JP7193269B2 - 商品情報読取装置およびプログラム - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、商品情報読取装置およびプログラムに関する。
従来から、盗難防止のための防犯タグを取り付けた商品が存在する。このような商品は、防犯タグから防犯信号を放射しており、防犯信号を放射したまま当該商品が出入り口に設けられたゲートを通過すると、ゲートは防犯を示す音声等が報知する。
このような商品は、当該商品に貼付されたコードシンボルをコードリーダが読み取る際に、防犯タグ停止装置が、防犯タグに対して防犯信号の放射を停止する。すると、当該商品がゲートを通過しても防犯の報知はされない。商品情報読取装置は、読み取ったコードシンボルに基づいて、当該商品について売上登録処理を実行する。
ところで、何らかの理由で、防犯タグ停止装置が防犯信号の放射を停止しない場合がある。しかしながら、商品情報読取装置の操作者は、防犯信号の放射を停止しなかったことを認識できないことがある。
本発明が解決しようとする課題は、防犯タグを取り付けた商品について防犯信号の放射を停止されなかったことを認識することが可能な商品情報読取装置およびプログラムを提供することである。
実施形態の商品情報読取装置は、商品特定情報を取得した商品に取り付けられた防犯タグが発する防犯信号を防犯タグ装置が無効化したことを示す無効化信号を受信したかを判断する第1判断部と、前記無効化信号を受信していないと判断した場合には、前記無効化信号の受信を待つことを示すメッセージを報知し、前記メッセージの報知後所定時間前記無効化信号を受信しない場合にアラートを報知する報知部と、を備える。
図1は、実施形態に係る商品情報読取装置を含むチェックアウトシステムの外観構成を示す斜視図である。 図2は、図1に示したチェックアウトシステムにおいて、防犯タグ停止装置と商品情報読取装置との接続関係を示す図である。 図3は、図1に示した商品情報読取装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 図4は、図3に示した商品情報読取装置が備えた商品マスタのデータ構成の一例を模式的に示す図である。 図5は、図1に示した防犯タグ停止装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 図6は、防犯タグ停止装置の制御処理の流れを示すフローチャートである。 図7は、商品情報読取装置の機能構成を示す機能ブロック図である。 図8は、商品情報読取装置の制御処理の流れを示すフローチャートである。
以下、図1~図8を参照して、実施形態に係る商品情報読取装置およびプログラムについて詳細に説明する。なお、以下に説明する実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
図1は、実施形態に係るチェックアウトシステム1の外観構成を示す斜視図である。チェックアウトシステム1は、スーパーマーケット等の量販店やコンビニエンスストア等に設置され、販売される商品を特定する商品コード(商品特定情報)を入力して商品の売上登録処理や決済処理を行うシステムである。図1に示すように、チェックアウトシステム1は、商品情報読取装置10とPOS端末30と防犯タグ停止装置60(防犯タグ装置)を備える。
横長テーブル状のカウンタ台151には、POS端末30とデータ送受信可能に接続された商品情報読取装置10が設置される。商品情報読取装置10は、薄型矩形形状のハウジング29で形成される。
ハウジング29の正面には、撮像部24の読取窓24aが設けられている。ハウジング29の上部には、オペレータ用表示部22、客用表示部23、操作部21、および溝27aを有するカードリーダ27が設けられている。オペレータ用表示部22上には、タッチパネル25が設けられている。操作部21は、商品情報読取装置10での処理の終了を宣言する終了キー211(図3を参照)等を有している。なお、終了キー211は、タッチパネル25に設けられていてもよい。
カウンタ台151の上面には、荷受け面152が形成される。荷受け面152には、商品Pを収納する買物カゴ153が載置される。買物カゴ153は、顧客によって持ち込まれる第1の買物カゴ153aと、第1の買物カゴ153aから商品情報読取装置10を挟んだ位置に載置される第2の買物カゴ153bとが存在する。
第1の買物カゴ153aには、顧客が購入する商品Pが収納される。商品情報読取装置10を操作するオペレータは、第1の買物カゴ153a内の商品Pを取出して第2の買物カゴ153bへと移動する。移動した商品Pが入った第2の買物カゴ153bは、顧客が図示しない袋詰め所に移動させる。顧客は、袋詰め所において、第2の買物カゴ153bに入った商品Pを買物袋に移す。
商品Pには、防犯タグが取り付けられている。防犯タグは、商品に貼付されていてもよいし、別手段(例えばバンド)によって商品から容易に離されないように取り付けられていてもよい。防犯タグは、防犯信号が放射されている。店舗の出入り口に設けられたゲートは、当該防犯信号をキャッチすると防犯ブザーを報知する。なお、すべての商品Pに防犯タグが取り付けられてもいいし、特定の商品Pのみに防犯タグが取り付けられてもいい。
第1の買物カゴ153aから第2の買物カゴ153bへの商品Pの移動過程で、商品Pは商品情報読取装置10の読取窓24aの前を通過する。この際、商品情報読取装置10は、読取窓24a内に配置された撮像部24(図2参照)を用いて商品Pを含む画像を撮像する。そして、商品情報読取装置10は、撮像した撮像画像から、撮像された商品の特徴を示す特徴量を抽出する。そして商品情報読取装置10は、抽出した特徴量と商品マスタ142(記憶部)に記憶された複数の基準商品の特徴量とを比較して類似度(似ている程度)を算出し、撮像された商品に該当する一または複数の基準商品を候補として抽出する。この一連の処理を一般物体認識(generic object recognition)処理という。このような一般物体認識については、下記の文献において各種認識技術が解説されている。
柳井 啓司,“一般物体認識の現状と今後”,情報処理学会論文誌,Vol.48,No.SIG16 [平成25年1月24日検索],インターネットURL:http://mm.cs.uec.ac.jp/IPSJ-TCVIM-Yanai.pdf
基準商品とは、店舗で販売されている商品であって、後述する商品マスタ142に記憶されている商品をいう。また、基準商品は、撮像された商品との類似度を算出するために基準となる商品である。撮像された商品と類似度が最も近い基準商品を撮像された商品と認識する。また、候補として表示された基準商品のうち、オペレータによって選択された基準商品を撮像された商品と認識する。
商品情報読取装置10は、特に類似度が高い(例えば類似度95%以上)一つの基準商品が存在する場合には、当該類似度が高い基準商品を撮像した商品と自動確定する。そして、商品情報読取装置10は、自動確定した基準商品を特定する商品コード(商品特定情報)を商品マスタ142(図2参照)から読み出す。そして商品情報読取装置10は、読み出した商品コードに基づいて売上登録処理を実行する。売上登録処理とは、商品コードに基づいて販売する商品の商品名や価格(総称して「商品情報」という)を表示するとともに、商品情報を商品情報部131に記憶する処理をいう。そして、商品情報読取装置10は、終了キー211が操作されると、商品情報部131に記憶された商品情報(商品コードであってもよい)をPOS端末30に送信する。
一方、自動確定するほど類似度が高い基準商品が存在しない場合は、商品情報読取装置10は、オペレータ用表示部22に、一般物体認識で算出された類似度が高い順に所定数(例えば類似度が高い順に上位4個)の基準商品を候補として表示する。オペレータは、タッチパネル25を操作して、候補として表示された基準商品から該当する基準商品を選択する。商品情報読取装置10は、選択された基準商品を特定する商品コードを商品マスタ142から読み出す。そして商品情報読取装置10は、売上登録処理を実行して記憶した商品コードをPOS端末30に送信する。
POS端末30は、カウンタ台151とL字状に配置されたチェックアウト台51上のドロワ41上面に載置される。ドロワ41は、顧客から預かった金銭(紙幣と硬貨)を金銭箱に収納する。ドロワ41は、顧客に手渡す釣銭を金銭箱に収納している。ドロワ41は、POS端末30から開放動作の制御を受けると、金銭箱を開放する。
POS端末30は、上面にオペレータによって操作される操作部42を配置する。操作部42を操作するオペレータから見て操作部42よりも奥側には、オペレータに向けて情報を表示するオペレータ用表示部43を備える。オペレータ用表示部43はオペレータに対して情報を表示する。タッチパネル46は、オペレータ用表示部43の表示面43aに積層されている。客用表示部44は、オペレータ用表示部43よりもさらに奥側に回転自在に立設される。客用表示部44は、顧客に対して情報を表示する。
POS端末30は、商品情報読取装置10から受信した商品情報(あるいは商品コード)に基づいて、決済処理を実行する。決済処理とは、釣銭を計算して表示する処理、釣銭の発行を釣銭機に指示する処理、商品情報や決済情報(合計金額、預り金額、釣銭額等)を印字したレシートを発行する処理等をいう。なお、売上登録処理と決済処理を合わせた処理を取引処理という。また、取引処理された情報を売上情報という。
防犯タグ停止装置60は、カウンタ台151に設置される。防犯タグ停止装置60は、例えばカウンタ台151の下部であって顧客から見えない位置に設置される。防犯タグ停止装置60は、売上登録処理された商品に取り付けられている防犯タグから放射されている防犯信号を停止する。
続いて、図2を用いて、防犯タグ停止装置60と商品情報読取装置10との電気的接続関係について説明する。
防犯タグ停止装置60は、アンテナ67を備えている。アンテナ67は、撮像部24の内部または撮像部24の近傍に設けられている。実施形態では、アンテナ67は、撮像部24の内部に撮像部24と一体的に設けられている。また、防犯タグ停止装置60は、商品情報読取装置10と通信回線Lによって電気的に接続されている。
防犯タグ停止装置60は、防犯タグから放射(発する)されている防犯信号を停止させる。防犯タグ停止装置60は、アンテナ67から停止信号を常時放射している。防犯タグ停止装置60は、停止信号を放射して、読取窓24aの前を通過した商品に取り付けられた防犯タグから放射されている防犯信号を停止する(すなわち、防犯タグ装置を無効化する)。防犯信号が停止すると、アンテナ67は、防犯タグから防犯信号を受信しない。防犯タグ停止装置60は防犯タグから放射されている防犯信号が停止したことを認識する。防犯タグ停止装置60は、防犯タグから放射されている防犯信号が停止したことを認識すると、防犯タグから放射されている防犯信号を停止したことを示す無効化信号(防犯タグが無効化したことを示す無効化信号)を通信回線Lを介して商品情報読取装置10に送信する。
次に、商品情報読取装置10のハードウェア構成について説明する。図3は、商品情報読取装置10のハードウェア構成を示すブロック図である。図3に示すように、商品情報読取装置10は、CPU(Central Processing Unit)11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、メモリ部14等を備えている。CPU11は制御主体となる。ROM12は各種プログラムを記憶する。RAM13はプログラムや各種データを展開する。メモリ部14は各種プログラムを記憶する。CPU11、ROM12、RAM13、メモリ部14は、互いにバス15を介して接続されている。CPU11とROM12とRAM13が、制御部100を構成する。すなわち、制御部100は、CPU11がROM12やメモリ部14に記憶されRAM13に展開された制御プログラムに従って動作することによって、後述する商品情報読取装置10に係る制御処理を実行する。
RAM13は、各種データも記憶する。RAM13は、商品情報部131を備える。商品情報部131は、売上登録処理した商品の商品情報(または商品コード)を記憶する。
メモリ部14は、制御プログラム部141、商品マスタ142(記憶部)を備える。制御プログラム部141は、商品情報読取装置10を制御するプログラムを記憶する。商品マスタ142については、図4の説明で後述する。
制御部100は、バス15およびコントローラ16を介して、操作部21、オペレータ用表示部22、客用表示部23、撮像部24、タッチパネル25、音声出力部26、カードリーダ27と接続している。また、制御部100は、バス15を介して、通信I/F(Interface)28と接続している。通信I/F28は通信回線Lを介して防犯タグ停止装置60と接続している。
撮像部24は、カラーCCDセンサやカラーCMOSセンサを備える。撮像部24は、読取窓24aの前を通過した商品を含む撮像を行う。音声出力部26は、予め設定された警告音等を発生するための音声回路とスピーカー等である。音声出力部26は、制御部100の制御の下で警告音等の音声による報知を行う。カードリーダ27は、溝27aを走査されたカードからカード情報を読み取る。
次に図4を用いて、商品マスタ142のデータ構成を示す。商品マスタ142は、基準商品を特定する商品コードに対応して、当該基準商品の商品名、単価、防犯タグの確認情報、特徴量を記憶する。図4に示すように、商品マスタ142は、商品コード部1421、商品名部1422、単価部1423、防犯タグ部1424、特徴量部1425を備えている。
商品コード部1421は、基準商品を特定する商品コードを記憶する。商品名部1422は、商品コードが特定する基準商品の商品名を記憶する。単価部1423は、商品コードが特定する基準商品の単価を記憶する。防犯タグ部1424は、防犯タグが取り付けられている商品であるか否かを示す情報を記憶する。すなわち、防犯タグ部1424に記憶されている情報は、防犯タグ停止装置60からの無効化信号の受信の確認の要否情報である。防犯タグ部1424に情報「1」が記憶されている商品は、防犯タグが取り付けられている商品である。すなわち、防犯タグ部1424に情報「1」が記憶されている商品は、無効化信号の受信の確認が必要(要)な商品である。防犯タグ部1424に情報「0」が記憶されている商品は、防犯タグが取り付けられていない商品である。すなわち、防犯タグ部1424に情報「0」が記憶されている商品は、無効化信号の受信の確認が不要(否)の商品である。
特徴量部1425は、商品コード部1421に記憶された商品コードと対応付けて、各基準商品の特徴を示す特徴量を記憶する。特徴量とは、商品表面の色合いや模様、凹凸状況、形状等の、当該商品の特徴を顕著に表す情報である。なお、実施形態では、商品マスタ142が商品の特徴量を記憶するようにしたが、商品の特徴量を記憶する辞書を別途商品コード別に設け、当該商品コードを商品マスタ142に記憶された商品コードと関連付けしてもよい。
次に、防犯タグ停止装置60のハードウェア構成について説明する。図5は、防犯タグ停止装置60のハードウェア構成を示すブロック図である。図5に示すように、防犯タグ停止装置60は、CPU61、ROM62、RAM63、メモリ部64等を備えている。CPU61は制御主体となる。ROM62は各種プログラムを記憶する。RAM63はプログラムや各種データを展開する。メモリ部64は各種プログラムを記憶する。CPU61、ROM62、RAM63、メモリ部64は、互いにバス65を介して接続されている。CPU61とROM62とRAM63が、制御部600を構成する。すなわち、制御部600は、CPU61がROM62やメモリ部64に記憶されRAM63に展開された制御プログラムに従って動作することによって、防犯タグ停止装置60に係る制御処理を実行する。
メモリ部64は、制御プログラム部641を備える。制御プログラム部641は、防犯タグ停止装置60を制御するプログラムを記憶する。
制御部600は、バス65およびコントローラ66を介して、アンテナ67と接続している。また、制御部600は、バス65を介して、通信I/F68と接続している。通信I/F68は通信回線Lを介して商品情報読取装置10と接続している。
ここからは、防犯タグ停止装置60の制御処理について説明する。図6は、防犯タグ停止装置の制御処理の流れを示すフローチャートである。図6に示すように、防犯タグ停止装置60の制御部600は、アンテナ67から停止信号を放射する(S31)。この状態で、オペレータ(または顧客)は、商品Pに付されたコードシンボルを撮像部の前を通過させる。制御部600は、通過した商品Pの防犯タグから放射されている防犯信号が停止したかを判断する(S32)。商品Pの通過(すなわち、防犯タグの通過)の過程において、アンテナ67が、防犯タグから防犯信号を受信している状態から防犯信号を受信しなくなる状態に変化した場合には、制御部600は、通過した商品Pに取り付けられた防犯タグから放射されている防犯信号が停止したと判断する。
通過した商品Pの防犯タグから放射されている防犯信号が停止したと判断した場合には(S32のYes)、次に制御部600は、商品情報読取装置10に対し、通信回線Lを介して無効化信号を送信する(S33)。そして制御部600は、S31に戻る。なお、通過した商品Pの防犯タグから放射されている防犯信号が停止していないと判断した場合には(S32のNo)、制御部600は、S31に戻る。この(S32でNoの)場合、制御部600は、商品情報読取装置10に対して無効化信号を送信しない。
ここからは、商品情報読取装置10の機能構成について説明する。図7は、商品情報読取装置10の機能構成を示す機能ブロック図である。制御部100が、制御プログラム部141に記憶された制御プログラム等に従うことで、第1判断部101、報知部102、情報記憶部103、第2判断部104として機能する。
第1判断部101は、商品特定情報を取得した商品に取り付けられた防犯タグが発する防犯信号を防犯タグ装置が無効化したことを示す無効化信号を受信したかを判断する。第1判断部101は、防犯タグ停止装置60から、防犯タグが放射している防犯信号を停止したことを示す無効化信号を受信したかを判断する。
報知部102は、防犯タグ停止装置60から無効化信号を受信していないと判断した場合には、アラートを報知する。
情報記憶部103は、第1判断部101が無効化信号を受信したと判断した場合に、入力された商品コードに基づく売上登録処理を実行する。情報記憶部103は、第1判断部101が無効化信号を受信していないと判断した場合に、入力された商品コードに基づく売上登録処理を実行しない。
第2判断部104は、記憶部である商品マスタ142に商品別に記憶された無効化信号の受信の確認の要否情報に基づいて、商品コードを取得した商品が無効化信号の受信の確認が要の商品であるか否の商品であるかを判断する。第2判断部104は、入力された商品コードに基づいて防犯タグ部1424に記憶されている要否情報を検索し、商品コードを取得した商品が無効化信号の受信の確認の要の商品であるか否の商品であるかを判断する。
ここからは、商品情報読取装置10の制御処理について説明する、図8は、商品情報読取装置10の制御処理の流れを示すフローチャートである。図8に示すように、制御部100は、撮像部24が撮像した画像に基づいて商品コードを入力したかを判断する(S11)。商品コードを入力したと判断した場合には(S11のYes)、第2判断部104は、入力された商品コードに基づいて、防犯タグ部1424に記憶されている要否情報を検索し、当該商品が無効化信号の受信の確認の要の商品であるか否の商品であるかを判断する(S12)。第2判断部104が無効化信号の受信の確認の要の商品(すなわち、防犯タグ部1424に「1」が記憶されている商品)であると判断した場合には(S12のYes)、第1判断部101は、防犯タグ停止装置60から無効化信号を受信したかを判断する(S13)。第1判断部101が防犯タグ停止装置60から無効化信号を受信したと判断した場合には(S13のYes)、情報記憶部103は、無効化信号を受信した商品について、入力された商品コードに基づいて売上登録処理を実行して、取得した商品情報を商品情報部131に記憶する(S14)。そして制御部100は、S11に戻る。
一方、第1判断部101が防犯タグ停止装置60から無効化信号を受信していないと判断した場合には(S13のNo)、制御部100は、無効化信号の受信を待つことを示すメッセージを表示する(S15)。
次に報知部102は、S15のメッセージを表示してから所定時間が経過したかを判断する(S16)。所定時間とは、防犯タグ停止装置60から無効化信号を受信するのに充分な時間である。報知部102がメッセージを表示してから(無効化信号を受信しないまま)所定時間が経過したと判断した場合には(S16のYes)、報知部102はアラートを報知する。アラートは、オペレータ用表示部22に警告を表示してもよい。また、アラートは、音声出力部26から警告音を出力してもよい。そして制御部100は、S11に戻る。このように、情報記憶部103は、第1判断部101が無効化信号を受信していないと判断した場合に、当該商品を特定する商品コードに基づく売上登録処理を実行しない。
また、報知部102がメッセージを表示してから所定時間が経過していないと判断した場合には(S16のNo)、制御部100は、S13に戻る。
また、S12において、当該商品が無効化信号の受信の確認は不要の商品であると判断した場合には(S12のNo)、S13の判断をすることなく、情報記憶部103は、入力された商品コードに基づいて売上登録処理を実行して、取得した商品情報を商品情報部131に記憶する(S14)。
また、S11において、商品コードを入力していないと判断した場合には(S11のNo)、制御部100は、終了キー211が操作されたかを判断する(S21)。終了キー211が操作されたと判断した場合には(S21のYes)、商品情報部131に記憶されている商品情報をPOS端末30に送信する(S22)。そして制御部100は、S11に戻る。また、終了キー211は操作されていないと判断した場合には(S21のNo)、制御部100はS11に戻る。
このような実施形態の商品情報読取装置10によれば、報知部102は、防犯タグ停止装置60から無効化信号を受信しない場合にはアラートを報知する。そのため、オペレータは、防犯タグを取り付けた商品について防犯信号の放出が停止されなかったことを認識することが可能である。
また、実施形態によれば、情報記憶部103が、防犯タグ停止装置60から無効化信号を受信していない商品について、入力された商品コードに基づいて売上登録処理を実行しない。そのため、防犯信号が停止していない防犯タグが取り付けられた商品が販売されることがない。
また、実施形態によれば、商品マスタ142に記憶された要否情報に基づいて第2判断部104が効化信号の受信の確認が必要と判断した商品について、第1判断部101が無効化信号を受信したかを判断する。そのため、防犯タグが取り付けられている商品についてのみ無効化信号を受信したかを判断することができる。
また、実施形態によれば、第1判断部101が無効化信号を受信していないと判断した場合には、一旦無効化信号の受信を待つことを示すメッセージを報知し、その後所定時間が経過したら、アラートを報知する。そのため、無効化信号を受信するのに充分な時間が経過して、まだ無効化信号を受信していない場合のみアラートを報知することができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更、組み合わせを行うことができる。この実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
例えば実施形態では、アンテナ67は、撮像部24の内部に撮像部24と一体的に設けられているようにした。しかしながら、これに限らず、アンテナ67は、撮像部24と別体に設けてもよく、要は、撮像部24が商品に付されたコードシンボルを読み取る際に、アンテナ67が当該商品に取り付けられた防犯タグから放射されている防犯信号を停止できる位置に設けられればいい。
また、実施形態では、防犯タグ部1424に情報「0」が記憶されている商品は、防犯タグが取り付けられていない商品であるとした。しかしながらこれに限らず、防犯タグ部1424に情報「0」が記憶されている商品は、当該商品に防犯タグが取り付けられている、付けられていないに係わらず、無効化信号の受信の確認が不要な商品であればいい。
また、実施形態では、商品マスタ142に防犯タグ部1424を設けた。しかしながらこれに限らず、防犯タグ部1424は商品マスタ142以外に設けてもいい。
また、実施形態では、商品情報読取装置10に商品マスタ142が備えられている。しかしながらこれに限らず、商品マスタ142はPOS端末30や上位サーバが備えていてもよい。
なお、実施形態の商品情報読取装置10で実行されるプログラムは、インストール可能な形式または実行可能な形式のファイルでCD-ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD-R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供される。
また、実施形態の商品情報読取装置10で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、実施形態の商品情報読取装置10で実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
また、実施形態の商品情報読取装置10で実行されるプログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するように構成してもよい。
1 チェックアウトシステム
10 商品情報読取装置
11 CPU
12 ROM
13 RAM
14 メモリ部
22 オペレータ用表示部
24 撮像部
60 防犯タグ停止装置
61 CPU
62 ROM
63 RAM
64 メモリ部
100 制御部
101 第1判断部
102 報知部
103 情報記憶部
104 第2判断部
131 商品情報部
142 商品マスタ
1424 防犯タグ部
L 通信回線
特開2017-156866号公報

Claims (5)

  1. 商品特定情報を取得した商品に取り付けられた防犯タグが発する防犯信号を防犯タグ装置が無効化したことを示す無効化信号を受信したかを判断する第1判断部と、
    前記無効化信号を受信していないと判断した場合には、前記無効化信号の受信を待つことを示すメッセージを報知し、前記メッセージの報知後所定時間前記無効化信号を受信しない場合にアラートを報知する報知部と、
    を備えた商品情報読取装置。
  2. 前記第1判断部が前記無効化信号を受信していないと判断した場合に、前記商品について前記商品特定情報に基づく売上登録処理を実行しない情報記憶部、
    をさらに備えた請求項1に記載の商品情報読取装置。
  3. 記憶部に商品別に記憶された前記無効化信号の受信の確認の要否情報に基づいて、前記商品特定情報を取得した商品が前記無効化信号の受信の確認が要の商品であるかを判断する第2判断部、
    をさらに備え、
    前記第1判断部は、前記第2判断部によって前記無効化信号の受信の確認が要であると判断した商品について、前記無効化信号を受信したかを判断する、
    請求項1または2に記載の商品情報読取装置。
  4. 前記記憶部、
    をさらに備えた請求項3に記載の商品情報読取装置。
  5. コンピュータを、
    商品特定情報を取得した商品に取り付けられた防犯タグが発する防犯信号を防犯タグ装置が無効化したことを示す無効化信号を受信したかを判断する第1判断部と、
    前記無効化信号を受信していないと判断した場合には、前記無効化信号の受信を待つことを示すメッセージを報知し、前記メッセージの報知後所定時間前記無効化信号を受信しない場合にアラートを報知する報知部と、
    して機能させるためのプログラム。
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