JP7210392B2 - 農業支援装置 - Google Patents

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Description

本発明は、農業支援装置に関する。
従来、農作業の作業計画を作成して農作業を行う作業者に指示する技術として、特許文献1が知られている。特許文献1の農業支援システムでは、農作業及び当該農作業を行う圃場を農作業者に指示するための作業内容(作業計画)を作成する作業内容作成手段と、農作業者に割り当てられた携帯端末に作業内容(作業計画)を送信する作業指示手段と、農業機械に搭載され且つ携帯端末と通信可能な制御装置とを備えている。
特開2015-047155号公報
特許文献1の農業支援システムでは、作業内容作成手段によって作業内容(作業計画)を作成した後、作業指示手段によって作成した作業内容(作業計画)を携帯端末に送信することにより、携帯端末を所持する作業者は簡単に作業内容(作業計画)を把握することができる。圃場に作付けした作物は、天候等の影響によって生育状態が変化する。そのため、作業内容(作業計画)を作成した時点からの天候の変化によって生育状態が変化し、農作業を変更する必要がある場合がある。しかしながら、農作業の変更は、作業者又は管理者が独自で判断することがあり、作業内容(作業計画)に反映されない問題がある。生育状態の把握をすることが難しい場合がある。
そこで、本発明は上記問題点に鑑み、環境の変化に応じた適正な作業計画を作成することができる農業支援装置を提供することを目的とする。
この技術的課題を解決するための本発明の技術的手段は、以下に示す点を特徴とする。
本発明の農業支援装置は、少なくとも農作業、農作業を行う実施予定日及び当該農作業を行う圃場を含む作業計画を作成する作業作成部と、前記作業計画に示された圃場における環境情報を取得する環境取得部と、前記環境取得部で取得した環境情報に基づいて、作物の生育ステージを予測するステージ予測部と、前記ステージ予測部が予測した生育ステージに基づいて、前記作業計画を補正する計画補正部と、を備え、前記環境取得部は、前記環境情報として、前記圃場の周囲の気象情報を取得し、前記ステージ予測部は、基準日からの前記気象情報の推移を数値化した推移値の積算値を求めて、当該積算値に基づいて生育ステージを予測し、前記計画補正部は、前記ステージ予測部が求めた前記生育ステージと、少なくとも気象条件及び基準日数のいずれかから、予定農作業及び当該予定農作業を行う実施予定日を求め、前記実施予定日と前記作業計画に含まれる所定の農作業の実施予定日とが異なる場合に、前記作業計画を補正し、且つ前記生育ステージと、前記気象条件及び前記基準日数の少なくともいずれかとの関係を設定する第2設定画面を外部端末に表示させる
本発明の一態様では、前記農業支援装置は、前記生育ステージと、前記積算値の閾値との関係を示す判定テーブルを記憶する設定記憶部を備え、前記ステージ予測部は、前記気象情報に含まれる所定項目の値を前記基準日から積算した積算値を求め、求めた前記積算値が前記判定テーブルに示された閾値以上になった場合に、当該閾値に対応する生育ステージが発生したとする。
また、本発明の一態様では、前記ステージ予測部は、前記生育ステージと前記積算値の閾値との関係を設定する第1設定画面を外部端末に表示する
本発明によれば、環境の変化に応じた適正な作業計画を作成することができる。
第1実施形態における農業支援システムを示す図である。 作業計画画面の一例を示す図である。 作業確認画面の一例を示す図である。 生育ステージを予測する流れを示す図である。 判定テーブルの一例を示す図である。 第1設定画面の一例を示す図である。 出穂と、閾値X1を固定値にした場合の出穂時期との関係を示した図である。 第2設定画面の一例を示す図である。 設定情報の一例を示す図である。 作業計画と補正計画との関係を示す図である。 作業計画と補正計画とを並べて表示した作業確認画面の一例を示す図である。 第2実施形態における農業支援システムを示す図である。 複数年の作業計画を記憶している一例を示す図である。 植生指数F1の推移を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
[第1実施形態]
図1は、第1実施形態における農業支援システムを示している。図1では、農業支援システムは、農業支援装置1を備えている。農業支援装置1は、サーバ、パーソナルコンピュータ等の固定コンピュータ、スマートフォン、タブレット、PDA等の携帯端末等である。この実施形態では、農業支援装置1は、サーバであるとして説明を進める。農業支援装置1は、農作業等を支援することができる装置である。農業支援装置1には、パーソナルコンピュータ、スマートフォン、タブレット、PDA等の外部端末10が接続可能である。
農業支援装置1は、作業作成部2と、作業記憶部3とを備えている。作業作成部2は、農業支援装置1に設けられた電子・電気回路、当該農業支援装置1のCPU等の演算部に格納されたプログラム等により構成されている。作業記憶部3は、不揮発性のメモリ等から構成されている。
作業作成部2は、少なくとも農作業、実施予定日及び圃場を含む作業計画を作成する。外部端末10が農業支援装置1に接続して、当該農業支援装置1に所定の指令を行うと、図2Aに示すように、作業作成部2は、外部端末10に作業計画画面M1を表示させる。作業計画画面M1は、作業設定部11と、日付設定部12と、圃場設定部13と、時間設定部14とを含んでいる。作業設定部11は、農作業を設定する部分であって、予め登録されている農作業の中から所定の農作業を選択することで、所定の農作業を設定することができる。なお、農作業とは、作物を栽培するために行う作業であって、例えば、床土作り、畦塗り、耕耘、播種、田植え、代掻き、溝切り、除草、追肥、収穫等である。
日付設定部12は、作業設定部11で設定された農作業を実施する実施予定日を設定する部分であって、年、月、日等を入力することにより、実施予定日を設定することができる。圃場設定部13は、農作業を行う圃場を設定する部分であって、例えば、予め登録された圃場マップ上に複数の圃場を表示して、複数の圃場のうち選択された所定の圃場が、農作業を行う圃場として設定される。時間設定部14は、農作業を行う時間帯を設定する部分であって、時刻を入力することにより、時間帯を設定することができる。
作業計画画面M1は、農作業を行う作業者を設定する作業者設定部15、農作業を行う機械を設定する機械設定部16、農作業が散布物を散布する作業である場合に前記散布物の名称を設定する散布物設定部17、散布物の散布量を設定する散布量設定部18を含んでいてもよい。
作業計画画面M1に示された登録ボタン19が選択されると、作業作成部2は、作業設定部11、日付設定部12、圃場設定部13、時間設定部14、作業者設定部15、機械設定部16、散布物設定部17、散布量設定部18で設定された情報(内容)を、作業計画として作成する。作業記憶部3は、作業作成部2で作成された作業計画(農作業、実施予定日、圃場、時間帯、作業者、機械、散布物の名称、散布量)を記憶する。上述した実施形態における作業計画は一例であって、限定されない。例えば、農作業は稲作の作業に限定されず、畑作の作業を含んでいてもよく、その他の農作業が含まれていてもよい。
このように、農業支援装置1の作業作成部2によって作成した作業計画は、外部端末10に表示して、管理者、作業者等が確認することができる。例えば、外部端末10が農業支援装置1に接続して、当該農業支援装置1に所定の指令を行うと、図2Bに示すように、当該農業支援装置1は、外部端末10に作業確認画面M2を表示させる。
作業確認画面M2は、圃場設定部13と、作業表示部20とを含んでいる。作業表示部20は、圃場設定部13で設定された圃場に対して設定された作業計画を表示する部分である。作業表示部20は、農作業及び実施予定日を時系列で表示する。図2Bは、農作業として田植え、追肥及び収穫を示した例を示している。
農業支援装置1は、圃場の環境を示す環境情報を取得し、取得した環境情報に基づいて作物の状態、即ち、生育ステージを予測し、予測した生育ステージから作業計画を修正することが可能である。環境情報とは、圃場の周囲の環境を示す気象情報などである。気象情報は、例えば、風向、風速、気温、湿度、晴れ、曇り、雨、雷、雪、降雨量、降雪量、降水確率、気圧、気圧配置等である。生育ステージとは、出芽期、超冬期、起生期、幼穂形成期、茎立期、出穂期、開花期、登熟期、収穫期等である。
まず、環境情報から生育ステージを予測することについて説明する。
農業支援装置1は、環境取得部4と、ステージ予測部5と、計画補正部6と、設定記憶部7とを備えている。環境取得部4、ステージ予測部5及び計画補正部6は、農業支援装置1に設けられた電子・電気回路、当該農業支援装置1のCPU等の演算部に格納されたプログラム等により構成されている。設定記憶部7は、農業支援装置1に設けられた不揮発性のメモリ等から構成されている。
環境取得部4は、作業計画に含まれる圃場における環境情報を取得する。例えば、外部端末10の操作によって農業支援装置1に対して環境情報の取得の指令が行われると、環境取得部4は、気象情報を提供するサーバ30に接続して、圃場の現在までの気象情報(実績気象情報)と、未来の気象情報(予測気象情報)とを取得する。
ステージ予測部5は、予め定められた基準日と、基準日からの気象情報(実績気象情報
、予測気象情報)の推移とに基づいて、生育ステージを予測する。図3に示すように、例えば、基準日が4/8である場合、ステージ予測部5は、4/8以降の気象情報(実績気象情報、予測気象情報)を参照する(S1)。ステージ予測部5は、参照した気象情報において、所定の項目の値(例えば、温度)を、基準日である4/8から積算した積算値を求める(S2)。ステージ予測部5は、求めた積算値が所定の生育ステージに対応する値(閾値)になったか否かを判断し(S3)、積算値が閾値に達した場合(S3、Yes)に、所定の生育ステージが始まった日とする(S4)。つまり、ステージ予測部5は、基準日からの気象情報の推移を数値化した推移値に基づいて、生育ステージを求めている。
図4Aに示すように、設定記憶部7には、生育ステージを求めるための、判定テーブルT10を記憶している。判定テーブルT10は、複数の生育ステージと、複数の生育ステージ毎に設定された積算値の閾値との関係を示している。例えば、判定テーブルT10には、幼穂形成期、出穂期、収穫期などの生育ステージと、各生育ステージになったことを判定する閾値X1、X2、X3とが含まれている。つまり、判定テーブルT10では、気象情報の所定の項目の積算値が閾値X1に達した日が幼穂形成期の始まりを示し、積算値が閾値X2に達した日が出穂期の始まりを示し、積算値が閾値X3に達した日が収穫期の始まりを示している。
図4Bに示すように、例えば、外部端末10が農業支援装置1に接続して、当該農業支援装置1に所定の指令を行うと、ステージ予測部5は、第1設定画面M3を表示させる。
第1設定画面M3は、判定テーブルT10の生育ステージと閾値X1、X2、X3・・・との関係を設定するための画面であり、生育ステージを表示するステージ表示部31Aと、閾値X1、X2、X3・・・を入力する閾値入力部31Bと、基準日に設定する農作業を入力する基準作業入力部31Cとを含んでいる。
閾値入力部31Bには、任意の閾値が入力することができ、閾値入力部31Bに入力する閾値を変更することによって、生育ステージと閾値との関係を変更することができる。基準作業入力部31Cには、任意の農作業を入力することができる。例えば、農作業として田植えを入力した場合、田植えを行った実施予定日が基準日に設定される。したがって、基準作業入力部31Cに入力する農作業を変更することによって、農作業に対応する基準日を変更することができる。
第1設定画面M3において、設定ボタン32が選択されると、判定テーブルT10における生育ステージと閾値X1、X2、X3・・・との関係が設定され、農作業に応じた基準日(実施予定日)が設定される。つまり、ステージ予測部5は、農作業の実施予定日を基準として、当該実施予定日(基準日)と気象情報との関係から生育ステージを予測することができる。ステージ予測部5は、例えば、農作業が田植えであり、閾値X1が1500℃である場合、田植えを行った日(実施予定日)から、積算した温度(積算値)が1500℃に達した日が、幼穂形成期として予測する。
図5は、出穂の生育ステージと、出穂を判定する閾値X1を固定値にした場合の出穂時期との関係を示した図である。図5に示すように、最も温かい年(最暖年)は温度が高いことから出穂の開始日(出穂日)は早く、最も寒い年(最冷年)は温度が低いことから出穂日は遅く、平年並みの気温であれば出穂日は、最暖年の出穂日と最冷年の出穂日との間になる。このように、毎年の気象情報の推移に対応して、適正な生育ステージを簡単に予測することができる。
次に、予測した生育ステージから作業計画を補正することについて説明する。
計画補正部6は、ステージ予測部5が予測した生育ステージに基づいて、作業計画を補正する。計画補正部6は、ステージ予測部5が求めた生育ステージと、少なくとも気象条件及び基準日数のいずれかから、予定農作業及び予定農作業を行う実施予定日とを求め、実施予定日と作業計画に含まれる所定の農作業の実施予定日とが異なる場合に、作業計画を補正する。
例えば、外部端末10の操作によって農業支援装置1に対して所定の操作を行うと、計画補正部6は、図6Aに示すように、生育ステージから農作業を求める条件を入力する第2設定画面M4を表示する。第2設定画面M4は、農作業入力部35Aと、ステージ入力部35Bと、基準日数入力部35Cとを有している。
農作業入力部35Aには、任意の農作業を入力することが可能である。ステージ入力部35Bには、予め設定された生育ステージを入力することができる。基準日数入力部35Cには、任意の基準日数を入力することができる。また、基準日数入力部35Cには、予定農作業を算出するにあたっての日数の計算条件として、日後又は日前を選択することができる。第2設定画面M4に入力された設定情報(予定農作業、生育ステージ、基準日数、計算条件(日後、日前)は、図6Bに示すように、設定記憶部7に記憶される。
例えば、第2設定画面M4において、農作業入力部35Aに追肥が入力され、ステージ入力部35Bに幼穂形成期が入力され、基準日数入力部35Cに基準日数として「10日」及び「日後」が入力されている場合、計画補正部6は、幼穂形成期から10日を経過した日を、追肥の行う日(実施予定日)に設定する。つまり、計画補正部6は、予定農作業を農作業入力部35Aに入力された追肥に設定し、実施予定日を、ステージ入力部35Bに入力された幼穂形成期から、基準日数である10日を差し引いた日に設定する。
上述したように、第2設定画面M4の農作業入力部35Aに農作業(予定農作業)、ステージ入力部35Bに生育ステージ、基準日数入力部35Cに基準日数等を入力することにより、予定農作業及び実施予定日を求めることができる。
なお、図6Aに示すように、第2設定画面M4は、気象条件入力部35Dを有していてもよい。気象条件入力部35Dには、気象条件として、降水量の閾値、風速の閾値等が入力することができる。第2設定画面M4に入力された設定情報(予定農作業、生育ステージ、気象条件(降水量の閾値、風速の閾値))も、設定記憶部7に記憶される。
例えば、第2設定画面M4において、農作業入力部35Aに追肥が入力され、ステージ入力部35Bに幼穂形成期が入力され、且つ、気象条件入力部35Dに気象条件として、降水量が0.1mm以下、風速が5m/s以下に入力された場合、幼穂形成期から降水量が0.1mm以下且つ風速が5m/s以下になった日を、追肥の行う日(実施予定日)に設定する。つまり、計画補正部6は、ステージ入力部35Bに入力された幼穂形成期から気象条件を満たした日を予定農作業の実施予定日に設定する。
上述した実施形態では、第2設定画面M4において、2種類(基準日数、気象情報)を設定することが可能であるが、予定農作業及び実施予定日の設定(算出)にあたって、基準日数及び気象情報のいずれかを使用するかの選択は、外部端末10から農業支援装置1への指令によって行うことが可能である。
上述したように、計画補正部6は、気象条件から複数の生育ステージを求め、求めた生育ステージを基準として、予定農作業及び実施予定日を求める。そして、計画補正部6は、予定農作業の実施予定日と、作業計画に含まれる所定の農作業の実施予定日とを比較して、作業計画で示された所定の農作業の実施予定日が異なる場合に、当該農作業の実施予定日を実施予定日に変更する。
図7Aは、気象が平年並みであると予測して作業作成部2によって作成した作業計画K1と、計画補正部6が田植えを行ってから現在までの気象の推移に基づいて農作業の実施予定日を設定した補正計画K2とを示している。
図7Aに示すように、補正計画K2においては、幼穂形成期が平年(作業計画K1)よりも遅いことが予想されることから、計画補正部6で求めた追肥の実施予定日Q1は、作業計画K1に示された追肥の実施予定日R1よりも遅い日に設定している。このように、作業計画K1に示された追肥の実施予定日R1と、計画補正部6で求めた追肥の実施予定日Q1とが異なる場合、計画補正部6は、作業計画K1における追肥の実施予定日R1を、実施予定日Q1に補正する。
即ち、計画補正部6は、作業記憶部3から作業計画K1で示された複数の農作業及び複数の実施予定日(計画実施予定日)を呼び出す。計画補正部6は、抽出した複数の農作業のうち、所定の農作業(計画所定農作業)に対応する実施予定日(計画実施予定日)を抽出する。一方、計画補正部6は、気象情報及び判定テーブルT10等から、複数の農作業(予測農作業)及び複数の実施予定日(予測実施予定日)を演算して、計画所定農作業と同一の予測農作業における予測実施予定日と、計画実施予定日とを比較する。計画補正部6は、同一の農作業において、予測実施予定日と計画実施予定日とが異なる場合、計画実施予定日を予測実施予定日に設定することで作業計画を補正する。計画補正部6によって補正された作業計画(補正計画)は、作業記憶部3に記憶される。なお、作業記憶部3に補正された作業計画を記憶するに際して、補正前の作業計画と補正後の作業計画とを区別できるように記憶してもよい。
図7Bに示すように、作業確認画面M2において、作業計画K1と、補正計画K2とを並べて外部端末10に表示してもよい。作業確認画面M2は、現在の日付(時点)を示す現時点表示部36と、気象情報に基づいてメッセージ等を表示する報知表示部37等が含まれている。作業確認画面M2によって、作業計画K1と補正計画K2との両方を確認することができる。
農業支援装置1は、少なくとも農作業、農作業を行う実施予定日及び当該農作業を行う圃場を含む作業計画を作成する作業作成部2と、作業計画に示された圃場における環境情報を取得する環境取得部4と、環境取得部4で取得した環境情報に基づいて、作物の生育ステージを予測するステージ予測部5と、ステージ予測部5が予測した生育ステージに基づいて、作業計画を補正する計画補正部6と、を備えている。これによれば、例えば、実際の圃場の環境に対応する環境情報から実際の作物の生育ステージを予測したうえで、作業計画の見直しを簡単に行うことができる。即ち、環境の変化に応じた適正な作業計画を作成することができ、農作業を進めることができる。
環境取得部4は、環境情報として、圃場の周囲の気象情報を取得し、ステージ予測部5は、農作業の実施予定日と気象情報との関係から、生育ステージを予測し、計画補正部6は、ステージ予測部5が求めた生育ステージと、少なくとも気象条件及び基準日数のいずれかから、予定農作業及び予定農作業を行う実施予定日とを求め、実施予定日と作業計画に含まれる所定の農作業の実施予定日とが異なる場合に、作業計画を補正する。これによれば、気象条件及び基準日数のいずれかを用いて簡単に予測ステージに伴った農作業及び農作業の実施予定日を求めることができる。
ステージ予測部5は、基準日からの気象情報の推移を数値化した推移値の積算値を求め、積算値に基づいて生育ステージを予測する。これによれば、実際の圃場の周囲の気象に対応する気象情報から簡単に生育ステージを予測することができる。
農業支援装置1は、生育ステージと、積算値の閾値との関係を示す判定テーブルT10を記憶する設定記憶部7を備え、ステージ予測部5は、気象情報に含まれる所定項目の値を基準日から積算した積算値を求め、求めた積算値が判定テーブルT10に示された閾値以上になった場合に、当該閾値に対応する生育ステージが発生したとする。これによれば、判定テーブルT10によって様々な生育ステージを積算値から予測することができる。
ステージ予測部5は、生育ステージと積算値の閾値との関係を設定する第1設定画面M3を外部端末10に表示する。これによれば、管理者又は作業者等が外部端末10を操作することによって、簡単に生育ステージと積算値の閾値との関係を設定(変更)することができる。
計画補正部6は、基準日を農作業の実施予定日に変更する第2設定画面M4を外部端末10に表示する。これによれば、管理者又は作業者等が外部端末10を操作することによって、農作業を起点とする基準日を設定することができる。例えば、田植えを行う日を基準日にしたり或いは、田植えと異なる農作業を行う日を基準日にすることができる。
[第2実施形態]
図8は、第2実施形態における農業支援システムを示している。第2実施形態では、第1実施形態と異なる構成について説明し、第1実施形態と同様の構成については説明を繰り返さない。
農業支援システムは、農業支援装置40を備えている。農業支援装置40は、農業支援装置1と同様に、環境情報から生育ステージを予測して、予測した生育ステージに基づいて、作業計画を補正する。
農業支援装置40は、環境取得部41と、ステージ予測部42と、計画補正部44とを備えている。環境取得部41、ステージ予測部42及び計画補正部44は、農業支援装置40に設けられた電子・電気回路、当該農業支援装置40のCPU等の演算部に格納されたプログラム等により構成されている。
環境取得部41は、環境情報として、圃場を上空から撮像した撮像画像を取得する。例えば、例えば、外部端末10の操作によって農業支援装置40に対して環境情報の取得の指令が行われると、環境取得部41は、サーバ30に接続して、撮像画像を含む衛星データを取得する。
図9に示すように、2012年~2018年までの圃場Aにおける作業計画が、作業記憶部3に記憶されている場合、環境取得部41は、2012年~2018年における圃場Aの撮像画像のうち、少なくとも2012年~2018年における作業期間(例えば、5月~9月)の撮像画像を取得する。作業期間は、作業計画によって算出することが可能である。例えば、環境取得部41は、2012年~2018年のそれぞれの作業計画において、作付(田植え)を行った実施予定日(第1実施予定日)を抽出すると共に収穫を行った実施予定日(第2実施予定日)を抽出して、第1実施予定日から第2実施予定日までの期間を作業期間とし、当該作業期間における撮像画像を取得する。なお、環境取得部41は、田植えを行った実施日(第1実施日)、収穫を行った実施日(第2実施日)が、農業支援装置40に保存されている場合、第1実施日から第2実施日までの期間を作業期間としてもよい。作業期間は、農業支援装置40において、予め設定していてもよいし、第1実施予定日及び第1実施日は、田植えに限定されず、第2実施予定日及び第2実施日も収穫に限定されない。
ステージ予測部42は、例えば、環境取得部4が衛星データ(撮像画像)を取得すると、撮像画像を用いて、圃場の植生指数(DVI、RVI、NDVI、GNDVI、SAVI、TSAVI、CAI、MTCI、REP、PRI、RSIなど)を演算する。ステージ予測部42は、植生指数を求めると、求めた植生指数の推移から生育ステージを予測する。
ステージ予測部42は、例えば、2017年5月~9月までの圃場Aの作業期間T1における衛星データ(撮像画像)を環境取得部41から取得し、圃場Aにおける作業期間T1の植生指数F1を演算する。図10は、作業期間T1における植生指数F1を示している。図10に示すように、植生指数F1の推移に着目した場合、植生指数F1は、田植えから徐々に増加し、時点P10における植生指数が最も大きく、時点P10から収穫にいくにしたがって徐々に減少する。
ステージ予測部42は、田植え後に植生指数F1が徐々に大きくなり、時点P10を超えてから収穫までの間に徐々に小さくなるという推移から、時点P10を出穂期に入ったことを推定する。即ち、ステージ予測部42は、作業期間T1において、田植え及び収穫が行われている場合においては、植生指数F1がピークになった時点P10が出穂期であると予測する。即ち、ステージ予測部42は、少なくとも2つの農作業と、当該農作業の実施日及び実施予定日のいずれかと、植生指数F1の推移との3者関係から、生育ステージを判断する予測モデル42Aを有しており、作業計画等から得られた農作業、実施日及び実施予定日のいずれかかと植生指数F1とをパラメータとして予測モデル42Aにより、生育ステージを予測することができる。
計画補正部44は、ステージ予測部42が予測した生育ステージに基づいて、作業計画を補正する。計画補正部44は、作業作成部2によって作成した作業計画に、ステージ予測部42が予測した生育ステージが含まれていない場合に、生育ステージ及び当該生育ステージに対応する日付を作業計画に追加する。例えば、圃場Aの作業計画において、出穂期が含まれていない場合、計画補正部44は、上述したように、ステージ予測部42が予測した出穂期が開始された日付P10と出穂期とを作業計画に追加する。作業計画に追加された生育ステージ及び日付は、他の項目(農作業、実施予定日、圃場、時間帯、作業者、機械、散布物の名称、散布量)と共に、作業計画として、作業記憶部3に記憶される。
以上のように、作業計画に作物の状態(生育ステージ)を追加することによって、当該作業計画を補正することができ、補正後の作業計画(生育ステージ及び生育ステージの日付を含む作業計画)は、外部端末10によって確認することができる。
さて、計画補正部44は、生育ステージから農作業及び実施予定日を予測して、作業計画に追加してもよい。計画補正部44は、設定記憶部7を参照して、当該設定記憶部7から設定情報(予定農作業、生育ステージ、基準日数、計算条件(日後、日前))、設定情報に基づいて、予定農作業及び実施予定日を予測する。なお、計画補正部44において、
予定農作業及び実施予定日の予測方法は、計画補正部6と同様である。
計画補正部44は、予測した予定農作業及び実施予定日が作業計画に含まれていない場合、作業計画に予測した予定農作業及び実施予定日を追加することによって、作業計画を修正する。修正された作業計画は、作業記憶部3に記憶される。
農業支援装置40の環境取得部41は、環境情報として、圃場の上空から当該圃場を撮像した撮像画像を取得し、ステージ予測部42は、撮像画像から作物の植生指数と求め、植生指数の推移から生育ステージを予測し、計画補正部44は、作業作成部において作成した作業計画に、ステージ予測部42が予測した生育ステージが含まれていない場合に、生育ステージ及び当該生育ステージに対応する日付を作業計画に追加する。これによれば、例えば、過去に圃場で作物を作付けしたときの撮像画像から簡単に生育ステージがどうであったかを求めることができ、求めた生育ステージを過去の作業計画に付け加えることができる。即ち、過去の圃場における生育ステージを振り返りながら、過去の作業計画に生育ステージの追加を行うことができる。
計画補正部44は、ステージ予測部42が予測した生育ステージと基準日数とから、予定農作業及び実施予定日とを予測し、予測した予定農作業及び実施予定日を作業計画に追加する。これによれば、生育ステージと基準日数とを用いて簡単に農作業及び実施予定日を求めて、過去の作業計画に追加することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 :農業支援装置
2 :作業作成部
3 :作業記憶部
4 :環境取得部
5 :ステージ予測部
6 :計画補正部
7 :設定記憶部
10 :外部端末
11 :作業設定部
12 :日付設定部
13 :圃場設定部
14 :時間設定部
15 :作業者設定部
16 :機械設定部
17 :散布物設定部
18 :散布量設定部
19 :登録ボタン
20 :作業表示部
30 :サーバ
31A :ステージ表示部
31B :閾値入力部
31C :基準作業入力部
32 :設定ボタン
35A :農作業入力部
35B :ステージ入力部
35C :基準日数入力部
35D :気象条件入力部
36 :現時点表示部
37 :報知表示部
40 :農業支援装置
41 :環境取得部
42 :ステージ予測部
42A :予測モデル
44 :計画補正部
A :圃場
F1 :植生指数
K1 :作業計画
K2 :補正計画
M1 :作業計画画面
M2 :作業確認画面
M3 :第1設定画面
M4 :第2設定画面
P1 :日付
P10 :日付
Q1 :実施予定日
R1 :実施予定日
T1 :作業期間
T10 :判定テーブル
X1 :閾値
X2 :閾値
X3 :閾値

Claims (3)

  1. 少なくとも農作業、農作業を行う実施予定日及び当該農作業を行う圃場を含む作業計画を作成する作業作成部と、
    前記作業計画に示された圃場における環境情報を取得する環境取得部と、
    前記環境取得部で取得した環境情報に基づいて、作物の生育ステージを予測するステージ予測部と、
    前記ステージ予測部が予測した生育ステージに基づいて、前記作業計画を補正する計画補正部と、を備え
    前記環境取得部は、前記環境情報として、前記圃場の周囲の気象情報を取得し、
    前記ステージ予測部は、基準日からの前記気象情報の推移を数値化した推移値の積算値を求めて、当該積算値に基づいて生育ステージを予測し、
    前記計画補正部は、前記ステージ予測部が求めた前記生育ステージと、少なくとも気象条件及び基準日数のいずれかから、予定農作業及び当該予定農作業を行う実施予定日を求め、前記実施予定日と前記作業計画に含まれる所定の農作業の実施予定日とが異なる場合に、前記作業計画を補正し、且つ前記生育ステージと、前記気象条件及び前記基準日数の少なくともいずれかとの関係を設定する第2設定画面を外部端末に表示させる農業支援装置。
  2. 前記生育ステージと、前記積算値の閾値との関係を示す判定テーブルを記憶する設定記憶部を備え、
    前記ステージ予測部は、前記気象情報に含まれる所定項目の値を前記基準日から積算した積算値を求め、求めた前記積算値が前記判定テーブルに示された閾値以上になった場合に、当該閾値に対応する生育ステージが発生したとする請求項に記載の農業支援装置。
  3. 前記ステージ予測部は、前記生育ステージと前記積算値の閾値との関係を設定する第1設定画面を外部端末に表示する請求項に記載の農業支援装置。
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