JP7211737B2 - 装置および方法 - Google Patents

装置および方法 Download PDF

Info

Publication number
JP7211737B2
JP7211737B2 JP2018163898A JP2018163898A JP7211737B2 JP 7211737 B2 JP7211737 B2 JP 7211737B2 JP 2018163898 A JP2018163898 A JP 2018163898A JP 2018163898 A JP2018163898 A JP 2018163898A JP 7211737 B2 JP7211737 B2 JP 7211737B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
leak
liquid
liquid material
valve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018163898A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020037052A (ja
Inventor
徹 谷辺
雄亮 杉野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taiheiyo Materials Corp
Original Assignee
Taiheiyo Materials Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Taiheiyo Materials Corp filed Critical Taiheiyo Materials Corp
Priority to JP2018163898A priority Critical patent/JP7211737B2/ja
Publication of JP2020037052A publication Critical patent/JP2020037052A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7211737B2 publication Critical patent/JP7211737B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Coating Apparatus (AREA)
  • Accessories For Mixers (AREA)

Description

本発明は、例えば被覆装置または充填装置などに応用される技術である。
被覆材層が、岩盤、地盤、或いは構造物(その部材)等に設けられている。前記被覆材層を設ける目的は様々である。例えば、強度向上、耐久性向上、耐火性向上、防火性向上、吸音性向上、及び/又は断熱性等を付与する目的である。前記被覆材は、例えばロックウール、セメント及び水からなる吹付けロックウール等の耐火被覆材が挙げられる。例えば、コンクリート、又はモルタル等である。そして、前記被覆材が、所望の箇所に、吹付工法等により、設けられる(被覆される)。
充填材が、型枠内、地盤内、或いは空隙内等に充填されている。前記充填材には様々なものがある。例えば、地盤注入材である。或いは、コンクリート、モルタル、又はグラウト材等である。
前記被覆材(又は、充填材)を構成する材料の一部を液状化(流動化)し(又は液体を用い)、圧送経路の先端の吐出口より排出された(又は、排出される)被覆材(又は、充填材)を構成する主な材料(主材)の単体(又は、混合物)に、当該吐出口の近傍で前記被覆材(又は、充填材)を構成する添加材(前記液状化(流動化)物(又は液体))が添加(混合)される。この混合物が前記被覆材(又は、充填材)であり、所望の箇所に設けられ、前記被覆材層(充填材層)となる。
前記添加材が液体または液状(エマルション又はスラリー等の液状)の場合、主材の吐出口の外周(又は/及び内部)に液状添加材噴出口(噴霧ノズル(チップ)を含む。)が設けられた装置が用いられ、圧送されて来て圧送経路先端の吐出口より排出された(又は、圧送経路先端近傍に圧送されて来た)主材に、前記液状添加材噴出口より霧状に排出された液状添加材を合流(混合)させることが提案されている。これによって、例えば下地面に吹き付けが行われる(特許文献1,2参照)。
主材の圧送経路に流量計を備え、前記流量計からの電気信号が液状添加材(副材)の圧送経路の副材の流量調整手段に送られて前記主材の流量に基づいて前記副材の流量が調整される手段を備えた装置が用いられ、前記副材の圧送経路内の調整バルブが前記副材の流量を調整することにより、前記主材と前記副材との混合比が所定の値となるように調整される技術が提案されている(特許文献3参照)。
実公平02-031170号公報 実公平08-006507号公報 特開2003-035095号公報
様々な理由(例えば、被覆済みの被覆材の厚みを確認する為、或いは被覆場所を変える(移動する)為、又は材料の吐出口の向き(及び/又は位置)を調整する為など)で、施工を一旦止めた上で施工を再開することが有る。この停止・再開は、場合によっては、1日で何度も起きる場合が有る。前記停止・再開は、副材(液状添加材)の圧送経路の先端付近に配置されているバルブの開閉で行われている。つまり、前記停止・再開は、前記副材(液状添加材)の添加を止めたり再開したりすることで行われている。前記バルブは、前記副材(液状添加材)の添加量の調整に用いられることもある(特許文献2参照)。しかし、前記副材(液状添加材)の添加を止める為に前記バルブを一端閉じると、施工の再開時に、即ち、前記バルブを開ける時に前記副材(液状添加材)の添加量を再度調整しなければならない。そうしないと、被覆材の主材と副材(液状添加材)との混合割合が、施工再開の前後で変わってしまい、被覆材の性状が変わってしまう。
被覆材を構成する主材と副材(液状添加材)との混合割合は、通常、定められている。例えば、耐火被覆材である吹付けロックウールは、セメントとロックウールと水との割合が定められている(国土交通大臣認定)。前記国土交通大臣認定の割合から逸脱すると、国土交通大臣認定の耐火被覆材とならない。
副材(液状添加材)が出来るだけ細かく液状添加材噴出口より排出されることによって、被覆材を構成する主材と副材(液状添加材)との混合が良くなる。この為、副材(液状添加材)の圧送に或る程度高い圧が掛けられる。この為、前記バルブを閉じると、副材(液状添加材)の圧送経路に高い液圧が掛かる。この為、次のような問題(経路内のホースが破裂する。継手等の接続部が外れる。漏れが生じる)が大きくなる。
特許文献3の発明は非常に複雑な機構である。高価である。副材(液状添加材)の圧送経路におけるバルブを閉めた(液状添加材を止めた)場合には次のような問題(経路内のホースが破裂する。継手等の接続部が外れる。漏れが生じる)が大きくなる。
本発明は前記課題を解決することである。例えば、施工途中で液状添加材の添加を停止・再開しても、液状添加材の添加量を一定に保つことが出来る技術を提供することである。或いは、施工途中で液状添加材の添加を止めても、液状添加材の圧送経路内の液圧が経路内の部材を破損したり、当該経路の接続部が外れたり、液状添加材の漏れが起こり難い技術を提供することである。
本発明は、
複数の材の合流に用いられる装置であって、
前記複数の材の少なくとも一つである液状材の圧送ポンプと、リーク装置と、流量計と、流量調整装置と、流量表示装置と、前記液状材を圧送する圧送ホースが接続される接続口とを具備してなり、
前記圧送ポンプは、取込口と、排出口とを具備し、
前記リーク装置は、入口と、出口と、リーク排出口とを具備し、
前記圧送ポンプの前記排出口と前記リーク装置の前記入口とは、直接的または間接的に、接続されてなり、
前記リーク装置の前記出口と前記接続口とは、直接的または間接的に、接続されてなり、
前記流量計は、前記リーク装置の出口から前記接続口までの経路に設けられてなり、
前記該流量計には前記流量表示装置が接続されている
装置を提案する。
本発明は、
複数の材の合流に用いられる装置であって、
前記複数の材の少なくとも一つである液状材の圧送ポンプと、リーク装置と、流量計と、流量調整装置と、流量表示装置と、前記液状材を圧送する圧送ホースが接続される接続口とを具備してなり、
前記圧送ポンプは、取込口と、排出口とを具備し、
前記リーク装置は、入口と、出口と、リーク排出口とを具備し、
前記圧送ポンプの前記排出口と前記リーク装置の前記入口とは、直接的または間接的に、接続されてなり、
前記リーク装置の前記出口と前記流量調整装置及び前記接続口の中の少なくとも一方とは、直接的または間接的に、接続されてなり、
前記流量調整装置と前記接続口とは、直接的または間接的に、接続されてなり、
前記流量計は、前記リーク装置の出口から前記接続口までの経路に設けられてなり、
前記該流量計には前記流量表示装置が接続されている
装置を提案する。
本発明は、前記装置であって、前記リーク装置の出口から前記接続口までの経路に圧力計が設けられている装置を提案する。
本発明は、前記装置であって、前記流量表示装置と前記流量調整装置とは、前記流量表示装置に表示された情報を確認しながら前記流量調整装置を調整できる位置に配置されている装置を提案する。
本発明は、前記装置であって、前記リーク装置はリーク圧力調整手段を具備している装置を提案する。
本発明は、
液状材が前記装置に接続されている液状材の圧送ホースの他端に接続されているノズルから定量圧送されて噴射され、前記噴射された液状材が定量圧送されて来た主材に合流する
方法を提案する。
本発明によれば、施工途中で液状材(例えば、液状添加材)の添加を停止・再開しても、液状材の添加量を一定に保てる。
本発明によれば、施工途中で液状材(例えば、液状添加材)の添加を止めても、液状材の圧送経路内の液圧が経路内の部材の破損を引き起こし難く、当該経路の接続部が外れ難く、液状材の漏れが生じ難い。
本発明によれば、施工途中で液状材(例えば、液状添加材)の添加を停止・再開しても、液状材の添加量を一定に保てるので、例えば被覆材の主材と副材(液状材)との混合割合を施工再開の前後で一定に保つことが出来、品質にバラツキが起き難い。
本発明によれば、施工途中で液状材(例えば、液状添加材)の添加を止めた後に再開しても、液状材の添加量の調整を行う手間が掛からない。又、施工途中で液状材の添加を止めた場合に、液状材の圧送経路内の部材の破損を引き起こし難く、当該経路の接続部が外れ難く、液状材の漏れが生じ難い。そして、破損・外れ・漏れ等に対応する手間が掛らないことから、施工に余計な時間が掛からず、施工作業の効率性が良い。
本発明の装置の模式図 本発明の装置が被覆装置または充填装置に応用された場合の模式図 本発明の装置に用いるリーク装置の模式図
第1の発明は装置である。複数の材の合流に用いられる装置である。複数の材とは、例えば主材と副材である。前記主材は、目的に応じて、適宜、選択できる。前記副材は、目的に応じて、適宜、選択できる。前記装置は、例えば被覆装置または充填装置に応用(採用)される装置である。例えば、複数種の材(例えば、主材と副材(液状材(例えば、液状添加材)))を合流・混合させて被覆材を構成(製造:用意)する液状添加材供給装置である。或いは、複数種の材(例えば、主材と副材(液状材(例えば、液状添加材)))を合流・混合させて充填材を構成(製造:用意)する液状添加材供給装置である。前記装置は、前記複数の材の少なくとも一つである液状材(例えば、液状添加材)を供給(輸送:圧送)する圧送ポンプを具備する。前記装置はリーク装置を具備する。前記装置は流量計を具備する。前記装置は流量調整装置を具備する。前記装置は流量表示装置を具備する。前記装置は接続口(前記液状材を圧送する圧送ホースが接続される接続口)を具備する。前記圧送ホースの一端側は前記接続口に接続される。前記圧送ホースの他端側は、例えばノズルに接続される。前記圧送ポンプは、取込口と排出口とを具備する。前記リーク装置は、入口と出口とリーク排出口とを具備する。前記圧送ポンプの前記排出口と前記リーク装置の前記入口とは、直接的または間接的に、接続されている。直接的接続とは、前記排出口と前記入口とが、他の部材(例えば、管あるいはチューブ)を介さずに、連結されていることを意味する。間接的接続とは、前記排出口と前記入口とが、他の部材(例えば、管あるいはチューブ)を介して、連結されていることを意味する。前記リーク装置の前記出口と前記接続口とは、直接的または間接的に、接続されている。直接的または間接的とは、上記説明に準じた意味である。前記リーク装置の前記出口と前記流量調整装置及び前記接続口の中の少なくとも一方とは、直接的または間接的に、接続されていることが好ましい。例えば、前記リーク装置の前記出口と前記流量調整装置とが、直接的または間接的に、接続されている。或いは、前記リーク装置の前記出口と前記接続口とが、直接的または間接的に、接続されている。直接的または間接的とは、上記説明に準じた意味である。前記流量調整装置と前記接続口とは、直接的または間接的に、接続されている。前記流量調整装置は、例えば前記リーク装置の出口から前記接続口までの径路の何所かに設けられている。前記流量計は、前記リーク装置の出口から前記接続口までの経路に設けられている。前記該流量計には前記流量表示装置が接続されている。
前記装置は、好ましくは、前記リーク装置の出口から前記接続口までの経路に圧力計が設けられている。前記圧力計が設けられていると、経路内の圧力を確認できるため、圧送経路内の部材(部品)の破損・外れ・漏れが起こる前に、圧力を確認しながら圧力調整又は圧送ポンプの停止を行うことができることから、好都合である。前記装置は、好ましくは、前記流量表示装置に表示された情報(数値)を確認(人の五感。例えば、目による確認)しながら前記流量調整装置を調整できる位置に、前記流量表示装置と前記流量調整装置とが配置されている。このようにしていると、流量調整作業が容易になる。前記装置は、好ましくは、前記リーク装置がリーク圧力調整手段を具備している。このようにしていると、リーク圧力の調整が出来、好都合である。
第2の発明は方法である。前記方法は、液状材が前記装置に接続されている液状材の圧送ホースの他端に接続されているノズルから定量圧送されて噴射される工程を具備する。前記方法は、前記噴射された液状材が定量圧送されて来た主材に合流する工程を具備する。
前記被覆材(又は、充填材)は主材と副材とから構成される。前記被覆材(又は、充填材)は前記主材と副材とが合流混合することにより形成される。前記主材や副材が如何なるものかは当分野で理解されているものであれば良い。副材は、一般的には、液状材である。液状材とは、液体のみならず、液状のものも含まれる。例えば、スラリー状のものも含まれる。当分野では、所謂、液状添加材として知られている材が挙げられる。前記主材と副材との組み合わせが下記に例示される。主材がモルタル又はコンクリートで、副材が液状混和材料(例えば、液体急結剤、スラリー状急結剤、樹脂エマルション等)である。主材がプレミックスモルタルで、副材が水・水溶液・エマルション又は水を分散媒とするスラリーからなる混和材料若しくはこれらの混合物である。主材がドライコンクリートで、副材が水・水溶液・エマルション又は水を分散媒とするスラリーからなる混和材料若しくはこれらの混合物である。主材がロックウール(スラグウール含む)・グラスウール・セルロース繊維・合成樹脂繊維等の繊維で、副材がセメントスラリーである。主材がロックウール(スラグウール含む)等の繊維で、副材が樹脂エマルション若しくは液状ポリマーである。主材がロックウール(スラグウール含む)等の繊維とセメント等の粉末状結合材との乾式混合物で、副材が水・水溶液・エマルション又は水を分散媒とするスラリーからなる混和材料若しくはこれらの混合物等である。
前記圧送ポンプ(例えば、液状添加材圧送ポンプ)は、取込口と排出口とを具備する。前記液状材(例えば、液状添加材)を圧送できるものであれば如何なるものでも良い。例えば、往復ポンプ(例えば、ダイヤフラム式ポンプ、ピストン式ポンプ、プランジャポンプ等)、回転ポンプ(例えば、スクリュー式ポンプ、ギヤ式ポンプ等)、遠心ポンプ(例えば、タービンポンプ、ボリュートポンプ等)、スクイズ式ポンプ等が挙げられる。前記取込口が液状材(例えば、液状添加材)貯留槽と連通し、当該取込口より液状材(例えば、液状添加材)貯留槽内の液状材を吸引して取り込み、前記圧送ポンプの前記排出口より排出し、前記リーク装置の入口に圧送する。
前記リーク装置は、入口と、出口と、リーク排出口とを具備する。好ましくは、安全弁も具備する。安全弁は、弁体と、弁座と、弁棒と、ばねと、ケースとを具備する。更に好ましくは、調圧ねじを備える圧力調整弁を具備する。前記リーク装置は、前記圧送ポンプが稼働中に、液状材(例えば、液状添加材)の圧送経路におけるバルブが閉められ、液状材の液圧が高くなった時に、液状材が前記弁体を押し上げることで、前記入口と前記リーク排出口とが連通し、前記リーク排出口より液状材が排出される。前記安全弁の設定圧力よりも液圧が高くならず、液状材の圧送経路における部材が破損する事、当該経路の接続部が外れる事、及び液状材の漏れが生じる事が起こり難くなる。前記リーク装置に、リーク圧力調整手段が備わっていると、液圧を始めは低くし、徐々に高くすることが出来る。従って、より破損・外れ・液漏れ等が生じ難くなることから好ましい。例えば、調圧ねじ及びこれを備える圧力調整弁並びにこれらに相当するものが、リーク圧力調整手段である。前記安全弁が圧力調整弁であり、前記リーク圧力調整手段が備わるリーク装置であり、かつ、リーク装置の出口から前記接続口(液状添加材圧送ホース接続口)までの経路に圧力計が配置されていると、液状材の液圧を確認しながら安全弁(圧力調整弁)の設定圧力を調整できる。従って、液状材(液状添加材)の圧送経路内の部材の耐圧値を超えていないことを確認できる。施工時のように、液状材(液状添加材)の圧送経路におけるバルブが開けられている場合は、液状材が弁体を押し上げることなく、前記リーク装置の入口から入った液状材は全て出口から排出される。
前記流量計は、液状材(液状添加材)の流量が測定できるものであれば、如何なるものでも良い。接触式流量計でも、非接触式流量計でもよい。
前記流量調整装置は、液状材(液状添加材)の流量が調整できるものであれば、如何なるものでも良い。例えば、バタフライバルブ、ゲートバルブ、グローブバルブ、ニードルバルブ、ボールバルブ等が挙げられる。特に、ニードルバルブ、グローブバルブは、細かく流量を調整し易いことから好ましい。レバー式よりもギヤ式又はハンドル式(ダイヤル式含む)のバルブの方が流量を微調整し易いことから好ましい。液状添加材圧送ポンプの可動をコントロールする為に配置・接続されるインバータ装置及び変速ギア(ギアボックス、変速機)も流量調整装置の好ましい例として挙げられる。
前記流量表示装置は、前記流量計で測定される液状材(液状添加材)の流量が表示できるものであれば、如何なるものでも良い。デシダル式の流量表示装置は、流量の数値を把握し易いことから、好ましい。
前記流量表示装置に表示された情報(例えば、短時間当たりの流量)を確認しながら前記流量調整装置を調整できる位置に、前記流量表示装置と前記流量調整装置とを配置させておくのが、好ましい。このようにしていると、一人で液状材(液状添加材)の流量調整を行うことが出来る。
以下、本発明が具体的に説明される。下記例は本発明の一例に過ぎない。本発明は下記例に限定されない。すなわち、本発明の特長が大きく損なわれない変形・応用例も本発明に含まれる。
図1は本発明の実施形態になる装置の模式図、図2は図1の装置が組み込まれた被覆装置(又は、充填装置)の模式図、図3は図1の装置に用いているリーク圧力調整手段が備わっているリーク装置の模式図である。
各図中、2はブロワー、3はノズル装置、6は吸引ホース、7は液状添加材圧送ホース接続口、8は液状添加材貯留容器、9は主材圧送ホース(マテリアルホース)、10は主材定量供給装置(ロックウール吹付機)、11は主材、12は副材(液状材:液状添加材)、13は液状添加材圧送ホース、14は圧力計、15は流量計、16は流量表示装置、17は流量調整装置、18はバルブ、20はリーク装置、21は入口、22は出口、23はリーク排出口、24はリーク排出用ホース、25は弁体、26は弁座、27は弁棒、28はばね、29はケース、30は液状添加材圧送ポンプ、31は取込口、32は排出口、33及び34は軸受、35は蓋、36は棒、37は上部ばね受、38は下部ばね受、40は液状添加材供給装置である。
図1,2及び3から判る通り、液状添加材貯留容器8内に吸引ホース6の一端側が挿入されている(設けられている)。吸引ホース6の他端側は液状添加材圧送ポンプ30の取込口31に接続されている。液状添加材圧送ポンプ30の排出口32とリーク装置20の入口21とは、ホースを介して、接続されている。リーク装置20は液状添加材圧送ポンプ30の次段に設けられている。リーク装置20のリーク排出口23にはリーク排出用ホース24の一端側が接続されている。リーク排出用ホース24の他端側が液状添加材貯留容器8内に挿入されている(設けられている)。リーク装置20は、入口21と出口22とを備える管路と、該管路と弁座26で連通するケース29と、上記弁座26と当接し塞いでいる弁体25と、該ケース29の一部である円筒状のばね収容部に上部ばね受37及び下部ばね受38とともに収容されているばね28と、上記下部ばね受38および弁体25と当接している弁棒27と、ばね収容部に形成されている雄ねじと螺合している蓋35と、該蓋35の内側および上部ばね受37と当接している棒36とを具備している。リーク装置20の出口22と流量調整装置17とが、ホースを介して、接続されている。リーク装置20の次段に流量調整装置17が設けられている。流量調整装置17と流量計15とが、ホースを介して、接続されている。流量調整装置17の次段に流量計15は設けられている。流量計15が流量調整装置17の前段に設けられていても良い。流量計15には流量表示装置16が接続されている(設けられている)。流量計15と圧力計14とは、ホースを介して、接続されている。圧力計14と液状添加材圧送ホース接続口7とは、ホースを介して、接続されている。液状添加材圧送ホース接続口7には液状添加材圧送ホース13が接続されている(設けられている)。液状添加材圧送ホース13の先端側は主材噴出用ノズル装置3に取り付けられているバルブ18に接続されている(設けられている)。主材噴出用ノズル装置3は、主材が通る管路と、当該管路の周りに設けられているリング状の液状添加材通路と、リング状の液状添加材通路に連通している上記バルブ18及び複数の液状添加材噴射用ノズル装置(ノズルチップ、図示せず)からなる。前記図示されていない液状添加材噴射用ノズル装置及びバルブ18は、主材噴出用ノズル装置3に一体的に取り付けられている。主材噴出用ノズル装置3の主材が通る管路には主材圧送ホース9の一端側が接続されている。主材圧送ホース9の他端側は主材圧定量供給装置10に接続されている。主材圧定量供給装置10にはブロワー2が取り付けられている。
上記の如くに構成させた装置は次のように動作する。ブロワー2に接続されている主材圧定量供給装置10によって、主材11が、主材定量供給装置10を介して、主材噴出用ノズル装置3から、Xml/minの割合で供出(噴出:吐出)される。一方、液状添加材圧送ポンプ30の動作によって、液状添加材貯留容器8内の液状添加材12が、Yml/minの割合で送出される。液状添加材12は、液状添加材圧送ホース13を介して、液状添加材噴射用ノズル装置(ノズルチップ)から供出(噴出:吐出)される。これにより、主材11と液状添加材12とが合流して混合液となり、被覆材(又は、充填材)となり、所定の箇所に吹き付けられる(充填される)。
ここで、液状添加材の供給を、一時、停止・再開したい場合が有る。このような場合、液状添加材圧送ポンプ30を停止することなく、主材噴出用ノズル装置3に取り付けられているバルブ18を閉める。そうすると、バルブ18の手前側にリーク装置20が設けられているから、液状添加材圧送ポンプ30によって液状添加材貯留容器8から供出されて来た液状添加材は弁体25並びに該弁体25を介して弁棒27・下部ばね受38及びばね28を押し弁体25と弁座26との間に隙間が形成されケース29内に液状添加材の一部が流入し、リーク排出口23よりリーク排出用ホース24を介して液状添加材貯留容器8に返される。すなわち、液状添加材貯留容器8内の液状添加材12は、循環経路(液状添加材貯留容器8→吸引ホース6→液状添加材圧送ポンプ30→リーク装置20→リーク排出用ホース24→液状添加材貯留容器8)によって、液状添加材貯留容器8内に戻る。ここには、当然、過負荷が掛からない。従って、どこかの接続部位から液状添加材12が漏れ出す事故は起こらない。どこかの接続部位において、部材が取り外れる事故は起こらない。どこかの部位が破損する事故も起こらない。
上記実施形態では、リーク装置20が調圧ねじを備える圧力調整弁(リーク圧力調整手段)を備えている。蓋35をケース29のばね収容部にねじが閉まる方向に回すと、ばね28がより縮められ下部ばね受38及び弁棒27を介して弁体25を弁座26により強く押し付けられ、液状添加材がより高い液圧にならないと弁体25と弁座26との隙間ができない。逆に、蓋35をケース29のばね収容部にねじが緩まる方向に回すと、液状添加材の液圧がより低くても弁体25と弁座26との隙間ができリーク排出口23より液状添加材の一部が排出される。蓋35をどの程度締めたのか分かるような目安(例えば目盛り)が蓋35又はケース29のばね収容部に備わっていると圧力調整を行い易いことから好ましい。
液状添加材の供給の再開時には、主材噴出用ノズル装置3に取り付けられているボールバルブ18を開けるだけで、液状添加材の液圧が下がることで弁体25と弁座26との隙間が無くなり、液状添加材はケース29内に流入しなくなるのでリーク排出口23より液状添加材は排出されなくなる。また、流量調整装置17で事前に調整してある流量(Yml/min)の液状添加材が送出され、上記液状添加材噴射用ノズル装置(ノズルチップ、図示せず)から供出(噴出:吐出)され、主材11と所定割合で合流して混合液となり、被覆材(又は、充填材)となり、所定の箇所に吹き付けられる(充填される)。
上記実施形態では、リーク装置20が調圧ねじを備える圧力調整弁(リーク圧力調整手段)を備え、且つ前記リーク装置の出口から前記接続口までの経路に圧力計が設けられていることから、調圧ねじの調整(即ち、蓋35のケース29のばね収容部に対しての締め具合)により、弁体25と弁座26との隙間ができてリーク排出口23より液状添加材の一部が排出され始める時の液圧を確認できるので、確実に過負荷とならない液圧に調整することが容易である。
7 液状添加材圧送ホース接続口(接続口)
14 圧力計
15 流量計
16 流量表示装置
17 流量調整装置
18 バルブ
20 リーク装置
21 入口
22 出口
23 リーク排出口
24 リーク排出用ホース
25 弁体
26 弁座
27 弁棒
28 ばね
29 ケース
30 液状添加材圧送ポンプ(圧送ポンプ)
31 取込口
32 排出口
33、34 軸受
35 蓋
36 棒
37 上部ばね受
38 下部ばね受
40 液状添加材供給装置

Claims (4)

  1. 複数の材の合流に用いられる装置であって、
    前記複数の材の少なくとも一つである液状材の圧送ポンプと、リーク装置と、流量計と、流量調整装置と、流量表示装置と、前記液状材を圧送する液状材圧送ホースが接続される接続口とを具備してなり、
    前記圧送ポンプは、取込口と、排出口とを具備し、
    前記リーク装置は、入口と、出口と、リーク排出口とを具備し、
    前記圧送ポンプの前記排出口と前記リーク装置の前記入口とは、直接的または間接的に、接続されてなり、
    前記リーク装置の前記出口と前記接続口とは、直接的または間接的に、接続されてなり、
    前記流量計は、前記リーク装置の出口から前記接続口までの経路に設けられてなり、
    前記該流量計には前記流量表示装置が接続されており、
    前記リーク装置は、安全弁を具備しており、
    更に、主材定量供給装置と、主材圧送ホースと、ノズル装置と、液状材圧送ホースと、液状材貯留槽と、前記ノズル装置に取り付けられているバルブと、液状材噴射用ノズル装置とを具備し、
    前記ノズル装置の主材が通る管路には主材圧送ホースの一端側が接続され、主材圧送ホースの他端側は主材定量供給装置に接続されていており、
    前記液状材圧送ホースの一端側が前記ノズル装置に取り付けられている前記バルブに、他端が前記接続口に接続されており、前記液状材貯留槽内の液状材が前記液状材圧送ホースを介して液状材噴射用ノズル装置から供出され、前記主材と前記液状材とが合流して混合液となり、
    前記バルブが閉じられた場合には前記圧送ポンプを停止することなく前記合流を停止すると共に前記圧送ポンプから前記液状材が圧送されて来て前記出口に規定値以上の圧力が作用した場合に前記リーク装置は前記入口からの液状材を前記リーク排出口から前記液状材貯留槽内に排出するよう構成されてなり、前記バルブを開けることにより液状添加材の供給が再開できるよう構成されてな
    装置。
  2. 前記流量表示装置と前記流量調整装置とは、前記流量表示装置に表示された情報を確認しながら前記流量調整装置を調整できる位置に配置されており、前記流量調整装置がバタフライバルブ、ゲートバルブ、グローブバルブ、ニードルバルブ、ボールバルブから選ばれる一種又は二種以上である
    請求項1の装置。
  3. 前記リーク装置はリーク圧力調整手段を具備している
    請求項1又は請求項2の装置。
  4. 液状材が請求項1~請求項3いずれかの装置の液状材噴射用ノズル装置から定量圧送されて噴射され、前記噴射された液状材が定量圧送されて来た主材に合流し、前記バルブが閉じられた場合には前記圧送ポンプを停止することなく前記合流を停止すると共に前記圧送ポンプから前記液状材が圧送されて来て前記出口に規定値以上の圧力が作用した場合に前記リーク装置は前記入口からの液状材を前記リーク排出口から前記液状材貯留槽内に排出し、前記バルブを開けることにより液状添加材の供給を再開す
    方法。
JP2018163898A 2018-08-31 2018-08-31 装置および方法 Active JP7211737B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018163898A JP7211737B2 (ja) 2018-08-31 2018-08-31 装置および方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018163898A JP7211737B2 (ja) 2018-08-31 2018-08-31 装置および方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020037052A JP2020037052A (ja) 2020-03-12
JP7211737B2 true JP7211737B2 (ja) 2023-01-24

Family

ID=69737216

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018163898A Active JP7211737B2 (ja) 2018-08-31 2018-08-31 装置および方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7211737B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7389408B2 (ja) * 2020-03-19 2023-11-30 Jfeエンジニアリング株式会社 流体混合装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007205015A (ja) 2006-02-01 2007-08-16 Denki Kagaku Kogyo Kk 吹付け工法およびセメントモルタル硬化体

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5949423A (ja) * 1982-09-14 1984-03-22 Tokuyama Soda Co Ltd 燃料配合方法
JPH025896Y2 (ja) * 1984-11-20 1990-02-13
JPH0231170Y2 (ja) * 1985-08-26 1990-08-22

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007205015A (ja) 2006-02-01 2007-08-16 Denki Kagaku Kogyo Kk 吹付け工法およびセメントモルタル硬化体

Also Published As

Publication number Publication date
JP2020037052A (ja) 2020-03-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2235472B1 (en) Mobile delivery platform for flowable explosive
US20130048094A1 (en) Continuous additive proportioning
WO2021120532A1 (zh) 泡沫均混管、混合泡沫灭火系统及其控制方法以及消防车
JP7211737B2 (ja) 装置および方法
MX2011010034A (es) Dosificador electronico que utiliza medicion y correccion continua.
CN111263845B (zh) 用于确保用于岩石加固的多组分混合物的品质的方法和系统
US20180207769A1 (en) Vapor blast system with fixed pot pressure
KR20160053494A (ko) 소방차의 소화수와 폼 원액 혼합 시스템
WO2012071876A1 (zh) 集中润滑装置及包含该装置的搅泮机
KR101853301B1 (ko) 콘크리트 압송 배관의 윤활층 활성화 장치 및 윤활층 활성화 방법
JP2004174462A (ja) 薬品注入方法及び装置
KR101719456B1 (ko) 약액농도 조절용 유량조정분배기를 구비한 그라우팅 장치
KR20180096489A (ko) 콘크리트 압송 배관의 윤활층 활성화 장치 및 윤활층 활성화 방법
JPS6343147B2 (ja)
CN210766733U (zh) 一种带清洗功能的双组份高压灌注设备
CN107982828B (zh) 泡沫供液车的泡沫混合装置及其控制方法
CN216952645U (zh) 减阻剂自动加注装置
CN205964763U (zh) 一种计量注入式比例混合装置
JP2004293110A (ja) 乾式吹付け工法の品質管理法
HRP980140A2 (en) Device for conveying pulverulent or granular material
JP7401724B2 (ja) 添加量管理装置および添加量管理方法
US11484988B2 (en) Dry wet blast media blasting system
CN115501522B (zh) 泡沫比例混合器的测试装置
CN201223658Y (zh) 计量式注入泡沫比例混合装置
JP4395720B2 (ja) 供給装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210628

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220209

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220406

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220513

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20221005

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20221129

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230111

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230112

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7211737

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150