JP7195175B2 - アンカー設置フレーム、アンカー組立体及び梁施工方法 - Google Patents
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Description
図1に示すように、本発明の実施形態に係るアンカー1は、中層木造建築物において階数分だけ積層された耐力壁10を貫通するように設けられる、引寄金物(タイダウン)用のシングルアンカーである。耐力壁10は、いわゆるツーバイフォー工法における枠組壁であり、一対の縦枠材11,11と、縦枠材11,11の下端部同士を連結する上枠材12と、縦枠材11,11の上端部同士を連結する上枠材13と、これらの枠材11,11,12,13によって構成される矩形枠の側面に貼着される構造用合板(図示せず)と、を備える。
図2から図4に示すように、アンカー設置フレーム2は、アンカー1の基部(下端部)を設置面に固定するための部材であり、アンカー取付部20と、ベース部30,40と、定着板50と、を備える。
アンカー取付部20は、上下方向に延設されており、上端部にアンカー1を取付可能に構成されている。アンカー取付部20は、丸パイプ21と、ナット22と、を備える。丸パイプ21は、上下方向に延設される円筒形状を呈する金属製部材である。ナット22は、丸パイプ21の上端部に同軸に固定されている。ナット22には、アンカー1の雄ネジ部と螺合可能な雌ネジ部が形成されている。
ベース部30は、アンカー取付部20の下端部の側面に固定されており、設置面に対して固定可能に構成されている。ベース部30は、底板部31と、底板部31の一縁部から上方へ延設される縦板部32と、を一体に備えることによって、側面視でL字形状を呈する金属製部材である。
ベース部40は、底板部41と、底板部41の一縁部から上方へ延設される縦板部42と、を一体に備えることによって、側面視でL字形状を呈する金属製部材である。
ベース部30,40は、平面視で互いに交差する方向に配置されている。本実施形態では、ベース部30,40は、平面視で直交してL字形状を呈するように配置されており、アンカー取付部20は、ベース部30,40によって構成される隅部に配置されている。また、孔部31a,31a,41aは、平面視でアンカー取付部20が内包される三角形の頂点に配置されており、孔部31b,31b,31bも、平面視でアンカー取付部20が内包される三角形の頂点に配置されている。かかる構造のアンカー設置フレーム2は、設置面に載置された状態で、アンカー取付部20が設置面のどこに配置されているかが分かりやすくなっており、設置位置の精度を向上することができる。
定着板50は、ベース部30,40よりも上方において、アンカー取付部20又はアンカー1から側方に延設される金属製又は樹脂製の部材である。定着板50は、平面視で円板形状を呈しており、当該定着板50に形成された孔部にアンカー1が挿通された状態で、ナット22上に設けられているとともに、ナットNによって上側から固定されている。かかる定着板50は、コンクリート製の基礎、梁等に埋設されることによって、アンカー設置フレーム2が上方へ抜けることを防止する機能を有する。
かかるアンカー1の鉛直性を維持するために、図5に示すゲージ部6が用いられる。ゲージ部6は、ゲージ本体60と、L金具70と、蝶ボルト80と、を備える。
続いて、本発明の実施形態に係るアンカー設置フレーム2の設置例について説明する。
図6に示すように、建築物の外周側において、アンカー設置フレーム2は、掘削された地面上に設けられた捨てコンクリート110上に設置される。ここで、ベース部30は、設置面である捨てコンクリート110上に載置されており、コンクリート用のオールアンカーAが孔部31a,31aを介して(又はコンクリートビスCBが孔部31b,31bを介して)捨てコンクリート110に打ち込まれることによって、捨てコンクリート110に固定される。また、ベース部40は、設置面である捨てコンクリート110上に載置されており、コンクリート用のオールアンカーAが孔部41aを介して(又はコンクリートビスCBが孔部41bを介して)捨てコンクリート110に打ち込まれることによって、捨てコンクリート110に固定される。
図7に示すように、建築物の内側において、アンカー設置フレーム2は、掘削された地面上に設けられた捨てコンクリート110上に設置される。ここで、ベース部30は、設置面である捨てコンクリート110上に載置されており、コンクリートビスCBが孔部31b,31bを介して(又はコンクリート用のオールアンカーAが孔部31a,31aを介して)捨てコンクリート110に打ち込まれることによって、捨てコンクリート110に固定される。また、ベース部40は、設置面である捨てコンクリート110上に載置されており、コンクリートビスCBが孔部41bを介して(又はコンクリート用のオールアンカーAが孔部41aを介して)捨てコンクリート110に打ち込まれることによって、捨てコンクリート110に固定される。
第三の設置例は、1階が鉄筋コンクリート製で、2階以上が木造の中高層建築物において、アンカー設置フレーム2を、基礎の代わりに1階の天井の梁に設置する例である。図8に示すように、建築物の1Fの天井において、アンカー設置フレーム2は、梁用の型枠120Bの底壁部123上に設置される。ここで、ベース部30は、設置面である底壁部123上に樹脂製のコーン(台座部材)Cを介して載置されており、上側のボルトBがベース部30を介してコーンCに螺合されるとともに下側のボルトBが底壁部123を介してコーンCに螺合されることによって、型枠120Bの底壁部123に固定される。また、ベース部40は、設置面である底壁部123上に樹脂製のコーン(台座部材)Cを介して載置されており、上側のボルトBがベース部40を介してコーンCに螺合されるとともに下側のボルトBが底壁部123を介してコーンCに螺合されることによって、型枠120Bの底壁部123に固定される。
したがって、アンカー設置フレーム2は、当該アンカー設置フレーム2の下端部であって互いに交差する方向に延設されたベース部30,40が設置面に固定されるため、(大口径の)アンカー1を高い固定強度及び位置精度(並びに姿勢の精度)で設置することができる。また、アンカー設置フレーム2は、設置面に設置された状態でアンカー取付部20近傍の設置面を目視可能であるため、アンカー1をより高い位置精度で設置することができる。
したがって、アンカー設置フレーム2は、ベース部30,40の縦板部32,42が上下方向に延設されるアンカー取付部20に固定されているので、これらの固定強度を向上するとともに、アンカー取付部20の鉛直性を好適に確保することができる。
したがって、アンカー設置フレーム2は、プレートが基礎140又は梁150に埋設されることによって、当該アンカー設置フレーム2の抜け止め性を向上することができる。
したがって、梁施工方法によると、梁150に対してアンカー設置フレーム2及びアンカー1を高い位置精度(及び姿勢の精度)で設置することができる。
2 アンカー設置フレーム
3 ボルト
4 カプラー
6 ゲージ部
10 耐力壁
20 アンカー取付部
30 ベース部
31 底板部
32 縦板部
40 ベース部
41 底板部
42 縦板部
50 定着板(プレート)
110 捨てコンクリート(設置面)
120A,120B 型枠
123 底壁部(設置面)
140 基礎
150 梁
C コーン(台座部材)
Claims (5)
- 上下方向に延設されており、上端部にアンカーを取付可能なアンカー取付部と、
前記アンカー取付部の下端部の側面に固定されており、設置面に対して固定可能な一対のベース部と、
を備え、
一対の前記ベース部は、平面視で互いに交差する方向に延設されており、
前記アンカー取付部は、
上下方向に延設されており、前記アンカーを挿通可能であるとともに下端部が一対の前記ベース部に固定されている丸パイプと、
前記丸パイプの上端部に同軸に固定されており、前記アンカーと螺合可能なナットと、
を備えることを特徴とするアンカー設置フレーム。 - 前記ベース部は、
前記設置面に沿う底板部と、
前記底板部の前記アンカー取付部側の縁部から上方へ延設される縦板部と、
を備え、
前記縦板部は、前記アンカー取付部に固定されている
ことを特徴とする請求項1に記載のアンカー設置フレーム。 - 前記ベース部よりも上方において、前記アンカー取付部から側方に延設されるプレートを備え、
前記プレートは、前記ナット上に設けられており、前記アンカーが挿通可能な孔部を有する定着板である
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のアンカー設置フレーム。 - 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のアンカー設置フレームと、
前記アンカー取付部に取り付けられる前記アンカーと、
前記アンカーに取り付けられており、当該アンカーの側方に位置する対象物との距離を保持するためのゲージと、
を備え、
前記ゲージは、
前記アンカーが挿通される孔部を有するゲージ本体と、
前記ゲージ本体に取り付けられており、前記対象物と当接するL金具と、
を備え、
前記L金具は、前記アンカーと前記対象物への当接部位との間の距離を変更可能となるように、前記ゲージ本体に取り付けられている
ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のアンカー組立体。 - 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のアンカー設置フレームが設置された梁を形成する梁施工方法であって、
前記アンカー設置フレームを、型枠の底壁部上に台座部材を介して設置して固定するステップと、
前記型枠内にコンクリートを打設することによって、前記アンカー設置フレームの下端部が埋設された梁を形成するステップと、
前記型枠及び前記台座部材を除去するステップと、
を含むことを特徴とする梁施工方法。
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| JP2006161304A (ja) | 2004-12-03 | 2006-06-22 | Kazutoshi Koide | アンカーボルトの支持装置 |
| JP2016125287A (ja) | 2015-01-06 | 2016-07-11 | 戸田建設株式会社 | 梁底型枠用支持金具とPCa梁ジョイント部の構造とその構築方法 |
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|---|---|---|---|---|
| JPH074285Y2 (ja) * | 1990-07-20 | 1995-02-01 | 戸田建設株式会社 | アンカーボルトの据付治具 |
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