JP7190836B2 - キャビネットの扉ロック構造 - Google Patents
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Description
このような複数の荷物収容部を備えた大型の宅配ボックスとして、例えば特許文献1に記載されたものがある。この特許文献1の宅配ボックスは、個々の荷物収容部に電気錠が設けられ、荷物が収容されたら暗証番号が入力されて施錠される。そして、この暗証番号がインターホン等で受取人である居住者に通知されて、受取人は暗証番号を入力して荷物を受け取ることができ、受取人が不在であっても、間違いの無い配達を実施できた。
しかしながら、大型の宅配ボックスを新たに設置しようとした場合、屋内にスペースが無ければ屋外に設置される場合が出てくる。また、比較的大規模な工場等では、工場入口付近に宅配ボックスがあった方が配達の効率が良く、宅配業者にとって都合が良い。この場合、屋外での設置になるため雨水に対する対策が必要となり、荷物に収容部個々に扉を設けるより、宅配ボックス全体を1つの扉で閉塞してロックする構成がコストも削減でき好ましい。
しかしながら、施解錠するためにはキーが必要であるため、そのままでは宅配ボックスには不向きであり、キーを携行する必要が無く暗証番号等で解錠できる電気錠に変更する必要があった。その場合、ハンドル部は雨水が侵入し易く、電気錠の組み付け場所としては相応しくなかったし、錠を具備したハンドルはそれ自体選択肢が少なく、デザイン上の自由度も制限された。
この構成によれば、鎖状棒に形成された水平部をロック装置が係止するため、鎖状棒の縮退を簡易な構造で阻止でき、扉をロックできる。また、ロック装置はキャビネット本体に設置されるため、ハンドルにロック機能を設ける必要が無く、ハンドル及び扉の選択肢を広くでき、デザイン上も好ましい。
この構成によれば、鎖状棒をキャビネット本体の内部方向に折り曲げて係止部を形成するため、ロック装置全体をキャビネット本体内部に配置でき、雨水がキャビネットの内側に侵入してもロック装置にかかるのを防止できる。よって、ロック装置を電気錠で構成しても長寿命化を図ることができる。
キャビネット1は、物品収容部を備えた第1キャビネット2と、第1キャビネット2の側部に配置されて第1キャビネット2に備えられている電気錠の設定等を行う操作部及び制御部を備えた第2キャビネット3とを有し、上部には双方に跨がる屋根板4が設けられている。屋根板4は、出し入れする荷物が濡れないよう庇部を有している。
尚、図1では、本発明の主要部を成す部位(後述する鎖状棒、ロック装置)は前方から見えない部位に配置されているが、説明の都合上実線で示している。
第1キャビネット2の扉2bは、観音開きする左右一対から成り、第2キャビネット3の扉3bは片開きする扉となっている。
そして、第1キャビネット2に本発明の扉ロック構造が適用され、扉2bをロックするための電気錠から成るロック装置5が組み付けられている。以下、このロック装置5を設けた第1キャビネット2を具体的に説明する。
そして、扉2bの背面には、ハンドル22の回動操作で上下方向に伸縮動作する鎖状棒23が組み付けられており、伸張すると鎖状棒23の上下端部が本体2aに係止し、縮退すると係止が解除されるよう構成されている。
伸張操作された鎖状棒23は、上側ロッド棒23aの先端が、本体2aの前面フレーム21の裏側に入り込んで係止し、閉扉状態が保持されると同時に、先端がロック装置5の凹部5bに入り込み、ロック装置5の凹部5b内に配置されている係止片5aが上側ロッド棒23aの水平部Sを把持するように係止する。上側ロッド棒23aを係止した係止片5aは、回動が禁止されてロック状態となり、上側ロッド棒23aの下方への抜け動作が阻止される。
尚、鎖状棒23が伸張すると、鎖状棒23の下端である下側ロッド棒23bの先端も下方へ突出して本体2aの前面フレーム21の裏面に入り込んで係止する。図7はD部拡大図であり、鎖状棒23の下端が本体2aに係止した状態を示している。
こうして、扉2bのロック/ロック解除が実施される。
更に、鎖状棒23を本体2aの内部方向に折り曲げて係止部を形成するため、ロック装置5全体を本体2aの内部に配置でき、雨水がキャビネット1の内側に侵入してもロック装置5にかかるのを防止できる。よって、ロック装置5を電気錠で構成しても長寿命化を図ることができる。
また、L字状に折り曲げて水平部Sを形成しているが、コ字状に折り曲げて水平部Sを形成しても良いし、U字状に折り曲げても良く水平部は僅かな部分であっても、ロック装置5が把持できれば良い。
Claims (2)
- 扉に設けられたハンドルを回動操作することで、扉背面に縦方向に組み付けられた鎖錠棒が伸縮動作し、伸張した鎖状棒がキャビネット本体に係止することで閉状態の前記扉が保持されるキャビネットの扉ロック構造であって、
前記キャビネット本体の内部に、伸張した前記鎖状棒の先端に係止して鎖状棒の縮退を阻止する電気錠から成るロック装置を設け、
前記鎖状棒の前記ロック装置が係止する部位は、前記鎖状棒を折り曲げて形成した水平部であることを特徴とするキャビネットの扉ロック構造。 - 前記鎖状棒の前記水平部は、前記キャビネット本体の内部方向に前記鎖状棒がL字状に折り曲げられて形成され、
前記ロック装置は、前記キャビネット本体の内部において前記水平部に係止することを特徴とする請求項1記載のキャビネットの扉ロック構造。
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JP2018137138A JP7190836B2 (ja) | 2018-07-20 | 2018-07-20 | キャビネットの扉ロック構造 |
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JP2020010987A JP2020010987A (ja) | 2020-01-23 |
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Citations (3)
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---|---|---|---|---|
JP2009249849A (ja) | 2008-04-02 | 2009-10-29 | Kawamura Electric Inc | 鎖錠棒の構造 |
WO2016185973A1 (ja) | 2015-05-19 | 2016-11-24 | 株式会社パイオラックス | 開閉体の電動式ロック装置 |
JP2017042684A (ja) | 2015-08-24 | 2017-03-02 | 三浦工業株式会社 | 洗浄器 |
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