JP7211124B2 - 缶体加工方法及び缶体加工装置 - Google Patents
缶体加工方法及び缶体加工装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7211124B2 JP7211124B2 JP2019016061A JP2019016061A JP7211124B2 JP 7211124 B2 JP7211124 B2 JP 7211124B2 JP 2019016061 A JP2019016061 A JP 2019016061A JP 2019016061 A JP2019016061 A JP 2019016061A JP 7211124 B2 JP7211124 B2 JP 7211124B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tool
- diameter
- fixed
- inner tool
- land portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D—WORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D51/00—Making hollow objects
- B21D51/16—Making hollow objects characterised by the use of the objects
- B21D51/26—Making hollow objects characterised by the use of the objects cans or tins; Closing same in a permanent manner
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Shaping Metal By Deep-Drawing, Or The Like (AREA)
- Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
Description
例えば、特許文献1には、缶体(100)の開口側(開口部103)に対峙するインナーツール(42)及びアウターツール(41)と、缶体(100)の底面側(102)に対峙するボトムツール(50)とを有し、インナーツール(42)を缶体(100)の開口部(103)に挿入し、アウターツール(41)によって缶体(100)の開口部(103)の外面から縮径加工を施すものが記載されている。
このような加工方法では、ボトル缶等の縮径加工の範囲が長いものでは、縮径工程の時間が長くなる。
縮径加工を、縮径加工ターレット上で行う場合、縮径工程の時間を長くするためにはターレットのピッチ円を大きくせざるを得ず、設備が大型化するという問題があった。
また、図1に示すように、縮径加工ターレット101を複数備えて搬送ターレット102で順次搬送しながら複数回の縮径加工を行うのが一般的であり、ボトル缶のように口部が細い場合は縮径量も大きくなるため、縮径加工ターレット101の数も多くする必要があり、各縮径加工ターレット101が大きくなるとさらに設備全体が大きくなるという問題があった。
各縮径加工ターレット101は、複数の加工ポケット103が設けられ、各加工ポケット103は、受け渡された缶体Kを下流の搬送ターレット102に受け渡すまでの間に縮径加工する。
ボトムツール110には、缶体Kの底部を吸引保持するための吸引孔111が設けられている。
ボトムツール110、インナーツール120は、駆動機構(図示せず)により、缶体Kの上下方向にそれぞれ独立して往復動可能に構成されている。
ランド部132に対する逃げ部133の径方向距離である逃げ量CLは、0.07mm以上に設定され、0.13mm以上であるとさらに好適である。
逃げ量CLが0.07mm未満の場合、縮径加工後に缶体Kを引き抜く際アウターツール130及びインナーツール120と缶体Kの摩擦抵抗が大きくなり、引き抜き不良となる虞がある。
なお、逃げ量CLが大きすぎると、アウターツール130の外径が大きくなり、加工ポケット103のピッチが広くなり、縮径加工ターレット101のピッチ円が大きくなってしまうので、逃げ量CLを必要以上に大きくしなくてもよい。
ランド部132の長さLLが1mm未満の場合、縮径加工時に缶体Kとの接触距離が短くなり、開口端部にシワが発生する虞がある。
また、ランド部132の長さLLが10mmより大きい場合、縮径加工後に缶体Kを引き抜く際のアウターツール130及びインナーツール120と缶体Kの摩擦抵抗が大きくなり、引き抜き不良となる虞がある。
従来の缶体加工方法にならえば、まず、図5(a)に示すように、缶体Kの開口側に対峙するインナーツール120及びアウターツール130と、缶体Kの底面側に対峙するボトムツール110との間に、缶体Kが配置される。
つぎに、アウターツール130を固定したまま、インナーツール120及びボトムツール110を矢印で示すように缶体Kに向かって進行させて、図5(b)に示すように、ボトムツール110で缶体Kの底部を保持してインナーツール120を缶体Kの開口部に挿入する。
縮径加工が完了すると、缶体K、インナーツール120及びボトムツール110の相対位置を固定した状態で、アウターツール130から離れる方向に進行させ、図5(d1)に示すように、缶体Kをアウターツール130から引き抜く。
最後に、インナーツール120及びボトムツール110を矢印で示すように缶体Kから離れる方向にて進行させて、図5(d2)に示すように、缶体Kからインナーツール120を引き抜き、缶体Kを解放して次工程に送る。
つぎに、アウターツール130を固定したまま、インナーツール120及びボトムツール110を矢印で示すように缶体Kに向かって進行させて、図4(b)に示すように、ボトムツール110で缶体Kの底部を保持してインナーツール120を缶体Kの開口部に挿入する。
ついで、缶体K、インナーツール120及びボトムツール110の相対位置を固定した状態で、アウターツール130に向けて進行させ、図4(c)に示すように、アウターツール130によって缶体Kの開口部の外面から縮径加工を施す。この時、給気孔112より缶体Kに圧縮エアを供給し、缶体Kを陽圧化して缶胴部の座屈を防止しても良い。
また、アウターツール130の内面に、缶体の開口部を案内する導入部131と、縮径加工を行う縮径部134及びランド部132と、ランド部の奧に設けた逃げ部133とを有することで、確実に縮径加工を施しつつ、インナーツール120及びアウターツール130から缶体Kを引き抜く際の摩擦抵抗が低減され、円滑に1動作で缶体Kを引き抜くことが可能となると共に、引き抜き時の圧縮エアの供給圧力を低く出来るためランニングコストを低減することができる。
さらに、逃げ量CL及びランド部132の長さLLを最適化することで、より確実に縮径加工を施しつつ円滑に1動作で缶体Kを引き抜くことが可能となる。
102 ・・・ 搬送ターレット
103 ・・・ 加工ポケット
110 ・・・ ボトムツール
111 ・・・ 吸引孔
112 ・・・ 給気孔
120 ・・・ インナーツール
130 ・・・ アウターツール
131 ・・・ 導入部
132 ・・・ ランド部
133 ・・・ 逃げ部
134 ・・・ ストレート部
135 ・・・ 縮径部
CL ・・・ 逃げ量
K ・・・ 缶体
Claims (6)
- 一端が開口された有底円筒形状の缶体の胴部開口側に縮径加工を施す缶体加工方法であって、
前記缶体の開口側に対峙するインナーツール及びアウターツールと、前記缶体の底面側に対峙するボトムツールとを有し、
前記インナーツール及び前記アウターツールと前記ボトムツールとの間に前記缶体を配置し、
前記アウターツールの位置が固定された状態で、前記インナーツール及び前記ボトムツールを前記缶体に向かって進行させて、前記ボトムツールで前記缶体の底部を保持して前記インナーツールを前記缶体の開口部に挿入し、
前記アウターツールの位置が固定され、前記缶体、前記インナーツール及び前記ボトムツールの相対位置を固定した状態で、前記缶体、前記インナーツール及び前記ボトムツールを前記アウターツールに向けて進行させ、前記アウターツールによって前記缶体の胴部開口側に外面から縮径加工を施し、
前記インナーツール及び前記アウターツールの位置を固定した状態で、前記缶体及び前記ボトムツールを後退させて、前記インナーツール及び前記アウターツールから前記缶体を引き抜くことを特徴とする缶体加工方法。 - 一端が開口された有底円筒形状の缶体の胴部開口側に縮径加工を施す缶体加工装置であって、
前記缶体の開口側に対峙するインナーツール及びアウターツールと、前記缶体の底面側に対峙するボトムツールとを有し、
前記インナーツール及び前記ボトムツールをそれぞれ前記缶体に向かって進退させるツール駆動部と、前記ツール駆動部の動作を制御する駆動制御部を有し、
前記駆動制御部は、
縮径加工時には、前記アウターツールの位置が固定された状態で、前記インナーツール及び前記アウターツールと前記ボトムツールとの間に配置された前記缶体に向かって、前記インナーツール及び前記ボトムツールを進行させて、前記ボトムツールで前記缶体の底部を保持して前記インナーツールを前記缶体の開口部に挿入し、
前記アウターツールの位置が固定され、前記缶体、前記インナーツール及び前記ボトムツールの相対位置を固定した状態で、前記缶体、前記インナーツール及び前記ボトムツールを前記アウターツールに向けて進行させ、前記アウターツールによって前記缶体の胴部開口側に外面から縮径加工を施し、
引き抜き時には前記インナーツール及び前記アウターツールの位置を固定した状態で、前記缶体及び前記ボトムツールを後退させて、前記インナーツール及び前記アウターツールから前記缶体を引き抜くように構成されていることを特徴とする缶体加工装置。 - 前記アウターツールの内面は、前記缶体の開口部を案内する導入部と、前記缶体の胴部開口側の縮径加工を行う縮径部及びランド部と、前記ランド部の奧に設けた逃げ部とを有し、
前記ランド部と前記逃げ部との半径方向距離(逃げ量)が、0.07mm以上であることを特徴とする請求項2に記載の缶体加工装置。 - 前記ランド部と前記逃げ部との半径方向距離(逃げ量)が、0.13mm以上であることを特徴とする請求項3に記載の缶体加工装置。
- 前記インナーツールの進退方向における前記アウターツールの前記ランド部の長さが、1mm以上、10mm以下であることを特徴とする請求項2乃至請求項4のいずれかに記載の缶体加工装置。
- 前記インナーツールの進退方向における前記アウターツールの前記ランド部の長さが、5mm以下であることを特徴とする請求項5に記載の缶体加工装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019016061A JP7211124B2 (ja) | 2019-01-31 | 2019-01-31 | 缶体加工方法及び缶体加工装置 |
PCT/JP2019/050956 WO2020158274A1 (ja) | 2019-01-31 | 2019-12-25 | 缶体加工方法及び缶体加工装置 |
TW109101015A TWI721757B (zh) | 2019-01-31 | 2020-01-13 | 罐體加工方法及罐體加工裝置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019016061A JP7211124B2 (ja) | 2019-01-31 | 2019-01-31 | 缶体加工方法及び缶体加工装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020121337A JP2020121337A (ja) | 2020-08-13 |
JP7211124B2 true JP7211124B2 (ja) | 2023-01-24 |
Family
ID=71839980
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019016061A Active JP7211124B2 (ja) | 2019-01-31 | 2019-01-31 | 缶体加工方法及び缶体加工装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7211124B2 (ja) |
TW (1) | TWI721757B (ja) |
WO (1) | WO2020158274A1 (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003200235A (ja) | 2001-12-28 | 2003-07-15 | Mitsubishi Materials Corp | 缶製造装置 |
JP2004188423A (ja) | 2002-12-06 | 2004-07-08 | Toyo Seikan Kaisha Ltd | 異形缶の製造方法及びその装置 |
JP2012040572A (ja) | 2010-08-13 | 2012-03-01 | Universal Seikan Kk | 缶の加工装置及び加工方法 |
JP5443161B2 (ja) | 2006-05-16 | 2014-03-19 | アルコア インコーポレイテッド | ネッキングされた容器を製造する方法 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5443161B1 (ja) * | 1968-10-29 | 1979-12-18 | ||
JPH02220723A (ja) * | 1989-02-22 | 1990-09-03 | Mitsubishi Metal Corp | 缶胴のくびれ加工方法および加工装置 |
US5249449A (en) * | 1992-04-23 | 1993-10-05 | Reynolds Metals Company | Can necking apparatus with spindle containing pressurizing gas reservoir |
JPH08309461A (ja) * | 1995-05-22 | 1996-11-26 | Furukawa Electric Co Ltd:The | ダイスと中子を用いた缶胴体の口絞り加工方法及び前記中子 |
JPH1094847A (ja) * | 1996-09-24 | 1998-04-14 | Mitsubishi Materials Corp | ネックイン缶の製造方法及び製造装置 |
-
2019
- 2019-01-31 JP JP2019016061A patent/JP7211124B2/ja active Active
- 2019-12-25 WO PCT/JP2019/050956 patent/WO2020158274A1/ja active Application Filing
-
2020
- 2020-01-13 TW TW109101015A patent/TWI721757B/zh active
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003200235A (ja) | 2001-12-28 | 2003-07-15 | Mitsubishi Materials Corp | 缶製造装置 |
JP2004188423A (ja) | 2002-12-06 | 2004-07-08 | Toyo Seikan Kaisha Ltd | 異形缶の製造方法及びその装置 |
JP5443161B2 (ja) | 2006-05-16 | 2014-03-19 | アルコア インコーポレイテッド | ネッキングされた容器を製造する方法 |
JP2012040572A (ja) | 2010-08-13 | 2012-03-01 | Universal Seikan Kk | 缶の加工装置及び加工方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2020121337A (ja) | 2020-08-13 |
WO2020158274A1 (ja) | 2020-08-06 |
TWI721757B (zh) | 2021-03-11 |
TW202041298A (zh) | 2020-11-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP2368693B1 (en) | Belling machine for pipes made of thermoplastic material | |
US9101973B2 (en) | Laminated work production method | |
EP0581385A1 (en) | Split sleeve cold expansion | |
EP2813300A1 (en) | Can production device | |
EP2001616B1 (en) | Apparatus for can expansion | |
JP2799959B2 (ja) | プレス加工装置 | |
US9579726B2 (en) | Peeling machine | |
CN108778614B (zh) | 用于将圆形坯料环插入到圆形坯料的外环中的方法和插入装置 | |
CN105149459A (zh) | 一种锥形件成型模具 | |
KR102633158B1 (ko) | 파이프 타입 소재의 레이저 가공장치 | |
JP7211124B2 (ja) | 缶体加工方法及び缶体加工装置 | |
CN111229967B (zh) | 冲压机以及冲压成形方法 | |
JP2007091450A (ja) | ホースの取出し方法および取出し装置 | |
CN110788358B (zh) | 多轴对立钻床 | |
EP2789411B1 (en) | Method for producing a gun cartridge casing and multiple station transfer press for carrying out the method | |
JP5930721B2 (ja) | ブランキング加工方法および装置 | |
DE102010001191A1 (de) | Etikettiervorrichtung zum Etikettieren von Kunststoffbehältern in der Blasform in einer Rundläufer-Blasmaschine | |
JP2008062276A (ja) | 横型鍛造装置用金型 | |
KR101892715B1 (ko) | 트리밍 공정에서 변형을 방지할 수 있는 드로잉 장치 | |
KR20080008853A (ko) | 파이프 확관 장치 | |
US20180104748A1 (en) | Method and apparatus for producing a rod-like body | |
JP2018058092A (ja) | バーリング装置 | |
JP2007211269A (ja) | 突起付き部品のサイジング方法とサイジング設備 | |
JP7326938B2 (ja) | 間接押出プレス装置および製品突き出し方法 | |
KR102044650B1 (ko) | 관통홀을 형성하기 위한 장치 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20200708 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20211213 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220726 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220915 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20221031 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20221213 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20221226 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7211124 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |