JP7203906B1 - 回動機構、結合金具および回動機構の製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
[回動機構]
図1は、本実施形態に係る回動機構1の概略的な分解斜視図である。この回動機構1は、例えば送水路等の管類を接続するための結合金具や、建物の柱を構成する部材同士の連結構造など、種々の部材の連結に適用することができる。
図2は、図1のII-II線に沿う外部材2の概略的な断面図である。図1および図2に示すように、外部材2は、内周面20(第1内周面)と、外周面21(第1外周面)と、軸方向DXにおける端部22,23とを有した円筒状である。ただし、外部材2の形状はこの例に限られない。外部材2に対し、さらに付加的な要素が連結されてもよい。
図4は、図1のIV-IV線に沿う内部材3の概略的な断面図である。図1および図4に示すように、内部材3は、内周面30(第2内周面)と、外周面31(第2外周面)と、軸方向DXにおける端部32,33とを有した円筒状である。ただし、内部材3の形状はこの例に限られない。例えば、回動機構1が流路の接続の用途で用いられない場合には、内部材3が中実状であってもよい。また、内部材3に対し、さらに付加的な要素が連結されてもよい。
図5は、図1に示した係止片4を拡大した斜視図である。係止片4は、周方向Dθに長尺かつ扁平な円弧状であり、外部材2の溝24A,24Bおよび内部材3の溝34A,34Bに挿入可能である。具体的には、係止片4は、内周面40と、外周面41と、一対の係止平面42,43(第5係止平面および第6係止平面)と、一対の側面44,45とを有している。
回動機構1を製造するにあたっては、先ず上述した構造の外部材2、内部材3、複数の係止片4および連結部材5を用意する。
図6および図7は、組み立てられた回動機構1の一部の概略的な断面図である。図6の断面はスロット25A,25Bおよび蓋部材27A,27Bを含まず、図7の断面はスロット25A,25Bおよび蓋部材27A,27Bを含む。
以上の他にも、回動機構1は種々の好適な効果を奏する。
次に、回動機構1の適用例について説明する。
回動機構1は種々の製品に適用することが可能であるが、ここでは一例として、送水用の流路の結合に用いられる結合金具への適用を想定する。当該結合金具は、消防分野、農業分野、水害発生時における排水、工場や発電所における流路の結合など、種々の場面で利用することができる。また、水以外の流体を流すための流路の結合に用いることも可能である。
以上の他にも、本実施形態にて開示した構成は、種々の態様に変形し得る。
Claims (11)
- 第1内周面と、第1外周面と、前記第1内周面において前記第1内周面の軸を中心とした周方向に延びる第1溝と、を有する円筒状の外部材と、
前記外部材に回動可能に挿入され、前記第1内周面に対向する第2外周面と、前記第2外周面において前記周方向に延びるとともに前記第1溝と対向する第2溝と、を有する内部材と、
前記第1溝および前記第2溝により形成される空間に配置され、前記軸と平行な軸方向における前記外部材と前記内部材の相対的な移動を規制する複数の円弧状の係止片と、
を備え、
前記第1溝は、
前記軸方向と直交する第1係止平面と、
前記軸方向と直交し、前記第1係止平面と対向する第2係止平面と、
を有し、
前記第2溝は、
前記軸方向と直交し、前記軸を中心とした半径方向において前記第1係止平面と並ぶ第3係止平面と、
前記軸方向と直交し、前記半径方向において前記第2係止平面と並ぶ第4係止平面と、
を有し、
前記複数の係止片の各々は、
前記軸方向と直交し、前記第1係止平面および前記第3係止平面と接触する第5係止平面と、
前記軸方向と直交し、前記第2係止平面および前記第4係止平面と接触する第6係止平面と、
を有し、
さらに、前記複数の係止片の各々は、前記周方向に長尺であり、かつ前記半径方向における幅が前記軸方向における幅よりも大きい扁平な形状を有している、回動機構。 - 前記第1溝は、前記第1内周面を前記周方向に一周する環状であり、
前記第2溝は、前記第2外周面を前記周方向に一周する環状であり、
前記複数の係止片は、前記軸を中心とした環状に配置されている、
請求項1に記載の回動機構。 - 前記外部材は、前記第1溝と前記第1外周面の間を貫通するとともに前記複数の係止片の各々が通過可能な形状を有するスロットを備えている、
請求項1または2に記載の回動機構。 - 前記スロットは、前記周方向に沿う円弧状であり、
前記複数の係止片の各々の前記周方向における長さは、前記スロットの前記周方向における長さよりも小さい、
請求項3に記載の回動機構。 - 前記スロットを塞ぐ蓋部材をさらに備えている、
請求項3または4に記載の回動機構。 - 前記外部材は、
前記軸方向における端部と、
前記スロットと前記端部の間を前記軸方向に貫通する第1連結孔と、
を有し、
前記蓋部材は、前記軸方向に貫通する第2連結孔を有し、
前記蓋部材が前記スロットに嵌め込まれたときに前記第1連結孔と前記第2連結孔の位置が揃い、この状態において連結部材を前記第1連結孔と前記第2連結孔に挿入することにより前記蓋部材が前記スロットに対して固定される、
請求項5に記載の回動機構。 - 前記外部材は、前記軸方向に並ぶ複数の前記第1溝を有し、
前記内部材は、前記軸方向に並ぶ複数の前記第2溝を有し、
前記複数の係止片は、複数の前記第1溝および複数の前記第2溝により形成される複数の前記空間にそれぞれ配置されている、
請求項1乃至6のうちいずれか1項に記載の回動機構。 - 請求項1乃至7のうちいずれか1項に記載の回動機構と、
前記外部材に設けられ、結合相手の金具と結合可能な結合部と、
を備える結合金具。 - 前記内部材は、流路を有する円筒状である、
請求項8に記載の結合金具。 - 前記結合部は、
前記外部材の前記軸方向の端部において前記周方向に配列され、前記周方向に突出するフックが形成された複数の突起部と、
隣り合う前記突起部の間にそれぞれ形成された複数の凹部と、
を備え、結合相手の金具が備える同形状の結合部と結合可能である、
請求項9に記載の結合金具。 - 請求項5または6に記載の回動機構の製造方法であって、
前記外部材を用意し、
前記内部材を用意し、
前記第1溝と前記第2溝が対向するように、前記外部材に前記内部材を回動可能に挿入し、
前記第1溝および前記第2溝により形成される空間に対し、前記スロットを通じて前記複数の円弧状の係止片を順次挿入し、
前記複数の係止片を挿入し終えた後、前記蓋部材により前記スロットを塞ぐ、
回動機構の製造方法。
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