JP7204008B2 - 制御装置、制御方法、及び制御プログラム - Google Patents

制御装置、制御方法、及び制御プログラム Download PDF

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Description

本発明は、制御装置、制御方法、及び制御プログラムに関する。
通信システムは、指令所である中央局と、沿線に設置された複数の基地局と含む。中央局と複数の基地局とは、ツリー状のネットワークで接続されている。列車には、移動局が備えられている。移動局は、沿線の基地局を介して、中央局と通信する。これにより、列車の運転士又は車掌と、指令所の指令員との間で、音声通信が実現される。
列車がある基地局のエリアから進行方向(言い換えれば、前方)の基地局のエリアに移動する場合、移動局は、中央局と音声通信を継続するために通信中の基地局から進行方向の基地局に通信先を切り替える。切り替え処理は、ハンドオーバと呼ばれる。以下、基地局のエリアは、基地局ゾーンと呼ぶ。
また、中央局は、移動局が音声通信で使用している無線チャネルと、他の移動局の音声通信で使用している無線チャネルとが重複しないように、無線チャネルを予約する。予約の処理は、閉塞と呼ぶ。
列車が高速で移動することで、ハンドオーバの際に移動局と中央局との間の通信に瞬間的な途切れが発生する。これにより、音が途切れるようになる。そこで、音が途切れる時間を短くする技術が提案されている(特許文献1を参照)。例えば、特許文献1のルータは、列車が存在する基地局ゾーンの基地局と、列車が次に進入する基地局ゾーンの基地局とにデータを同報送信する。
特開2007-324635号公報
ところで、列車は、前方に分岐が存在する場合、分岐先の何れかの線路を進む。上記技術が実行される場合、列車が分岐でどの線路を進むのかを示す情報が必要である。運行が日々変化するため、上記技術を実行する装置は、当該情報を記憶していない。一方、列車は、当該情報を記憶している。そこで、当該装置が上記技術を実行する前に、毎回、当該情報を列車から取得する方法が考えられる。しかし、何らかの原因で当該装置が当該情報を列車から取得できない場合が考えられる。また、一部が破損した状態の当該情報を当該装置が取得する場合も考えられる。このような場合、当該装置は、上記技術を実行することができない。
本発明の目的は、音が途切れる時間を短くすることである。
本発明の一態様に係る制御装置が提供される。制御装置は、第1の基地局から送信される信号の受信エリアである第1の基地局ゾーンに存在し、かつ線路を走行する列車に備えられている通信装置と前記第1の基地局を介して通信する。制御装置は、前記線路上の分岐点が前記第1の基地局ゾーンに存在することを示す分岐情報と、前記第1の基地局の1つ先に存在する複数の基地局を示す情報とを取得する取得部と、前記分岐情報に基づいて、前記第1の基地局ゾーンに前記分岐点が存在することを検出した場合、前記第1の基地局と前記複数の基地局とに同じ音声信号を送信する制御部と、を有する。
本発明によれば、音が途切れる時間を短くできる。
通信システムを示す図である。 中央局の例を示す図である。 制御装置が有するハードウェアの構成を示す図である。 存在テーブルの例を示す図である。 管理テーブルの例を示す図である。 制御装置が実行する処理のフローチャート(その1)を示す図である。 制御装置が実行する処理のフローチャート(その2)を示す図である。 制御装置が実行する処理のフローチャート(その3)を示す図である。 音声通信処理のフローチャートを示す図である。 通信システムで実行される処理の例を示すシーケンス図(その1)である。 通信システムで実行される処理の例を示すシーケンス図(その2)である。 基地局の状況を示す図(その1)である。 通信システムで実行される処理の例を示すシーケンス図(その3)である。 基地局の状況を示す図(その2)である。 通信システムで実行される処理の例を示すシーケンス図(その4)である。 基地局の状況を示す図(その3)である。
以下、図面を参照しながら実施の形態を説明する。以下の実施の形態は、例にすぎず、本発明の範囲内で種々の変更が可能である。
実施の形態.
図1は、通信システムを示す図である。通信システムは、中央局10、基地局20~28、及び列車30に備えられている移動局31を含む。
中央局10と基地局20~28は、ネットワーク40を介して、接続する。中央局10と移動局31は、基地局20~28の何れかの基地局を介して、接続することができる。
中央局10には、指令電話機11が設置されている。指令電話機11は、指令員に使われる。
基地局20は、基地局Aとも言う。基地局21は、基地局Bとも言う。基地局22は、基地局Cとも言う。基地局23は、基地局Dとも言う。基地局24は、基地局Eとも言う。基地局25は、基地局Fとも言う。基地局26は、基地局Gとも言う。基地局27は、基地局Hとも言う。基地局28は、基地局Iとも言う。
列車30は、線路を走行する。移動局31は、通信装置とも言う。図1は、線路上に存在する分岐点50を示している。
図2は、中央局の例を示す図である。中央局10には、指令電話機11と制御装置100が設置されている。制御装置100は、制御方法を実行する装置である。
ここで、制御装置100が有するハードウェアについて説明する。
図3は、制御装置が有するハードウェアの構成を示す図である。制御装置100は、プロセッサ101、揮発性記憶装置102、及び不揮発性記憶装置103を有する。
プロセッサ101は、制御装置100全体を制御する。例えば、プロセッサ101は、CPU(Central Processing Unit)、又はFPGA(Field Programmable Gate Array)などである。プロセッサ101は、マルチプロセッサでもよい。制御装置100は、処理回路によって実現されてもよく、又は、ソフトウェア、ファームウェア若しくはそれらの組み合わせによって実現されてもよい。なお、処理回路は、単一回路又は複合回路でもよい。
揮発性記憶装置102は、制御装置100の主記憶装置である。例えば、揮発性記憶装置102は、RAM(Random Access Memory)である。不揮発性記憶装置103は、制御装置100の補助記憶装置である。例えば、不揮発性記憶装置103は、HDD(Hard Disk Drive)、又はSSD(Solid State Drive)である。
図2に戻って、制御装置100が有する機能ブロックを説明する。
制御装置100は、記憶部110、取得部120、制御部130、及び管理部140を有する。
記憶部110は、揮発性記憶装置102又は不揮発性記憶装置103に確保した記憶領域として実現してもよい。
取得部120、制御部130、及び管理部140の一部又は全部は、プロセッサ101によって実現してもよい。取得部120、制御部130、及び管理部140の一部又は全部は、プロセッサ101が実行するプログラムのモジュールとして実現してもよい。例えば、プロセッサ101が実行するプログラムは、制御プログラムとも言う。例えば、制御プログラムは、記録媒体に記録されている。
記憶部110は、存在テーブルと管理テーブルを記憶する。ここで、存在テーブルと管理テーブルを説明する。
図4は、存在テーブルの例を示す図である。存在テーブル111は、記憶部110に格納されている。存在テーブル111は、基地局と進行方向の項目を有する。図4の存在テーブル111は、移動局31が基地局Bの基地局ゾーンに存在することを示している。また、図4の存在テーブル111は、移動局31が下り方向に進んでいることを示している。
図5は、管理テーブルの例を示す図である。管理テーブル112は、記憶部110に格納されている。管理テーブル112は、基地局名1と基地局名2の項目を有する。制御部130は、管理テーブル112に基づいて、分岐点50を特定することができる。例えば、制御部130は、基地局名1の項目に登録されている基地局と基地局名2の項目に登録されている基地局とが異なる組合せを特定する。よって、制御部130は、基地局Dと基地局Gの組合せを特定する。制御部130は、当該組合せの1つ上の組合せを特定する。そして、制御部130は、基地局Cの基地局ゾーンに分岐点50が存在することを特定する。
また、基地局が増加又は減少した場合、管理テーブル112は、更新される。
図2に戻って、取得部120を説明する。
取得部120は、線路上の分岐点が第1の基地局ゾーンに存在することを示す分岐情報を取得する。また、取得部120は、第1の基地局の1つ先に存在する複数の基地局を示す情報を取得する。言い換えれば、取得部120は、列車30の進行方向に存在し、かつ分岐点の先に存在する複数の基地局を示す情報を取得する。
ここで、例えば、第1の基地局は、基地局22(すなわち、基地局C)とする。第1の基地局ゾーンは、基地局22の基地局ゾーンとする。基地局22の基地局ゾーンは、基地局22から送信される信号の受信エリアである。
上述したように、制御部130は、管理テーブル112を用いて、基地局Cの基地局ゾーンに分岐点50が存在することを特定できる。よって、管理テーブル112には、分岐情報が含まれていると言える。また、制御部130は、管理テーブル112を参照することで、基地局Cの1つ先に存在する複数の基地局を特定できる。例えば、制御部130は、基地局名1の項目に登録されている基地局と基地局名2の項目に登録されている基地局とが異なる組合せが当該複数の基地局であることを特定する。具体的には、制御部130は、基地局Dと基地局Gとが当該複数の基地局であることを特定する。よって、管理テーブル112には、第1の基地局の1つ先に存在する複数の基地局を示す情報が含まれていると言える。すなわち、取得部120が管理テーブル112を記憶部110から取得することは、分岐情報と第1の基地局の1つ先に存在する複数の基地局を示す情報とを取得部120が取得していると言える。
上述したように、管理テーブル112には、分岐情報と第1の基地局の1つ先に存在する複数の基地局を示す情報とが含まれている。しかし、分岐情報と第1の基地局の1つ先に存在する複数の基地局を示す情報とは、個別に存在してもよい。
ここで、管理テーブル112は、外部装置に格納されてもよい。例えば、外部装置は、クラウドサーバである。取得部120は、管理テーブル112を外部装置から取得してもよい。
制御部130は、基地局20~28と通信することができる。また、制御部130は、基地局20~28の何れかを介して、移動局31と通信することができる。制御部130は、指令電話機11と移動局31との間で行われる音声通信を制御する。
ここで、例えば、制御部130は、基地局22の基地局ゾーンに存在する列車30に備えられている移動局31と基地局22を介して通信する。制御部130は、分岐情報に基づいて、基地局22の基地局ゾーンに分岐点50が存在することを検出した場合、基地局22と、基地局22の1つ先に存在する基地局23,26とに同じ音声信号を送信する。また、制御部130は、基地局22、基地局23、及び基地局26のそれぞれに、異なるタイミングで同じ音声信号を送信してもよい。なお、以下の説明では、音声信号の送信は、同報送信とする。
制御部130の詳細な機能については、後で説明する。
管理部140は、移動局31と逐次通信を行う。そして、管理部140は、移動局31が存在する基地局ゾーンの基地局を示す情報を存在テーブル111に登録する。
次に、フローチャートを用いて、制御装置100が実行する処理を説明する。また、当該説明では、具体例を用いる。具体例では、移動局31が基地局21の基地局ゾーンに存在するものとする。
図6は、制御装置が実行する処理のフローチャート(その1)を示す図である。
(ステップS11)制御部130は、指令電話機11から移動局31の呼び出しを受け付ける。
(ステップS12)制御部130は、移動局31が存在する基地局ゾーンの基地局と1つの後方の基地局を閉塞する。例えば、制御部130は、移動局31が存在する基地局ゾーンの基地局21と1つの後方の基地局20を閉塞する。また、移動局31が存在する基地局ゾーンの基地局は、存在基地局と呼ぶ。
(ステップS13)制御部130は、管理テーブル112を参照し、存在基地局の基地局ゾーンに分岐点が存在するか否かを判定する。存在基地局の基地局ゾーンに分岐点が存在しない場合、制御部130は、処理をステップS14に進める。存在基地局の基地局ゾーンに分岐点が存在する場合、制御部130は、処理をステップS15に進める。
例えば、制御部130は、管理テーブル112を参照し、基地局21の基地局ゾーンに分岐点が存在しないと判定する。制御部130は、処理をステップS14に進める。
(ステップS14)制御部130は、1つ前方の基地局を閉塞する。例えば、制御部130は、基地局22を閉塞する。
制御部130は、処理をステップS16に進める。
(ステップS15)制御部130は、分岐先の1つ目の基地局と2つ目の基地局を閉塞する。そして、制御部130は、処理をステップS21に進める。
(ステップS16)制御部130は、管理テーブル112を参照し、1つ前方の基地局の基地局ゾーンに分岐点が存在するか否かを判定する。1つ前方の基地局の基地局ゾーンに分岐点が存在しない場合、制御部130は、処理をステップS17に進める。1つ前方の基地局の基地局ゾーンに分岐点が存在する場合、制御部130は、処理をステップS18に進める。
例えば、制御部130は、管理テーブル112を参照し、基地局22の基地局ゾーンに分岐点50が存在すると判定する。制御部130は、処理をステップS18に進める。
(ステップS17)制御部130は、2つ前方の基地局を閉塞する。そして、制御部130は、処理をステップS21に進める。
(ステップS18)制御部130は、分岐先の1つ目の基地局を閉塞する。例えば、制御部130は、基地局23と基地局26を閉塞する。
制御部130は、処理をステップS21に進める。
図7は、制御装置が実行する処理のフローチャート(その2)を示す図である。
(ステップS21)制御部130は、指令電話機11と移動局31との間で、セッションを確立させる。すなわち、制御部130は、音声パスを確立させる。これにより、指令電話機11と移動局31は、基地局21を介して、音声通信を行うことができる。
(ステップS22)制御部130は、音声通信処理を行う。例えば、音声通信処理では、制御部130は、基地局21の基地局ゾーンに分岐点が存在しないため、基地局21と基地局22に音声信号を同報送信する。
ここで、移動局31は、基地局22の基地局ゾーンに移動するものとする。移動局31は、通信先が基地局21から基地局22に変化したことを検出する。移動局31は、継続要求を制御装置100に送信する。
(ステップS23)制御部130は、移動局31から継続要求を受信する。
(ステップS24)制御部130は、後方の2つ目の基地局の閉塞を解除する。例えば、制御部130は、基地局20の閉塞を解除する。
(ステップS25)制御部130は、管理テーブル112を参照し、1つ後方の基地局の基地局ゾーンに分岐点が存在するか否かを判定する。当該基地局ゾーンに分岐点が存在しない場合、制御部130は、処理をステップS31に進める。当該基地局ゾーンに分岐点が存在する場合、制御部130は、処理をステップS26に進める。
例えば、制御部130は、管理テーブル112を参照し、基地局21の基地局ゾーンに分岐点が存在しないと判定する。制御部130は、処理をステップS31に進める。
(ステップS26)制御部130は、ハンドオーバしなかった基地局の閉塞を解除する。そして、制御部130は、処理をステップS31に進める。
図8は、制御装置が実行する処理のフローチャート(その3)を示す図である。
(ステップS31)制御部130は、管理テーブル112を参照し、存在基地局の基地局ゾーンに分岐点が存在するか否かを判定する。存在基地局の基地局ゾーンに分岐点が存在しない場合、制御部130は、処理をステップS33に進める。存在基地局の基地局ゾーンに分岐点が存在する場合、制御部130は、処理をステップS32に進める。
例えば、制御部130は、管理テーブル112を参照し、基地局22の基地局ゾーンに分岐点50が存在すると判定する。制御部130は、処理をステップS32に進める。
(ステップS32)制御部130は、管理テーブル112を参照し、分岐先の2つ目の基地局を閉塞する。制御部130は、処理をステップS36に進める。
例えば、制御部130は、管理テーブル112を参照し、基地局24と基地局27を閉塞する。そして、制御部130は、処理をステップS36に進める。
(ステップS33)制御部130は、管理テーブル112を参照し、1つ前方の基地局の基地局ゾーンに分岐点が存在するか否かを判定する。当該基地局ゾーンに分岐点が存在しない場合、制御部130は、処理をステップS34に進める。当該基地局ゾーンに分岐点が存在する場合、制御部130は、処理をステップS35に進める。
(ステップS34)制御部130は、2つ前方の基地局を閉塞する。そして、制御部130は、処理をステップS36に進める。
(ステップS35)制御部130は、分岐先の2つ目の基地局を閉塞する。そして、制御部130は、処理をステップS36に進める。
(ステップS36)制御部130は、音声通信処理を行う。例えば、音声通信処理では、制御部130は、音声信号の送信先を基地局21から基地局22に変更する。制御部130は、基地局22の基地局ゾーンに分岐点が存在するため、基地局22と基地局23と基地局26に音声信号を同報送信する。
制御部130は、処理をステップS23に進める。
図9は、音声通信処理のフローチャートを示す図である。図9の処理は、ステップS22とステップS36に対応する。
(ステップS41)制御部130は、管理テーブル112を参照し、存在基地局の基地局ゾーンに分岐点が存在するか否かを判定する。当該基地局ゾーンに分岐点が存在しない場合、制御部130は、処理をステップS42に進める。当該基地局ゾーンに分岐点が存在する場合、制御部130は、処理をステップS43に進める。
(ステップS42)制御部130は、存在基地局と存在基地局の1つ前方の基地局とに音声信号を同報送信する。
(ステップS43)制御部130は、存在基地局と分岐先の1つ目の基地局とに音声信号を同報送信する。
以下、移動局31が基地局23の基地局ゾーンに移動した場合を説明する。移動局31は、通信先が基地局22から基地局23に変化したことを検出する。移動局31は、継続要求を制御装置100に送信する。
制御部130は、移動局31から継続要求を受信する(ステップS23)。制御部130は、基地局21の閉塞を解除する(ステップS24)。制御部130は、管理テーブル112を参照し、基地局22の基地局ゾーンに分岐点が存在すると判定する(ステップS25でYes)。制御部130は、基地局26と基地局27の閉塞を解除する(ステップS26)。
制御部130は、管理テーブル112を参照し、基地局23の基地局ゾーンに分岐点が存在しないと判定する(ステップS31でNo)。制御部130は、管理テーブル112を参照し、基地局24の基地局ゾーンに分岐点が存在しないと判定する(ステップS33でNo)。制御部130は、基地局25を閉塞する(ステップS34)。制御部130は、音声信号の送信先を基地局22から基地局23に変更する(ステップS36)。これにより、指令電話機11と移動局31は、基地局23を介して、音声通信を行うことができる。
制御部130は、管理テーブル112を参照し、基地局23の基地局ゾーンに分岐点が存在しないと判定する(ステップS41でNo)。制御部130は、基地局23と基地局24に音声信号を送信する(ステップS42)。また、制御部130は、移動局31が基地局26に移動しなかったので、基地局26に音声信号を送信することを停止する。
次に、通信システムで実行される処理を、シーケンス図を用いて説明する。
図10は、通信システムで実行される処理の例を示すシーケンス図(その1)である。図10では、基地局の一部が省略されている。また、図10の開始時点では、移動局31が基地局21の基地局ゾーンに存在するものとする。
(ステップST101)指令電話機11は、指令員の操作を受ける。
(ステップST102)指令電話機11は、呼設定を行う。
(ステップST103)制御装置100は、呼設定を行う。
(ステップST104)基地局21は、呼設定を行う。
(ステップST105)移動局31は、着信状態になる。
(ステップST106)移動局31は、着信応答を基地局21に送信する。
(ステップST107)基地局21は、着信応答を制御装置100に送信する。
(ステップST108)制御装置100は、着信応答を指令電話機11に送信する。
これにより、指令電話機11と移動局31は、基地局21を介して、音声通信を行うことができる。
(ステップST109)指令電話機11と移動局31とは、通話中の状態になる。
図11は、通信システムで実行される処理の例を示すシーケンス図(その2)である。図11では、基地局の一部が省略されている。
(ステップST111)指令電話機11は、音声信号を制御装置100に送信する。
(ステップST112)制御装置100は、基地局21と基地局22に音声信号を同報送信する。
(ステップST113)基地局21は、音声信号を移動局31に送信する。
(ステップST114)基地局22は、音声信号を送信する。移動局31は、当該音声信号は、受け取らない。
(ステップST115)移動局31は、音声信号を基地局21に送信する。
(ステップST116)基地局21は、音声信号を制御装置100に送信する。
(ステップST117)制御装置100は、音声信号を指令電話機11に送信する。
図12は、基地局の状況を示す図(その1)である。図12は、基地局B(すなわち、基地局21)の基地局ゾーンに、移動局31が存在することを示している。また、図12は、同報の対象が基地局C(すなわち、基地局22)であることを示している。すなわち、図12は、制御装置100が基地局Bと基地局Cに音声信号を同報送信することを示している。さらに、図12は、基地局A(すなわち、基地局20)、基地局D(すなわち、基地局23)、及び基地局G(すなわち、基地局26)が閉塞されていることを示している。
図13は、通信システムで実行される処理の例を示すシーケンス図(その3)である。図13では、基地局の一部が省略されている。また、図13の開始時点では、移動局31が基地局22の基地局ゾーンに移動するものとする。
(ステップST121)移動局31は、継続要求を基地局22に送信する。
(ステップST122)基地局22は、継続要求を制御装置100に送信する。
(ステップST123)制御装置100は、継続応答を基地局22に送信する。
(ステップST124)基地局22は、継続応答を移動局31に送信する。
(ステップST125)指令電話機11は、音声信号を制御装置100に送信する。
(ステップST126)制御装置100は、基地局22と基地局23と基地局26とに音声信号を同報送信する。
(ステップST127)基地局22は、音声信号を移動局31に送信する。
(ステップST128)基地局23は、音声信号を送信する。移動局31は、当該音声信号は、受け取らない。
(ステップST129)基地局26は、音声信号を送信する。移動局31は、当該音声信号は、受け取らない。
(ステップST130)移動局31は、音声信号を基地局22に送信する。
(ステップST131)基地局22は、音声信号を制御装置100に送信する。
(ステップST132)制御装置100は、音声信号を指令電話機11に送信する。
図14は、基地局の状況を示す図(その2)である。図14は、基地局C(すなわち、基地局22)の基地局ゾーンに、移動局31が存在することを示している。また、図14は、同報の対象が基地局D(すなわち、基地局23)と基地局G(すなわち、基地局26)であることを示している。すなわち、図14は、制御装置100が基地局Cと基地局Dと基地局Gに音声信号を同報送信することを示している。さらに、図14は、基地局B(すなわち、基地局21)、基地局E(すなわち、基地局24)、及び基地局H(すなわち、基地局27)が閉塞されていることを示している。
このように、制御部130は、基地局D,Gの先に存在する1以上の基地局の無線チャネルを予約する。詳細には、制御部130は、基地局D,Gの1つ先に存在する1以上の基地局の無線チャネルを予約する。これにより、例えば、列車30が基地局Dの基地局ゾーンに移動した場合、制御部130は、基地局Eの無線チャネルが予約されているため、基地局Eの無線チャネルが他の通信で使われることを防止できる。また、例えば、列車30が基地局Gの基地局ゾーンに移動した場合、制御部130は、基地局Hの無線チャネルが予約されているため、基地局Hの無線チャネルが他の通信で使われることを防止できる。
図15は、通信システムで実行される処理の例を示すシーケンス図(その4)である。図15では、基地局の一部が省略されている。また、図15の開始時点では、移動局31が基地局23の基地局ゾーンに移動するものとする。
(ステップST141)移動局31は、継続要求を基地局23に送信する。
(ステップST142)基地局23は、継続要求を制御装置100に送信する。
(ステップST143)制御装置100は、継続応答を基地局23に送信する。
(ステップST144)基地局23は、継続応答を移動局31に送信する。
(ステップST145)指令電話機11は、音声信号を制御装置100に送信する。
(ステップST146)制御装置100は、基地局23と基地局24に音声信号を同報送信する。
(ステップST147)基地局23は、音声信号を移動局31に送信する。
(ステップST148)基地局24は、音声信号を送信する。移動局31は、当該音声信号は、受け取らない。
(ステップST149)移動局31は、音声信号を基地局23に送信する。
(ステップST150)基地局23は、音声信号を制御装置100に送信する。
(ステップST151)制御装置100は、音声信号を指令電話機11に送信する。
図16は、基地局の状況を示す図(その3)である。図16は、基地局D(すなわち、基地局23)の基地局ゾーンに、移動局31が存在することを示している。また、図16は、同報の対象が基地局E(すなわち、基地局24)であることを示している。すなわち、図16は、制御装置100が基地局Dと基地局Eに音声信号を同報送信することを示している。さらに、図16は、基地局C(すなわち、基地局22)、及び基地局F(すなわち、基地局25)が閉塞されていることを示している。
実施の形態によれば、制御装置100は、移動局31が存在する基地局ゾーンに分岐点が存在する場合、基地局23と基地局26に音声信号を送信する。これにより、制御装置100は、移動局31が備えられている列車30が基地局23の基地局ゾーン又は基地局26の基地局ゾーンに移動しても、音が途切れる時間を短くできる。
10 中央局、 11 指令電話機、 20~28 基地局、 30 列車、 31 移動局、 40 ネットワーク、 50 分岐点、 100 制御装置、 101 プロセッサ、 102 揮発性記憶装置、 103 不揮発性記憶装置、 110 記憶部、 111 存在テーブル、 112 管理テーブル、 120 取得部、 130 制御部、 140 管理部。

Claims (5)

  1. 第1の基地局から送信される信号の受信エリアである第1の基地局ゾーンに存在し、かつ線路を走行する列車に備えられている通信装置と前記第1の基地局を介して通信する制御装置であって、
    前記線路上の分岐点が前記第1の基地局ゾーンに存在することを示す分岐情報と、前記第1の基地局の1つ先に存在する複数の基地局を示す情報とを取得する取得部と、
    前記分岐情報に基づいて、前記第1の基地局ゾーンに前記分岐点が存在することを検出した場合、前記第1の基地局と前記複数の基地局とに同じ音声信号を送信する制御部と、
    を有する制御装置。
  2. 前記制御部は、前記第1の基地局と前記複数の基地局とに同じ音声信号を同報送信する、
    請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記制御部は、前記複数の基地局の先に存在する1以上の基地局の無線チャネルを予約する、
    請求項1又は2に記載の制御装置。
  4. 第1の基地局から送信される信号の受信エリアである第1の基地局ゾーンに存在し、かつ線路を走行する列車に備えられている通信装置と前記第1の基地局を介して通信する制御装置が、
    前記線路上の分岐点が前記第1の基地局ゾーンに存在することを示す分岐情報と、前記第1の基地局の1つ先に存在する複数の基地局を示す情報とを取得し、
    前記分岐情報に基づいて、前記第1の基地局ゾーンに前記分岐点が存在することを検出した場合、前記第1の基地局と前記複数の基地局とに同じ音声信号を送信する、
    制御方法。
  5. 第1の基地局から送信される信号の受信エリアである第1の基地局ゾーンに存在し、かつ線路を走行する列車に備えられている通信装置と前記第1の基地局を介して通信する制御装置に、
    前記線路上の分岐点が前記第1の基地局ゾーンに存在することを示す分岐情報と、前記第1の基地局の1つ先に存在する複数の基地局を示す情報とを取得し、
    前記分岐情報に基づいて、前記第1の基地局ゾーンに前記分岐点が存在することを検出した場合、前記第1の基地局と前記複数の基地局とに同じ音声信号を送信する、
    処理を実行させる制御プログラム。
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