JP7192508B2 - 包装容器 - Google Patents

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Description

本発明は、包装容器に関するものである。
シート材を箱型に折り曲げ、端部を重ね合わせてシールすることにより形成される包装容器が知られている。
例えば、特許文献1には、紙を基材とするシート材を用いた容器本体のサイドシールに剥離可能なプルタブを設けて、プルタブが、易剥離性のテープ状フィルムによる剥離層を介して剥離可能に設けられている包装容器(液体包装用紙容器)が開示されている。この包装容器は、プルタブを引っ張ることによってサイドシール部を剥離して、あるいは側面板に設けたプルタブを引っ張ることによって側面板を切り破って、それをきっかけとして解体することができる。
特許文献1の包装容器は廃棄に際して解体が容易であるため、ゴミの減容化に有用であるが、一度解体した包装容器を再度組立てて使用することはできなかった。
特開平9-290822号公報
このような問題に対処するため、本出願人は、特願2017-143706号を特許出願した。この特許出願に係る発明によれば、箱型の状態と平坦な状態との間で変形をさせることができ、一度平坦な状態に潰した後でも再び箱型の状態に戻すことにより再使用することが可能な包装容器を得ることができる。
しかしながら、この包装容器に加熱された内容物を充填し、密封すると、内容物の冷却に伴って収縮し、包装容器が変形するという問題点を抱えていた。
本発明はこのような技術的背景に基づいてなされたもので、天部側シートと底部側シートとを周縁で互いにシールして成り、箱型の状態と平坦な状態との間で変形をさせることができる包装容器であって、しかも、内容物をホット充填して密封しても、その形状に歪みを生じない包装容器を提供することを目的とする。
すなわち、請求項1に記載の発明は、
天部側シートと底部側シートとを重ね、その周縁で互いにシールして成り、箱型の状態と平坦な状態との間で変形をさせることができる包装容器であって、
前記天部側シートと底部側シートとの間に可撓性フィルムが介在しており、この可撓性フィルムを境として内部が2部屋に区分されており、
前記2部屋のうち、底部側シートと可撓性フィルムとで囲まれた部屋に、包装容器外部と連通する通気部を有することを特徴とする包装容器である。
次に、請求項2に記載の発明は、前記通気部が底部側シートと可撓性フィルムとの間の未シール部で構成されていることを特徴とする請求項1に記載の包装容器である。
次に、請求項3に記載の発明は、前記通気部がスリット又は孔で構成されていることを特徴とする請求項1に記載の包装容器である。
次に、請求項4に記載の発明は、前記底部側シートが通気性シートで構成されており、その全面を前記通気部としていることを特徴とする請求項1に記載の包装容器である。
次に、請求項5に記載の発明は、前記天部側シートと底部側シートとが、それぞれ、次の構造を有することを特徴とする請求項1~4のいずれかに記載の包装容器である。
天部側シートの構造:
中央に多角形状の天面を有し、
この多角形状天面の各辺を一辺とする四角形状の天部側側面を、前記多角形状天面の辺の数と同じ数だけ有しており、
互いに隣接する各天部側側面の間に、この天部側側面同士を繋いでしかも閉塞する天部側つなぎ片を有しており、
これら天部側側面及び天部側つなぎ片の外側に、可撓性フィルムとシールする天部側シール部を有しており、
隣接する前記四角形状の天部側側面を構成する辺同士が一致するように前記天部側つなぎ片を二つ折りできる天部側二つ折り用罫線が設けられている
構造。
底部側シートの構造:
前記天部側シートと略同大同形の外形を有しており、
中央に多角形状の底面を有し、
この多角形状底面の各辺を一辺とする四角形状の底部側側面を、前記多角形状底面の辺の数と同じ数だけ有しており、
互いに隣接する各底部側側面の間に、この底部側側面同士を繋いでしかも閉塞する底部側つなぎ片を有しており、
これら底部側側面及び底部側つなぎ片の外側に、可撓性フィルムとシールする底部側シール部を有しており、
隣接する前記四角形状の底部側側面を構成する辺同士が一致するように前記底部側つなぎ片を二つ折りできる底部側二つ折り用罫線が設けられている
構造。
可撓性フィルムの構造:
前記天部側シート及び底部側シートと略同大同形の外形を有しており、
その周囲の片面に、天部側シートの前記天部側シール部とシールする表面側可撓性フィルムシール部を有し、反対側の面に底部側シートの前記底部側シール部とシールする裏面側可撓性フィルムシール部を有している
構造。
次に、請求項6に記載の発明は、前記天面に開口部を有することを特徴とする請求項5に記載の包装容器である。
本発明の包装容器は、天部側シートと底部側シートとの間に可撓性フィルムを介在させ、この可撓性フィルムを境として内部を2部屋に区分して、しかも、底部側シートと可撓性フィルムとで囲まれた部屋に、包装容器外部と連通する通気部を有しているから、他方の部屋、すなわち、天部側シートと可撓性フィルムとで囲まれた部屋にホット充填して密封した場合にも、前記通気部から外気が流入し、この流入に伴って前記可撓性フィルムが撓むから、包装容器が変形することなく、その外形を維持することが可能となる。
図1は本発明の包装容器の第1の具体例に係り、口栓を装着した天部側シートの平面図である。 図2は本発明の包装容器の第1の具体例に係り、その底部側シートの平面図である。 図3は本発明の包装容器の第1の具体例に係り、図3(a)はその可撓性フィルムの平面図、図3(b)は可撓性フィルムの底面図である。 図4は本発明の包装容器の第1の具体例に係り、その製造工程を示す説明用分解斜視図である。 図5は本発明の包装容器の第1の具体例に係り、その製造工程を示す説明用分解斜視図である。 図6は本発明の包装容器の第1の具体例に係り、その平坦な状態の説明用断面図である。 図7は本発明の包装容器の第1の具体例に係り、その箱型の状態の斜視図である。 図8は本発明の包装容器の第1の具体例に係り、その箱型の状態の説明用断面図である。 図9は本発明の包装容器の第1の具体例に係り、内容物を充填密封した状態の斜視図である。 図10は本発明の包装容器の第2の具体例に係り、その天部側シートの平面図である。 図11は本発明の包装容器の第2の具体例に係り、その底部側シートの平面図である。 図12は本発明の包装容器の第2の具体例に係り、図12(a)はその可撓性フィルムの平面図、図12(b)は可撓性フィルムの底面図である。 図13は本発明の包装容器の第2の具体例に係り、内容物を充填密封した状態の斜視図である。 図14は本発明の包装容器の第3の具体例に係り、その天部側シートの平面図である。 図15は本発明の包装容器の第3の具体例に係り、その底部側シートの平面図である。 図16は本発明の包装容器の第3の具体例に係り、図16(a)はその可撓性フィルムの平面図、図16(b)は可撓性フィルムの底面図である。 図17は本発明の包装容器の第3の具体例に係り、内容物を充填密封した状態の斜視図である。
以下、図面を参照して本発明の具体例を説明する。
(第1の具体例)
図1~8は本発明の包装容器の第1の具体例に係り、図1~3は、それぞれ、天部側シート1A、底部側シート1B、可撓性フィルム1Cを示している。
まず、天部側シート1Aは、その中央に多角形状の天面1A10を有している。この例では、長方形状である。そして、この天面1A10には開口部が設けられており、この開口部に口栓1Dが装着されている。
次に、天部側シート1Aは、多角形状の天面1A10の各辺を折り曲げ用罫線として、この天面1A10の各辺を一辺とする四角形状の天部側側面1A21~1A24を有している。天部側側面1A21~1A24の数は、多角形状天面1A10の辺の数と同じであ
る。この例では天面1A10は四角形状であるから、この四角形状天面1A10の辺の数は4であり、天部側側面1A21~1A24の数も4である。
また、天部側シート1Aは、互いに隣接する各天部側側面の間に、この天部側側面1A21~1A24同士を繋ぐ天部側つなぎ片1A31~1A34を有している。すなわち、天部側側面1A21と天部側側面1A22との間は天部側つなぎ片1A31で繋がれている。また、天部側側面1A22と天部側側面1A23との間は天部側つなぎ片1A32で繋がれている。その他の天部側側面についても同様である。なお、各天部側側面1A21~1A24と天部側つなぎ片1A31~1A34との間には折り曲げ用罫線が設けられている。
そして、この天部側つなぎ片1A31~1A34によって、天部側側面1A21~1A24の間は閉塞されている。図示のように、この例では、天部側側面1A21~1A24と天部側つなぎ片1A31~1A34とを併せた部分の外形は長方形を構成しており、各天部側つなぎ片1A31~1A34はその角部に位置して、天部側側面1A21~1A24の間を閉塞している。例えば、天部側側面1A21と天部側側面1A22との間は天部側つなぎ片1A31で閉塞している。
この天部側つなぎ片1A31~1A34は、天面1A10の各頂点から、天部側つなぎ片1A31~1A34を二等分する天部側二つ折り用罫線を有している。すなわち、図1に拡大して示すように、例えば、天部側側面1A23と天部側側面1A24とは、天面1A10の頂点1A10bを共有している。天部側側面1A23を構成する辺のうち、天面1A10の頂点1A10bを共有している辺には、符号1A23bを付して示している。また、天部側側面1A24を構成する辺のうち、天面1A10の頂点1A10bを共有している辺には、符号1A24bを付して示している。そして、この辺1A23bと辺1A24bとがなす角を二等分する天部側二つ折り用罫線1A33cが設けられている。すなわち、図において、辺1A23bと二つ折り用罫線1A33cとがなす角α1と、辺1A24bと天部側二つ折り用罫線1A33cとがなす角α2とは等しい。以上天部側つなぎ片1A33を例として天部側二つ折り用罫線1A33cについて説明したが、その他の天部側つなぎ片1A31~1A32,1A34にも同様に天部側二つ折り用罫線1A31c~1A32c,1A34cが設けられている。
次に、天部側シート1Aは、これら天部側側面1A21~1A24と天部側つなぎ片1A31~1A34とを併せた長方形の部分の外側に、その全周に渡って可撓性フィルム1Cとシールする天部側シール部1A40を有している。
図から分かるように、この天部側シール部1A40の端縁は、天部側シール部1A40の外形線を構成すると共に、天部側シート1Aの端縁(外形線)を構成している。この例では、天部側シート1Aの端縁の形状は略長方形で、その角は面取りして鋭利な部分を除去してある。
なお、図1においては、天部側シール部1A40にハッチングを施して示し、この天部側シール部1A40と天部側側面1A21~1A24との境界、及び天部側シール部1A40と天部側つなぎ片1A31~1A34との境界を破線1Axによって示しているが、これらは説明の便宜のために施したものである。後述する底部側シート1Bの底部側シール部1B40と底部側側面1B21~1B24との境界1Bxと異なり、天部側シール部1A40と天部側側面1A21~1A24との境界には折り曲げ用罫線は存在しない。天部側シール部1A40と天部側つなぎ片1A31~1A34との境界にも折り曲げ用罫線は存在しない。
次に、底部用シート1Bは、後述する3つの点を除き、天部側シート1Aと同様の構造を有している(図2参照)。すなわち、まず、底部用シート1Bは中央に多角形状の底面1B10を有している。この多角形状底面1B10は天面1A10と同形同大である。底部用シート1Bが天部側シート1Aと異なる第1の点は、天部側シート1Aの天面1A10には、開口部が設けられているのに対し、底部用シート1Bの底面1B10には開口部が設けられていないことである。
また、底部用シート1Bは、多角形状の底面1B10の各辺を折り曲げ用罫線として、この各辺を一辺とする四角形状の底部側側面1B21~1B24を、前記多角形状底面1B10の辺の数と同じ数だけ有している。これら底部側側面1B21~1B24も、それぞれ、天部側側面1A21~1A24と同形同大である。
次に、底部用シート1Bは、互いに隣接する各底部側側面1B21~1B24の間に、この底部側側面1B21~1B24同士を繋いでしかも閉塞する底部側つなぎ片1B31~1B34を有している。これら底部側つなぎ片1B31~1B34は天部側つなぎ片1A31~1A34と同形同大である。
また、各底部側側面1B21~1B24と底部側つなぎ片1B31~1B34との間には折り曲げ用罫線が設けられている。また、各底部側つなぎ片1B31~1B34には、底面1B10の各頂点から、底部側つなぎ片1B31~1B34を二等分する底部側二つ折り用罫線1B31c~1B34cが設けられている。
次に、底部側シート1Bは、これら底部側側面1B21~1B24と底部側つなぎ片1B31~1B34とを併せた長方形の部分の外側に、可撓性フィルム1Cとシールする底部側シール部1B40を有している。そして、この底部側シール部1B40には、その一部に未シール部1B40yが設けられている。すなわち、天部側シート1Aには、その全周に渡って天部側シール部1A40が設けられているが、底部側シート1Bでは未シール部1B40yを除く全周を底部側シール部1B40としている。この点が底部用シート1Bと天部側シート1Aとの第2の相違点である。なお、後述するように、この未シール部1B40yは可撓性フィルム1Cとシールすることなく、したがって、この未シール部1B40yにおいては底部側シート1Bと可撓性フィルム1Cとの間に空気が流出入可能な隙間(通気部)を形成する。
ところで、図から分かるように、この底部側シール部1B40の外形線は、底部側シール部1B40の外形線を構成すると共に、底部側シート1Bの端縁(外形線)を構成している。この例では、その外形は略長方形である。なお、この底部側シート1Bは天部側シート1Aと同形同大であることが望ましいが、天部側シート1Aよりわずかに小さくてもよい。例えば、底部側シート1Bの横方向の長さが天部側シート1Aの横方向の長さより0.1~2.0mm短いものであってよい。また、縦方向についても、底部側シート1Bの長さが天部側シート1Aの長さより0.1~2.0mm短いものであってもよい。
なお、底部側シート1Bの底部側シール部1B40と底部側側面1B21~1B24との境界、及び底部側シール部1B40と底部側つなぎ片1B31~1B34との境界には折り曲げ用罫線1Bxが設けられている。天部側シート1Aの天部側シール部1A40の境界には折り曲げ用罫線が存在しないから、この点が底部用シート1Bと天部側シート1Aとの第3の相違点である。そして、このように底部側シート1Bには折り曲げ用罫線1Bxが設けられており、天部側シート1Aには存在しないから、可撓性フィルム1Cを介在させてこの両シート1A,1Bを重ねてシールし、箱型の状態としたとき、互いにシールされた両シール部1A40,1B40は折り曲げ用罫線1Bxによって底部側シート1B側に折り曲げられ、その外側を天部側シート1Aが覆うことになる。そして、このため
、箱型の状態においても、底部側シート1Bの端縁1Byが包装容器1の外面に露出することがない。
次に、図3(a)に示すように、可撓性フィルム1Cは前記天部側シート1A及び底部側シート1Bと略同大同形の外形を有している。この例では長方形である。もっとも、可撓性フィルム1Cは天部側シート1Aあるいは底部側シート1Bよりわずかに小さい外形を有していてもよい。
そして、この可撓性フィルム1Cは、その周囲の片面に表面側可撓性フィルムシール部1C40を有し、反対側の面に裏面側可撓性フィルムシール部1C40を有している。
表面側可撓性フィルムシール部1C40は天部側シート1Aの前記天部側シール部1A40と互いにシールする領域であり、したがって、天部側シール部1A40と同様に、可撓性フィルム1Cの全周に渡って設けられている。
天部側シート1Aの天部側シール部1A40と可撓性フィルム1Cの表面側可撓性フィルムシール部1C40とを全周にわたって互いにシールし、かつ、開口部に装着されたスパウト1Dを密封すると、天部側シート1Aと可撓性フィルム1Cとで囲まれた部屋は包装容器外部と連通しない閉じた部屋となる。この部屋には内容物を充填密封することができる。
一方、裏面側可撓性フィルムシール部1C40は底部側シート1Bの前記底部側シール部1B40と互いにシールする領域である。このため、裏面側可撓性フィルムシール部1C40は、底部側シール部1B40と同様に、その一部に未シール部1C40yを残して、この未シール部1C40yを除く全周に設けられている。もちろん、可撓性フィルム1Cのこの未シール部1C40yは底部側シート1Bの未シール部1B40yに相対する領域である。
ところで、こうして可撓性フィルム1Cの裏面側可撓性フィルムシール部1C40と底部側シート1Bの底部側シール部1B40とをシールすると、可撓性フィルム1Cの未シール部1C40yと底部側シート1Bの未シール部1B40yとが相対する領域では互いにシールされず、可撓性フィルム1Cと底部側シート1Bとの間に空気が流出入可能な隙間ができる。このため、この隙間を通気部として、底部側シート1Bと可撓性フィルム1Cとで囲まれた部屋は包装容器外部と連通する。
なお、底部側シート1Bにスリット又は孔を設け、このスリット又は孔を前記通気部としてもよい。これらスリット又は孔は底部側シート1Bを貫通するものであってもよいが、貫通している必要はない。例えば、底部側シート1Bが紙等の通気性シートと気体不透過性皮膜との積層体で構成されている場合には、その気体不透過性皮膜に前記スリット又は孔を設けることにより、このスリット又は孔を通気部とすることができる。このようにスリット又は孔を通気部とする場合には、前記未シール部1B40yを設ける必要がない。
また、底部側シート1Bを通気性シートのみで構成した場合には、この底部側シート1Bの全体が前記通気部を構成するから、この場合にも、前記未シール部1B40yを設ける必要がない。もちろん、この底部側シート1Bを貫通するスリットや孔を設ける必要もない。通気性シートとしては紙を例示できる。
次に、これら天部側シート1A、底部側シート1B及び可撓性フィルム1Cを使用して
包装容器1を製造する方法を説明する。
すなわち、まず、天部側シート1Aと可撓性フィルム1Cとを位置合わせして重ね(図4参照)、天部側シート1Aの天部側シール部1A40と可撓性フィルム1Cの表面側可撓性フィルムシール部1C40とを互いにシールする。次に、こうして天部側シート1Aと可撓性フィルム1Cとが積層された積層シートの可撓性フィルム1C側に底部側シート1Bを重ね(図5参照)、未シール部1B40y,1C40yを除いて可撓性フィルム1Cの裏面側可撓性フィルムシール部1C40と底部側シート1Bの底部側シール部2A40とを、互いにシールすることにより、平坦な状態の包装容器1を製造することができる(図6参照)。
次に、この平坦な状態の包装容器1を箱型の状態に変形させる方法を説明する。図7及び図8に、箱型の状態に変形させ、各つなぎ片1A31~1A34,1B31~1B34を外面に折り重ねた状態の包装容器1を示す。
平坦な状態の包装容器1を箱型の状態に変形させるためには、天部側つなぎ片1A31~1A34及び底部側つなぎ片1B31~1B34を、その中央に位置する天部側二つ折り用罫線1A31c~1A34cと底部側二つ折り用罫線1B31c~1B34cがいずれも容器外面に対して山折りになるように二つ折りすればよい。この二つ折りによって、天部側シート1Aの天部側側面1A21~1A24のうち、互いに隣接する側面を構成する辺同士が重なり合う。図1の拡大図を参照して天部側つなぎ片1A33について説明すると、この天部側つなぎ片1A33を天部側二つ折り用罫線1A33cで二つ折りすることにより、この天部側つなぎ片1A33の両側に位置する天部側側面1A23の辺1A23bと天部側側面1A24の辺1A24bとが互いに重なり合う。
ところで、平坦な状態の包装容器1においては、天部側シート1Aの天部側つなぎ片1A33と底部側シート1Bの底部側つなぎ片1B33とは正確に重なり合い、その天部側二つ折り用罫線1A33cと底部側二つ折り用罫線1B33cも互いに正確に重なり合っており、天部側シート1Aの天部側つなぎ片1A33を天部側二つ折り用罫線1A33cで二つ折りするとき、底部側シート1Bの底部側つなぎ片1B33も底部側二つ折り用罫線1B33cで二つ折りされる。このため、底部側つなぎ片1B33の両側に位置する底部側側面1B23の辺1B23bと底部側側面1B24の辺1B24bも互いに重なり合う。
そして、天部側シート1Aの天部側側面1A23と底部側シート1Bの底部側側面1B23とは容器シール部140を介して連続しているから、この両側面1A23,1B23によって箱型の状態の包装容器1の側面123が構成される。
また、天部側シート1Aの天部側つなぎ片1A33と底部側シート1Bの底部側つなぎ片1B33も容器シール部140を介して連続しているから、この両つなぎ片1A33,1B33で構成された部分を容器つなぎ片133と呼ぶと、この容器つなぎ片133によって前記側面同士を繋いでしかも閉塞する。すなわち、天部側側面1A23と底部側側面1B23とで構成される側面123と、天部側側面1A24と底部側側面1B24とで構成される側面124との間を、容器つなぎ片133で繋いで、しかも、ここに隙間が生じることがないように閉塞するのである。
以上、天部側つなぎ片1A33及び底部側つなぎ片1B33で構成された容器つなぎ片133を二つ折りする場合を例として説明したが、その他のつなぎ片についても同様である。すなわち、天部側つなぎ片1A31及び底部側つなぎ片1B31で構成された容器つなぎ片131を、その中央の天部側二つ折り用罫線1A31c及び底部側二つ折り用罫線
1B31cがいずれも容器外面に対して山折りになるように二つ折りすることにより、天部側側面1A21と底部側側面1B21とで構成される側面121及び天部側側面1A22と底部側側面1B22とで構成される側面122が構成され、これら側面121と側面122との間を容器つなぎ片131で繋いで閉塞する。また、天部側つなぎ片1A32及び底部側つなぎ片1B32で構成された容器つなぎ片132を、その中央の天部側二つ折り用罫線1A32c及び底部側二つ折り用罫線1B32cがいずれも容器外面に対して山折りになるように二つ折りすることにより、天部側側面1A22と底部側側面1B22とで構成される側面123及び天部側側面1A23と底部側側面1B23とで構成される側面123が構成され、これら側面122と側面123との間を容器つなぎ片1B32で繋いで閉塞する。また、天部側つなぎ片1A34及び底部側つなぎ片1B34で構成されたつなぎ片134を、その中央の天部側二つ折り用罫線1A34c及び底部側二つ折り用罫線1B34cがいずれも容器外面に対して山折りになるように二つ折りすることにより、天部側側面1A24と底部側側面1B24とで構成される側面124及び天部側側面1A21と底部側側面1B21とで構成される側面121が構成され、これら側面124と側面121との間を容器つなぎ片134で繋いで閉塞する。
そして、このようにすべての容器つなぎ片131~134を二つ折りすることにより、各側面121~124が形成されるから、これに伴って所定の折り曲げ用罫線で折り曲げられ、箱型の状態の包装容器1を製造することができる。
なお、この際、天部側二つ折り用罫線1A31c~1A34cや底部側つなぎ片1B31~1B34に対応する可撓性フィルム1Cの領域は、これら天部側二つ折り用罫線1A31c~1A34cや底部側つなぎ片1B31~1B34から離脱した自由な状態であってよい。
こうして得られる箱型の状態の包装容器1は、図8に示すように、その内部が可撓性フィルム1Cによって、2部屋1α,1βに区分されている。このうち、天部側シート1Aと可撓性フィルム1Cとで囲まれた部屋1αは、開口部に装着されたスパウト1Dを除き、包装容器外部と連通しない部屋であるから、このスパウト1Dから内容物を充填してスパウト1Dを閉塞することにより、この部屋1αに内容物を密封することができる。
一方、底部側シート1Bと可撓性フィルム1Cとで囲まれた部屋1βは、未シール部1B40y,1C40yで構成された通気部140yによって包装容器外部と連通している。このため、加熱された内容物を部屋1αに充填密封した後、これを冷却して部屋1αが収縮した場合にも、部屋1αの容積変化を吸収にして、包装容器1の変形を防ぐことができる。部屋1αにヘッドスペースを残して加熱内容物を充填密封し、これを冷却した場合にも同様である。
次に、このように箱型の状態に変形された状態では、二つ折りされたつなぎ片131~134が、包装容器1の外面に突出している。そこで、このつなぎ片131~134を包装容器1の各側面121~124に折り重ねることによって、その外観を整えることが望ましい。図7,図8はこのようにつなぎ片131~134を包装容器1の各側面121~124に折り重ねた状態の包装容器1を示している。つなぎ片131~134は、接着剤、接着テープあるいは面ファスナーやスナップボタン等の接合部材によって、各側面121~124に着脱自在にシールすることができる。なお、このようにつなぎ片131~134を各側面121~124に折り重ねた場合でも、通気部140yを通じて空気の流出入が可能である。
次に、箱型の状態の包装容器1を平坦な状態に変形させるためには、容器シール部140を把持して、包装容器1の外方に引っ張ればよい。容器シール部140を外方に引っ張ることにより、二つ折りされたつなぎ片131~134が開き、包装容器1を平坦な状態に変形する。
この包装容器1は、次にように使用することができる。
すなわち、まず、この包装容器1を平坦な状態で製造し、かつ、この状態で保管し、内容物充填工程まで移送することが望ましい。そして、内容物充填工程にて包装容器1を箱型の状態に変形した後、開口部に装着されたスパウト1Dから天部側シート1Aと可撓性フィルム1Cとで囲まれた部屋1αに内容物を充填し、スパウト1Dを密封することにより、内容物入りの包装体とすることができる。充填する内容物は、部屋1αにヘッドスペースを残す量であってもよい。
内容物を充填密封するに当たっては、この内容物を加熱殺菌した状態で充填するホット充填方式を採用できる。そして、ホット充填の後速やかにスパウト1Dを密封することにより、内容物の殺菌状態を維持したまま密封することができる。この密封は、例えば、スパウト1Dにキャップ1Eを螺合することによって可能である(図9参照)。加熱された内容物は時間経過と共に冷却され、部屋1αが減容するが、これに伴って前記通気部140yから外気が流入し、この流入に伴って前記可撓性フィルムが撓むから、包装容器が変形することなく、その外形を維持することができる。
次に、こうして箱型の状態で内容物を収容した包装体は、この内容物を排出した後、再度平坦な状態に戻すことができる。このようにこの包装体は繰り返して箱型の状態と平坦な状態に変形することが可能である。
なお、天部側シート1Aとしては、例えば、紙製の基材層に、熱可塑性樹脂層やシーラント層を積層した積層フィルムを好適に用いることができる。これ以外にも、必要な機能に応じて、バリア層や機能性フィルム等を適宜追加してもよい。また、天部側シート1Aや底部側シート1Bの端部は、既知の方法で端面保護されていてもよい。
また、底部側シート1Bは、天部側シート1Aと同様に積層フィルムで構成することもできるが、紙等の通気性シートのみで構成することも可能である。
また、可撓性フィルム1Cとしては、フレキシブルで空気遮断性のフィルムが使用できる。また、可撓性フィルム1Cはその両面がヒートシール性であることが望ましい。このようなフィルムとしては、低密度ポリエチレンフィルム、線状低密度ポリエチレンフィルム、中密度ポリエチレンフィルム、ポリプロピレンフィルム等のポリオレフィンフィルムを使用できる。また、中間基材フィルムを挟んでその両面にポリオレフィン樹脂層を積層した多層構造のフィルムを使用することも可能である。中間基材フィルムとしては、ポリエステルフィルム、ポリアミドフィルム、あるいはこれらに金属蒸着層や無機蒸着層を積層したフィルム等を使用できる。
(第2の具体例)
次に、図10~図13を参照して、本発明の第2の具体例を説明する。この包装容器2は、天部側シート2Aの天面2A10を正六角形状とし、底部側シート2Bの底面2B10を天面2A10と同形同大の正六角形状に構成したもので、天部側シート2Aの外形及び底部側シート2Bの外形はいずれも円形である。また、これに伴って、可撓性フィルム2Cも、天部側シート2Aの外形及び底部側シート2Bの外形と同形同大の円形である。この包装容器2も第1の具体例と同様の方法で箱型の状態と平坦な状態との間で繰り返して変形させることができる。また、ホット充填した際にも、その外形を維持できる。
(第3の具体例)
次に、図14~及び図17を参照して、本発明の第3の具体例を説明する。この包装容器3は、天部側シート3Aの天面3A10を正三角形状とし、底部側シート3Bの底面3B10を天面3A10と同形同大の正三角形状に構成したものである。そして、これら天部側シート3A及び底部側シート3Bと可撓性フィルム3Cの外形は同形同大である。この包装容器3も第1の具体例と同様の方法で箱型の状態と平坦な状態との間で繰り返して変形させることができる。また、ホット充填した際にも、その外形を維持できる。
(実施例)
図1~図3に示すように、略長方形状の天部側シート1A、底部側シート1B及び可撓性フィルム1Cを使用した。
天部側シート1Aは5層構造を有するシートから成り、包装容器1外面側から順に、厚さ30μmのポリエチレン樹脂層、坪量300g/mの紙、厚さ25μmのポリエチレン樹脂層、厚さ25μmのポリエステル樹脂フィルム、厚さ50μmのポリエチレン樹脂層を積層したものである。そして、この天部側シート1Aの開口部にはスパウト1Dが装着されている。
また、底部側シート1Bは3層構造を有するシートから成り、包装容器1外面側から順に、厚さ30μmのポリエチレン樹脂層、坪量300g/mの紙、厚さ25μmのポリエチレン樹脂層を積層したものである。
また、可撓性フィルム1Cは3層構造を有するシートから成り、天部側シート1Aから順に、厚さ40μmのポリエチレン樹脂層、厚さ12μmのポリエステル樹脂フィルム、厚さ25μmのポリエチレン樹脂層を積層したものである。
そして、これら天部側シート1Aと可撓性フィルム1Cを重ね、その周縁の天部側シート1Aの天部側シール部1A40と可撓性フィルム1Cの表面側可撓性フィルムシール部1C40とを全周でヒートシールした。次に、こうして天部側シート1Aと可撓性フィルム1Cとが積層された積層シートの可撓性フィルム1C側に底部側シート1Bを重ね、撓性フィルム1Cの裏面側可撓性フィルムシール部1C40と底部側シート1Bの底部側シール部1B40とを、その一部に未シール部を残してヒートシールすることにより、平坦な状態の包装容器1を製造した。この未シール部は、底部側シート1Bと可撓性フィルム1Cとで囲まれた部屋1βと包装容器外部とを連通する通気部140yを構成するものである。
次に、こうして得られた包装容器1を箱型の状態に変形させ、スパウト1Dから90℃の熱水を充填し、その直後にキャップを装着して天部側シート1Aと可撓性フィルム1Cとで囲まれた部屋1αを密封した。なお、前記熱水は部屋1αの内容積の70%の量として、部屋1αにヘッドスペースを残した。
こうして熱水を充填密封した包装容器1を室温まで冷却したところ、部屋1αが減容して可撓性フィルム1Cが撓んだものの、包装容器1の外形に変形はなく、直方体形状の外形を維持することが確認できた。
(比較例)
この例は、可撓性フィルム1Cを使用することなく、天部側シートと底部側シートとで構成した包装容器の例である。
天部側シートとしては、実施例の天部側シート1Aと同じものを使用した。開口部にスパウト1Dが装着されている点も実施例と同じである。
底部側シートとしては、包装容器1外面側から順に、厚さ30μmのポリエチレン樹脂層、坪量300g/mの紙、厚さ25μmのポリエチレン樹脂層、厚さ25μmのポリエステル樹脂フィルム、厚さ50μmのポリエチレン樹脂層を積層した5層構造のシートを使用した。
そして、これら天部側シートと底部側シートを重ね、その周縁の全周でヒートシールして、平坦な状態の包装容器を製造した。
次に、こうして得られた包装容器を箱型の状態に変形させ、実施例と同様に熱水を充填し、その直後にキャップを装着して密封した。
そして、この包装容器を室温まで冷却したところ、包装容器が変形して、その側面に凹みができた。
1:包装容器
140y:通気部
1A:天部側シート
1A10:天面
1A21~1A24:天部側側面
1A31~1A34:天部側つなぎ片 1A33c:天部側二つ折り用罫線
1A40:天部側シール部
1B:底部側シート
1B10:底面
1B21~1B24:底部側側面
1B31~1B34:底部側つなぎ片 1B33c:底部側二つ折り用罫線
1B40:底部側シール部
1B40y:未シール部
1C:可撓性フィルム
1C40:表面側可撓性フィルムシール部
1C40:裏面側可撓性フィルムシール部
1C40y:未シール部
1D:スパウト
1E:キャップ
1α:天部側シートと可撓性フィルムとで囲まれた部屋
1β:底部側シートと可撓性フィルムとで囲まれた部屋
2:包装容器
3:包装容器

Claims (6)

  1. 天部側シートと底部側シートとを重ね、その周縁で互いにシールして成り、箱型の状態と平坦な状態との間で変形をさせることができる包装容器であって、
    前記天部側シートと底部側シートとの間に可撓性フィルムが介在しており、この可撓性フィルムを境として内部が2部屋に区分されており、
    前記2部屋のうち、底部側シートと可撓性フィルムとで囲まれた部屋に、包装容器外部と連通する通気部を有することを特徴とする包装容器。
  2. 前記通気部が底部側シートと可撓性フィルムとの間の未シール部で構成されていることを特徴とする請求項1に記載の包装容器。
  3. 前記通気部がスリット又は孔で構成されていることを特徴とする請求項1に記載の包装容器。
  4. 前記底部側シートが通気性シートで構成されており、その全面を前記通気部としていることを特徴とする請求項1に記載の包装容器。
  5. 前記天部側シート、底部側シート及び可撓性フィルムが、それぞれ、次の構造を有することを特徴とする請求項1~4のいずれかに記載の包装容器。
    天部側シートの構造:
    中央に多角形状の天面を有し、
    この多角形状天面の各辺を一辺とする四角形状の天部側側面を、前記多角形状天面の辺の数と同じ数だけ有しており、
    互いに隣接する各天部側側面の間に、この天部側側面同士を繋いでしかも閉塞する天部側つなぎ片を有しており、
    これら天部側側面及び天部側つなぎ片の外側に、可撓性フィルムとシールする天部側シール部を有しており、
    隣接する前記四角形状の天部側側面を構成する辺同士が一致するように前記天部側つなぎ片を二つ折りできる天部側二つ折り用罫線が設けられている
    構造。
    底部側シートの構造:
    前記天部側シートと略同大同形の外形を有しており、
    中央に多角形状の底面を有し、
    この多角形状底面の各辺を一辺とする四角形状の底部側側面を、前記多角形状底面の辺の数と同じ数だけ有しており、
    互いに隣接する各底部側側面の間に、この底部側側面同士を繋いでしかも閉塞する底部側つなぎ片を有しており、
    これら底部側側面及び底部側つなぎ片の外側に、可撓性フィルムとシールする底部側シール部を有しており、
    隣接する前記四角形状の底部側側面を構成する辺同士が一致するように前記底部側つなぎ片を二つ折りできる底部側二つ折り用罫線が設けられている
    構造。
    可撓性フィルムの構造:
    前記天部側シート及び底部側シートと略同大同形の外形を有しており、
    その周囲の片面に、天部側シートの前記天部側シール部とシールする表面側可撓性フィルムシール部を有し、反対側の面に底部側シートの前記底部側シール部とシールする裏面側可撓性フィルムシール部を有している
    構造。
  6. 前記天面に開口部を有することを特徴とする請求項5に記載の包装容器。
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