JP7190637B2 - 表皮細胞trpm8活性化剤 - Google Patents

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本発明は、表皮細胞TRPM8活性化剤に関するものである。
TRP(transient receptor potential)チャネルについては1989年にショウジョウバエTRP遺伝子が同定されてから、多様な研究がなされてきた。多くが細胞膜に存在し、細胞へのカルシウムイオン流入を担っている。膜電位、温度、浸透圧、pH、細胞の酸化還元状態、内在性化学物質、外来性化学物質など、様々な化学的・物理的刺激により制御されることが分かっており、生体内では温度や痛みといった感覚受容をはじめとした重要な生理機能に関わっている(非特許文献1)。
哺乳類のTRPチャネルはTRPA、TRPC、TRPM、TRPV、TRPML、TRPPの6つのサブファミリーに分類されており、それぞれに活性化温度閾値が存在している。TRPV1は43℃以上、TRPV2は52℃以上で活性化するなど、高温で活性化するTRPチャネルがある一方、TRPM8は8~28℃、TRPA1は17℃以下で活性化するなど、低温で活性化するTRPチャネルも存在している。また、これらTRPチャネルは状態により活性化温度閾値が変化するものがあることが分かっている。
TRPM8は、低温で活性化されるTRPチャネルであり、メントールの受容体として同定された。TRPM8発現細胞に関する電気生理学的な研究より、知覚神経終末のTRPM8にリガンドが結合することによって、TRPM8チャネルのカルシウムイオン流入量を増加させて、冷感を与えることができることが報告されている(非特許文献2)。さらに、表皮細胞のTRPM8を活性化することは、細胞賦活効果(非特許文献3)や、生理活性物質であるPGE2(プロスタグランジンE2)生成を抑制(非特許文献4)することによる美白、抗炎症効果も示唆されるなど、効果は多岐に渡り、広く皮膚状態改善に有用であると期待されている。
TRPM8を活性化することができる成分としては、メントールをはじめとし、ヒドロキシシトロネラール、ゲラニオール、リナロール(非特許文献5)、ヒメフウロの抽出物、ニームの抽出物(特許文献1)などが挙げられる。これらの成分はTRPM8を活性化することが知られているが、肌への塗布時に冷感を伴う成分であることが知られている。先述のようにTRPM8の活性化剤は、多くの皮膚状態改善効果をもたらすことが期待されており非常に有用であるにも関わらず、塗布時に冷感刺激を伴うことから、寒冷地や冬季などでは好まれない、冷感刺激に過敏な消費者には向かない、温感の付与が好まれるマッサージ用途には向かないなど、剤形や用途が大きく制限されてしまうことが弊害となっていた。
また、前述のように、TRPM8の活性化は美白につながることが示唆されている。美白剤の中には、TRPM8活性化作用を持つ成分としてユーカリやペパーミントが知られるが、いずれも冷感を促してしまう。冷感のない美白剤単独ですぐれたTRPM8活性化作用があるものはこれまで見つかっていなかった。
このような背景から、冷感刺激のない表皮細胞TRPM8活性化剤が求められていた。
脂肪酸メントールは、脂肪酸とL-メントールをエステル結合させた化合物であり、メラニン産生阻害効果(特許文献2)、脂質代謝改善(特許文献3)などが知られている。脂肪酸メントールの一種であるサフラワー油メントールエステルはサフラワー油とメントールをエステル結合させたものであり、複数種の脂肪酸残基を含む。脂肪酸残基の種類としては、リノール酸を多く含み、その他パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸などが含まれる。
カワラヨモギ(Artemisia capillaris Thunb)は、キク科ヨモギ属の多年草であり、頭花は消炎、解熱などの作用があることから、生薬として用いられ、生薬名ではインチンコウと呼ばれる。カワラヨモギ抽出物にはチロシナーゼ生合成阻害効果(特許文献4)、プロテアーゼ阻害効果(特許文献5)、SCF結合阻害効果(特許文献6)など多くの効果が知られる。
しかしながらこれら成分にTRPM8活性化効果があるということは知られていなかった。
特開2018―16575号公報 特開2007―161591公報 特開2007―99633号公報 特開平8-104646号公報 特開平10-291926号公報 特開2008―31095号公報
生化学 2009年 第81巻 第11号962―983 Nature 2001 Oct4 413(6855) 480 J Dermatol 2013 Nov40(11) 919-22 Proc Natl Acad Sci USA 2015 Jun30 112(26) BrJ Pharmacol 2004 Feb141(4) 737-45
本発明は、冷感刺激のない表皮細胞TRPM8活性化剤を提供することを課題とする。
上記目的を達成するため、本発明者らが、鋭意研究した結果、脂肪酸メントールおよびカワラヨモギの抽出物を含有することで、上記の課題を解決できることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち本発明は、次の成分A、Bを含む表皮細胞TRPM8活性化剤である。
A成分:脂肪酸メントール
B成分:カワラヨモギの抽出物
本発明により、脂肪酸メントールおよびカワラヨモギの抽出物を用いた、冷感刺激のない表皮細胞TRPM8活性化剤を提供することができる。
本発明で用いる脂肪酸メントールの脂肪酸残基としては、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、パルミトレイン酸、ミリストレイン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸、アラキドン酸、エイコサペンタエン酸、ドコサヘキサエン酸などが使用でき、特にリノール酸が顕著な効果を有する。また、サフラワー油や、菜種油、綿実油、大豆油のような油脂類から酵素合成により、混合脂肪酸のメントールエステルを作成することが可能であり、特にサフラワー油メントールエステルを用いることが望ましい。
本発明に用いるカワラヨモギ抽出物の抽出部位は、根、葉、茎、花などが使用可能で特に限定されないが、頭花の抽出物が特に顕著な効果を有する。また、その抽出溶媒は特に限定されず、例えば、水、メタノール、エタノール、プロピルアルコール等の低級アルコール或いは、プロピレングリコール、1,3-ブチレングリコール、等の多価アルコール等があげられる。
本願発明で用いるカワラヨモギ抽出物の抽出法は、特に限定されない。例えば、乾燥植物1質量部に対して1~100質量部の水および1,3ブチレングリコールもしくはエタノールの混合液を用い、5~70℃の温度で、1~7日間抽出するのが好ましい。抽出後は、ろ過を行い、そのままの状態でも利用できるが、必要ならば、その効果に影響のない範囲で更に脱臭、脱色などの精製処理を行うことも出来る。更には、凍結乾燥等をして粉末の状態で用いることも出来る。
本発明の組成物には、上記の必須成分のほかに、必要に応じ一般的に化粧料などに用いられる成分を配合することも可能である。例えば、パール剤、保湿剤、増粘剤、水溶性高分子、香料、殺菌剤、防腐剤、酸化防止剤、pH調整剤、キレート剤、紫外線吸収剤、抗炎症剤、抗酸化剤、清涼剤、生薬抽出物やビタミン類、の添加物を適時配合することができる。これら成分を含有させる場合の配合割合は、その種類や目的に応じて適宜選択することができる。
以下、本願発明の実施例について具体的に説明するが、本願発明はこれらの実施例により限定されるものではない。また、特記しない限り配合量は質量%で示す。
[試験1]TRPM8活性化度・細胞賦活度測定
紫外線が皮膚に当たることで発生するPGE2(プロスタグランジンE2)は、TRPM8の活性化により生成が抑制されることが分かっている。そこで、紫外線を照射した表皮細胞のPGE2量を指標としてTRPM8活性化度を測定した。加えて、細胞賦活度を測定した。
〔サンプル調製〕
カワラヨモギ抽出物はカワラヨモギの頭花を50%1,3ブチレングリコール溶液にて抽出した。カワラヨモギ抽出物を105℃環境下で6時間静置したときの乾燥残分は1.26重量%であった。脂肪酸メントールとして用いたサフラワー油メントールエステルは、サフラワー油250gにL-メントール140g、精製水70g、リパーゼ460,000単位を混和し、室温で72時間攪拌することによりメントールエステルを作成した。作成したメントールエステルを精製し、サフラワー油メントールエステルを得た。サフラワー油は、複数の脂肪酸を含んでいるので、最終的には、パルミチン酸メントールエステルが6.71%、ステアリン酸メントールエステルが1.28%、オレイン酸メントールエステルが17.6%、リノール酸メントールエステルが73.7%含まれていることを確認した。
調製したカワラヨモギ抽出物、サフラワー油メントールエステル、およびメントールは10mgを1gのDMSOに溶解させたのち、9gの蒸留水と混合し、サンプルとした。サフラワー油メントールエステルとカワラヨモギ抽出物の混合物は、上記で調製したそれぞれのサンプルを1:1で混合することでサンプルとした。コントロールは10%DMSO溶液とした。
〔細胞の培養・紫外線処理〕
ヒト正常表皮ケラチノサイト(KURABO)のトリプシン処理を行い、正常ヒト表皮角化細胞増殖用培地(KURABO)で細胞を分散させ、24well plateに2.5×10cells/wellになるように細胞を播種し、48時間、37℃で培養を行なった。
培地を取り除き、PBS(-)を500μL添加したのち、プレートの蓋を外した状態で20mJ/cmのUVBを照射した。照射直後にPBS(-)を取り除き、490μLの培地を加えた。TRPM8のアンタゴニストとして、1mMのAMTB(N-(3-Aminopropyl)-2-[(3-methylphenyl)methoxy]-N-(2-thienylmethyl)benzamid)塩酸塩(富士フイルム和光純薬)水溶液、もしくは蒸留水を5μL加えた。5分間37℃で静置したのち、サンプルを5μL加え、24時間、37℃で培養を行った。
〔PGE2量定量〕
培地を回収し、Prostaglandin E2 Parameter Assay Kit(biotechne)を用いてPGE2量を定量した。
〔解析〕
TRPM8活性化によるPGE2抑制率をTRPM8活性化率と定め、TRPM8活性化率を以下の式1により求めた。
Figure 0007190637000001
〔細胞賦活度測定〕
培地を回収したのちに、細胞が付着した24wellプレートの各wellにPBS(-)500μLを加えて、取り除いた。Cell Counting Kit-8(DOJINDO)40μLを培地360μLと混合し、各wellに加えた。1時間37℃で静置したのち、200μLを96wellプレートに移した。450nmの吸光度を測定し、以下の式から生細胞率を求めた。
Figure 0007190637000002
Figure 0007190637000003
Figure 0007190637000004
[試験2]冷感刺激測定
サフラワー油メントールエステルとカワラヨモギ抽出物の組み合わせによる表皮細胞TRPM8活性化によって冷感刺激が生じるかを確認した。
〔サンプル調製〕
脂肪酸メントールとして用いたサフラワー油メントールエステルとカワラヨモギ抽出物の調製は先述の方法で行った。TRPM8活性化剤として知られるペパーミント抽出物は30%のエタノール溶液を用いて抽出した。ペパーミント抽出物を105℃環境下で6時間静置したときの乾燥残分は1.00重量%であった。これらを美容液に1%ずつ配合することでサンプルとした。また、メントールを美容液に1%加えることでPC(ポジティブコントロール)とし、脂肪酸メントール、カワラヨモギ抽出物、ペパーミント、メントールをどれも含まず、水に置きかえた美容液をNC(ネガティブコントロール)とした。美容液は以下の組成(表3)で試験を行った。
Figure 0007190637000005

〔冷感刺激測定〕
調製した美容液を人肌程度に温め、NCを3としたときの、各処理区の冷感を5段階で評価した。被験者は9人で実施し、被験者からは各試験区を判別、特定できない状況で実施した。
Figure 0007190637000006
表1からわかるように、TRPM8活性化効果が知られているメントールでは28.06%のTRPM8活性化率を示した。サフラワー油メントールエステルとカワラヨモギ抽出物ではともにメントールに満たないTRPM8活性化率となったが、サフラワー油メントールエステルとカワラヨモギ抽出物を組み合わせることで40.02%となり、メントールを上回るTRPM8活性化率を示した。さらに、サフラワー油メントールエステルメントールやカワラヨモギ抽出物の単独使用と比較し、これらを組み合わせて使用することで高いTRPM8活性化力を示すことが分かった。
また、表2より、コントロールでは、紫外線を照射した後にコントロールを添加すると生細胞数が61.73%となっており、生細胞数の減少が起こったが、サフラワー油メントールエステルとカワラヨモギ抽出物を添加することで、生細胞数が75.28%まで増加した。このことから、サフラワー油メントールエステルとカワラヨモギ抽出物の組み合わせによって、表皮細胞TRPM8活性化による細胞賦活効果も確認された。
表4から分かるように、PCでは被験者9人中7人が5と回答し、多くがNCと比較してPCに冷感を感じた一方、サンプルでは全員が2~4の範囲内であった。サンプルの平均値は3となり、NCと同等であった。このことから、サンプルには冷感効果がないと判断できる。一方で、美白剤としても知られるTRPM8活性化剤であるペパーミントは、メントールと同様に9人中7人が冷感を感じ、高い冷感付与効果を持つことが確認できた。
以上の結果から、脂肪酸メントールとカワラヨモギ抽出物の組み合わせを用いることで、冷感刺激をもたらさずに表皮細胞TRPM8を活性化でき、細胞賦活効果を付与できることが分かった。
次に、本発明の処方例を示すが、本発明はこれに限定されるものでない。
処方例1
(1)化粧用クリーム(質量%)
a)ミツロウ・・・2.0
b)ステアリルアルコール・・・5.0
c)ステアリン酸・・・8.0
d)スクワラン・・・10.0
e)自己乳化型グリセリルモノステアレート・・・3.0
f)ポリオキシエチレンセチルエーテル(20E.O.)・・・1.0
g)サフラワー油メントールエステル・・・0.5
h)カワラヨモギ抽出液・・・1.0
i)1,3-ブチレングリコール・・・5.0
j)水酸化カリウム・・・0.3
k)防腐剤・酸化防止剤・・・適量
l)精製水・・・残部
製法
a)~g)までを加熱溶解し、80℃に保つ。h)~l)までを加熱溶解し、80℃に保ち、a)~g)に加えて乳化し、40℃まで撹拌しながら冷却する。
処方例2
(2)乳液( 質量% )
a)ミツロウ・・・0.5
b)ワセリン・・・2.0
c)スクワラン・・・8.0
d)ソルビタンセスキオレエート・・・0.8
e)ポリオキシエチレンオレイルエーテル(20E.O.)・・・1.2
f)リノール酸メントールエステル・・・0.3
g)カワラヨモギ抽出液・・・0.5
h)1,3-ブチレングリコール・・・7.0
i)カルボキシビニルポリマー・・・0.2
j)水酸化カリウム・・・0.1
k)精製水・・・残部
l)防腐剤・酸化防止剤・・・適量
m)エタノール・・・7.0
製法
a)~f)までを加熱溶解し、80℃に保つ。g)~l)までを加熱溶解し、80℃に保ち、a)~f)に加えて乳化し、50℃まで撹拌しながら冷却する。50℃ でm)を添加し、40℃まで攪拌、冷却する。
処方例3
(3)化粧水(質量%)
a)カワラヨモギ抽出液・・・1.0
b)グリセリン・・・5.0
c)ポリオキシエチレンソルビタンモノラウレート(20E.O.)・・・1.0
d)エタノール・・・6.0
e)香料・・・適量
f)防腐剤・酸化防止剤・・・適量
g)精製水・・・残部
h)オレイン酸メントールエステル・・・・0.1
製法
a)~h)までを混合し、均一に溶解する。
処方例4
(4)洗顔料(質量%)
a)ステアリン酸・・・12 .0
b)ミリスチン酸・・・14 .0
c)ラウリン酸・・・5.0
d)ホホバ油・・・3.0
e)サフラワー油メントールエステル・・・0.1
f)グリセリン・・・10.0
g)ソルビトール・・・15.0
h)1,3-ブチレングリコール・・・10.0
i)POE(20)グリセロールモノステアリン酸・・・2.0
j)水酸化カリウム・・・5.0
k)水・・・残部
l)香料・・・適量
m)カワラヨモギ抽出液・・・1.0
製法
a)~i)までを加熱溶解し70℃に保つ。k)にj)を溶解後a)~i)に加えケン化する。その後l)、m)を入れ攪拌しながら冷却する。
処方例5
(3)化粧水(質量%)
a)カワラヨモギ抽出液・・・1.0
b)グリセリン・・・5.0
c)ポリオキシエチレンソルビタンモノラウレート(20E.O.)・・・1.0
d)エタノール・・・6.0
e)リノール酸メントールエステル・・・0.01
f)香料・・・適量
g)防腐剤・酸化防止剤・・・適量
h)精製水・・・残部
製法
a)~h)までを混合し、均一に溶解する。

Claims (2)

  1. サフラワー油メントールエステル又はリノール酸メントールエステルから選ばれる1種以上、およびカワラヨモギの抽出物を含有する表皮細胞TRPM8活性化剤。
  2. サフラワー油メントールエステル又はリノール酸メントールエステルから選ばれる1種以上、およびカワラヨモギの抽出物を含有する表皮細胞賦活剤。
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