JP7205710B2 - 二次電池 - Google Patents

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Description

本発明は、例えばリチウムイオン電池などの二次電池に関する。
従来、この種の二次電池として例えば特許文献1に示すものが知られている。こうした二次電池は、矩形状の正極板と負極板とがつづら折りされたセパレータを介して交互に複数積層されてなる積層体を電解液と共に外装体に封止することによって形成される。この場合、正極板の一端部及び負極板の一端部にはそれぞれタブ状の正極端子及びタブ状の負極端子が一体形成されており、正極端子及び負極端子はセパレータから突出している。さらにこの場合、正極板及び負極板はいずれも金属箔によって構成され且つセパレータは熱可塑性樹脂からなる薄い帯状の多孔質体によって構成されているため、セパレータは正極板及び負極板に比べて格段に脆弱になっている。
特開2016-143550号公報
ところで、上述のような二次電池では、複数の正極板同士及び複数の負極板同士はいずれも積層方向で輪郭が揃うように積層されているので、積層体の端縁部は切り立った絶壁形状となる。このため、積層体は、剛性が高くなり、端縁部が撓み難い状態になっている。この状態で、特に積層体の端縁部に対して積層方向における押圧力が作用した場合には、正極板及び負極板の端縁が刃となってセパレータに対して剪断力が作用し、セパレータが破断されることがあるという問題がある。
本発明は、このような従来技術に存在する問題点に着目してなされた。その目的は、外力の作用によってセパレータが破断することを抑制できる二次電池を提供することにある。
以下、上記課題を解決するための手段及びその作用効果について記載する。
上記課題を解決する二次電池は、正極集電体を有した正極板と、負極集電体を有した負極板とがセパレータを介して交互に複数積層されてなる電極積層体を備えた二次電池であって、複数の前記正極板及び複数の前記負極板のうちの少なくとも一方は、一部の位置が積層方向と交差する方向にずれるように積層されていることを要旨とする。
この構成によれば、複数の正極板同士及び複数の負極板同士のうちの少なくとも一方は、一部の位置が積層方向と交差する方向にずれるように積層されているため、電極積層体の端縁部が撓み易い状態になる。このため、電極積層体の端縁部に対して積層方向における押圧力が付与された場合には、正極板及び負極板のうちの少なくとも一方の端縁部がセパレータと一緒に撓むので、セパレータが破断され難くなる。したがって、外力の作用によってセパレータが破断することを抑制できる。
本発明によれば、外力の作用によってセパレータが破断することを抑制できる。
一実施形態における二次電池の模式斜視図。 電極積層体の一部を示す模式斜視図。 図2の分解斜視図。 図2の4-4線矢視断面図。 電極積層体の要部拡大図。 正極板の端縁部が十分に撓む理由を説明する模式図。 正極板の端縁部が十分に撓む理由を説明する模式図。 図5の要部拡大断面模式図。 図8の電極積層体の端縁部に押圧力が作用したときの状態を示す模式図。 比較例の電極積層体の端縁部を示す断面模式図。 図10の電極積層体の端縁部に押圧力が作用したときの状態を示す模式図。
以下、二次電池の一実施形態を図面に従って説明する。
図1に示すように、例えばリチウムイオン電池などによって構成される二次電池11は、矩形状の外装体12内に電極積層体13及び電解液を封止することによって形成される。なお、以下の説明では、上述の外装体12の短辺に沿う短手方向を第1方向Xとし、外装体12の長辺に沿う長手方向を第2方向Yとし、第1方向X及び第2方向Yの両方と直交する方向を第3方向Zとする。
外装体12は、例えばアルミニウムを用いた一対の矩形状をなす可撓性のラミネートフィルムの周縁部同士を溶着することによって形成される。外装体12における第2方向Yの一端部には正極端子14が露出しており、他端部には負極端子15が露出している。電解液には、非水系溶媒に電解質を溶解したものが用いられる。
図2及び図3に示すように、電極積層体13は、矩形状の正極板16と、正極板16よりも一回り大きい矩形状の負極板17とが、山折りと谷折りを交互に繰り返すつづら折りされた帯状のセパレータ18を介して、交互に複数積層されることによって形成される。この場合、セパレータ18の一方側の対向する面同士の間には正極板16がそれぞれ挟まれ、他方側の対向する面同士の間には負極板17がそれぞれ挟まれる。
セパレータ18は、絶縁性樹脂材料製の不織布によって構成されている。セパレータ18における隣り合う2つの折り目間の矩形板状の部分は、負極板17よりも一回り大きくなっている。なお、本実施形態では、正極板16及び負極板17が積層される積層方向が電極積層体13の厚さ方向ともなる第3方向Zと一致している。
正極板16は、例えば厚さが10~20μmのアルミニウム箔などの導電性材料によって構成される正極集電体19と、正極集電体19の両面または片面に塗布された正極活物質とを有している。正極活物質は、例えばリチウムイオンなどの陽イオンを吸蔵及び放出可能な材料によって構成される。
正極集電体19は、略矩形板状をなしており、その長手方向となる第2方向Yの一端部から突出する矩形板状の正極タブ部20を有している。すなわち、正極タブ部20は、正極集電体19と一体形成されており、セパレータ18から露出するように第2方向Yの外側に突出している。各正極タブ部20は、正極端子14(図1参照)と電気的に接続されている。正極タブ部20には、正極活物質が塗布されない。
負極板17は、例えば厚さが10~20μmの銅箔などの導電性材料によって構成される負極集電体21と、負極集電体21の両面または片面に塗布された負極活物質とを有している。負極活物質は、例えばリチウムイオンなどの陽イオンを吸蔵及び放出可能な材料によって構成される。負極集電体21は、略矩形板状をなしており、その長手方向となる第2方向Yの一端部から突出する矩形板状の負極タブ部22を有している。
すなわち、負極タブ部22は、負極集電体21と一体形成されており、セパレータ18から露出するように第2方向Yの外側に突出している。この場合、負極タブ部22は、第2方向Yにおいて正極タブ部20側とは反対側の方向に突出している。すなわち、負極タブ部22の突出方向Y2と、正極タブ部20の突出方向Y1とは、第2方向Yにおける互いに反対の方向になっている。換言すれば、負極タブ部22の突出方向Y2及び正極タブ部20の突出方向Y1は、いずれも第2方向Yと平行な方向である。各負極タブ部22は、負極端子15(図1参照)と電気的に接続されている。負極タブ部22には、負極活物質が塗布されない。
図2、図4、及び図5に示すように、電極積層体13における複数の正極板16は、一部の位置が正極タブ部20の突出方向Y1と直交する方向である第1方向Xに平行にずれるように積層されている。本実施形態の電極積層体13では、第3方向Zに積層される複数の正極板16が一枚置きに第1方向Xにずれるように積層されている。
この場合、第1方向Xにずらす正極板16のずらし量は、正極集電体19の厚さの4倍以上(本例では図8に示すように4倍)であって且つ当該正極板16が第3方向Zで対向する負極板17を越えない範囲に設定されることが好ましい。そして、複数の正極板16を一枚置きに第1方向Xに正極集電体19の厚さの4倍以上ずれるように積層することで、複数の正極板16の第1方向Xにおける端縁部23(ずれた部分)が第3方向Zに十分に撓みやすくなる。
図2及び図5に示すように、電極積層体13における複数の負極板17は、一部の位置が負極タブ部22の突出方向Y2に平行にずれるように積層されている。本実施形態の電極積層体13では、第3方向Zに積層される複数の負極板17が一枚置きに第2方向Yにずれるように積層されている。
この場合、第2方向Yにずらす負極板17のずらし量は、負極集電体21の厚さの4倍以上(本例では図8に示すように4倍)であって且つ当該負極板17が第3方向Zで対向するセパレータ18を越えない範囲に設定されることが好ましい。そして、複数の負極板17を一枚置きに第2方向Yに負極集電体21の厚さの4倍以上ずれるように積層することで、複数の負極板17の第2方向Yにおける端縁部24(ずれた部分)が第3方向Zに十分に撓みやすくなる。
ここで、複数の正極板16を一枚置きに第1方向Xに正極集電体19の厚さの4倍以上ずれるように積層することで、複数の正極板16の第1方向Xにおける端縁部23(ずれた部分)が第3方向Zに十分に撓みやすくなる理由について図6及び図7に基づいて説明する。
図6に示すように、正極集電体19の厚さがtである2枚の正極板16を上下に積層し、上側の正極板16の端縁部23を下側の正極板16の端縁部23よりも第1方向Xの外側に突出するようにずらした場合、上側の正極板16の端縁部23を構成する突出部分Aに力をかけて突出部分Aを下側の正極板16の輪郭に沿って折り曲げるためには、突出部分Aの突出長さが最低でも3t分(折り曲げる部分に2t分必要で、力をかける部分にt分必要)必要である。そして、図7に示すように、円滑に上側の正極板16の突出部分Aを十分に撓ませるためには、上述した突出部分Aの最低の突出長さ分の3tに余裕分としてさらにt分追加して突出部分Aの突出長さを4tとすることが好ましい。
なお、複数の負極板17を一枚置きに第2方向Yに負極集電体21の厚さの4倍以上ずれるように積層することで、複数の負極板17の第2方向Yにおける端縁部24(ずれた部分)が第3方向Zに十分に撓みやすくなる理由については、上述の正極板16の場合と同様であるため、説明を省略する。
次に、二次電池11が製造過程で外力を受けるときの作用について説明する。
二次電池11は、外装体12内に電極積層体13及び電解液を封止することによって形成される。その後、作業者は、外装体12の外側から二次電池11を手で揉むことにより、電極積層体13における各負極板17とセパレータ18との間や各正極板16とセパレータ18との間に電解液を行き渡らせる。
このとき、図8に示すように、正極板16における第1方向Xの端縁部23及び負極板17における第2方向Yの端縁部24に、作業者による第3方向Zからの押圧力Fが付与されると、セパレータ18における正極板16の端縁部23及び負極板17の端縁部24と対応する位置に対して集中的に剪断力がかかり易くなる。
この点、本実施形態の二次電池11の電極積層体13では、図8に示すように、複数の正極板16が第1方向Xに一枚置きにずれるように積層されるとともに、複数の負極板17が第2方向Yに一枚置きにずれるように積層されている。このため、電極積層体13の端縁部、すなわち複数の正極板16の第1方向Xの端縁部23及び複数の負極板17の第2方向Yの端縁部24が撓み易くなっている。
したがって、正極板16における第1方向Xの端縁部23及び負極板17における第2方向Yの端縁部24に対して作業者による第3方向Zからの押圧力Fが付与されても、図9に示すように、複数の正極板16の第1方向Xの端縁部23及び複数の負極板17の第2方向Yの端縁部24がセパレータ18と一緒に第3方向Zに十分に撓む。
この結果、正極板16における第1方向Xの端縁部23及び負極板17における第2方向Yの端縁部24と、作業者による第3方向Zからの押圧力Fの付与とによってセパレータ18にかかる剪断力が効果的に低減されるので、当該剪断力によってセパレータ18が破断することが抑制される。
因みに、図10に示すように、複数の正極板100の端縁101及び複数の負極板102の端縁103がそれぞれ揃うように積層された比較例の電極積層体104では、その端縁部105が切り立った絶壁形状となっている。このため、電極積層体104の端縁部105の剛性が高くなるので、当該端縁部105が撓み難い状態になる。この状態で、電極積層体104の端縁部105に対して作業者による第3方向Zからの押圧力Fが付与された場合には、図11に示すように、正極板100及び負極板102のそれぞれの端縁101,103が刃となってセパレータ18に対して局所的に剪断力が集中して作用し、セパレータ18が破断されるという問題がある。
以上詳述した実施形態によれば、次のような効果が発揮される。
(1)二次電池11において、複数の正極板16及び複数の負極板17は、一部の位置が第3方向Z(積層方向)と交差する方向にずれるようにそれぞれ積層されている。この構成によれば、電極積層体13の端縁部における正極板16の積層枚数及び負極板17の積層枚数が減少するので、電極積層体13の端縁部を撓み易くすることができる。このため、電極積層体13の端縁部に対して第3方向Zにおける押圧力Fが付与された場合には、正極板16及び負極板17のそれぞれの端縁部23,24がセパレータ18と一緒に十分に撓むので、セパレータ18が破断され難くなる。したがって、外力の作用によってセパレータ18が破断することを抑制できる。
(2)二次電池11において、複数の負極板17は、一部の位置が負極タブ部22の突出方向Y2(第2方向Yに平行な方向であって正極タブ部20の突出方向Y1とは反対の方向)にずれるように積層されている。この構成によれば、複数の負極板17における正極板16側の端縁部24に対して第3方向Z(積層方向)の押圧力Fが付与された場合には、複数の負極板17における正極板16側の端縁部24がセパレータ18と一緒に十分に撓むので、複数の負極板17における正極板16側の端縁部24においてセパレータ18が破断することを抑制できる。したがって、負極板17が正極板16と接触して短絡することを効果的に抑制できる。
(3)二次電池11において、複数の正極板16は、一部の位置が正極タブ部20の突出方向Y1(第2方向Yに平行な方向)と直交する方向(第1方向X)にずれるように積層されている。この構成によれば、複数の正極板16における負極板17の端縁部24と交わる端縁部23に対して第3方向Z(積層方向)の押圧力Fが付与された場合には、複数の正極板16における負極板17の端縁部24と交わる端縁部23がセパレータ18と一緒に十分に撓む。このため、複数の正極板16における負極板17の端縁部24と交わる端縁部23においてセパレータ18が破断することを抑制できる。したがって、正極板16が負極板17と接触して短絡することを効果的に抑制できる。
(4)二次電池11において、負極板17をずらす量は、負極集電体21の厚さの4倍以上である。この構成によれば、ずらされた負極板17の端縁部24を十分に撓み易くすることができる。
(5)二次電池11において、正極板16をずらす量は、正極集電体19の厚さの4倍以上である。この構成によれば、ずらされた正極板16の端縁部23を十分に撓み易くすることができる。
(変更例)
なお、上記実施形態は次のように変更してもよい。
・二次電池11において、正極板16をずらす量は、必ずしも正極集電体19の厚さの4倍以上である必要はない。
・二次電池11において、負極板17をずらす量は、必ずしも負極集電体21の厚さの4倍以上である必要はない。
・二次電池11において、複数の正極板16は、必ずしも一部の位置が正極タブ部20の突出方向Y1と直交する第1方向Xにずれるように積層する必要はない。すなわち、複数の正極板16は、例えば、一部の位置が第2方向Yにずれるように積層してもよい。
・二次電池11において、複数の正極板16は、端縁部23が揃うように積層してもよい。
・二次電池11において、複数の負極板17は、必ずしも一部の位置が負極タブ部22の突出方向Y2(第2方向Yに平行な方向)にずれるように積層する必要はない。すなわち、複数の負極板17は、例えば、一部の位置が第1方向Xにずれるように積層してもよい。
・二次電池11において、複数の負極板17は、端縁部24が揃うように積層してもよい。
・二次電池11において、複数の正極板16及び複数の負極板17は、それぞれ二枚置きや三枚置きなどの複数枚置きに位置がずれるように積層してもよい。例えば、複数の正極板16及び複数の負極板17は、それぞれ一部を一枚置きに位置がずれるように積層し、一部を二枚置きに位置がずれるように積層し、一部を四枚置きに位置がずれるように積層するなどのように、位置をずらす規則性が2つ以上あってもよい。すなわち、複数の正極板16及び複数の負極板17は、それぞれ、互いに異なる複数の任意な枚数置きに位置がずれるように積層してもよい。この場合、位置をずらして積層される正極板16及び負極板17のずらす量は、必ずしも一定である必要はない。
・二次電池11において、複数の正極板16及び複数の負極板17は、それぞれ平行移動によって位置をずらすように積層するだけでなく、回転移動によって位置をずらすように積層してもよい。
・二次電池11において、位置をずらして積層される正極板16及び負極板17は、それぞれ平行移動によって位置をずらすものと回転移動によって位置をずらすものとが混在していてもよい。
・二次電池11において、セパレータ18は、例えば絶縁性を有する合成樹脂製の多孔質シートによって構成してもよい。
11…二次電池、13…電極積層体、16…正極板、17…負極板、18…セパレータ、19…正極集電体、20…正極タブ部、21…負極集電体、22…負極タブ部。Y1,Y2…突出方向、Z…第3方向Z(積層方向)。

Claims (3)

  1. 正極集電体を有した正極板と、負極集電体を有した負極板とがセパレータを介して交互に複数積層されてなる電極積層体を備えた二次電池であって、
    複数の前記正極板及び複数の前記負極板のうちの少なくとも一方は、一部の位置が積層方向と交差する方向にずれるように積層され
    前記負極集電体は、その端部から突出する負極タブ部を有しており、
    複数の前記負極板は、一部の位置が前記負極タブ部の突出方向にずれるように積層され、
    前記正極集電体は、その端部から突出する正極タブ部を有しており、
    複数の前記正極板は、一部の位置が前記正極タブ部の突出方向と直交する方向にずれるように積層され、
    前記正極板は、矩形状をなし、
    前記負極板は、前記正極板よりも一回り大きい矩形状をなし、
    前記負極板のずれた部分に対して積層方向の押圧力が付与された場合には、前記負極板のずれた部分が前記セパレータと一緒に撓むことを特徴とする二次電池。
  2. 前記負極板をずらす量は、前記負極集電体の厚さの4倍以上であることを特徴とする請求項1に記載の二次電池。
  3. 前記正極板をずらす量は、前記正極集電体の厚さの4倍以上であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の二次電池。
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