JP7195175B2 - アンカー設置フレーム、アンカー組立体及び梁施工方法 - Google Patents

アンカー設置フレーム、アンカー組立体及び梁施工方法 Download PDF

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Description

本発明は、アンカーを設置するためのアンカー設置フレーム、アンカー組立体及び梁施工方法に関する。
特許文献1には、アンカーボルト固着用フックを介して型枠の上端部開口にアンカーの高さ方向中間部を固定し、かかる状態で型枠内にコンクリートを打設して基礎を施工することによって、アンカーの下端部をコンクリート内に埋設する手法が記載されている。
特開平11-200379号公報
近年、木造建築物の高層化に対応するため、アンカーの大型化が行われている。ここで、特許文献1に記載の手法では、大型化したアンカーを十分に支えることができず、コンクリート打設時にアンカーがずれて鉛直性を保つことができないおそれがある。このような場合に、大型化したアンカーは、曲げによる位置直しを行うことができない。また、コンクリート工事においては、アンカーの設置基準となる墨がコンクリート打設によって見えなくなるため、アンカーの固定強度及び位置精度を向上する必要がある。
本発明は、前記した事情に鑑みて創案されたものであり、アンカーを高い固定強度及び位置精度で設置することが可能なアンカー設置フレーム、アンカー組立体及び梁施工方法を提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明のアンカー設置フレームは、上下方向に延設されており、上端部にアンカーを取付可能なアンカー取付部と、前記アンカー取付部の下端部の側面に固定されており、設置面に対して固定可能な一対のベース部と、を備え、一対の前記ベース部は、平面視で互いに交差する方向に延設されていることを特徴とする。
本発明によれば、アンカーを高い固定強度及び位置精度で設置することができる。
本発明の実施形態に係るアンカー設置フレームが適用された高強度耐力壁の内部構造の一例を模式的に示す斜視図である。 本発明の実施形態に係るアンカー設置フレームを模式的に示す斜視図である。 本発明の実施形態に係るアンカー設置フレームを模式的に示す平面図である。 本発明の実施形態に係るアンカー設置フレームを模式的に示す側面図である。 本発明の実施形態に係るゲージ部を模式的に示す平面図である。 本発明の実施形態に係るアンカー設置フレームが基礎に設けられた例を模式的に示す図である。 本発明の実施形態に係るアンカー設置フレームが基礎に設けられた例を模式的に示す図である。 本発明の実施形態に係るアンカー設置フレームが梁に設けられた例を模式的に示す図である。
以下、本発明の実施形態について、本発明のアンカー設置用フレームをツーバイフォー工法の耐力壁に適用した場合を例にとり、適宜図面を参照しながら説明する。同様の部分には同一符号を付し、重複する説明を省略する。なお、本発明のアンカー設置フレームは、ツーバイフォー工法に限定されず、木造軸組、CLT工法等といった中層木造建築物全般に対して適用可能である。
<実施形態>
図1に示すように、本発明の実施形態に係るアンカー1は、中層木造建築物において階数分だけ積層された耐力壁10を貫通するように設けられる、引寄金物(タイダウン)用のシングルアンカーである。耐力壁10は、いわゆるツーバイフォー工法における枠組壁であり、一対の縦枠材11,11と、縦枠材11,11の下端部同士を連結する上枠材12と、縦枠材11,11の上端部同士を連結する上枠材13と、これらの枠材11,11,12,13によって構成される矩形枠の側面に貼着される構造用合板(図示せず)と、を備える。
アンカー1は、アンカー設置フレーム2を介して設置面上に設置されている。アンカー1及び複数本のボルト(「タイロッド」ともいう)3は、上下端部に雄ネジ部を有しており、雄ネジ部がアンカー設置フレーム2及びカプラー4の雌ネジ部とそれぞれ螺合されることによって上下方向に直列に配列されている。直列に配列されたボルト3は、耐力壁10内において複数の階数分の縦枠材11に沿って設けられており、1番上のボルト3の上端部は、ホールダウン金物5を介して最上階の縦枠材11に固定される。なお、アンカー設置フレーム2、アンカー1及びカプラー4によって連結される複数本のボルト3は、一対の縦枠材11,11の両方に沿って設けられる(図1等では、一方のみを図示)。
<アンカー設置フレーム>
図2から図4に示すように、アンカー設置フレーム2は、アンカー1の基部(下端部)を設置面に固定するための部材であり、アンカー取付部20と、ベース部30,40と、定着板50と、を備える。
≪アンカー取付部≫
アンカー取付部20は、上下方向に延設されており、上端部にアンカー1を取付可能に構成されている。アンカー取付部20は、丸パイプ21と、ナット22と、を備える。丸パイプ21は、上下方向に延設される円筒形状を呈する金属製部材である。ナット22は、丸パイプ21の上端部に同軸に固定されている。ナット22には、アンカー1の雄ネジ部と螺合可能な雌ネジ部が形成されている。
≪ベース部≫
ベース部30は、アンカー取付部20の下端部の側面に固定されており、設置面に対して固定可能に構成されている。ベース部30は、底板部31と、底板部31の一縁部から上方へ延設される縦板部32と、を一体に備えることによって、側面視でL字形状を呈する金属製部材である。
底板部31は、平面視で長方形状を呈する部位であり、底板部31の下面は、丸パイプ21の下面と面一に構成されている。底板部31には、比較的大きい孔部31a,31a及び比較的小さい孔部31b,31bが形成されている。孔部31a,31aは、底板部31の長手方向両端部にそれぞれ形成されており、底板部31を設置面に固定する際に用いられる(コーンCを介したボルトBによる型枠への固定(図8参照)、オールアンカーAによるコンクリートへの固定(図6参照))。孔部31b,31bは、底板部31の長手方向両端部にそれぞれ形成されており、底板部31を設置面に固定する際に用いられる(コンクリートビスCB等によるコンクリートへの固定(図7参照))。
縦板部32は、底板部31のアンカー取付部20側となる長辺から上方へ延設されている。縦板部32は、丸パイプ21の外周面に溶接等によって接合されている。
≪ベース部≫
ベース部40は、底板部41と、底板部41の一縁部から上方へ延設される縦板部42と、を一体に備えることによって、側面視でL字形状を呈する金属製部材である。
底板部41は、平面視で長方形状を呈する部位であり、底板部41の下面は、丸パイプ21の下面と面一に構成されている。底板部41には、比較的大きい孔部41a及び比較的小さい孔部41bが形成されている。孔部41aは、底板部41の長手方向一端部に形成されており、底板部41を設置面に固定する際に用いられる(コーンCを介したボルトBによる型枠への固定(図8参照)、オールアンカーAによるコンクリートへの固定(図6参照))。孔部41bは、底板部41の長手方向一端部に形成されており、底板部41を設置面に固定する際に用いられる(コンクリートビスCB等によるコンクリートへの固定(図7参照))。
縦板部42は、底板部41のアンカー取付部20側となる長辺から上方へ延設されている。縦板部42は、丸パイプ21の外周面に溶接等によって接合されている。
<アンカー取付部及びベース部の位置関係>
ベース部30,40は、平面視で互いに交差する方向に配置されている。本実施形態では、ベース部30,40は、平面視で直交してL字形状を呈するように配置されており、アンカー取付部20は、ベース部30,40によって構成される隅部に配置されている。また、孔部31a,31a,41aは、平面視でアンカー取付部20が内包される三角形の頂点に配置されており、孔部31b,31b,31bも、平面視でアンカー取付部20が内包される三角形の頂点に配置されている。かかる構造のアンカー設置フレーム2は、設置面に載置された状態で、アンカー取付部20が設置面のどこに配置されているかが分かりやすくなっており、設置位置の精度を向上することができる。
例えば、互いに直交する墨出し線L,Lが設置面に引かれており、かかる墨出し線L,Lの交点上にアンカー1を延設する場合には、作業者は、アンカー設置フレーム2を、ベース部30,40の縦板部32,42が墨出し線L,Lに対して丸パイプ21の半径分だけ離れて平行となるように設置面に設置して固定することができる。また、作業者は、アンカー取付部20を介して墨出し線L,Lの交点を目視することができる。
≪定着板≫
定着板50は、ベース部30,40よりも上方において、アンカー取付部20又はアンカー1から側方に延設される金属製又は樹脂製の部材である。定着板50は、平面視で円板形状を呈しており、当該定着板50に形成された孔部にアンカー1が挿通された状態で、ナット22上に設けられているとともに、ナットNによって上側から固定されている。かかる定着板50は、コンクリート製の基礎、梁等に埋設されることによって、アンカー設置フレーム2が上方へ抜けることを防止する機能を有する。
<ゲージ部>
かかるアンカー1の鉛直性を維持するために、図5に示すゲージ部6が用いられる。ゲージ部6は、ゲージ本体60と、L金具70と、蝶ボルト80と、を備える。
ゲージ本体60は、平面視でU字形状を呈する金属製部材である。かかるU字形状のゲージ本体60は、コンクリート打設によって埋め込まれた場合に、ジャンカを防止することができる。ゲージ本体60には、中央部に配置された孔部61と、U字の両端部に配置された孔部62と、が形成されている。孔部61は、アンカー1が挿通される丸孔である。孔部62は、蝶ボルト80によってL金具70が固定される長孔である。
L金具70は、底板部71と、底板部71の端部から上方に延設される縦板部72と、を一体に備える。底板部71には、蝶ボルト80によってゲージ本体60に対して固定されるための孔部が形成されている。縦板部72は、アンカー1の側方にある対象物に当接して固定される部位である。
かかるゲージ部6は、L金具70をゲージ本体60の孔部62のどの位置に固定するかによって、アンカー1と当該アンカー1の側方にある対象物との距離を保持し、アンカー1の鉛直性を維持するためのものである。例えば、図5の左側に示すように、L金具70が孔部62の一端部(ゲージ本体60の中間側となる端部)に固定されている場合には、アンカー1と対象物との距離を比較的短く設定することができる。また、図5の右側に示すように、L金具70が孔部62の他端部(ゲージ本体部60の端部側となる端部)に固定されている場合には、アンカー1と対象物との距離を比較的長く設定することができる。
<設置例>
続いて、本発明の実施形態に係るアンカー設置フレーム2の設置例について説明する。
≪第一の設置例:地中梁用≫
図6に示すように、建築物の外周側において、アンカー設置フレーム2は、掘削された地面上に設けられた捨てコンクリート110上に設置される。ここで、ベース部30は、設置面である捨てコンクリート110上に載置されており、コンクリート用のオールアンカーAが孔部31a,31aを介して(又はコンクリートビスCBが孔部31b,31bを介して)捨てコンクリート110に打ち込まれることによって、捨てコンクリート110に固定される。また、ベース部40は、設置面である捨てコンクリート110上に載置されており、コンクリート用のオールアンカーAが孔部41aを介して(又はコンクリートビスCBが孔部41bを介して)捨てコンクリート110に打ち込まれることによって、捨てコンクリート110に固定される。
また、アンカー1は、高さ方向中間部がゲージ部6によって型枠120Aにおける建築物の外周側に設けられた側壁部121に対して位置決めされており、鉛直性が確保されている。かかる状態において、アンカー設置フレーム2及びアンカー1の下部は、型枠120A内からグラウンドレベルGL上の砕石130上にわたって設けられる基礎140に埋設される。ここで、型枠120A、セパレータ151、フォームタイ(登録商標)152及び単管153は、基礎140の形成後に除去され、基礎140の周囲は、グラウンドレベルGLまで埋め戻されている。また、ゲージ部6は、基礎140に埋設されない高さに設けられているため、基礎140の形成後に回収される。
≪第二の設置例:中間梁(土間用)≫
図7に示すように、建築物の内側において、アンカー設置フレーム2は、掘削された地面上に設けられた捨てコンクリート110上に設置される。ここで、ベース部30は、設置面である捨てコンクリート110上に載置されており、コンクリートビスCBが孔部31b,31bを介して(又はコンクリート用のオールアンカーAが孔部31a,31aを介して)捨てコンクリート110に打ち込まれることによって、捨てコンクリート110に固定される。また、ベース部40は、設置面である捨てコンクリート110上に載置されており、コンクリートビスCBが孔部41bを介して(又はコンクリート用のオールアンカーAが孔部41aを介して)捨てコンクリート110に打ち込まれることによって、捨てコンクリート110に固定される。
また、アンカー1は、高さ方向中間部がゲージ部6によって型枠120Aにおける側壁部122に対して位置決めされており、鉛直性が確保されている。かかる状態において、アンカー設置フレーム2及びアンカー1の下部は、型枠120A内からグラウンドレベルGL上の砕石130上にわたって設けられる基礎140に埋設される。ここで、型枠120A、セパレータ151、フォームタイ152及び単管153は、鉄筋141を含む基礎140の形成後に除去され、基礎140の周囲は、グラウンドレベルGLまで埋め戻されている。また、ゲージ部6は、基礎140の形成によって基礎140内に埋設される。
≪第三の設置例:地上梁用:梁施工方法≫
第三の設置例は、1階が鉄筋コンクリート製で、2階以上が木造の中高層建築物において、アンカー設置フレーム2を、基礎の代わりに1階の天井の梁に設置する例である。図8に示すように、建築物の1Fの天井において、アンカー設置フレーム2は、梁用の型枠120Bの底壁部123上に設置される。ここで、ベース部30は、設置面である底壁部123上に樹脂製のコーン(台座部材)Cを介して載置されており、上側のボルトBがベース部30を介してコーンCに螺合されるとともに下側のボルトBが底壁部123を介してコーンCに螺合されることによって、型枠120Bの底壁部123に固定される。また、ベース部40は、設置面である底壁部123上に樹脂製のコーン(台座部材)Cを介して載置されており、上側のボルトBがベース部40を介してコーンCに螺合されるとともに下側のボルトBが底壁部123を介してコーンCに螺合されることによって、型枠120Bの底壁部123に固定される。
また、アンカー1は、高さ方向中間部がゲージ部6によって型枠120Bの側壁部124に対して位置決めされており、鉛直性が確保されている。かかる状態において、アンカー設置フレーム2及びアンカー1の下部は、型枠120Bの底壁部123及び側壁部124内及び上壁部125上に設けられる梁160に埋設される。ここで、型枠120A、セパレータ151、フォームタイ152及び単管153並びにコーンCは、鉄筋161を含む梁160の形成後に除去される。また、ゲージ部6は、ボルトB及びナットNによって型枠120Bの縦壁部124にコーンCを介して固定されており、梁160の形成によって梁160に埋設される。
すなわち、第三の設置例である梁施工方法において、作業者は、アンカー設置フレーム2を、型枠120Bの底壁部123上に台座部材(コーンC)を介して設置して底壁部123に固定する。続いて、作業者は、型枠120B内にコンクリートを打設することによって、鉄筋161を含むとともにアンカー設置フレーム2の下端部が埋設された梁160を形成する。続いて、作業者は、型枠120B及び台座部材を除去する。
本発明の実施形態に係るアンカー設置フレーム2は、上下方向に延設されており、上端部にアンカー1を取付可能なアンカー取付部20と、前記アンカー取付部20の下端部の側面に固定されており、設置面に対して固定可能な一対のベース部30,40と、を備え、一対の前記ベース部30,40は、平面視で互いに交差する方向に延設されていることを特徴とする。
したがって、アンカー設置フレーム2は、当該アンカー設置フレーム2の下端部であって互いに交差する方向に延設されたベース部30,40が設置面に固定されるため、(大口径の)アンカー1を高い固定強度及び位置精度(並びに姿勢の精度)で設置することができる。また、アンカー設置フレーム2は、設置面に設置された状態でアンカー取付部20近傍の設置面を目視可能であるため、アンカー1をより高い位置精度で設置することができる。
また、アンカー設置フレーム2は、前記ベース部30,40が、前記設置面に沿う底板部31,41と、前記底板部31,41の前記アンカー取付部20側の縁部から上方へ延設される縦板部32,42と、を備え、前記縦板部32,42は、前記アンカー取付部20に固定されていることを特徴とする。
したがって、アンカー設置フレーム2は、ベース部30,40の縦板部32,42が上下方向に延設されるアンカー取付部20に固定されているので、これらの固定強度を向上するとともに、アンカー取付部20の鉛直性を好適に確保することができる。
また、アンカー設置フレーム2は、前記ベース部30,40よりも上方において、前記アンカー取付部20から側方に延設されるプレート(定着板50)を備えることを特徴とする。
したがって、アンカー設置フレーム2は、プレートが基礎140又は梁150に埋設されることによって、当該アンカー設置フレーム2の抜け止め性を向上することができる。
また、本発明の実施形態に係る梁施工方法は、アンカー設置フレーム2が設置された梁150を形成する梁施工方法であって、前記アンカー設置フレーム2を、型枠120Bの底壁部123上に台座部材(コーンC)を介して設置して固定するステップと、前記型枠120B内にコンクリートを打設することによって、前記アンカー設置フレーム2の下端部が埋設された梁150を形成するステップと、前記型枠120B及び前記台座部材を除去するステップと、を含むことを特徴とする。
したがって、梁施工方法によると、梁150に対してアンカー設置フレーム2及びアンカー1を高い位置精度(及び姿勢の精度)で設置することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。例えば、定着板50は、アンカー取付部の高さ方向中間部から側方に延設されていてもよく、アンカー1のうち基礎140又は梁150に埋設される部位から側方に延設されていてもよい。
1 アンカー
2 アンカー設置フレーム
3 ボルト
4 カプラー
6 ゲージ部
10 耐力壁
20 アンカー取付部
30 ベース部
31 底板部
32 縦板部
40 ベース部
41 底板部
42 縦板部
50 定着板(プレート)
110 捨てコンクリート(設置面)
120A,120B 型枠
123 底壁部(設置面)
140 基礎
150 梁
C コーン(台座部材)

Claims (5)

  1. 上下方向に延設されており、上端部にアンカーを取付可能なアンカー取付部と、
    前記アンカー取付部の下端部の側面に固定されており、設置面に対して固定可能な一対のベース部と、
    を備え、
    一対の前記ベース部は、平面視で互いに交差する方向に延設されており、
    前記アンカー取付部は、
    上下方向に延設されており、前記アンカーを挿通可能であるとともに下端部が一対の前記ベース部に固定されている丸パイプと、
    前記丸パイプの上端部に同軸に固定されており、前記アンカーと螺合可能なナットと、
    を備えることを特徴とするアンカー設置フレーム。
  2. 前記ベース部は、
    前記設置面に沿う底板部と、
    前記底板部の前記アンカー取付部側の縁部から上方へ延設される縦板部と、
    を備え、
    前記縦板部は、前記アンカー取付部に固定されている
    ことを特徴とする請求項1に記載のアンカー設置フレーム。
  3. 前記ベース部よりも上方において、前記アンカー取付部から側方に延設されるプレートを備え、
    前記プレートは、前記ナット上に設けられており、前記アンカーが挿通可能な孔部を有する定着板である
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のアンカー設置フレーム。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のアンカー設置フレームと、
    前記アンカー取付部に取り付けられる前記アンカーと、
    前記アンカーに取り付けられており、当該アンカーの側方に位置する対象物との距離を保持するためのゲージと、
    を備え、
    前記ゲージは、
    前記アンカーが挿通される孔部を有するゲージ本体と、
    前記ゲージ本体に取り付けられており、前記対象物と当接するL金具と、
    を備え、
    前記L金具は、前記アンカーと前記対象物への当接部位との間の距離を変更可能となるように、前記ゲージ本体に取り付けられている
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のアンカー組立体。
  5. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のアンカー設置フレームが設置された梁を形成する梁施工方法であって、
    前記アンカー設置フレームを、型枠の底壁部上に台座部材を介して設置して固定するステップと、
    前記型枠内にコンクリートを打設することによって、前記アンカー設置フレームの下端部が埋設された梁を形成するステップと、
    前記型枠及び前記台座部材を除去するステップと、
    を含むことを特徴とする梁施工方法。
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