JP7212251B2 - 眼の開閉検出装置、乗員監視装置 - Google Patents

眼の開閉検出装置、乗員監視装置 Download PDF

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Description

本発明は、たとえば居眠り運転を防止するために運転者の眼の開閉状態を検出する装置に関する。
車両に搭載されるドライバモニタでは、カメラで撮像した運転者の顔の画像を解析し、眼の開閉状態(開眼状態または閉眼状態)に基づいて、居眠り運転の有無を監視するようにしている。詳しくは、画像の解析結果から、眼の開閉状態を表すパラメータである開閉度を算出する(たとえば特許文献1~3)。そして、この開閉度をあらかじめ設定された閾値と比較し、その比較結果に基づいて眼の開閉状態を判定する。判定の結果、閉眼状態が一定時間以上継続している場合は、運転者が居眠りをしていると判断し、音声などによる警報を出力する。
ところで、眼の開閉状態には、眼が完全に開いている状態と、眼が完全に閉じている状態だけでなく、その中間の状態つまり眼が細まった状態(細眼状態)も存在する。ドライバモニタでは、居眠り運転を未然に防止するために、細眼状態が一定時間以上継続した場合は、運転者が眠気を催している、つまり居眠り予兆状態にあるとみて、警報信号を出力することが行われている。しかしながら、車両のフロントガラスを介して直射日光が入射したような場合、運転者は眩しさを感じて眼を細めることが多い。したがって、この細眼状態が一定時間以上継続すると、運転者が眠気を催していないにもかかわらず、ドライバモニタから誤って警報信号が出力されることとなる。
特許文献4には、細眼状態が笑顔に基づくものである場合は開眼状態と判定することが記載されている。特許文献5には、眼付近の領域の光量を測定し、当該光量と眼の開閉度とに基づいて、運転者の眼に直射光が当たっているか否かを判定することが記載されている。特許文献6には、前方監視カメラで撮像された車両前方の画像から所定範囲の視界画像を抽出し、当該視界画像の輝度に基づいて運転者の眼に強い光が照射されている状態を検出することが記載されている。しかるに、これらの文献には、直射光に基因する細眼状態に対して誤警報を防止するための具体的手段は開示されていない。
特開2010-134490号公報 特許第3143819号公報 特開2000-123188号公報 特開2016-115120号公報 特開2006-251926号公報 特開2007-276766号公報
本発明の課題は、直射光の存在下での細眼状態を、眠気による細眼状態と区別して検出できるようにし、直射光に基因する細眼状態に対して、誤って警報信号が出力されるのを防止することにある。
本発明による眼の開閉検出装置は、被写体の顔を撮像する撮像部と、この撮像部が撮像した顔画像に対して所定の処理を行い、当該顔画像から被写体の眼を抽出する画像処理部と、この画像処理部で抽出された眼の画像に基づいて、眼の開閉状態を表す開閉度を算出する開閉度算出部と、顔画像における所定領域の輝度情報に応じた重みを算出する重み算出部と、開閉度算出部で算出された開閉度に対して、前記重みにより重み付けを行い、当該重み付けがされた開閉度に基づいて眼の開閉状態を判定する開閉状態判定部と、顔画像における所定領域の輝度の分布を示すヒストグラムを算出するヒストグラム算出部と、輝度の階級に対応して重みが設定された重みテーブルとを備えている。重み算出部は、重みテーブルを参照して、ヒストグラム算出部が算出したヒストグラムにおける度数が最大の階級に対応する重みを選択するとともに、ヒストグラムにおける度数が最大の階級と、当該階級に隣接しかつ当該階級より上の階級との間の、度数の傾きを算出し、この傾きに基づいて、当該傾きの絶対値が小さくなるほど値が大きくなる重み係数をさらに算出する。開閉状態判定部は、重みに重み係数を乗じることにより、開閉度に対する重み付けを行う。
また、本発明による乗員監視装置は、車両の乗員の顔を撮像する撮像部と、この撮像部が撮像した顔画像に対して所定の処理を行い、当該顔画像から乗員の眼を抽出する画像処理部と、この画像処理部で抽出された眼の画像に基づいて、眼の開閉状態を表す開閉度を算出する開閉度算出部と、顔画像における所定領域の輝度情報に応じた重みを算出する重み算出部と、開閉度算出部で算出された開閉度に対して、前記重みにより重み付けを行い、当該重み付けがされた開閉度に基づいて眼の開閉状態を判定する開閉状態判定部と、この開閉状態判定部での判定結果に基づいて警報信号を出力する警報出力部と、前述のヒストグラム算出部と、前述の重みテーブルとを備えている。重み算出部は、前記と同様にして重みを選択するとともに重み係数を算出し、開閉状態判定部は、重みに重み係数を乗じることにより、開閉度に対する重み付けを行う。
本発明においては、開閉度算出部で算出された眼の開閉度に対し、顔画像における所定領域の輝度情報に応じた重みと重み係数により重み付けを行い、当該重み付けがされた開閉度に基づいて眼の開閉状態を判定する。このため、直射光の状態に応じて補正された開閉度に基づいて、眼の開閉状態が検出されるので、直射光の眩しさによる細眼状態を、眠気による細眼状態と区別して検出することが可能となる。その結果、直射光が当たっている状態で眼を細めた場合に、これを居眠りの予兆と誤判定して警報が出力されるのを防止することができる。
本発明による眼の開閉検出装置は、被写体の顔に光を照射する発光部をさらに備えていてもよい。そして、撮像部は、発光部が発光していない状態で撮像した第1画像と、発光部が発光した状態で撮像した第2画像とを生成し、画像処理部は、第2画像と第1画像との差分である差分画像に基づいて、顔画像における所定領域を抽出し、ヒストグラム算出部は、第1画像における所定領域のヒストグラムを算出してもよい。
本発明による眼の開閉検出装置において、前記の所定領域は、被写体の眼の周辺領域であってもよい。
本発明による乗員監視装置において、警報出力部は、開閉状態判定部で眼の開閉状態が閉眼状態であると判定され、かつ、当該閉眼状態が所定時間以上継続した場合に、警報信号を出力してもよい。
本発明によれば、直射光の存在下での細眼状態を、眠気による細眼状態と区別して検出できるので、直射光に基因する細眼状態に対して、誤って警報信号が出力されるのを防止することができる。
本発明を適用したドライバモニタのブロック図である。 カメラで顔を撮像する様子を示す図である。 撮像画像における顔領域を示す図である。 直射光がない場合のオフ画像、オン画像、差分画像を模式的に示す図である。 直射光がある場合のオフ画像、オン画像、差分画像を模式的に示す図である。 顔領域におけるピクセルを示す図である。 重みテーブルを示す図である。 重み係数のグラフである。 重み係数の算出に用いる傾きを説明する図である。 直射光が当たっていない場合の輝度のヒストグラムの例である。 直射光が当たっている場合の輝度のヒストグラムの例である。 開眼状態、細眼状態、閉眼状態を模式的に示す図である。 ドライバモニタの動作を示すフローチャートである。 他の実施形態における眼の周辺領域を示す図である。 他の実施形態における重みテーブルを示す図である。
本発明の実施形態につき、図面を参照しながら説明する。各図において、同一の部分または対応する部分には、同一符号を付してある。以下では、本発明を車両に搭載されるドライバモニタに適用した例を挙げる。
まず、図1を参照して、ドライバモニタの構成について説明する。図1において、ドライバモニタ100は、図2の車両50に搭載されており、カメラ1、画像処理部2、制御部3、LED駆動回路4、および通信部5を備えている。ドライバモニタ100は、本発明の「眼の開閉検出装置」および「乗員監視装置」の一例である。
カメラ1は、撮像部11と発光部12とから構成される。撮像部11は、CMOSイメージセンサのような撮像素子(図示省略)と、レンズなどの光学部品(図示省略)とを有している。発光部12は、カメラ1の被写体に対して光を照射する発光素子(図示省略)を有している。本例では、発光素子として、近赤外光を発するLEDが用いられる。
図2に示すように、カメラ1は、車室内のシート52に着座した運転者53の顔Fと対向する位置に設置されている。点線は、カメラ1の撮像範囲を表している。本例では、カメラ1は運転席のインストルメントパネル51に設置されているが、カメラ1の設置場所はこれに限定されない。たとえば、フロントガラス54の上部などにカメラ1を設けてもよい。カメラ1の撮像部11(図1)は運転者53の顔Fを撮像し、発光部12(図1)は運転者53の顔に近赤外光を照射する。運転者53は、本発明における「被写体」および「乗員」の一例である。
撮像部11は、発光部12が発光していない状態で撮像した画像(以下、「オフ画像」という。)と、発光部12が発光した状態で撮像した画像(以下、「オン画像」という。)とを生成し、それぞれの画像データを、画像処理部2へ出力する。オフ画像は、本発明における「第1画像」に相当し、オン画像は、本発明における「第2画像」に相当する。
図4(a)および図5(a)は、オフ画像の例を模式的に示している。図4(a)は、顔Fに太陽光などの直射光が当たっていない状態で撮像されたオフ画像であり、図5(a)は、顔Fに直射光が当たっている状態で撮像されたオフ画像である。直射光がない場合の図4(a)のオフ画像は、直射光がある場合の図5(a)のオフ画像に比べて暗い画像となる。
図4(b)および図5(b)は、オン画像の例を模式的に示している。図4(b)は、顔Fに直射光が当たっていない状態で撮像されたオン画像であり、図5(b)は、顔Fに直射光が当たっている状態で撮像されたオン画像である。図4(b)のオン画像は、発光部12からの光照射があるため、図4(a)のオフ画像より明るい画像となっている。一方、直射光がある場合の図5(b)のオン画像は、直射光に発光部12からの光照射が加わるので、図5(a)のオフ画像より明るいが、両画像とも直射光の影響が大きいため、図4のオフ画像とオン画像ほど明度差は顕著ではない。
画像処理部2は、撮像部11から取得したオン画像とオフ画像との差分を演算して得られる画像(以下、「差分画像」という。)を生成する。図4(c)および図5(c)は、差分画像の例を模式的に示している。図4(c)は、直射光がない場合の差分画像であり、図5(c)は、直射光がある場合の差分画像である。図4(c)の差分画像は、オン画像とオフ画像との差分が大きいため、明るい画像となるのに対し、図5(c)の差分画像は、オン画像とオフ画像との差分が小さいため、暗い画像となる。
さらに、画像処理部2は、この差分画像に基づいて、図3に示すように、撮像画像Gにおける顔Fの領域Z(以下、「顔領域Z」という。)を抽出する。そして、この顔領域Zにおける眼、鼻、口などの特徴点を抽出したり、顔Fの向きを検出したり、視線の方向を検出したりする。これらの処理は公知の手法を用いて行われ、それらの詳細はよく知られているので、ここでは説明を省略する。
図1に戻って、制御部3は、CPUやメモリなどから構成される。制御部3には、開閉度算出部31、ヒストグラム算出部32、重み算出部33、開閉状態判定部34、警報出力部35、および重みテーブル36が備わっている。開閉度算出部31~警報出力部35のそれぞれの機能は、実際にはCPUが実行するソフトウェアプログラムによって実現されるが、図1では便宜上、ハードウェアのブロックで示している。また、重みテーブル36は、フラッシュメモリのような記憶素子に記憶されている。
開閉度算出部31は、画像処理部2で検出された眼の画像に基づいて、眼の開閉状態を表す開閉度を算出する。眼の開閉度としては、たとえば、前掲の特許文献1のような眼の縦幅と横幅の比、特許文献2のような上瞼と眼球の境界から下瞼と眼球の境界までの距離、特許文献3のような眼全体の面積に対する上瞼の面積の比などを用いることができる。もちろん、これら以外の定義に従う開閉度を用いてもよい。
ここでは、簡単のために、画像解析により得られる開閉度が0~100の値をとるものとし、開閉度が大きいほど開眼の度合いが大きくなり、開閉度が小さいほど閉眼の度合いが大きくなるものとする。開閉度100は完全な開眼状態を表し、開閉度0は完全な閉眼状態を表す。また、一例として、開閉度50±αは細眼状態を表す(αはあらかじめ定められた値)。
図12は、眼の開閉状態の例を模式的に示している。(a)は、開閉度が100の場合で、上記のとおり完全な開眼状態を表している。(b)は、開閉度が70の場合で、細眼状態を表している。(c)は、開閉度が30の場合で、(b)よりもさらに細眼となった状態を表している。(d)は、開閉度が0の場合で、上記のとおり完全な閉眼状態を表している。
運転者が眠気を催してくると、眼の状態は、図12の(b)や(c)のような細眼状態となるが、運転者の顔に直射光が当たっているときにも、眩しさのために、このような細眼状態は生じうる。したがって、細眼状態が一定時間以上続いた場合に、居眠りの予兆とみなされて警報が出力されるシステムでは、直射光の眩しさが原因で細眼状態になった場合であっても、警報が出力されてしまうおそれがある。本発明は、後で詳述するように、直射光の輝度に応じて開閉度に重み付けを施すことにより、この問題を解決するものである。
再び図1に戻って、ヒストグラム算出部32は、オフ画像の顔領域Z(図3)における輝度分布すなわちヒストグラムを算出する。重み算出部33は、開閉度算出部31が算出した開閉度に対して、輝度に応じた重み付けを行うためのパラメータを算出する。開閉状態判定部34は、重み付けがされた開閉度に基づいて、眼の開閉状態を判定し、その結果に応じて居眠り運転の有無を判断する。これらの処理内容については、後で詳しく説明する。
警報出力部35は、開閉状態判定部34において居眠り運転と判断された場合に、そのことを報知するための警報信号を出力する。この警報信号は、通信部5を介して、車両に搭載されているECU(Electronic Control Unit)200へ送信される。重みテーブル36には、輝度に応じた重みの値が記憶されている(後述の図7)。
LED駆動回路4は、発光部12のLEDを駆動するための回路であり、LEDに所定の駆動電流を供給して、LEDを発光させる。LEDの光量や発光時間は、制御部3によって制御される。
通信部5は、ドライバモニタ100をECU200に接続するためのインターフェイスなどから構成されている。通信部5は、CAN(Controller Area Network)を介してECU200と接続され、ECU200との間で信号やデータの授受を行う。なお、図1ではECU200が1つだけ図示されているが、実際には、制御対象に応じて複数のECUが車両に搭載されており、通信部5は、それらのうちの所定のECUに接続される。
次に、ドライバモニタ100で眼の開閉状態を検出する具体的な方法について説明する。
図6は、図3の顔領域Zにおけるピクセル(画素)を模式的に示している。ここでの画像は、発光部12を発光させずに撮像したオフ画像である。画像上の顔領域Zは、撮像部11の撮像素子の配列に対応した多数のピクセルPから構成される。ヒストグラム算出部32は、ピクセル単位で輝度情報を取得する。輝度情報は、各ピクセルPに対応する各撮像素子で光電変換された電流の値に応じた輝度値である。
ヒストグラム算出部32は、ピクセル単位で取得した輝度値に基づき、顔領域Zにおける輝度の分布を示すヒストグラムを算出する。図10は、直射光が当たっていない場合のヒストグラムの例である。図11は、直射光が当たっている場合のヒストグラムの例であり、(a)は直射光が弱い状態、(b)は直射光が強い状態を示している。
本例では、輝度値は0~255の256階調に分けられ、それらがさらに16階調ごとに区分されている。以下、この区分を「階級」という。各ピクセルPの輝度は、横軸のいずれかの階級に属し、当該階級に属するピクセルPの数(合計)が、縦軸の度数を表している。
図7に示すように、重みテーブル36には、輝度の階級に対応して、重みWmが設定されている。それぞれの重みWmは、各階級の最頻値に応じた値となっている。階級0~31は、直射光が当っていない正常な状態であり、この場合は重み付けの必要がないため、重みはWm=1.0となっている。階級が32以上の場合は、直射光が当っている状態であり、この場合は輝度に応じた重み付けを行うため、階級に応じて重みWmの値が大きくなる。ここでは、重みWmの最大値が4.0となっているが、これは一例に過ぎない。なお、階級192~255に対しては、重みWmが設定されていない。これは、当該範囲では直射光が強すぎて、オン画像とオフ画像との間で明るさの差がないことから、それらの差分を取ると顔画像が真っ暗になって眼を検出できず、眼の開閉状態の判定がそもそも不可能なためである。
重み算出部33は、重み付けを行うためのパラメータとして、重みテーブル36から得られる重みWmに加えて、図8に示した重み係数Wgをさらに算出する。図8にあるように、重み係数Wgは、Wg=2+1で表される。ここで、aは図9に示されている傾きであり、この傾きaは、度数が最大の階級(図9では16~31)と、当該階級に隣接しかつ当該階級より上の階級(図9では32~47)との間の、度数の傾き(2つの度数値を結んだ直線の傾き)である。なお、隣接する階級の度数が同じである場合は、大きい方の(上位側の)階級とそれに隣接する次の階級との間で、傾きaを求める。したがって、傾きaは正の値や0となることはなく、必ず負の値となる(a<0)。
開閉状態判定部34は、重み算出部33で算出された重みWmおよび重み係数Wgを用いて、開閉度算出部31が算出した眼の開閉度Xに重み付けを行うことで、当該開閉度Xを補正する。具体的には、開閉度Xの補正値Yを、次式により算出する。
Y=X・Wm・Wg ・・・ (1)
この補正された開閉度Yが、眼の開閉状態の判定に用いられる判定用の開閉度となる。
このように眼の開閉度を補正するのは、直射光に基因する細眼状態を、眠気に基因する細眼状態と区別して検出するためである。前述のように、車両50のフロントガラス54から太陽光などの直射光が入射して、運転者53の顔Fに当たっている場合、運転者53が眩しさのために細眼状態になると(たとえば図12(c))、居眠りの予兆とみなされて誤って警報が出力されるおそれがある。そこで、本発明では、開閉度算出部31が算出した眼の開閉度Xに対して、まず直射光の輝度に応じた重みWm(図7)による重み付けを行う。そして、輝度の大きい直射光に対しては、前記の(1)式において大きな重みWmで重み付けをすることで、開閉度Yの値を大きくする。これによって、運転者53が直射光により眼を細めても、開閉度Yが大きな値となっているので、眩しさによる細眼状態を、居眠りの予兆と誤判定することが防止される。
さらに、本発明では、重みWmに加えて重み係数Wgを用いることで、二重の重み付けを行う。これは次のような理由による。最大度数の階級と次の階級との傾きaの絶対値が大きい場合(aが0から遠い場合)は、最大度数の輝度だけが目立つのに対し、傾きaの絶対値が小さい場合(aが0に近い場合)は、最大度数の輝度と次度数の輝度が共に目立つことになる。したがって、後者の場合は、前者の場合に比べて強い直射光が当たっている。そこで、図8のような、傾きaが0に近いほど(つまり直射光が強いほど)大きな値となる重み係数Wgを、重みWmに乗じることによって、眼の開閉度をより高精度に補正することができる。
開閉状態判定部34は、前記(1)式により算出した判定用の開閉度Y(補正値)を、所定の閾値と比較することにより、運転者53の眼の開閉状態を判定する。一例として、閾値を50とした場合、開閉度Yが50≦Y≦100の範囲にある場合(閾値以上)、開閉状態判定部34は、運転者53が開眼状態であると判定する。また、開閉度Yが0≦Y<50の範囲にある場合(閾値未満)、開閉状態判定部34は、運転者53が閉眼状態であると判定する。なお、細眼状態は、開閉度Yの値によって、閉眼状態か開眼状態のいずれかに振り分けられる。
開閉状態判定部34は、さらに、運転者53の眼の開閉状態を閉眼状態と判定した場合、この閉眼状態が継続する時間を計測し、閉眼状態が所定時間以上継続すると、運転者53が居眠り状態または居眠り予兆状態にあると判断する。開閉状態判定部34でこの判断が下されると、警報出力部35は、運転者53を覚醒させるための警報信号を出力する。前述したように、この警報信号は、通信部5を介してECU200へ送信される。ECU200では、警報信号を受信すると、運転者53に対して居眠りの警告を与えるための処理(たとえば、音声出力やブザー鳴動など)が行われる。
図13は、以上説明したドライバモニタ100の動作を示したフローチャートである。
図13において、ステップS1では、カメラ1が、発光部12のLEDを発光させずに運転者53の顔Fを撮像し、オフ画像を生成する。ステップS2では、カメラ1が、発光部12のLEDを発光させて運転者53の顔Fを撮像し、オン画像を生成する。ステップS1とステップS2の順序は、入れ替えてもよい。
ステップS3では、画像処理部2が、カメラ1から取得したオン画像とオフ画像の差分を演算し、差分画像を生成する。そして、画像処理部2は、ステップS4において、差分画像に基づいて顔領域Z(図3)を抽出するとともに、眼、鼻、口などの特徴点を抽出する。
ステップS5では、開閉度算出部31が、ステップS4で検出された眼の画像に基づいて、眼の開閉度Xを算出する。ステップS6では、ヒストグラム算出部32が、オフ画像の顔領域Zにおけるヒストグラム(輝度分布)を算出する。ステップS7では、重み算出部33が、重みテーブル36(図7)を参照して、ヒストグラムにおける最大度数の階級に対応する重みWmを取得する。また、重み算出部33は、ステップS8において、最大度数の階級とその次の階級との傾きa(図9)を算出するとともに、ステップS9において、重み係数Wg=2+1(図8)を演算する。
次に、ステップS10において、開閉状態判定部34は、ステップS5、S7、S9で得られた開閉度X、重みWm、重み係数Wgを用いて、前記の式(1)により開閉度Xの補正値Yを演算する(Y=X・Wm・Wg)。この補正値Yが判定用の開閉度であることは、前述したとおりである。続くステップS11では、開閉状態判定部34が、補正値Yと閾値との比較結果に基づいて、眼の開閉状態(開眼または閉眼)を判定する。そして、ステップS12において、開閉状態判定部34は、閉眼状態が所定時間以上継続しているか否かを判定する。
判定の結果、閉眼状態が所定時間以上継続している場合は(ステップS12:YES)、ステップS13へ進んで、警報出力部35が警報信号を出力する。また、閉眼状態が所定時間以上継続していない場合は(ステップS12:NO)、ステップS13を省略して最初に戻る。なお、ステップS11で開眼状態と判定された場合も、ステップS12の判定はNOとなって、ステップS13を省略して最初に戻る。
上述した実施形態によると、開閉度算出部31で算出された眼の開閉度Xに対し、顔領域Zの輝度分布に応じた重みWmおよび重み係数Wgにより重み付けを行い、当該重み付けがされた開閉度Yに基づいて、運転者53の眼の開閉状態を判定する。このため、直射光の状態に応じて補正された開閉度Yに基づいて、眼の開閉状態が検出されるので、直射光の眩しさによる細眼状態を、眠気による細眼状態と区別して検出することが可能となる。その結果、運転者53が直射光の当たっている状態で眼を細めた場合に、開閉状態判定部34が居眠りの予兆と誤判定して、警報出力部35から警報信号が出力されるのを防止することができる。
本発明では、以上述べた実施形態以外にも、以下のような種々の実施形態を採用することができる。
図6においては、顔領域Zの全領域に含まれるピクセルPにつき、輝度情報を取得する例を挙げたが、顔領域Zの一部領域に含まれるピクセルPにつき、輝度情報を取得してもよい。たとえば、図14に示したように、顔領域Zにおける眼の周辺領域Qに含まれるピクセルについて、輝度情報を取得するようにしてもよい。これは次のような理由による。
フロントガラス54(図2)の上部に設けられているサンバイザー(図示省略)をおろして日除けをする場合には、運転者53の眼の周辺領域の輝度が低下する。したがって、顔領域Zに含まれる全ピクセルの輝度に基づいてヒストグラムを算出すると、開閉度Yの値が小さくなって、眼の開閉状態を誤判定するおそれがある。そこで、眼の周辺領域Qのピクセルの輝度に基づいてヒストグラムを算出することで、そのような不具合を解消することができる。なお、サンバイザーがおろされたことを検知するセンサを設け、当該センサから検知信号が出力された場合に、輝度情報を取得する領域を、顔領域Zから眼の周辺領域Qへ自動的に切り替えるようにしてもよい。
図7の重みテーブル36においては、ヒストグラムの階級を16階調ごとに区分した例を挙げたが、本発明はこれに限定されない。たとえば、図15に示したように、ヒストグラムの階級を48階調ごとに区分して、輝度の階級を「低」「中」「高」「算出不能」の4ランクに分類し、「低」「中」「高」のランクについて重みWmを設定してもよい。
図6や図14においては、個々のピクセル単位で輝度情報(輝度値)を取得する例を挙げたが、本発明はこれに限定されない。たとえば、複数のピクセルをブロック化し、ブロック単位で輝度情報を取得するようにしてもよい。この場合、1ブロックに含まれる各ピクセルの輝度値の最大値を当該ブロックの輝度情報としてもよく、あるいは、各ピクセルの輝度値の平均値を当該ブロックの輝度情報としてもよい。
図3においては、撮像画像Gにおける顔領域Zが、運転者の顔Fと同じ形状である例を挙げたが、顔領域Zは、顔Fを含む四角形、菱形、楕円形、円形などの領域であってもよい。
図8においては、重み係数WgをWg=2+1として算出する例を挙げたが、これは一例であって、重み係数Wgを他の演算式により算出してもよい。
前記の実施形態では、車両の乗員として運転者53を例に挙げたが、カメラ1の被写体となる乗員は、運転者以外の者であってもよい。
前記の実施形態では、本発明を車両に搭載されるドライバモニタ100に適用した例を挙げたが、本発明は、車両以外の用途にも適用することができる。
1 カメラ
11 撮像部
12 発光部
2 画像処理部
3 制御部
4 LED駆動回路
5 通信部
31 開閉度算出部
32 ヒストグラム算出部
33 重み算出部
34 開閉状態判定部
35 警報出力部
36 重みテーブル
53 運転者
100 ドライバモニタ(眼の開閉検出装置、乗員監視装置)
F 顔
G 撮像画像
P ピクセル(画素)
Q 眼の周辺領域
Z 顔領域

Claims (6)

  1. 被写体の顔を撮像する撮像部と、
    前記撮像部が撮像した顔画像に対して所定の処理を行い、当該顔画像から前記被写体の眼を抽出する画像処理部と、
    前記画像処理部で抽出された眼の画像に基づいて、眼の開閉状態を表す開閉度を算出する開閉度算出部と、
    前記顔画像における所定領域の輝度情報に応じた重みを算出する重み算出部と、
    前記開閉度算出部で算出された開閉度に対して、前記重みにより重み付けを行い、当該重み付けがされた開閉度に基づいて眼の開閉状態を判定する開閉状態判定部と
    前記顔画像における所定領域の輝度の分布を示すヒストグラムを算出するヒストグラム算出部と、
    前記輝度の階級に対応して前記重みが設定された重みテーブルと、を備え
    前記重み算出部は、
    前記重みテーブルを参照して、前記ヒストグラム算出部が算出したヒストグラムにおける度数が最大の階級に対応する重みを選択するとともに、
    前記ヒストグラムにおける度数が最大の階級と、当該階級に隣接しかつ当該階級より上の階級との間の、度数の傾きを算出し、
    前記傾きに基づいて、当該傾きの絶対値が小さくなるほど値が大きくなる重み係数をさらに算出し、
    前記開閉状態判定部は、
    前記重みに前記重み係数を乗じることにより、前記開閉度に対する重み付けを行う、ことを特徴とする眼の開閉検出装置。
  2. 請求項1に記載の眼の開閉検出装置において、
    前記度数の傾きをa(a<0)、前記重み係数をWgとしたとき、重み係数WgはWg=2 +1である、ことを特徴とする眼の開閉検出装置。
  3. 請求項または請求項に記載の眼の開閉検出装置において、
    前記被写体の顔に光を照射する発光部をさらに備え、
    前記撮像部は、前記発光部が発光していない状態で撮像した第1画像と、前記発光部が発光した状態で撮像した第2画像とを生成し、
    前記画像処理部は、前記第2画像と前記第1画像との差分である差分画像に基づいて、前記顔画像における前記所定領域を抽出し、
    前記ヒストグラム算出部は、前記第1画像における前記所定領域のヒストグラムを算出する、ことを特徴とする眼の開閉検出装置。
  4. 請求項1ないし請求項のいずれかに記載の眼の開閉検出装置において、
    前記所定領域は、前記被写体の眼の周辺領域である、ことを特徴とする眼の開閉検出装置。
  5. 車両の乗員の顔を撮像する撮像部と、
    前記撮像部が撮像した顔画像に対して所定の処理を行い、当該顔画像から前記乗員の眼を抽出する画像処理部と、
    前記画像処理部で抽出された眼の画像に基づいて、眼の開閉状態を表す開閉度を算出する開閉度算出部と、
    前記顔画像における所定領域の輝度情報に応じた重みを算出する重み算出部と、
    前記開閉度算出部で算出された開閉度に対して、前記重みにより重み付けを行い、当該重み付けがされた開閉度に基づいて眼の開閉状態を判定する開閉状態判定部と、
    前記開閉状態判定部での判定結果に基づいて警報信号を出力する警報出力部と、
    前記顔画像における所定領域の輝度の分布を示すヒストグラムを算出するヒストグラム算出部と、
    前記輝度の階級に対応して前記重みが設定された重みテーブルと、を備え、
    前記重み算出部は、
    前記重みテーブルを参照して、前記ヒストグラム算出部が算出したヒストグラムにおける度数が最大の階級に対応する重みを選択するとともに、
    前記ヒストグラムにおける度数が最大の階級と、当該階級に隣接しかつ当該階級より上の階級との間の、度数の傾きを算出し、
    前記傾きに基づいて、当該傾きの絶対値が小さくなるほど値が大きくなる重み係数をさらに算出し、
    前記開閉状態判定部は、
    前記重みに前記重み係数を乗じることにより、前記開閉度に対する重み付けを行う、ことを特徴とする乗員監視装置。
  6. 請求項に記載の乗員監視装置において、
    前記警報出力部は、前記開閉状態判定部で眼の開閉状態が閉眼状態であると判定され、かつ、当該閉眼状態が所定時間以上継続した場合に、前記警報信号を出力する、ことを特徴とする乗員監視装置。
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