JP7200605B2 - 三次元形状データの生成装置、三次元造形装置、及び三次元形状データの生成プログラム - Google Patents

三次元形状データの生成装置、三次元造形装置、及び三次元形状データの生成プログラム Download PDF

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Description

本発明は、三次元形状データの生成装置、三次元造形装置、及び三次元形状データの生成プログラムに関する。
特許文献1には、造形対象の立体物、及び、該立体物を支持する支持部を構成するドットを形成するためのドット形成部と、形成されるドットによる前記立体物及び前記支持部の造形を制御する制御部と、を備える立体物造形装置であって、前記制御部は、前記支持部において、該支持部を表現するボクセル集合に含まれるボクセルにおけるドットの形成率を表す入力値とディザマスクとに基づいて、前記立体物を支持する支持構造が形成されるようにドットを前記ボクセル集合に配置する、立体物造形装置が開示されている。
特許文献2には、液体を吐出可能なヘッドユニットと、前記ヘッドユニットから吐出された液体を硬化させてドットを形成する硬化ユニットと、造形すべき立体物の形状をボクセル集合で表し、当該ボクセル集合のうち、決定部がドットを形成する対象として決定したボクセルにドットを形成することで、ドットの集合体として前記立体物が造形されるように前記ヘッドユニットの動作を制御する造形制御部と、を備え、前記決定部は、前記ボクセル集合のうち前記立体物の内部に位置するボクセルにおけるドットの形成率に応じた値である形成指標値と、ディザマスクの有する閾値との比較結果に応じて、ドットを形成する対象のボクセルを決定する、ことを特徴とする立体物造形装置が開示されている。
特許文献3には、第1の造形物の形状を規定する第1の3次元データを用いて出力装置が出力した第1の造形物の形状を測定した測定結果を受け付ける測定結果受付部と、前記測定結果受付部が受け付けた測定結果の第1の3次元データが規定する形状からの誤差に基づいて補正用データを算出する補正用データ算出部と、前記補正用データ算出部が算出した補正用データを用いて、第2の造形物の形状を規定する第2の3次元データを補正するデータ補正部と、を有する3次元データ生成装置が開示されている。
特開2017-109427号公報 特開2017-30177号公報 特開2018-1725号公報
例えば単位形状が繰り返された形状を含む三次元形状を表す各ボクセルに設定された強度値と三次元閾値マトリクスの各閾値との比較結果に基づいて、各ボクセルの造形の有無を算出する場合、単位形状が分断されてしまう場合がある。このように単位形状が分断されてしまうと、所望の機能や性能が得られない場合がある。
本発明は、単位形状が繰り返された形状を含む三次元形状を造形した場合に、単位形状が分断されるのを抑制することができる三次元形状データの生成装置、三次元造形装置、及び三次元形状データの生成プログラムを提供することを目的とする。
第1態様に係る三次元形状データの生成装置は、単位形状が繰り返された形状を含む三次元形状を複数のボクセルで表すと共に、前記複数のボクセルの各々に属性値が設定された三次元形状データを取得する取得部と、予め定めた基本形状に対応して閾値が三次元領域に配置された三次元閾値マトリクスを設定する設定部と、前記三次元形状の特定方向における第1の基準位置から前記単位形状が造形されるように、前記複数のボクセルの特定方向の座標を各々補正する補正部と、座標が補正された前記複数のボクセルの属性値と、前記三次元閾値マトリクスと、に基づいて、前記複数のボクセルの各々について造形の有無を算出する算出部と、を備える。
第2態様に係る三次元形状データの生成装置は、第1態様に係る三次元形状データの生成装置において、前記補正部は、前記特定方向における前記単位形状が整数個となるように、補正後の前記特定方向の座標を、補正係数を用いて更に補正する。
第3態様に係る三次元形状データの生成装置は、第2態様に係る三次元形状データの生成装置において、前記補正係数は、前記第1の基準位置から前記特定方向における第2の基準位置までの前記単位形状が整数個となるように、前記単位形状を拡大又は縮小するための係数である。
第4態様に係る三次元形状データの生成装置は、第3態様に係る三次元形状データの生成装置において、前記設定部は、前記補正係数に応じて設定した前記基本形状の太さに対応する前記三次元閾値マトリクスを設定する。
第5態様に係る三次元形状データの生成装置は、第1態様~第4態様の何れかの態様に係る三次元形状データの生成装置において、前記三次元閾値マトリクスの周期を前記属性値に応じて調整する調整部を備える。
第6態様に係る三次元形状データの生成装置は、第5態様に係る三次元形状データの生成装置において、前記調整部は、前記三次元閾値マトリクスの周期の調整の度合いを設定する調整係数の値に応じて前記三次元閾値マトリクスの周期を調整する。
第7態様に係る三次元形状データの生成装置は、第6態様に係る三次元形状データの生成装置において、前記三次元領域の互いに直交する3軸の軸毎に前記調整係数が設定されている。
第8態様に係る三次元形状データの生成装置は、第6態様又は第7態様に係る三次元形状データの生成装置において、前記調整係数を受け付ける受付部を備える。
第9態様に係る三次元形状データの生成装置は、第1態様~第8態様の何れかの態様に係る三次元形状データの生成装置において、前記閾値が、前記基本形状に対応する第1の閾値と、前記基本形状以外に対応する第2の閾値と、の2値で設定されている。
第10態様に係る三次元形状データの生成装置は、第1態様~第8態様の何れかの態様に係る三次元形状データの生成装置において、前記閾値が、前記基本形状に対応する閾値から徐々に変化するように、多値で設定されている。
第11態様に係る三次元形状データの生成装置は、第1態様~第10態様の何れかの態様に係る三次元形状データの生成装置において、前記単位形状が、弾性構造を含む。
第12態様に係る三次元形状データの生成装置は、第11態様に係る三次元形状データの生成装置において、前記単位形状が、中空構造を含む。
第13態様に係る三次元形状データの生成装置は、第11態様に係る三次元形状データの生成装置において、前記単位形状が、梁構造を含む。
第14態様に係る三次元造形装置は、第1態様~第13態様の何れかの態様に係る三次元形状データの生成装置により生成された三次元形状データに基づいて三次元形状を造形する造形部を備える。
第15態様に係る三次元形状データの生成プログラムは、コンピュータを、第1態様~第13態様の何れかの態様に係る三次元形状データの生成装置の各部として機能させるためのプログラムである。
第1、第14、第15態様によれば、単位形状が繰り返された形状を含む三次元形状を造形した場合に、単位形状が分断されるのを抑制することができる、という効果を有する。
第2態様によれば、補正後の特定方向の座標を、補正係数を用いて更に補正しない場合と比較して、特定方向における単位形状が整数個とならずに分断されてしまうのを抑制することができる、という効果を有する。
第3態様によれば、第1の基準位置から特定方向における第2の基準位置までの単位形状が整数個とならずに単位形状が分断されてしまうのを抑制することができる、という効果を有する。
第4態様によれば、補正係数に関係なく三次元閾値マトリクスを固定にした場合と比較して、三次元形状の特性が変化してしまうのを抑制することができる、という効果を有する。
第5態様によれば、ボクセルの属性値に関係なく三次元閾値マトリクスの周期を固定にした場合と比較して、三次元形状によって実現される物性値をきめ細かく調整することができる、という効果を有する。
第6態様によれば、三次元閾値マトリクスの周期の調整の度合いが固定の場合と比較して、三次元形状によって実現される物性値を更にきめ細かく調整することができる、という効果を有する。
第7態様によれば、調整係数が軸に関係なく固定の場合と比較して、三次元閾値マトリクスの周期の調整の度合いが固定の場合と比較して、三次元形状によって実現される物性値を更にきめ細かく調整することができる、という効果を有する。
第8態様によれば、調整係数が固定の場合と比較して、三次元形状によって実現される物性値を任意に調整することができる、という効果を有する。
第9態様によれば、三次元閾値マトリクスの閾値が多値の場合と比較して、三次元閾値マトリクスを記憶するための容量を抑えることができる、という効果を有する。
第10態様によれば、三次元閾値マトリクスの閾値が2値の場合と比較して、三次元形状によって実現される物性値を更にきめ細かく調整することができる、という効果を有する。
第11態様によれば、弾性構造が分断されてしまうのを抑制することができる、という効果を有する。
第12態様によれば、中空構造が分断されてしまうのを抑制することができる、という効果を有する。
第13態様によれば、梁構造が分断されてしまうのを抑制することができる、という効果を有する。
三次元造形システムのブロック図である。 三次元形状データの生成装置の電気的構成を示すブロック図である。 三次元形状データの生成装置の機能構成を示すブロック図である。 ボクセルデータで表された三次元形状の一例を示す図である。 三次元造形装置の構成図である。 三次元形状データの生成プログラムによる処理の流れを示すフローチャートである。 三次元閾値マトリクスの一例を示す図である。 三次元閾値マトリクスを構成する閾値テーブルの一例を示す図である。 造形材料の吐出の有無について説明するための図である。 基本形状の一例を示す図である。 造形材料の吐出の有無について説明するための図である。 基本形状の一例を示す図である。 Z軸の座標値の補正について説明するための図である。 閾値マトリクス、第1の属性値、及び第2の属性値の一例を示す図である。 閾値マトリクス、第1の属性値、及び第2の属性値の一例を示す図である。 閾値マトリクス、第1の属性値、及び第2の属性値の一例を示す図である。 閾値マトリクス、第1の属性値、及び第2の属性値の一例を示す図である。 単位形状の分断の例について説明するための図である。 補正係数の大きさに応じた閾値マトリクスの設定について説明するための図である。 気密空孔構造の斜視図である。 曲げ梁構造の斜視図である。
以下、図面を参照して、本発明を実施するための形態例を詳細に説明する。
図1は、本実施形態に係る三次元造形システム1の構成図である。図1に示すように、三次元造形システム1は、三次元形状データの生成装置10及び三次元造形装置100を備える。
次に、図2を参照して、本実施形態に係る三次元形状データの生成装置10の構成について説明する。
生成装置10は、例えばパーソナルコンピュータ等で構成され、コントローラ12を備える。コントローラ12は、CPU(Central Processing Unit)12A、ROM(Read Only Memory)12B、RAM(Random Access Memory)12C、不揮発性メモリ12D、及び入出力インターフェース(I/O)12Eを備える。そして、CPU12A、ROM12B、RAM12C、不揮発性メモリ12D、及びI/O12Eがバス12Fを介して各々接続されている。
また、I/O12Eには、操作部14、表示部16、通信部18、及び記憶部20が接続されている。
操作部14は、例えばマウス及びキーボードを含んで構成される。
表示部16は、例えば液晶ディスプレイ等で構成される。
通信部18は、三次元造形装置100等の外部装置とデータ通信を行うためのインターフェースである。
記憶部20は、ハードディスク等の不揮発性の記憶装置で構成され、後述する三次元形状データの生成プログラム、三次元形状データ(ボクセルデータ)、及び後述する三次元閾値マトリクス等を記憶する。CPU12Aは、記憶部20に記憶された三次元形状データの生成プログラムを読み込んで実行する。
次に、CPU12Aの機能構成について説明する。
図3に示すように、CPU12Aは、機能的には、取得部50、補正部51、設定部52、調整部54、算出部56、及び受付部58を備える。
取得部50は、単位形状が繰り返された形状を含む三次元形状を複数のボクセルで表すと共に、複数のボクセルの各々に属性値が設定された三次元形状データを記憶部20から読み出すことにより取得する。
補正部51は、三次元形状の特定方向における第1の基準位置から単位形状が造形されるように、複数のボクセルの特定方向の座標を各々補正する。
設定部52は、予め定めた基本形状に対応して閾値が三次元領域に配置された三次元閾値マトリクスを記憶部20から読み出すことにより設定する。
調整部54は、設定部52が設定した三次元閾値マトリクスの周期を属性値に応じて調整する。具体的には、調整部54は、三次元閾値マトリクスの周期の調整の度合いを設定する調整係数の値に応じて三次元閾値マトリクスの周期を調整する。
算出部56は、補正部51により座標が補正された複数のボクセルの属性値と、三次元閾値マトリクスと、に基づいて、複数のボクセルの各々について造形の有無を算出し、記憶部20に記憶する。なお、調整部54により三次元閾値マトリクスの周期が調整された場合は、算出部56は、調整部54により調整された三次元閾値マトリクスを用いる。
受付部58は、詳細は後述するが、ユーザーが操作部14を操作することにより指定した調整係数を受け付ける。
調整部54は、受付部58が調整係数を受け付けた場合、受け付けた調整係数を用いて三次元閾値マトリクスの周期をボクセルの属性値に応じて調整する。
本実施形態では、各ボクセルには、第1の属性値としてボクセルの強度を表す強度値が各々設定されており、第2の属性値としてボクセルの造形の有無を算出する場合について説明する。
図4には、三次元形状をボクセルの集合で表した三次元形状データ(ボクセルデータ)によって表された三次元形状32を示した。図4に示すように、三次元形状32は、複数のボクセル34で構成される。
ここで、ボクセル34は、三次元形状32の基本要素であり、例えば直方体が用いられるが、直方体に限らず、球又は円柱等を用いてもよい。ボクセル34を積み上げることで所望の三次元形状が表現される。
三次元形状を造形する三次元造形法としては、例えば熱可塑性樹脂を溶かし積層させることで三次元形状を造形する熱溶解積層法(FDM:Fused Deposition Modeling)、粉末状の金属材料にレーザービームを照射し、焼結することで三次元形状を造形するレーザー焼結法(SLS法:Selective Laser Sintering)等が適用されるが、他の三次元造形法を用いても良い。本実施形態では、熱溶解積層法を用いて三次元形状を造形する場合について説明する。
次に、三次元形状データの生成装置10により生成された三次元形状データを用いて三次元形状を造形する三次元造形装置について説明する。
図5には、本実施の形態に係る三次元造形装置100の構成を示した。三次元造形装置100は、熱溶解積層法により三次元形状を造形する装置である。
図5に示すように、三次元造形装置100は、吐出ヘッド102、吐出ヘッド駆動部104、造形台106、造形台駆動部108、取得部110、及び制御部112を備える。なお、吐出ヘッド102、吐出ヘッド駆動部104、造形台106、及び造形台駆動部108は造形部の一例である。
吐出ヘッド102は、三次元形状40を造形するための造形材料を吐出する造形材吐出ヘッドと、サポート材を吐出するサポート材吐出ヘッドと、を含む。サポート材は、三次元形状のオーバーハング部分(「張り出し部分」ともいう)を、造形が完了するまで支持する用途で用いられ、造形完了後に除去される。
吐出ヘッド102は、吐出ヘッド駆動部104によって駆動され、XY平面上を二次元に走査される。また、造形材吐出ヘッドは、複数種類の属性(例えば色)の造形材料に対応して複数の吐出ヘッドを備える場合がある。
造形台106は、造形台駆動部108によって駆動され、Z軸方向に昇降される。
取得部110は、三次元形状データの生成装置10が生成した三次元形状データ及びサポート材データを取得する。
制御部112は、取得部110が取得した三次元形状データに従って造形材料が吐出されると共に、サポート材データに従ってサポート材が吐出されるように、吐出ヘッド駆動部104を駆動して吐出ヘッド102を二次元に走査させると共に、吐出ヘッド102による造形材料及びサポート材の吐出を制御する。
また、制御部112は、各層の造形が終了する毎に、造形台駆動部108を駆動して造形台106を予め定めた積層間隔分降下させる。これにより、三次元形状データに基づく三次元形状が造形される。
次に、図6を参照して、本実施の形態に係る生成装置10の作用を説明する。CPU12Aにより三次元形状データの生成プログラムを実行させることで、図6に示す生成処理が実行される。なお、図6に示す生成処理は、例えば、ユーザーの操作により生成プログラムの実行が指示された場合に実行される。また、本実施形態では、サポート材データの生成処理については説明を省略する。
ステップS100では、造形対象の三次元形状に対応するボクセルデータを例えば記憶部20から読み出すことにより取得する。なお、通信部18を介して外部装置からボクセルデータを通信により取得してもよい。
ステップS102では、ステップS100で取得したボクセルデータから三次元形状の表示データを生成し、表示部16に表示させる。
ステップS103では、後述する調整係数を受け付ける受付画面を表示部16に表示させ、ユーザーによる調整係数の入力を受け付ける。調整係数は、互いに直交するX軸、Y軸、及びZ軸の3軸の軸毎に設定する。なお、ユーザーがX軸、Y軸、及びZ軸の軸毎に調整係数を入力するようにしてもよいし、1つの調整係数を入力すると、入力した調整係数がX軸、Y軸、及びZ軸の全ての軸の調整係数として設定されるようにしてもよい。
ステップS104では、各ボクセルの造形の有無を算出する際に用いられる三次元閾値マトリクスを設定する。三次元閾値マトリクスには、予め定めた基本形状に対応して閾値が三次元領域に配置されている。
図7には、一例として三次元閾値マトリクスMを示した。図7に示すように、三次元閾値マトリクスMは、7層の閾値テーブルZ1~Z7から構成されている。
図8には、閾値テーブルZ1~Z7の一例を示した。後述するように、各ボクセルの造形の有無を算出する際には、閾値テーブルZ1~Z7をディザマトリクスとして、各閾値テーブルに対応する各層のボクセルデータに対して所謂ハーフトーン処理と同様の処理を実行する。すなわち、閾値テーブルの各閾値と、対応するボクセルの強度値と、を比較し、強度値が閾値以上であれば、そのボクセルの造形を「有り」とし、強度値が閾値未満の場合は、そのボクセルの造形を「無し」とする。ここで、本実施形態では、強度値が取り得る値が「0」以上であるものとする。この場合、閾値が「0」の場合は、その閾値に対応するボクセルの造形は必ず「有り」となる。従って、閾値が「0」の部分が基本形状に相当することとなる。
図8の例では、全ての層の中心に閾値「0」が設定され、Z軸方向において中央の層である4層目の閾値テーブルZ4は、XY平面において十字形状に閾値「0」が設定されている。すなわち、基本形状に対応する位置の閾値が、閾値が取り得る値の範囲の最小値に設定されている。従って、三次元閾値マトリクスMが設定された場合において、例えば各ボクセルの強度値が全て「0」であったとすると、図9に示すように、「■」で示す位置に造形材料が吐出されることとなる。従って、三次元閾値マトリクスMの基本形状は、図10に示すような基本形状Kとなる。
なお、図8に示すように、閾値テーブルZ1~Z7の基本形状に対応した位置以外の閾値は全て「35」以上となっている。このため、例えば各ボクセルの強度値が全て「35」未満の場合は、全て図10に示すような基本形状Kとなる。また、例えば各ボクセルの強度値が全て「50」であった場合は、図11に示すように、「■」で示す位置に造形材料が吐出されることとなる。従って、三次元閾値マトリクスMの基本形状は、図12に示すように、図10に示す基本形状Kを太らせた基本形状K2となる。
また、図8に示すように、閾値テーブルZ1~Z7に設定された閾値のうち、基本形状に対応する位置以外の閾値は、中心から外側に向かうに従って大きくなるように設定されている。従って、三次元閾値マトリクスMに設定された各閾値は、三次元閾値マトリクスMで示される三次元領域の中心から外側に向かうに従って大きくなるように設定されている。すなわち、三次元閾値マトリクスMに設定された各閾値は、三次元閾値マトリクスMで示される三次元領域の中心から外側に向かうに従って、造形が「有り」となるボクセルの割合が少なくなるように設定されている。換言すれば、三次元閾値マトリクスMで示される三次元領域の中心に向かうに従って強度が高くなるように閾値が設定されている。なお、三次元閾値マトリクスのサイズが小さくなるに従って、基本形状のサイズは小さくなり三次元形状が密な構造となるため硬くなる。一方、三次元閾値マトリクスのサイズが大きくなるに従って、基本形状のサイズは大きくなり三次元形状が粗な構造となるため柔らかくなる。従って、硬くしたい部分については、サイズが小さい三次元閾値マトリクスを設定し、柔らかくしたい部分については、サイズが大きい三次元閾値マトリクスを設定してもよい。
本実施形態では、記憶部20には、様々な種類の基本形状に対応した三次元閾値マトリクスが記憶されている。ユーザーは、操作部14を操作して、所望の基本形状、すなわち三次元閾値マトリクスを選択する。なお、選択する三次元閾値マトリクスは1つに限らず、三次元形状の部分毎に複数の三次元閾値マトリクスを選択してもよい。
ステップS105では、三次元形状の特定方向における第1の基準位置から単位形状が造形されるように、複数のボクセルの特定方向の座標を各々補正する。本実施形態では、一例として特定方向がZ軸方向であり、第1の基準位置が三次元形状のZ軸方向の最下面である場合について説明する。また、本実施形態では、ステップS100で取得した三次元形状データで表される三次元形状が、例えば図13に示すような三次元形状60である場合について説明する。なお、図13では、三次元形状60の一部を示している。図13に示すように、三次元形状60は、基材A上に、2層の単位形状62-1、62-2が繰り返された形状を含む三次元形状である。なお、以下では、各層の単位形状を区別しない場合は、単に単位形状62と称する。本実施形態では、単位形状62が中空の球である場合について説明するが、これに限られるものではない。
図13ではXZ平面において二次元状に単位形状62が配置された形状を表しているが、XY平面及びYZ平面においても二次元状に単位形状62が配置されているものとする。この場合、第1の基準位置は、基材AのZ軸方向の座標である。
ボクセルの第1の属性値をV1(i、j、k)とし、iをX軸の座標値、jをY軸の座標値、kをZ軸の座標値とした場合、次式によりZ軸の座標値kを補正する。
k=k-k0 ・・・(1)
ここで、k0は位相項であり、次式で表される。
k0=Z(i、j)/Vp ・・・(2)
ここで、Z(i、j)は、X軸の座標値i、Y軸の座標値jにおける基材AのZ軸の座標値である。また、Vpは、特定方向であるZ軸方向におけるボクセルの間隔である。すなわち、Vpは、Z軸方向における1つのボクセルの長さである。
このように、位相項k0は、基材AのZ軸の座標値で第1の属性値V1(i、j、k)のZ軸の座標値kを正規化する役割を有する。
ステップS106では、ステップS105で座標が補正された複数のボクセルの各々に設定された強度値と、ステップS104で設定された三次元閾値マトリクスと、ステップS103で受け付けた調整係数と、に基づいて、複数のボクセルの各々について造形の有無を算出する。具体的には、前述したように、閾値テーブルZ1~Z7をディザマトリクスとして、各閾値テーブルに対応する各層のボクセルデータに対して所謂ハーフトーン処理と同様の処理を各々実行する。すなわち、閾値テーブルの閾値と、閾値に対応する位置のボクセルの強度値と、を比較し、強度値が閾値以上であれば、そのボクセルの造形を「有り」とし、強度値が閾値未満の場合は、そのボクセルの造形を「無し」とする処理を閾値テーブルの各閾値について行う。
ここで、ボクセルの第1の属性値をV1(i、j、k)、三次元閾値マトリクスの閾値をMt(l、m、n)、第2の属性値をV2(i、j、k)とした場合、次式により第2の属性値、すなわち造形の有無を算出する。
V2(i、j、k)=VmaxP、V1(i、j、k)<Mt(l、m、n)
・・・(3)
V2(i、j、k)=VmaxM、V1(i、j、k)≧Mt(l、m、n)
・・・(4)
ここで、iはX軸の座標値、jはY軸の座標値、kはZ軸の座標値である。また、l、m、nは、三次元閾値マトリクスの閾値のX座標、Y座標、Z座標を示し、次式で表される。
l=MOD(Ax×i、Mx) ・・・(5)
m=MOD(Ay×j、My) ・・・(6)
n=MOD(Az×k、Mz) ・・・(7)
ここで、MOD(a、b)は、aをbで除算した場合の剰余を表す。従って、lは、Ax×iをMxで除算した場合の剰余である。同様に、mは、Ay×jをMyで除算した場合の剰余である。同様に、nは、Az×kをMzで除算した場合の剰余である。なお、Mxは三次元閾値マトリクスのX軸方向のサイズ、すなわちX軸方向の閾値の数である。同様に、Myは三次元閾値マトリクスのY軸方向のサイズ、すなわちY軸方向の閾値の数である。同様に、Mzは三次元閾値マトリクスのZ軸方向のサイズ、すなわちZ軸方向の閾値の数である。
また、Ax、Ay、Azは次式で表される。
Ax=Ax0×V1(i、j、k)/VmaxP+1 ・・・(8)
Ay=Ay0×V1(i、j、k)/VmaxP+1 ・・・(9)
Az=Az0×V1(i、j、k)/VmaxP+1 ・・・(10)
ここで、Ax0はX軸の調整係数、Ay0はY軸の調整係数、Az0はZ軸の調整係数であり、0≦Ax0≦Bx、0≦Ay0≦By、0≦Az0≦Bzである。Bxは調整係数Axが取り得る値の最大値である。同様に、Byは調整係数Ayが取り得る値の最大値、Bzは調整係数Azが取り得る値の最大値である。本実施形態では、一例としてBx=By=Bz=1である場合について説明するが、調整係数の最大値は1に限られるものではない。なお、全ての調整係数を「0」とした場合、すなわち、Ax0=Ay0=Az0=0とした場合は、三次元閾値マトリクスの周期は調整されない。また、調整係数が0より大きくなるに従って、調整の度合いが大きくなる。従って、調整の度合いの最大値を大きくするには、Bx、By、Bzの値を大きくすればよい。
また、VmaxMは、V1(i、j、k)が取り得る値の上限値に負の符号「-」を付した値である。本実施形態では、一例としてV1(i、j、k)が8ビットで表され、0~255の値を取り得るものとする。従って、VmaxM=-255である。また、VmaxPは、V1(i、j、k)が取り得る値の上限値に正の符号「+」を付した値である。従って、VmaxP=+255である。なお、VmaxMは、「造形無し」を意味し、VmaxPは、「造形有り」を意味する。
このように、第1の属性値V1(i、j、k)が閾値Mt(l、m、n)未満の場合は、第2の属性値V2(i、j、k)はVmaxMとなり、「造形無し」となる。また、第1の属性値V1(i、j、k)が閾値Mt(l、m、n)以上の場合は、第2の属性値V2(i、j、k)はVmaxPとなり、「造形有り」となる。
例えば図14に示すように、閾値マトリクスMt1と、ボクセルの第1の属性値V1と、を比較した場合について説明する。なお、調整係数はAx0=Ay0=Az0=0、すなわち三次元閾値マトリクスMt1の周期を調整しない場合について説明する。
図14に示す三次元閾値マトリクスMt1は、基本形状に対応する閾値「0」から徐々に変化するように、多値で設定されている。具体的には、閾値マトリクスMt1は、一例として4種類の閾値「0」、「80」、「160」、「255」で構成されており、基本形状に対応する閾値「0」からの距離が大きくなるに従って閾値が大きくなるマトリクスである。そして、各ボクセルの第1の属性値V1は、一様に「70」であるとする。この場合、図14に示すように、第2の属性値V2は、X方向及びY方向共に中央のボクセル1個分が「造形有り」となり、十字形状となる。
また、図15に示すように、各ボクセルの第1の属性値V1が一様に「90」であるとする。この場合、第2の属性値V2は、X方向及びY方向共に中央のボクセル3個分が「造形有り」となり、図14に示した十字形状よりも肉厚が大きい十字形状となる。
次に、図16に示すように、閾値マトリクスの閾値が、基本形状に対応する第1の閾値である閾値「0」と、基本形状以外に対応する第2の閾値である閾値「255」と、の2値で設定されている閾値マトリクスMt2を用いた場合について説明する。なお、調整係数はAx0=Ay0=Az0=0、すなわち三次元閾値マトリクスMt2の周期を調整しない場合について説明する。
図16に示すように、第1の属性値V1は、図16のX方向において左端から右端にかけて値が大きくなるように、「0」~「255」の値が設定されているものとする。この場合、図16に示すように、閾値マトリクスMt2の周期が調整されないため、基本形状が規則的にX方向に2個並んだ形状に相当するボクセルの第2の属性値V2が「造形有り」となる。
また、図16の例において、調整係数をAx0=Ay0=Az0=1、すなわち三次元閾値マトリクスMt2の周期を調整する場合は、第1の属性値V1と比較される三次元閾値マトリクスMt2の座標スケールが変化する。このため、図17に示すように、X方向において右端に向かうに従って基本形状が密となる形状に相当するボクセルの第2の属性値V2が「造形有り」となる。
前述したように、本実施形態では、ボクセルの第1の属性値V1(i、j、k)のZ軸の座標値kを上記(1)式により補正している。ここで、仮にZ軸の座標値kを上記(1)式により補正しない場合、図18に示すように、基材A上に沿って配列されるべき単位形状62-1の下側が分断されてしまう場合がある。これに対し、本実施形態では、Z軸方向における第1の基準位置としての基材A上から単位形状62-1が造形されるように、第1の属性値V1(i、j、k)のZ軸の座標値kを上記(1)式により補正する。このため、図13に示すように、基材A上に沿って単位形状62-1が分断されずに配列される。
なお、上記のように補正しても、図18に示すように、基材AからZ軸方向に2層目の単位形状62-2の上側が分断されてしまう場合がある。
そこで、特定方向としてのZ軸方向における単位形状62が整数個となるように、補正後のZ軸方向の座標値kを、補正係数bを用いて更に補正するようにしてもよい。
具体的には、次式により座標値kを補正する。
k=b(k-k0) ・・・(11)
すなわち、上記(1)式により補正した座標値kに補正係数bを乗算することで更に補正する。
具体的には、補正係数bは、次式により算出される。
Figure 0007200605000001
・・・(12)
ここで、roundup(B)は、Bの小数点以下の値を切り上げる切り上げ関数である。また、Bは、Z軸方向における単位形状62の個数を表し、次式で算出される。
Figure 0007200605000002
・・・(13)
ここで、Azは上記(10)式で表される。また、Zは、具体的には前述したZ(i、j)であり、X軸の座標値i、Y軸の座標値jにおける基材AのZ軸の座標値である。また、Z’は、具体的にはZ’(i、j)であり、図13に示すように、X軸の座標値i、Y軸の座標値jにおける最上面A’のZ軸の座標値である。最上面A’は、Z軸方向の最上層の単位形状62-1のZ軸方向上側に接触する面である。
例えば、B=1.5と算出された場合、roundup(1.5)=2となり、bは上記(12)式より0.75となる。従って、座標値kは、上記(1)式により補正された座標値kを0.75倍した値となる。これにより、単位形状62のZ軸方向の長さが0.75倍に縮小される。
このように、補正係数bは、第1の基準位置である基材AからZ軸方向における第2の基準位置である最上面A’までの単位形状62が整数個となるように、単位形状62を縮小するための係数である。
なお、上記(1)式の切り上げ関数roundup(B)に代えて、Bの小数点以下の値を切り下げる切り下げ関数rounddown(B)を用いても良い。この場合、例えばB=1.5の場合は、rounddown(B)=1となる。そして、上記(12)式より、b=2となる。この場合、座標値kは、上記(1)式により補正された座標値kを1.5倍した値となる。これにより、単位形状62のZ軸方向の長さが1.5倍に拡大される。従って、補正係数bは、第1の基準位置である基材AからZ軸方向における第2の基準位置である最上面A’までの単位形状62が整数個となるように、単位形状62を拡大するための係数である。
このように、座標値kを上記(11)式により補正することにより、基材Aから最上面A’までの単位形状62が整数個となるため、2層目の単位形状62-2が分断されることがない。
ステップS108では、ステップS106で算出した各ボクセルの造形の有無を表すデータをボクセルデータとして三次元造形装置100に送信する。
三次元造形装置100の取得部110は、三次元形状データの生成装置10から送信されたボクセルデータを取得する。また、制御部112は、取得部110が取得したボクセルデータに従って造形材料が吐出されるように、吐出ヘッド駆動部104を駆動して吐出ヘッド102を二次元に走査させると共に、吐出ヘッド102による造形材料の吐出を制御する。これにより、三次元形状が造形される。
以上、各実施形態を用いて本発明について説明したが、本発明は各実施形態に記載の範囲には限定されない。本発明の要旨を逸脱しない範囲で各実施形態に多様な変更または改良を加えることができ、当該変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
例えば、前述したように、第1の属性値V(i、j、k)の座標値kを上記(11)式により補正した場合、単位形状62が縮小したり拡大したりするため、造形された三次元形状が所望の特性とならない場合がある。そこで、補正係数bに応じて設定した基本形状の太さに対応する三次元閾値マトリクスを設定するようにしてもよい。具体的には、例えば図19に示すように、補正係数bが大きくなるに従って、基本形状の肉厚が大きい三次元閾値マトリクスを用いる。補正係数bが大きくなるに従って単位形状62が拡大されて強度が弱くなるため、これを補うために、基本形状の肉厚が大きい三次元閾値マトリクスを用いる。例えば図19に示すように、補正係数bが1~2の値を取り得る場合において補正係数bが「1」に近い値の場合は、三次元閾値マトリクスMt1を用いる。また、補正係数bが「1.5」に近い値の場合は、三次元閾値マトリクスMt1よりも基本形状の肉厚が大きい三次元閾値マトリクスMt2を用いる。また、補正係数bが「2」に近い値の場合は、三次元閾値マトリクスMt2よりも基本形状の肉厚が大きい三次元閾値マトリクスMt3を用いる。これにより、造形される三次元形状の特性が所望の特性から大きく変化してしまうのが抑制される。
なお、本発明は、例えば図20に示すような気密空孔構造及び図21に示すような曲げ梁構造に好適である。気密空孔構造は、ゴム状の材質を用いた中空の球を単位形状とした構造であり、空気バネの作用で高い反発係数が得られる。中空の球が分断すると空気バネの弾性が得られないため本発明が好適である。曲げ梁構造は、上方より圧縮されると、単位形状である梁が曲がり、隣の梁と接触して剛性が増す。これにより過度の変形が抑制されるため、高い耐久性が得られる。この曲げ梁構造も梁が分断されると隣の梁同士が接触しなくなるため、耐久性が低下するため本発明が好適である。
また、本実施形態では、三次元形状データを生成する生成装置10と三次元形状データに基づいて三次元形状を造形する三次元造形装置100とが別個の構成の場合について説明したが、三次元造形装置100が生成装置10の機能を備えた構成としてもよい。
すなわち、三次元造形装置100の取得部110がボクセルデータを取得し、制御部112が図6の生成処理を実行して三次元形状データを生成してもよい。
また、例えば、図6に示した三次元形状データの生成処理をASIC(Application Specific Integrated Circuit)等のハードウエアで実現するようにしてもよい。この場合、ソフトウエアで実現する場合に比べて、処理の高速化が図られる。
また、各実施形態では、三次元形状データの生成プログラムが記憶部20にインストールされている形態を説明したが、これに限定されるものではない。本実施形態に係る三次元形状データの生成プログラムを、コンピュータ読取可能な記憶媒体に記録した形態で提供してもよい。例えば、本発明に係る三次元形状データの生成プログラムを、CD(Compact Disc)-ROM及びDVD(Digital Versatile Disc)-ROM等の光ディスクに記録した形態、若しくはUSB(Universal Serial Bus)メモリ及びメモリカード等の半導体メモリに記録した形態で提供してもよい。また、本実施形態に係る三次元形状データの生成プログラムを、通信部18に接続された通信回線を介して外部装置から取得するようにしてもよい。
1 三次元造形システム
10 三次元形状データの生成装置
12 コントローラ
14 操作部
16 表示部
18 通信部
20 記憶部
32 三次元形状
34 ボクセル
50 取得部
51 補正部
52 設定部
54 調整部
56 算出部
58 受付部
100 三次元造形装置

Claims (14)

  1. 単位形状が繰り返された形状を含む三次元形状を複数のボクセルで表すと共に、前記複数のボクセルの各々に属性値が設定された三次元形状データを取得する取得部と、
    予め定めた基本形状に対応して閾値が三次元領域に配置された三次元閾値マトリクスを設定する設定部と、
    前記三次元形状の特定方向における第1の基準位置から前記単位形状が造形されるように、前記複数のボクセルの特定方向の座標を各々補正する補正部と、
    座標が補正された前記複数のボクセルの属性値と、前記三次元閾値マトリクスと、に基づいて、前記複数のボクセルの各々について造形の有無を算出する算出部と、
    を備え
    前記補正部は、前記特定方向における前記単位形状が整数個となるように、補正後の前記特定方向の座標を、補正係数を用いて更に補正する
    三次元形状データの生成装置。
  2. 前記補正係数は、前記第1の基準位置から前記特定方向における第2の基準位置までの前記単位形状が整数個となるように、前記単位形状を拡大又は縮小するための係数である
    請求項記載の三次元形状データの生成装置。
  3. 前記設定部は、前記補正係数に応じて設定した前記基本形状の太さに対応する前記三次元閾値マトリクスを設定する
    請求項記載の三次元形状データの生成装置。
  4. 単位形状が繰り返された形状を含む三次元形状を複数のボクセルで表すと共に、前記複数のボクセルの各々に属性値が設定された三次元形状データを取得する取得部と、
    予め定めた基本形状に対応して閾値が三次元領域に配置された三次元閾値マトリクスを設定する設定部と、
    前記三次元形状の特定方向における第1の基準位置から前記単位形状が造形されるように、前記複数のボクセルの特定方向の座標を各々補正する補正部と、
    座標が補正された前記複数のボクセルの属性値と、前記三次元閾値マトリクスと、に基づいて、前記複数のボクセルの各々について造形の有無を算出する算出部と、
    前記三次元閾値マトリクスの周期を前記属性値に応じて調整する調整部と、
    を備えた次元形状データの生成装置。
  5. 前記調整部は、前記三次元閾値マトリクスの周期の調整の度合いを設定する調整係数の値に応じて前記三次元閾値マトリクスの周期を調整する
    請求項記載の三次元形状データの生成装置。
  6. 前記三次元領域の互いに直交する3軸の軸毎に前記調整係数が設定されている
    請求項記載の三次元形状データの生成装置。
  7. 前記調整係数を受け付ける受付部を備えた
    請求項又は請求項記載の三次元形状データの生成装置。
  8. 単位形状が繰り返された形状を含む三次元形状を複数のボクセルで表すと共に、前記複数のボクセルの各々に属性値が設定された三次元形状データを取得する取得部と、
    予め定めた基本形状に対応して閾値が三次元領域に配置された三次元閾値マトリクスを設定する設定部と、
    前記三次元形状の特定方向における第1の基準位置から前記単位形状が造形されるように、前記複数のボクセルの特定方向の座標を各々補正する補正部と、
    座標が補正された前記複数のボクセルの属性値と、前記三次元閾値マトリクスと、に基づいて、前記複数のボクセルの各々について造形の有無を算出する算出部と、
    を備え、
    前記閾値が、前記基本形状に対応する第1の閾値と、前記基本形状以外に対応する第2の閾値と、の2値で設定されている
    次元形状データの生成装置。
  9. 単位形状が繰り返された形状を含む三次元形状を複数のボクセルで表すと共に、前記複数のボクセルの各々に属性値が設定された三次元形状データを取得する取得部と、
    予め定めた基本形状に対応して閾値が三次元領域に配置された三次元閾値マトリクスを設定する設定部と、
    前記三次元形状の特定方向における第1の基準位置から前記単位形状が造形されるように、前記複数のボクセルの特定方向の座標を各々補正する補正部と、
    座標が補正された前記複数のボクセルの属性値と、前記三次元閾値マトリクスと、に基づいて、前記複数のボクセルの各々について造形の有無を算出する算出部と、
    を備え、
    前記閾値が、前記基本形状に対応する閾値から徐々に変化するように、多値で設定されている
    次元形状データの生成装置。
  10. 単位形状が繰り返された形状を含む三次元形状を複数のボクセルで表すと共に、前記複数のボクセルの各々に属性値が設定された三次元形状データを取得する取得部と、
    予め定めた基本形状に対応して閾値が三次元領域に配置された三次元閾値マトリクスを設定する設定部と、
    前記三次元形状の特定方向における第1の基準位置から前記単位形状が造形されるように、前記複数のボクセルの特定方向の座標を各々補正する補正部と、
    座標が補正された前記複数のボクセルの属性値と、前記三次元閾値マトリクスと、に基づいて、前記複数のボクセルの各々について造形の有無を算出する算出部と、
    を備え、
    前記単位形状が、弾性構造を含む
    次元形状データの生成装置。
  11. 前記単位形状が、中空構造を含む
    請求項10記載の三次元形状データの生成装置。
  12. 前記単位形状が、梁構造を含む
    請求項10記載の三次元形状データの生成装置。
  13. 請求項1~12の何れか1項に記載の三次元形状データの生成装置により生成された三次元形状データに基づいて三次元形状を造形する造形部
    を備えた三次元造形装置。
  14. コンピュータを、請求項1~12の何れか1項に記載の三次元形状データの生成装置の各部として機能させるための三次元形状データの生成プログラム。
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