JP2018049335A - データ生成装置、造形装置、造形方法及びプログラム - Google Patents

データ生成装置、造形装置、造形方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】形状データの補正の精度を確保しつつ、補正用造形物の出力に要する時間と、補正用造形物の形状を測定する時間とを短縮することができるデータ生成装置を提供する。【解決手段】データ生成装置100は、補正用データ算出部114と、形状データ補正部120とを有し、補正用データ算出部114は、出力された粗調整用テストパターン810の形状を規定する形状データからのずれ量に基づいて、複数の形状毎の一次補正用データをそれぞれに算出し、角度又は大きさが互いに異なる複数の微調整用テストパターン860形状データからのずれ量に基づいて、造形物の角度又は大きさの違いに応じて一次補正量を補正して、補正用データ算出部114で用いられる二次補正用データを算出する。【選択図】図7

Description

本発明は、データ生成装置、造形装置、造形方法及びプログラムに関する。
特許文献1には、レーザ照射で形成される3次元構造物の寸法と当該3次元構造物のスキャンパスの設計値との差を最小化するためのデータを作成する技法であり、当該技法は、上記3次元構造物の製造プロセスをモデル化し、当該製造プロセスで使用される材料の収縮の定式化を行うこと、及び上記定式化した収縮モデルを用いて、上記材料の収縮後の3次元構造物の寸法と上記設計値との差を最小化する最適化計算を行ない、当該差を最小化するスキャン長さxを算出することを含み、上記定式化を行うことは、上記レーザのスキャンパスのスキャン長さxiに応じて上記材料が収縮する場合に収縮関数を定式化することを含む技術が記載されている。
特開2015−58678号公報
造形物の形状を規定する形状データを用いて出力した造形物の形状に、形状データが規定する形状からのずれが生じることがある。このようなずれは、補正用造形物を出力し、主力した補正用造形物の形状データが規定する形状からのずれに基づいて補正用データを算出し、算出した補正用データを用いて最終造形物の形状データを補正することで低減することができる。
この際、補正用造形物の出力と、補正用造形物の測定に要する時間が長くなる虞がある。
本発明は、一次補正用データを補正した二次補正用データを用いず、一次補正用データを用いて主力用造形物の形状データを補正する技術と比較して、形状データの補正の精度を確保しつつ、補正用造形物の出力に要する時間と、補正用造形物の形状を測定する時間とを短縮することができるデータ生成装置、造形装置、造形物の製造方法及びプログラムを提供することを目的とする。
請求項1に係る本発明は、出力された造形物の当該造形物の形状を規定する形状データからのずれ量に基づいて、ずれ量を低減させるように形状データを補正するための補正用データを算出する補正用データ算出部と、
前記補正用データ算出部で算出された補正用データに基づいて最終造形物の形状データを補正するデータ補正部と、を有し、前記補正用データ算出部は、出力された一次補正用造形物の当該一次補正用造形物の形状を規定する形状データからのずれ量に基づいて、複数の形状毎の一次補正用データをそれぞれに算出し、角度又は大きさが互いに異なる複数の二次補正用造形物の当該二次補正用造形物の形状をそれぞれに規定する形状データからのずれ量に基づいて、造形物の角度又は大きさの違いに応じて一次補正量を補正して、前記データ補正部で用いられる二次補正用データを算出するデータ生成装置である。
請求項2に係る本発明は、一次補正用データの算出に用いられる一次補正用造形物の数及び大きさが、最終造形物に応じて定められる請求項1記載のデータ生成装置である。
請求項3に係る本発明は、二次補正用データの算出に用いられる二次補正用造形物の形状及び数が、最終造形物に応じて定められる請求項1又は2記載のデータ生成装置である。
請求項4に係る本発明は、前記補正用データ算出部は、一次補正用データに基づいて一次補正用データを補正する補正量を予想し、予想に基づいて二次補正用データを算出する請求項1乃至3いずれか記載のデータ生成装置である。
請求項5に係る本発明は、出力された造形物の当該造形物の形状を規定する形状データからのずれ量に基づいて、ずれ量を低減させるように形状データを補正するための補正用データを算出する補正用データ算出部と、前記補正用データ算出部で算出された補正用データに基づいて最終造形物の形状データを補正するデータ補正部と、前記データ補正部で補正された形状データを用いて最終造形物を出力する出力部と、を有し、前記補正用データ算出部は、出力された一次補正用造形物の当該一次補正用造形物の形状を規定する形状データからのずれ量に基づいて、複数の形状毎の一次補正用データをそれぞれに算出し、角度又は大きさが互いに異なる複数の二次補正用造形物の当該二次補正用造形物の形状をそれぞれに規定する形状データからのずれ量に基づいて、造形物の角度又は大きさの違いに応じて一次補正量を補正して、前記データ補正部で用いられる二次補正用データを算出する造形装置である。
請求項6に係る本発明は、出力された造形物の当該造形物の形状を規定する形状データからのずれ量に基づいて、ずれ量を低減させるように形状データを補正するための補正用データを算出する補正用データ算出工程と、前記補正用データ算出工程で算出された補正用データに基づいて最終造形物の形状データを補正するデータ補正工程と、前記データ補正工程で補正された形状データを用いて最終造形物を出力する出力工程と、を有し、前記補正用データ算出工程は、出力された一次補正用造形物の当該一次補正用造形物の形状を規定する形状データからのずれ量に基づいて、複数の形状毎の一次補正用データをそれぞれに算出し、角度又は大きさが互いに異なる複数の二次補正用造形物の当該二次補正用造形物の形状をそれぞれに規定する形状データからのずれ量に基づいて、造形物の角度又は大きさの違いに応じて一次補正量を補正して、前記データ補正部で用いられる二次補正用データを算出する造形物の製造方法である。
請求項7に係る本発明は、出力された造形物の当該造形物の形状を規定する形状データからのずれ量に基づいて、ずれ量を低減させるように形状データを補正するための補正用データを算出する補正用データ算出ステップと、前記補正用データ算出ステップで算出された補正用データに基づいて最終造形物の形状データを補正するデータ補正ステップと、前記データ補正工程で補正された形状データを用いて最終造形物を出力する出力ステップと、をコンピュータに実行させ、前記補正用データ算出ステップは、出力された一次補正用造形物の当該一次補正用造形物の形状を規定する形状データからのずれ量に基づいて、複数の形状毎の一次補正用データをそれぞれに前記コンピュータに算出させ、角度又は大きさが互いに異なる複数の二次補正用造形物の当該二次補正用造形物の形状をそれぞれに規定する形状データからのずれ量に基づいて、造形物の角度又は大きさの違いに応じて一次補正量を補正して、前記データ補正部で用いられる二次補正用データを算出させるプログラムである。
請求項1に係る本発明によれば、一次補正用データを補正した二次補正用データを用いず、一次補正用データを用いて主力用造形物の形状データを補正する技術と比較して、形状データの補正の精度を確保しつつ、補正用造形物の出力に要する時間と、補正用造形物の形状を測定する時間とを短縮することができるデータ生成装置を提供することができる。
請求項2に係る本発明によれば、最終造形物がいかなるものであっても、用いる一次補正用造形物の数及び大きさが同じである技術と比較して、必要以上に大きい一次補正用造形物を出力したり、必要以上の数の一次補正用造形物を出力したりする虞を低減させることができる。
請求項3に係る本発明によれば、最終造形物がいかなるものであっても、用いる二次補正用造形物の形状及び大きさが同じである技術と比較して、データ補正の精度を向上させることができ、必要以上の数の二次補正用造形物を出力する虞を低減させることができる。
請求項4に係る本発明によれば、一次補正用データの補正量の予想をせずに算出する技術と比較して、一次補正用データの算出を簡単にすることができる。
請求項5に係る本発明によれば、一次補正用データを補正した二次補正用データを用いず、一次補正用データを用いて主力用造形物の形状データを補正する技術と比較して、形状データの補正の精度を確保しつつ、補正用造形物の出力に要する時間と、補正用造形物の形状を測定する時間とを短縮することができる造形装置を提供することができる。
請求項6に係る本発明によれば、一次補正用データを補正した二次補正用データを用いず、一次補正用データを用いて主力用造形物の形状データを補正する技術と比較して、形状データの補正の精度を確保しつつ、補正用造形物の出力に要する時間と、補正用造形物の形状を測定する時間とを短縮することができる造形物の製造方法を提供することができる。
請求項7に係る本発明によれば、一次補正用データを補正した二次補正用データを用いず、一次補正用データを用いて主力用造形物の形状データを補正する技術と比較して、形状データの補正の精度を確保しつつ、補正用造形物の出力に要する時間と、補正用造形物の形状を測定する時間とを短縮することができるプログラムを提供することができる。
本発明の第一実施形態で用いられる三次元造形システムを示す図である。 本発明の第一実施形態で出力される最終造形物の例を示し、図2(A)は最終造形物の第一の例を示す図であり、図2(B)は最終造形物の第二の例を示す図であり、図2(C)は最終造形物の第三の例を示す図であり、図2(D)は最終造形物の第四の例を示す図である。 本発明の第一実施形態で出力される微調整用テストパターンを示し、図2(A)は微調整用テストパターンの第一の例を示す図であり、図2(B)は微調整用テストパターンの第二の例を示す図であり、図2(C)は微調整用テストパターンの第三の例を示す図であり、図2(D)は微調整用テストパターンの第四の例を示す図である。 本発明の第一実施形態で用いられる粗調整用テストパターンを示す図である。 本発明の第一実施形態で用いられる三次元造形装置を示す図である。 本発明の第一実施形態で用いられる三次元造形装置が有する制御部を示すブロック図である。 本発明の第一実施形態で用いられる三次元データ生成装置のの機能的構成を示すブロック図である。 本発明の第一実施形態における二次補正用データの算出を説明するグラフである。 本発明の第一実施形態における最終造形物900を出力するまでの工程を説明するフローチャートである。 本発明の第二実施形態で用いられる三次元データ生成装置のの機能的構成を示すブロック図である。
次に、本発明を実施するための形態を、図面を参照して説明する。図1には、本発明の実施形態に係る三次元造形システム10が示されている。三次元造形システム10は、データ生成装置100と、出力装置500と、三次元走査装置600とを有し、これらがネットワーク700に接続されている。
三次元造形システム10は、最終造形物900(図2を参照)と、粗調整用テストパターン810(図4を参照)と、微調整用テストパターン860(図3を参照)とを出力する。最終造形物900は、操作者が最終的な形(出力)を所望する造形物である。粗調整用テストパターン810は、一次補正用造形物として用いられていて、粗調整用テストパターン810の形状を規定する形状データからのずれ量に基づいて、一次補正用データを算出するために用いられる。
微調整用テストパターン860は、二次補正用造形物として用いられていて、微調整用テストパターン860の形状を規定する形状データからのずれ量に基づいて、一次補正用データを補正して、二次補正用データを算出するために用いられる。最終造形物900と、粗調整用テストパターン810と、微調整用テストパターン860との詳細は後述する。
データ生成装置100としては、例えばパーソナルコンピュータを用いることができる。データ生成装置100は、表示装置150と、操作装置190とを有する。表示装置150としては、例えば液晶表示パネルを用いることができ、操作装置190としては、例えばキーボードやマウスを用いることができる。表示装置150と操作装置190との機能を併せ持つものとして、タッチパネルを用いてもよい。データ生成装置100の詳細は、後述する。
三次元走査装置600は、所謂3Dスキャナであり、粗調整用テストパターン810の形状を測定し、微調整用テストパターン860の形状を測定する形状測定装置として用いられている。形状測定装置としては、三次元走査装置600に替えて、例えば、CTスキャン装置(コンピュータ断層撮影装置)等を用いることができる。また、三次元走査装置600等の形状測定装置を用いずに、例えば、ノギスやスケールを用いて操作者が粗調整用テストパターン810の形状を測定するようにしてもよい。
図2には、最終造形物900の例が示されていて、図2(A)には、最終造形物900の一例として、立方体の最終造形物900aが示されている。また、図2(B)には、最終造形物900の一例として、四角錐の最終造形物900bが示されている。また、図2(C)には、最終造形物900の一例として、円錐形状の凹部が形成された最終造形物900cが示されている。また、図2(D)には、最終造形物900の一例として、例えば平面であり、例えば水平面である面902に対して、予め定められた角度θを有するように傾斜した傾斜物である最終造形物900dが示されている。
最終造形物900a、最終造形物900b及び最終造形物900cは、形状データが定める様々な大きさで出力される。最終造形物900dは、形状データが定める様々な大きさで、角度θが形状データの定めた角度となるように造形される。
図3には、微調整用テストパターン860の例が示されていて、図3(A)には、微調整用テストパターン860の一例として、立方体の微調整用テストパターン860aが示されている。微調整用テストパターン860aは、互いに相似であって、大きさが互いに異なる複数個が出力される。
また、図3(B)には、微調整用テストパターン860の一例として、四角錐の微調整用テストパターン860bが示されている。微調整用テストパターン860bは、互いに相似であって、大きさが互いに異なる複数個が出力される。
また、図3(C)には、微調整用テストパターン860の一例として、円錐形状の凹部が形成された微調整用テストパターン860cが示されている。微調整用テストパターン860cは、凹部の形状が互いに相似であって、凹部の大きさが互いに異なる複数個が出力される。
また、図2(D)には、微調整用テストパターン860のの一例として、例えば平面であり、例えば水平面である面862に対して、予め定められた角度θを有するように傾斜した傾斜物である微調整用テストパターン860dが示されている。微調整用テストパターン860は、角度θが異なる複数個が出力される。
図4には、粗調整用テストパターン810の例が示されている。粗調整用テストパターン810は、複数の形状毎の補正用データを算出するための、互いに形状が異なる複数の部分を有する。例えば、粗調整用テストパターン810は、四角錐である四角錐形状部810bを有し、凹部である凹部形状部810cを有し、面812に対して角度θを有するように傾斜して形成された傾斜部810dを有する。また、粗調整用テストパターン810は、円錐形状である円錐形状部810eを有し、半球形状である半球形部810fを有し、例えば六角形の貫通孔である貫通孔部810gを有する。
粗調整用テストパターン810は、例えば、最終造形物900b等の最終造形物900の大きさに対応させて、最終造形物900の大きさ毎に複数を造形することが補正用データの精度を向上させるためには望ましい。
その一方において、粗調整用テストパターン810は形状が複雑であるため、出力装置500による出力にも、三次元走査装置600による走査にも時間を要する。また、粗調整用テストパターン810は、微調整用テストパターン860と比較して体積が大きいため、出力のために必要となる造形材料に量が微調整用テストパターン860よりも多く必要になる。このため、出力時間、測定時間を短縮し、消費する造形材料の量を少なくするには、出力する粗調整用テストパターン810の数が少ない方が望ましい。
この点、この実施形態においては、補正用データの精度、出力時間、測定時間、出力に要する造形材料の量等を考慮の結果、粗調整用テストパターン810を出力する数を、微調整用テストパターン860を出力する数である4個から6個(図3を参照、微調整用テストパターン860aは4個を出力、微調整用テストパターン860bは6個を出力、微調整用テストパターン860cは3個を出力、微調整用テストパターン860dは5個を出力)よりも少ない1個又は2個としている。
粗調整用テストパターン810は、例えば、最終造形物900を出力する毎等、頻繁に出力することが補正用データの精度を向上させるためには望ましい。その一方で、出力に要する時間、測定に要する時間、必要となる造形材料の量を考慮すると、粗調整用テストパターン810を出力する頻度は少ない方が望ましい。
この点、この実施形態においては、補正用データの精度、出力時間、測定時間、出力に要する造形材料の量等を考慮の結果、例えば、出力装置500の使用開始特、用いる造形材料を変更時、例えば部品交換等の出力装置500の修理後等の予め定められたタイミングで粗調整用テストパターン810を出力するようにしている。
図5には、出力装置500が示されている。出力装置500は、最終造形物900を出力し、粗調整用テストパターン810を出力し、微調整用テストパターン860を出力する。以下の説明においては、出力装置500が、最終造形物900を出力する場合を例として説明をするものの、出力装置500は、粗調整用テストパターン810と、微調整用テストパターン860ともを出力する装置である。
出力装置500は、所謂インクジェット法、より詳細には所謂インクジェット紫外線硬化型積層造形法を採用している。以下の説明においては、出力装置500として、インクジェット紫外線硬化型積層造形法を採用した場合を例として示すものの、出力装置500は、他の方式を採用したものであってもよい。すなわち、出力装置500は、例えば、FDM(Fused Deposition Modeling)とも称される熱溶解積層法、SLS(Selective Laser Sintering)とも称される粉末焼結法、粉末固着法、石膏積層法、STL(Stereo Lithography)とも称される光造形法、LOM(Laminated Object Manufacturing)とも称されるシート材積層法等の方式を採用した三次元造形装置であってもよい。
図5に示すように、出力装置500は造形ステージ510を有する。出力装置500では、造形ステージ510の上側の面に造形材料が積層されるようにして最終造形物900が出力される。また、造形ステージ510の上側の面には、必要に応じてサポート剤が積層されることによりサポート材積層部990が出力される。サポート材積層部990は、例えば、最終造形物900の重力方向における下側に造形材料が積層されていない部分がある場合に、最終造形物900を重力方向における下側から支えるために形成される。サポート材積層部990は、最終造形物900の造形後に、例えば水洗いする等の方法で最終造形物900から除去される。
造形ステージ510にはZ軸方向移動機構520が連結されている。造形ステージ510は、Z軸方向移動機構520を駆動させることでZ軸方向(上下方向)に移動することができるようになっている。
出力装置500は、ヘッド部530をさらに有し、ヘッド部530はヘッド部本体532を有する。ヘッド部本体532には、X軸方向移動機構534が連結されている。ヘッド部530は、X軸方向移動機構520を駆動させることでX軸方向(図5における左右方向)に移動することができるようになっている。また、ヘッド部本体532には、Y軸方向移動機構536が連結されている。ヘッド部530は、Y軸方向移動機構536を駆動させることでY軸方向(図5における紙面と交わる方向)に移動することができるようになっている。
ヘッド部530は、造形材料射出ノズル540をさらに有する。造形材料射出ノズル540は、造形材料貯蔵部542に貯蔵されている造形材料を造形ステージ510に向けて射出する。造形材料としては、光硬化性樹脂を用いることができる。
ヘッド部530は、サポート材射出ノズル550をさらに有する。サポート材射出ノズル550は、サポート材貯蔵部552に貯蔵されているサポート材を造形ステージに向けて射出する。
ヘッド部530は、平滑化装置560をさらに有する。平滑化装置560は、造形ステージ510へと射出された造形材料とサポート材とを平滑化する。平滑化装置560は、過剰な造形材料と過剰なポート材とを掻き取るように回転する回転部材562を有する。
ヘッド部530は、光照射装置570をさらに有する。光照射装置570は、光を照射することで造形ステージ510に射出された造形材料を硬化させ、サポート材を硬化させる。
図6は、出力装置500が有する制御部580を示すブロック図である。図3に示すように、制御部580は制御回路582を有し、制御回路582に、ネットワーク700(図1を参照)と通信インターフェイス584とを介し、データ生成装置100(図1を参照)で生成された最終造形物900の断面形状データが入力される。
また、出力装置500において、制御回路582からの出力によりX軸方向移動機構534と、Y軸方向移動機構536と、Z軸方向移動機構520と、造形材料射出ノズル540と、サポート材射出ノズル550と、平滑化装置560と、光照射装置570とが制御される。
以上のように構成された出力装置500で最終造形物900を出力するには、制御回路582は、X軸方向移動機構534にヘッド部530を図2における右側へと移動させつつ、造形材料射出ノズル540に造形ステージ510へと造形材料を射出させ、サポート材射出ノズル550に造形ステージ510へとサポート材を射出させる。そして、制御回路582は、X軸方向移動機構534にヘッド部530を図6における左側へと移動させつつ、平滑化装置560に造形材料とサポート材とを平滑化させ、さらには光照射装置570に第1の造形材とサポート材とを硬化させる。以上のようにして、制御回路582は、主走査方向(X軸方向)における一定幅の造形をさせる。
そして、主走査方向における一定幅の造形を終了させると、制御回路582は、Y軸方向移動機構536に、ヘッド部530を副操作方向に(Y軸方向)に移動させ、さらには主走査方向における一定幅方向の造形をさせる。
以上の動作を繰り返させることにより、一層分の最終造形物900の造形を完了させると、制御回路582は、Z軸方向移動機構520に、造形ステージ510を、下方向(Z軸方向)に最終造形物900等の一層の厚さ分だけ下降させる。そして、制御回路582は、最終造形物900の既に造形がなされた部分に積層させるようにして、次の層の造形をさせる。以上の動作を繰り返すことにより、出力装置500は、硬化させた造形材料を積層させるようにして最終造形物900や、粗調整用テストパターン810を造形する。
図7は、データ生成装置100の機能的構成を示すブロック図である。図7に示すように、データ生成装置100は測定結果受付部110を有する。測定結果受付部110は、粗調整用テストパターン810の形状を規定する形状データを用いて出力装置500で出力され、三次元走査装置600で測定された粗調整用テストパターン810の測定結果を受け付ける。また、測定結果受付部110は、微調整用テストパターン860の形状を規定する形状データを用いて出力装置500で出力され、三次元走査装置600で測定された微調整用テストパターン860の測定結果を受け付ける。
データ生成装置100は、形状データ記憶部112をさらに有する。形状データ記憶部112は、互いに大きさが異なる例えば2個の粗調整用テストパターン810の形状をそれぞれに規定する形状データを記憶している。
また、形状データ記憶部112は、角度又は大きさが互いに異なる複数の微調整用テストパターン860の形状をそれぞれに規定する複数の形状データを記憶している。より具体的には、例えば、互いに大きさの異なる4個の微調整用テストパターン860aの形状をそれぞれに規定する4個の形状データと、互いに大きさの異なる6個の微調整用テストパターン860bの形状をそれぞれに規定する6個の形状データと、凹部の大きさが互いに異なる5個の微調整用テストパターン860cの形状をそれぞれに規定する5個の形状データと、面862に対する角度θが互いに異なる5の微調整用テストパターン860dの形状を規定する5個の形状データとを含む複数の形状データを記憶している。
データ生成装置100は、補正用データ算出部114をさらに有する。補正用データ算出部114は、出力装置500で出力された造形物の当該造形物の形状を規定する形状データからのずれ量に基づいて、ずれ量を低減させるように形状データを補正するための補正用データを算出する。
より具体的には、補正用データ算出部114は、出力装置500で出力された粗調整用テストパターン810の当該粗調整用テストパターン810の形状を規定する形状データ(形状データ記憶部112に記憶されているデータ)からのずれ量に基づいて一次補正用データを算出する。
例えば、出力された粗調整用テストパターン810が形状データの規定する形状よりも大きく出力された場合は、補正用データ算出部114は、粗調整用テストパターン810が小さく出力されるように一次補正用データを算出する。また、例えば、粗調整用テストパターン810が形状データの規定する形状よりも厚く造形された場合は、補正用データ算出部114は、粗調整用テストパターン810が薄く出力されるように一次補正用データを算出する。
補正用データ算出部114は、一次補正用データを算出する際に形状毎に一次補正用データを算出する。より具体的には、補正用データ算出部114は、四角錐形状部810b、凹部形状部810c、傾斜部810d、円錐形状部810e、半球形部810f、貫通孔部810g等毎に一次補正用データを算出する。
また、補正用データ算出部114は、角度θ又は大きさが互いに異なる複数の微調整用テストパターン860の当該微調整用テストパターン860の形状をそれぞれに規定するデータからのずれ量に基づいて、微調整用テストパターン860の角度又は大きさの違いに応じて上述の一次補正用データを補正し、最終造形物900の形状データを補正するための二次補正用データを算出する。二次補正用データの算出の詳細は後述する。
データ生成装置100は、補正用データ記憶部116をさらに有する。補正用データ記憶部116は、補正用データ算出部114で算出された一次補正用データと二次補正用データとを記憶する。
データ生成装置100は、形状データ受付部118をさらに有する。形状データ受付部118は、最終造形物900形状を規定する形状データを受け付ける。この実施形態では、形状データ受付部118が、形状データとしてSTL(Standard Triangulated Language)データを受け付ける構成を例として説明をするものの、形状データ受付部118で三次元CAD(Computer Aided Design)のデータ、三次元CG(computer graphics)のデータ、3Dスキャナによるデータ等を受け付けて、受け付けたデータを、データ生成装置100側でSTLデータに変換するようにしてもよい。
ここで、STLデータとは、三次元形状を表現するデータを保存するファイルフォーマットの一つであるSTLフォーマットのデータであり、三次元データを、多数の三角形の頂点の座標と、これらの多数の三角形の面の法線ベクトルとで示すデータである。
データ生成装置100は、形状データ補正部120をさらに有する。形状データ補正部120は、補正用データ算出部114で算出された補正用データに基づいて最終造形物900の形状データを補正する。より具体的には、形状データ補正部120は、補正用データ算出部114で算出され、補正用データ記憶部116に記憶されている二次補正用データを用いて、形状データ受付部118が受け付けた最終造形物900の形状データを補正する。
データ生成装置100は、断面形状データ生成部122をさらに有する。断面形状データ生成部122は、形状データ補正部120で補正された形状データから断面形状データ(積層データ)を生成する。また、断面形状データ生成部122は、形状データ記憶部112に記憶されている粗調整用テストパターン810の形状データから粗調整用テストパターン810の断面形状データを生成する。また、断面形状データ生成部122は、形状データ記憶部112に記憶されている微調整用テストパターン860の形状データから微調整用テストパターン860の断面形状データを生成する。
データ生成装置100は、出力指示部124をさらに有する。出力指示部124は、断面形状データ生成部122で生成された最終造形物900の断面形状データに基づく最終造形物900の造形を出力装置500に指示し、断面形状データ生成部122で生成された粗調整用テストパターン810の断面形状データに基づく粗調整用テストパターン810の造形を出力装置500に指示し、断面形状データ生成部122で生成された微調整用テストパターン860のの断面形状データに基づく微調整用テストパターン860の造形を出力装置500に指示する。
最終造形物900に生じる形状データからのすれ量や、粗調整用テストパターン810に生じる形状データからのずれ量は、それぞれの造形物の大きさや、それぞれの造形物の形状により異なる。このため、最終造形物900の形状データからのずれ量を低減させ、最終造形物900の精度を向上させるためには、最終造形物900の形状や最終造形物900の大きさに応じて、最終造形物900と形状と大きさとが近い部分を有する粗調整用テストパターン810を、最終造形物900を出力する毎に出力し、この出力した粗調整用テストパターン810を用いて最終造形物900の造形データを修正することが望ましい。
一方において、最終造形物900を出力する毎に粗調整用テストパターン810を出力すると、粗調整用テストパターン810の出力装置500による出力に時間を要し、粗調整用テストパターン810の三次元走査装置600による走査に時間を要し、さらには、粗調整用テストパターン810を出力するための造形材料が必要になる。このため、出力時間、測定時間を短縮し、消費する造形材料の量を少なくするには、出力する粗調整用テストパターン810の数が少ない方が望ましい。
このため、この実施形態においては、粗調整用テストパターン810を出力する数を1度について1個又は2個に留め、1個又は2個の粗調整用テストパターン810を用いて一次補正用データを算出し、大きさ等が異なる複数の微調整用テストパターン860の形状データからのずれ量に基づいて、最終造形物900の形状や角度に応じて一次補正用データを補正して二次補正用データを算出し、算出した二次補正用データを最終造形物900の形状データの補正に用いることで、最終造形物900の出力の精度を維持しつつ、粗調整用テストパターン810を出力する個数の増加を抑制している。以下、補正用データ算出部114による二次補正用データ算出について、より具体的に説明する。
図8は、補正用データ算出部114による二次補正用データの算出を説明するグラフである。図8において、横軸は、例えば微調整用テストパターン860の大きさ等の造形物の大きさを示していて、図8における横軸は、出力された造形物の当該造形物の形状を規定する形状データからのずれ量を示している。
また、図8における点P1から点P6は、互いに相似であって、大きさが互いに異なる微調整用テストパターン860の大きさと、それぞれの大きさの微調整用テストパターン860において形状データから生じるずれ量をとグラフ上にプロットした点である。また、線L1は、点P1から点P6がそれぞれに示すデータから、微調整用テストパターン860の大きさと造形物に形状データからのずれ量との関係を予想した関数であり、例えば最小二乗法を用いて予想された関数である。
また、図8における点P11と、点P12とは、互いに大きさの異なる2つの粗調整用テストパターン810における同一形状部分(例えば、図4に示す四角錐形状部810b)の大きさと、その同一形状部における造形物の形状データからのずれ量とをプロットした点である。また、線L2は、点P11で示すデータと点P12とで示すデータとにおける造形物の大きさと造形物のずれ量との関係が、点P1から点P6で示すデータにおける造形物の大きさと造形物のずれ量との関係と同等であるとみなして、粗調整用テストパターン810の同一形状部分の大きさと、その部分における造形物の形状データからのずれ量との関係を予測した関数である。
以上で説明をしたデータ等を用いて、粗調整用テストパターン810の同一形状部分の大きさとその部分における造形物の形状データからのずれ量との関係とを示す関数から大きさX1である最終造形物900に生じるずれ量Y1を補正用データ算出部114が算出し、その算出結果に基づいて算出されたずれ量を打ち消すように形状データ補正部120が最終造形物900の形状データを補正する。
以上で説明をした例においては、互いに大きさの異なる2つの粗調整用テストパターン810のデータを用いて粗調整用テストパターン810の同一形状部分の大きさと、その部分における造形物の形状データからのずれ量との関係を規定する関数を予測したものの、点P21に示す1つの粗調整用テストパターン810のデータを用いて、線L3に示すように、粗調整用テストパターン810の同一形状部分の大きさと、その部分における造形物の形状データからのずれ量との関係を規定する関数を予測してもよい。
ここで、一次補正用データの算出に用いられる粗調整用テストパターン810の大きさを最終造形物900の応じて定めるようにしてもよい。具体的には、一次補正用データの算出に用いられる部分(例えば、図4に示す四角錐形状部810b)の大きさが、最終造形物900の大きさと同じとなるか、両者の大きさの違いが予め定められた所定の範囲内に収まるように粗調整用テストパターン810の大きさを定めるようにしてもよい。
また、一次補正用データの算出に用いられる粗調整用テストパターン810の数を最終造形物900の応じて定めるようにしてもよい。具体的には、最終造形物900の形状が複雑である程、算出に用いる粗調整用テストパターン810の数を多くして、算出に用いられる最終造形物900の形状が単純である程、算出に用いる粗調整用テストパターン810の数を少なくするようにしてもよい。
また、二次補正用データの算出に用いられる微調整用テストパターン860の形状は、最終造形物900の応じて定められることが望ましい。具体的には、最終造形物900の形状と同じであるか最終造形物900に近い形状を有する微調整用テストパターンを用いることが望ましい。例えば、最終造形物900が、四角錐の最終造形物900bである場合、微調整用テストパターン860として、
四角錐の微調整用テストパターン860bを用いることが望ましい。
また、二次補正用データの算出に用いられる微調整用テストパターン860の数は、最終造形物900の応じて定められることが望ましい。具体的には、最終造形物900の形状が複雑である程、二次補正用データの算出に用いられる微調整用テストパターン860の数を多くすることが望ましい。
図9は三次元造形システム10における最終造形物900を出力するまでの過程を説明するフローチャートである。図9に示すように、最初のステップS12で、データ生成装置100は、粗調整用テストパターン810を造形する造形条件に一致するか否かを判別する。ここで、粗調整用テストパターン810を造形する条件としては、例えば、出力装置500の使用開始時や、造形に用いる造形材料の変更時や、例えば部品交換等の出力装置500の修理後等を挙げることができる。
上述のステップS12で粗調整用テストパターン810を造形する造形条件に一致するとの判断がなされた場合はステップS14に進み、S12で粗調整用テストパターン810を造形する造形条件に一致しないとの判断がなされた場合はステップS18に進む。
ステップS14においては、粗調整用テストパターン810の出力がなされる。すなわち、形状データ記憶部112に記憶されている粗調整用テストパターン810の形状データを用いての出力を、データ生成装置100が出力装置500に指示する。
次のステップであるステップS16では、ステップS14で出力され、三次元走査装置600で測定された粗調整用テストパターン810の測定結果を測定結果受付部110が受け付ける。
次のステップであるステップS18では、微調整用テストパターン860の出力がなされる。すなわち、形状データ記憶部112に記憶されている微調整用テストパターン860の形状データを用いての出力を、データ生成装置100が出力装置500に指示する。
次のステップであるステップS20では、ステップS18で出力され、三次元走査装置600で測定された微調整用テストパターン860の測定結果を測定結果受付部110が受け付ける。
次のステップであるステップS22では、補正用データ算出部114が、補正用データを算出する。この際、ステップS16で粗調整用テストパターン810の測定結果を受け付ている場合は、ステップS16で受け付けた粗調整用テストパターン810の測定結果を補正用データの生成に用いる。また、ステップS16で粗調整用テストパターン810の測定結果を受け付ていない場合は、補正用データ記憶部116に記憶されている粗調整用テストパターン810の測定結果を補正用データの生成に用いる。
次のステップであるステップS24では、形状データ補正部120が、ステップS22で算出された補正用データを用いて最終造形物900の形状データを補正する。
次のステップS26では、ステップS34で補正されたデータを用いての出力を、データ生成装置100が出力装置500に指示する。
次に本発明の第二実施形態に係る三次元造形システム10について説明する。先述の第一実施形態においては、出力装置500は、データ生成装置100と共に三次元造形システム10を構成し、データ生成装置100で生成されたデータ等に基づいて最終造形物900や、粗調整用テストパターン810や、微調整用テストパターン860を出力していた。これに対して、この第二実施形態においては、出力装置500が三次元データの生成をし、さらには最終造形物900や、粗調整用テストパターン810や、微調整用テストパターン860の出力をする。
図10は、第二実施形態に係る三次元造形システム10が有する出力装置500の機能的構成を示すブロック図である。図19に示されているように、測定結果受付部110、形状データ記憶部112、補正用データ算出部114、補正用データ記憶部116、形状データ受付部118、形状データ補正部120、断面形状データ生成部122、出力指示部124との第一実施形態においては、データ生成装置100が有していた構成を、この第二実施形態では出力装置500が有している。
また、この第二実施形態においては、出力装置500は、出力部590を有している。出力部590は、出力指示部124からの指示を受けて、最終造形物900や、粗調整用テストパターン810や、微調整用テストパターン860を出力する。出力部590は、例えば、造形ステージ510、ヘッド部530等の第1の実施形態に係る出力装置500有する全ての構成を有している。
以上で説明をしたように、本発明は、データ生成装置、造形装置、造形物の製造方法及びプログラムに適用することができる。
10・・・三次元造形システム
100・・・データ生成装置
110・・・測定結果受付部
114・・・補正用データ算出部
120・・・形状データ補正部
500・・・出力装置
580・・・制御部
582・・・制御回路
590・・・出力部
600・・・三次元走査装置
810・・・粗調整用テストパターン
860・・・微調整用テストパターン
900・・・最終造形物

Claims (7)

  1. 出力された造形物の当該造形物の形状を規定する形状データからのずれ量に基づいて、ずれ量を低減させるように形状データを補正するための補正用データを算出する補正用データ算出部と、
    前記補正用データ算出部で算出された補正用データに基づいて最終造形物の形状データを補正するデータ補正部と、
    を有し、
    前記補正用データ算出部は、
    出力された一次補正用造形物の当該一次補正用造形物の形状を規定する形状データからのずれ量に基づいて、複数の形状毎の一次補正用データをそれぞれに算出し、
    角度又は大きさが互いに異なる複数の二次補正用造形物の当該二次補正用造形物の形状をそれぞれに規定する形状データからのずれ量に基づいて、造形物の角度又は大きさの違いに応じて一次補正量を補正して、前記データ補正部で用いられる二次補正用データを算出する
    データ生成装置。
  2. 一次補正用データの算出に用いられる一次補正用造形物の数及び大きさが、最終造形物に応じて定められる
    請求項1記載のデータ生成装置。
  3. 二次補正用データの算出に用いられる二次補正用造形物の形状及び数が、最終造形物に応じて定められる
    請求項1又は2記載のデータ生成装置。
  4. 前記補正用データ算出部は、一次補正用データに基づいて一次補正用データを補正する補正量を予想し、予想に基づいて二次補正用データを算出する
    請求項1乃至3いずれか記載のデータ生成装置。
  5. 出力された造形物の当該造形物の形状を規定する形状データからのずれ量に基づいて、ずれ量を低減させるように形状データを補正するための補正用データを算出する補正用データ算出部と、
    前記補正用データ算出部で算出された補正用データに基づいて最終造形物の形状データを補正するデータ補正部と、
    前記データ補正部で補正された形状データを用いて最終造形物を出力する出力部と、
    を有し、
    前記補正用データ算出部は、
    出力された一次補正用造形物の当該一次補正用造形物の形状を規定する形状データからのずれ量に基づいて、複数の形状毎の一次補正用データをそれぞれに算出し、
    角度又は大きさが互いに異なる複数の二次補正用造形物の当該二次補正用造形物の形状をそれぞれに規定する形状データからのずれ量に基づいて、造形物の角度又は大きさの違いに応じて一次補正量を補正して、前記データ補正部で用いられる二次補正用データを算出する
    造形装置。
  6. 出力された造形物の当該造形物の形状を規定する形状データからのずれ量に基づいて、ずれ量を低減させるように形状データを補正するための補正用データを算出する補正用データ算出工程と、
    前記補正用データ算出工程で算出された補正用データに基づいて最終造形物の形状データを補正するデータ補正工程と、
    前記データ補正工程で補正された形状データを用いて最終造形物を出力する出力工程と、
    を有し、
    前記補正用データ算出工程は、
    出力された一次補正用造形物の当該一次補正用造形物の形状を規定する形状データからのずれ量に基づいて、複数の形状毎の一次補正用データをそれぞれに算出し、
    角度又は大きさが互いに異なる複数の二次補正用造形物の当該二次補正用造形物の形状をそれぞれに規定する形状データからのずれ量に基づいて、造形物の角度又は大きさの違いに応じて一次補正量を補正して、前記データ補正部で用いられる二次補正用データを算出する
    造形物の製造方法。
  7. 出力された造形物の当該造形物の形状を規定する形状データからのずれ量に基づいて、ずれ量を低減させるように形状データを補正するための補正用データを算出する補正用データ算出ステップと、
    前記補正用データ算出ステップで算出された補正用データに基づいて最終造形物の形状データを補正するデータ補正ステップと、
    前記データ補正工程で補正された形状データを用いて最終造形物を出力する出力ステップと、
    をコンピュータに実行させ、
    前記補正用データ算出ステップは、
    出力された一次補正用造形物の当該一次補正用造形物の形状を規定する形状データからのずれ量に基づいて、複数の形状毎の一次補正用データをそれぞれに前記コンピュータに算出させ、
    角度又は大きさが互いに異なる複数の二次補正用造形物の当該二次補正用造形物の形状をそれぞれに規定する形状データからのずれ量に基づいて、造形物の角度又は大きさの違いに応じて一次補正量を補正して、前記データ補正部で用いられる二次補正用データを算出させる
    プログラム。
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