備えている。カウント値記憶部341は、ノートPC1aの使用期間の残りの期間を示すカウント値を記憶する。
また、本実施形態では、カウント変更部313は、エンベデッドコントローラ31aの外部のカウント値記憶部341が記憶するカウント値を変更する。
その他の構成は、第1の実施形態と同様であるため、ここではその説明を省略する。
以上説明したように、本実施形態によるノートPC1a(情報処理装置)は、カウント値記憶部341と、BIOS処理部101と、カウント変更部313とを備える。
これにより、本実施形態によるノートPC1a及び管理システム100aは、第1の実施形態によるノートPC1と同様の効果を奏し、ノートPC1aの使用期間を適切に管理することができる。
また、本実施形態では、エンベデッドコントローラ31aの外部に、カウント値記憶部341を備える。
これにより、本実施形態によるノートPC1a及び管理システム100aは、例えば、エンベデッドコントローラ31aの内部にカウント値を記憶できない場合であっても、ノートPC1aの使用期間を適切に管理することができる。
なお、本発明は、上記の各実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
例えば、上記の各実施形態において、情報処理装置がノートPC1(1a)である例を説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、タブレット端末装置、デスクトップPCなどの他の情報処理装置であってもよい。また、情報処理装置は、メイン制御部10とサブ制御部(エンベデッドコントローラ31(31a)とを備える構成に限定されるものではなく、1つの制御部が、BIOS処理部101と、カウント変更部313を備えるような構成であってもよい。
また、上記の各実施形態において、端末装置50が、スマートフォンなどの携帯端末である例を説明したが、これに限定されるものではない。端末装置50は、例えば、二次元コードを取得でき、サーバ装置40に接続可能な端末であれば、例えば、デスクトップPCなどの他の端末装置であってもよい。
また、上記の各実施形態において、サーバ装置40は、一台の装置として説明したが、これに限定されるものではなく、複数の装置(例えば、複数のサーバ装置)で構成されてもよい。
また、上記の各実施形態において、二次元コードがQRコード(登録商標)である例を説明したが、ごれに限定されるものではなく、他の二次元コードを用いてもよい。
また、上記の各実施形態において、カウント値の所定の値が“0”である例を説明したが、所定の値が“0”以外の値(例えば、使用期間の上限カウント値など)であってもよい。また、この場合、カウント変更部313は、カウント値を減算(例えば、デクリメント)する代わりに、加算(例えば、インクリメント)して、カウント値を変更してもよい。
また、上記の各実施形態において、所定の単位期間の計時(計数)を、エンベデッドコントローラ31(31a)が備える計数部312が実行する例を説明したが、これに限定されるものではない。所定の単位期間の計時(計数)は、例えば、チップセット21が備えるRTCを用いて実行するようにしてもよい。
なお、上述した管理システム100(100a)が備える各構成は、内部に、コンピュータシステムを有している。そして、上述した管理システム100(100a)が備える各構成の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより上述した管理システム100(100a)が備える各構成における処理を行ってもよい。ここで、「記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行する」とは、コンピュータシステムにプログラムをインストールすることを含む。ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
また、「コンピュータシステム」は、インターネットやWAN、LAN、専用回線等の通信回線を含むネットワークを介して接続された複数のコンピュータ装置を含んでもよい。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD-ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。このように、プログラムを記憶した記録媒体は、CD-ROM等の非一過性の記録媒体であってもよい。
また、記録媒体には、当該プログラムを配信するために配信サーバからアクセス可能な内部又は外部に設けられた記録媒体も含まれる。なお、プログラムを複数に分割し、それぞれ異なるタイミングでダウンロードした後に管理システム100(100a)が備える各構成で合体される構成や、分割されたプログラムのそれぞれを配信する配信サーバが異なっていてもよい。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、ネットワークを介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また、上記プログラムは、上述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、上述した機能をコンピュータシステムに既に記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
また、上述した機能の一部又は全部を、LSI(Large Scale Integration)等の集積回路として実現してもよい。上述した各機能は個別にプロセッサ化してもよいし、一部、又は全部を集積してプロセッサ化してもよい。また、集積回路化の手法はLSIに限らず専用回路、又は汎用プロセッサで実現してもよい。また、半導体技術の進歩によりLSIに代替する集積回路化の技術が出現した場合、当該技術による集積回路を用いてもよい。
1、1a ノートPC
10 メイン制御部
11 CPU
12 メインメモリ
13 ビデオサブシステム
14、53 表示部
21 チップセット
22、34 BIOSメモリ
23 HDD
24 オーディオシステム
25 WLANカード
26 USBコネクタ
31、31a エンベデッドコントローラ(EC)
32、52 入力部
33 電源回路
40 サーバ装置
41、51 NW通信部
42 サーバ記憶部
43 サーバ制御部
50 端末装置
54 撮像部
55 端末記憶部
56 端末制御部
100、100a 管理システム
101 BIOS処理部
102 OS処理部
311、341 カウント値記憶部
312 計数部
313 カウント変更部
421 顧客情報記憶部
422 購入履歴記憶部
431 サービス提供部
CS1 使用者
NW1 ネットワーク

Claims (11)

  1. OS(Operating System)から直接アクセス不可能な不揮発性メモリにより構成され、使用期間の残りの期間を示すカウント値を記憶するカウント値記憶部と、
    BIOS(Basic Input Output System)に基づく処理を実行するBIOS処理部であって、前記カウント値記憶部が記憶する前記カウント値が、所定の値である場合に、前記OSの起動を禁止し、前記カウント値が、所定の値以外である場合に、前記OSの起動を実行するBIOS処理部と、
    前記OSと独立して実行され、自装置が稼働状態であり、且つ、前記カウント値が前記所定の値以外である場合に、所定の単位期間ごとに、前記カウント値記憶部が記憶するカウント値をカウントして変更するカウント変更部と
    を備え
    前記BIOS処理部は、
    前記カウント値記憶部が記憶する前記カウント値が、所定の値である場合に、前記OSの起動を禁止するとともに、前記使用期間を更新を管理するサーバ装置に接続するためのURL(Uniform Resource Locator)を含む二次元コードを表示部に表示させる
    報処理装置。
  2. 前記BIOS処理部は、
    らに、使用者による前記使用期間を更新する契約に基づく前記サーバ装置からの更新要求に応じて、前記カウント値記憶部が記憶する前記カウント値を更新する
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記所定の値が、0であり、
    前記カウント変更部は、自装置が稼働状態であり、且つ、前記カウント値が0以外である場合に、所定の単位期間ごとに、前記カウント値を減算して変更する
    請求項1又は請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記カウント変更部は、自装置が稼働状態であり、且つ、前記カウント値が前記所定の値になった場合に、自装置の動作を終了させる
    請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  5. 前記OSに基づく処理を実行するメイン制御部とは独立して動作するサブ制御部が、前記カウント変更部を備え、
    前記メイン制御部が、前記BIOS処理部を備える
    請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  6. 前記サブ制御部が、前記カウント値記憶部を備える
    請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記サブ制御部の外部に、前記カウント値記憶部を備える
    請求項5に記載の情報処理装置。
  8. OS(Operating System)から直接アクセス不可能な不揮発性メモリにより構成され、使用期間の残りの期間を示すカウント値を記憶するカウント値記憶部と、
    プログラムを一時的に記憶するメモリと、
    前記メモリに記憶された前記プログラムを実行するプロセッサと、
    を備え、
    前記プロセッサは、
    前記メモリに記憶された前記プログラムを実行することにより、
    BIOS(Basic Input Output System)に基づく処理を実行するBIOS処理であって、前記カウント値記憶部が記憶する前記カウント値が、所定の値である場合に、前記OSの起動を禁止し、前記カウント値が、所定の値以外である場合に、前記OSの起動を実行するBIOS処理と、
    前記OSと独立して実行され、自装置が稼働状態であり、且つ、前記カウント値が前記所定の値以外である場合に、所定の単位期間ごとに、前記カウント値記憶部が記憶するカウント値をカウントして変更するカウント変更処理と
    を行い、
    前記プロセッサは、
    前記BIOS処理において、前記カウント値記憶部が記憶する前記カウント値が、所定の値である場合に、前記OSの起動を禁止するとともに、前記使用期間を更新を管理するサーバ装置に接続するためのURL(Uniform Resource Locator)を含む二次元コードを表示部に表示させる
    報処理装置。
  9. 請求項2に記載の情報処理装置と、
    前記サーバ装置と
    を備える管理システム。
  10. 前記二次元コードに基づいて、前記サーバ装置に接続し、前記情報処理装置の使用者による前記契約を行う端末装置を備える
    請求項9に記載の管理システム。
  11. OS(Operating System)から直接アクセス不可能な不揮発性メモリにより構成され、使用期間の残りの期間を示すカウント値を記憶するカウント値記憶部を備える情報処理装置の管理方法であって、
    BIOS(Basic Input Output System)に基づく処理を実行するBIOS処理部が、前記カウント値記憶部が記憶する前記カウント値が、所定の値である場合に、前記OSの起動を禁止し、前記カウント値が、所定の値以外である場合に、前記OSの起動を実行するBIOS処理ステップと、
    カウント変更部が、前記OSと独立して実行され、自装置が稼働状態であり、且つ、前記カウント値が前記所定の値以外である場合に、所定の単位期間ごとに、前記カウント値記憶部が記憶するカウント値をカウントして変更するカウント変更ステップと
    を含み、
    前記BIOS処理ステップにおいて、前記BIOS処理部が、前記カウント値記憶部が記憶する前記カウント値が、所定の値である場合に、前記OSの起動を禁止するとともに、前記使用期間を更新を管理するサーバ装置に接続するためのURL(Uniform Resource Locator)を含む二次元コードを表示部に表示させる
    理方法。
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