JP7204047B2 - 空気調和機 - Google Patents

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Description

本開示は、空気調和を行う空気調和機に関する。
従来、空気調和が行われる空間の温度に関連する情報を取得し、当該情報が取得された時からあらかじめ決められた時間後の当該空間の温度を予測し、予測結果をもとに空気調和を行う空気調和機が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2019-184154号公報
ひとつの部屋が複数の空間に分割されて複数の空間の各々に室内機が配置され、複数の室内機がひとつの室外機に接続されて、室外機と複数の室内機とが当該部屋の空気調和を行う場合がある。すべての空間で予測された温度が同じでない場合、つまり、すべての予測結果のうちのひとつの予測結果が他の予測結果と異なる場合、従来の技術では、予測結果をもとに空気調和を行うことはできない。
本開示は、上記に鑑みてなされたものであって、部屋を構成する複数の空間のすべての予測された温度が同じでなくても予測された温度をもとに当該部屋の空気調和を行う空気調和機を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本開示に係る空気調和機は、室外機と、室外機に接続されて室外機と共に空気調和を行う複数の室内機と、温度に関連する状態を検知する複数の検知部と、ユーザによって操作され、部屋を構成する複数の空間の各々について得られる予測結果の使用方法についての指示を受け付ける操作装置と、すべての予測結果が同じであるか否かを判断する判断部と、判断部によって得られた判断結果をもとに空気調和の方法を決定する決定部とを有する。複数の室内機の各々は、複数の空間のいずれかひとつに対応する。複数の検知部の各々は、複数の空間のいずれかひとつに対応する。複数の空間の各々は、複数の室内機のいずれかひとつに対応すると共に、複数の検知部のいずれかひとつに対応する。複数の検知部の各々は、対応する空間の温度に関連する状態を検知する。複数の空間の各々について得られる予測結果は、複数の検知部のうちのひとつの検知部によって得られた検知結果をもとに、検知結果が得られた時からあらかじめ決められた時間後のひとつの検知部に対応する空間の予測された温度である。すべての予測結果は、複数の空間のすべての、複数の空間の各々について得られる予測結果である。決定部は、すべての予測結果が同じであると判断部によって判断された場合、すべての予測結果のうちのいずれかひとつの予測結果をもとに空気調和の方法を決定する。決定部は、すべての予測結果が同じでないと判断部によって判断された場合、操作装置が受け付けた指示にしたがって、すべての予測結果の一部又は全部をもとに空気調和の方法を決定する。室外機及び複数の室内機は、決定部によって決定された方法をもとに部屋の空気調和を行う。
本開示に係る空気調和機は、部屋を構成する複数の空間のすべての予測された温度が同じでなくても予測された温度をもとに当該部屋の空気調和を行うことができるという効果を奏する。
実施の形態に係る空気調和機の構成を示す第1の図 実施の形態に係る空気調和機が有する第1室内機、第2室内機、第3室内機及び第4室内機が部屋に配置された場合の配置の状況の例を示す図 実施の形態に係る空気調和機の構成を示す第2の図 実施の形態に係る空気調和機が実行する一部の動作の手順を示す第1のフローチャート 実施の形態に係る空気調和機が有する操作装置が表示する第1の画像の例を示す図 実施の形態に係る空気調和機が有する操作装置が表示する第2の画像の例を示す図 実施の形態に係る空気調和機が有する操作装置が表示する第3の画像の例を示す図 実施の形態に係る空気調和機が実行する一部の動作の手順を示す第2のフローチャート 実施の形態に係る空気調和機が有する操作装置が表示する第4の画像の例を示す図 実施の形態に係る空気調和機が有する操作装置が表示する第5の画像の例を示す図 実施の形態に係る空気調和機の室外機が有する室外機制御部の少なくとも一部がプロセッサによって実現される場合のプロセッサを示す図 実施の形態に係る空気調和機の室外機が有する室外機制御部の少なくとも一部が処理回路によって実現される場合の処理回路を示す図
以下に、実施の形態に係る空気調和機を図面に基づいて詳細に説明する。
実施の形態.
まず、実施の形態に係る空気調和機1の構成を説明する。図1は、実施の形態に係る空気調和機1の構成を示す第1の図である。空気調和機1は、部屋Aの空気調和を行う装置である。部屋Aの例は、店舗又は事務所の部屋である。空気調和機1は、部屋Aの外部に位置する室外機2と、部屋Aの内部に位置する第1室内機3、第2室内機4、第3室内機5及び第4室内機6とを有する。第1室内機3、第2室内機4、第3室内機5及び第4室内機6は、複数の室内機の例である。第1室内機3、第2室内機4、第3室内機5及び第4室内機6は、室外機2に接続されて室外機2と共に空気調和を行う。
例えば、部屋Aが4個の同じ大きさの空間に分割されている場合、第1室内機3は、4個の空間のうちの第1の空間に配置され、第2室内機4は、4個の空間のうちの第2の空間に配置され、第3室内機5は、4個の空間のうちの第3の空間に配置され、第4室内機6は、4個の空間のうちの第4の空間に配置される。例えば、第1室内機3、第2室内機4、第3室内機5及び第4室内機6は、部屋Aの天井に設置される。第1室内機3、第2室内機4、第3室内機5及び第4室内機6の各々の動作は、他の室内機の動作と同じである。
空気調和機1は、ユーザによって操作される操作装置7を更に有する。操作装置7は、部屋Aの内部に位置する。操作装置7は、室外機2、第1室内機3、第2室内機4、第3室内機5及び第4室内機6の動作を制御するためのリモートコントローラである。
空気調和機1は、冷媒が流れる冷媒配管8を更に有する。冷媒配管8は、室外機2と、第1室内機3、第2室内機4、第3室内機5及び第4室内機6の各々とを接続している。空気調和機1は、通信を行うための第1通信線9及び第2通信線10を更に有する。第1通信線9は、室外機2と、第1室内機3、第2室内機4、第3室内機5及び第4室内機6の各々とを接続していて、室外機2と、第1室内機3、第2室内機4、第3室内機5及び第4室内機6の各々との通信に用いられる。第1通信線9は、第1室内機3と、第2室内機4、第3室内機5及び第4室内機6の各々との通信にも用いられる。第2通信線10は、第1室内機3と操作装置7とを接続していて、第1室内機3と操作装置7との通信に用いられる。
室外機2は、空気調和についての制御を行う室外機制御部21を有する。室外機制御部21は、第1通信線9を介して第1室内機3、第2室内機4、第3室内機5及び第4室内機6の各々と通信を行う。室外機制御部21は、通信の相手が第1室内機3、第2室内機4、第3室内機5及び第4室内機6のうちのいずれの室内機であるのかを特定して通信を行う。
室外機制御部21は、冷媒と空気とに熱交換を行わせる室外機熱交換器22と、空気を移動させるための室外機送風機23と、冷媒を圧縮する圧縮機24とを更に有する。圧縮機24は、図示されていないインバータを有する。室外機制御部21は、冷媒の流路を切り換えるための四方弁25と、冷媒を膨張させるための膨張弁26とを更に有する。
第1室内機3は、空気調和についての制御を行う室内機制御部31を有する。室内機制御部31は、第2通信線10によって操作装置7と接続されている。第1室内機3は、第1室内機3に対応する空間の温度に関連する状態を検知する検知部32を更に有する。対応する空間の例については、図2を用いて後述する。対応する空間の温度に関連する状態の例は、対応する空間の温度と、日射が対応する空間にもたらす影響と、対応する空間における熱源の存在との一部又は全部である。例えば、検知部32の一部はサーミスタである。第1室内機3は、冷媒と空気とに熱交換を行わせる室内機熱交換器33と、空気を移動させるための室内機送風機34とを更に有する。
第2室内機4は、室内機制御部41と、検知部42と、室内機熱交換器43と、室内機送風機44とを有する。第3室内機5は、室内機制御部51と、検知部52と、室内機熱交換器53と、室内機送風機54とを有する。第4室内機6は、室内機制御部61と、検知部62と、室内機熱交換器63と、室内機送風機64とを有する。室内機制御部41、室内機制御部51及び室内機制御部61の各々の機能は、室内機制御部31の機能と同じである。
検知部32、検知部42、検知部52及び検知部62は、複数の検知部の例である。検知部42、検知部52及び検知部62の各々の機能は、検知部32の機能と同じである。つまり、検知部42は第2室内機4に対応する空間の温度に関連する状態を検知し、検知部52は第3室内機5に対応する空間の温度に関連する状態を検知し、検知部62は第4室内機6に対応する空間の温度に関連する状態を検知する。室内機熱交換器43、室内機熱交換器53及び室内機熱交換器63の各々の機能は、室内機熱交換器33の機能と同じである。室内機送風機44、室内機送風機54及び室内機送風機64の各々の機能は、室内機送風機34の機能と同じである。
なお、第1室内機3は検知部32を有していなくてもよい。その場合であっても、空気調和機1は検知部32を有し、検知部32は、第1室内機3に対応する空間の温度に関連する状態を検知する。第2室内機4は検知部42を有していなくてもよい。その場合であっても、空気調和機1は検知部42を有し、検知部42は、第2室内機4に対応する空間の温度に関連する状態を検知する。第3室内機5は検知部52を有していなくてもよい。その場合であっても、空気調和機1は検知部52を有し、検知部52は、第3室内機5に対応する空間の温度に関連する状態を検知する。第4室内機6は検知部62を有していなくてもよい。その場合であっても、空気調和機1は検知部62を有し、検知部62は、第4室内機6に対応する空間の温度に関連する状態を検知する。
操作装置7は、第1室内機3、第2室内機4、第3室内機5及び第4室内機6のうちの第1室内機3にだけ接続されており、ユーザによる操作装置7に対する操作に対応する情報である操作情報を、第2通信線10を介して第1室内機3に伝達する。操作情報は、ユーザの指示を含む。第1室内機3の室内機制御部31は、操作装置7から伝達された操作情報を受け取って、当該操作情報を、第1通信線9を介して室外機2の室外機制御部21に伝達する。
室外機制御部21は、室内機制御部31から伝達された操作情報を受け取って、当該操作情報を、第1通信線9を介して、第2室内機4の室内機制御部41と、第3室内機5の室内機制御部51と、第4室内機6の室内機制御部61とに伝達する。これにより、操作情報が空気調和機1の全体で共有される。その結果、室外機2、第1室内機3、第2室内機4、第3室内機5及び第4室内機6は、操作情報に対応するひとつの動作を実現することが可能になる。当該動作の例は、運転の開始又は運転の停止である。当該運転の例は、暖房運転又は冷房運転である。
実際には、室外機2、第1室内機3、第2室内機4、第3室内機5及び第4室内機6の動作は、操作情報のみによって決定されない。例えば、操作情報が冷房運転を行わせるための指示と設定温度とを含む場合、検知部32によって検知された第1室内機3に対応する空間の温度が設定温度より高いときに室外機制御部21は圧縮機24を動作させ、検知部32によって検知された温度が設定温度以下であるときに室外機制御部21は圧縮機24を動作させない。
操作装置7は、情報を表示する機能を有する。例えば、操作装置7は、タッチパネルを有していて、タッチパネルにより情報を表示する。例えば、室内機制御部31は、現在の運転の状況を示す情報を、第2通信線10を介して操作装置7に伝達し、操作装置7は、室内機制御部31から伝達された情報を受け取って、現在の運転の状況を示す情報を表示する。
図2は、実施の形態に係る空気調和機1が有する第1室内機3、第2室内機4、第3室内機5及び第4室内機6が部屋Aに配置された場合の配置の状況の例を示す図である。具体的には、図2は、第1室内機3、第2室内機4、第3室内機5及び第4室内機6が部屋Aに配置された場合の平面を示している。図2は、第1室内機3が配置される空間A1と、第2室内機4が配置される空間A2と、第3室内機5が配置される空間A3と、第4室内機6が配置される空間A4とを示している。
空間A1、空間A2、空間A3及び空間A4の4個の空間について、4個の空間のうちの任意のひとつの空間の大きさは、4個の空間のうちの別の任意のひとつの空間の大きさと同じである。第1室内機3は空間A1に対応していて、第2室内機4は空間A2に対応していて、第3室内機5は空間A3に対応していて、第4室内機6は空間A4に対応している。空間A1は第1室内機3に対応していて、空間A2は第2室内機4に対応していて、空間A3は第3室内機5に対応していて、空間A4は第4室内機6に対応している。
更に言うと、検知部32は空間A1に対応していて、検知部42は空間A2に対応していて、検知部52は空間A3に対応していて、検知部62は空間A4に対応している。空間A1は検知部32に対応していて、空間A2は検知部42に対応していて、空間A3は検知部52に対応していて、空間A4は検知部62に対応している。
部屋Aは、窓Bを有している。空間A3は、4個の空間のなかで窓Bに最も近い空間である。窓Bが日射により加熱されるので、空間A3の温度は、空間A1、空間A2及び空間A4の温度より高くなりやすい。空間A4には、人が居る。人は、熱源Cである。検知部32は、空間A1の温度と、日射が空間A1にもたらす影響と、空間A1における熱源の存在とを検知する。検知部42、検知部52及び検知部62の各々は、検知部32と同様に、対応する空間の温度と、日射が対応する空間にもたらす影響と、対応する空間における熱源の存在とを検知する。図2は、空間A1の温度が29℃であり、空間A2の温度が28℃であり、空間A3の温度が30℃であり、空間A4の温度が29℃であることを示している。
図3は、実施の形態に係る空気調和機1の構成を示す第2の図である。上述の通り、空気調和機1は、室外機2、第1室内機3、第2室内機4、第3室内機5、第4室内機6及び操作装置7を有する。第1室内機3は、室内機制御部31及び検知部32を有する。室内機制御部31は、検知部32によって得られた検知結果をもとに、検知結果が得られた時からあらかじめ決められた時間後の空間A1の温度を予測して予測結果を得る予測部311を有する。空間A1は、第1室内機3に対応する空間である。
室内機制御部31は、操作装置7から伝達される操作情報を受け付ける受付部312を更に有する。上述の通り、操作情報はユーザの指示を含む。室内機制御部31は、操作装置7に表示させる情報を作成して当該情報を操作装置7に伝達する表示制御部313を更に有する。例えば、当該情報は、室外機制御部21、室内機制御部31、室内機制御部41、室内機制御部51、室内機制御部61の運転の状態をもとに作成される。
第2室内機4の室内機制御部41は、検知部42によって得られた検知結果をもとに、検知結果が得られた時からあらかじめ決められた時間後の空間A2の温度を予測して予測結果を得る予測部411を有する。空間A2は、第2室内機4に対応する空間である。第3室内機5の室内機制御部51は、検知部52によって得られた検知結果をもとに、検知結果が得られた時からあらかじめ決められた時間後の空間A3の温度を予測して予測結果を得る予測部511を有する。空間A3は、第3室内機5に対応する空間である。第4室内機6の室内機制御部61は、検知部62によって得られた検知結果をもとに、検知結果が得られた時からあらかじめ決められた時間後の空間A4の温度を予測して予測結果を得る予測部611を有する。空間A4は、第4室内機6に対応する空間である。
第1室内機3は、予測部311によって得られた予測結果を室外機2及び操作装置7に伝達する。第2室内機4は、予測部411によって得られた予測結果を室外機2及び第1室内機3に伝達する。第3室内機5は、予測部511によって得られた予測結果を室外機2及び第1室内機3に伝達する。第4室内機6は、予測部611によって得られた予測結果を室外機2及び第1室内機3に伝達する。第1室内機3は、第2室内機4、第3室内機5及び第4室内機6の各々から伝達された予測結果を受け取って、受け取った予測結果を操作装置7に伝達する。すなわち、第2室内機4、第3室内機5及び第4室内機6によって得られたすべての予測結果は、室外機2及び操作装置7に伝達される。
操作装置7は、ユーザによる操作によって、第1室内機3、第2室内機4、第3室内機5及び第4室内機6によって得られたすべての予測結果の使用方法についての指示を受け付ける。つまり、操作装置7は、部屋Aを構成する複数の空間の各々について得られる予測結果の使用方法についての指示を受け付ける。複数の空間の各々について得られる予測結果は、検知部32、検知部42、検知部52及び検知部62のうちのひとつの検知部によって得られた検知結果をもとに、検知結果が得られた時からあらかじめ決められた時間後の上記のひとつの検知部に対応する空間の予測された温度である。
すべての予測結果は、複数の空間のすべての、上記の複数の空間の各々について得られる予測結果である。操作装置7によって受け付けられるすべての予測結果の使用方法についての指示の具体例については、後述する。室内機制御部31の受付部312は、操作装置7が受け付けて操作装置7から伝達される操作情報を受け付けて、操作情報を室外機制御部21に伝達する。操作情報は、すべての予測結果の使用方法についての指示を含む。
室外機制御部21は、室外機2に接続されている室内機の個数を示す情報を取得する構成情報取得部211を有する。具体的には、構成情報取得部211は、第1通信線9を介して通信を行うことにより、室外機2に接続されている室内機の個数を示す情報を取得する。室外機制御部21は、予測部311、予測部411、予測部511及び予測部611によって得られたすべての予測結果を取得する予測結果取得部212を更に有する。つまり、予測結果取得部212は、第1室内機3、第2室内機4、第3室内機5及び第4室内機6によって得られたすべての予測結果を取得する。
室外機制御部21は、受付部312から伝達された操作情報を取得する操作情報取得部213を更に有する。操作情報は、第1室内機3、第2室内機4、第3室内機5及び第4室内機6によって得られたすべての予測結果の使用方法についての指示を含む。室外機制御部21は、第1室内機3、第2室内機4、第3室内機5及び第4室内機6によって得られたすべての予測結果が同じであるか否かを判断する判断部214を更に有する。
室外機制御部21は、判断部214によって得られた判断結果をもとに空気調和の方法を決定する決定部215を更に有する。決定部215は、第1室内機3、第2室内機4、第3室内機5及び第4室内機6によって得られたすべての予測結果が同じであると判断部214によって判断された場合、当該すべての予測結果のうちのいずれかひとつの予測結果をもとに空気調和の方法を決定する。
決定部215は、すべての予測結果が同じでないと判断部214によって判断された場合、操作装置7が受け付けた指示にしたがって、すべての予測結果の一部又は全部をもとに空気調和の方法を決定する。操作装置7が受け付けた指示は、すべての予測結果の使用方法についての指示である。例えば、決定部215は、すべての予測結果が同じでないと判断部214によって判断された場合、操作装置7が受け付けた指示にしたがって、すべての予測結果のうちのいずれかひとつの予測結果を選択して選択した予測結果をもとに空気調和の方法を決定する。
室外機2、第1室内機3、第2室内機4、第3室内機5及び第4室内機6は、決定部215によって決定された方法をもとに部屋Aの空気調和を行う。例えば、室外機2、第1室内機3、第2室内機4、第3室内機5及び第4室内機6は、決定部215によって決定された方法をもとに、部屋Aの全体の温度を設定温度に近づける空気調和を行う。
操作装置7は、すべての予測結果が同じでない場合、つまり、すべての予測結果のうちのひとつの予測結果が他の予測結果と異なる場合、空気調和が行われるときに用いられるすべての予測結果の使用方法についての指示を受け付ける。例えば、操作装置7は、あらかじめ決められた快適性を実現する指示、エネルギの消費量を最も少なくする指示、第1室内機3、第2室内機4、第3室内機5及び第4室内機6のうちの空気調和が行われるときに用いられる予測結果を得る室内機を特定する指示を受け付ける。操作装置7は、すべての予測結果の使用方法についての指示を、判断部214によって判断結果が得られる前に受け付けてもよいし、判断部214によって判断結果が得られた後に受け付けてもよい。つまり、操作装置7は、すべての予測結果が同じでないと判断部214によって判断された後に空気調和が行われるときに用いられる予測結果を特定する指示を受け付けてもよい。
次に、実施の形態に係る空気調和機1の動作を説明する。図4は、実施の形態に係る空気調和機1が実行する一部の動作の手順を示す第1のフローチャートである。以下では、構成情報取得部211が室外機2に接続されている室内機の個数を示す情報を取得していて、予測結果取得部212が第1室内機3、第2室内機4、第3室内機5及び第4室内機6によって得られたすべての予測結果を取得していることを想定する。加えて、操作情報取得部213がすべての予測結果の使用方法についての指示を取得していることを想定する。
判断部214は、室外機2に複数の室内機が接続されているか否かを判断する(S1)。判断部214は、室外機2に複数の室内機が接続されていると判断した場合(S1でYes)、すべての予測結果が同じであるか否かを判断する(S2)。すべての予測結果が同じでないと判断部214によって判断された場合(S2でNo)、決定部215は、操作装置7が受け付けた指示にしたがって、空気調和の方法を決定する(S3)。当該指示は、すべての予測結果の使用方法についての指示である。室外機2、第1室内機3、第2室内機4、第3室内機5及び第4室内機6は、決定部215によって決定された方法をもとに空気調和を行う(S4)。ステップS3及びステップS4の動作の詳細については、図8を用いて後述する。
すべての予測結果が同じであると判断部214によって判断された場合(S2でYes)、決定部215は、すべての予測結果のうちのいずれかひとつの予測結果をもとに空気調和の方法を決定し、室外機2、第1室内機3、第2室内機4、第3室内機5及び第4室内機6は、上記のいずれかひとつの予測結果をもとに空気調和を行う(S5)。室外機2にはひとつの室内機だけが接続されていると判断部214によって判断された場合(S1でNo)、室外機2と、室外機2に接続されている室内機とは、室外機2に接続されている室内機によって得られた予測結果をもとに空気調和を行う(S6)。
次に、図4のステップS3及びステップS4の動作の例の詳細を説明する。第1室内機3、第2室内機4、第3室内機5及び第4室内機6によって得られたすべての予測結果が同じでないと判断部214によって判断された場合、第1室内機3は、判断部214によって得られた判断結果を室外機2から受け取って、判断結果を操作装置7に伝達する。操作装置7は、第1室内機3から伝達された判断結果を受け取って、判断結果を表示する。ユーザは、すべての予測結果が同じでない場合のすべての予測結果の使用方法についての指示を操作装置7で設定する。操作装置7は、当該指示を受け付けて、当該指示を第1室内機3に伝達する。
具体的には、ユーザは、すべての予測結果が同じでない場合、第1室内機3、第2室内機4、第3室内機5及び第4室内機6のうちの使用される予測結果を得た特定の室内機を操作装置7で設定する。又は、ユーザは、すべての予測結果が同じでない場合、特定の室内機以外のすべての予測結果の具体的な使用方法で設定する。つまり、すべての予測結果の使用方法についての指示は、第1室内機3、第2室内機4、第3室内機5及び第4室内機6のうちの使用される予測結果を得た室内機を特定する指示、又は、特定の室内機以外のすべての予測結果の具体的な使用方法を特定する指示である。
図5は、実施の形態に係る空気調和機1が有する操作装置7が表示する第1の画像71の例を示す図である。図5は、ユーザがすべての予測結果の使用方法についての指示を操作装置7で設定する場合の方法を説明するための第1の図である。第1の画像71は、すべての予測結果が同じでないと判断部214によって判断された場合に表示される。以下では、操作装置7は、タッチパネルを有していて、タッチパネルで第1の画像71を表示することを想定する。
第1の画像71における「先読みモード」という文字列は、すべての予測結果の一部又は全部をもとに空気調和が行われることを示している。第1の画像71は、室外機2に複数の室内機が接続されていることを示す「複数の室内機が設置されています。」という文字列と、すべての予測結果の使用方法についての指示の設定をユーザに促すための「予測結果の選択が可能です。」という文字列とを含む。
第1の画像71は、特定の室内機以外のすべての予測結果の具体的な使用方法を設定するための「使用方法」という文字列が付加されたボタン72と、使用される予測結果を得た室内機を特定するための「室内機」という文字列が付加されたボタン73とを含む。ユーザは、特定の室内機以外のすべての予測結果の具体的な使用方法を設定する場合にボタン72を押下し、使用される予測結果を得た特定の室内機を設定する場合にボタン73を押下する。
図6は、実施の形態に係る空気調和機1が有する操作装置7が表示する第2の画像74の例を示す図である。図6は、ユーザがすべての予測結果の使用方法についての指示を操作装置7で設定する場合の方法を説明するための第2の図である。第2の画像74は、第1の画像71でボタン72が押下された場合に表示される。第2の画像74における「先読みモード(使用方法)」という文字列は、ユーザが特定の室内機以外のすべての予測結果の具体的な使用方法を操作装置7で設定したことを示している。
第2の画像74は、特定の室内機以外のすべての予測結果の具体的な使用方法の設定をユーザに促すための「使用方法を選択してください。」という文字列を含む。第2の画像74は、空気調和機1が最大のパワーで空気調和を行う場合のすべての予測結果の使用方法を特定する「パワー」というボタン75と、空気調和機1がすべての予測結果の平均を用いて空気調和を行う場合のすべての予測結果の使用方法を特定する「平均」というボタン76と、空気調和機1がエネルギの消費量を最も少なくして空気調和を行う場合のすべての予測結果の使用方法を特定する「省エネルギ」というボタン77とを含む。
ユーザは、空気調和機1に最大のパワーで空気調和を行わせる場合にボタン75を押下し、空気調和機1にすべての予測結果の平均を用いて空気調和を行わせる場合にボタン76を押下し、空気調和機1にエネルギの消費量を最も少なくして空気調和を行わせる場合にボタン77を押下する。
図7は、実施の形態に係る空気調和機1が有する操作装置7が表示する第3の画像78の例を示す図である。図7は、ユーザがすべての予測結果の使用方法についての指示を操作装置7で設定する場合の方法を説明するための第3の図である。第3の画像78は、第1の画像71でボタン73が押下された場合に表示される。第3の画像78における「先読みモード」という文字列は、すべての予測結果の一部又は全部をもとに空気調和が行われることを示している。第3の画像78は、第1室内機3、第2室内機4、第3室内機5及び第4室内機6のうちの使用される予測結果が得られた特定の室内機の設定をユーザに促すための「室内機を選択してください。」という文字列を含む。
第3の画像78は、ユーザが第1室内機3、第2室内機4、第3室内機5及び第4室内機6のうちのいずれかの室内機を選択する場合の判断基準を示す付加情報を表示してもよい。例えば、付加情報は、各室内機の予測結果、各室内機が配置されている空間の温度、及び各室内機が配置されている空間の熱特性の一部又は全部を含む。付加情報は、文字列又は記号で表示されてもよいし、色の濃さが異なる複数のボタンで表示されてもよい。操作装置7は、付加情報の表示を切り替える機能を有していてもよい。
第3の画像78は、第1室内機3に対応するボタン79と、第2室内機4に対応するボタン80と、第3室内機5に対応するボタン81と、第4室内機6に対応するボタン82とを含む。ユーザは、第1室内機3が得た予測結果をもとに空気調和機1に空気調和を行わせる場合にボタン79を押下し、第2室内機4が得た予測結果をもとに空気調和機1に空気調和を行わせる場合にボタン80を押下し、第3室内機5が得た予測結果をもとに空気調和機1に空気調和を行わせる場合にボタン81を押下し、第4室内機6が得た予測結果をもとに空気調和機1に空気調和を行わせる場合にボタン82を押下する。
受付部312は、操作装置7で設定されて操作装置7から伝達される指示を受け付けて、当該指示を室外機制御部21に伝達する。操作情報取得部213は、受付部312から伝達される当該指示を取得する。当該指示は、すべての予測結果の使用方法についての指示である。図8は、実施の形態に係る空気調和機1が実行する一部の動作の手順を示す第2のフローチャートである。図8は、図4のステップS3及びステップS4の動作の手順の例の詳細を示している。
判断部214は、すべての予測結果の使用方法についての指示が、特定の室内機以外のすべての予測結果の具体的な使用方法を特定する指示であるのか、使用される予測結果を得た室内機を特定する指示であるのかを判断する(S11)。図8では、ステップS11の動作は『「使用方法/室内機」?』という文字列で表現されている。判断部214は、当該指示が特定の室内機以外のすべての予測結果の具体的な使用方法を特定する指示であると判断した場合(S11で使用方法)、すべての予測結果の具体的な使用方法を判断する(S12)。
具体的な使用方法が空気調和機1に最大のパワーで空気調和を行わせる方法であると判断部214によって判断された場合(S12でパワー)、決定部215は、すべての予測結果のうちの空気調和機1の負荷が最も大きくなる予測結果をもとに空気調和の方法を決定し、室外機2、第1室内機3、第2室内機4、第3室内機5及び第4室内機6は、負荷が最も大きくなる予測結果をもとに空気調和を行う(S13)。図2の部屋Aの例では、4個の空間では空間A3の温度が最も高く、冷房運転において温度が高いほど負荷が大きいので、室外機2、第1室内機3、第2室内機4、第3室内機5及び第4室内機6は、空間A3の予測結果をもとに空気調和を行う。
具体的な使用方法が空気調和機1にエネルギの消費量を最も少なくして空気調和を行わせる方法であると判断部214によって判断された場合(S12で省エネルギ)、決定部215は、すべての予測結果のうちの空気調和機1の負荷が最も小さくなる予測結果をもとに空気調和の方法を決定し、室外機2、第1室内機3、第2室内機4、第3室内機5及び第4室内機6は、負荷が最も小さくなる予測結果をもとに空気調和を行う(S14)。図2の部屋Aの例では、4個の空間では空間A2の温度が最も低く、冷房運転において温度が低いほど負荷が小さいので、室外機2、第1室内機3、第2室内機4、第3室内機5及び第4室内機6は、空間A2の予測結果をもとに空気調和を行う。
図9は、実施の形態に係る空気調和機1が有する操作装置7が表示する第4の画像83の例を示す図である。第4の画像83は、すべての予測結果のうちの空気調和機1の負荷が最も小さくなる予測結果をもとに空気調和が行われる場合に操作装置7によって表示される。すなわち、第4の画像83は、第2の画像74でボタン77が押下された場合に表示される。第4の画像83は、空気調和機1がエネルギの消費量を最も少なくして空気調和を行うことを示す「先読みモード 使用方法(省エネルギ)」という文字列と、冷房運転が行われることを示す「運転モード 冷房」という文字列と、設定温度が23.0℃であることを示す「設定温度 23.0℃」という文字列と、風速が自動で決定されることを示す「風速 自動」という文字列とを含む。
具体的な使用方法が空気調和機1にすべての予測結果の平均を用いて空気調和を行わせる方法であると判断部214によって判断された場合(S12で平均)、決定部215は、すべての予測結果の平均をもとに空気調和の方法を決定し、室外機2、第1室内機3、第2室内機4、第3室内機5及び第4室内機6は、すべての予測結果の平均をもとに空気調和を行う(S15)。
ステップS11において、指示が使用される予測結果を得た室内機を特定する指示であると判断部214によって判断された場合(S11で室内機)、決定部215は、特定された室内機によって得られた予測結果をもとに空気調和の方法を決定し、室外機2、第1室内機3、第2室内機4、第3室内機5及び第4室内機6は、特定された室内機によって得られた予測結果をもとに空気調和を行う(S16)。例えば、特定された室内機が第1室内機3である場合、室外機2、第1室内機3、第2室内機4、第3室内機5及び第4室内機6は、第1室内機3によって得られた予測結果をもとに空気調和を行う。
図10は、実施の形態に係る空気調和機1が有する操作装置7が表示する第5の画像84の例を示す図である。第5の画像84は、特定された室内機によって得られた予測結果をもとに空気調和が行われる場合に操作装置7によって表示される。図10は、特定された室内機が第1室内機3である場合の第5の画像84を示している。具体的には、第5の画像84は、空気調和機1が第1室内機3によって得られた予測結果をもとに空気調和を行うことを示す「先読みモード 室内機(第1室内機)」という文字列と、冷房運転が行われることを示す「運転モード 冷房」という文字列と、設定温度が23.0℃であることを示す「設定温度 23.0℃」という文字列と、風速が自動で決定されることを示す「風速 自動」という文字列とを含む。
上述の通り、実施の形態に係る空気調和機1は、すべての予測結果が同じでないと判断した場合、操作装置7が受け付けた指示にしたがって、すべての予測結果の一部又は全部をもとに空気調和の方法を決定する。すなわち、空気調和機1は、部屋Aを構成する4個の空間のすべての予測された温度が同じでなくても予測された温度をもとに部屋Aの空気調和を行うことができる。
空気調和機1は、すべての予測結果が同じでないと判断した場合、すべての予測結果の使用方法についての指示をユーザから受け付け、ユーザの指示にしたがって、空気調和を行う。すなわち、空気調和機1は、すべての予測結果が同じでないと判断した場合のすべての予測結果の使用をユーザに決定させることができる。例えば、ユーザは、自らの快適性に対応する空気調和、又は省エネルギに対応する空気調和を空気調和機1に行わせることができる。
なお、操作装置7は、すべての予測結果が同じでないと判断される場合、あらかじめ決められた快適性を実現する指示を受け付けてもよい。当該指示は、すべての予測結果の使用方法についてのひとつの指示である。例えば、決定部215は、操作装置7があらかじめ決められた快適性を実現する指示を受け付けた場合、すべての予測結果のうちの空気調和についての負荷が最も大きくなる予測結果をもとに空気調和の方法を決定する。例えば、あらかじめ決められた快適性を実現する指示は、空気調和機1に最大のパワーで空気調和を行わせる指示である。
決定部215によって決定される方法は、室外機2に接続されている室内機の個数によって変わる可能性がある。決定部215によって決定される方法は、すべての予測結果が同じであるか否かを示す判断結果によって変わる可能性もある。操作装置7は、すべての予測結果の使用方法についての指示をユーザに設定させるための第1の画像71、第2の画像74及び第3の画像78を適切に表示するために、室外機2に接続されている室内機の個数を示す情報と、すべての予測結果とを定期的に取得する。操作装置7は、定期的に取得した情報をもとに、第1の画像71、第2の画像74及び第3の画像78を表示する。
実施の形態に係る空気調和機1は、第1室内機3、第2室内機4、第3室内機5及び第4室内機6を有する。上述の通り、第1室内機3、第2室内機4、第3室内機5及び第4室内機6は、複数の室内機の例である。空気調和機1は、2個、3個又は5個以上の室内機を有してもよい。複数の室内機のうちの任意のひとつの室内機は、複数の室内機のうちの別の任意のひとつの室内機の動作と異なる動作を行ってもよい。
上述の実施の形態では、室内機制御部31が操作装置7から伝達される操作情報を受け取って当該操作情報を室外機制御部21に伝達し、室外機制御部21が室内機制御部31から伝達される操作情報を受け取って当該操作情報を室内機制御部41、室内機制御部51及び室内機制御部61に伝達する。しかしながら、室内機制御部31が操作情報を室内機制御部41、室内機制御部51及び室内機制御部61に伝達してもよい。
操作装置7は、第1室内機3でなく、第2室内機4、第3室内機5及び第4室内機6のうちのいずれかの室内機に接続されてもよい。その場合、第2室内機4、第3室内機5及び第4室内機6のうちの操作装置7に接続される室内機は、受付部312と同等の機能を持つ受付部と、表示制御部313と同等の機能を持つ表示制御部とを有する。操作装置7がいずれの室内機に接続されても、操作情報は、操作装置7が第1室内機3に接続される場合と同様に伝達される。
室外機制御部21は、予測部311、予測部411、予測部511及び予測部611が有する機能を有する予測部を有してもよい。
構成情報取得部211、予測結果取得部212、操作情報取得部213、判断部214及び決定部215の各々は、第1室内機3、第2室内機4、第3室内機5及び第4室内機6のうちのいずれかの室内機に設けられてもよい。
図11は、実施の形態に係る空気調和機1の室外機2が有する室外機制御部21の少なくとも一部がプロセッサ91によって実現される場合のプロセッサ91を示す図である。つまり、室外機制御部21の少なくともの一部の機能は、メモリ92に格納されるプログラムを実行するプロセッサ91によって実現されてもよい。
プロセッサ91は、CPU(Central Processing Unit)、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、又はDSP(Digital Signal Processor)である。図11には、メモリ92も示されている。
室外機制御部21の少なくとも一部の機能がプロセッサ91によって実現される場合、当該少なくとも一部の機能は、プロセッサ91と、ソフトウェア、ファームウェア、又は、ソフトウェア及びファームウェアとの組み合わせにより実現される。ソフトウェア又はファームウェアはプログラムとして記述され、メモリ92に格納される。プロセッサ91は、メモリ92に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、室外機制御部21の少なくとも一部の機能を実現する。
室外機制御部21の少なくとも一部の機能がプロセッサ91によって実現される場合、室外機2は、室外機制御部21によって実行されるステップの少なくとも一部が結果的に実行されることになるプログラムを格納するためのメモリ92を有する。メモリ92に格納されるプログラムは、室外機制御部21の少なくとも一部をコンピュータに実行させるものであるともいえる。
メモリ92は、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(登録商標)(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)等の不揮発性もしくは揮発性の半導体メモリ、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク又はDVD(Digital Versatile Disk)等である。
図12は、実施の形態に係る空気調和機1の室外機2が有する室外機制御部21の少なくとも一部が処理回路93によって実現される場合の処理回路93を示す図である。つまり、室外機制御部21の少なくとも一部は、処理回路93によって実現されてもよい。
処理回路93は、専用のハードウェアである。処理回路93は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化されたプロセッサ、並列プログラム化されたプロセッサ、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、又はこれらを組み合わせたものである。
室外機制御部21の一部は、残部と別個の専用のハードウェアであってもよい。
室外機制御部21の複数の機能について、当該複数の機能の一部がソフトウェア又はファームウェアで実現され、当該複数の機能の残部が専用のハードウェアで実現されてもよい。このように、室外機制御部21の複数の機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、又はこれらの組み合わせによって実現することができる。
第1室内機3が有する室内機制御部31及び検知部32の少なくとも一部は、プロセッサによって実現されてもよいし、処理回路によって実現されてもよい。第2室内機4が有する室内機制御部41及び検知部42の少なくとも一部は、プロセッサによって実現されてもよいし、処理回路によって実現されてもよい。第3室内機5が有する室内機制御部51及び検知部52の少なくとも一部は、プロセッサによって実現されてもよいし、処理回路によって実現されてもよい。第4室内機6が有する室内機制御部61及び検知部62の少なくとも一部は、プロセッサによって実現されてもよいし、処理回路によって実現されてもよい。上記のプロセッサは、プロセッサ91と同様のプロセッサである。上記の処理回路は、処理回路93と同様の処理回路である。
以上の実施の形態に示した構成は、一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略又は変更することも可能である。
1 空気調和機、2 室外機、3 第1室内機、4 第2室内機、5 第3室内機、6 第4室内機、7 操作装置、8 冷媒配管、9 第1通信線、10 第2通信線、21 室外機制御部、22 室外機熱交換器、23 室外機送風機、24 圧縮機、25 四方弁、26 膨張弁、31,41,51,61 室内機制御部、32,42,52,62 検知部、33,43,53,63 室内機熱交換器、34,44,54,64 室内機送風機、71 第1の画像、72,73,75,76,77,79,80,81,82 ボタン、74 第2の画像、78 第3の画像、83 第4の画像、84 第5の画像、91 プロセッサ、92 メモリ、93 処理回路、211 構成情報取得部、212 予測結果取得部、213 操作情報取得部、214 判断部、215 決定部、311,411,511,611 予測部、312 受付部、313 表示制御部、A 部屋、A1,A2,A3,A4 空間、B 窓、C 熱源。

Claims (6)

  1. 室外機と、
    前記室外機に接続されて前記室外機と共に空気調和を行う複数の室内機と、
    温度に関連する状態を検知する複数の検知部と、
    ユーザによって操作され、部屋を構成する複数の空間の各々について得られる予測結果の使用方法についての指示を受け付ける操作装置と、
    すべての予測結果が同じであるか否かを判断する判断部と、
    前記判断部によって得られた判断結果をもとに空気調和の方法を決定する決定部とを備え、
    前記複数の室内機の各々は、前記複数の空間のいずれかひとつに対応し、
    前記複数の検知部の各々は、前記複数の空間のいずれかひとつに対応し、
    前記複数の空間の各々は、前記複数の室内機のいずれかひとつに対応すると共に、前記複数の検知部のいずれかひとつに対応し、
    前記複数の検知部の各々は、対応する空間の温度に関連する状態を検知し、
    前記複数の空間の各々について得られる予測結果は、前記複数の検知部のうちのひとつの検知部によって得られた検知結果をもとに、前記検知結果が得られた時からあらかじめ決められた時間後の前記ひとつの検知部に対応する空間の予測された温度であって、
    前記すべての予測結果は、前記複数の空間のすべての、前記複数の空間の各々について得られる予測結果であって、
    前記決定部は、
    前記すべての予測結果が同じであると前記判断部によって判断された場合、前記すべての予測結果のうちのいずれかひとつの予測結果をもとに空気調和の方法を決定し、
    前記すべての予測結果が同じでないと前記判断部によって判断された場合、前記操作装置が受け付けた前記指示にしたがって、前記すべての予測結果の一部又は全部をもとに空気調和の方法を決定し、
    前記室外機及び前記複数の室内機は、前記決定部によって決定された前記方法をもとに前記部屋の空気調和を行う
    空気調和機。
  2. 前記複数の室内機によって得られたすべての前記予測結果は、前記室外機及び前記操作装置に伝達される
    請求項1に記載の空気調和機。
  3. 前記操作装置は、前記すべての予測結果が同じでないと前記判断部によって判断された後に空気調和が行われるときに用いられる予測結果を特定する前記指示を受け付ける
    請求項1に記載の空気調和機。
  4. 前記操作装置によって受け付けられる前記指示は、あらかじめ決められた快適性を実現する指示、又はエネルギの消費量を最も少なくする指示である
    請求項1に記載の空気調和機。
  5. 前記操作装置は、あらかじめ決められた快適性を実現する前記指示と、エネルギの消費量を最も少なくする前記指示と、前記すべての予測結果の平均を使用させる前記指示とのうちのいずれかを受け付け、
    前記すべての予測結果が同じでないと前記判断部によって判断された場合、前記決定部は、
    前記操作装置が前記あらかじめ決められた快適性を実現する前記指示を受け付けたとき、前記すべての予測結果のうちの空気調和についての負荷が最も大きくなる予測結果をもとに空気調和の方法を決定し、
    前記操作装置が前記エネルギの消費量を最も少なくする前記指示を受け付けたとき、前記すべての予測結果のうちの空気調和についての負荷が最も小さくなる予測結果をもとに空気調和の方法を決定し、
    前記操作装置が前記すべての予測結果の平均を使用させる前記指示を受け付けたとき、前記すべての予測結果の平均をもとに空気調和の方法を決定する
    請求項1に記載の空気調和機。
  6. 前記操作装置は、前記すべての予測結果が同じでない場合に前記複数の室内機のうちの空気調和が行われるときに用いられる予測結果を得る室内機を特定する前記指示を受け付ける
    請求項1に記載の空気調和機。
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