JP7206035B2 - 駆動装置 - Google Patents

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Description

本発明は、動力を発生する駆動部と、駆動部の動力によって動く運動部とを備える駆動装置に関する。
以前より、駆動部と運動部とを備える駆動装置として、無人搬送車(AGV:Automatic Guided Vehicle)又は産業用ロボットなどがある。無人搬送車は、装置全体が運動部であり、駆動部である電動モータの動力によって走行する。産業用ロボットは、駆動部である電動モータの動力によって、運動部であるアーム等を動かして所定の作業を行う。
このような駆動装置においては、一般に、運動部が予期せずに人又は物体(以下「障害物等」と呼ぶ)と衝突しないよう衝突回避機能が設けられる。衝突回避機能は、例えばセンサを用いて障害物等を検知し、この検知結果に基づいて制御部が運動部を停止又衝突の回避動作を行うように制御するものが一般的であった。例えば、特許文献1には、クレーンを用いて物品を入出庫する装置において、センサの物体検知に基づいてクレーンコントローラがクレーンを停止制御する技術が開示されている。
一方、特許文献2には、本発明に関連する技術として、センサと制御部の制御とを利用せずに、障害物等が装置に誤ってぶつかったときに、障害物等に害を及ぼす前に走行を速やかに停止する衝突時の停止機能を備えた自走式車両が開示されている。この自走式車両は、周囲の一範囲に設けられた可動部と、可動部の変位に連動してモータから駆動輪への動力の伝達を遮断する動力遮断機構とを備えている。この構成によれば、可動部が障害物等に接触して変位した場合に、この変位に連動して動力遮断機構が機械的に駆動輪への動力を遮断し、自走式車両が停止される。
特開2009-215031号公報 特開2015-179494号公報
センサの検知結果に基づいて制御部が衝突回避の制御を行う構成では、センサに不具合が生じた場合又は制御部のソフトウェアに不具合が生じた場合などに、衝突回避機能が正常に稼動しないことがあるという課題がある。
また、障害物等を100%の確率で確実に検知することは現在の技術では困難である。このため、障害物等の検知に基づいて衝突を回避する技術では、検知の失敗により衝突回避機能が正常に稼動しない可能性が生じるという課題がある。そこで、本発明者らは、障害物等を検知して衝突を回避するという設計思想を見直し、障害物等が誤って装置にぶつかることを幾分許容する一方、ぶつかった際に速やかに運動部を停止することで、障害物等に害を及ぼすことを回避するという設計思想に至った。特許文献2の技術は、この設計思想に従ったものであり、障害物等が可動部にぶつかったときに、可動部の変位に連動して動力の伝達が機械的に遮断されることで、運動部を速やかに停止することができる。これにより、センサの不具合、ソフトウェアの不具合又は検知の失敗等に関係なく、障害物等が誤って可動部にぶつかったときでも、障害物等に害が及ぶことを回避することができる。
しかしながら、特許文献2の技術には、例えば動力遮断機構を駆動輪の動力伝達経路から離れた箇所に配置できないなど、動力遮断機構に配置上の制約が生じるという課題があった。さらに、可動部の変位によって動力遮断機構を作動させるため、可動部と動力遮断機構との配置関係にも制約が生じ、可動部のレイアウト設計の自由度が低くなるという課題があった。特許文献2の技術においては、可動部が運動部を停止させるトリガーの役割を担うため、可動部を所望の配置にできるようそのレイアウト設計の自由度が高いと好ましい。
本発明の目的は、駆動部と運動部とを備えた駆動装置において、センサの不具合、ソフトウェアの不具合又は障害物等の検知の失敗などに関係なく、障害物等がぶつかったことに基づいて運動部を停止できるようにすることである。加えて、運動部を停止させるトリガーとして機能する可動部のレイアウト設計の自由度を向上することである。
本発明は、
自走式の無人搬送車又はロボットに搭載される駆動装置であって、
動力を発生する駆動部と、
前記駆動部の動力によって動く運動部と、
前記駆動部を駆動する電力が送られる電路と、
前記運動部の少なくとも周囲の一部に設けられた可動部と、
前記電路を開閉可能であり前記可動部が押されたときに前記可動部と機械的に連動して、前記駆動部への前記電力の供給が遮断されるように前記電路を切断する開閉部と、
を備える駆動装置である。
本発明によれば、センサの不具合、ソフトウェアの不具合又は障害物等の検知の失敗などに関係なく、障害物等がぶつかったことに基づいて運動部を停止することができる。加えて、運動部を停止させるトリガーとして機能する可動部のレイアウト設計の自由度を向上できる。
本発明の第1実施形態に係る自走式車両の要部を示す構成図である。 可動部が押されたときの状態を示す説明図である。 可動部及び電路ブロックを示す斜視図である。 逆移動抑制機構の詳細な一例を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る自走式車両の要部を示す構成図である。 本発明の第3実施形態に係る自走式車両の要部を示す構成図である。 第3実施形態の電路ブロックに設けられた開閉スイッチの開閉動作を示す説明図であり、(A)は閉の状態、(B)は開の状態を示す。 本発明の第4実施形態に係る自走式車両の要部を示す構成図である。 逆移動防止機構の変形例を示す図である。 電路の開閉部である電路ブロックの第1変形例(A)及び第2変形例(B)を示す図である。
以下、本発明の各実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係る自走式車両の要部を示す構成図である。図2は、可動部が押されたときの状態を示す説明図である。図3は、可動部及び電路ブロックを示す斜視図である。図1及び図2は、鉛直方向から見た自走式車両1を表わしている。
第1実施形態の自走式車両1は、自走して物の搬送を行う無人搬送車(AGV:Automatic Guided Vehicle)である。図1に示すように、自走式車両1は、本体フレーム11、駆動輪12、モータ13、ブレーキ14、電磁開閉器15、バッテリ16及び衝突停止機構20を備える。図1では省略しているが、自走式車両1は本体フレーム11を走行可能に支える複数の車輪を有する。自走式車両1は、さらに、進行方向を転換する操舵部と、操舵部、モータ13及びブレーキ14を制御する制御部を備えていてもよい。自走式車両1は本発明に係る駆動装置の一例に相当する。また、上記の構成要素のうち、モータ13が本発明に係る駆動部の一例に相当し、ブレーキ14が本発明に係る制動部の一例に相当し、本体フレーム11が本発明に係る運動部の一例に相当する。
モータ13は、例えば直流モータであり、電路L0を介してバッテリ16から電力が送られて動力を発生し、駆動輪12を回転駆動する。モータ13は、電力の供給が断たれると動力の発生を停止する。
ブレーキ14は、例えば無励磁作動形の電磁ブレーキであり、電力の供給が断たれたときに例えばスプリングの作用でモータ13の駆動軸に制動力を付加する。一方、ブレーキ14は、電力が供給されたとき、例えばコイルに通電されることでスプリングの作用を解除して、モータ13の駆動軸に付加された制動力を解く。
駆動輪12は、モータ13の動力によって駆動されて、運動部である本体フレーム11を走行させる。自走式車両1には複数の駆動輪12が設けられていてもよい。
電磁開閉器15は、走行時と停止時とに切り替えられ、走行時にバッテリ16の電力をモータ13及びブレーキ14へ送り、停止時にバッテリ16の電力を遮断する。電磁開閉器15は、例えば、図示しない電源ボタンがオン操作されたときに、コイルに通電がなされて接点を閉じるa接点リレースイッチである。電源ボタンは、例えば人の操作によって切り替えられる。
衝突停止機構20は、図1に示すように、本体フレーム11の少なくとも周囲の一部(例えば進行方向を向いた正面側など)に設けられる。衝突停止機構20は、電路ブロック21、複数の可動部22、複数のスライド部23、複数の付勢部24及び複数の逆移動抑制機構25を備える。これらのうち、電路ブロック21が本発明に係る開閉部の一例に相当し、スライド部23が本発明に係る緩衝部の一例に相当する。電路ブロック21は、後述するようにモータ13及びブレーキ14の電力を伝送する導電体である。一方、可動部22、スライド部23及び固定部材26、27は、絶縁体により構成され、電路ブロック21から目的以外の経路で電流が流れることを防止する。
電路ブロック21は、バッテリ16の電力をモータ13及びブレーキ14に送る電路L0の一区間を構成する。電路ブロック21は、導電体である複数の固定ブロック21aと、導電体である複数の可動ブロック21bとを有し、固定ブロック21aと可動ブロック21bとが互いに分離可能に交互に並んで配置される。固定ブロック21aは、例えば固定部材27を介して本体フレーム11に固定される一方、可動ブロック21bはスライド部23を介してスライド可能に本体フレーム11に支持される。図1に示すように、複数の固定ブロック21aと複数の可動ブロック21bとが互いに接触した状態で、電路ブロック21の両端間が通電可能となる。一方、図2に示すように何れかの可動ブロック21bがスライド移動して隣接する固定ブロック21aから離間すると電路ブロック21の両端間の電路が開かれて通電不可となる。なお、電路ブロック21は、全部が導電体である必要はなく、固定ブロック21aと可動ブロック21bとが接触している状態で電路ブロック21の一端から他端へ貫くように、電路ブロック21の内部に導電体が設けられる構成が採用されてもよい。
図3に示すように、固定ブロック21a及び可動ブロック21bの各々は、鉛直方向に幅を有し、水平方向に切断した断面が略台形の立体形状を有する。鉛直方向から見て、固定ブロック21aは台形の上辺が本体フレーム11の方を向き、可動ブロック21bは台形の下辺が本体フレーム11の方を向くように並べられる。台形の上辺又は下辺のうち短い方を上辺と呼んでいる。可動ブロック21bをスライド可能に支持するスライド部23には付勢部24が設けられ、付勢部24はスライド部23を介して可動ブロック21bに自走式車両1における外向きの力を加える。このような構成により、可動ブロック21bが固定ブロック21aと接触した状態で、可動ブロック21bと固定ブロック21aとの隣接する側面に互いに押し付け合う力が働いて、両者の良好な電気的な接続が確保される。互いに接触する側面は、断面の台形形状の斜辺に相当する部位である。一方、可動ブロック21bに本体フレーム11に向く力が加わると、可動ブロック21bは大きな抵抗なく固定ブロック21aから離間して電路L0を切断することができる。
複数の可動部22は、自走式車両1に障害物等が近接したときに、障害物等に当接して本体フレーム11に対して相対的に変位する部材である。複数の可動部22は、電路ブロック21の長手方向に沿って並び、電路ブロック21よりも自走式車両1における外方に配列される。複数の可動部22は、特に制限されないが、例えば電路ブロック21の長手方向に沿って長い板状の部材であり、それぞれ固定部材26を介して複数の可動ブロック21bから離間した配置で可動ブロック21bに固定されている。言い換えれば、固定部材26を介して対応する1つの可動部22と1つの可動ブロック21bとが一体化されている。隣接する一対の可動部22の間隙は、想定される障害物等を通さないように小さく設計される。可動部22の障害物等に当接する側には緩衝材が設けられてもよい。
スライド部23は、可動部22及び可動ブロック21bを、本体フレーム11に近接又は離間する方向にスライド可能に支持する機構である。スライド部23は本体フレーム11に取り付けられる。スライド部23としては、例えば、リニアガイド或いはシザーズ式のリンク機構などを採用できる。リニアガイドは可動ブロック21bのスムーズな変位を実現するという効果を奏する。また、シザーズ式のリンク機構はリンク機構の配置スペースが小さくても可動ブロック21bの大きなストロークを実現するという効果を奏する。その他、スライド部23としては、ラックアンドピニオン機構、ボールねじナット機構などの回転直動変換機構を適用してもよい。回転直動変換機構を適用した場合、可動ブロック21bの直動運動から変換された回転運動から後述するラチェット機構25R(図4を参照)の回転運動を導出してもよい。
スライド部23は、可動部22に障害物等が接触して可動部22が変位するときに、可動部22に小さな抵抗力を及ぼす。この抵抗力により可動部22と障害物等との間に緩衝作用を及ぼすことができる。すなわち、スライド部23により可動部22が変位可能なストロークの範囲においては、スライド部23が緩衝部として機能して、自走式車両1の大きさ又は重量によらずに小さな抵抗力を可動部22に付加する緩衝作用が得られる。
付勢部24は、例えば板バネ又はスプリングであり、スライド部23に作用して可動ブロック21bを本体フレーム11から離間する方向へ付勢する。例えば、スライド部23がシザーズ式のリンク機構である場合、隣接するリンクを開くように付勢部24が取り付けられることで、リンク機構を伸長する方向すなわち可動ブロック21bを上記の方向へ付勢することができる。
図4は、逆移動抑制機構の詳細な一例を示す図である。
逆移動抑制機構25は、可動部22に障害物等が接触して可動ブロック21bが本体フレーム11に近接する方向へ変位した後、可動ブロック21bが元の位置に戻ることを抑制する機構である。逆移動抑制機構25は、図4に示すように、歯車25g及び歯止め爪25cを有するラチェット機構25R、2つの二段プーリ28a、28b、2本のワイヤw1,w2、ベルトb1、プーリp1並びにワイヤ固定部29a、29bを備える。ラチェット機構25Rと二段プーリ28a、28bとは、本体フレーム11又は本体フレーム11に固定金具を介して取り付けられ、ワイヤ固定部29a、29bは可動ブロック21bに取り付けられている。ワイヤ固定部29a、29bは、絶縁体により構成されている。
ラチェット機構25Rは、歯車25gの一方向の回転(図4の反時計方向回転)を許容し、歯車25gの逆方向の回転(図4の時計方向回転)を抑制する機構である。二段プーリ28aには、1段目にワイヤw1が巻回され、2段目にベルトb1が掛けられている。ワイヤw1は、固定部材27に取り付けられたプーリp1を介してワイヤ固定部29aから二段プーリ28aへ渡される。ワイヤw1の一端は二段プーリ28aに固定され、ワイヤw1の他端はワイヤ固定部29aに固定されている。他方の二段プーリ28bは、1段目にワイヤw2が巻回され、2段目にベルトb1が掛けられ、ラチェット機構25Rの歯車25gと同心に接続されている。ワイヤw2は、二段プーリ28bからワイヤ固定部29bへ渡される。ワイヤw2の一端は二段プーリ28bに固定され、ワイヤw2の他端はワイヤ固定部29bに固定されている。ここで、ワイヤ固定部29aはプーリp1よりも本体フレーム11に近い位置に配置されている。
このような逆移動抑制機構25の構成により、可動ブロック21bが本体フレーム11の方へ変位すると、ワイヤw1が二段プーリ28aから引き出され、二段プーリ28aが回転(例えば反時計方向に回転)する。そして、二段プーリ28aの回転運動はベルトb1を介して伝達され、他方の二段プーリ28bとラチェット機構25Rの歯車25gとを回転させる。ラチェット機構25Rは、この方向の歯車25gの回転を許容する。二段プーリ28bが回転することで、二段プーリ28bにワイヤw2が巻き取られて、ワイヤ固定部29bと二段プーリ28bとの間でワイヤw2が大きく弛むことがない。
一方、可動ブロック21bが本体フレーム11の方へ変位した後、可動ブロック21bに元に戻る力が加わった場合には、ワイヤw2に引っ張り力が働いて二段プーリ28bに回転力(例えば時計方向の回転力)が加わる。しかし、ラチェット機構25Rがこの方向の回転を抑制するため二段プーリ28bは回転せず、可動ブロック21bが元の位置へ戻ることを抑制できる。なお、このように可動ブロック21bの変位が抑制された場合でも、例えば係員が手動により、ラチェット機構25Rの歯止め爪25cの係止を解除する操作を行うことで、可動ブロック21bを元の位置へ戻すことができる。
<動作説明>
続いて、自走式車両1の動作について説明する。
自走式車両1は、初期状態として、全ての可動ブロック21bが固定ブロック21aと並んだ配置にされる。初期状態において、可動ブロック21bは付勢部24の付勢力によって固定ブロック21aに押し付けられ(図1の状態)、電路ブロック21の両端間は導通した状態にされる。
自走式車両1を走行させるために電磁開閉器15がオンにされると、バッテリ16とモータ13及びブレーキ14との間の電路L0が閉じて、バッテリ16からモータ13及びブレーキ14へ電力が供給される。電力は電路ブロック21を介してモータ13及びブレーキ14へ供給される。電力が供給されると、ブレーキ14の制動が解除され、モータ13が駆動して自走式車両1が走行する。
自走式車両1の走行中、障害物等が可動部22に接触すると、図2に示すように、可動部22及びこれと一体化されている可動ブロック21bとが押されて、本体フレーム11の方へ変位する。このとき、スライド部23が有するストローク内の変位であれば、可動ブロック21b及び可動部22にはスライド部23から小さな抵抗力が加わるだけなので、障害物等に大きな衝撃が加わることなく、障害物等に害は及ぼされない。
可動ブロック21bが変位すると、電路ブロック21の電路L0が開いてモータ13及びブレーキ14への電力の供給が断たれる。その結果、モータ13から駆動輪12への動力の供給が停止され、ブレーキ14の制動が働いて、障害物等に害が及ぼされることなく、自走式車両1が停止する。
ここで、スライド部23のストロークについて説明する。可動部22に障害物等が接触してから自走式車両1が停止するまでにはタイムラグが生じる。したがって、タイムラグの間、自走式車両1の走行は継続され、障害物等と本体フレーム11との距離が縮まる。自走式車両1が停止したときの障害物等と本体フレーム11との距離Xは、自走式車両1の速度と上記のタイムラグの大きさに基づいて計算することができる。あるいは、自走式車両1の速度が可変である場合、自走式車両1が停止したときの障害物等と本体フレーム11との最小距離X1は、自走式車両1の最大速度と上記のタイムラグの大きさに基づいて計算することができる。本実施形態では、スライド部23により可動部22及び可動ブロック21bがスライド可能なストロークが、距離X又は最小距離X1よりも長く設定されている。このようなスライド部23のストロークの設定により、自走式車両1が障害物等に接触してから停止するまでの間、自走式車両1から障害物等に大きな衝撃が加わることなく、障害物等に害が及ぼされることを回避できる。
自走式車両1が停止した後、障害物等が退くと、可動部22を押すものがなくなるため、付勢部24の付勢により可動ブロック21bを元の位置に戻す方向の力が働く。しかし、逆移動抑制機構25により可動ブロック21bが元の位置に戻ることが抑制されるので、可動ブロック21bは固定ブロック21aから離間した状態を維持して、自走式車両1が再度自動的に走行を開始してしまうことが防止される。
自走式車両1が停止した後、再度、走行可能な周囲状況が確認されたら、係員がラチェット機構25Rの係止を、例えば手動により解除する操作を行って、可動部22と可動ブロック21bとを初期状態の位置に戻すことができる。これにより、再び、自走式車両1を走行させることができる。
以上のように、本実施形態の自走式車両1によれば、可動部22が障害物等に接触して変位したときに電路ブロック21の電路が機械的に開かれて自走式車両1の走行が停止される。障害物等を検知して制御部が衝突回避の制御を行う従来の駆動装置では、センサの不具合、ソフトウェアの不具合又は障害物等の検知の失敗などによって、衝突回避機能が正常に稼動しない可能性が生じる。しかしながら、本実施形態の自走式車両1によれば、可動部22の変位に機械的に連動して電路L0が開かれるので、センサの不具合又はソフトウェアの不具合などの影響を受けずに、障害物等が可動部22に誤ってぶつかったときに自走式車両1を確実に停止することができる。すなわち、障害物等が自走式車両1に万が一衝突しても、障害物等が大きな衝撃力を受けることなく自走式車両1を停止することができる。さらに、本実施形態の自走式車両1によれば、電路L0が開いて電力の供給が断たれたときに、ブレーキ14の制動作用が働くので、より速やかに自走式車両1を停止させることができる。
さらに、本実施形態の自走式車両1によれば、可動部22と電路ブロック21の可動ブロック21bとが一体化されているので、可動部22の変位により確実に可動ブロック21bを変位させて電路L0を切断することができる。
また、本実施形態の自走式車両1によれば、可動部22の変位に基づき電路L0を切断することで、自走式車両1を停止させる。電路L0は、機械的な機構に比べて、配置上の制約を受けにくく、自走式車両1の様々な部位へ拡張することができる。それ故、可動部22及び電路ブロック21を自走式車両1の様々な箇所に、様々な向きで設けることができる。すなわち、本実施形態の自走式車両1によれば、障害物等がぶつかったときに自走式車両1を停止させるトリガーとして機能する可動部22のレイアウト設計の自由度が向上する。したがって、自走式車両1の設計時に、可動部22を障害物等が衝突する可能性のある様々な位置に設けることができ、さらに電路L0の拡張により可動部22の数も容易に増減できる。
また、本実施形態の自走式車両1によれば、可動部22と障害物等が接触したときに、スライド部23が可動部22を所定のストローク以内で変位させ、かつ、この変位中に可動部22に抵抗力を付加して、可動部22と障害物等との緩衝作用が得られる。通常、電力の供給が断たれてから自走式車両1が停止するまでにはタイムラグが生じ、このタイムラグの間に可動部22に接触した障害物等と本体フレーム11との距離が縮まる。しかし、上記の緩衝作用のあるスライド部23のストロークにより、タイムラグ中の自走式車両1の移動があっても障害物等に大きな衝撃が加わる前に、自走式車両1を停止させることができる。
また、本実施形態の自走式車両1によれば、逆移動抑制機構25により、可動部22が変位した後、可動部22が自然に元の位置に戻ることが抑制されるで、障害物等が退いた後にすぐに自走式車両1が走行を開始してしまうような事態を回避できる。
(第2実施形態)
図5は、本発明の第2実施形態に係る自走式車両の要部を示す構成図である。
第2実施形態の自走式車両1Aは、可動部22の変位方向が異なる2組の衝突停止機構20を備えた点が、主に第1実施形態と異なる。第1実施形態と同様の構成については同一符号を付して詳細な説明を省略する。
図5に示すように、自走式車両1Aは、本体フレーム11の2つの側部に2組の衝突停止機構20、20Aを備える。一方の衝突停止機構20の可動部22の可動方向と、他方の衝突停止機構20Aの可動部22の可動方向とは異なる(例えば90°異なる)。2組の電路ブロック21は、モータ13とブレーキ14とに電力を供給する電路L0において直列に接続されている。
以上のように、第2実施形態の自走式車両1Aによれば、2組の衝突停止機構20、20Aにより、二方向からの障害物等の接触に対応して自走式車両1Aを停止することができる。なお、第2実施形態と同様に電力を供給する電路L0を更に拡張して、より多くの箇所に様々な方向に向けて衝突停止機構20を設けてもよい。例えば、複数の衝突停止機構20を異なる高さに配置したり、自走式車両1Aの全周囲に配置したりすることもできる。
(第3実施形態)
図6は、本発明の第3実施形態に係る自走式車両の要部を示す構成図である。図7は、電路ブロックに設けられた開閉スイッチの開閉動作を示す説明図であり、(A)は閉の状態、(B)は開の状態を示す。
第3実施形態の自走式車両1Bは、主に電路L1を開閉する構造が、第1実施形態と異なる。第1実施形態と同様の構成については同一符号を付して詳細な説明を省略する。
図6に示すように、第3実施形態の自走式車両1Bは衝突停止機構20Bを備える。衝突停止機構20Bでは、可動部22が棒材18Bを介してスライド部23にスライド可能に支持される。また、第3実施形態の衝突停止機構20Bでは、棒材18Bがスライド可能に貫通される電路ブロック21Bを備える。
電路ブロック21Bは、スライド部23と可動部22との間に配置され、本体フレーム11に固定具27Bを介して固定される。電路ブロック21Bには、電路L1の一部を構成する電線L1aと、棒材18Bを通す複数のガイド孔21hと、電線L1aに接続されて電路L1を開閉可能な複数のスイッチ21sとを有する。バッテリ16の電力は電路L1を介してモータ13及びブレーキ14へ送られる。
スイッチ21sは、機械式のスイッチ、より具体的には押しボタン式の有接点スイッチであり、さらに、ボタンEが押されたときに閉となり、ボタンEが開放されたときに開となるa接点スイッチである。複数のスイッチ21sは、電路L1中に直列に接続され、複数のガイド孔21h内にボタンEを突出させてそれぞれ固定される。
棒材18Bには、図7(A)、(B)に示すように、スイッチ21sのボタンEを操作する操作部18Ba(例えば突起部)が設けられている。図7(A)に示すように、可動部22が初期位置にあるとき、操作部18Baはガイド孔21h内に配置され、スイッチ21sのボタンEを押す。一方、可動部22が自走式車両1Bの内方に押されて棒材18Bが移動すると、操作部18Baはスイッチ21sのボタンEから外れてボタンEを開放する。ガイド孔21hには、棒材18Bの中心軸がスイッチ21sのボタンEの方へ変位しないようにガイドが設けられている。
以上のように、第3実施形態の自走式車両1Bによれば、走行中に障害物等が可動部22に接触して可動部22が押された際、操作部18Baがスイッチ21sのボタンEを開放してスイッチ21sが電路L1を切断する。これにより、モータ13とブレーキ14とに供給される電力が停止されて、自走式車両1Bを速やかに停止することができる。このような構成により、第3実施形態の自走式車両1Bにおいても、第1実施形態と同様の作用効果が奏される。
さらに、第3実施形態の自走式車両1Bによれば、可動部22の変位に機械的に連動させてスイッチ21sが電路L1を開閉するので、電路L1の開閉動作の信頼性を向上できる。さらに、スイッチ21sとして汎用品を適用できるので衝突停止機構20Bの部品コストを低減できる。また、スイッチ21sとしてa接点スイッチを適用しているので、可動部22が押された際に、より確実に電路L1の開動作を実現できる。
なお、第3実施形態では、スイッチ21sとして押ボタン式のスイッチを示したが、機械的な動作によって接点を切り替える方式のスイッチであれば、様々なスイッチを適用することができる。a接点スイッチでなく、b接点スイッチ又はc接点スイッチであってもよい。
(第4実施形態)
図8は、本発明の第4実施形態に係る自走式車両を示す構成図である。
第4実施形態の自走式車両1Cは、主にモータ13に電力を供給する回路構成が、第1実施形態と異なる。第1実施形態と同様の構成については同一符号を付して詳細な説明を省略する。
自走式車両1Cは、電力変換部17と制御部18とを更に備え、衝突停止機構20はバッテリ16と電力変換部17との間の電路L2を開閉するように構成される。
電力変換部17は、バッテリ16から供給される電力を変換してモータ13へ供給する。モータ13が交流モータである場合、例えば電力変換部17としてインバータを適用でき、モータ13が直流モータである場合、例えば電力変換部17としてDC/DCコンバータを適用できる。電力変換部17の電力変換により、モータ13の出力トルクを変更して、自走式車両1Cの走行速度又は駆動力を調整できる。
制御部18は、電力変換部17の変換制御を行う。
このような構成においても、バッテリ16と電力変換部17との間の電路L2にはモータ13を駆動する電力が伝送される。よって、電路L2を切断することで、モータ13へ供給される電力が断たれて自走式車両1Cを停止することができる。
第4実施形態の自走式車両1Cによれば、走行中に障害物等が可動部22に接触して可動部22が押された際、制御部18の制御とは関係なく、電路L2が切断されて自走式車両1Cが速やかに停止される。このような構成により、第4実施形態の自走式車両1Cにおいても、第1実施形態と同様の作用効果が奏される。
以上、本発明の各実施形態について説明した。しかし、本発明は上記の実施形態に限られない。例えば、上記実施形態では、可動部22が水平方向に変位可能な構成を示したが、可動部22の変位方向は、例えば鉛直成分を含む方向など、運動部の運動方向に対応させて適宜変更可能である。また、上記実施形態では、本発明を無人搬送機に適用した例を示した。しかし、本発明は、例えばアームを動かして所定の作業を行う工業用ロボット、サービス業で使用されるサービスロボット、家庭用ロボットなどの種々のロボット装置、電動自動車並びに電動建設機械などの種々の駆動装置に適用してもよい。これらの駆動装置に適用した場合、駆動装置自体が移動するのであれば、駆動装置の周囲に実施形態で示したように可動部を設けることで駆動装置と障害物等との衝突時の被害を大幅に低減できる。また、アーム等の運動部を動かす駆動装置であれば、運動部の周囲に実施形態で示したように可動部を設けることで、アームと障害物等との衝突時の被害を大幅に低減できる。
また、上記実施形態では、発明の各構成要素を具体的に説明したが、幾つかの構成要素について次のような変形例を適用できる。図9は、逆移動防止機構の変形例を示す図である。図9に示すように、逆移動防止機構は、可動部22と一体化され或いは可動部22と連動して移動する被係止部27cと、被係止部27cを逆戻りできないように一方向に通過させる係止片27dとを有する構成としてもよい。このような構成によっても、可動部22が押されて変位する際に、被係止部27cが係止片27dを押して小さな抵抗で進行する一方、可動部22が変位した後、被係止部27cと係止片27dとの係止により、可動部22が元に戻ることを抑制できる。
図10は、電路の開閉部の第1変形例(A)及び第2変形例(B)を示す図である。図10(A)及び図10(B)に示すように、可動部22に連動して電路を切断する開閉部としては電路ブロック21Cあるいは電路ブロック21Dを採用してもよい。図10(A)の電路ブロック21Cは、固定ブロック21Caと可動ブロック21Cbの接触面としてR面などの曲面を採用している。例えば、固定ブロック21Caの接触面は第1曲率半径の凹面であり、可動ブロック21Cbの接触面は第1曲率半径より小さな曲率半径の凸面である。このような構成により、固定ブロック21Caと可動ブロック21Cbとの組み付け誤差があっても、電気的に良好な接触面積で両者を接触させることができる。図10(B)の電路ブロック21Dは、固定ブロック21Daと可動ブロック21Dbとの互いに隣接する両方の側面に板バネMを有する。また、固定ブロック21Da及び可動ブロック21Dbには板バネMと電気的に接続された電路L3が設けられている。このような構成によれば、可動ブロック21Dbが固定ブロック21Daに押し付けられると、両者の板バネMが弾性変形して互いに接触するので、容易に電気的に良好な接触を実現できる。なお、板バネMの代わりに、例えば金属線又は金属繊維の塊りなど、弾性又は可撓性を有する様々な形態の金属を適用してもよい。
また、上記実施形態では、障害物等がぶつかったときに自走式車両1を停止させる構成として衝突停止機構20、20A、20Bを備える構成を示した。しかし、自走式車両1は、衝突停止機構20、20A、20Bに加えて、障害物等を検知するセンサと、このセンサの出力に基づき例えば電路L0、L1、L2、L3を電気的な制御によって切断する制御部とを備えてもよい。このような構成においては、障害物等との衝突時に、衝突停止機構20、20A、20Bによる電路L0、L1、L2、L3の切断が、制御部による切断制御とは独立して実行される。したがって、センサの異常、制御部のソフトウェアの異常又は障害物等の検知の失敗があっても、障害物等がぶつかったときに自走式車両1を速やかに停止して障害物等に害を与えることを回避できるという効果が奏される。その他、スライド部は直線状なスライドを可能とする構成でなく、曲線状又は2軸又は3軸方向にスライド可能な構成してもよいし、可動部又は電路ブロックなどは実施形態に示した具体的な形状に限られない。その他、実施形態で示した細部構造は、発明の趣旨に逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
1、1A、1B、1C 自走式車両(駆動装置)
11 本体フレーム(運動部)
13 モータ(駆動部)
14 ブレーキ(制動部)
16 バッテリ
17 電力変換部
18 制御部
20、20A、20B、 衝突停止機構
21、21C、21D 電路ブロック(開閉部)
21b 可動ブロック(電路の一部)
21s スイッチ
22 可動部
23 スライド部(緩衝部)
24 付勢部
25 逆移動抑制機構
27c 被係止部
27d 係止片
L0、L1、L2、L3 電路

Claims (6)

  1. 自走式の無人搬送車又はロボットに搭載される駆動装置であって、
    動力を発生する駆動部と、
    前記駆動部の動力によって動く運動部と、
    前記駆動部を駆動する電力が送られる電路と、
    前記運動部の少なくとも周囲の一部に設けられた可動部と、
    前記電路を開閉可能であり前記可動部が押されたときに前記可動部と機械的に連動して、前記駆動部への前記電力の供給が遮断されるように前記電路を切断する開閉部と、
    を備える駆動装置。
  2. 前記開閉部は、前記電路から分離可能に構成された前記電路の一部であり、
    前記電路の一部と前記可動部とが一体化されている、
    請求項1記載の駆動装置。
  3. 前記駆動部の制御を行う制御部を更に備え、
    前記開閉部は、前記制御部の制御を介さずに前記電路を開閉する、
    請求項1記載の駆動装置。
  4. 前記可動部が変位するときに前記可動部に抵抗力を及ぼす緩衝部を更に備える、
    請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の駆動装置。
  5. 前記可動部が押された後に前記可動部が元の位置に戻ることを抑制する逆移動抑制機構を更に備える、
    請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の駆動装置。
  6. 前記電路の電力によって駆動され、電力の供給が断たれたときに前記運動部を制動し、電力の供給があるときに前記運動部の制動を解除する制動部を更に備える、
    請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の駆動装置。
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